
また、カレーをよりおいしくする裏ワザと、子どもが喜ぶカレー味のキャンプ飯のレシピも合わせてお届けします。
キャンプで作りたい!簡単&おいしいカレーレシピ
スキレットやミニダッチオーブンなどを使って作る、キャンプ向きのカレーレシピを厳選紹介します。野菜、肉、魚など、お好きな具材のカレーを探してみてくださいね。
簡単でおいしいカレーレシピ
サバとトマトのスパイシーカレー

缶詰を使うことで、包丁なしでカレーが完成します!
キャンプ飯の定番のカレーですが、外で調理するには具材の下処理が面倒、と思う方もいるはず。「キャンプでもっと手軽にカレーを楽しみたい」という方におすすめな、10分で完成する一風変わったカレーを紹介します。缶詰なら食材が傷む心配がないため、持ち運びも安心です。
材料(2〜3人前)
サバ缶 1缶(200〜300g)
トマト缶 1缶(400g)
カレー粉 大さじ2
おろしにんにく 小さじ1
ケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ1
塩 少々
ごはん 適量
パセリ 少々(お好みで)
作り方
【1】にんにくとサバ缶(缶汁ごと)を中火で約1分炒めます。

軽く身をほぐすように炒めます。サバ缶の汁を入れることで、栄養素をそのまま摂れるうえ、ルーに旨味がでます。
【2】トマト缶を加えます。

トマト缶はカットされたものがおすすめです。
【3】中火で3分ほど煮詰めます。

水分を飛ばします。少しどろっとしてくるくらいが目安です。
【4】ケチャップ、中濃ソースを加えます。

甘めが好きなら、ケチャップを増量してもOK。
【5】カレー粉を加えます。

スパイシーさが苦手な方は、カレー粉の量を調整してください。
【6】中火で3分煮込み、塩で味を調えたら完成です。

とろみがつくまで煮込みましょう。
▼参考記事
無水カレー

ソロキャンプでも美味しいカレーが食べたい!と思う人におすすめです。
ダッチオーブンの特性を活かした、水を使わずに作れるカレーレシピです。煮込み時間が少なくても、しっかり野菜のうまみが引き出され、食材も柔らかく仕上がります。そして、スパイスをちょい足しすることで、お店で食べるような本格的なカレーに変身。ミニダッチオーブンなら、1人分でも美味しいカレーが作れます。
材料(1人前)
鶏もも肉 100gほど
玉ねぎ 1/2個
人参 1/3本
じゃがいも 1/2個
しめじ 1/2株
トマト缶(カットトマト) 1/3缶
カレールー 20gほど
アウトドアスパイスほりにし 適量(※お好みのスパイスでもOK)
ローリエ 1枚
スパイス・ハーブ(クミンシード、バジル、ガラムマサラ、カルダモン、ハバネロペッパー) 適量
オリーブオイル 適量
バター 適量
作り方
【1】鶏もも肉を一口サイズに切り、スパイスをふります。
【2】玉ねぎは薄切り、人参・じゃがいもは乱切り、しめじは石付きを切ってほぐします。

玉ねぎは多めがおすすめ。
【3】ミニダッチオーブンを温め、オリーブオイル、クミンシード、バジルを入れて弱火で炒めます。

この一手間が美味しいカレーの秘訣!
【4】玉ねぎを炒めます。

玉ねぎから水分が出るので多めに入れて大丈夫です。
【5】玉ねぎの上に、人参、じゃがいも、しめじ、鶏肉をのせます。

食材は満杯に入れてOKです!
【6】カットトマトを入れます。

生のトマトでもOKです。
【7】ローリエを入れたらフタをして煮込みます。

ローリエは、パキっと折ってから入れると、香りが増します。
【8】10分ほど煮込んだら火を止めてフタをあけ、カレールーを入れて溶かします。

お好きなカレールーでOK!
【9】ガラムマサラ、カルダモン、ハバネロペッパーを適量ふります。

これらのスパイスは入れなくても大丈夫ですが、入れるとより一層スパイシーさが増します。ハバネロパウダーは、結構辛いので、苦手な方は入れない方がいいかもしれません。
【10】弱火で10分ほど煮込んだら、仕上げにバターを少し入れて完成です。
▼参考記事
玉ねぎとチキンのカレー

レトルトカレーが一層おいしくなるアレンジレシピです!
スキレットを使ってひと工夫を加えることで、レトルトカレーがより一層おいしく仕上がるレシピを紹介します。
材料(1人前)
レトルトカレー 1袋
サラダ油 大さじ1
鶏もも肉 150g
きぬさや 3~5さや
玉ねぎ 1/4個
塩・こしょう 少々
作り方
【1】きぬさやの両面に焦げ目がつくまで焼きます。鶏肉は焼く前にカットし、塩・こしょうを振ります。
【2】焼き上げたきぬさやを別の皿に移します。その後、油をひいたスキレットに鶏肉と玉ねぎを入れ、ふたをして中火で5分ほど焼きます。
【3】鶏肉と玉ねぎが焼けたら、レトルトカレーを加えてふたをし、中火で3分ほど加熱します。
【4】【1】で焼いたきぬさやをカレーの上に盛り付けて完成です。
▼参考記事
鯖缶のドライカレー

ターメリックを入れるだけで、簡単にご飯に色をつけることができますよ。
常温保存可能な玉ねぎと人参を利用した缶詰レシピです。ご飯が進むスパイシーな味付けがポイントです。
材料(4人前)
鯖の水煮缶 1缶
ご飯 人数分
玉ねぎ 1個
人参 小1本
にんにく 1~2片
トマトペースト 大さじ1
カレー粉 小さじ1
オリーブオイル 小さじ1
塩 少々
ガラムマサラ 小さじ1
作り方
【1】玉ねぎと人参は粗くみじん切りにします。にんにくは皮をむいて半割りにしましょう。

クーラーボックスに残っている野菜を追加してもいいですね。
【2】鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火で加熱します。

弱火でゆっくり加熱すると、にんにくの香ばしさがアップします。
【3】にんにくがきつね色になってきたら、玉ねぎと人参を加えて弱火で炒めます。

弱火でゆっくり炒めると甘みが増しますよ。
【4】野菜がしんなりしてきたら、鯖缶を汁ごと入れ、鯖の身を崩すように炒めます。

今回は水煮缶を利用しましたが、味噌煮缶を利用するとコクのある和風味に仕上がりますよ。
【5】トマトペースト、カレー粉を加えて全体を混ぜます。

お好みでハーブやスパイスを追加すると、より本格的な味に仕上がりますよ。
【6】最後にガラムマサラ、塩を入れて味を調えます。

ガラムマサラは仕上げに入れることで、より香りが引き立ちます。
【7】全体を混ぜて、味がなじんだら鯖缶のドライカレーの完成です。

鯖の臭みもなく、スパイシーでご飯が進む味です。
▼参考記事
スパイスをたっぷりきかせた本格派カレーレシピ
アウトドアでカレーを作るなら、時にはスパイスがたくさん入った、本格的なレシピに挑戦したい!そんな方におすすめのちょっと手間を掛けたカレーレシピをお届けします。
スパイスたっぷりの本格派カレーレシピ
スペアリブとたっぷり野菜のスパイスカレー
「スパイスカレー」と聞くと作るのが難しいというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、意外と簡単に作ることができます。今回はスペアリブとたっぷり野菜を使った、市販のルーを使わない簡単スパイスカレーをご紹介します。スペアリブもやわらかく仕上がりますよ。
材料(3~4人前)

今回使用する材料。
スペアリブ(豚) 600g
タマネギ(大) 1個
ニンニク
しょうが
塩
ブラックペッパー(粗挽き)
クミン
コリアンダー
ターメリック
カイエンペッパー
水 1カップ(200ml)
★トッピング用の野菜
ナス
赤パプリカ
オクラ
かぼちゃ
ゴーヤ
ズッキーニ
プチトマト
下準備
【1】プチトマト以外のトッピング用の野菜を、事前に食べやすい大きさにカットしましょう。トッピング用の野菜は、素揚げして最後に盛り付けるのに使います。ゴーヤは水に10~15分程度浸しておくと苦みが少なくなりますよ。
【2】スペアリブは塩とブラックペッパー(粗挽き)で下味をつけておきます。
作り方
【1】加熱したダッチオーブンに油(大さじ1)をひきます。油がなじんだらスペアリブを並べます。
【2】フタをする前に、すりおろしたニンニクとしょうがを入れて香りづけします。
ダッチオーブンにフタをすることでスペアリブに火が通りやすくなり、肉もやわらかくなります。今回はガスレンジでの調理ですが、キャンプでは墨をフタの上に置くと、より早く加熱することができます。

かるく焦げ目がつく程度でOKです。
【3】火が通ったらバットに上げます。
スペアリブから出た油はそのまま置いておき、タマネギのみじん切りを炒める時に使います。アクが気になる方は取り除いてください。

スペアリブから出た油。
【4】タマネギのみじん切りを入れ、中強火で炒めます。投入後、すぐにフタをすると早く熱を通すことができ時短できます。

みじん切りにしたタマネギ。
【5】タマネギに火が通ってやわらかくなったら、強火にしてかき混ぜながら炒めます。タマネギが焦げないようにかき混ぜながら炒めることがポイントです。あめ色にあるまでしっかりと炒めることで甘味が凝縮されます。焦げてしまうと苦みの原因になるので注意しましょう。
タマネギがあめ色になったらOKです。
【6】炒めたタマネギにカットトマトを入れます。
【7】続いてクミン、コリアンダー、ターメリック、各大さじ1を入れまぜながら強火で炒めましょう。この時に塩とカイエンペッパーを加えて味の調整を行います。

クミン、コリアンダー、ターメリックを入れてよく混ぜる。
この時も焦がさないようにこまめにかき混ぜながら炒めましょう。カットトマトのかたまりをへらでつぶしながら混ぜると酸味がなくなり甘さが増します。

スパイスを入れたら強火で炒める。
【8】トマトに火が通りくずれてきたらスペアリブを入れます。スペアリブと水1カップ(200ml)を入れ、フタをして中弱火で15~20分煮込みましょう。この時、底が焦げ付かないように時々かき混ぜながら煮込むことがポイントです。

スペアリブを入れる。
【9】最後に塩で味の調整を行いますが、お子様向けに甘味を出したい場合はハチミツを入れてもOKです。
【10】スパイスカレーの完成です!

野菜の素揚げ。
【11】あとは野菜のトッピングです。180度Cの油で野菜を揚げます。
【12】素揚げした野菜をトッピングしたら、「スペアリブとたっぷり野菜のスパイスカレー」の完成です。
▼参考記事
9種のスパイスで作るチキンカレー

9種スパイスが絡み合う複雑な味をお楽しみあれ!
鶏のダシと野菜の甘み、スパイスの複雑な香りが渾然一体となった、鉄板レシピ。もりもりパワーが漲ります!
材料
鶏モモ肉 1枚
マッシュルーム 4個
ニンニク 10g
ショウガ 10g
タマネギ 1/2個(約100g)
ニンジン 20g
セロリ 20g
生トマト 大1個
白胡麻油 80ml
醤油 大さじ1
日本酒 30ml
チキンコンソメ 1袋(お好みで)
水 200ml
塩 適量
【A】
クミンシード 小さじ1
マスタードシード 小さじ1
ベイリーフ 1枚
【B】
ターメリックパウダー 小さじ1/4
チリペッパー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ2
クローブパウダー 小さじ1
カルダモンパウダー 小さじ1/2
ブラックペッパー 小さじ1
作り方
【1】鶏モモ肉の皮を剥いてひと口大に切り分け、塩をまんべんなくふり、日本酒に漬け込みます。
【2】フライパンで鶏の皮を弱火で両面カリカリになるまで焼き、脂を抽出したら取り出します。
【3】【2】に【1】の鶏モモ肉を加えて中火で少し焦げ目が付くように全面焼き、マッシュルーム、浸けていたお酒、水を加え10分煮込みます。
【4】タマネギを半分すり下ろし、残りは細かく刻み大鍋に入れ、白胡麻油を加え、中火で少し焦げ目がつくくらい炒めます。
【5】ニンニク、ショウガ、セロリ、ニンジンをすり下ろして加え、さらに【A】も加え、弱火でスパイスがパチパチというまで炒めます。
【6】【B】を加えさらに2分くらい炒めたら、刻んだトマト、醤油、チキンコンソメを加え、5分煮込みます。
【7】【3】を大鍋に加え、ブラックペッパーを入れてかき混ぜ、塩で味を調えます。

鶏の皮から出た脂を炒め油に使います。パリパリに焼いた皮は最後にトッピング。
▼参考記事
グリル野菜のさっぱりカレー

旬の野菜とスッキリした辛さが夏向き!
初心者でも、家でもキャンプでも気軽に挑戦できるレシピです。野菜を別に焼いて最後にのせるのがポイント。クッタリせず野菜の食感を楽しめます。
材料
ナス 1本
ズッキーニ 小1本
赤パプリカ 中1個
ニンニク 10g
ショウガ 10g
タマネギ 1/2個(約100g)
ニンジン 20g
セロリ 20g
トマトペースト 1袋(18g)
マッシュポテト 20g
白胡麻油 適宜
白ワイン 30ml
醤油 大さじ1/2
コンソメ 1袋(お好みで)
水 250ml
ホワイトペッパー 小さじ1/2
塩 適量
【A】
クミンシード 小さじ1
マスタードシード 小さじ1
クローブ 2個
カルダモン 1個
ベイリーフ 1枚
唐辛子 1本
【B】
ターメリックパウダー 小さじ1/4
コリアンダーパウダー 小さじ1
作り方
【1】タマネギを半分すり下ろし、残りは細かく刻み大鍋に入れます。白胡麻油を加え、中火で少し焦げ目がつくくらい炒めます。
【2】ニンニク、ショウガ、セロリ、ニンジンをすり下ろして加えます。【A】のスパイスも加え、弱火でスパイスがパチパチというまで炒めます。
【3】さらに【B】を加え2分くらい炒め、トマトペースト、醤油、コンソメ、水150ml、マッシュポテトを加えかき混ぜて煮込みます。
【4】野菜のヘタを切り落とし、パプリカは種を取り、それぞれ食べやすい大きさに切り分けます。
【5】フライパンに白胡麻油を入れ、中火で熱し、野菜を程よく焦げ目が付くように焼き、塩をふり取り出しておきます。
【6】フライパンに白ワインを入れ、ひと煮立ちしたら、水100ml加え、強火で熱し、沸騰させます。
【7】【6】のスープを大鍋に加え、ホワイトペッパーを入れてかき混ぜ、塩で味を調え、【5】の野菜をのせます。

野菜にもしっかり塩をふり、味をつけておくと、別仕立てでも違和感がありません。
▼参考記事
エビと白身魚の淡白カレー

白身魚に合わせた昆布ダシが隠し味のカレーレシピです。ベースの味がしっかりするため、よりコクが出て奥深い味わいになります。
材料
エビ 4尾
メカジキ 1切
ニンニク 10g
ショウガ 10g
タマネギ 1/2個(約100g)
ニンジン 20g
セロリ 20g
トマトケチャップ 1袋(12g)
白胡麻油 適宜
ココナッツミルクパウダー 大さじ1
白ワイン 30ml
ナンプラー 大さじ1
昆布ダシ 大さじ1
小麦粉 適宜
ターメリックパウダー 小さじ1
バター 適宜
ホワイトペッパー 小さじ1
塩 適量
【A】
クミンシード 小さじ1
コリアンダーシード 小さじ1
唐辛子 1本
ベイリーフ 1枚
シナモン 1本
【B】
ターメリックパウダー 小さじ1/2
クミンパウダー 小さじ1
作り方
【1】タマネギを半分すり下ろし、残りは細かく刻み大鍋に入れます。白胡麻油を加え、中火で少し焦げ目がつくくらい炒めます。
【2】ニンニク、ショウガ、セロリ、ニンジンをすり下ろして加えます。【A】のスパイスも加え、弱火でスパイスがパチパチというまで炒めます。
【3】【B】を加えてさらに2分くらい炒め、トマトケチャップ、ナンプラー、昆布ダシ、お湯200ml(分量外)で戻したココナッツミルクを加え煮込みます。
【4】エビの皮を剥き、背ワタを取り除き洗います。メカジキを食べやすい大きさに切り分け、塩をまんべんなくふり、ターメリック、小麦粉をまぶしておきます。
【5】フライパンにバターを入れ、中火で熱し、エビとメカジキを両面、ほどよく焦げ目が付くように焼き、塩をふり、取り出しておきます。
【6】フライパンに白ワインを入れ、ひと煮立ちさせます。
【7】【6】のソース、エビ、メカジキを大鍋に加え、ホワイトペッパーを入れてかき混ぜ、塩で味を調えます。

キャンプにはお湯で戻せるパウダータイプのココナッツミルクが携行に便利。
▼参考記事
夏野菜の薬膳カレー

カレーの具材として使用する夏野菜も、身体の熱を冷ます効果があるものを中心に。
夏野菜を中心にした、薬膳の考えを元に作ったスパイシーな薬膳カレーは、キャンプでも取り入れやすいメニューです。ぜひ暑い季節のキャンプ飯に作ってみてくださいね。
材料(4人前)
鶏もも肉 350g
茄子 2本
ピーマン 2個
玉ねぎ 1個
ズッキーニ 1本
サラダ油 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
ココナッツミルク 250ml
トマト缶 400g
塩 適量
<カレースパイス>
カレー粉 大さじ2
コリアンダー 大さじ1
作り方
【1】玉ねぎはみじん切りにします。ズッキーニは食べやすい大きさに切り、ピーマンは種を取り除いたら乱切りにします。

玉ねぎは細かくみじん切りにすることで、カレールーのベースになります。
【2】茄子はヘタを取り除き、1cmの間隔でピーラーで皮をむいてから、輪切りにします。15分ほど水にさらしてアク抜きをします。

茄子はえぐみがあるので、水にさらしてから煮込みましょう。
【3】鶏もも肉は一口大に切り、塩で下味をつけます。

余分な脂肪は取り除いてから切りましょう。
【4】鍋を温めてサラダ油をしき、鶏肉を入れます。両面焼き色がついたら、一旦取り出します。

鶏肉が焦げ付かないように、鍋を温めてから入れましょう。
【5】鶏肉を取り出した鍋に、玉ねぎ、おろしにんにく 、おろし生姜を入れて炒めます。

鍋のサラダ油が少なくなった場合は足しましょう。
【6】弱火でゆっくり炒め、玉ねぎの甘みが出るまで加熱します。

炒めた玉ねぎが、カレールーのベースになります。
【7】トマト缶、カレー粉、コリアンダー、ズッキーニ、鶏肉を入れて混ぜます。水分が足らず、焦げ付きそうな場合には少量の水を入れましょう。

カレースパイスは、お好みのものをプラスしてもいいです。
【8】トマトの酸味がなくなるまで、弱火で煮込みます。

ゆっくり煮込むと、食材の旨味がしっかり出ます。
【9】水気をきった茄子、ピーマンを入れて弱火でさらに煮込みます。

彩りよく仕上げるために、茄子とピーマンはこのタイミングで入れます。
【10】茄子が柔らかくなったら、ココナッツミルクを入れて全体を混ぜ、塩で味を調えましょう。

ココナッツミルクは、沸騰させると分離してしまうので注意しましょう。
【11】カレーをご飯と共に器に盛り付けて完成です。

彩りも豊かな夏野菜の薬膳カレーです。
▼参考記事
トッポギのスープカレー

たっぷりの野菜とスパイスがおいしい「トッポギスープカレー」。韓国の土鍋は、冬キャンプの調理ギアとしておすすめです。
スパイスカレーにトッポギをトッピングしたスープカレーです。ご飯を浸して食べるのがポピュラーなスープカレーの食べ方ですが、トッポギをトッピングすることで一皿(ひと鍋)で十分の食べごたえのあるスープカレーに仕上がります。
材料(1人前)
トッポギ(市販の6cmのもの) 6本~
にんにく 1片
しょうが 1片
玉ねぎ 小1/4個
長ネギ(青い部分も) 1/4本
白菜 1枚
にんじん 1/3本分
ぶなしめじ 少量
豆苗(あれば)少々
プチトマト 6粒くらい
ごま油 大さじ1
塩 小さじ1
<ホールスパイス>
クミンシード 小さじ1/2
<パウダースパイス>
クミンパウダー 小さじ1/2
コリアンダーパウダー 小さじ1/2
ターメリックパウダー 小さじ1/2
コチュジャン(好みで)
下準備
【1】トッポギは30分ほど水に浸けて柔らかくしたあと、塩ゆでして水で洗い水気をしっかり切ります。
【2】パウダースパイスはすべて合わせておきます。
【3】にんにく、しょうがはみじん切りにします。
【4】玉ねぎは薄切り、長ネギは斜め薄切りにします。
【5】白菜は食べやすい大きさにカットします。
【6】プチトマトは半分、または1/4にカットします。
【7】にんじんは薄切りにします。
作り方
【1】鍋にごま油を入れて熱し、クミンシードを加えて炒めます。クミンシードの周りに小さな泡が出てきたら、水気を切ったトッポギを入れて炒めます。

トッポギはしっかりと水気を切ってから弱めの中火で炒めます。
【2】トッポギにクミンの風味がついたら、トッポギは一旦、別の皿に取り出します。
【3】鍋に少量のごま油を足し、にんにく、しょうがを炒めます。香りが立ってきたら玉ねぎ、長ネギ、にんじん、白菜、しめじの順に炒めます。
【4】野菜にしっかり油がまわったら、プチトマト、パウダースパイスを入れ炒めます。
【5】全体にスパイスが混ざったら適量の水を入れ、中火で沸騰するまで煮込みます。

水の量はひたひたよりも多めくらいで。
【6】沸騰したらトッポギを入れ、ひと煮立ちさせてから塩で味を調えます。とろみがついてきたら完成です。

沸騰して、野菜が煮えたらトッポギを戻し入れます。
▼参考記事
まるごとトマトの焼きカレー

『まるごとトマトの焼きカレー』にはご飯がよく合います。
このカレーレシピは、スパイスを使って作る南インドのカレーをベースにヴィーガン仕様に創作したものです。ヴィーガンであることを忘れるほど満足感のあるカレーです。
材料(1~2人前)
トマト 中1個
ココナッツパウダー 大さじ2
水 150~200ml
香菜 適宜(ざく切り)
<ホールスパイス>
マスタードシード 小さじ1/2
赤トウガラシ 2本
ココナッツオイル(なければほかの油でも可) 大さじ2 太白ごま油やこめ油など
玉ねぎ 小1個(薄切り)
ニンニク 1片(千切り)
ショウガ 1片(千切り)
<パウダースパイス>
コリアンダーパウダー 小さじ1/2
ターメリックパウダー 小さじ1/2
クミンパウダー 小さじ1/2
フェヌグリークパウダー 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1/2
※スパイスはカレーパウダーなどで代用も可能。
作り方
【1】トマトをきれいに洗い水気を切ります。
【2】玉ねぎは薄切り、ニンニク、ショウガは千切りにします。
【3】ホールスパイスのマスタードシードと赤トウガラシ、パウダースパイスのコリアンダー、クミン、ターメリック、フェヌグリークを合わせます。
【4】トマトにフォークなどを刺して直火で皮を焼き、水をはったボウルの中で皮を剥き、別にしておきます。

トマトの皮を直火で全体的に焼いていきます。ヘタの部分も忘れずに焼きます。フォークなどでトマトが落ちないようにしっかりと刺します。
水をはったボウルの中で皮を剥くと剥きやすくなります。
【5】スキレットを熱し、オイルを入れマスタードシードがパチパチと弾けるまで中火で炒めます。パチパチと弾けてきたら蓋をします。
【6】音がおさまったら蓋を開け、玉ねぎを軽く炒めます。その後、順にニンニク、ショウガを炒めます。

スパイスの香りがするまで炒めるのがポイントです。
【7】【6】にパウダースパイスを入れて炒め、香りが立ったらココナッツパウダーと水を加え、塩で味を調えます。
【8】スキレットの中央に、皮を剥いたトマトをヘタの部分を下にして加え5分ほど煮込みます。

トマトを中央に入れてさらに煮ます。
【9】ざく切りにした香菜を散らせば完成です。

トマトをナイフでカット。
▼参考記事
カシューナッツのスパイスカレー

カシューナッツのスパイスカレーとターメリックライス。ターメリックライスの作り方も紹介しています。
ナッツは猛暑を越えた秋に向かっておすすめしたい食べ物のひとつ。ここでは、季節の変わり目に起こりがちな疲労感や消化不良などに効果があるとされているカシューナッツを使ったスパイスカレーのレシピを紹介します。
材料(2~3人前)
カシューナッツ(無添加) 100g
にんにく 2片
ショウガ 1片
玉ねぎ 小1個
トマト(ここではトマトの水煮缶) 大1個分
ししとう(ここでは長甘唐辛子を使用) 適量
赤ピーマン(あれば) 1~2個
タカノツメ 1本
マスタードシード(クミンシードでも可) 大さじ1/2
クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
パプリカパウダー 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1
塩 適量
こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
水 200ml
下準備
【1】カシューナッツは1時間以上浸水させます。
【2】にんにく、ショウガはみじん切りにします。
【3】玉ねぎは粗みじん切りにします。
【4】生のトマトを使う場合は粗みじん切りにします。
【5】ししとうは2~3等分にカットします。
【6】赤ピーマンは、食べやすい大きさにカットします。
【7】クミンパウダー、コリアンダーパウダー、パプリカパウダー、ターメリックは合わせておきます。
作り方
【1】スキレットにオリーブオイルとマスタードシードを入れ熱します。
【2】マスタードシードがピチピチと音がし始めたら、にんにく、ショウガを入れ香りが出るまで炒めます。

このとき、火加減は弱火にします。
【3】香りが立ってきたら、玉ねぎを入れ、つや、甘みが出るまで5分以上玉ねぎを炒めます。
【4】トマトを加え炒めます。
【5】合わせておいたパウダースパイスを入れ軽く炒め、カシューナッツ、水200mlを注ぎ、蓋をして5分ほど煮込みます。

スパイスを入れてよく混ぜ合わせます。

水気をきったカシューナッツを加え煮込みます。
【6】蓋を開け、ししとう、赤ピーマンを加えて軽く炒め、ガラムマサラ、塩とこしょうで味を調えます。
【7】再び蓋をして、ししとう、赤ピーマンに火が通れば完成です。
簡単ターメリックライスの作り方
普段通りに米を炊く要領で作れるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
【1】米(2合)に対して、ターメリックパウダー小さじ1/2、オリーブオイル小さじ1に塩少々をして手早くかき混ぜます。
【2】あとは炊くだけで完成です。
▼参考記事
秋薫るすだちのスープカレー

『すだちのスープカレー』を冷や麦と一緒に。スープカレーですだちの酸味を、麺にはすだちの皮を添えて香りを楽しみます。
秋の味覚、松茸やサンマなどに添えられ素材のおいしさを引き立ててくれる「すだち」。すだちは一年を通して流通している柑橘ですが、露地栽培されたすだちの旬は9~10月。そのすだちを使ったスープカレーは、冷や麦やそうめん、うどん、糖質オフ麺など、麺と一緒に食べるのがおすすめです。
材料(1.5人前)
玉ねぎ 中1個
トマト 大1個
ショウガ 1片
ししとう(または、青唐辛子) 2~3本
すだち 3~4個
<スパイス>
クミンシード 大さじ1
クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1
カイエンペッパー 小さじ1
塩 小さじ1~
オリーブオイル 大さじ1
下準備
【1】トマトはきれいに洗って、ざく切りにします。
【2】玉ねぎは皮をむき薄くスライスします。
【3】ショウガは千切り、ししとうは小口切りにします。
【4】すだちは薄くスライスします。
【5】スパイスは合わせておきます。
作り方
【1】スキレットを熱してオリーブオイルを入れ、クミンシードを炒め、さらにショウガの千切りを入れて炒めます。

玉ねぎがしんなりしてきたらししとうを入れさらに炒めます。
【2】ショウガの香りがしてきたら、スライスした玉ねぎを入れししとうも炒めます。
【3】玉ねぎをある程度炒めたら、トマトを入れ蓋をして5分ほど煮込みます。
【4】5分ほど経ったら蓋を開けて、スパイスを入れてよく炒めます。再度蓋をして5分ほど煮込んだら、水を300ml加えましょう。
スパイスを入れ、5分ほど炒め味を馴染ませてから、水を入れます。
【5】沸騰したら塩で味を調え、スライスしたすだちを飾れば完成です。

輪切りにしたすだちは外側から内側へ飾ります。スープカレーに浮かべたすだちは酸味を楽しむのがおすすめです。
▼参考記事
新タケノコのスパイスカレーと木の芽ごはん

今回紹介する「新タケノコのスパイスカレーと木の芽ごはん」。
辛さはタケノコと相性のよい、山椒を使ってみました。カレーには、四川料理でマーボー豆腐などに使われている花椒(ホアジャオ)でピリリと刺激的な辛さを、カレーに合わせるご飯には、山椒の木の芽を混ぜ込んで、爽やかな香りをプラスしました。
材料(2人前)
新タケノコ(ゆで) 小1個分
玉ねぎ 大1個
トマト 大1個
ししとう 5~6本
ニンニク 1片
しょうが ニンニクの2倍量
花椒(ホアジャオ) 大さじ1程度
クミンシード 大さじ1
クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1
塩 適量
ごま油 適量
下準備
【1】新タケノコは食べやすい大きさにカットし、水気をとります。固い部分はくし形に、穂先のやわらかい部分は放射状に縦に6等分にします。
【2】玉ねぎはみじん切りにします。
【3】トマトは粗みじん切りにします。
【4】ししとうは3等分くらいにカットします。
【5】ニンニク、しょうがはみじん切りにします。
【6】花椒(ホアジャオ)は細かく刻みます。(パウダーの花椒でも可)
作り方
【1】スキレットを熱し、ごま油とクミンシードを温めます。
【2】クミンシードの周りが泡立ってきたら新タケノコを入れ、焼き色がつくまで両面しっかりと焼きます。

新タケノコをしっかりと焼きつけます。
【3】新タケノコに焼き色がついたら、軽く塩をして一旦取り出します。
【4】空になったスキレットに少量のごま油を足し、ニンニクとしょうがを入れ、香りが立つまで温めたら、玉ねぎを入れて透き通るまでしっかりと炒めます。
【5】トマトを加え、蓋をして3分ほど煮込みます。
【6】合わせたパウダースパイスと花椒を加えてさらに5分ほど煮込みます。
【7】5分ほど経ったら塩で味をし、新タケノコを戻し入れます。仕上げにガラムマサラを入れ、軽く煮込めば完成です。
スパイスはあくまで風味づけ。スパイスカレーの味の決め手は塩。味がぼやけているときは、スパイスではなく塩を足せば味は締まります。
木の芽ごはんの作り方
【1】米を炊きます。米を炊くときに、昆布と少量の酒を入れるとよりおいしくなります。

ご飯は、昆布と少量の酒を入れてコッヘルで炊いてみました。
【2】木の芽はきれいに洗い、水気を切って、葉を軸から外しておきます。
【3】炊き上がったご飯の粗熱がとれたら木の芽の葉を加えてふんわりと混ぜ合わせます。
▼参考記事
マッシュルームで作るスパイスカレー

“ごく薄”にスライスした生のマッシュルームとパクチー、アーリーレッドをトッピング。アチャール(箸休め)感覚で食べるのがおすすめ。
キャンプでも簡単に作れる“生で食べても”、“火を通しても”おいしい、マッシュルームを一度に楽しめるスパイスカレーレシピです。
材料(2人前)
マッシュルーム 200g
玉ねぎ 大1個
ニンニク 2片
ショウガ 1片
トマト 大1個
パクチー 適量
アーリーレッド(赤玉ねぎ) 適量
レモン果汁(または酢) 小さじ1
ココナッツオイル(好みのオイルで可) 大さじ1
塩 適量
クミンシード 大さじ1
鷹の爪 1本
クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2
ブラックペッパー 小さじ1
下準備
【1】マッシュルームはトッピング用に1~2個残し、残りは同じくらいの大きさにカットします。軸が固くなっているものは切り落とします。残した1~2個のマッシュルームは、ごく薄くスライスしてレモン果汁をかけ和えておきます。
【2】玉ねぎ、トマト、ニンニク、ショウガはみじん切りにします。
【3】アーリーレッドは薄くスライスします。
【4】パクチーはざく切りにします。
【5】クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、ブラックペッパーすべてを合わせます。
作り方
【1】スキレットにオイル、赤唐辛子、クミンシードを入れて加熱します。
【2】クミンシードの周りが泡立ち、香りが立ってきたら、みじん切りにしたニンニクとショウガを加えます。

ショウガとニンニクを弱火で炒めます。
【3】玉ねぎを加えたら、火加減は中火にし、玉ねぎがしんなりとするまで3~5分ほどしっかり炒めます。
【4】合わせたパウダースパイスを入れ、よくなじむまで炒め合わせます。
【5】トマトを加え、トマトから出た水分がなくなる程度まで炒めます。
【6】ある程度水分が煮詰まったら、カットしておいたマッシュルームを入れて炒めます。

マッシュルームを入れたら火加減は弱火にします。
【7】塩で味をし、蓋をして10分ほど煮込みます。パクチーを入れ、塩で味を調えたら火を消します。

半量のパクチーを加え2~3分煮込みます。
【9】スライスしたアーリーレッド、マッシュルーム、パクチーをトッピングすれば完成です。
▼参考記事
カレーをもっと美味しくする裏ワザを紹介
いつものカレーも、ちょっとした手間をかけるだけで、グンとおいしくなります!ここではそんな裏ワザをいくつか紹介します。
ワンランクアップのカレーに仕上げる裏ワザ
“あめ色玉ねぎ”を10〜20分で作る裏技

所々焦げていても、煮込めば全く気になりません。
調理師免許を持つ筆者が、あめ色玉ねぎの簡単な作り方を紹介します。事前に家庭であめ色玉ねぎを作り、キャンプへ持参するだけなので、次回以降のキャンプで気軽に試していただけると思います。あめ色玉ねぎを加えるだけでカレーは驚くほど美味しくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
材料(2人前)
玉ねぎ 1個
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 10ml
作り方
【1】玉ねぎを薄くスライスします。スライサーを使用するのもおすすめです。

薄ければ薄いほど、早く仕上がります。
【2】薄くスライスした玉ねぎを耐熱容器に入れ、ラップをかけて600Wで5分加熱します。加熱すると水分が抜けやすくなります。
【3】フライパンにオリーブオイルを引き、塩ひとつまみを加えて、強火で炒めます。

塩を加えることで浸透圧の関係で、早く水分が抜けます。
【4】全体があめ色になるまで炒め続けます。

所々焦げていても、煮込めば全く気になりません。
▼参考記事
キャンプ飯のカレーをグレードアップ!自家製福神漬けの作り方

福神漬けは、自分好みの野菜を使って、簡単に作ることができますよ。
カレーといえば、キャンプ飯の定番ですよね!そんなカレーに添えたいのは、名脇役の福神漬け。
実は福神漬けは、自分好みの野菜を使って、簡単に作ることができます。野菜を干して作った乾燥野菜を調味料と一緒に漬け込み、しばらく寝かせれば完成です。
材料(作りやすい分量)
大根 200g
にんじん 100g
レンコン 100g
昆布5cm×5cm 1枚
生姜 1かけ
みりん 100ml
醤油 100ml
砂糖 25g
米酢 10g
瓶(300ml~400ml程度のもの) 1つ
【1】野菜を薄さ1〜2mm程度、大きさは1cm角くらいになるようにカットします。

ニンジンも1cmくらいに切ります。
【2】全ての野菜を切り終わったら、ざるなどに広げ、カラッとするまで干します。

3段のネットに入れ、物干し竿に干しています。2日間干すと、驚くほど小さくなります。

小さくなった野菜。
【3】小鍋にみりんを入れ、火にかける。弱火で1〜2分沸騰させ、アルコールを飛ばします。
みりんがボコボコしてきました。
【4】残りの調味料の醤油、砂糖、米酢を入れてひと煮立ちさせたら火を止めます。スライスした生姜と昆布を入れます。

醤油を入れ、一煮立ちさせます。
【5】熱湯で煮沸消毒した瓶に、乾燥させた野菜を入れます。そこに煮たたせた調味料と生姜、昆布をいれ、蓋をします。

お日様の力もギュッと凝縮されている感じです。
1週間くらい置いて味をなじませたら、食べごろです。キャンプ場に持っていくときは、食べる分だけ小瓶に入れて持ち運ぶのがおすすめです。
▼参考記事
スプーン1杯で、市販のルーでつくったカレーの旨味がアップするスパイスも!
スプーン1杯分入れるだけで、既成のルーでつくったカレーの旨味がアップするペースト状のスパイス。味の好みが異なる家族や友人とキャンプカレーを食べる際に重宝します。
キャンプ カレー PEACE SPICE
甘口カレーを大人カレーにするスパイス。 内容量:95g 価格:1,500円
▼参考記事
子どもも大好き!カレー風味のキャンプ飯レシピ
キャンプで食べたいカレーはカレーライスだけにあらず!ここでは、カレー風味のおかずやカレー風味の鍋など、子どもも喜ぶレシピを紹介します。
カレー風味のキャンプ飯レシピ
鶏肉のカレーパエリア
鶏肉を使ったジューシーなパエリア。フタを開けた瞬間のスパイシーな香りに、食欲をそそられること間違いなしの一品です。
材料(3~4人前)
お米 2合
鶏もも肉 1枚(300g)
しめじ 1株(130g)
にんじん 1/2本(約50g)
いんげん 6本
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ2
★調味料
水 500ml
カレー粉 大さじ2
ケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ1
塩コショウ 少々
作り方
【1】しめじはほぐします。にんじんは5mm角に、いんげんはヘタを切り落とし半分に切ります。にんにくはみじん切りにします。
【2】鶏もも肉は食べやすい大きさに切ります。
【3】ダッチオーブンにオリーブオイルの半量を入れて熱し、【2】としめじを加え、中火で色が変わるまで炒めて一度取り出します。
【4】ダッチオーブンに残りのオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ってきたらお米を加えて中火で透き通ってくるまで炒めます。
【5】【4】に★を入れて混ぜたらお米を平らにし、【3】を戻し入れてにんじん、いんげんを加えて煮立たせ、フタをして弱火で20分ほど炊きます。
【6】フタを取り、水分が残っていたら弱火のまま水気を飛ばして火から下ろし、10分ほど蒸らしたら完成です。

いんげんとにんじんの食感もグッド。
ポイント
具材の水分が少なめな上にカレー粉が入っているので、焦げやすいレシピです。そのため、お米をしっかり炒めたあとは弱火でじっくり炊いていきましょう。
いんげんは、アスパラやブロッコリーなどに置き換えて作るのもおすすめです。
▼参考記事
カレー鍋

自分の切った具材を探すのも、楽しい時間です。
親子クッキングを楽しめるカレー鍋レシピを紹介します。寒い季節におすすめです。
材料(4人前)
豚薄切り肉 200g
ちくわ 2本
キャベツ 1/4個
しめじ 1袋
人参 1本
ブロッコリー 1房
ミニトマト 10個
じゃがいも 5個
カレールー 2〜3個
醤油 小さじ1
水 1000ml
作り方
【1】しめじは石づきを切り落として房に分けます。キャベツはざく切り、トマトはヘタを取り除き、ブロッコリーは房に分けます。人参とちくわは食べやすい大きさに切ります。じゃがいもは、皮をむいて一口大に切り、水にさらします。

水っぽくならない食材を中心に、お好みの野菜をプラスしてください。
【2】鍋に水、キャベツ、しめじ、ちくわ、人参を入れて一煮立ちさせます。鍋の汁が沸騰したところに、豚肉をほぐしながら入れます。

食材は、煮崩れしないものから順に入れるのがおすすめです。
【3】野菜が柔らかくなってきたら、ブロッコリー、じゃがいも、ミニトマト、カレールー、醤油を入れて弱火で加熱します。

カレールーの種類をお好みで変えてもいいでしょう。
▼参考記事
焼き鳥缶詰のカレー野菜炒め

シャキシャキ食感と香ばしさがたまりません。
焼き鳥缶詰で作る野菜炒めレシピ。缶詰のタレを調味料として利用し、カレー粉スティックと合わせてスパイシーな風味に仕上げます。
材料(2人前)
焼き鳥缶詰(タレ味) 1個(75g)
炒め物用カット野菜(もやし、キャベツ、ピーマン、にんじん) 200g
サラダ油 大さじ1
カレー粉スティック 1本(2g)
おろしにんにく 小さじ1
塩コショウ 少々
作り方
【1】フライパンにサラダ油を熱し、カット野菜を加えて強めの中火で炒めます。やや強めの火力で手早く炒めると、野菜のシャキシャキ感も残りやすいです。

カット野菜をやや強めの火力で炒めます。
【2】野菜がしんなりしてきたら焼き鳥缶詰をタレごと加えます。

焼き鳥缶詰は、タレごとドバッと加えましょう。
【3】おろしにんにくとカレー粉スティックで味付けし、サッと混ぜ炒めます。

ここでカレー粉スティックをちょい足し。
【4】塩コショウで味を調えたら火から下ろす。シェラカップなどに盛り付けて完成です。

塩コショウで味を調えます。
▼参考記事
ソース風味のカレーチャーハン

良い香りが漂っています。
ウインナー、ウスターソースのコクにカレー粉の香ばしい香りが絡んで、新鮮ながらもどこか懐かしい味わいのチャーハンです。
スパイシーでアウトドアらしさも感じますが、昔ながらの喫茶店を思い出すような風味も楽しめる一品です。卵は使用せずにウスターソースで味付けをして、パラパラではなくしっとりと仕上げましょう。
材料(2人前)
ごはん 2人分
ウインナー 8本(約70g)
ミックスベジタブル 50g
サラダ油 大さじ1
刻みパセリ 適量
★調味料
カレー粉スティック 1本(2g)
ウスターソース 大さじ1
塩コショウ 少々
作り方
【1】ウインナーを1cm幅に切ります。形を残して、ゴロッとボリューミーに仕上げます。

ウインナーは大きめに切ってボリューミーに仕上げます。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、ウインナーを中火でじっくり炒めます。
こんがりするまで炒めます。
【3】ごはんを投入し、ウインナーから出た脂をなじませます。

ごはんにウインナーの脂を絡めていきます。
【4】ミックスベジタブルを加えてウスターソースを回し入れたら、カレー粉スティックで味付けし、サッと混ぜ炒めます。
【5】塩コショウで味を調えたら火から下ろします。
【6】お皿にチャーハンをたっぷり盛り付け、刻みパセリをちらして完成です。

ここでカレー粉をちょい足し。
▼参考記事
かきたまカレーラーメン

ズルっとスパイシーに温まります。
キャンパ-に大人気のマルタイ棒ラーメンを使った簡単アレンジレシピ。かきたまのとろみとカレーの香ばしい風味がやみつきになります。
材料(1人前)
マルタイ棒ラーメン(付属のスープ、調味油含む) 1人前
水 450ml
卵 1個
カレー粉スティック 1本(2g)
★トッピング
刻みネギ 適量
七味唐辛子 適量
作り方
【1】クッカーでお湯を沸かし、マルタイ棒ラーメンを表記時間どおりに茹でます。

表記時間どおりに麺を茹でます。
【2】麺を茹でている間にシェラカップなどで溶き卵を作ります。

茹でている間に溶き卵を作ります。
【3】麺が茹で上がったら火を止め、付属のスープと調味油、カレー粉スティックで味付けします。

ここでカレー粉スティックをちょい足し。
【4】溶き卵をフォークなどにつたわせながら加えます。卵を細くして加えることで、ふわふわに仕上がります。

溶き卵を投入。
【5】再度加熱して沸騰させ、大きくかき混ぜて卵が半熟になったら火から下ろします。

かなりふわふわに仕上がりました。
【6】器にラーメンを盛り付け、刻みネギと七味唐辛子をトッピングして完成です。

トッピングのおかげで見た目も豪華に。
▼参考記事