器も食べられる!アツアツのディップカレーパンをキャンプで楽しもう | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 料理・レシピ

    2020.12.04

    器も食べられる!アツアツのディップカレーパンをキャンプで楽しもう

    私が書きました!
    フリーライター
    アサノダイスケ
    秋田県在住。幼少期に父に連れられて行ったキャンプでアウトドアに目覚め、妻ともアウトドアがきっかけで知り合い、結婚しました。毎週末、妻とキャンプに出掛ける日々を送っています。目下の目標は「雪山での雪中キャンプ敢行」で、それに向けて着々と準備中です。

    簡単に作れて美味しい、ディップカレーパンはいかが?

    焼き上げたパンにカレーを流し入れて、器ごと食べられるディップカレーパンを作る。

    キャンプ料理といえば、ダッチオーブンを使ったレシピが人気があります。そのなかでもダッチオーブンで焼き上げるダッチパンは、焼きたてのパンを味わえるということもあり、キャンパーからの人気が高いです。

    焼き立てパンをそのまま食べても美味しいのですが、今回は簡単なひと手間を加えて、器ごと食べられるディップカレーパンの作り方をご紹介します。

    自宅で生地さえ準備すれば、キャンプ場での面倒な下ごしらえは必要ありません。ディップソースのカレーは市販のカレールーを溶かすだけなので、キャンプ場で手軽に作れます。

    美味しくて、写真映えして、お腹もふくれるディップカレーパン。気になった方はぜひチェックしてみてください。

    レシピ

    用意するもの。

    【パン生地】
    ・お湯(40度C前後):120ml
    ・強力粉:300g
    ・砂糖:20g
    ・塩:3g
    ・卵:1個
    ・バター:60g
    ・ドライイースト:3g

    【ディップソース】
    カレールー:1/2箱の半量(2欠片分)

    分量は3~4人分です。ホームベーカリーを使用してパン生地を練ります。ホームベーカリーを持っていないという方は、同じ分量をボウルなどに入れて、手でこねましょう。

    カレールーはキャンプ場で溶かして使います。自宅でパン生地を作る時点では不要ですが、キャンプ場へ行く際には忘れずに持って行きましょう。

    パン生地の材料を、ホームベーカリーに入れる。

    お湯、卵、砂糖、塩、強力粉、ドライイースト、バターの順番でホームベーカリーに投入します。

    ホームベーカリーに搭載されている「生地モード」で、パン生地を作ります。

    完成したパン生地は、ラップで包んで寝かせ、キャンプ場へ運ぶ。

    生地が完成したらホームベーカリーから取り出し、ラップに包んで生地を寝かせます。

    遠方のキャンプ場へ運ぶ際には、冷凍してクーラーボックスに入れましょう。キャンプ場に着いてから1時間程度日陰で解凍し、再度生地を軽く練って30分程度寝かせてから焼きます。

    近場のキャンプ場へ運ぶ場合は、冷凍する必要はありません。クーラーボックスで冷やしながら運び、キャンプ場に着いたらなるべく早く焼きましょう。

    底網を入れたダッチオーブンに、クッキングペーパーを敷く。

    ダッチオーブンは必ず底網を入れ、クッキングペーパーを敷きましょう。こうすることで、パンを焼いたときに焦げ付くのを防ぎます。

    ラップに包んだ生地をダッチオーブンに入れ、クーラーボックスに入れてキャンプ場へ運ぶ。

    先ほどラップで包んだパン生地をダッチオーブンに入れ、クーラーボックスでしっかり冷やしながらキャンプ場へ運びましょう。

    温度が高い状態で運ぶと、パン生地の発酵が進みすぎたり、傷んだりします。特に夏場など暑い時期は、パン生地の運搬に気を付けましょう。

    ラップを剥がした生地の空気を抜き、ダッチオーブンに入れて焚火で加熱する。

    キャンプ場に着く頃にはパン生地が発酵し、包んでいたラップがパンパンに膨らんでいるはずです。

    ラップを剥がして生地をこねながら空気を抜き、綺麗に丸めます。ダッチオーブンに生地を戻したら、蓋をして焚火で加熱します。

    ダッチオーブンの蓋の上にも燃焼中の炭を置いて、上下から生地を加熱しましょう。

    焚火の火加減によるが、およそ20~30分でパンが焼き上がる。

    焚火は火をあまり強くせず、20~30分かけてじっくりパンを焼きましょう。

    たまにダッチオーブンの蓋を開けて、パンが焦げていないかチェックします。

    パン全体がふっくらし、表面に少し焼き色が付いたら、ダッチオーブンを焚火から降ろします。

    カレールーをお湯で溶かす。

    パンが焼き上がる前に、お湯を沸かしておきましょう。カレールーをお湯で溶かします。

    ルー1欠片に対して、お湯は約100mlが適量です。今回は2欠片使うので、200mlのお湯を投入します。

    溶かしたカレールーを弱火~中火で、とろみが出るまで加熱する。

    お湯に溶けたカレールーを加熱して、とろみを付けます。焚火で加熱しても良いですが、カレーの焦げ付き防止のために、バーナーなど火加減を調整できる熱源を使用するのがおすすめです。

    カレーに具を入れる場合は、あらかじめ肉や野菜を加熱調理しておき、このタイミングでカレーに混ぜましょう。

    市販のトマトポタージュのスープの素などを入れると、カレーに適度な酸味が加わって美味しいのでおすすめです。

    パンに穴をあける。

    ナイフなどでパンに穴をあけます。先ほど溶かしたカレーを流し入れるので、穴はなるべく大きくします。

    ナイフを使う場合は、誤って怪我をしないように細心の注意を払うようにしましょう。

    パンの中身をくり抜く。

    パンの中身を取り出しておきます。焼き上がり直後のパンはとても熱いです。火傷をしないように気を付けましょう。

    あまり中身を取り除きすぎると、カレーがパンから染み出す可能性があります。適度な厚みを残しておくのがポイントです。

    とろみのついたカレーを、パンの中に流し入れる。

    中身を取り出しておいたパンに、先ほど作ったカレーを流し入れましょう。

    パンを器にすることで食器を汚さずに済み、パン自体にカレーが付いて美味しくなります。

    仕上げにパセリなどを乗せたら完成。

    カレーの上にパセリなどを乗せて、いろどりを付けたら完成です。パンの蓋もディップして食べられますので、パンの横に添えておきましょう。

    ディップカレーパンはキャンプ料理におすすめ

    器ごと食べられるディップカレーパン

    パン生地を自宅で仕込んでしまえば、あとはキャンプ場で焼くだけですので、調理がとても簡単です。

    パンの中に入れるカレーは、お好みで肉やじゃがいも、にんじんを入れると美味しくなります。ルーをシチューに変更すれば、ディップシチューパンにアレンジすることも可能です。

    大人3~4人が充分満足できる量ですので、キャンプ料理のメインにすると良いかもしれません。見た目が良い料理ですので、作ったら盛り上がること間違いなしです。

    簡単に作れて美味しいディップカレーパン、気になった方はぜひ作ってみてください。

    NEW ARTICLES

    『 料理・レシピ 』新着編集部記事

    “朝食を作るのがめんどう…” そんなキャンプの朝には無印良品「食べるスープ」をおすすめしたい!

    2024.03.26

    燻製もベーコンもポテチも美味しく作れるピチットシートって知ってる?活用方法とおすすめレシピを紹介

    2024.03.26

    初心者でも簡単に作れて本格エスニック風!パクチー好きのためのやみつきキャンプ飯レシピ

    2024.03.25

    初心者でも簡単にできる!燻製チーズの作り方6選

    2024.03.22

    バーべキューで失敗しない串焼きの下ごしらえのコツ&おすすめレシピ7選

    2024.03.21

    パタゴニアがオーガニック味噌を発売!国産不耕起有機大豆を使用し、約20ヶ月間の長期熟成

    2024.03.21

    朝日酒造・スノーピーク共同開発!アウトドアで楽しみたい日本酒「爽醸 久保田 雪峰」飲み方とおすすめ料理

    2024.03.20

    飯盒を使ったご飯の炊き方は?注意点から美味しく炊くコツまで紹介!

    2024.03.20