
トルティーヤ生地の作り方
キャンプで目新しいおしゃれな料理を食べたい!という方にオススメしたいのが、自家製トルティーヤです。大皿に沢山の野菜とお肉などを並べることで、特別感がアップします。各自で具材やタレを包んで食べられるので、好みの味に仕上げることができますよ。
トルティーヤは捏ねてからのばして、すぐに焼け、発酵いらずの簡単レシピです。更に現地調理時間を減らしたい方は、自宅で焼いたものを持参するのも良いでしょう。
トルティーヤの材料(12~13cm 12枚分)
・強力粉 150g
・全粒粉(ない方は強力粉) 30g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 少々
・水 100cc
全粒粉を入れると香ばしくなりますが、ない場合は強力粉を使用しても良いです。
作り方

ボウルに食材を全て入れます
【1】材料を全てボウルに入れてスプーンなどで混ぜます。ひとまとめになったら、手でよく捏ねます。
※5分ほど、水分のムラがなくなるまで捏ねれれば大丈夫です。

お休みさせることで、のばしやすくなります
【2】捏ねあがったら丸くひとまとめにして、ボウルにラップをして10分程休ませます。

丸めたものを伸ばすことで形良く仕上がります
【3】生地を12等分して丸めます。

中火〜弱火で焼きます
【4】麺棒で12~13cm程の大きさにしたら、フライパンで両面焼きます。
※まな板の上などでのばすと良いですが、そのままだとくっつきやすいので、打ち粉(強力粉/分量外)をしながらのばしましょう。
※油は入れずに焼いて下さい。

上手く焼けるとポコポコっと膨らんでくる部分があります
【5】表面が白っぽくなってきたら焼き上がりです。両面同じように焼いてください。

沢山のトルティーヤが完成しました
【6】焼きあがったら皿などに取り出しましょう。
保存する場合

ラップで包んで保存します
自宅調理した後、この状態で冷凍や冷蔵保存して現地に持って行くことができます。
ラップしたトルティーヤを、保存袋などに入れて保管することで、乾燥を防ぐ効果もアップするのでオススメです。
▼参考記事
肉も野菜も楽しめるタコスレシピ
タコスレシピ
アメリカンタコス

ベジタコス。ほかにも旬の野菜をグリルしたものや、蒸し野菜を添えても。

チリミートは牛肉以外にも豚肉やラム、鶏肉などでも。そのほか、BBQした魚介類をトッピングしても。
アウトドアでも人気の定番メニュー「タコス」。各々が自分好みにトッピングするタコスは、野菜好きの人も、肉好きの人も、また、たくさん食べる人も小食の人にも、誰もが気兼ねなく楽しむことができる、みんなにやさしいメニューです。
材料

タコシェルはメキシコの隣のアメリカ・テキサス州で生まれたアメリカンスタイルのメキシコ料理「テックス・メックス料理」です。
・タコシェル(トルティーヤを油で揚げたもの) 1箱(12枚)
・サニーレタス(プチトマトやパクチーなど好みの野菜) 適量
・アボカド 1個
・レモン 1個
・シュレッドチーズ 適量
・タバスコ(好みで)
<ビーンズサルサ>
・ミックスビーンズ 1缶
・にんにく(すりおろし) 1/2片
・唐辛子(好みで) 少々
・セロリ(好みで) 1/2本
・塩、こしょう 少々
・チリパウダー 少々
・オリーブオイル 少々
<チリミート>
・牛肉 100g
・チリパウダー 小さじ1~2
・ケチャップ 大さじ1/2
・塩 少々
・こしょう 少々
・オリーブオイル 適量
下準備
・サニーレタスは、洗って水けを切り、太めの千切りにします。
・アーリーレッドは粗みじん切り、プチトマトは1/2か1/4等分にカットします。
・レモンはくし切りにします。
・アボカドは、さいの目切りにし、くし切りにした1カットのレモン果汁をかけておきます。
・チーズは、小皿に盛ります。
作り方
【1】ビーンズサルサ作り。ボウルに、ミックスビーンズ、さいの目切りにしたセロリ、すりおろしにんにく、塩、こしょう、チリパウダー、唐辛子、1カット分のレモン果汁を入れ混ぜ合わせ、最後にオリーブオイルを回し入れる。

マリネしておくと味がなじんでよりおいしくなります。
【2】プチトマトとアーリーレッドを混ぜ合わせて、シェラカップ(小皿)に入れる。

アーリーレッドはスライスにしても。

お肉は好みのものでOKです。
【3】チリミート作り。フライパンにオリーブオイルを熱し、牛ひき肉、塩、胡椒、チリパウダー、ケチャップを入れて中火で炒める。
【4】タコシェルにサニーレタスを敷いて、サルサやフレッシュ野菜、チリミート、チーズなど、自分好みにトッピングしていただきます。
▼参考記事
カルネ・アサダ
薄焼きパンである「トルティーヤ」は軽くて持ち運びがしやすく、調理も簡単でキャンプなどのアウトドアにピッタリの食材です。そんなトルティーヤを使って、牛肉を使った「カルネ・アサダ」をご紹介します。
カルネ・アサダはスペイン語で「グリルした肉」という意味。牛肩ロース肉はマリネしてから焼くのでよりジューシーに、野菜の彩りや食感も楽しい一品です。みんなで挟んで巻いて、盛り付けもワイワイ楽しみましょう。
材料(2人分)
トルティーヤ(直径約20cm) 2枚
ステーキ用牛肩ロース肉 1枚(約180g)
トマト 1/2個(約100g)
玉ねぎ 1/4個(約50g)
レタス 適量
オリーブオイル 大さじ1
★マリネ液用調味料
オレンジジュース 200ml
チリパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1
塩 小さじ1/2
ブラックペッパー 少々
下準備
【1】保存袋に★を入れて混ぜ、マリネ液を作りましょう。
ちなみに、今回マリネ液には唐辛子をベースにクミンやオレガノ、ガーリックなどをブレンドしたチリパウダーを使用。
カルネ・アサダに使用するスパイスに特に決まりは無いようなので、ぜひお好みの万能スパイスなどでアレンジしてみてください。
【2】完成したマリネ液に、フォークで両面に穴を刺した牛肩ロース肉を入れ、クーラーボックスで1時間以上漬けます。
ここまでの工程は自宅で済ませておけば、現地で調理するのも楽ですね。
作り方
【1】玉ねぎはみじん切りにし、水にさらしておきましょう。
【2】トマトはヘタを取り除いて1cm角に切ります。
【3】漬けておいた牛肩ロース肉は、お好みの厚さにスライスしましょう。
【4】フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱したら、牛肩ロース肉を加えて色が変わるまで炒めます。
【5】マリネ液を加えて火を強め、煮詰めていきましょう。
【6】少しとろみが付いてきたら、マリネ液ごとボウルに取り出しておきます。
【7】キッチンペーパーでフライパンの汚れを拭き取ったら、トルティーヤを両面軽く温め……
【8】レタス、玉ねぎ、トマト、牛肩ロース肉を挟み、残ったソースを添えて完成!
レタスの黄緑とトルティーヤの白、さらにトマトの赤が、メキシコ国旗を感じさせるコントラストです。
一口食べてみると、牛肩ロース肉のジューシーな食感に、フルーティーな香りとピリ辛風味がよく絡みます。
さらに、トマトの酸味と玉ねぎのシャキッとした食感のおかげで後味さっぱり。
ガッツリと爽やかのバランスが絶妙で、「これぞメキシカン!」という味わいが楽しめる一品に仕上がりました。
▼参考記事
楽しく巻いて簡単美味しいブリトーレシピ
ブリトーレシピ
ハニーチーズブリトー
具材はハムとチーズで下ごしらえ不要、パパッと作れるのでお子様のおやつや朝食にもおすすめのレシピです。
みんなで巻いて、ワイワイ楽みながら盛り付けるのもいいですね。
材料(2本分)
トルティーヤ(直径約20cm) 2枚
ロースハム 4枚
とろけるチーズ 2枚
お好みの油 適量
はちみつ 適量
粗挽き黒こしょう お好み
作り方
【1】トルティーヤにロースハムを縦に2枚並べましょう。
【2】中央にとろけるチーズを1枚乗せます。
【3】両脇を折りたたんだら……
トルティーヤを押さえつつ、手前からくるくると巻いて形を整えましょう。
【4】もう1本も同じようにして作ったら、フライパンにバターやオリーブオイルを少量引いて弱火で熱し、ブリトーを入れて焼き色が付くまで焼きます。
【5】お好みで切り分けて盛り付け、はちみつ、粗挽き黒こしょうをトッピングして完成です。
一口食べてみると、とろ~りチーズとハムの塩気に、はちみつのスッキリとした甘みが絡んで絶品!さらに、トルティーヤの香ばしい香りと粗挽き黒こしょうのおかげでグッと引き締まった味わいに。1本でしっかり食べごたえがあるので、小腹が空いたときにもピッタリの一品に仕上がりました。
▼参考記事
サラダチキンのトルティーヤラップ
メキシコなどで愛されている薄焼きパンのトルティーヤは、軽くて携帯しやすく調理も簡単なので、アウトドアシーンでも大活躍。
便利なサラダチキンを利用して、作るのも楽しいトルティーヤラップのレシピをご紹介します。
材料(5本分)
トルティーヤ生地 5枚(直径16cm)
サラダチキン 100g
サニーレタス 2枚
きゅうり 1/2本(約50g)
赤パプリカ 1/2個(約80g)
★チリソース
ケチャップ 大さじ1
タバスコ 適量
☆しょうゆマヨ
しょうゆ 大さじ1/2
マヨネーズ 大さじ1/2
今回使用するトルティーヤは直径16cm。具材の量は、使用する生地の大きさによって調節してくださいね。
作り方
【1】きゅうりは斜めに薄切りにして、さらに千切りにします。
きゅうりは、体内の余計な塩分を排出してくれるカリウムがたっぷり。そのため、キャンプでお酒を飲むときのおつまみ食材としてもおすすめです。
【2】赤パプリカもきゅうり同様千切りにしましょう。こちらは、抗酸化力のあるビタミンCやβカロテンたっぷり。
甘みがあって食べやすいので、野菜嫌いのお子様にもぴったりです。
【3】サニーレタスは手で巻きやすい大きさにちぎりましょう。
じつは、サニーレタスは普通のレタスよりも栄養豊富。普通のレタスは淡色野菜ですが、サニーレタスは緑黄色野菜なんです。
葉が柔らかいので、トルティーヤ生地で巻きやすいのも嬉しいポイントです。
【4】今回サラダチキンは手間を省くため、予めほぐしてあるタイプのものを使用。もちろん、お好きな味付けのサラダチキンをほぐしたり、ツナ缶などを利用してもOKです。
【5】それぞれの調味料を混ぜてソースを作りましょう。今回はしょうゆマヨと、ケチャップにタバスコを混ぜたチリソースを用意しました。
【6】袋の表記にある通りに、トルティーヤ生地を温めましょう。今回はフライパンを使用して温めます。
少し温めると、食感がふっくらとして香りも香ばしくなります。
【7】トルティーヤ生地に具材を乗せて巻きましょう。生地の中央からやや手前に具材を置くと、巻きやすくなりますよ。
まずは両横を畳むようにして、次に手前側からしっかり巻いて……。
形を整えればOK!もちろん商品にもよりますが、トルティーヤは生地がしっかりしているので、多少無理に巻いても大丈夫です。
【8】巻いたトルティーヤを斜め半分に切って、ソースを添えて完成!
お気づきかとは思いますが、今回具材は緑・白・赤のメキシコカラーを意識してチョイス。断面もそれらしくなったのではないでしょうか。
ほんのり香ばしいトルティーヤに包まれたシャキシャキ食感の具材は、ピリ辛チリソースやまったり風味のしょうゆマヨとも相性ぴったりです。
▼参考記事
トルティーヤをそのままいただくアレンジレシピ
トルティーヤチップス

揚げたてはシンプルに塩だけで。そのほか、サルサやワカモレ、アウトドアスパイスなどお好みで。
トルティーヤをカットして少量の油で揚げ焼きにするだけ。揚げたては、カリッと香ばしくクセになるおいしさです。
材料

今回使用した材料です。砂糖やアガベシロップなどの甘味料を絡めてもおいしいです。
・市販のトルティーヤ 食べたい分だけ
・揚げ油(こめ油など) 適量
・塩 少々
下準備
・トルティーヤを三角形になるようにカットします。

トルティーヤを放射状に8等分しました。好みの大きさにカットしてください。ソースをすくいやすい大きさにすると食べやすいので、おすすめです。
作り方
【1】鍋に油を入れて中火で熱します。
【2】 油が温まったら、カットしたトルティーヤを加え、カリッとするまで揚げ焼きします。

オイルは、トルティーヤ1枚分で、大さじ1程度でOKです。
【3】こんがり色づいたら取り出し、軽く油を取り、熱いうちに塩で味付けをします。
▼参考記事