
ボリューム満点!おかず系スープレシピ4選
おかず系スープレシピ
淡路島オニオンスパイスのおかずスープ

ネットショップで話題を集める「淡路島オニオンスパイス」を使って、キャンプでも簡単に作れるおかずスープを作ってみましょう。具材は手でちぎったりほぐしたりするので包丁いらずのレシピです。
淡路島オニオンスパイスとは?

淡路島の玉ねぎといえば、その甘さやみずみずしさから全国的にも人気の食材。
淡路島オニオンスパイスは、そんな淡路島産の玉ねぎをふんだんに使用した万能スパイス。

玉ねぎの他にもマジョラムやオレガノ、バジルなどを配合。
ただスパイシーなだけでなく、玉ねぎならではのやさしい甘みとコクを感じることができます。
ちなみに、商品は販売元である鳴門千鳥本舗の公式オンラインショップやAmazon店・楽天市場店などで購入することが可能。
レビューでも評価が高く、さらにリピーターも多いようで、詰め替え用も販売されているほど人気を集めている万能スパイスなんです。
材料(2人分)

・ウインナー 180g
・キャベツ 約150g
・しめじ 約100g
・オリーブオイル 大さじ1/2
・淡路島オニオンスパイス(下味用) 適量
・(A)水 500ml
・(A)コンソメキューブ 1個
・淡路島オニオンスパイス(仕上げ用) 適量
作り方

【1】キャベツを食べやすい大きさにちぎり、しめじをほぐしましょう。
キャベツは大きめにちぎっておけば食感も残りやすく、ボリューム感も演出できます。

【2】ウインナーも半分にちぎったら、アッと言う間に下ごしらえの完了です。

【3】フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、ウインナーを加えて焼き色が付くまで炒めましょう。

【4】さらに、キャベツとしめじを加えたら、淡路島オニオンスパイスで下味を付けます。
下味を付けて炒めることでスパイスがより香ばしくなるだけでなく、キャベツは甘みが、しめじはうま味が引き立ちます。

【5】キャベツはかさがあるので、底から返すようにして混ぜ炒めましょう。
スパイスとウインナーの脂を全体になじませていくイメージです。

【6】キャベツとしめじがしんなりしたら水、コンソメキューブを加えて煮立たせ、フタをして弱火で10分ほど煮込みましょう。

フタを取ったら……野菜の甘い香りがブワッと広がります。
【7】スープをお皿に盛り付け、仕上げのスパイスを振りかけて完成です。
ゴロッとボリューミーな見た目で食欲をそそります。

一口頬張ると、ウインナーのジューシーな食感にキャベツの甘み、後味にしめじの上品な風味でやさしい味わい。
じつは、水500mlに対しコンソメキューブ1個というのはやや少なめ。
しかし、下味を付けて炒めたおかげでしっかりコクが感じられ、まるで具材をちぎって手早く作ったとは思えないほど奥深いスープに仕上がりました。
▼参考記事
しょうがと豚肉の春雨スープ

軽くて持ち運びにも便利な春雨を使ったスープレシピです。しょうがと相性のいい豚肉と小松菜入りで、ボリューミーなおかずスープに仕上げます。
材料(2人分)

・豚こま切れ肉 100g
・しょうが 40g
・春雨 30g
・ごま油 小さじ1
・水溶き片栗粉 適量
・刻みネギ 適量
<合わせ調味料>
・水 400ml
・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
・鶏ガラスープの素 大さじ1
あらかじめシェラカップで合わせ調味料の材料を混ぜておくとスムーズです。
作り方

【1】小松菜を3cm幅に切りましょう。今回はアクが少なく調理の手間が少ない小松菜を使っていますが、あまった白菜で作るのもおすすめです。

【2】しょうがは、表面をアルミホイルでこすって汚れを落とします。

【3】しょうがの半分は具材として細切りにします。

【4】さらに、半分は調味料としてすりおろしましょう。

【5】フライパンにごま油を熱したら、豚こま切れ肉を加えて中火で炒めましょう。

【6】豚肉の色が変わったら、小松菜と細切りにしたしょうがを加えてしんなりするまで炒めます。

【7】あらかじめシェラカップで混ぜておいた合わせ調味料を加えます。

【8】さらに、おろししょうがを加えて混ぜましょう。

【9】春雨を加えて煮立たせ、蓋をして弱火で春雨が柔らかくなるまで約5分煮ます。

【10】仕上げに水溶き片栗粉を回し入れて混ぜ、とろみが付くまで加熱したら火から下ろしましょう。器にたっぷり盛り付けて完成です。

食べてみると、豚肉のコクとしょうがの香ばしい香りをたっぷり吸い込んだ春雨のおかげで食べごたえバツグン。食材の食感ととろみを付けたスープがしっかりお腹にたまって、芯から温まれるスープに仕上がりました。
▼参考記事
トウモロコシ粉の団子スープ

小麦粉アレルギーの方でも食べられるようにコーンフラワー(トウモロコシを挽いて作られた穀粉)を使った、お団子スープです。
トウモロコシのお団子は、アメリカ南部でよく食べられています。豚肉などと一緒にバナナの葉で巻いて蒸したり、チーズを混ぜてお団子を作ったり、いろいろなバリエーションがあります。穀類なので腹持ちも満点!キャンプの朝ごはんにもピッタリです。すいとんを作るときも、小麦粉のお団子の代わりに使えますよ。
材料(2~3人分)

・コーンフラワーまたはコーンミール 50g
・団子粉 50g(白玉粉や小麦粉でも代用可)
・水 約100ml(団子用)
・ミニトマト 1パック(200g前後)
・塩 ひとつまみ
・オリーブオイル 大さじ2
・カブ 1個
・ベーコン 50g(薄切りの場合は2、3枚)
・スープの素(コンソメやブイヨン) 1個
・スープ用の水 300ml
下準備
ベーコンは1cm幅、ミニトマトは半分、カブ・カブの葉は一口大に切っておきましょう。
作り方

【1】コッヘルに半分に切ったトマト、オリーブオイルを入れ、中火にかけます。塩をひとつまみ入れ、トマトが崩れるまで5分程煮込みましょう。

【2】鍋にベーコン・カブ・スープの素・水を入れさらに煮込みます。

【3】団子を作っていきます。コーンミールと団子粉をボウルに入れ、少しずつ水を入れて混ぜます。
まとまればいいので100mlすべて使う必要はありません。足りない場合は少しずつ足してください。
【4】まとまったら約3~4cmの団子にして真ん中をへこませて鍋に入れます。

【5】浮き上がってから約3分煮たら完成です。

ポイント
トマトソースを作ってからスープにすると、トマトが凝縮されて旨味たっぷりに仕上がります。
スープの素を使わずに、塩だけでも十分おいしくなりますよ。
▼参考記事
サバのせんべい汁

青森の郷土料理を、手軽なサバ缶を使って再現しました。包丁要らず、コッヘルひとつで味わえる、栄養たっぷりな一品です。
材料(2~3人分)

・サバ缶水煮 1缶(約200g)
・ゴボウ 60g(小1/2本)
・舞茸 1パック
・白菜 70g(外側の大きい葉のもの1枚、小さければ2枚に)
・青ネギ 1本
・せんべい鍋用せんべい 2枚
・水 缶詰2杯分(400ml)
・しょう油 大さじ2
・みりん 大さじ2
作り方

【1】ごぼうは瓶の底などで叩き、手で一口大に割ります。

【2】舞茸は手で割きます。白菜、青ネギはハサミでザクザク切ります。

【3】コッヘルにゴボウ、舞茸、白菜、サバ缶(汁ごと)、分量の水を入れ、中火にかけます。

【4】野菜に火が通ったら、青ネギ、しょう油、みりんを加え、せんべいを手で1/4くらいに割って入れます。
【5】さらに5分ほど煮れば完成です。
せんべいはモチモチの食感を楽しみましょう!煮込んでも溶けにくく、旨味が凝縮したスープとの相性も抜群です。サバ缶からは、いい出汁が出て美味しいですよ。体調を崩した日にも身体が温まります。
▼参考記事
野菜たっぷりでヘルシーなスープレシピ5選
野菜たっぷりスープレシピ
冬野菜とベーコンのコクうまミルクスープ

身体を温めてくれる栄養満点のスープレシピをご紹介します。
材料(3~4人分)

・ブロックベーコン 200g
・ブロッコリー 1/2個
・チンゲンサイ 3片
・ほうれん草 1束
・ニンジン 小1本
・ブロッコリー 1/2個
・大根 少量
・里芋 1個
・牛乳 300ml
・無調整豆乳 100ml
・コンソメ 大さじ1
・みそ 小さじ1
・水 100ml
作り方

【1】それぞれの具材を食べやすい大きさにカットします。
ベーコンは、赤身と脂身がバランスよくなるようにカットしましょう。

【2】ニンジン、大根、里芋、ブロッコリーの茎など火が通りにくい具材を先に入れて火にかけます。

【3】コンソメと味噌を牛乳で溶いて、混ぜやすくしておきます。

【4】先に入れた具材に火が通ったら牛乳と残りの具材、溶いたコンソメと味噌を入れます。
中火でかき混ぜながら煮込みましょう。

【5】具材に火が通ったら、かき混ぜながら豆乳を入れます。
豆乳は沸騰させると分離してしまうので、弱火でじっくりと加熱することがポイントです。

【6】冬野菜とベーコンのコクうまミルクスープの完成です。
味噌と豆乳を加えることで、味に深みとコクが出ます。
▼参考記事
きのこたっぷり和風スープ

飯ごうで作るおてがるスープレシピをご紹介します。飯ごうは、1.5Lほど水を入れることができます。容量が大きいため、最大で4~5人分のスープを作ることも可能です。
材料(3~4人分)

・まいたけ
・ひらたけ
・えのきたけ
・エリンギ
・しめじ
・長ネギ
・料理酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・和風顆粒だし 8g
・水 600ml
作り方

【1】具材を食べやすい大きさにカットします。

【2】飯ごうに長ネギ以外の具材と水、しょうゆ、和風顆粒だし、料理酒を入れます。
【3】アクを取り、きのこに火が通ったら最後に長ネギを入れてきのこたっぷり和風スープの完成です。
低カロリーで食物繊維もたっぷり、体にいいスープです。
▼参考記事
しょうがのクラムチャウダー

簡単に作れて体の芯から温まる、キャンプ飯にもピッタリのスープレシピを紹介します。一見手間がかかりそうですが、カレーにも使うような野菜を角切りにして、あさりの缶詰や牛乳と一緒に煮るだけ。意外と簡単に作れてしまうので、ほっこり温まりたいときにピッタリのレシピです。
材料(2~3人分)

・しょうが 40g
・ハーフベーコン 4枚
・じゃがいも 1個(約200g)
・玉ねぎ 1/2個(約120g)
・にんじん 1/3本(約30g)
・薄力粉 大さじ1~2
・有塩バター 10g
・(A)水 300ml
・(A)あさり水煮缶 1個(125g)
・(A)コンソメキューブ 1個
・牛乳 200ml
・塩こしょう 少々
・乾燥パセリ 適量
作り方

【1】じゃがいもの皮をむいて7~8mm角に切りましょう。

【2】玉ねぎを7~8mm角に切ります。

【3】にんじんも同じく7~8mm角に切りましょう。

じつは、しょうがは皮の付近が最も香りが強く、ポカポカ成分も豊富に含まれています。
そのため、今回はアルミホイルで表面の汚れを落とし、皮付きのまま使用します。

【4】しょうがの汚れを拭き取ったら、半分は具材として7~8mm角に切ります。

【5】半分は調味料としてすりおろしましょう。

【6】最後にハーフベーコンを1cm角に切ったら、下ごしらえの完了です。


【7】クッカーに有塩バターを熱したら、野菜とハーフベーコンを加えてしんなりするまで炒めます。

【8】さらに、薄力粉を加えて粉っぽさが無くなるまで炒めましょう。
面倒な場合はカットしてもOKですが、薄力粉でとろみを付ければ保温力がアップし、スープが冷めにくくなりますよ。

【9】上述の材料欄(A)の水、あさり水煮缶を汁ごと加え、さらにコンソメキューブを加えます。

【10】おろししょうがを加えて混ぜたら煮立たせ、蓋をして弱火で約10分煮ます。

【11】仕上げに牛乳を加えて混ぜ、ひと煮立ちさせます。牛乳は加熱し過ぎると分離してしまうので注意しましょう。

【12】塩こしょうで味を調えたら火から下ろします。
【13】器に盛り付けて、乾燥パセリをちらし完成です。

一口食べてみると、最初は野菜の甘みと牛乳のまろやかな風味でやさしい味わいですが、しょうがの香りが追いかけてきてシャープな後味。具材たっぷり、ほんのりとろみが付いているおかげでお腹もポカポカ。
食べながらにして、全身が温かくなれるようなスープに仕上がりました。
▼参考記事
食べるガスパチョ

ガスパチョは、スペイン発祥のスープ料理です。トマトやきゅうり、セロリや玉ねぎ、にんにくといった野菜に、パンやオイル、ビネガーやハーブなどをミキサーでピューレ状にした冷製スープです。
「食べるガスパチョ」は、アウトドアでも手軽に作れるように、ミキサーは使わず、好みの野菜とトマトジュースで作ります。食感が楽しい食べごたえのあるスープです。
季節の変わり目は、疲れが出やすい時期ですね。カラダにやさしい「食べるガスパチョ」の食べ方もあわせて紹介します。
材料(4人分)

・トマトジュース 400~500ml
・きゅうり 1本分
・セロリ 1/2本分
・パプリカ(赤や黄色のパプリカがおすすめ) 1/4個分
・トマト 小1個
・玉ねぎ(好みで) 1/8個分
・にんにく 1/2片分
・りんご酢(酢またはレモン果汁) 大さじ1/2
・塩 適量
・こしょう 適量
・オリーブオイル 大さじ1~3
・バジル 1枝分
・タバスコ(好みで)
下準備
・野菜類をそれぞれ食べやすい大きさのさいの目にカットします。
・きゅうりは縞状に皮を剥くと食べやすくなります。
・セロリは筋を取り、きゅうりより少し小さめにカットします。
・パプリカは種を取り除いてカットします。
・トマトは粗みじん切りにします。
・玉ねぎはみじん切りにします。
・きゅうりはカットしたら軽く塩をして10分ほどおき、水けをきっておきます。
・にんにくはすりおろします。

作り方
【1】ボウルまたは、蓋付きの容器に、水けをきっておいたきゅうり、セロリ、パプリカ、トマトを入れてざっと混ぜ、軽く塩こしょうします。
【2】【1】にトマトジュースを加えて、りんご酢、すりおろしたにんにくを入れ混ぜ合わせ、オリーブオイルを入れて味をみます。

【3】味が濃く感じたら、水を少量ずつ加えて好みの濃度にします。

【4】味をみて、塩こしょうで味を調えます。
【5】細かく切ったバジルを加えたら、蓋をしてクーラーボックスなどで冷やします。
【6】ガスパチョが冷えたら、一緒に冷やしておいた器に盛り、オリーブオイルをまわしかけ、好みでパンを添えればできあがりです。
ポイント
「食べるガスパチョ」ができたら、一旦クーラーボックスなどで冷やします。使用する容器はあらかじめ冷やしておくと、スープを冷やす時間も短かくなりますよ。

トマトジュースが味のベースになるので、好みの味のトマトジュースで作りましょう。
野菜をカットする大きさは、細かいほど食べやすくなります。野菜好きなら大きめに、胃腸が疲れている、お子さんがいるなどの場合は、小さくカットするとよいでしょう。
▼参考記事
夏野菜の冷や汁

小休憩の野菜レシピとして皆さんに紹介したいのが、冷や汁。味噌と焼き魚をベースにした和風冷製スープで、冷凍して持ち運べば保冷剤がわりにもなりますし、フィールドでもすぐ食べることができます。
ただし野菜の栄養素を最大限に活かすにはちょっとしたコツがありますので、今回はそのレシピをご紹介します。
材料

・味噌 大さじ4
・ゴマ 大さじ2
・ゴマ油 少々
・水 3カップ
・アジの開き 1〜2尾
・モロヘイヤ 1束
・キュウリ 1本
・カボチャ 1/4個
・ミニトマト 8個
・その他お好みの野菜 適量
・ネギ 1本
・ミョウガ 2個
・大葉 3枚
作り方

【1】野菜をカットします。大きさは1〜3cmの一口大に切ってください。モロヘイヤは茎と葉で切り分けておきます。
【2】すり鉢で白ごまを擦ります。次にごま油、しっかり焼いたアジの身の半分と、味噌を入れてよく擦ります。
【3】すり鉢に水を入れ、しっかり溶かしながら鍋に移します。
【4】鍋を火にかけ煮立ち始めたら、モロヘイヤの茎を入れ、火が通ったら、残しておいたアジの身と、他の野菜を入れ、10秒ほど待ったら火を止めます。薬味は食べるときに足してもいいですが、今回は一緒に混ぜてしまいます。
【5】粗熱が取れたら、消毒した保存容器に移し冷凍庫に入れて凍らせて完成です。
ポイントと注意点

作った冷や汁は樹脂ボトルに入れて冷凍させました。広口のボトルなら取り出すのも楽です。密閉性の高いチャック袋でもいいですね。
今回のレシピの注意点は、調理後にすぐに食べないことにあります。
味噌は非常に防腐性の高い調味料ですが、加水によりその力は弱まっています。本来の冷や汁は非加熱の料理ですが、今回は安全性を考え、一度煮沸させています。フィールドで食べる際も、常温に戻る前に食べましょう。
また人の味覚は、冷たいほど鈍くなります。少し辛めに作っておく方が、冷やした際にちょうどいい塩梅になると思います。


▼参考記事
異国情緒溢れるエスニック系スープレシピ5選
エスニック系スープレシピ
ラッサム

ラッサム(Rasam)は、南インドで親しまれている伝統的なスープのひとつです。「タマリンド」と呼ばれる、熱帯地域で栽培されている果実が味のベースになっています。
タマリンドの果肉には特有の風味があり、日本では“甘酸っぱい梅干し”のような味と例えられます。そこで、タマリンドの代わりに梅干しを使った、熱中症対策にもなるラッサムの作り方を紹介します。
材料(2~3人分)

・レンズ豆(乾燥) 30g
・梅干し(はちみつ梅干し) 2個
・トマト 2個分
・にんにく 1片
・しょうが 1片
・甘味料(砂糖など) 大さじ1/2~1
・塩 適量
・油 大さじ2
・クミンシード 小さじ1
・マスタードシード(あれば) 小さじ1
・ブラックペッパー 小さじ1/2
・ターメリックパウダー 小さじ1/2
・赤唐辛子 2本
・パクチー(好みで)
・水 適量(500ml~)
下準備
・トマトをざく切りにします。
・にんにく、しょうがは、みじん切りにします。
・梅干しは種を取り除いて包丁などで叩いて、ペースト状にします。

作り方
【1】鍋に、カットしたトマト、ペースト状にした梅干しを入れ、水を注ぎ、火にかけます。

【2】トマトが柔らかくなってきたら、水洗いしたレンズ豆を入れ、さら5~10分ほど煮て、砂糖、塩を入れて味をととのえます。

【3】テンパリングします。小鍋に、にんにくとしょうがのみじん切り、油大さじ1を入れ、弱火で香りが出るまで炒め、スパイスパウダーを入れて軽く炒めたら【2】の鍋に入れます。

【4】再び、小鍋に油を熱し、合わせておいたホールスパイスを加えます。


【5】仕上げにパクチーを散らします。

▼参考記事
ごはんにかけるサムゲタン

“無印食材”の中から「ごはんにかけるサムゲタン」を利用して、高タンパクでお肌もうるおう薬膳風のスープレシピをご紹介します。
無印良品の「ごはんにかけるサムゲタン」とは

「ごはんにかけるサムゲタン」は鶏肉やきくらげ、もち麦などを高麗人参の風味を生かしたスープで煮込んだ、ごはんにかけて食べるタイプの商品。
ご覧のとおりパウチタイプで持ち運びしやすく、味付けもしっかりしていてアウトドアシーンにも便利。もちろん、そのままでもおいしいのですが、今回はこちらを利用して具材たっぷりのスープを作ります。
ほぐしタイプのサラダチキンでタンパク質たっぷり。長ネギは1本丸ごと使用して、抗酸化力あふれるスープに仕上げます。
材料(2人分)

・無印良品「ごはんにかけるサムゲタン」 1袋
・サラダチキン(ほぐしタイプ) 100g
・長ネギ 1本
・にんにく 2片
・しょうが 20g
・塩こしょう 少々
★調味料
・水 400ml
・鶏ガラスープの素 小さじ1
作り方

【1】長ネギは斜め1cm幅に切りましょう。独特の辛み成分には血液サラサラ効果があり、緑の部分には抗酸化力の高いβカロテンが豊富。
さらに、内側にあるぬるぬる成分は免疫を高めるはたらきがあると言われているので、じつは長ネギは寒い季節のキャンプにももってこいの食材なんです。
当然そのままだと場所を取るので、キャンプで調理する場合はあらかじめ切って保存袋などに入れて持っていくのがおすすめです。

【2】しょうがは皮付きのまま斜め薄切りにしましょう。しょうがの辛み成分には血流を促して代謝をアップさせてくれるはたらきが。
薬味にも使えるので、こちらも寒い季節のキャンプにピッタリの食材ですね。

【3】にんにくは包丁などの腹で潰しましょう。潰すことで、形はそのままに香ばしい香りを引き出すことができます。

【4】下ごしらえが済んだらクッカーに水、長ネギ、しょうが、にんにく、サラダチキン、鶏ガラスープの素を加えて煮立たせましょう。

【5】最後に「ごはんにかけるサムゲタン」を加え、フタをして弱火で5~6分煮込みましょう。

【6】最後に塩こしょうで味を調えて完成。薬膳っぽいさわやかながらも香ばしい香りが漂っています。

という訳で、シェラカップに盛り付けたら完成!食べてみると、サラダチキンは具材と一緒に煮込んだだけなのに、ほろりと崩れてまるで丸鶏を煮込んだよう。
長ネギのとろりとした食感、しょうがのシャキシャキ食感と、にんにくの香ばしい香りがよく絡んで、食べているだけで体がポカポカ温まってきます。

きくらげやもち麦の歯ごたえも心地よく、薬膳風味ながらもしっかりした食べごたえ。タンパク質と抗酸化力たっぷりで、韓国美人になれてしまいそうなスープに仕上がりました。
▼参考記事
トムヤンクン

ちゃんと作ろうとすると具材の下ごしらえが必要な上、調味料もたくさん必要になるトムヤムクン。
そんなトムヤムクンを冷凍エビとトマト缶、さらにマッシュルームスライスという便利な食材を利用して、かつ本格的な味わいに仕上げます。
材料(2人分)

・冷凍エビ 100g
・マッシュルーム水煮(スライス) 90g(液汁含む)
・おろししょうが 小さじ1/3
・ごま油 大さじ1
・パクチー 適量
★調味料
・水 400ml
・カットトマト缶 100g
・ナンプラー 大さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
・レモン汁 大さじ1
・一味唐辛子 小さじ1/2
下準備

調理に入る前に、予め冷凍エビを塩水に10分ほど浸けて解凍しておきましょう。塩水は水200mlに塩小さじ1(共に分量外)が目安です。
こうすればエビのうま味が逃げず、プリプリ感もキープできます。解凍後は流水で洗って、しっかり水分を切っておきましょう。
冷凍エビはキャンプや登山に利用しやすいのはもちろん、高タンパクで低脂質・低糖質なのでダイエットにもおすすめの食材です。
作り方

【1】エビが解凍できたらクッカーにごま油を熱し、おろししょうがと一緒に炒めましょう。
【2】エビの色が変わり、おろししょうがの香りが立ってきたらOK。あとは調味料とマッシュルームを加えて煮るだけです。

スープのベースとなるトマト缶は価格が1個100円前後と安く、パスタや煮物など幅広いレシピに利用できて便利。今回はカットトマト缶を使用して、その果実感も楽しみます。
トマトの赤色の素で強い抗酸化力を持つリコピンは、トマトの細胞を壊したり加熱したりすることで吸収率がアップ。缶詰なら栄養も丸ごと摂取できます。

さらに、マッシュルーム水煮は液汁も利用。スライスタイプを利用するので切る必要もなく、今回のレシピは包丁すら不要です。

【3】水、カットトマト缶、ナンプラー、鶏ガラスープの素、レモン汁、一味唐辛子、マッシュルームスライスを液汁ごと加えて加熱します。
【4】煮立ったら弱火にしてフタをし、10分ほど煮ましょう。

フタを取ると……ぶわっとエスニックな香り!トマト缶と一味唐辛子のおかげで、色合いも刺激的ですね。
【5】器に盛り付けて、パクチーを乗せて完成!緑があるおかげで一気に彩り豊かに。エビのぷりぷりした食感に、トマトの酸味・マッシュルームのうま味がしっかり絡んでやみつきの風味。
ナンプラーのエスニックな香りが効いたピリ辛のスープ、パクチーと一緒に食べると、まさに本格的な味わいを楽しめます。
また、素材のうま味が溶け込んだスープは、ごはんやパンを浸して食べるのもおすすめです。
ポイント

おいしく作るためのポイントは、冷凍エビの解凍。冷凍エビは急に加熱すると水分やうま味が抜けて縮んでしまうので、しっかり塩水で解凍しておきましょう。

辛い物が苦手な方は一味唐辛子を減らすか、牛乳をプラスするとマイルドな風味に。また、調味料の量はマッシュルームの液汁も考慮していますが、味が薄いという方はナンプラーか鶏ガラスープの素で調節してください。
▼参考記事
ハリラスープ

ラマダン(Ramadan)とは、イスラム教徒が毎年実施している五行のひとつ。イスラム暦、第9月の1か月の間、日の出から日没まで一切の飲食、香料、性行為を断つことをいいます。
今回紹介する「ハリラスープ」は、この日没後、ラマダン(断食)後に食べられているスープで、野菜や豆をスパイスで煮込んで作られた消化にやさしい食べ物です。できたてをすぐ食べてもよいですが、少し時間をおいて具材がクタクタになったころに食べれば、よりカラダにやさしく食べられます。
材料(3人分)

・玉ねぎ 小1個
・トマト 200g
・セロリ 1/2本
・パクチー 1枝分
・細いパスタ(サラスパなどで可) 30g
・ひよこ豆 300g
・レンズ豆 300g
・オリーブオイル 大さじ1
・パプリカパウダー 小さじ1
・コリアンダーパウダー 小さじ1
・ターメリックパウダー 小さじ1
・ジンジャーパウダー 小さじ1
・塩 少々
・胡椒 少々
・レモン くし形にカットしたものを3つ
下準備
・パウダースパイスはすべて合わせておきます。
・玉ねぎはみじん切りにします。
・セロリ、パクチーは粗みじん切りにします。
作り方
【1】鍋にオリーブオイルを入れて熱してから、玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたらセロリを入れ炒めます。
【2】【1】にトマトを加え、合わせておいたスパイスも加えて炒めます。
【3】全体が混ざったら、水を加えます。

【4】【3】にひよこ豆とレンズ豆を入れていねいに混ぜ、沸騰するまで中火で煮ていきます。

【5】レンズ豆が柔らかくなったら、塩で味をととのえます。味が足りなければスパイスを追加します。

【6】沸騰したスープに2cm程度に折った細めのパスタを入れて、さらに煮ていきます。

【7】パスタが柔らかくなったら火を止めます。

【8】器に盛り、パクチーを飾り、レモンを添えればできあがりです。
▼参考記事
ダール

「ダールまたはダル」とは、むいた小粒の豆を挽き割りにしたもの、またその豆を煮込んだ料理のことです。小粒の豆をスパイスで煮込んだ料理は、インドの代表的な家庭料理です。ここでは、レンズ豆を使ってスパイスと煮込んでスープにします。加える水の量によってとろみのあるテクスチャーのものからスープ状のものまで、その日の体調や気分によって変えられるのもダールならでは。
材料(2人分)

・レンズ豆 100g
・にんにく 2片
・しょうが 1片
・玉ねぎ 1/2個
・コリアンダー 小さじ1
・クミンパウダー 小さじ1
・ターメリック 小さじ1/4
・クミンシード 大さじ1
・赤唐辛子 1~2本
・塩 適量
・オリーブオイル 大さじ1~2
・水 300ml~
下準備
パウダースパイスのコリアンダー、クミンパウダー、ターメリックは事前に合わせておくと調理がスムーズです。
作り方
【1】レンズ豆はサッと洗い汚れを取り除いて水けを切っておきます。
【2】にんにくはみじん切り、しょうがはせん切り、玉ねぎは粗みじん切りにします。
しょうがのせん切りは、トッピング用に少しとっておきます。
【3】鍋にオリーブオイルを入れにんにく、しょうがのみじん切りを入れて火をつけます。

【4】にんにく、しょうがの香りがしてきたら、粗みじん切りにした玉ねぎを入れ炒めます。

【5】玉ねぎが透き通ってきたら合わせておいたスパイスを入れます。
【6】ある程度炒めたら、レンズ豆を加え、まんべんなく混ぜながらさらに炒めていきます。

【7】【6】にかぶるくらいの水を加え、レンズ豆が柔らかくなるまで蓋をして煮込みます。途中、水分がなくなったら水を足しましょう。沸騰するまでの火加減は強火で、沸騰したら中火で煮込みます。
【8】レンズ豆が柔らかく好みのかたさになったら塩で味をととのえます。レンズ豆がやわらかくなってから塩で味をととのえます。

【9】小さめのフライパンにオリーブオイルを入れ、クミンシードと赤唐辛子を入れて中火で温めます。

【10】クミンシードの周りに泡がでてきたら火をとめて【8】の中に油ごと入れます。全体を混ぜ合わせたら完成です。

▼参考記事
デザートにもOK!スイーツ系スープレシピ2選
スイーツ系スープレシピ
イチゴスープ

冷たくて甘くて食感があるスープです。そのままで食べても美味しいし、牛乳をかけて食べるのも人気です。
材料
・イチゴ 500g(生でも冷凍でもOK)
・砂糖 60g(生のイチゴなら、砂糖の量を減らしてもOK)
・コーンスターチ 大さじ3
・水 250ml
作り方
【1】イチゴを洗ってから、大きめに切ります。
【2】イチゴや砂糖を鍋に入れて沸騰させ、イチゴが柔らかくなるまで茹でます(5~10分程度)。
【3】水が入っているボールにコーンスターチを入れ、混ぜます。
【4】混ぜながらコーンスターチのミックスをイチゴの鍋に入れます。
【5】もう一回沸騰させたらすぐ火を消します。
【6】柔らかいクリームのような食感にするために、最後はミキサーにかけて完成です。しっかり冷やしていただきます。
▼参考記事
ローズヒップスープ

ローズヒップスープはビタミンCがたっぷり含まれていて、元気いっぱいになるスープです。
冷たいままでも、温かいままでも美味しいので、その日の天気によってどれにするのかを決められるのが、ローズヒップスープの魅力です。
日帰りで持っていくなら、そのままで飲むのも美味しいけど、アーモンドビスケットをかけて食べるのも北欧流でとても美味しいです。
家で食べるなら、暖かいローズヒップスープに、バニラアイスをかけて食べるととても美味しいです。(私は暖かいスープに、アイスとビスケット両方かけて食べるのが一番好きです。)
材料
・ローズヒップの粉 50g
・ジャガイモでんぷん 大さじ1
・砂糖 大さじ6(お好みで減らしたり、増やしたりしてOK)
・水 600ml
作り方
【1】ローズヒップの粉とジャガイモでんぷんを混ぜます。
【2】ミックスしたものを混ぜながら、水に入れます。
【3】混ぜながら、火に通して温めます。
【4】沸騰し始めたら、火を消して砂糖を入れて、完成です。
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