キャンプ料理の幅が広がると人気のダッチオーブン。焚き火にかけたり、蓋に炭をのせて料理したりすることができ、自宅のキッチンではできないワイルドな料理を楽しむことができます。この記事では、料理家の華表由夏(とりい ゆか)さんに教えてもらったダッチオーブンで作る人気のレシピをまとめました。旨味たっぷりの煮込み料理、ボリューム満点のご飯料理、定番のがっつり肉料理など人気のキャンプ飯を厳選!

青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を開く。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』にて、子ども向けの教えない料理教室やキャンプイベントを不定期開催中。
目次
ダッチオーブンは、どんな鍋?
ダッチオーブンとは、金属製の蓋つきの分厚い鍋で、あらゆる調理法に対応できる万能鍋のこと。強力な直火にも耐えるので、アウトドアシーンでは大活躍します。素材やサイズも様々なものがリリースされているので、用途や好みにあわせてお気に入りのものがきっと見つかります。
キャンプでダッチオーブンに向いている料理は?
ダッチオーブンは、キャンプ料理のあらゆるメニューに対応できます。煮る、焼く、オーブン料理、蒸すなどいろいろな調理にぴったりです。
煮込み料理
カレーやシチュー、おでんなどは、圧力鍋のように材料を入れ放っておけば完成。火加減だけ注意しておけばとろとろの絶品煮込み料理ができます。
ご飯料理
ふっくらおいしい炊き込みご飯から焦げ目まで美味しいパエリアなど、メインご飯にもぴったりです。
オーブン料理
ケーキやナン、ピザを焼くのはもちろんのこと、キャンプ飯として一度は挑戦してみたいローストチキンやローストビーフも、中までしっかり熱が入り、フライパンで作るよりジューシーに仕上がるのでおすすめです。
無水調理
蓋の重さを活かした無水調理も可能。水を入れずにトマトと塩だけで絶品のスープができますし、石焼き芋のようなしっとりホクホクの焼き芋も作れます。
他にも、室内では汚れや臭いが気になる揚げ物や燻製も、ダッチオーブンを使って屋外で気兼ねなく調理できます。
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キャンプに最適のダッチオーブン大集合!素材別の特性と手入れ方法は
それでは、おすすめのダッチオーブンを使ったキャンプ飯レシピをご紹介します。
旨味たっぷりの煮込み料理
【1】牛塊肉の黒ビール煮込み
真っ黒な見た目のこの料理は、塊肉を黒ビールで煮込んだベルギーの郷土料理。水は一滴も使わずビールの効果で、塊肉も短時間で柔らかく仕上がります。ビールの炭酸と酵母によって、肉のたんぱく質が分解され、ほろほろに。また同じくビールに含まれるアミノ酸と黒ビール特有のほろ苦さにより、旨味と味の深みも出してくれます。
スープストックなどは使わないので、最初にお肉に焼き色をしっかりつけてから煮込むのがコツ。お肉を焼くことによってうまれる香ばしさも、美味しさのひとつです。
材料
・オリーブオイル 大さじ1
・牛すね肉と豚スペアリブ (合わせて)500g
・塩コショウ 適量
・バター 15~20g
・ニンニク ひとかけ
・玉ネギ 2ケ
・黒砂糖 大さじ1
・バルサミコ酢 大さじ2
・マスタード(粒なしタイプ) 大さじ1
・黒糖蒸しパン 手のひらくらい
(パン粉でもオーケー)
作り方
肉の両面に塩コショウを振り、オリーブオイルを熱したダッチオーブンで焼く。両面いい色になったら一度取り出しておきます。
同じ鍋にバターを溶かし、みじん切りにしたニンニクと玉ネギを炒めていきます。玉ネギが色づきだしたら、お肉を戻します。
玉ネギとお肉を、ざっと混ぜておきます。
黒ビールを注ぎ、灰汁が出てきたら取り除きます。ほかの調味料もすべて入れ、蓋をして弱火で煮込みます。
お肉が柔らかくなったら、パンをちぎり入れ、さらに煮込みます。
上の写真は1時間ほど煮込んだものですが、好みのとろみ具合になったら完成です。
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【2】台湾魯肉飯(ルーローハン)

台湾料理の中でも人気の魯肉飯(ルーローハン)。大鍋から漂ってくる、香辛料と甘辛の匂い。お肉らしさは残りつつも、とろとろの食感。こっくりした濃い色なのに、不思議としょっぱくない。となりに添えてある漬物と交互に食べるとお箸がとまりません。
今回は、キャンプ場でも作りやすいレシピにアレンジしてみました。煮込むのに時間はかかりますが、手順は簡単です。
材料(3~4人分)
・氷砂糖 大さじ3
・豚肉、鶏手羽先 合わせて500g
・紹興酒 大さじ2
・醤油 大さじ3
・白コショウ 小さじ1/2
・五香粉 小さじ1
・水 300cc
・フライドオニオン 30~40g
・※あれば油葱酥(フライドエシャロット)
・ゆで卵 3~4ケ
・たくあん 適量
・高菜漬け 適量
・炊いたご飯 食べる分
下準備
・豚肉は1~2cmくらいの角切り、または1cm幅くらいの細切りにしておく
・鶏手羽先についてる水気をキッチンペーパーで拭いておく
作り方
ダッチオーブンに氷砂糖と刻んだ豚肉 、 鶏手羽を鍋に入れて茶色く色づくまで炒める。
醤油を入れて更に炒めたら、紹興酒を入れて軽く煮立たせる。
他の調味料と水を入れて1時間ほど弱火~中火にかける。蓋を少しずらして適度に湯気を逃がしながら煮込む。
煮汁が減って、全体がとろっとしていたら出来上がり。
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キャンプで世界のごはん!ダッチオーブンで作る台湾魯肉飯(ルーローハン)
【3】即席つやつや黒豆煮
おせち料理の中でも人気の黒豆煮。これもダッチオーブンで、黒豆を黒々と煮ることが出来る料理です。黒豆の皮に含まれるアントシアニンは水に溶けやすい性質を持っていますが、酸化鉄と化学反応を起こすこと色が定着し、真っ黒つやつやの黒豆煮に。今回は蒸し豆を使って、豆を戻す時間もいらない手軽にできる黒豆煮レシピです。
材料
・蒸し黒豆 130g
・水 250~300ccくらい
・砂糖 65g
(グラニュー糖使用)
作り方
ダッチオーブンに材料をすべて入れ、強めの弱火にかける。※空気に触れると豆がシワになりやすいので、黒豆がしっかり隠れるくらいの水を入れる。
沸いてきたら弱火にし、落し蓋をして15分ほど煮る。皮が破けやすくなるので、ぐつぐつさせないように。かき混ぜるときも、そーっとやるのがコツ。
蓋をして、冷ましたら完成です。市販の蒸し豆を使えば、あっという間に出来ちゃいます。ダッチオーブンに入れたままにしておくと錆びの原因になるので、冷めたら移し替えるのを忘れずに。
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ボリューム満点のご飯料理
【1】豚キムチと梅干の炊き込みご飯
キャンプと言えば、やっぱり肉料理。けれども意外に難しいのが火加減。気が付くと焦げる寸前!なんてこともしばしば。焼き肉のたれを使った、お肉をたっぷり入れた炊き込みご飯のレシピなら、そこも安心。残ったお肉で2日目に作りたい場合には、あらかじめタレにつけておきましょう。焼いてしまったお肉でも大丈夫です。
材料
・豚肉 200g
・焼き肉のたれ 大さじ2
・ごま油 大さじ1
・お米 2合(浸水して水を切ったもの)
・水 360cc
・キムチ 100g
・梅干し 2ケ
・ネギ 適量
作り方
ごま油をしいたフライパンで豚肉を焼き、焼き肉のタレを絡め粗熱をとっておく。焼いてからタレに漬けておいたお肉を使う場合には、下記の炊飯時にごま油をいれます。
ダッチオーブンにお米、水、フライパンのタレを先に入れたら軽くまぜる。さらに梅干し、キムチ、お肉をのせて中火にかける。
※ダッチオーブンは蓄熱量が高く、今回は量も少ないので強火でなくて大丈夫。あまり早く沸騰しすぎると炊きあがる前に水分がとんでしまうことも。
沸騰したら弱火にし、10分ほど炊いたら蓋をあけて表面の水分が飛んでいるか確認しましょう。それから火をとめて10分ほど蒸らしたら完成。
蓋をあける際に蒸気が逃げてしまうので、しめたらもう一度火をつけてから蒸らしましょう。5秒くらいで十分。おこげが欲しいときには、この時に30秒くらい強火にかけます。
※蓋をあけたときに表面がブクブクとしていたら、まだ炊きあがってないので1分ずつくらい弱火で炊き続けて、様子を見ましょう。
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チャーハンより簡単!ダッチオーブンで作る「豚キムチと梅干の炊き込みご飯」
【2】新ニンニクと丸ごと粒胡椒の炊き込みご飯

新ニンニクは干す前のみずみずしいニンニクのこと。私たちが普段スーパーで見ているニンニクは、保存性を高めるために1か月くらい干して、水分量を減らしています。1年中買えるニンニクですが、干す前の新ニンニクが手に入るのは、5~6月のニンニクの収穫時期だけ。水分が多いので、ほっくりしていて香りも穏やか。
今回はそんな新ニンニクを丸ごと炊き込みます。一緒にいれる粒胡椒も丸ごと入れて、噛むと楽しいご飯です。お子さんと召し上がる場合は、胡椒の代わりにミニトマトでもおすすめ。ステーキと一緒に食べたり、カレーとも相性抜群です。
材料
(大盛で4人分)
・米 3合
・水 600cc
・新ニンニク 1個
・粒胡椒 小さじ2
・コンソメ 2個
作り方
新ニンニクの皮をむく。やわらかい皮ですが、食べるには固いので、むける皮は全部むきましょう。
中から、つやつやの白い実が出てきます。
洗って水を切った米を、30分ほど浸水させてから炊く。炊く前にニンニク、コンソメ、粒胡椒をのせます。
1、沸騰するまで強火
2、沸騰したら、しっかり弱火にして15分くらい
3、火を消して、15分くらい蒸らす
しっかり蒸らしたら完成す。ふたを開けると、新ニンニクのいい香りがふわっと。おにぎりにして食べても◎。
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今が旬!ダッチオーブンで新ニンニクと丸ごと粒胡椒の炊き込みご飯
定番のおすすめがっつり肉料理
【1】ほったらかしで出来るしっとりポッサム(韓国茹で豚)
キャンプの肉料理といえば、バーベキュースタイルで焼くかダッチオーブンでの煮込み料理が定番ですが、「茹で豚」は意外とおすすめ。お鍋に入れたら、ほったらかしで、手順も簡単。ゆで汁もスープになるので自然にもやさしい、実はキャンプ向けの料理なんです。
今回は、野菜もとれるように、葉野菜でくるむ韓国風のレシピをご紹介。葉野菜は、サンチュ、レタス、大葉、えごま、なんでも手に入りやすいもので大丈夫。調味料はいろいろあると楽しいです。塩、レモン、柚子胡椒に、味噌、スイートチリソース、ゴマ油など冷蔵庫に眠っている調味料を総動員して楽しみましょう。
材料
・豚かたまり肉 500gくらい
(豚肩ロースまたは豚バラなど脂身のあるものがおすすめ)
・塩小さじ1くらい
(5g、肉の1%)
・ニンニク3かけ
(煮崩れ防止のために皮ごと)
・ショウガスライス 2~3枚
・酒 50~100cc
・葉野菜いろいろ
(サンチュやレタスなど)
・香りのある葉野菜 いろいろ
(大葉、エゴマの葉、バジル、パクチー、ミントなどお好みで)
・お好みの調味料
(塩、味噌、レモン、コチュジャン、スイートチリソース、ゴマ油、柚子胡椒など)
作り方
茹で始める30分くらい前に、豚肉を室温に出しておく(※外の場合は直射日光が当たらないように注意)。豚肉の表面の水分を拭いてから、豚肉全体に塩をすり込んでしばらく置く。
茹で始める前に、再度豚肉の表面の水分をふく。塩を使うことで、肉の臭みとりや旨味を引き出してくれる効果があります。
鍋に豚肉を入れ、豚肉がかぶるくらいの水、酒、皮つきのニンニク、スライスしたショウガを入れて火にかける。お酒の香りが苦手な方は、お酒少なめで大丈夫。
沸騰するまでは中火で、灰汁が出たらとる。灰汁をとったら火を弱める。豚肉が水面から出ないように、足りなくなったら都度足しながら、ゆらゆらするくらいの火加減で茹でる。大きさにもよりますが、大体40分強くらい。一度くらいは、豚肉の上下をひっくり返してあげるのがおすすめ。
中まで火が通ってるか確認する(※中心に串を刺してみて、透明な脂が出て来たら、火がきちんと通ってる。赤みがかっていても透き通っていれば大丈夫)。火が通っていたら、鍋のまま手で触れるくらいの温度になるまで冷ます。すぐに切るとおいしい肉汁まで流れてしまうので我慢!
5ミリくらいにスライスして、お好きな葉野菜と調味料で食べるのがおすすめ。ニンニクは皮を剥いて、フォークなどで潰せば美味しいペーストになります。ゆで汁は塩味を足してスープにしたり、ラーメンをつくるときに使うと美味しい。
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キャンプで世界の料理!ほったらかしで出来るしっとりポッサム(韓国茹で豚)
【2】丸鶏のパン生地みたいな塩釜焼

見た目からごちそう気分になれる塩釜焼。塩釜焼きは、塩と卵白のみで作られることが多いので、ちょっとしょっぱくなりがちなのが難しいところ。塩味をおさえるのに和紙などでお肉をくるんで焼くのもいいのですが、小麦粉を入れた作り方なら子どもと一緒でも作りやすいです。
材料
・中抜き丸鶏 1羽
(1~1,2キロくらい)
・冷凍ピラフ 適量
(解凍されたものを使う)
・レモン 1/2個
・ニンニク 1玉
・ジャガイモ 小3個
【塩釜生地】
・薄力粉 500g
・塩 250g
・水 200ccくらい
下準備
・鶏肉は1時間前くらいから冷蔵庫やクーラーボックスから出しておく。
・ジャガイモとレモンはよく洗って水気をふいておく。
作り方
鶏肉の表面とお腹の中の水分をペーパータオルなどで拭く。
お腹の中にピラフを適量詰める。レモンで蓋をするように一緒に入れる。
タコ糸で脚をしばる。タコ糸がない場合は、爪楊枝や竹串でOK。
薄力粉、塩、水を混ぜてこねる。分量の水でまとまらない場合は、様子をみながら少しずつ水を足す。生地がまとまったら、片付けがしやすいようにダッチオーブンの底にアルミホイルをしいてから塩釜生地の1/3くらいを広げ、その上に丸鶏をのせる。
丸鶏全体を塩釜生地で包み、ジャガイモとニンニクも残った生地で包んで並べる。
焚き火台にのせる。蓋の上にも熾火になった炭をのせて、上下の熱源で1時間ほど火にかける。
切り分けて召し上がれ!焼け具合を確かめたいときは、塩釜生地を少しめくって大丈夫。表面においしそうな焼き色がついてたら完成です。
レモンはお好みでしぼってどうぞ。ニンニクは皮から出してフォークで潰して鶏肉につけると美味しいです。骨つきの部分は煮だして、スープの出汁にするのもおすすめ。
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クリスマスにも!ダッチオーブンで丸鶏のパン生地みたいな塩釜焼
【3】鶏肉とジャガイモのタッカンマリ
韓国料理でキャンプ飯にぴったりなものといえば、タッカンマリ。ぶつ切りの鶏肉と、ジャガイモのお鍋です。ほろほろになった鶏肉はもちろん、鶏の出汁をたっぷり吸ったジャガイモが美味しくておすすめ。ほったらかしで出来るのもキャンプ向きです。
材料
・骨付き鶏肉 400~500g
※手羽先やモモ肉を混ぜてもよい
・ニンニク 2かけ
・ショウガ 大きめ1かけ
・長ネギ 1本
・ジャガイモ 2つ
・鶏ガラスープの素 小さじ2~3
<つけだれ>
・粉唐辛子 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・オイスターソース 大さじ1
・醤油 大さじ1
・ごま油 大さじ1
<トッピング>
・キムチ 適量
作り方
臭みの原因になるので、鶏肉についているドリップや水分をキッチンペーパーで拭いておく。
ダッチオーブンに鶏肉、皮をむいたニンニク、薄切りにしたショウガ、ネギの青い部分、水をひたひたまで注ぎ中火にかける。
沸騰したら灰汁を取り、弱火にして30分くらい煮たらネギを取り出す。大きめに切ったジャガイモ、長ネギ、鶏ガラスープの素小さじ2を入れ、更に30分程煮込んだら完成。
※途中、水が足りなくなったら水を足す。味がうすいと感じたら、鶏がらスープの素または塩(※分量外)を足す。
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ソロキャンにもぴったりなおつまみ
【1】串おでん&カマンベール巾着
どれから食べようかな~と、みんな大好きなおでん。串でさせば、さらに食べやすく楽しいメニューになります。串でさすところまでを、おうちで済ませていけば、現地で温めるだけで食べられます。残ってしまったお出汁は、うどんを入れても美味しいです。
材料
・カマンベール 1つ
・油揚げ 適量(以下すべて適量)
・ソーセージ
・ちくわぶ
・焼きちくわ
・がんも
・つみれ
・こんにゃく
・はんぺん
・ナルト
・うずらの卵
・芽キャベツ
※市販のおでんセットでもいいですし、お好みで揃えてくださいね
<おでん出汁>
・白だし 大さじ3
(16倍希釈のもの)
・水 600cc
※お手元の白だしに合わせてくださいね
作り方
巾着やがんもは、熱湯をかけ油抜きしておきます。半分に切り、ちょうどいいサイズに切ったカマンベールチーズを入れ、楊枝でとめておきます。ほかの具材は竹串にさしておきましょう。
ダッチオーブンのふちに立てかけるように串にさしたおでんを並べます。大きなお鍋の場合は、外側に並べたあと内側に置いていくと食べやすい。並べおわったら、白だしを注ぎ温めます。
沸騰させないように温めてから、カマンベール巾着とはんぺんを入れます。ぐつぐつさせると濁りやすくなるので気を付けて。
温まったら出来上がり!お好みで、からしをつけて召し上がれ。
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キャンプであったまる!ダッチオーブンで串おでん&カマンベール巾着&絶品うどん
【2】アサリと豚のアレンテージョ風

今回つくるのはポルトガル料理の「アサリと豚のアレンテージョ風」。アサリの出汁を吸った豚肉とじゃがいもがたまらない美味しさ。日本では海のものと山のものが一緒になる料理がなかなかありませんが、これがとっても合うので是非おすすめです。
材料
・豚肩ロース肉(カレー用くらいにカットしたもの) 約500g
・塩 小さじ1(5g)
・オリーブオイル 大さじ1
・ニンニク ひとかけ
・ジャガイモ 中3個
・ミニトマト 1パック
・白ワイン 100㏄
・あさり水煮缶 1缶
作り方
豚肉をポリ袋に入れ、塩をよく揉みこむ
ダッチオーブンにオリーブオイルを入れたら、ほかの材料もすべて入れる
蓋をして煮込む。たまに蓋を開けて様子を見ながら、弱火~中火で火を調整する。
ジャガイモに串をさしてみて、すっと通れば完成です。味見をして、もし濃くなっていたら水を足してください。
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キャンプ&お家で簡単にポルトガル料理!ダッチオーブンで作る「アサリと豚のアレンテージョ風」
ダッチオーブンで美味しい料理を作ろう!
ダッチオーブンは一度は購入したけれど、意外に使用しないという人も多いようですが、ピザやパンなどの生地を焼く料理や、煮込み料理には大活躍のアイテム。ぜひ、活用してキャンプ飯の幅を広げてみてください。