グループキャンプでわいわい盛り上がりながら食べたり、ソロキャンプでしっぽりお酒と味わったり。つまみながらメインの料理の準備をするのも、楽しそうですね。
今回は、BE-PAL.NETでこれまでに紹介したキャンプ飯の中から、簡単、失敗しないで作れるおつまみレシピを厳選してご紹介します。
ビールやワインなど各酒に合わせたレシピや、季節ごとにおすすめしたいレシピを紹介している永久保存版ですよ!ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
CONTENTS
サクサクチーズせんべい
油をひかなくても、チーズ自体の油でサクサクに焼き上がります。チーズの塩気があるので味付けなしでもOKですが、ハーブで風味付けするとさらにワインに合うイタリアンなお味に。
材料(3〜4人分)
- ピザ用チーズ
- パルメジャーノレッジャーノ 各適宜
作り方
- フッ素樹脂加工のフライパンに2種のチーズをのせ、弱火にかけます。
- チーズが溶けてジュクジュクしてきたら、箸などでひっくり返します(お好みでバジルやブラックペッパーを振るのもおすすめ!)
- ペーパーで油を切って完成です。
チーズがトロリとして返しにくいので、箸を使って端からめくってそっと返すといいですよ。
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オイルサーディンのにんにく醤油仕立て
常温で食べることが多い缶詰も、温めると違った味わいがする上、変化がついて食欲が復活します。 缶詰を温める際は、必ず中身を別の容器に移してからにしてください。直火で熱すると缶の変形や破裂を招き、やけどやケガにつながる恐れも。 おすすめの缶詰はオイルサーディンです。ちょっと工夫するとさらにおいしくなるので、ご紹介します。
材料
- オイルサーディン 1缶
- しょうゆ 小さじ1/4
- にんにくスライス 1かけ
- レモン汁 数滴
- 山椒(さんしょう) お好み
- パセリ 少量
作り方
まず、メスティンにオイルサーディンを油ごと移します。スライスしたにんにく、しょうゆ、レモン汁を加えたら、バーベキューの網に置いて加熱。油が煮えてしばらく経ったら網から引き揚げて、山椒と彩りのパセリを散らして完成です。
にんにくと醤油で味つけしたイワシは絶品。レモンと山椒が油のくどさを打ち消し、バーベキューにぴったりなおつまみになりますよ。
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ちくわチーズ
おつまみにもちょうど良い、シェラカップだけでできる時短レシピをご紹介します! ちくわにチーズを挟んで焼くだけの簡単レシピ!子どもたちのおやつにもおすすめです。
材料
- ちくわ
- ベビーチーズ
- ブラックペッパー
- ごま油
作り方
- ベビーチーズは縦に3~4等分にカットしておきます。
- ちくわを半分にカットして、先ほど切ったベビーチーズを入れ込みます。
- ごま油を敷いたシェラカップに入れて、ブラックペッパーを少々振り、弱火でこんがり焼いて完成です。
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鯖缶ポテサラ
温めた鯖がじゃがいもとベストマッチします。クセのある鯖特有のにおいがローズマリーの香りに隠れて風味豊かな一品に。
材料(2人分)
- 鯖缶(オリーブオイル漬け)…1缶(150g)
- じゃがいも…2個
- ローズマリー(乾燥)…ひとつまみ
- 塩…少々 黒胡椒…少々
作り方
- じゃがいもは皮をむき、ひと口大に切ります。鍋にじゃがいもを入れてかぶる量の水を注ぎ、柔らかくなるまでゆでます。湯をきってボウルに入れ、熱いうちにヘラで粗く潰します。
- 鯖缶を鍋にあけて中火にかけ、オイルの表面がゆらゆらするまで温めます。
- 1のボウルに鯖、鍋の中のオリーブオイル適量を入れます。塩、黒胡椒、ローズマリーを揉みながら加え、鯖をヘラで潰しながらざっくり和えたら完成です。
鯖缶のオリーブオイルは様子を見ながら少量ずつ加え、しっとりした仕上がりを目指してくださいね。
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冷凍枝豆のニンニク浅漬け
冷凍枝豆のニンニク浅漬けは、ビールにぴったりで夏バテにも効きそうですね。気がついたらあっという間に平らげてしまうかも…!
暑い夏や、なるべく火を使わない料理を作りたい時におすすめです。
材料
・冷凍枝豆 200gくらい
・白だし 大さじ2
・水 大さじ2
・チューブニンニク 2cmくらい
・鷹の爪 1本(種を抜く)
作り方
ジップ付き袋に凍ったままの枝豆と調味料をすべて入れ、手で軽くもんで馴染ませておきます。枝豆が解凍されたら完成です。
前日に作って保冷したまま持っていけば、すぐに食べられます。
※白だしは10倍濃縮のものを使用。メーカーによって変わるので調整してください。冷凍枝豆は、そのままでも美味しいので塩っ辛くなりすぎなければ大丈夫です!
撮影/西山輝彦
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葉野菜と柿の種のサラダ
柿の種というビールの最強の相棒が入っているサラダです。葉野菜と一緒に食べればヘルシーに!
作るのも簡単で、あと一品おつまみがほしいという時に、ささっと用意できます。
材料
・お好みの葉野菜 適量
・柿の種 1袋
・マヨネーズ 大さじ1~2
作り方
ポリ袋にちぎった葉野菜と柿の種、マヨネーズも入れたら、よく振って混ぜ合わせます。時間が経つと野菜も柿の種もしなびてくるので、食べる直前に作るのがおすすめです。
柿の種効果で子どももぱくぱく食べてくれます。コンビニで売ってるカット野菜を使えば、すぐに作れちゃいます。
撮影/西山輝彦
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ズッキーニと果物のマリネ
ズッキーニとフレッシュな果物のマリネ。ワインとも合いそうですね。レシピではパイナップルを使っていますが、キウイなど好みの食材でアレンジしてもOKです!
材料
・ズッキーニ 1/2
・塩 ひとつまみ
・パイナップル 1/4
・オリーブオイル 大さじ1
・ミント 適量
作り方
ズッキーニとパイナップルは1センチ角くらいにカットします。
先にズッキーニと塩を馴染ませてから、パイナップル、オリーブオイル、ミントを入れて軽く混ぜたら完成!冷やして食べるとさらに美味しいです。
撮影/西山輝彦
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菜の花とパンのガーリックソテー
春キャンプで作りたい「菜の花とパンのガーリックソテー」。旬の食材である菜の花のほろ苦さにパンのカリッとじゅわっとした食感が大人の味です。辛口でお酒も進みそうです…!
材料(2~3人分)
・菜の花 1束
・バゲット 1/2本分
・ニンニク 1片分
・エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ3~4(パン用)、大さじ1(菜の花用)
・塩 小さじ1/3
・こしょう 少々
・くるみ(あれば) 適量
<下準備>
・菜の花は食べやすい大きさにカットします。太い茎と葉の部分を分けるようにカットします。
・バゲットを食べやすい大きさに乱切りにします。
・ニンニクはみじん切りにし、パン用と菜の花のソテー用で半量ずつ使います。
・くるみ(あれば)は粗く砕きます。
作り方
【1】フライパンに大さじ3のオリーブオイル、みじん切りにしたニンニクの半量を入れ弱火で温めます。
【2】オイルが温まってきたら、カットしておいたバゲットを加え、火加減は中火で炒めていきます。
【3】バゲットを入れると、はじめはバゲットがオイルを吸ってしんなりとしていますが、炒めていくうちにカリッとしてきます。
【4】バゲットがカリッとしてきたら一旦、取り出しておきます。
【5】【4】の空になったフライパンに大さじ1のオリーブオイルを入れ温めます。
【6】菜の花の茎の部分を入れ、はじめは動かさず焼き色がつくくらいしっかりと焼いていきます。
【7】茎の部分がある程度炒めたら、残りのニンニクのみじん切りとくるみ(あれば)を入れ、葉の部分の上にのせ、軽く塩、こしょうをしたら蓋をして、蒸し焼きにします。
【8】蒸されたら、火加減を中火にして水分を飛ばします。
【9】水分が飛んだら、炒めておいたバゲットを戻してサッと炒め合わせればできあがりです。
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夏野菜のパンツァネッラ
夏野菜を使った簡単なサラダをご紹介。キャンプ飯はお肉ばかりで飽きたという人にもおすすめのおつまみです!
使うのはお好みの野菜、かたくなってしまったパン、あとは塩、酢、オリーブオイルだけです。ひとつのボウルで短時間で出来るので、おうちでもぜひどうぞ。
材料
・かたくなったパン 1/3~1/2本
・夏野菜 お好みで
きゅうり 1本
トマト 1ケ
プラム 1ケ(おすすめ!)
パプリカ 1ケ
紫たまねぎ 1/4ケ
(あれば)黒オリーブ 適量
・塩 適量
・ワインビネガー 大さじ2(白・赤どちらでもよい)
・オリーブオイル 大さじ2~3
作り方
【1】野菜を一口大に切ります。乱切りにすると、表面積が増えて水分を出しやすくなります。さらにキュウリは一部皮を剥くと、味もなじみやすいのでピーラーがあればぜひ。
紫玉ネギは薄くスライスして、辛味が気になる場合はカットしたあとに広げて置いて、空気に触れさせます。シャキッとさせたい場合は、水にさらしてから水気を切っておきます。
【2】黒オリーブが種付きの場合は、包丁を横にして上からグッと潰すと、種がとりやすくなります。
【3】ボウルにカットした野菜をすべて入れます。塩2、3つまみを全体にふりかけるように入れて、少し置いて野菜から水分を出します。
【4】野菜から水分が出たのを確認したら、ワインビネガーを入れます。カットしたパンも入れて、パンに水分を吸わせます。
【5】オリーブオイルを回し入れて、スプーンでざっと混ぜます。10分くらい置いておくと、全体がよく馴染みますよ。
【6】クーラーボックスがある場合は少し冷やすと、さっぱり食べられます。
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ベーコンとチーズのマヨごま和えのレシピ
誰でも簡単、失敗することなく作れるキャンプ飯おつまみを作りたいならアウトドア用スパイスを駆使しましょう。マヨネーズで炒めてコクたっぷりにしたベーコンに、ごまとブラックペッパーの香りがよく合う一品です。
今回は、ケンカ芸で人気のお笑いコンビ・鬼越トマホークさん監修のスパイスを活用していますが、万能調味料であるマヨネーズを使ったレシピなので、お手持ちのスパイスで作ってみてもおいしく仕上がりそうです。
材料(2人分)
・ブロックベーコン 100g
・ベビーチーズ(プレーン) 4個(54g)
・マヨネーズ 大さじ1
・刻みネギ 適量
<調味料>
・しょうゆ 大さじ1/2
・居酒屋金ちゃんの白い粉 小さじ1(約20振り)
作り方
【1】ベビーチーズを1cm角に切ります。今回はプレーンを使用していますが、スモーク味やアーモンド入り、カマンベール入りを使用してもおいしいですよ。
【2】続いて、ブロックベーコンを1.5cm角に切ります。こちらは炒めるので、ベビーチーズよりもやや大きめに切っておきましょう。
【3】フライパンにマヨネーズを熱します。
【4】ベーコンを加えて、マヨネーズを絡めながら焼き色が付くまで炒めていきましょう。
【5】炒めたベーコンを先ほどのベビーチーズ、しょうゆ、さらに居酒屋金ちゃんの白い粉と和えます。
【6】お皿に盛り付けて、刻みネギをちらせば完成です!
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ピリ辛大人向けこんにゃく
レモンバターの食欲をそそる香りと、唐辛子のピリ辛がたまらない、大人向けのこんにゃくレシピ。ビールが思わず進む、おつまみにもぴったりのメニューです。
ヘルシーなので、罪悪感なくお酒を楽しめちゃいますね!
材料(1~2人分)
・こんにゃく 1枚(下処理済み、厚さ5mm)
<調味料>
・溶かしバター 20g
・しょうゆ 大さじ1
・レモン汁 大さじ1
・赤唐辛子 1本
・ネギ 適量
作り方
【1】下処理が終わったこんにゃくに調味料を混ぜ、一晩冷蔵庫で漬け込みます。
【2】漬け込んだこんにゃくを中火の火加減で焼きます。水分が飛び、少し焼き目ができるまで片面を焼きましょう。
【3】裏返してネギをのせ、もう片面も水分がなくなるまで焼いたら完成です。
お好みでレモン汁をかけて食べると、さらにビールが進みます。ネギは焼いても、生のまま巻いて食べてもOK!アクセントになり、おいしく楽しめるはずです。
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スキレットで作る本格ヤンニョムチキン
暑い夏におすすめのキャンプ飯おつまみ。ピリ辛タレがたまらず、ビールがおいしく飲めそうです。ご飯との相性もバッチリですよ!
材料(2~3人前)
・鶏もも肉 2枚
・片栗粉 大さじ3
・薄力粉 大さじ1
・サラダ油 適量
<下味調味料>
・塩胡椒 適量
・料理酒 大さじ2
・醤油 小さじ1
・にんにくチューブ 少量
<ヤンニョムタレ>
・コチュジャン 15g
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 10g
・ケチャップ 15g
・はちみつ 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・水 100cc
<ヤンニョムタレ>は、コチュジャンの味によって辛さ加減が変わります。辛くしたい場合には、仕上げに韓国唐辛子のパウダーなどを入れると調整しやすいです。あらかじめ、タレの調味料は自宅で計量し、混ぜてから持っていくと便利です。
作り方
【1】鶏肉は一口大に切って、<下味調味料>の食材を入れてよく揉み込み、15分ほど漬け込みます。この状態でキャンプ場に持っていくと、現地での調理作業が少なく済みます。その場合、鶏肉の漬け込み時間が長くなりますが、下味調味料は薄く味がつく程度なので問題ありません。下味をつけることで、肉が柔らかくなり、臭みが取れる効果があります。
【2】ボウルに片栗粉と、薄力粉を入れてよく混ぜ、漬け込んだ鶏肉を入れます。鶏肉の全面に粉をまぶします。
【3】温めたスキレットにサラダ油をしき、粉をまぶした鶏肉を入れます。中火でじっくり揚げ焼きにします。焦げつきそうになったら、途中で何度か油を足しながら加熱しましょう。
【4】全面にきつね色の焼き色がついたら、焼き上がりです。
【5】焼きあがった鶏肉から順に、バットなどに一旦取り出します。
【6】<ヤンニョムタレ>の調味料をよく混ぜて、スキレットに入れます。
【7】タレが沸騰したら、取り出しておいた鶏肉をスキレットに戻し入れます。タレは煮詰めすぎると、肉と絡みにくくなるので気をつけましょう。
【8】タレを全体に優しく絡めるように、鶏肉をスプーンなどで混ぜます。
【9】タレが絡まったら、器に葉物野菜などと一緒に盛りつけて完成です。
▼参考記事
丸ごとカマンベールのチーズフォンデュ
白ワインに合いそうな丸ごとカマンベールのチーズフォンデュのレシピ。好みの食材でアレンジして、ぜひみんなで楽しんでみてくださいね!
材料
・カマンベールチーズ ひとつ
・牛乳50~100ccくらい
<チーズにつけたいもの好きなだけ>
・ソーセージや好きな野菜
・ピクルス
・パンなど
作り方
【1】野菜やパンを一口大にカットします。火の通りにくいものは、先に火を通しておきましょう。ブロッコリーは大さじ1の水と一緒に蒸し焼きにすると美味しいですよ!
【2】ここがポイント!カマンベールチーズを入れたシェラカップに牛乳を注ぎます。チーズの表面が顔を出す程度まで入れましょう。
【3】チーズが溶けるまで、蓋をして蒸し焼きにします。
【4】チーズが溶けたら召し上がれ!
【5】牛乳を入れることで、底が焦げにくくなるので洗い物も楽ちんです。大人だけの場合は、白ワインでも美味しいですよ!シェラカップは熱くなるので気を付けてくださいね。
撮影/西山輝彦
▼参考記事
きのことアーモンドのガーリックオイル煮
食欲の秋におすすめのキャンプ飯おつまみが登場!「いろいろきのことアーモンドのガーリックオイル煮」を使って作るオープンサンドのレシピを紹介します。ワインと一緒に食べれば、おしゃれな気分を味わえそうですね。
天然のきのこの多くは、9月から11月に旬を迎えます。キャンプ場近くの道の駅などに立ち寄ると、天然のきのこを目にするのもこの時季ならでは。アレンジがきくので、ぜひ秋になったらチャレンジしてみてくださいね。
材料(作りやすい分量)
・ぶなしめじ 1/2株
・エリンギ 1~2本
・ハナビラタケ 1株
・舞茸 1/2株
・えのき茸 1/2株
・しいたけ 2~3個
・マッシュルーム 5~6個
・ニンニク 2片
・鷹の爪 1本
・塩 少々
・ブラックペッパー 少々
・醤油 少々
・オリーブオイル 大さじ5~6
<下準備>
・きのこ類は水で洗うと風味が落ちてしまいます。汚れが気になる場合は、濡れふきんなどを使ってやさしく汚れをふき取ります。
・ぶなしめじやえのき茸など、石づきが付いているきのこは包丁で石づきをカットしほぐします。
・ほかのきのこは、それぞれ大きめにカットします(少し上のにある「材料の写真」のきのこのカットを参考にしてください)。
・ニンニクはみじん切りにします。
・鷹の爪は中の種を取り除いておきます。
作り方
【1】スキレットにみじん切りにしたニンニクと鷹の爪、オリーブオイルを入れ火にかけます。ニンニクの香りが立つまで弱火でじっくりと温めます。
【2】【1】にしいたけ、エリンギ、舞茸、ぶなしめじ、ハナビラタケ、マッシュルーム、えのき茸の順番でスキレットに入れていきます。
【3】火加減は弱めの中火、【2】の状態でそのまま動かさず1分ほど焼きます。1分経ったらそっと場所を変え、そのまま1分焼きます。この作業をきのこ全体に火が通るまで繰り返します。炒めるというよりじっくりと焼き、オイルで煮ているようなイメージです。
【4】全体に火が通ったら、アーモンドを入れ、塩、胡椒し、香りづけ程度に醤油を垂らし火を止めます。きのこ類を入れ、炒め終わるまでの火加減は強めの中火で行ないます。火が弱いと、きのこから水分が出てしまい、うま味が流れ出てしまいます。これが美味しく仕上げるためのポイントです。
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チキラーポテサラ
続いて紹介するのは、チキンラーメンとじゃがりこを使ったポテトサラダです。異色の組み合わせで、絶品メニューができあがります。
「あと一品おつまみがほしい」という時に、ささっと作れちゃいますよ!
材料(1~2人分)
・チキンラーメンどんぶりミニ 1個
・じゃがりこサラダ 1個
・お湯 120ml
・ロースハム 2枚
・マヨネーズ 大さじ2
・刻みパセリ 適量
作り方
【1】まずは、チキンラーメンどんぶりミニの麺と、具材のたまごを分けます。
【2】じゃがりことたまごを耐熱容器に入れたらお湯を注ぎ、フタをして3分ほど蒸らします。
【3】蒸らしている間に、麺を保存袋に入れ、手で細かく砕いていきましょう。
【4】続けて、ロースハムを1cm幅の短冊切りにします。切るのが面倒な場合は、手でちぎってもOKです。
【5】ちょうど蒸らし終えたところで、じゃがりことたまごをフォークなどで潰して混ぜていきます。
【6】砕いた麺とマヨネーズを加えます。
【7】全体がなじむまでかき混ぜます。
【8】お皿に盛り付けて、刻みパセリをちらして完成です。じゃがいもの優しい口当たりの中に、程よいポリポリ食感があって小気味いい食べごたえに!
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熱々ステーキのアヒージョ
赤ワインと一緒につまみたい熱々ステーキのアヒージョをご紹介!アヒージョ風にオイルで煮込むので、風が冷たい秋冬のキャンプでも熱々の状態で食べられます。
材料
・ステーキ肉 150~200g
※一口大にカット
・塩 ふたつまみ(2g)
・ニンニク 1かけ
・マッシュルーム 1パック
・オリーブオイル 適量
・あればパセリ
作り方
【1】一口大にカットしたステーキ肉に塩をまんべんなく振ります。もし焼き塩でない場合は、ポリ袋に入れて、全体にいきわたるように揉みこめば簡単です。
【2】スキレットに、粗みじん切りにしたニンニク、マッシュルームを入れてからオリーブオイルを注いで中火にかけます。あとからステーキ肉を入れるので、オリーブオイルはスキレットの高さ1/3くらいまでにしておきます。
【3】マッシュルームに火が通ったら、ステーキ肉を入れます。
【4】ステーキ肉の下側の色が変わったら、ひっくり返します。両面色が変わったら火からおろして、余熱で火を通します。
【5】熱々のうちに召し上がれ!オイルはパンで浸してどうぞ。
撮影/西山輝彦
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しっとり食感のチキンチャーシュー
ビールが進みそうなチキンチャーシューのレシピ。ポリ袋に入れて湯煎するだけで、しっとり食感が美味しいチキンチャーシューができるんです!
簡単ヘルシーおつまみキャンプ飯として、ぜひご活用ください。
材料(2人前)
・鶏胸肉 1枚(350gほど)
・卵 お好みで
<下味調味料>
・醤油 大さじ2
・料理酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
・米酢 大さじ1/2
・にんにくチューブ 少々
事前準備
【1】鶏胸肉の両面にフォークなどで穴を開けます。
穴を開けることで、タレの味が染み込みやすくなります。
【2】下味調味料を1〜2分ほど沸騰させて、アルコールをとばします。ポコポコと沸騰する程度の火力に調整して、作業しましょう。
【3】煮汁をよく冷まし、鶏肉と一緒にポリ袋の中に入れます。ポリ袋は、耐熱温度120℃程度のものを使用しましょう。耐熱温度が100℃の保存袋やポリ袋は、加熱中に溶けてしまう危険性があるので注意しましょう。今回は湯煎調理に適した、「アイラップ」という商品を使用しました。煮汁に漬け込む時間は、半日〜1日程度です。キャンプ場に持って行って加熱する場合は、事前準備としてここまでの作業を自宅で行っておくと現地での作業がスムーズです。
作り方
【1】鍋に湯を沸かし、ザルを入れて、漬け込んでおいた鶏肉を入れます。鶏肉は、あらかじめ常温に15分ほど出しておいたものを湯煎しましょう。
【2】肉が湯から出ないように湯量を調整して、弱火で15分加熱します。
【3】今回は、途中で卵を入れてゆで卵も作りました。卵は、7分間茹でたら湯の中から引き上げ、冷水でしっかり冷やし、殻をむきます。
【4】15分加熱したチキンチャーシューは、冷めるまで湯の中に入れておきます。熱いうちに湯から引き上げると、鶏肉がパサパサした食感になってしまうので注意しましょう。ゆっくり冷ますことで、脂の少ない鶏胸肉もしっとり仕上がって、ヘルシーなチキンチャーシューが完成します。冷めた鶏肉は薄切りにします。中までしっかり味を染み込ませたい方は、タレに漬け込んだまま半日ほど置いても美味しいです。タレの中に、ゆで卵を入れて漬け込むと煮卵風に仕上がります。冷蔵で3日ほど日持ちがするので、様々なお料理に利用できますよ。
【5】チキンチャーシューは、麺類のトッピングとして利用したり、タレと共にご飯の上に盛り付けて丼にしたりしても美味しく食べられます。一緒に作ったゆで卵に、チャーシューのタレをかけて食べても美味しいです。
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豚ホルモンの味噌煮込み
冬キャンプにぴったりな、おつまみのレシピをご紹介!「どて煮」の名前で有名な名古屋飯の豚ホルモンの味噌煮込みです。
鍋に材料を入れて、時間をかけてじっくり煮るだけで完成するので、初心者さんでも簡単に作れるのがうれしいポイント。
コクのあるこってりとした八丁味噌のタレが絡んだホルモンは、お酒との相性が抜群です!
材料(3人分)
・豚ホルモン 300g
・大根 3分の1本
・人参 1本
・生姜 ひとかけ
・長ネギ 1本
・板こんにゃく 1枚
・七味唐辛子 お好みの量
<味付け調味料>
・八丁味噌 大さじ3
・砂糖 大さじ2
・料理酒 大さじ3
・みりん 大さじ2
今回は豚ホルモンを使用しましたが、牛スジ肉を使用しても美味しく仕上がります。
どて煮の味付けには、八丁味噌が必須アイテムです。出汁などの味付けが入っていない、八丁味噌(赤出し味噌)を使用しましょう。
八丁味噌は、名古屋飯には欠かせない調味料のひとつです。コクのある味と、豆の風味が特徴の味噌です。ふろふき大根や味噌田楽につける味噌や、赤だしのお味噌汁にも使用できます。
作り方
【1】大根、人参は皮をむいて厚めのいちょう切りにします。煮込み時間が長いので、少し大きめに切りましょう。板こんにゃくは洗って、スプーンでちぎります。生姜は皮をつけたまま、薄切りにします。
【2】ホルモンは洗って、ザルで水をきり、新しい水と共に鍋に入れます。
【3】沸騰したらザルで湯切りし、ホルモンを水洗いします。再び鍋にホルモンと一緒に新しい水を入れて、再沸騰させます。
【4】再びザルで湯切りして、新しい水と共に鍋に入れます。このように、2度茹でこぼして下茹ですることで、ホルモンの臭みをしっかり取ることができます。下茹で済みのボイルホルモンを購入した場合も、この作業をすることで、より臭みのない仕上がりになりますよ。
【5】切った大根、人参、板こんにゃく、生姜を入れて加熱します。
【6】一度沸騰したら弱火にし、出てくるアクを取ります。
【7】アクが出なくなったら、味付け調味料の食材を全て入れます。
【8】煮込んでいくと、だんだん食材に味噌味が付き、根菜類も柔らかくなってきます。写真の状態では、まだ煮汁が多いので、煮汁がほとんどなくなるまでゆっくり煮込みます。
【9】煮汁がしっかり煮詰まって、とろみが出てきたら完成です。まだホルモンが固いようでしたら、水分を足して柔らかくなるまで煮込みます。
【10】器に盛り付け、小口切りにした長ネギを飾り、お好みで七味唐辛子を振りかけて完成です。
▼参考記事
チキンの白ワイン煮込み
白ワイン好きな人なら、ぜひ押さえておきたいおつまみキャンプ飯です。火が入りにくい骨つき肉の調理も、ダッチオーブンを使えば手軽に料理できちゃいます!
チキンと白ワインの旨味がぎゅっとつまった一皿をお楽しみください。
材料(3人前)
・鶏手羽元肉 10本
・ミニトマト 8個
・舞茸 1pc
・ズッキーニ 1個
・大豆水煮缶 100g
・にんにく 1個
・オリーブオイル 大さじ1
・白ワイン 100ml
・塩胡椒 適量
・ローズマリー 1枝
ズッキーニは丸ズッキーニを使用しましたが、通常のズッキーニやパプリカでも美味しくできます。舞茸はお好みのきのこに変えていただいても大丈夫です。白ワインは甘口より、辛口で作った方が鶏肉との相性が良くおすすめです。
作り方
【1】ズッキーニは1cmの厚さに切り、にんにくは半割りにして潰します。舞茸は食べやすい大きさに手で割り、ミニトマトは半割りにします。
【2】手羽元肉は、白ワイン、塩胡椒、ローズマリーを入れて下味をつけます。事前準備として、自宅で下味をつけたものを持参すると、より味がなじんで美味しくなりますよ。
【3】ダッチオーブンに、オリーブオイル、にんにくを入れて加熱します。
【4】大豆の水煮、ズッキーニ、舞茸を入れて炒めます。
【5】中心にスペースを空け、漬け込んでおいた手羽元肉の汁気を切って並べます。
【6】手羽元肉の表面に焼き目がついたら、漬け汁にした白ワインと、ひたひたになる程度の水を入れます。野菜の上に、ミニトマトも散らします。
【7】蓋をしながら20分ほど煮込みます。仕上げに塩で味を整えます。
【8】鶏の骨の旨味をたっぷり含んだスープが味わえる、キャンプ飯です。ダッチオーブンで大豆などの豆類を煮ると、モチっとした食感に仕上がります。白ワインの旨味を含んだ大豆は、和食の豆類とは一味違った味付けが楽しめますよ。
▼参考記事
コンビニ食材だけで作る濃厚ビスク
普段えびせんをつまみに、お酒を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか?
今回は、えびせんをロブスター代わりにして作る「濃厚ビスク」レシピをご紹介!キャンプ場で簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
えびせんにはビールを合わせていた人も多いと思いますが、ひと手間でワインにぴったりのおつまみに進化します!
材料(2人分)
・えびせん 2枚(約30g)
・トマトジュース 200ml
・白ワイン 200ml
・低脂肪乳 200ml
・イタリアンドレッシング 大さじ2
・オリーブオイル 小さじ2
・おろしにんにく 小さじ1
・コンソメキューブ 1個
・塩コショウ 少々
・刻みパセリ 適量
えびせん以外の食材も、実際に筆者が近所のコンビニで購入して来たものばかりです。香味野菜の代わりには、コンソメキューブとイタリアンドレッシングを使用します。
作り方
【1】まずは、えびせんを保存袋に入れましょう。空気を抜いてジッパーを閉めたら、粉々に砕いていきます。
めん棒を使うと簡単に砕くことができるのですが、無い場合は代わりにドリンクボトルなど筒状のもので上から押し付けて、ゴロゴロ転がしながらえびせんを砕いていきましょう。
【2】数回ゴロゴロしていると、見事に粉々になりました。ここでしっかりパウダー状にしておくと、スープが滑らかな口当たりに仕上がります。
【3】あとは調味料をクッカーに入れていくだけ。まずは、クッカーにオリーブオイルとおろしにんにくを加えて弱火で熱します。
【4】続いて、白ワインを加えたら強火にし、アルコールを飛ばしましょう。
【5】トマトジュースを加えます。
【6】さらに、低脂肪乳を加えます。ちなみに今回、液体はすべて200mlで作っていますが、お好みに応じて調節しても問題ありません。
【7】続いてコンソメキューブを砕き入れます。コンソメキューブはあらかじめ小さく割っておけば指で潰して顆粒状にできます。ただし、これには意外と力が必要なので、保存袋に入れて潰してもOKです。
【8】最後に、砕いておいたえびせんを加えます。
【9】あとは、よく混ぜながら弱火で3分ほど加熱していきます。
【10】最後に塩コショウで味を整えましょう。コンビニ食材で作ったとは思えないほど、上品な香りが漂っています。
【11】シェラカップに盛り付けて、刻みパセリを散らして完成です!鮮やかなピンクはシェラカップに入れると映えますね。
▼参考記事
おつまみキャンプ飯で夜の時間を彩ろう!
おつまみキャンプ飯のレシピを紹介しました。おいしいおつまみがあれば、お酒がますます進みそうですね。自分好みの味に調整できるのも、手作りの魅力です。
食材も入手しやすく、作り方も簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。手作りおつまみとともに、キャンプ場での素敵な夜を過ごしてください。