
CONTENTS
ボリューム満点のご飯系アウトドアレシピ
ご飯系レシピ
サバとトマトのカレー
えっ、サバのカレー?と思うかもしれませんが、トマトの酸味をサバ缶がまろやかにしてくれるため、トマト缶とサバ缶は、相性がとても良いのです。
「サバ缶の臭みが苦手」という方でも、トマトのフルーティーさとカレー粉の香りで、臭みを気にせずに美味しく食べられるレシピです。
通常のカレーは、じゃがいもや玉ねぎを切ったり、肉を下処理したりする必要があり、手間なし調理をしたい方には、ややハードルが高く感じますよね。
こちらのレシピなら、材料を準備する手間もほとんどかかりません。さらに、缶詰なら食材が傷む心配がないため、持ち運びも安心。覚えておくと便利なレシピです。
材料(2〜3人前)

包丁なしで使える材料。
サバ缶 1缶(200〜300g)
トマト缶 1缶(400g)
カレー粉 大さじ2
おろしにんにく 小さじ1
ケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ1
塩 少々
ごはん 適量
<お好みで>
パセリ 少々
作り方

軽く身をほぐすように炒めましょう。
【1】サバ缶を汁ごと鍋に入れます。おろしにんにくを加え、軽くほぐしながら中火で1分炒めましょう。サバ缶は、煮込んでいるうちに形が崩れてくるので、やや身の形が残る程度でOK。
サバ缶の汁を入れることで、栄養素をそのまま摂れるうえ、ルーに旨味がでます。

トマト缶はカットされたものがおすすめ。
【2】トマト缶を全て加えます。先に加えたサバとトマトがよく混ざるように、全体を底からすくって混ぜ合わせましょう。
トマト缶は、あらかじめカットされたものがおすすめです。もし、ホールのトマト缶を使用する場合は、トマトをあらかじめ潰すか、カットしてくださいね。

水分を飛ばす。
【3】とろみを出すために、中火で3分ほど煮詰めます。シャバシャバとしていた状態から、少しどろっとしてくるくらいが目安です。

甘めがお好きな方は、ケチャップを増量してもOK。
【4】ケチャップ、中濃ソースを加え、混ぜ合わせます。トマトの酸味が気になる方は、ここでケチャップを多めに入れると、味がマイルドになりますよ。

スパイシーさが苦手な方は、カレー粉の量を調整してください。
【5】カレー粉を加えます。カレー粉は、入れる量が多いほどスパイシーな味わいになります。スパイシーカレーがお好きな方はカレー粉を増やし、逆に苦手な方は減らすなどして調整してくださいね。
カレー粉がない方は、市販のカレールーを1〜2個入れて代用してください。

とろみがつくまで煮込みましょう。
【6】中火でさらに3分煮込んで、具材に味を染み込ませます。最後に塩で味を調えて、全体にとろみがついたら、ルーは完成です。
【7】用意したご飯にルーをかけましょう。お好みでパセリを振ったら、サバとトマトのスパイシーカレーの完成です。
アレンジを楽しんでもOK
サバ缶の代わりに、ツナ缶やあさり缶を使っても美味しくできますよ。ツナ缶でしたら油漬けのものを、あさり缶は水煮を、いずれも汁ごと入れて使ってくださいね。
ルーに缶詰を汁ごと入れることで、具材の旨味や出汁を一層感じることができます。
また、できあがったカレーにトッピングをするのもおすすめです。卵・チーズ・福神漬けなど、お好みのトッピングをして、カレーを賑やかにしてください。
▼参考記事
シーフードパエリア
華やかな仕上がりの魚介のうま味たっぷりパエリアをご紹介します。シーフードミックスを利用するので、あさりをあらかじめ砂抜きしておけば、時短で作れて豪華に仕上がります。
材料(3~4人分)
お米 2合
殻付きあさり(砂抜き済み) 200g
シーフードミックス(えび、いかミックス) 150g
玉ねぎ 1/4個(約100g)
トマト 1個(約200g)
赤パプリカ 1/4個(約40g)
黄パプリカ 1/4個(約40g)
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ2
水 400ml
サフラン 適量
(A)コンソメキューブ 1個
(A)こしょう 少々
★トッピング
レモン(くし切り) 1/2個分
パセリ(みじん切り) 適量
作り方
【1】水にサフランを入れて10分ほど置きます。
【2】玉ねぎは粗めのみじん切りに、パプリカはヘタを取り1cm角に切って、トマトはヘタを取りざく切りに、にんにくは芯を取り除きみじん切りにします。
【3】ダッチオーブンにオリーブオイルとにんにくを入れて熱し、香りが立ってきたら玉ねぎを加えて弱火でしんなりするまで炒めます。
【4】【3】にお米を加え、中火で透き通ってくるまで炒めたら、【1】と(A)を加えて混ぜます。
【5】お米を平らにしてパプリカ、トマト、シーフードミックス、あさりを乗せて煮立たせたらフタをし、弱火で15分ほど炊きます。
【6】あさりの殻が開いてお米に火が通ったらフタを取り、水気が残っていたら中火にして水分を飛ばします。火から下ろして10分ほど蒸らし、★をトッピングして完成です。
ポイント
サフランが無い場合はターメリックやカレー粉に置き換えてもOK。シーフードミックスは塩水で解凍しておくと、炊いても縮みにくくなって食感がプリッと仕上がりますよ。
▼参考記事
本格スパムおにぎり
スパム缶を利用した、本格的なスパムおにぎりの作り方をご紹介します。サッと作れて美味しいキャンプ飯として、ぜひ試してみていただければと思います。
材料
スパム 1缶
ご飯 適量
油 小さじ1
卵 2個
砂糖 小さじ1
焼海苔 大型のもの1枚
作り方
【1】薄焼き卵を作ります。ボウルに卵を割り入れて、砂糖を加え、よくかき混ぜましょう。
その後フライパンに油を引き、中火で熱したら卵液を加え、薄く伸ばすように焼きます。
【2】焼海苔を幅2cm・長さ10cmにカットして、長細い焼き海苔を何枚か用意しましょう。
できあがった薄焼き卵は、スパムの缶のサイズと同じぐらいの大きさにカットします。
スパムは、お好みで1~2cmほどの厚みにカットします。
【3】フライパンに小さじ1の油を入れ、中火で熱します。フライパンがあたたまったらスパムを焼きましょう。
片面がカリッと焼けたら裏返して、もう片面もカリッとするまで焼きましょう。
【4】スパム缶の内側にラップを広げ入れ、その上にご飯を詰めます。入れるご飯の目安は缶の高さの3分の1ほど。
ご飯を詰めたらラップごと缶からとりだし、手で全体をふわっと握って形を整えましょう。
【5】おにぎりの上に卵焼き、スパムを順にのせます。それを焼海苔でぐるりと巻いたらできあがり。海苔を巻くため、持ち上げてもおにぎりと具材がバラバラになりません。
スパムの塩気、カリカリな肉の香ばしさ、卵の甘みがマッチした絶品おにぎりです!
▼参考記事
ライスバーガー
表面をカリっと焼いたご飯に、ジューシーな焼肉がマッチする絶品レシピをご紹介します。使用する肉は牛肉や豚肉、鶏肉など、どんな肉でもOK。
材料(2人前)
ご飯 1合
肉 2~4切れ(お好みで)
ごま油 適量
焼肉のたれ 適量
醤油 適量
小麦粉 適量
作り方
【1】フライパンや網で肉を焼きます。食中毒防止のために、肉はしっかりと内側まで火を通しましょう。肉が焼けたら焼肉のたれをかけます。
【2】ボウルなどにご飯を入れ、軽く粘りが出るまで小麦粉を少しずつ入れながら混ぜましょう。小麦粉はライスバーガーの崩れ防止のためのつなぎです。
ふっくらと柔らかに炊きあがったご飯を使う場合は、小麦粉は必要ありません。この工程は省いても大丈夫です。
【3】ホットサンドメーカーの内側の両面にごま油を垂らし、薄くのばしましょう。 次に、ご飯をのせて、スプーンなどで上から軽く押さえつけます。
その上に焼き肉、ご飯の順にのせ、焼き肉をご飯で挟んだら蓋をしましょう。
【4】中火にしたバーナーの上に、ホットサンドメーカーをのせ、両面を2~3分ほど焼きましょう。
【5】最後に醤油を回し掛けて完成です。
お好みの大きさにカットして召し上がってください。付け合わせとして、レタスなどを添えると見栄えもよくなりますよ。
▼参考記事
ガーリックチキンライス
スキレットひとつで作れる簡単キャンプ飯をご紹介します。野菜もお肉も食べられるボリューム満点メニューです。
材料(2人前)
鶏もも肉 1/2枚
エリンギ 2本
長ネギ 1/2本
キャベツ 100g
にんにく 1個
卵 1個
オリーブオイル 小さじ1/2
塩胡椒 少々
醤油 小さじ1
ご飯 2人前
★下味調味料
塩胡椒 少々
にんにく 1個
チリパウダー 小さじ1/2
醤油 小さじ1
料理酒 小さじ1
作り方
【1】鶏もも肉の両面に、フォークで穴を開けます。
【2】保存袋に鶏肉と、★下味調味料の食材を入れて揉み込みます。漬け込み用のにんにくは、すりおろしてから入れます。
【3】炒め用のにんにくは、皮をむいて薄切りにし、芽の部分を爪楊枝などで取り除きます。
にんにくは厚さ2~3mmの薄切りにします。
【4】スキレットにオリーブオイル、にんにくスライスを入れて弱火で加熱します。
【5】スキレットが温まってきたら、漬け込んでおいた鶏もも肉を焼きます。
【6】にんにくスライスはきつね色になったものから、取り出します。
【7】鶏肉の皮面に焼き色がついたら、裏返してもう半面を焼きます。
弱火から中火でゆっくり焼くことで、中までしっかり火が入ります。串を刺してみて、中から透明な焼き汁が出てきたら、鶏肉をバットなどに取り出します。
【8】ざく切りにしたキャベツ、エリンギ、長ネギをスキレットに入れて炒めます。
【9】野菜がしんなりしてきたら、ご飯を入れて混ぜ合わせます。
【10】塩胡椒、醤油を入れて味を調えます。
【11】食べやすい大きさにカットした鶏肉を、スキレットに戻し入れます。
取り出しておいたにんにくスライスを飾ります。
【12】お好みでチリパウダーや、野菜を飾って完成です。香ばしくジューシーな鶏肉と、ご飯、野菜が一度に楽しめるボリューム満点の仕上がりです。
半分ほど食べたら、味を変えて楽しむのもおすすめです。中心にくぼみを作って、卵を割り入れます。
卵を崩すようにして、混ぜながら召し上がってください。トロトロの卵と、熱々のご飯が最高の組み合わせです。
▼参考記事
大人も子供も大好きな麺系アウトドアレシピ
麺系レシピ
ベーコンとエリンギのめんつゆパスタ

ブロックベーコンのおかげで迫力満点。
ベーコンはブロックタイプを使用してボリューミー、パンチの効いた風味ながらもコクのある味わいが楽しめるパスタです。めんつゆで味付けをビシッと決めます。
めんつゆはストレートなら大さじ3、2倍濃縮なら大さじ1.5、4倍濃縮なら大さじ3/4を目安に調節してください。
材料(1人分)

ベーコンとエリンギのめんつゆパスタの材料。
スパゲッティ 100g
水 1L
塩 小さじ1
ブロックベーコン 70g
エリンギ 1本(約70g)
おろしにんにく 小さじ1
無塩バター 10g
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
塩こしょう 少々
刻みネギ 適量
作り方

今回は7分茹でのものを使用。
【1】フライパンに水を入れて湯を沸かし、塩を入れて混ぜてスパゲッティを表記時間通りに茹でましょう。

断面積を大きくすれば調味料も絡みやすくなります。
【2】スパゲッティを茹でている間に具材の下ごしらえをします。
エリンギは縦十字に切り、さらに斜め5mm幅に切りましょう。

棒状に切ってゴロッと感を演出。
ブロックベーコンは5mm幅程度の棒状に切ります。

茹で汁は具材とスパゲッティのなじみを良くします。
【3】茹で上がったスパゲッティは茹で汁を大さじ1~2取り、湯切りしましょう。

ベーコンから脂を引き出します。
【4】フライパンに無塩バターを入れて弱めの中火で熱し、ベーコンを加えてカリッとするまで炒めて一度取り出します。

にんにくの香りとベーコンのコクを吸わせます。
【5】同じフライパンにおろしにんにくを加えて弱火で熱し、香りが立ってきたらエリンギを加えて炒めましょう。

蒸発しないように手早く加えます。
【6】エリンギがしんなりしてきたらスパゲッティ、茹で汁、めんつゆを加えます。

垂涎必至の香りが漂います!
【7】ベーコンを戻し入れてなじむまで混ぜ炒め、塩こしょうで味を調えて火から下ろします。
【8】お皿に盛り付けて、刻みネギをちらして完成です!

一口目と後味で印象が変わります。
スパゲッティと具材をしっかり絡めて食べてみると、ベーコンとにんにくのパンチの効いた味わいが口の中にブワッと広がります。
しかし、後からエリンギのうま味とめんつゆのコクが追いかけて来てやさしい後味。キャンプ飯らしいワイルドさと、上品な風味のバランスが絶妙なパスタに仕上がりました。
▼参考記事
海鮮辛焼きそば
辛ラーメンは、本来、麺をスープで煮込んで調理するラーメンです。しかし、このアレンジレシピでは、辛ラーメンを魚介入りの焼きそばに変身させます。
その名も、「海鮮辛焼きそば」。水分量を調整することで、あとひく辛さがクセになる、ピリ辛焼きそばができますよ。もちろん、あの辛ラーメンの麺のもっちり感はそのままです。
また、材料の少なさもポイント。アウトドアでも、包丁なしで手軽に料理を楽しめます!
焼きそばを炒めるときに、スキレットを使うことで、まるで鉄板焼きにしたようなカラッとした仕上がりになります。見た目もおしゃれに仕上がるのが嬉しいですね。
材料(1人分)

魚介を入れることで、旨味が増します。
辛ラーメン 1袋
シーフードミックス(解凍したもの) 50g
中濃ソース 大さじ1.5
水 150ml
プロセスチーズ 20g
シーフードミックスは、いか・えび・あさりなどが入っているものがおすすめです。
必須ではありませんが、手元にあれば青のりをトッピングすると、より焼きそばらしくなります。
作り方

お湯がふつふつするまで火にかけます。
【1】水150mlをスキレットに入れ、お湯を沸かします。火加減の強い焚き火で調理する場合は、早めにお湯が蒸発してしまいます。心配な場合、やや多めに200ml程度の水を入れると良いでしょう。
スキレットの焦げ付きが気になる方は、事前に油(分量外)をスキレットに塗っておきましょう。
【2】辛ラーメンの麺のみ、お湯の中に加えます。

辛ラーメンの麺のみ、先に加えます。
麺を加えたときに、お湯が麺の高さの1/3程度になるぐらいが理想です。もし、お湯が足りない場合は、上から水を足してください。
麺を入れたら、一度麺をひっくり返して、両面に水分を軽く浸しましょう。

アルミホイルをかぶせると、麺を蒸し焼きにできます。
【3】アルミホイルを上からかぶせて、麺を中火で蒸し焼きにします。水分がなくなったタイミングで、アルミホイルを外しましょう。

麺をかき混ぜて、よくほぐします。
アルミホイルを外して、水分がなくなっていたら、麺を箸でよくほぐします。

具だくさんがお好きな方は、お好みで海鮮を増量してもOK。
【4】解凍したシーフードミックス50gを加えたら、中火で1分ほど炒めます。シーフードの水分を飛ばし、全体がカラッと乾いてくるまで炒め続けましょう。

粉末スープは、お好みの辛さになるように量を調整してください。
【5】シーフードミックスに火が通ったら、味つけをします。粉末スープとかやくを、それぞれ1/3〜1/4袋ほど加え、よく混ぜましょう。中濃ソースを大さじ1.5加え、麺に絡ませながら炒めます。
水分がないため、粉末スープを入れすぎると非常に辛くなります。一気に全部入れてしまわないよう、注意してください。

チーズたっぷりがお好きな方は、増量しても美味しいですよ。
【6】麺を炒め終わったら、プロセスチーズ20gをトッピングします。チーズを加えることで、辛さが和らぎ、まろやかな味わいになります。
チーズがとろけたら、海鮮辛焼きそばの完成です!もし持っていれば、お好みで、青のりをふってください。
▼参考記事
キャベツナペペロンチーノ
ペペロンチーノをちょっぴりアレンジしたレシピをご紹介します。キャベツとパスタを一緒に煮込み、さらにツナをプラスして、ピリ辛なだけでなく甘みとうま味も同時に楽しめる一品です。
材料(1人分)
スパゲッティ 100g
水 200ml
塩 少々
オリーブオイル 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
輪切り唐辛子 小さじ1
カットキャベツ(炒め物用のざく切りタイプ) 50g
★仕上げ用具材・調味料
ツナ缶 1個
しょうゆ 大さじ1/2
刻みパセリ 適量
作り方
【1】メスティンにオリーブオイル、おろしにんにく、輪切り唐辛子を加えて弱火で熱します。
【2】【1】の香りが立ってきたらカットキャベツを加えてしんなりするまで炒めます。
【3】【2】に水、塩を加えて、スパゲッティを2等分に割ってから入れ、加熱します。
【4】茹で上がる直前にツナ缶、しょうゆを加えて混ぜます。水気を飛ばし、刻みパセリをちらして完成です。
ポイント
どんなタイプのツナ缶を選ぶかがポイント。あっさり仕上げたい場合は水煮やノンオイルタイプに、こってり仕上げたい場合は油漬けを使用するのがおすすめ。
なお、キャベツから水分が出るので、【2】でしっかり炒めておき、水気が残っている場合は強火にして水分を飛ばすようにしましょう。
▼参考記事
サラダチキンのクリームうどん
今やコンビニ食材の代表格となったサラダチキン。そのまま食べても美味しいのはもちろん、お料理にも使える便利な食材なんです。
そんなサラダチキンと、アウトドアに便利な冷凍うどんを使って、ほっこり温まれる一品を作りましょう。
材料(2人分)
冷凍うどん 2玉
サラダチキン(プレーン) 1個
キャベツ 100g
にんじん 1/3本(約50g)
まいたけ 50g
サラダ油 大さじ1/2
刻みネギ 適量
★調味料
低脂肪乳 200ml
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
塩こしょう 少々
作り方
【1】キャベツを食べやすい大きさにざく切りにします。ビタミン類が豊富で栄養たっぷりのキャベツ、芯の部分には葉よりもミネラルがたくさん含まれています。ただし、そのままだと食べづらいので、薄切りにして調理に利用しましょう。
【2】にんじんは短冊切りにします。なお、スーパーなどで販売されているにんじんは既に洗浄されているので、皮をむく必要はありません。
抗酸化力を持つβカロテンもたっぷりなので、こちらもそのまま調理しましょう。栄養も摂れて食品ロスも減らせて、一石二鳥です!
【3】まいたけは手でほぐしましょう。カルシウムの吸収をサポートするビタミンDが豊富なまいたけは牛乳との相性バツグン。
また、タンパク質分解酵素のプロテアーゼも含んでいるため、今回のレシピにはピッタリのきのこです。
【4】サラダチキンは細かく裂いてほぐしましょう。サラダチキンは高タンパク低脂質、さらにそのまま食べられて携帯にも便利と、キャンプや登山にもピッタリの食材です。
【5】フライパンにお湯を沸かし、冷凍うどんを袋の表記通りに解凍しましょう。暑い季節には冷やして、寒い季節には温かくしてと、エネルギー補給にピッタリのうどん。
今回は湯がいて解凍していますが、お家で作る場合は電子レンジで解凍できる商品だと調理も簡単です。
解凍できたら、うどんの水気をしっかり切っておきましょう。
【6】フライパンに残った水分をキッチンペーパーでサッと拭き取り、サラダ油を加えて熱し、中火でまいたけを炒めます。軽く炒めてうま味と香りを引き出しましょう。
【7】【6】にキャベツとにんじんを投入。少し火を強め、キャベツが軽くしんなりするまで炒めましょう。
【8】低脂肪乳、めんつゆ、塩こしょうを加えたら火を弱め、沸騰直前まで加熱すればスープは完成です。
【9】お皿にうどんを盛り付け、スープを回しかけ、ほぐしたサラダチキン・刻みネギをたっぷりトッピングして完成です。
野菜の甘みとまいたけのうま味が溶け込んだスープはやさしい口当たりで、もちもち食感のうどんとサラダチキンにもよく絡みます。
めんつゆのコクで食べやすく、お箸の止まらない一品に仕上がりました。
ポイント
美味しく作るためのポイントは、やはり冷凍うどんで作ること。コシのあるもちもち食感は、牛乳ベースのスープとの相性バッチリ。
また、パンチを効かせたい場合は味噌やおろしにんにくをプラスするのもおすすめ。さらに温まることのできる一品になります。
野菜はカットされた商品を利用すれば、包丁も不要で調理の手間も省けます。簡単に作れてほっこり、エネルギー補給にピッタリのクリームうどん、ぜひお試しください!
▼参考記事
そうめんで作るビビン麺
日本の夏の風物詩そうめんは、保存に便利で調理も簡単、チュルッと食べやすいと、キャンプ飯にピッタリの食材です。
そんなそうめんを韓国風にアレンジしたビビン麺のレシピをご紹介します。ツナ缶とめんつゆのコクを利用して、調味料は少なめでも本格的な味わいに。卵は温泉卵にして、シズル感たっぷりに仕上げます。簡単に作れてピリ辛コクうま、食べやすくてクセになる味わいの一品です。
材料(1人分)
そうめん 100g
水 1L
ツナ缶(食塩不使用タイプ) 1個(70g)
卵 1個
きゅうり 1/2本(約50g)
韓国のり 1枚
★調味料
コチュジャン 大さじ1
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
白いりごま 小さじ1
作り方
【1】クッカーに水を入れてお湯を沸かし、そうめんを表記時間どおりに茹でましょう。なお、お湯はこのあと使用するので、そのまま置いておきます。
【2】茹でたそうめんは冷水でしっかり締めましょう。今回は「よりキリッと仕上げるため」という理由と、さらにもう1つ別の理由から氷水を使用しています。気になるその理由は、後ほどご紹介します。
【3】締めたそうめんはシェラカップ用のザルなどで水気を切っておきます。このあと他の具材や調味料と混ぜるまでに少し時間が空くので、乾燥しないようにラップなどをかぶせておきましょう。
【4】先ほどそうめんを茹でたお湯を再度沸騰させて火を止め、卵を入れて温泉卵を作っていきます。
先ほどのもう1つの理由というのは「温泉卵を作るため」。
じつは、温泉卵は常温の卵をお湯に入れて15分ほど放置し、氷水に入れて冷やすことで簡単に作ることが可能!中までしっかり冷やせば、プルプル濃厚な温泉卵に仕上げることができます。
【5】温泉卵を作っている間に、きゅうりを切っていきましょう。まずは斜め薄切りにして並べて……。
さらに千切りにしていきましょう。「切るのが面倒」という場合は、きゅうりではなくカットレタスを利用するのもおすすめ。
食感は変わりますが、一味違ったシャキシャキ感を楽しむことができますよ。
【6】下ごしらえが終わったら、あとはそうめんと具材、調味料を混ぜるだけです。ちなみに、今回ツナ缶は、食塩不使用タイプのものを使用しました。
コチュジャンは粘度が高いので、合わせる食材は水分や油分が多めに含まれているものがおすすめです。
ビビン麺の「ビビン」は韓国語で「混ぜる」という意味。ここでしっかり混ぜて、具材と調味料をそうめんに絡めていきましょう。
【7】これでビビン麺本体は完成です。あとは盛り付けていきましょう。
器にビビン麺を盛り、中央にくぼみを作って温泉卵を乗せ、韓国のりをちぎってちらして完成!ステンレスの器に入れると、コチュジャンの赤も映えますね。
チュルッとすすると、コチュジャンの甘辛い風味、ツナとめんつゆのコクが口の中に広がります。
さらに、きゅうりのシャキシャキ食感でさっぱりながらも、温泉卵を絡めて食べるととろ~りまろやかな味わいに。辛いのにお箸が止まらない、まさにやみつきの一品に仕上がりました。
▼参考記事
お酒のお供にピッタリのおつまみ系アウトドアレシピ
おつまみ系レシピ
アスパラ×ベーコンのジャーマンポテト

じゃがいものねっとりホクホクした甘みに、アスパラのシャキッと爽やかな食感とベーコンのコクが絡んでやみつきになるレシピをご紹介します。
粒入りマスタードで炒め合わせてパンチの効いた風味ながらも、さっぱり春らしい味わいが楽しめる一品に仕上げます。
材料(2人分)

こちらがアスパラのジャーマンポテトの材料です。
アスパラ 4本
ブロックベーコン 50g
じゃがいも(メークイン) 2個(約270g)
オリーブオイル 大さじ1/2
粒入りマスタード 大さじ1
塩 少々
粗挽き黒こしょう 適量
作り方

水から茹でると糖が作られて甘みが増します。
【1】クッカーに水を入れ、じゃがいもを皮付きのまま20分ほど茹でましょう。
ただし、芽には毒性物質が含まれているので、付いている場合は取り除いておきましょう。

皮付きのまま炒めるとより香ばしく仕上がります。
【2】茹でたじゃがいもは、皮付きのまま食べやすい大きさに乱切りにします。

斜めに切ると調味料の絡みが良くなります。
【3】アスパラは根元の2~3cmほどを切り落とし、硬い部分の皮をむいて斜め3cm幅に切りましょう。

太めに切ってボリューミーに仕上げましょう。
【4】ブロックベーコンを1cm幅の棒状に切ったら、下ごしらえの完了です。

油はねにご注意ください。
【5】フライパンにオリーブオイルを引いて弱めの中火で熱したら、ブロックベーコンがカリッとするまで炒めましょう。

ベーコンの脂をじゃがいもにまとわせるイメージで。
【6】じゃがいもを加えて中火にし、表面がほんのり透明になるくらいまで炒めます。

アスパラは手早く炒めて食感キープ!
【7】アスパラを加えてサッと混ぜ炒めます。

少し塩を効かせると味が締まります。
【8】粒入りマスタードを加えてなじむまで炒め、塩で味を調えて火から下ろします。
【9】お皿に盛り付け、粗挽き黒こしょうをちらして完成です!

具材の食感が引き立っています。
▼参考記事
たこレモン
ガーリックが香ばしく、ちょっぴりスパイシー!ビールのほか、ハイボールとの相性も抜群です。
材料(2人分)
ボイルタコ 150g
レモン 1/2個
にんにく 1〜2片
輪切りの唐辛子 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
塩 2つまみ
ブラックペッパー お好みの量
ドライパセリ 適量
作り方
【1】レモンは飾り用にくし切りをひとつ取っておき、残りはシェラカップに汁を絞っておきます。お好みで、ふりかける用のレモンの皮を、細かく削んでおきます。
【2】にんにくはみじん切りにします。
【3】タコをスライスして皿に並べます。【1】の絞り汁をふりかけ、レモンの皮をトッピングします。
【4】耐熱のシェラカップなどにオリーブオイルを入れ、【2】のにんにくと塩を入れて弱火にかけます。香りがしてきたら唐辛子を入れます。にんにくが色付いてきたら火から下ろします。
【5】【3】に【4】を回しかけ、ブラックペッパーをたっぷりふりかけます。ドライパセリと【1】のくし切りのレモンを飾って完成です。
▼参考記事
きのこのアヒージョ風
さっぱりとした味わいの「ゆかり」を使ったアヒージョをご紹介します。ゆかりはオリーブオイルとの相性もよく、爽やかで食がすすみます。残ったオイルは、パンを浸して余すことなく召しあがれ。
材料
お好みのきのこ 200g
ゆかり 小さじ4
おろしにんにく 少々
オリーブオイル 大さじ4
レモン、イタリアンパセリ 適量
作り方
【1】きのこを食べやすい大きさに切ります。
【2】鍋にオリーブオイル、おろしにんにくを入れ、香りが出たら【1】を加えて炒めます。
【3】火を止め、ゆかりを混ぜます。
【4】皿に盛り付け、カットレモン、イタリアンパセリを添えて完成です。
ポイント
「ゆかり」は加熱すると変色してしまうので、必ず仕上げにかけましょう。
▼参考記事
鶏とチーズのオリーブ和え
焼き鳥缶詰、ベビーチーズ、オリーブと、それぞれ単体で食べても美味しいものを和えて、晩酌にぴったりなおつまみを作りましょう。
材料(2人分)
焼き鳥缶詰 1個(75g)
ベビーチーズ 4個
缶つま「ミックスオリーブ」 1個
粗びき黒こしょう たっぷり
作り方
【1】ベビーチーズを1.5cm角に切ります。
【2】ボウルに焼き鳥缶詰をタレごと、さらに缶つまオリーブも缶汁ごと加え、ベビーチーズと和えていきます。
【3】シェラカップなどに盛り付け、粗挽き黒こしょうをたっぷりちらして完成です。何とここまで3分もかかっていません!
焼き鳥のタレのコク、チーズのまろやかさ、オリーブの程よい塩気が絶妙のバランス。たっぷりかけた粗挽き黒こしょうがアクセントになって、お酒が進むこと間違いなしの味わいです。
焼き鳥は塩味にすればあっさり、ベビーチーズはカマンベール入りにすればちょっぴりリッチに、スモーク味にすればワイルドに…と味変も簡単なので、ぜひいろいろな組み合わせを試してみてください。
▼参考記事
山形芋煮
芋煮とは、里芋・ネギ・牛肉あるいは豚肉などの食材を大鍋で調理する東北地方の郷土料理。
宮城や山形ではアウトドアでよく食べられています。芋煮はとても簡単に作れる上に、難しい調理技術が必要ありません。初心者の方でも気楽に作ることができますよ。
そんな山形芋煮のレシピを、冷凍里芋を使った手軽なキャンプ飯バージョンで紹介します。
材料(2人分)
里芋 150g(一口大にカット)
ねぎ 1本(ななめ切り)
牛肉 100g
しめじ 50g
水 400ml
砂糖 20g
醤油 25ml
料理酒 10ml
作り方
【1】里芋は一口大に、ねぎはななめ切りにカットしておきましょう。牛肉は切り落としだと、そのまま鍋に入れられるのでおすすめです。
【2】食材の準備ができたら、水を入れて火にかけます。その時に里芋を一緒に入れておくと、しっかりと火が通り時短になります。
【3】沸騰したら残りの食材を全て入れ、火を通します。シャキシャキのネギが好きな方は、最後に入れると食感が残ります。
この時、アクが気になるようであれば取り除いてください。
【4】調味料を全て入れ、軽く混ぜ合わせて全体的に煮込みます。
【5】食材に味が馴染んだら完成です。できあがりまでの所要時間はざっと15分ほど。
ポイント
山形芋煮は醤油ベースで甘めの味付けになります。お好みで砂糖を増減したり、みりんを入れたりしても良いでしょう。
大人数用で本格的に作りたい場合は、こんにゃくや舞茸などのキノコ類を追加で入れると、グッと旨味が増すのでぜひお試しください。
ちなみに、今回は時短のために皮を剥いて冷凍された里芋を使用しました。クーラーボックスに入れて持っていくとちょっとした保冷剤代わりにもなり、料理を始める頃には解凍されているので便利です。
▼参考記事
白米と一緒に食べたいおかず系アウトドアレシピ
おかず系レシピ
サバのあったかポン酢煮
熱々の内に口に頬張りそのまま熱燗で流し込みたい一品です。ポン酢の酸味と醤油味とシソ、葉ネギのさわやかさがたまりません!
材料
サバの水煮缶 1缶
葉ネギ 2~3本程度
大葉 2~3枚
チューブしょうが 適宜
ポン酢醤油 適宜
作り方
【1】葉ネギは一度洗い、5mm程度の長さで刻みます。刻んだ葉ネギは一旦別の所に入れておきましょう。
【2】大葉も一度洗い、全て重ねて刻みます。一度巻いてから切ると切りやすいです。
【3】サバ缶をクッカーに移します。中の汁も全て移しましょう。
【4】塊のままだと味が良く染みないので、ふたつに割る程度の感覚で少しほぐします。ほぐしすぎると食べ応えが無くなるので注意。
【5】チューブしょうがを1〜2cm程度入れます。しょうがはサバ缶特有の臭みを消してくれると同時に味にアクセントを追加できるので、しょうが好きの方は多めに入れるのがおすすめです。
【6】チューブしょうがを入れた後のクッカーを火器または焚火の上に置き、サバがしっかりと温まるまで火にかけます。はじめは強火で、グツグツしてきたらその後は弱火でコトコト温めましょう。時々汁部分をかき混ぜてしょうがを全体になじませます。
【7】サバの中までしっかりと温まったら、弱火にかけたままポン酢醤油を好みの量だけ入れます。個人的には少し多めにするのがおすすめです。ポン酢醤油を入れて少しグツグツしてきたらすぐに火を止めます。
【8】火傷に気をつけながら、始めに切っておいた大葉と葉ネギを、大葉→葉ネギの順で盛り付けたら完成です。好みでチューブしょうがを刻みしょうがにしたり、ユズポン酢などにしても美味しい。いろいろ工夫してみてください。
▼参考記事
味覇で作る八宝菜
味付けは本当に味覇のみで、素材の旨みたっぷりの八宝菜レシピ。ちなみに、八宝菜の「八」は「8種類の具材」ではなく、「たくさん」という意味で、数にこだわる必要はありません。今回はスタンダードな食材ばかり使用していますが、お鍋やバーベキューであまった食材で作るのもおすすめですよ。
材料(2~3人分)
豚こま切れ肉 100g
松笠イカ(冷凍) 100g
白菜 約150g
にんじん 1/3本(約50g)
しいたけ 2個
うずらの卵の水煮 6個
ごま油 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
塩こしょう 少々
★調味料
水 150ml
味覇(チューブタイプ) 約10cm
☆水溶き片栗粉
水 大さじ1
片栗粉 大さじ1
作り方
【1】松笠イカを30分以上塩水に浸けて解凍しておきましょう。松笠イカというのは表面に格子状に切り込みが入ったイカのこと。表面に切り込みが入っていると加熱したときに松ぼっくりのかさのようになり、見た目が華やかになるのはもちろん、調味料も絡みやすくなります。
【2】解凍後はキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
きちんと拭き取れたら食べやすい大きさに切りましょう。
今回はイカを使用していますが、エビやシーフードミックスなどで作っても美味しいですよ。
【3】野菜の下ごしらえをします。まずは、白菜をざく切りにしましょう。
【4】しいたけは根元の石づきを切り落として軸を取り、薄切りにします。
軸は笠部分に比べて固いので、繊維を断つように斜めに薄切りにしましょう。
【5】にんじんは縦に4等分に切ってさらに薄切り(短冊切り)にします。
【6】フライパンにごま油を熱したら、豚こま切れ肉とおろしにんにくを加えて中火で炒めます。
【7】豚肉の色が変わってきたら、白菜、しいたけ、にんじんを加えて混ぜ炒めます。このあと煮るので、野菜全体に油がなじんで、軽くしんなりすればOKです。
野菜もたっぷりと旨みを引き出しましょう。
【8】水を加えたら、今回の主役である味覇を投入しましょう。
チューブタイプの味覇のパッケージ裏には、味付けの目安が記載されています。今回はこちらを参考に、約10cmほど使用しました。
【9】最後にみんな大好きなうずらを汁ごと入れましょう。
【10】しっかり混ぜたら煮立たせて、弱火で5分ほど煮ます。にんじんが柔らかくなるまで煮ましょう。
【11】一旦火を止めて、水溶き片栗粉を回し入れたら1分ほど加熱します。
【12】手早く混ぜて火にかけ、とろみが付くまで1分ほど加熱し、塩こしょうで味を調えたら火から下ろしましょう。
【13】お皿にたっぷり盛り付けて完成!華やかな見た目と、てりてりとろ~りのあんが食欲がそそられます。
ひと口頬張ると、熱々のあんにプリッとしたイカの食感や野菜の旨み、豚肉のジューシーなコクが絡んで絶品。しっかりこってり味ですが、味覇のおかげですっきりと上品な風味に。食材が持つ食感や旨みを楽しめて、うずらの卵でお得感もたっぷりの一品に仕上がりました。
▼参考記事
豚肉と白菜のミルフィーユ鍋
豚肉と白菜で作るミルフィーユ鍋。材料は少なめで調理も簡単ですが、見た目も食べごたえもボリューミーな一品です。
材料(1人分)
豚バラ薄切り肉 約200g
白菜 4枚
刻みネギ 適量
★調味料
水 150ml
和風顆粒だし 小さじ1/2
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
おろししょうが 小さじ1
作り方
【1】白菜の上に豚肉を乗せます。その上にさらに白菜を乗せて、また豚肉を乗せ……
白菜→豚肉とメニューメーのとおりミルフィーユになるよう順番に重ねていきます。
【2】白菜と豚肉を重ねたまま、メスティンの幅にあわせて5cm幅程度に切っていきましょう。
【3】切った白菜と豚肉を、メスティンにギュッギュッと敷き詰めていきます。
詰め方は自由ですが、メスティンは外側の方が火が通りやすいので、なるべく白菜の芯部分が外側に来るように敷き詰めると、食感のバランスも良くなりますよ。
【4】シェラカップで水、めんつゆ、和風顆粒だし、おろししょうがを混ぜたら……
白菜と豚肉の上から回しかけます。
【5】火にかけて沸騰させたらフタをして、弱火で15~20分ほど煮ましょう。
【6】仕上げに刻みネギをちらして完成!具材は豚肉と白菜だけですが、見た目も華やかな仕上がりになりました。
豚肉の旨みを吸い込んだ白菜は、ジュワッととろ~り優しい口当たり。
今回はめんつゆで味付けしていますが、さっぱりポン酢で煮込んだり、七味唐辛子をトッピングするのもおすすめですよ。
▼参考記事
焼き鳥缶詰のカレー野菜炒め
焼き鳥缶詰で作る野菜炒め。缶詰のタレを調味料として利用し、カレー粉スティックと合わせてスパイシーな風味に仕上げます。
材料(2人分)
焼き鳥缶詰(タレ味) 1個(75g)
炒め物用カット野菜(もやし、キャベツ、ピーマン、にんじん) 200g
サラダ油 大さじ1
カレー粉スティック 1本(2g)
おろしにんにく 小さじ1
塩こしょう 少々
作り方
【1】フライパンにサラダ油を熱し、カット野菜を加えて強めの中火で炒めていきましょう。やや強めの火力で手早く炒めると、野菜のシャキシャキ感も残りやすいです。
【2】野菜がしんなりしてきたら焼き鳥缶詰をタレごと加えて……。
さらに、おろしにんにくとカレー粉スティックで味付けし、サッと混ぜ炒めます。
【3】塩こしょうで味を調えたら火から下ろしましょう。
【4】シェラカップなどに盛り付けて完成!カット野菜と缶詰を利用したので、調理時間はわずか3~4分でした。
食べてみると、シャキシャキ野菜に焼き鳥のタレ、カレーのスパイシーな香りが絡んでお箸が止まらない味わい。
今回はカット野菜を使用しましたが、バーベキューで余った野菜などを使って作るのもおすすめです。
▼参考記事
キムチのアヒージョ
キムチはオイルで煮ると、まろやかな旨みのある美味しいアヒージョになります。今回はシンプルに、キムチのアヒージョが味わえる木綿豆腐で作るレシピを紹介します。豆腐のほか、お肉や魚介類(牡蠣やエビ、タコ)など、好みのものを入れていろいろなアレンジを楽しんでくださいね。
材料(2人分)
白菜キムチ 100g~
木綿豆腐 1丁(300g)
プチトマト 4~6個
きのこ(しめじなど) 適量
万能ねぎ(ニラ) 適量
オリーブオイル 適量
にんにく 3片分
タカノツメ 1本
塩 少々
下準備
・豆腐は水切りし、食べやすい大きさにカットします。
・キムチが大きい場合はカットし、汁気は軽く絞ります。
このとき、調理用ハサミを使うと便利です。小さめのボウルにキムチを入れ、調理用ハサミでキムチをカットし汁気を絞りながら鍋に移せば、まな板も手も汚さずにすみます。残った汁も捨てずに〆のチャプェに入れて使い切りましょう。
・プチトマトは楊枝などを使って穴を開けます。
・にんにくは2片分は半分にカットし、1片分はみじん切りにします。
・しめじは小房に分けます。
作り方
【1】スキレットに豆腐とキムチを入れます。
【2】しめじやプチトマト、万能ねぎ、にんにく、タカノツメを入れ、塩を振ります。
【3】最後にオリーブオイルを底から1cmくらいまで注ぎ、中火にかけます。
【4】全体がふつふつとしてきたら、弱めの中火にし、豆腐は上下返しながら火を通します。
【5】食べ頃になったら弱火にしていただきます。
▼参考記事
デザートにおすすめのスイーツ系アウトドアレシピ
スイーツ系レシピ
マシュマロハニーグラタン

はちみつとシナモンパウダーをたっぷりと。
マシュマロ、バナナ、はちみつと合わせて、スイーツグラタンを作ってみましょう。甘い物好きの方には堪まらない一品です。
シナモンパウダーのおかげで後味はシャキッとスパイシー。かなり濃厚ですが、シナモンのおかげで最後まで飽きずに食べられるスイーツグラタンに仕上がりました。
なお、溶けたマシュマロは固まるとこびりつきやすいので、メスティンは加工されたものを選ぶか、そうでない場合はクッキングシートを利用して作ることをおすすめします。
材料(2合炊きメスティン1個分)
バナナ 1本
マシュマロ 5個(約70g)
食パン(4枚切り) 1枚
無塩バター 10g
はちみつ 適量
シナモンパウダー 適量
メスティンは約16×9×6cmの2合炊きのものを使用しています。
作り方
【1】バナナは5mm幅の斜め薄切りにします。少し厚みを残しておくと、加熱しても食感が残りやすいです。

バナナは斜めに薄切りにします。
【2】メスティンに無塩バターを入れ、弱火で熱してバターを溶かします。

メスティンでバターを溶かしましょう。
【3】溶けたバターの上にバナナを並べます。

バナナを並べます。
【4】さらに食パンを細かくちぎって加えます。

細かくちぎった食パンをイン。
【5】マシュマロをちぎって並べ入れ、フタをし弱火で1分ほど加熱します。

さらにマシュマロをちぎり入れます。
【6】フタを取り、マシュマロが半分ほど溶けていたらOK。はちみつとシナモンパウダーをたっぷりかけたら完成です。

マシュマロが半分溶けたらOKです。
▼参考記事
いちご大福
苺大福といえば、もちもちのお餅に包まれたジューシーな苺と甘いあんこ。手作りするには少し難しそう……なんて思っていませんか。
実はフライパンを使えば、アウトドアでも簡単に作れるのです!それに親子で一緒に作る時間は、ただ美味しいだけでなく、楽しい思い出として心に残ること間違いなし。
アウトドア初心者でも安心して挑戦できる、簡単・美味しい苺大福の作り方をお届けします。
材料(6個分)

苺は小さめが包みやすくおすすめ!
白玉粉 100g
砂糖 20g
水 150ml
市販のあんこ 180g程度
苺 6個
片栗粉 適量(打ち粉用)
道具
フライパン
ボウル
スプーンまたはヘラ
クッキングシートまたはトレイ
どれも手に入りやすい材料と道具なので、準備も簡単です。
白玉粉はスーパーや100均でも買えるので、荷物が多くならないのも嬉しいポイントです。キャンプに持って行ってもかさばらず、お餅作り初心者でも失敗しにくいので、安心です。
事前準備
あんこを6等分にし、洗ってへたを切り落とした苺をくるんでおきます。
こうすることで、仕上げの作業がスムーズにできるので、中身を6つ作っておきましょう。
作り方

ダマがないようにしっかり混ぜます。
【1】生地を作ります。ボウルに白玉粉と砂糖を入れよく混ぜてから、水を入れてしっかり混ぜます。
水は一気に全量を入れずに、2〜3回に分けて入れましょう。ここで重要なのは、ダマが残らないようしっかりと混ぜること。滑らかな状態になるまで根気よく混ぜます。
こんなにとろとろの水みたいな状態で大丈夫かなと思いますが、ダマがなければバッチリです。

弱火〜中火でゆっくりと混ぜます。
【2】フライパンに生地を流し込み、中火で加熱します。このとき、ヘラで混ぜながら全体に熱を通すのがポイント。
生地が透明感を帯び、もちもちとした状態になれば火を止めます。

一気に固くなってくるので、しっかり混ぜて。
1〜2分のあっという間に火が入るので、目を離さないようにしましょう。
ここまでで、苺大福の主役であるお餅の生地が完成です。

お餅がペタペタ手にくっつくので、片栗粉はたっぷりと。
【3】生地を整えます。熱々の生地を片栗粉を広げたバットかクッキングシートに取り出します。
手やヘラ部分に片栗粉をつけておくと、生地がくっつかず作業しやすくなりますよ。
【4】生地を6等分に分け、それぞれを丸めます。この工程で少し熱さを感じるかもしれませんが、それが扱いやすさのサインです。

広げたお餅にあんこと苺を包みます。
【5】いよいよ苺大福らしい見た目に仕上げていきます。
丸めた生地を手のひらで薄く広げ、その中央に最初に作ったあんこと苺を置きます。

平らな場所で広げて包むのは楽ちん!
手のひらで広げるのが意外と難しいので、バットの上で広げてもOK!
【6】生地の端を少しずつ持ち上げながら苺を包み込み、しっかりと閉じます。

モッチモチで柔らかい苺大福の完成です。
【7】形を整えたら完成です。手作りならではの温かみのある仕上がりになりますよ。思わず包んだ瞬間に口の中に入れてしまいたくなります!

筆者手作りの苺大福
作り始めてから30分くらいで食べられるので、家族にも大好評でした。
▼参考記事
はちみつの一口フレンチトースト
アウトドアで作りたいフレンチトーストのレシピ。食パンは一口サイズに切ることでキャンプでも食べやすくなる上、卵液も染み込みやすくなって、時短で作ることができますよ。
材料(2人分)
食パン(6枚切り) 2枚
有塩バター 20g
はちみつ 適量
シナモンパウダー 適量
★卵液
卵 1個
牛乳 100ml
砂糖 大さじ1
作り方
【1】食パンを9等分に切りましょう。
【2】バットに卵を割り入れて、さらに牛乳、砂糖を加えてフォークで混ぜます。
【3】先ほど切った食パンをバットに入れ、途中でひっくり返しながら5分ほど卵液にひたしましょう。
なお、食パン2枚が入るようなサイズのバットが無い場合はシェラカップなどで卵液を混ぜ、ある程度の深さがあるお皿などに2等分して移し替えてから、1枚ずつ食パンをひたしてくださいね。
【4】フライパンに有塩バターの半量を熱したら、食パンを焼き色が付くまで弱めの中火で焼きましょう。
【5】フライパンの汚れを拭き取ったら、残りの有塩バターを熱してもう1枚分も同じように焼きます。
【6】お皿にこんもりと盛りつけたら、はちみつをかけてシナモンパウダーをふって完成!
ふわふわ食感の食パンにとろ~りはちみつの甘み、シナモンとバターの香ばしい香りが絡んでやみつきの味わいです。
▼参考記事
スイートポテト
スキレットで調理できる簡単スイートポテトレシピをご紹介します。キャンプでは、コーヒーのお供にぴったりの一品です。
材料
さつまいも 大き目1個(200~300gほどのもの)
バター 20gほど
牛乳 大さじ3
砂糖 大さじ3
卵黄 1個分
作り方
【1】さつまいもの皮をむき、2cmほどにカットした後、さらに十字にカットして細かくしましょう。
【2】カットしたさつまいもをスキレットに移し、浸る程度の水を入れ、強火でひと煮立ちさせます。
ひと煮立ちしたら中火にし、20分ほど煮込みましょう。
串やフォークがスッと刺さるほど柔らかくなったら、水を切ってスキレットからあげます。
【3】さつまいもをボウルなどに入れ、マッシャーやスプーンでよく潰しましょう。
【4】スキレットを強火にかけ、スキレット表面の水分が飛んだらバターを入れ、溶かしバターをつくりましょう。
【5】潰したさつまいもが入ったボウルに、牛乳、砂糖、溶かしバターを入れ、滑らかなペースト状になるまでよく混ぜます。
この際、スキレットに溶かしバターを少しだけ残しておきましょう。焼き上げに使用するためです。
【6】スキレットの上にペーストを敷き詰め、スプーンやへらを使ってできるだけ平らにします。
上に溶いた卵の卵黄をまんべんなく塗り、弱火にかけて、じっくりと蒸し焼きにしましょう。時間の目安は15分~20分ほどです。
【7】蓋を開け、ペーストの水分が飛んでいればできあがりです。
ペーストを見て水っぽさを感じた場合は、蓋を開けたまましばらく焼いて水気を飛ばしましょう。
スイートポテトは、お好みで切り分けて食べてください。
甘さがもう少しほしければ、はちみつを塗ったり、バニラアイスを乗せたりするのもおすすめです!
▼参考記事
桜蒸しパン
少ない材料でオーブンなしでも作ることができるので、アウトドアにおすすめの簡単おやつレシピです。
材料(5個分)
米粉 100g
砂糖 30g
サラダ油 小さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1
無調整豆乳 100g
桜の花の塩漬け 20g
豆乳は、牛乳に変更しても作ることができます。
作り方
【1】ボウルに、米粉、砂糖、ベーキングパウダーを入れて簡単に混ぜます。
【2】豆乳、サラダ油を入れてさらに混ぜます。
【3】全体が均一な状態になるまで、泡立て器でゆっくり混ぜましょう。
【4】桜の花の塩漬けは、サッと水洗いしてから水の中に浸して15分ほど置いて塩抜きをします。
【5】飾り用に桜の花を5つ取っておき、残りの花は水分を絞って切ります。
【6】生地に練り込みやすいように、桜はみじん切りにします。
【7】刻んだ桜の花をボウルに入れます。
【8】よく混ぜて、桜の花が全体に散るように混ぜましょう。
【9】ココットやシェラカップにおかずカップなどを入れて、混ぜた蒸しパンの生地を流し込みます。
容器の周りに生地がつかないように、気をつけながら少しずつ入れましょう。
【10】全ての生地を入れ終わったら、空気抜きをするために、容器をテーブルにトントンと数回軽く落としてください。
【11】残しておいた桜の花は、ペーパーでよく水気を拭き取ります。
【12】生地の上に、桜の花を飾ります。
【13】フライパンやスキレットに湯を沸かし、容器を入れます。
蓋をしながら強火で10分加熱しましょう。お湯は、容器の5~8割ほどの高さになる量を用意しましょう。
【14】串を刺してみて、どろっとした生地がついてこなければ完成です。
容器から取り出し、粗熱が取れたら食べましょう。冷たくなってしまうと、固くなるので温かいうちに食べるのがおすすめです。
桜の香りと、もちもちした食感が、桜餅を思わせるような味に仕上がります。
▼参考記事