本記事では、アウトドア情報誌『BE-PAL』(2022年2月~2025年8月号まで)やBE-PAL.NETに掲載された燻製料理から、プロがおすすめするいろいろな燻製のやり方と食材&レシピをまとめました。
初心者の方でもチャレンジしやすい燻製はもちろん、一度は作ってみたいベーコンや自宅でもできる燻製レシピのほか、焚き火を利用したキャンプならではの燻製レシピなども必見です。
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燻製の基本をおさらい
一口に燻製といっても、調理する温度によって3種類に分かれます。各種類の特徴を解説するので、まずは燻製にはどのような方法があるのか押さえましょう。
燻製の種類
燻製は調理時の温度によって以下の3種類に分けられます。
【熱燻】
80〜140度C程度の高温で食材を燻す方法です。10分〜1時間程度と、他の方法よりも短時間で調理できるのが特徴です。
手軽にできることから、キャンプやBBQで行なうケースが多いでしょう。熱燻は食材の水分を残したまま調理できるので、ジューシーな仕上がりになりますが長期保存には向いていません。
【温燻】
30〜80度Cで数時間から1日程度かけて燻す、一般的な燻製の方法です。熱燻に比べて水分を抜くことができるため、5日間程度は保存できるのが特徴です。
【冷燻】
15〜30度Cの低温で長時間かけて燻します。外気に合わせて温度調整をする必要があるため、上級者向けの方法です。水分がしっかり抜けるため、スモークサーモンなどを作るのに向いています。長期保存が可能なのも特徴の一つです。
▼参考記事
達人が伝授!お手軽スモーカーで定番の食材を燻製
はじめての燻製なら、まずは手軽なおつまみ燻製からはじめるのがおすすめ。初心者でも簡単な燻製器&燻製レシピを、スモーキーフレーバー代表・服部 弘さんに紹介してもらいました。
(BE-PAL 2022年2月号より)
達人が伝授!お手軽スモーカーで定番の食材を燻製
「そもそも燻製は保存のためのものですが、いまは香りを纏わせるおつまみ燻製が流行っています。庭やキャンプで気軽に挑戦するなら、最初は道具も手軽なおつまみ燻製がおすすめです」と服部さん。用意してくれたのは、ダンボールからバケツ燻製器まで全5種類です。
「初めてならスモークウッドとダンボールを使った手軽な温燻や、あまり温度の上がらない固形燃料を使うのもいいでしょう」とのこと。食材も下準備不要で即燻製できるものが燻製には向いています。
「慣れたら、ハムやベーコンのように、塩漬け、乾燥、燻製と段階を踏むものに挑戦してみてください。でき上がったものは保存性も高められますよ」
スモークウッドを使ったダンボール燻製×「チクワ・かまぼこ・チーズ」
スモークウッドは火を点けたら熱源不要で放っておけるのが大きな魅力です。ダンボール燻製器は紙でも2〜3回は繰り返し使えます。チクワ、カマボコ、チーズを置くだけでOKです。

ダンボールの上から1/3くらいの位置に切り込みを入れて(2か所)、網を渡します。


上の写真のようにスモークウッドを白くなるまで十分熱し、ダンボールを上から被せます。

網の上にそのまま食べられるチクワ、カマボコ、チーズを置きます。

上部を閉じてフタをしたら、飛ばないように重しを乗せ、2時間ほど燻せば完成です。
100均アイテムと固形燃料のお手軽燻製×「チーズ」
100均のボウル、網、取っ手で作るお手軽燻製器です。ステンレスが薄いので、熱源は火力の弱い固形燃料を組み合わせます。

旅館の料理に使われる固形燃料(これも100均)で30分ほど燻せばOKです!

底にチップを入れ網の上にチーズを並べ着火します。

水滴が出たら拭きます。

フタをして飴色になるまで燻します。慣れるまでは何度か開けて確認をしましょう。
おうちキャンプにおすすめのお鍋燻製×「ナッツ」
家の鍋を使って熱燻にチャレンジします。30分ほどの短時間燻製に最適です。ボウルを利用して円形のフタを作れば、中が結露しても安心です。

鍋にチップを敷き、網に、容器に入れたナッツを乗せ煙が出たらフタをします。


煙が通り、かつナッツがこぼれないこし器を活用して燻製します。非常〜に香ばしく、熱々を食べても美味しいです。
バケツ燻製×「ベーコン・魚」
しりつぼみになったバケツは網が自動的に引っかかるので燻製器が作りやすいです。深さもあるので、豚バラや魚など、大きな食材が乗せられます。

バケツの下部に電動ドリルで空気穴を開けます。ぐるりと一周、等間隔に開けましょう。

ボウルの底に取っ手を取り付け、左右2か所に空気穴を開けフタにします。

塩麹200gと酒粕50gを混ぜ、豚バラ(500g)を5日間漬け込み、水に浸けて塩抜きし冷蔵庫で1日脱水します。

炭火で表面を乾かします。

チップを入れ、

燻します。

約1時間燻して表面が色づけばOKです。1日寝かせます。

中まで火は通ってないので焼いて食べます。

魚もまずは炭火の上方に置き、表面を乾燥させる。水分が出たら拭き取りましょう。

乾いたら炭の上にチップを散らし、煙が出たらフタをします。炭の代わりにバーナーにかけてもいいです。
撮影/小倉雄一郎
▼参考記事
憧れの自家製ベーコンレシピ
燻製の王道、ベーコンの簡単レシピをアウトドアライター・鈴木 隆さんに紹介してもらいました。自家製ならではの味わいを楽しめます。
簡単自家製ベーコン

ハマるとやみつきになる自家製ベーコン。
アウトドア料理で憧れる燻製ですが、その中でも一度は挑戦してみたい自家製ベーコン。仕込みに1週間以上使うレシピもありますが、ここではピチットシートを使って2日間でできる簡単レシピを紹介します。
材料
豚バラブロック 200g
塩 4g(お肉に対して1.5〜2.0%)
ホワイトペッパー 適量
ガーリックパウダー 少々
三温糖 2g
お好みのスパイスやハーブ 少々(無くてもOK)
作り方
【1】キッチンペーパーで豚バラ肉の表面を拭き、フォークで穴をところどころあけます。
【2】塩やホワイトペッパー、お好みのスパイスやハーブ、ガーリックパウダー、三温糖を全体に振りかけ馴染ませます。

ピチットシートで包みます。
【3】ピチットシートで全体を包んで、一晩冷蔵庫で寝かせます。
【4】お好みのチップを使って70度Cで1時間半から2時間燻製します。

燻製した自家製ベーコン。
【5】冷蔵庫などで冷やせば、完成。
スライスして焼いたり、刻んでパスタの具材などにして食べてみてください。市販のものとは違う味わいを楽しめます。
▼参考記事
焚き火を使った豪快ナチュラルスモーク
焚き火とともに楽しめる、アウトドアにぴったりの燻製レシピをアウトドアの達人たちに紹介してもらいました。直火ならではのやみつきになる香りと味です。
(BE-PAL 2022年2月号、2025年8月号より)
焚き火を使った豪快ナチュラルスモーク
さっぱりヘルシーな豚バラ吹き流しロースト

宇宙人のようなユニークな見た目で、外はカリッと、中身はしっとりジューシー! 塊肉の中は意外なほどに淡白な味なので、かなり多めに塩を振るのがポイントです。
一度味わったらクセになる、直火ならではの香りと味。薪はゆっくりじっくり燃える広葉樹を。燻煙もかけられるので、肉と相性が良く、色づきもいいサクラがおすすめです。
「意外に重要なのが上火でね。上から火を当てることができると、オーブン効果が発揮できて、火を通す時間も短縮できる。そのために今回考えた焚き火システムがこれ!」

下からの焚き火の熱が拡散しないよう、肉の上にグリドルを配置。逆さにすることで、焚き火台の脚がストッパーになり、薪の落下を防ぎます。
焚き火の上に肉を吊るし、さらにその上に焚き火台をセット。上下で火をおこすという二段戦法です。熱は上に上がるため、かなり強めに上火をたくのがポイント。
材料
豚バラブロック肉 2〜3kg
塩 適量
黒コショウ 適量
焚き火調理道具
ラウンドグリドル
トライポッド
鎖
S字フック 8個
笹竹 6本
作り⽅

豚バラブロックに、約5cmの等間隔で切り込みを入れます。

塩・コショウを表面がざらざらするぐらいたっぷり振りましょう。

塊肉2枚をS字フックで円状に連結し、鎖に吊り下げます。

笹竹を下から差し込んで、肉を放射状に広げます。

上下の焚き火で2〜3時間炙ります。中まで火が通れば完成。燻煙で色づき、香ばしく仕上がります。スライスしていただきましょう。そのままでも、マスタードをつけても美味。
撮影/花岡 凌
(BE-PAL 2025年8月号より)
▼参考記事
魚の丸ごと燻製

「冬は朝起きたらまず火をおこすのが日課。その火でお湯を沸かして暖をとり、木を燃やして出てきた煙で燻製する。なんでも利活用するのが好きなんです」と、長野さん。
肉を燻すことが多いが、キャンプでなら、時間が短くてすむ魚もおすすめ。
「魚を丸ごと、シャンデリアみたいに焚き火の上に吊るしてみるのも面白いね」
作り方

内臓を取り出し、ウロコを引いてよく水洗いします。

両側の背骨上と背びれ下に包丁で筋目を入れます(計4か所)。

15%の塩水に1時間ほど漬けましょう。あれば卵や肝、白子も一緒に。

魚を下処理したら、まず上部に吊るして低い温度の煙をあてながら乾燥させましょう。30分ほど低温の煙をあてて乾かしたら、焚き火の際まで降ろし、一気に温度を上げて熱燻します。
「まずは外側を乾燥させないと、煙が付着しないから。1時間半から2時間もかければ大丈夫」

煙が効率良くかかるように、焚き火の周りはティピーで囲む。
煙をかけている間は、入り口を閉め、スモークフラップも閉じてなるべく隙間をなくします。

おろしたてのワサビを添えていただきます。
燻製した鯛はタイ茶漬けにするのもおすすめです。
燻製した頭とアラを鍋に入れ、お湯で煮出して出汁をとり、器にご飯とほぐしたタイの身を乗せたら、出汁をかけましょう。タイの出汁に燻煙が滲み出たコク旨な仕上がりです。
撮影/柏倉陽介
(BE-PAL 2022年2月号より)
▼参考記事
極上の焚き火ベーコン

広葉樹の薪でじっくりと燻したベーコンは、そのまま酒のつまみにしても、ベーコンエッグにしても、刻んでチャーハンにしても、とにかくどう食べても旨い!ちょっとしたコツがあれば焚き火を楽しみながら簡単につくることができるので、挑戦してみてください。
材料
豚バラブロック
塩
コショウ
オリーブオイル
タイム
ローズマリー
ニンニク
ジッパー付きの袋
香草類は、少し甘みを加えたい場合はパイナップルや蜂蜜などを加えると、味だけではなく肉が軟らかくなってより美味しくなります。ただし、糖分はお肉を炙った際に焦げやすくなるので注意が必要。台湾風にしたい方は八角などをいれてもいいかもしれません。

作り方
【1】新鮮なお肉は、表面に様々な水分(ドリップ)が浮いてきます。キッチンペーパーなどで両面、そして隙間までしっかりと拭き取っておきます。

【2】豚バラ肉全体をフォークでまんべんなく刺します。こうすることで、塩分などが染み込みやすくなります。どれくらい、何回刺せば良いかなどはあまり気にせず、あくまで“適当”で大丈夫!

【3】塩コショウをし、すりおろしたニンニクをお肉にすり込みます。お肉は厚みがあるため、思っているよりかなり多めにふった方が、食べたときの味が良くなります。
また、これら香辛料はお肉を腐りにくくする効果もあります。ニンニクはチューブタイプでもいいのですが、生のニンニクの方が香りが高く美味しさが増します。

【4】お肉をジッパー付きの袋に入れた後、オリーブオイルをお肉全体に行き渡る程度に入れ、さらに香草をちぎって両面に入れます。
お肉全体に味が染み込むようによく揉み込み、一度お肉を寝かせます。冬場はお肉が腐りにくいので、常温で1時間、余裕があるときは、前の日に仕込みをしてひと晩置くとより味がよくなります。

【5】豚バラ肉をじっくり炙るために、炙り作業は三脚などで吊します。そのために、豚バラ肉の四つ角にS字フックをかけておきます。
S字フックは肉の端に差してしまうと、お肉が途中で切れて落ちてしまったりするので、お肉にしっかりと厚めにかけておくのがポイント。

【6】下準備ができたら、あとはじっくりと焚き火の熱と煙でベーコンにしていきます。
コツは焚き火の熱を当てすぎないこと。熱を当てすぎるとただの豚バラ焼きになってしまうので、つねに遠火でじっくり熱を加え、メインは煙で燻していくようなイメージで面倒を見ていきます。

お肉は少し熱が加わってくると油が落ちて、さらにひとまわり小さくなってきます。いぶしにムラが出ないように、時々長方形の各辺が下になるように吊し向きを変えてあげたり、焚き火の火力をコントロールをしてあげるときれいで美味しいベーコンになってくれます。
時間は天候や気温、お肉のサイズで大きく変わりますが、おおよそ2時間から3時間を目安に、時々肉をそいで味見をしながら仕上げていきます。

時々仕上がり具合を確認して、お肉がほんのりピンク、でも生ではない感じに仕上がっていれば完成!
まだ生っぽいドリップが出るようなら再度じっくり炙るようにしましょう。もしも温度計があれば、肉の内部が70度以上になっていれば完成です。(※焼け具合はしっかりと確認してください)
▼参考記事
冬場にチャレンジしたい!手軽な冷燻レシピ
冬場の燻製なら冷燻も楽しみたい! 自作スモーカーを使った冷燻レシピを、発酵クリエイター・宮原悠さんに紹介してもらいました。
(BE-PAL 2022年2月号より)
一斗缶スモーカーで作る絶品スモーク刺身

「一斗缶は自作スモーカーの王道の素材ですが〝管〟を追加すると燻製の幅が広がります!」
そう話すのは、あらゆる保存食を自分でつくる発酵クリエイターの宮原悠さん。常温保存できる食品のひとつとして、燻製づくりにも取り組んでいます。
「食材が熱で変性しないのが冷燻の利点。長く燻した食材は長期保存ができ、生で食べたいものは香りだけを付けられます」
手軽な冷燻の見本に披露してくれたのは「スモーク刺身」。なんと、刺身を燻製に!?
「冷たい煙で燻せば刺身の鮮度が損なわれません。市販の刺身の盛り合わせでも、煙をかけるとまるで印象が変わりますよ」
宮原さんのスモーカーは分離式。熱伝導性の高いアルミ管で燃焼室と燻煙室をつなぎ、管を通る間に冷えた煙で食材を燻す。
「15分ほど待てばスモーク刺身のでき上がり。気温の低い冬場は冷燻を楽しむベストシーズンです。ぜひ、皆さんも挑戦を!」

一斗缶で作ったスモーカー。上下に直結すれば温燻・熱燻もOK。上の缶には食材を並べ、下の缶には燻煙材と汁受け(アルミ皿)を入れます。温燻・熱燻の場合は、底にウッドチップをまき、下からコンロで加熱します。
作り方


旨みを残しつつ水を抜く脱水シートで刺身を2時間ほど包み、その後軽く風に当てて表面の水気を飛ばします。ここではハーブをまぶした刺身とプレーンな刺身の2バージョンを用意。「ハーブをまぶすと洋風に。白ワインに合いますよ!」

気温18度Cのこの日、冷燻フォーメーションの煙の温度は20度C! 「煙の温度を低くするコツは、放熱量の小さい燻煙材を使い、ダクトで効果的に放熱すること。モグサのような燃え方をするスモークウッドは、煙が多いわりに熱はそれほど出ないので冷燻向き。スモークチップは温燻・熱燻に向いていますね」

撮影/矢島慎一
▼参考記事
おうちでも出来る燻製レシピ
室内でも換気扇の下で短時間作業すれば、煙を気にせずに美味しい燻製が手軽に作れます! 自宅でのおつまみにもぴったりな、旨味たっぷりに仕上がる燻製レシピを大野 絵里佳さんに紹介してもらいました。
アラスカ流スモークサーモンレシピ
アラスカ名物の「スモークサーモン」はおつまみとしてはもちろん、ちょっとしたパーティーにも活躍します。アラスカの各家庭ではそれぞれ秘伝の味付けがあり、ハーブやスパイスを利かせたもの、醤油やテリヤキソースを使ったものなどレシピは様々です。

ここでは、サーモンの旨みを活かした基本のレシピをご紹介します。そのまま食べて美味しいのはもちろん、ディップやクリームソースパスタなどにアレンジしても絶品です。
材料
サーモン(できれば紅鮭※) お好みの量
塩 サーモンの重さの約3%
ブラウンシュガー (塩の重さ)×4
お好みで仕上げにブラックペッパー、メープルシロップなど
作り方
サーモン半身 約440g
塩 13g
ブラウンシュガー 52g
※サーモンは新鮮で身が締まっているもの、塩味がついていないものを選んでください。また、アラスカでは紅鮭のスモークサーモンが味に定評があり人気なので、より本場の味を再現したい方はぜひ紅鮭でチャレンジしてみてください。

必要な調理器具等
スモーカー(温燻製ができるタイプ)
スモーカー用ウッドチップ
サーモンを漬けこむ用の密閉保存袋、または密閉容器
キッチンペーパー
乾燥させる時の網(スモーカー付属のもので可)

〈1~2日目:漬け込み〉
【1】まずは下準備。サーモンの水気を軽くとり鱗と骨を取り除いたら、食べやすいサイズに切ります。ここでは約3cmに切りました。
【2】計量した塩と砂糖をよく混ぜ合わせておきます。
【3】サーモンと2を密閉保存袋に入れ、できるだけ空気を抜きます。

【4】冷蔵庫で2日間漬け込みます。均等に浸かるように2~3回はひっくり返してください。時間が経つとサーモンの水分で塩と砂糖が溶けてきます。

〈3日目:乾燥〉
【5】ザルに出し軽く水で洗い流します。
【6】キッチンペーパーで水気をふき取ったら、網(ここではスモーカー付属を使用)に載せ冷蔵庫で丸一日乾燥させます。

表面にうっすらと膜が張るくらい乾燥させるのがポイントです。
〈4日目:燻製〉
【7】いよいよ燻製します。厚みやサイズによっても異なりますが、燻製時間は約80度で2~3時間が目安です。中まで完全に火が入るよう、お持ちのスモーカーに合わせて調節してください。
※仕上げにお好みでブラックペッパーを振るのがおすすめです。また、バーチシロップ(白樺の樹液を煮詰めたシロップ)やメープルシロップを塗るとツヤが出て見た目もよく、ほどよい甘味がサーモンの味を引き立てます。

中まで火が入るようじっくり燻製します。

完成です。
出来立てでも美味しいですが、冷蔵庫で一旦休ませると身が締まってジャーキーのような食感になります。ほどよく水分が抜けているので、サーモンの旨みをしっかりと堪能できます。少し甘めの味付けなのでお子様にはもちろん、アクセントにブラックペッパーや七味、ハーブなどを振ればお酒との相性抜群の絶品おつまみになります。
出来上がりに4日かかりますが、我が家では一度にたくさん作って、一個ずつラップで包み保存袋に入れ冷凍しています。食べる分だけ自然解凍して使えるので、いろいろなアレンジが楽しめますよ。

▼参考記事
燻製レシピでキャンプ飯をもっと楽しもう
意外と簡単にチャレンジできる燻製レシピ。スモーキーな香りをまとえば、いつもの食材もプロの味に激変します。キャンプ場やお休みの日のご自宅で、美味しい燻製料理を楽しみましょう。

















