今回は、キャンプで作りたい豪快な肉料理の数々を、BE-PAL.NETに掲載された記事の中から厳選してご紹介!家族や恋人、仲間と一緒に、ぜひ挑戦してみてください。
がっつり食べたい!牛肉料理のキャンプ飯
王道はやっぱり牛肉を使ったキャンプ飯!シンプルなステーキから、牛肉を使ったハンバーガー、ビビンバ、パスタなど、食べ方はいろいろ。さっそくチェックしていきましょう。
CHECK!
【1】ほめられ特製ダレを使ったスペアリブ
BBQの主役と言えば肉!塩こしょうでシンプルに食べるのもいいですが、一口食べれば心を奪われるほどおいしい、特製ダレはいかがでしょうか。
料理が苦手な人でもほめられてしまう、リピート待ったなしの特製ダレ。
作り方はとても簡単です。あらかじめ自宅で下ごしらえしておき、つけた状態の肉をキャンプ場に持って行って焼くだけ。甘辛い特製ダレでしっかり味のついた骨付き肉を焼けば、周囲のキャンプサイトから「なんだかすごくいい匂いがするなぁ」と振り返られてしまうかも?
そんな特製ダレを使った、主役級スペアリブの作り方をご紹介します。
材料
まず、ほめられ特製ダレの材料を用意しましょう。
今回の骨付き肉は、BBQのお肉として最適な、豚のスペアリブを選んでいます。
その他、鳥肉や牛肉、羊肉でも同じように作ることができます。
- スペアリブ(豚骨付き肉) 約800g
- しょうゆ 大さじ3
- 三温糖(上白糖) 大さじ2
- みりん 大さじ1
- にんにくすりおろし 大さじ1
- しょうがすりおろし 大さじ1/2
- オリーブオイル 小さじ1
- タイム(生でも乾燥でも) 少々
作り方
【つける】
1.スペアリブに、フォークでまんべんなく穴を開けます。
2.スペアリブ以外の材料を、すべて保存用食品袋に入れます。持ち運びに便利な、密封できるものを選びましょう。
ほめられ特製ダレ本体。袋の上から軽くもんでおきます。
3.スペアリブをすべて、特製ダレの袋の中に入れます。
こども用には、小さめカットのスペアリブがおすすめ。火も通りやすいです。
4.袋の上から手で肉をもみ、特製ダレとなじませます。
強くもむとビニール袋と骨がすれて穴があいてしまいます。軽くもみましょう。
5.冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
この状態で冷凍し、キャンプへ持って行くことができます。
【焼く】
1.熱源はなんでもOKですが、今回は炭火で網にのせ、焼いていきます。スキレット調理もおすすめです。
凍っている場合は、焼く前にできるだけ室温に戻しておきましょう。
2.おいしく焼けたらできあがり! サラダ野菜などを添えて、召し上がれ。
中まで火が通ったかどうかの確認は、ひとつ火から下ろして切ってみるのが一番です。
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【2】熱々ステーキのアヒージョ
肉料理を食べるなら、がっつりステーキがいい!という人も多いでしょう。料理が冷めやすい屋外では、オイルを使うのがポイント。冷めにくい上に、手頃なお肉でも固くなりにくいメリットがあります。
材料
- ステーキ肉 150~200g※一口大にカット
- 塩 ふたつまみ(2g)
- ニンニク 1かけ
- マッシュルーム 1パック
- オリーブオイル 適量
- あればパセリ
作り方
一口大にカットしたステーキ肉に塩をまんべんなく振る。もし焼き塩でない場合は、ポリ袋に入れて、全体にいきわたるように揉みこめば簡単。
スキレットに、粗みじん切りにしたニンニク、マッシュルームを入れてからオリーブオイルを注いで中火にかける。あとからステーキ肉を入れるので、オリーブオイルはスキレットの高さ1/3くらいまでにしておく。
マッシュルームに火が通ったら、ステーキ肉を入れる。
ステーキ肉の下側の色が変わったら、ひっくり返す。両面色が変わったら火からおろして、余熱で火を通す。
熱々のうちに召し上がれ!オイルはパンで浸してどうぞ。
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【3】ペッパーライス風プレート
大人気ステーキチェーン「ペッパーランチ」の看板メニュー、ペッパーライス。食べ応えがっつりで、簡単に作れる料理の再現レシピをご紹介します。大きめのスキレットや鉄板、それらがない場合はフライパンを使って調理してみましょう。
材料(4人分)
・塩 適量
・ブラックペッパー 適量
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ2
・サラダ油 適量
・焼き肉のたれ 適量
・ご飯 2合ほど
・薬味ねぎ 1束
・コーン缶 1缶 (冷凍でも可)
・バター 10gほど
・にんにく1片 (チューブでも可)
・牛肉 適量 (今回は400g)
作り方
【1】野菜や調味料の下準備をする
薬味ねぎを一定の幅で小口切りにし、にんにくはすりおろします。コーン缶は缶から出して、よく水を切ります。
【2】牛肉に下味をつける
牛肉に下味をつけます。ビニール袋やジップロックに、肉、砂糖、醤油、すりおろしたにんにくを入れて、よく揉みます。10分程度置いて、味をなじませます。
【3】ご飯の型取りをする
ご飯をドーム状にするために、食器やボウル等の半円形の容器に入れて、型取りします。
【4】フライパンを熱し、ご飯を入れる
フライパンに油を適量しき、型取りしたご飯をフライパンの中央に置きます。ご飯の上の部分にも食材を置くので、上から押さえて少しだけ平らにしておきましょう。
【5】ご飯の周りに牛肉を置く
ご飯の周りに調味料に漬け込んでおいた牛肉を置き、弱めの中火で焼きます。強火にするとご飯が焦げてしまいますので、ご注意ください。
【6】コーンと薬味ねぎを散らし、バターを置く
ご飯の中央にコーンと薬味ねぎを散らし、その上にバターを置きます。
【7】蓋をして焼く
フライパンに蓋をして、弱めの中火のまま、牛肉に半分ぐらい火が通るまで焼きます。
【8】焼き肉のたれを回しがけする
牛肉に半分ほど火が通ったら、焼き肉のたれを回しがけます。量はお好みで調節してください。
【9】食べる前に焼き肉のたれと絡める
回しがけした焼き肉のたれと、ご飯、具材をよく混ぜ合わせます。塩とブラックペッパーを加え、味をととのえたらできあがりです。
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【4】牛塊肉の黒ビール煮込み
塊肉を黒ビールで煮込んだベルギーの郷土料理。ビールの本場は、煮込み料理にもたっぷり使うわけです!
牛肉がメインですが、豚肉や鶏肉を使ってもOK。今回は、牛肉に豚肉のスペアリブをプラスした材料で作っていきます。
材料
- オリーブオイル 大さじ1
- 牛すね肉と豚スペアリブ (合わせて)500g
- 塩コショウ 適量
- バター 15~20g
- ニンニク ひとかけ
- 玉ネギ 2ケ
- 黒砂糖 大さじ1
- バルサミコ酢 大さじ2
- マスタード(粒なしタイプ) 大さじ1
- 黒糖蒸しパン 手のひらくらい(パン粉でもオーケー)
作り方
肉の両面に塩コショウを振り、オリーブオイルを熱したダッチオーブンで焼く。両面いい色になったら一度取り出しておきます。
同じ鍋にバターを溶かし、みじん切りにしたニンニクと玉ネギを炒めていきます。玉ネギが色づきだしたら、お肉を戻します。
玉ネギとお肉を、ざっと混ぜておきます。
黒ビールを注ぎ、灰汁が出てきたら取り除きます。ほかの調味料もすべて入れ、蓋をして弱火で煮込みます。
お肉が柔らかくなったら、パンをちぎり入れ、さらに煮込みます。ここまで1時間くらい煮込みました。
好みのとろみ具合になったら完成!
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【5】牛肉100%ハンバーガー
普段はお店で買っていたハンバーガーも、キャンプ飯なら手作りで!贅沢に牛肉100%で作るハンバーガーのレシピはいかがでしょうか。
大きくカットしたゴロゴロの牛肉が、たっぷりおなかを満たしてくれる一品です。
材料(2人分)
- 赤身ステーキ肉1枚(200~300gのもの)
- 塩…牛肉の1%の重量
- サラダ油…適量
- バンズ…2個
- トマト…1㎝くらいの輪切りを2枚
- レタス…適量
- タマネギ…1㎝くらいの輪切りを2枚
- タマネギ用の塩…適量
- 好みでケチャップ、マスタードなど
下準備
- ステーキ肉は使う直前まで冷やしておく
- ハンバーガー用のパン、野菜をカットしておく
(生肉には菌がついているので、さきにパンや生野菜をカットしておくとよい) - 焚き火は、熾火にしておく
作り方
ステーキ肉の表面の水分をキッチンペーパーで拭いてから、1cm角くらいにカットする。
ボウルに肉、塩を入れて、全体がまとまるまでこねる。ふたつに分けて、丸く成形する。
油をしいたフライパンで焼いていく。おいしそうな焼き色がついたらひっくり返す。中までしっかり火が通るように、フライパンの蓋、またはフライパンよりひとまわり小さめに切ったアルミホイルをのせる。
タマネギに強めの塩をふり、同じフライパンで焼く。パティが焼きあがる前に、パンも炭火で焼く。焦げやすいので気を付けて。
すべて焼けたら、どんどん重ねれば出来上がり!
手でつぶしながら、がぶりとどうぞ!!手切りにしたお肉は挽肉とはまた違うおいしさなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。外で食べるハンバーガーは格別です!
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【6】絶品石焼ビビンバ
フライパンを使えば、キャンプ場で時短ビビンバが作れます!BBQの〆に、余ったお肉と野菜で作ってもOK。
手間のかからない絶品ビビンバのレシピを覚えておくと便利です。
材料(3人分)
- 牛薄切り肉 200g
- 白米 2合
- もやし 1袋
- 人参 小1本
- ニラ 0.5束
- 卵 1個
- キムチ 30g程
- 白炒り胡麻 大さじ1
- 塩胡椒 少々
- ごま油 小さじ1
- コチュジャン お好みの量
☆牛肉の下味
- にんにくチューブ 少々
- 醤油 大さじ2
- 調理酒 大さじ1
- 塩胡椒 少々
- ごま油 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- コチュジャン 小さじ1
下準備
保存袋に牛肉と、牛肉の下味調味料を全て入れて、揉み込むように味付けをします。
ニラは3cm長さに切り、人参は5cm程の長さに千切りにします。
ここまでの作業を自宅で行うと、キャンプ場での作業が簡単になりますよ。牛肉にしっかり味がしみて美味しくなるという利点もあります。ニラは、加熱のタイミングが違うので別の袋に入れました。
作り方
フライパンに下味をつけた牛肉を入れて加熱をします。牛肉の赤みが、大体なくなるまで炒めて一旦取り出します。肉を炒めたフライパンは洗わずに次の工程に進みますが、肉の焦げつきがある場合は、一度洗ってから作業をしましょう。
米を洗って吸水させたら、フライパンに水500ccと共に入れます。
もやし、人参、塩胡椒を全体に散らします。
炒めた牛肉を中心に盛り付けます。
フライパンを強火にかけて、全体が沸騰したら蓋をして弱火にします。10分加熱したら、一旦蓋を開けて米の硬さを確認してください。硬かった場合は、追加で3〜5分加熱します。
一旦蓋を取り、ニラ、白炒りごま、ごま油を全体に散らして、すぐに再び蓋をします。
余熱でニラに火が入ったら、中心にキムチ、卵黄をのせます。お子様など辛い味付けが苦手な方がいる場合は、キムチは各自のお皿で入れても良いです。
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【7】コーンビーフ缶で作るペペロンチーノ
お肉を使ったアレンジレシピを探しているなら、コンビーフを使ったパスタはいかがでしょうか。工程が少なく、誰でも簡単に作ることができます。
材料(2人分)
- パスタ(スパゲティ) 180g
- キャベツ 100gほど
- 塩 適量
- コーンビーフ缶 1缶
- にんにく 1片
- 赤唐辛子 おこのみで
- オリーブ油 大さじ1.5杯
- コショウ 適量
作り方
キャベツを一口大にカットします。
にんにくを薄くスライスします。
唐辛子を細かくし、種は取り除いておきます。
たっぷりの水に塩を加えてください。塩の量は水1リットルに対して、小さじ1杯程度です。沸騰したらパスタを入れ、弱火にして吹きこぼれないようにします。パスタを表示の時間より1分短く茹でましょう。
パスタを茹でている間にフライパンにオリーブ油をしき、火にかけます。オリーブ油があたたまったら、弱火にしてスライスしたにんにくを入れてください。
にんにくから香りがたったらキャベツ、コーンビーフ、赤唐辛子、スパゲティのゆで汁100mlを加え、中火にして炒めます。缶から出したばかりのコーンビーフはブロック状になっているので、フライパンの上で崩してから炒めてくださいね。
パスタは表示より1分ほど前にお湯から上げましょう。
茹で上がったパスタと具を絡め、最後に塩コショウで味を調えます。
出来上がりです。コーンビーフのしっとりした食感に、キャベツのシャキシャキした食感が際立ち、にんにくの香りが食欲をそそります。
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コスパ◎!鶏肉料理のキャンプ飯
比較的コスパのいいお肉といえば、鶏肉です。
シンプルな味わいだからこそ、味付け次第でさまざまな料理に変身する便利な食材!韓国料理のダッカルビや、中華料理の炒飯など、さまざまなアレンジを楽しんでみてくださいね。
CHECK!
【1】餅入りダッカルビ
大人気のチーズダッカルビに、お餅をトッピングしたアレンジレシピをご紹介。
ボリューム満点で、白米との相性もばっちり。味が濃い分、夜のおつまみとしても最適です。
材料
- 鶏肉 150g
- 焼き肉のタレ 大さじ3
- ごま油 適量
- ミックス野菜 1袋
- コチュジャン 小さじ1
- キムチ 50g
- 溶けるチーズ 50gくらい
- 切り餅 1個(カットしておく)
作り方
鶏肉は焼き肉のタレで揉みこむ。お肉は、下味をしっかりつけた方が美味しい!※おうちでここまでやっていくと楽な上、ゴミも減らせるのでおすすめです。
スキレットにごま油を熱し、香りが出たらミックス野菜を入れ炒める。油が回ったらタレごと鶏肉を入れて、色が変わるまで炒める。
コチュジャンを入れて、ざっと馴染ませる。さらにキムチ、お餅、真ん中にチーズも入れて、蓋をして蒸し焼きに。お餅に火が通れば完成です。とろーりチーズを絡めながら、あつあつのうちに召し上がれ。
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【2】ボリューム満点ガーリックチキン
ニンニクがガツンと聞いたガーリックチキンライスは、大人から子どもまで美味しく食べられるがっつりレシピ。
必要な材料も少ないので、キャンプ場でも作りやすい肉料理です。調理器具はスキレットだけで作れます。
材料(2人分)
- 鶏もも肉 1/2枚
- エリンギ 2本
- 長ネギ 1/2本
- キャベツ 100g
- ニンニク 1個
- 卵 1個
- オリーブオイル 小さじ1/2
- 塩胡椒 少々
- 醤油 小さじ1
- ご飯 2人前
☆下味調味料
- 塩胡椒 少々
- ニンニク 1個
- チリパウダー 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1
- 料理酒 小さじ1
作り方
鶏もも肉の両面に、フォークで穴を開けます。
保存袋に鶏肉と、下味調味料の食材を入れて揉み込みます。漬け込み用のニンニクは、すりおろしてから入れます。
炒め用のニンニクは、皮をむいて薄切りにし、芽の部分を爪楊枝などで取り除きます。
ニンニクは厚さ2〜3mmの薄切りにします。
スキレットにオリーブオイル、ニンニクスライスを入れて弱火で加熱します。
スキレットが温まってきたら、漬け込んでおいた鶏もも肉を焼きます。
ニンニクスライスはきつね色になったものから、取り出します。
鶏肉の皮面に焼き色がついたら、裏返してもう半面を焼きます。
弱火から中火でゆっくり焼くことで、中までしっかり火が入ります。串を刺してみて、中から透明な焼き汁が出てきたら、鶏肉をバットなどに取り出します。
ざく切りにしたキャベツ、エリンギ、長ネギをスキレットに入れて炒めます。
野菜がしんなりしてきたら、ご飯を入れて混ぜ合わせます。
塩胡椒、醤油を入れて味を整えます。
食べやすい大きさにカットした鶏肉を、スキレットに戻し入れます。
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【3】ハニーローストチキン
鶏肉を下処理し、はちみつ入りの漬け込み液に浸しておけば、ジューシーなローストチキンができあがります。
下準備を完了させた状態でキャンプ場へ持っていけば、あとは焼くだけ。みんなのテンションが上がる本格ローストチキンに挑戦してみましょう。
材料(2~3人分)
- 骨付き鶏もも肉 2〜3本
☆漬け込み液
- はちみつ 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 白ワイン 大さじ1
- にんにく 1片
- 砂糖 小さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 胡椒 適量
作り方
【1】骨付き鶏肉の下処理
骨付きの鶏肉は、下処理が必要です。慣れると簡単な作業ですが、順を追って説明させていただきます。
フォークを使用して全体に穴をあけます。この作業をすることで、中まで火が入りやすく、味が染み込みやすくなります。
まれに羽根が残っている場合があるので、ピンセットなどで取り除きましょう。
余分な脂肪の部分は包丁で切り取ります。脂肪の部分は、焼くと鶏の脂臭さを感じることがあるので、取り除くことをおすすめします。
皮は、あまりにも多い部分は切り取りますが、焼くと美味しいので、なるべく残しておきましょう。
左が余分な脂を取り除いた下処理後の状態。右が下処理前の状態です。
今回の鶏肉は大きめサイズだったので、ふたつに切り離します。小ぶりのものを購入した方は、切らずに使用しても大丈夫です。
くの字に曲がった部分に膝があるので、関節に包丁を入れて切り離します。
骨の継ぎ目の部分に包丁を入れると、切り離すことができます。少しでもズレてしまうと、硬い骨の部分に包丁が当たってしまうので、関節部分を探して切りましょう。
はじめは見つけにくいかもしれませんが、慣れると簡単に作業できますよ。切り離した鶏肉を、漬け込み液に漬けていきます。
【2】鶏肉を漬け込む
漬け込み液を、容器に入れて混ぜます。
保存袋に混ぜた漬け込み液、下処理をした鶏肉を入れます。半日〜ひと晩ほどじっくり味をなじませます。
【3】鶏肉を炭焼きにする
炭火おこしをしたら、網の上に汁気をきった鶏肉を並べます。漬け込み液はこの後に使用するので、捨てずにとっておきましょう。
骨付きの鶏肉に火が入るのは時間がかかるので、遠火でゆっくりと焼きましょう。周りで付け合わせや、おつまみなどを焼きながら作業をしてもよいですね。
鶏肉の表面が乾いてきたら、とっておいた漬け込み液をハケなどで塗ります。肉を裏返したりしながら、何度も塗り重ねてください。
だんだん表面の照りが増してきました。美味しそうです!
裏表焼き色がついて、中心まで火が入ったら焼きあがりです。
焼きあがったチキンは、ぜひガブッと豪快に、食べてみてください。骨付き肉ならではの、ジューシーな仕上がりになっていて最高です。
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【4】鶏むね肉の塩麹漬け串焼き
節約ヘルシー食材の鶏むね肉。調理法によってはパサついてしまう難点もありますが、塩麹を使用してジューシーに仕上げる方法をご紹介します。
こちらも事前に漬け込んでおくことで、キャンプ場では焼くだけで完成!簡単に食べ応えのある料理が完成します。
材料(4人分)
- 鶏胸肉 2枚(1枚300g〜350g)
- 塩麹 50g
- にんにくチューブ 1〜2cm
- レモン汁 小さじ1
- 醤油 大さじ2
下準備
今回は余分な脂や、皮の部分を取り除いていますが、お好みで皮の部分はつけたままでも良いです。なるべく繊維に逆らうように切ると、筋っぽくならず、食感が柔らかくなります。
塩麹の効果で、鶏肉がジューシーな柔らか食感に仕上がります。半日ほど漬け込む事で、日持ちがアップし、臭み消しにもなります。キャンプへ出かける前の事前準備として、この状態で保冷して持っていくのがオススメです。
作り方
串に刺す食材は、季節やお好みによって変えても良いです。刺し始めと、刺し終わりを鶏肉にする事で、焼いている時のズレ防止にもなりますよ。
焼き鳥台を使用せず、炭などで網焼きにする場合は、金串やBBQ専用の串を使用すると良いです。竹串などは焼いている際に焦げてしまうので、注意しましょう。
ビールとの相性もバッチリですが、ご飯にのせて焼き鳥丼にしてもおすすめです。
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【5】スパイス×サラダチキンで作る炒飯
アウトドア用のスパイスで味付けをすれば、簡単な本格炒飯のできあがり!具材はコンビニなどで買えるサラダチキンを使うので、調理も簡単です。
材料
- 温かいごはん 2人分
- サラダチキン(プレーン) 1枚(100g)
- 卵 2個
- ミックスベジタブル 50g
- サラダ油 大さじ1と1/2
- 黒瀬のスパイス 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 刻みネギ 適量
作り方
サラダチキンは1.5cm角に切りましょう。しっとりジューシーなサラダチキンは、じつは炒め物にも便利な食材。角切りにしておくと、ごはんともなじみやすくなります。
卵は割って溶いておきましょう。おいしい炒飯の作り方にはいろいろな方法がありますが、個人的には「卵→ごはん」の順で炒めるのがおすすめ。
こうすると、「ごはんのパラパラ」と「卵のふんわり」という食感の違いが生まれ、バランスの良い味に仕上がります。
フライパンでサラダ油を熱したら、溶き卵を加えて中火で半熟になるまで混ぜ炒めます。卵は油と反応するとふんわり仕上がるので、ちゃんとフライパンが温まってから卵を加えるようにしましょう。
続いて、ごはんを加えて炒めましょう。ごはんをヘラやお玉などでフライパンに軽く押し当てるようにすると、油と卵が全体になじみやすく、程よくパラパラに仕上がります。
ちなみに、中華料理店などでは火力が強いのでフライパンをあおっていますが、外や家で作る場合はお店ほど火力が強くないので、あおる必要はありません。
さらに、サラダチキンとミックスベジタブルを加えて混ぜ炒めましょう。こちらは両方とも加工されているので、サラダチキンにほんのり焼き色が付けばOKです。
ここでアウトドア用スパイス「黒瀬のスパイス」の登場。今回は小さじ1ほど使用してみましたが、実際に作るときは味見をして調節しながら作ってくださいね。
最後にしょうゆを回し入れて香り付け。
サッと混ぜ炒めたら火から下ろしましょう。具材はサラダチキンとミックスベジタブルなので、あらかじめごはんを炊いておけば5分ほどで作ることができます。
お皿に炒飯を盛り付け、刻みネギをちらして完成!今回はキャンプ飯ということで、シェラカップで形を整えてみました。
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【6】簡単漬け込みタンドリーチキン
インド発祥の鶏肉料理、タンドリーチキン。ヨーグルトと香辛料が絶妙な味わいを作り出す、日本でも人気の料理です。
自宅にある調味料で、実は簡単に作ることができます。
材料
- 鶏もも肉 2枚
- 塩 適量
- コショウ 適量
☆調味料
- 無糖ヨーグルト 大さじ3杯
- ケチャップ 大さじ2杯
- カレー粉 大さじ1杯
- にんにくチューブ 3cm
- 生姜チューブ 3cm
下準備
【1】フォークなどを使い、鶏もも肉の両面に穴を複数開けます。
【2】鶏もも肉を食べやすい大きさにカットします。
【3】カットした鶏もも肉に塩とコショウを適量かけ、しっかりと揉みこみます。
【4】ジップ付き保存袋に全ての調味料を入れて混ぜます。
【5】調味料が混ざったら鶏もも肉を加え、ジップ付き保存袋の上から揉みこみます。
【6】しっかり空気を抜いて袋を閉じ、冷蔵庫で半日~1日保存します。
作り方
【1】鉄板やフライパンを十分に熱します。
【2】漬け込んだタンドリーチキンの皮目を下にして並べ、焼いていきます。
【3】こんがりと焼き色がついたらひっくり返し、じっくりと火を通します。生焼けの状態だと食中毒を起こす可能性があるため注意してください。
【4】軽く焦げ目がつき、しっかり中まで火が通ったことを確認したら完成です。
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【7】スパイス香る本格クリスピーフライドチキン
たっぷりの油で揚げるイメージのあるフライドチキンですが、その必要はありません。スキレットにちょっとだけ多く油を引くだけで作ることができます。これならキャンプ場でも挑戦しやすい!
大人も子どもも大好きなフライドチキンで、パーティー気分を味わってみてはいかがでしょうか。
材料(2~3人分)
- 鶏もも肉 2枚
- オリーブオイル 適量
☆漬け込み液
- 卵 1個
- A牛乳 大さじ2
- A生姜 1かけ
- Aにんにく 1片
- A醤油 大さじ1
- Aオリーブオイル 大さじ1
- A塩 小さじ1
- A胡椒 適量
- Aオールスパイス 小さじ1/2
- Aチリパウダー 小さじ1/4
- 薄力粉 大さじ2
☆衣食材
- 薄力粉 50g
- 片栗粉 50g
下準備
鶏もも肉をお好みのサイズにカットします。フォークで全体的に穴を開けて味が染みやすくします。
ボウルに卵を入れて、しっかり混ぜたら、漬け込み液Aの食材もそのボウルに入れてさらに混ぜます。混ざった液を鶏肉の容器に入れます。
液ごと鶏肉を保存袋に入れて、漬け込み液食材の薄力粉を揉むように混ぜます。半日〜ひと晩漬け込み液に浸すことで、しっかりした味がついて美味しいです。
作り方
バットなどに、衣の食材を入れてよく混ぜます。汁気をきった鶏肉に衣をつけます。
別容器に、鶏肉を漬け込んでいた液体を流し込みます。
漬け込み液を絡めたら、もう1度衣をつけます。2回ほど繰り返しても良いです。
スキレットを温めたら、オイルをひきます。
衣をつけた鶏肉を入れます。とにかくじっくり焼きます。途中、何度も動かしたり、すぐに裏返したりしないようにしましょう。
ここでじっくりと焼くことで、美味しいフライドチキンになりますよ。
カリッとこんがりキツネ色に焼き色がついたら、裏返します。途中、オイルが足りないときは、足しながら焼いてください。
両面同じように焼き色がついたら完成です。ぜひ熱々を召し上がってみてください。ビールや、ワインなど、お酒との相性もバッチリです。
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【8】鶏胸肉のカオマンガイ
鶏胸肉はキャンプ飯でもオススメの節約食材ですが、この鶏胸肉を使っておかずとご飯を同時調理できるカオマンガイをご紹介します。鶏肉の旨味が染み込んだご飯と、エスニック風のタレをかけた蒸し鶏が相性バツグンのレシピです。 パサつきがちなイメージの胸肉も、ポイントをおさえれば、しっとりジューシーに仕上がるので、ぜひキャンプ飯にご活用ください。
材料(2〜3人前)
- 鶏胸肉 1枚(300gほど)
- 生姜 1片
- にんにく 1片
- 米 2合
- サラダ油 適量
- 水 400ccほど
- スイートチリソース お好みで
<鶏肉の下味>
- 砂糖 3g(鶏肉の1%の分量を目安に)
- 塩 5g(鶏肉の1.5%の分量を目安に)
- 酒 大さじ1
- ごま油 小さじ1
<タレの食材>
- ナンプラー 小さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 醤油 大さじ2
- 水 大さじ1
- 長ねぎ 15cmほど
鶏肉をたくさん入れて調理したい方は、2枚ほど入れても良いと思います。その際は、下味の分量を2倍量にしてください。
事前準備
保存袋に鶏胸肉、鶏肉の下味の調味料を入れます。鶏肉に下味をあらかじめつけることで、胸肉のパサつきをおさえてくれます。鶏肉は皮付きのままでOKです。
調味液をよく揉み込んで、2時間以上漬け込みます。自宅仕込みとしてこの作業をして、翌日キャンプ場で調理するとしっかり味が染みて美味しいです。しっかり密封しましょう。
タッパーなどに、みじん切りにした長ねぎを入れ、タレの調味料を入れて混ぜます。
タレに漬け込むと、長ねぎの辛味がやわらいで旨味がアップします。
このふたつの工程を、事前準備として自宅で行なうと、キャンプ場での調理作業が少なくなります。
タッパーは、汁物の持ち運びに便利なスクリュータイプのものがオススメです。
作り方
にんにくは薄くスライスし、生姜は千切りにします。生姜は皮付きのままでOKです。
鍋にサラダ油と、にんにく、生姜を入れて炒めます。薬味をたっぷり入れると身体を温めてくれる効果がアップしますよ。
薬味の香りがするまで炒めたら、米を入れて炒めます。パラッとした仕上がりにしたいので、米は洗わずに入れます。
米のぬかが気になる場合は、ザルで振るってから入れましょう。
米が半透明になるまで炒めたら、水を入れます。
漬け込んでおいた鶏肉を漬け汁ごと入れます。皮面は上にしましょう。
鶏肉は中心に置くと火が均等に入ります。
蓋をして沸騰するまで強火で加熱します。沸騰して蓋の横から蒸気が出てきたら、弱火にして12分加熱します。鶏肉を2枚使用した場合は、加熱時間を15分にしましょう。
時間が経ったら、蓋をしたまま15分蒸らし時間をとります。すぐに蓋を開けてしまうと鶏肉がパサパサになってしまうのと、米に芯が残ってしまうので注意しましょう。
しっかり蒸らした鶏胸肉は、とてもジューシーで美味しいですよ!
ワンバーナーで手軽にワンプレートキャンプ飯が完成しました。
蒸らし時間が終わったら、鶏肉をお好みのサイズにカットして、ご飯とともに器に盛りつけます。用意したタレをかけて召し上がってください。タレはサラダとの相性も良いので、野菜にかけても美味しいです。寒い時期のキャンプでは、身体を温める温野菜などを添えて食べても良いと思います。
スイートチリソースをプラスしてかけても、エスニック風の味付けになって美味しいですよ。
▼参考記事
アレンジいろいろ!豚肉料理のキャンプ飯
豚肉はさまざまなアレンジをして使える食材。キャンプ飯の定番ローストポークはもちろん、韓国料理のポッサムや、豚肉を生地にしたピザなど、どんな食べ方をしても美味しい優秀選手です。
じっくり時間をかけて、こだわりの豚肉料理に挑戦してみるのもいいですね。
CHECK!
【1】スキレットで作るローストポークとゴロゴロ野菜
がっつりお肉を食べたいなら、ローストポークに挑戦してみましょう。
大きくカットしたゴロゴロ野菜を付け合わせにして、食感や見た目も楽しむ料理を作っていきます。
材料
- 豚かたまり肉 300〜400gほど
- 塩こしょう 適量
- 人参 1/2本
- れんこん 10cmほど
- じゃがいも 小サイズ1個
- パプリカ 1/2個
- 玉ねぎ 1/2個
- サラダ油もしくはオリーブオイル 大さじ1
- イタリアンパセリ 適量
☆タレ
- 料理酒 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 酢 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 玉ねぎ 1/4個
- にんにく 1片
タレの準備
まずはタレから作っていきましょう。材料をすべて合わせてひと煮立ちさせるだけで仕上がります。
玉ねぎをみじん切りにし、にんにくはすりおろしましょう。
すりおろしたにんにく、みじん切りした玉ねぎ、料理酒、醤油、酢、砂糖を鍋に入れ、ひと煮立ちするまで火にかければ出来上がりです。
作り方
続いてメインのローストポークを作っていきます。
【1】肉と野菜の下準備をする
肉の表面にまんべんなく塩こしょうを振り、15分ほど放置して下味を付けます。
野菜はなるべく大き目にカットしましょう。そのほうが旨味をたっぷりと感じられ、美味しく仕上がります。
【2】 肉の表面を焼く
スキレットに油を薄く引き、強火にかけます。煙が立ち上り、スキレットが温まったら、火を少し弱めてかたまり肉を乗せましょう。片面が焼き上がったらひっくり返し、もう一方の面も焦げ目が付くまで焼いてください。
【3】野菜を追加してじっくりと焼き上げる
かたまり肉の脇のスペースに大き目にカットした野菜を乗せ、蓋をして弱火にかけます。じっくりと具材を焼き上げましょう。
かたまり肉の厚さや野菜の切り方にもよりますが、25〜30分程度が目安です。
調理途中で焼き加減が気になる場合は、蓋を開けて中を確認しましょう。じゃがいもやれんこん、人参は、串を刺したときにスッと入っていったら火が通っている証拠です。
また、調理中はスキレットや蓋の表面が高温になっています。持ち上げる際は鍋つかみや皮手袋を使用して、やけどをしないように注意しましょう。
【4】ローストポークをカットする
火を消し、トングなどを使ってローストポークをまな板の上に取り上げます。お好みで0.5〜1cmほどの厚さにカットしましょう。
【5】タレをかけてできあがり!
カットしたローストポークをスキレットに戻して盛り付け、タレをかければできあがりです。お好みでイタリアンパセリなどのハーブを添えると、より雰囲気が出ますよ。
▼参考記事
【2】本格バックリブのステーキ
キャンプシーンでは、骨付き肉にかぶりつくワイルドな料理もおすすめ!
バーベキューラブやソースを手作りして、手の込んだバックリブのステーキに挑戦してみてはいかがでしょうか。
料理を作ることそのものを楽しみたい!という人は、ぜひ試してみてください。
材料
- 豚のバックリブ 2kg
☆バーベキューラブ
- パプリカ(粉)大さじ1
- ローストオニオン 大さじ1
- ガーリックパウダー 大さじ1
- 塩 大さじ1
- 黒糖(または砂糖) 大さじ1
- カイエンペッパー 少々
★ソース
- ケチャップ 大さじ4
- ウスターソース 大さじ4
- はちみつ(または砂糖) 大さじ3
- 酢 大さじ2
- 醤油 大さじ1
- おろしにんにく 小さじ1
- おろししょうが 小さじ1
作り方
【1】薄皮を剥ぐ
骨側についている薄皮を剝がします。そのままでも調理可能ですが、剥がした方が柔らかく仕上がります。
まずはお肉の端部分より、薄皮と肉の間に包丁を入れて剥がしていきます。掴めるくらい剥がせたら、後は手でグッと引っ張り、薄皮を剥がしてください。
お店によっては既に剥がされて売られている場合もあるようなので、わからない場合は確認してみると良いでしょう。
【2】バーベキューラブをすり込む
ラブはお肉の下味をつけるためのミックススパイスのことです。市販のラブもありますが、今回は自分でミックスして用意しました。
材料を全て混ぜ、お肉の表面にたっぷりと塗ります。2時間~半日ほど冷蔵庫で寝かせ、味を馴染ませましょう。
【3】火を準備
直火ではなく、間接焼きにするのがポイントです。
今回使用するバーベキューグリルは比較的小さいので、炭を片方に寄せ、お肉に直接炭火が当たらないようレイアウトしています。
【4】まずは素焼き
ラブが馴染んだお肉を炭がないスペースに置き、蓋をして20分ほど素焼きしていきます。
じっくり間接焼きをしたいので、火が強すぎてお肉が焦げてしまっていないか確認しつつ焼いてくださいね。
【5】焼いている間にソースの準備
ソースの材料をよく混ぜ合わせておきましょう。
【6】ソースを塗りつつ焼く
分厚いお肉を焼くときは、念のため調理用温度計があると安心です。豚肉の場合、内部が60度くらいならOK。80度を超えると肉が固くなるので、火を弱めて調整してください。
ソースをたっぷり塗り、再度蓋をして焼いていきます。時々塗り足しながら、じっくり40分ほど焼きましょう!
40分後、内部温度が63度を超えていれば完成です!
▼参考記事
【3】しっとりポッサム
韓国料理のポッサムを知っていますか?ポッサムは、韓国で親しまれている茹で豚の料理のこと。
お鍋に入れたら、ほったらかしでOK!手が込んでいるように見えて、手順も簡単です。ゆで汁もスープになるので自然にもやさしい、実はキャンプ向けの料理です。
材料
- 豚かたまり肉 500gくらい
(豚肩ロースまたは豚バラなど脂身のあるものがおすすめ) - 塩小さじ1くらい
(5g、肉の1%) - ニンニク3かけ
(煮崩れ防止のために皮ごと) - ショウガスライス 2~3枚
- 酒 50~100cc
- 葉野菜いろいろ
(サンチュやレタスなど) - 香りのある葉野菜 いろいろ
(大葉、エゴマの葉、バジル、パクチー、ミントなどお好みで) - お好みの調味料
(塩、味噌、レモン、コチュジャン、スイートチリソース、ゴマ油、柚子胡椒など)
作り方
茹で始める30分くらい前に、豚肉を室温に出しておく(※外の場合は直射日光が当たらないように注意)。豚肉の表面の水分を拭いてから、豚肉全体に塩をすり込んでしばらく置く。
茹で始める前に、再度豚肉の表面の水分をふく。塩を使うことで、肉の臭みとりや旨味を引き出してくれる効果があります。
鍋に豚肉を入れ、豚肉がかぶるくらいの水、酒、皮つきのニンニク、スライスしたショウガを入れて火にかける。お酒の香りが苦手な方は、お酒少なめで大丈夫!
沸騰するまでは中火で、灰汁が出たらとる。灰汁をとったら火を弱める。豚肉が水面から出ないように、足りなくなったら都度足しながら、ゆらゆらするくらいの火加減で茹でる。
大きさにもよりますが、大体40分強くらい。一度くらいは、豚肉の上下をひっくり返してあげると良いです。
中まで火が通ってるか確認する(※中心に串を刺してみて、透明な脂が出て来たら、火がきちんと通ってる。赤みがかっていても透き通っていれば大丈夫)。火が通っていたら、鍋のまま手で触れるくらいの温度になるまで冷ます。すぐに切るとおいしい肉汁まで流れてしまうので我慢!
5ミリくらいにスライスして、お好きな葉野菜と調味料で召し上がれ。ニンニクは皮を剥いて、フォークなどで潰せば美味しいペーストになるので、ぜひ試してほしいです!
ゆで汁は塩味を足してスープにしたり、ラーメンをつくるときに使うと美味しいですよ。
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【4】サムギョプサル風キャンプ飯
キャンプ飯にぴったりの韓国料理はまだまだあります。続いて紹介するのは、サムギョプサル風キャンプ飯。
みんなで鉄板を囲みながら食べられる料理は、キャンプにぴったり。楽しい食事の時間になるでしょう。
材料(3~4人分)
- 豚バラブロック肉 500g
- サラダ菜 10枚ほど
- 大葉 5枚
- もやし 100g
- キムチ 100g
☆サムジャン材料
- 長ネギ 10cmほど
- コチュジャン 大さじ1
- 味噌 大さじ1
- 醤油 大さじ1/2
- 砂糖 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- 白いりごま 小さじ1
★ごまねぎ和え材料
- 細ねぎ 5本
- 塩胡椒 少々
- ごま油 小さじ1
- 白いりごま 小さじ1
事前準備
韓国料理でおなじみの調味料・サムジャンの材料を準備し、容器に入れます。長ネギはみじん切りにしましょう。
よく混ぜて味をなじませます。
付け合わせにおすすめのごまねぎ和えを準備します。
細ねぎは斜めに切って容器に入れます。塩胡椒、ごま油、白いりごまを和えて味をなじませます。
出来上がったサムジャンとごまねぎ和えを容器や器に移します。
作り方
ブロック肉を焼きやすいように切ります。しっかり豚肉の味が感じられるように、5mm〜1cmほどの厚切りにするのがおすすめです。
スキレットを温め、豚肉を放射状に入れて焼きます。中心のくぼみに、もやしとキムチを入れてます。
豚肉が焼けたら、キッチンバサミで食べやすい大きさに切ります。
葉物野菜に豚肉、サムジャン、ごまねぎ和えやキムチなどを入れて包んで食べます。ピリ辛の豚肉と、甘辛タレの相性が最高です!
好みの具材を包むことができて、野菜もたっぷり食べられるので、女性や野菜好きの方にもおすすめのメニューです。
▼参考記事
【5】アサリと豚のアレンテージョ風
ポルトガルの料理のアレンテージョをご存じですか?
イタリア料理やフランス料理に比べ、あまり馴染みがないかもしれませんが、実は日本に住む私たちにとって親しみやすい味が多いポルトガル料理。
今回は、豚肉とアサリを一緒に炒めた家庭料理に挑戦してみましょう。
材料
- 豚肩ロース肉(カレー用くらいにカットしたもの) 約500g
- 塩 小さじ1(5g)
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク ひとかけ
- ジャガイモ 中3個
- ミニトマト 1パック
- 白ワイン 100cc
- あさり水煮缶 1缶
作り方
豚肉をポリ袋に入れ、塩をよく揉みこむ
スキレットにオリーブオイルを入れたら、ほかの材料もすべて入れる
蓋をして煮込む。たまに蓋を開けて様子を見ながら、弱火~中火で火を調整する。
ジャガイモに串をさしてみて、すっと通れば完成です。味見をして、もし濃くなっていたら水を足してください。
器に盛って召し上がれ。パクチー好きな方は、パセリの代わりにパクチーで!
あさり缶を使うことで、旨味たっぷり。白いご飯にかけて食べても美味しいです。ご飯を炊くのさえ面倒な時は、パンを一緒に用意してスープにつけながらどうぞ。これだけで、立派な一食になります。
▼参考記事
【6】台湾の石頭火鍋
最初にたっぷりのごま油でお肉と香味野菜を炒める火鍋「石頭火鍋」。大きめのスキレットを使えば、こうしたお鍋にも挑戦できます。
寒い日のキャンプで、気持ちをほっこりと温めてくれるお鍋のレシピ。香ばしい味わいを楽しみましょう。
材料(1~2人分)
ごま油 50ml
豚肉 150~200g
玉ネギ 大1/2個
白菜の漬物 適量
青菜、ニラ、えのきなど 適量
カニカマまたは魚肉ソーセージ 適量
中華スープ200ml
(鶏ガラスープの素などを既定のお湯で溶いたもの)
※お好きな調味料や薬味
沙茶醤(サーチャージャン)
ポン酢やゴマダレ
パクチー、ネギなど
下準備
- 豚肉、野菜などを、それぞれ食べやすいサイズにカットしておく。
- 中華スープをつくっておく。
作り方
ラージメスティンにごま油をいれて豚肉を炒める。全体が白っぽくなったら、一度取り出しておく。あとでもう一度火にかけるので、ここでしっかり火を通さなくてよい。
くし型にカットした玉ネギを炒める。
玉ネギに油がまわったら、白菜漬け、野菜、先ほど炒めた豚肉を入れてスープを注ぐ。
全体に火が通れば完成!いろいろな調味料でアレンジしながら召し上がってください。〆には春雨がおすすめです。
沙茶醤は大きなスーパーや輸入食材屋さんで手に入るので探してみてください。残ったら、野菜や魚介の炒めのもの、焼うどんなどに入れるとおいしいですよ!
▼参考記事
【7】豚ピザ
他にはないアレンジ料理を試したい人には、豚ピザがおすすめ!なんと豚肉を生地にしたピザのレシピです。
10分でできる、最高にジューシーなキャンプ飯です。
材料(2人分)
- 豚こま肉 200g
- ピーマン 1個
- コーン缶 大さじ2
- モッツアレラチーズ 適量
- 片栗粉 大さじ1
- 塩・こしょう 少々
- オリーブオイル 小さじ1
☆ソース
- ケチャップ 大さじ1
- おろしにんにく 少々
- オリーブオイル 小さじ1
作り方
【1】トッピングの準備をする
ピーマンはヘタとタネを除き、輪切りにします。薄めに切ると、火が通りやすく食べやすい食感になりますよ。
切り終わったピーマンは、一旦よけておきましょう。野菜がお好きな方は、ピーマンの他にもトマトをトッピングしてもいいですよ!
コーン缶は、水気をよく切って、必要量を取り分けておきます。
【2】生地の下準備をする
生地を作りましょう。豚肉に塩・こしょうを振ります。もし酒を加える場合は、ここで入れてください。
下味をつけたら、調味料と豚肉がなじむまで混ぜ合わせましょう。混ざったら、片栗粉をまぶしてさらにさっと混ぜます。これで、生地の下準備は完成です。
生地の片栗粉は、豚肉のつなぎになります。片栗粉がない場合は小麦粉でも代用できますよ。
【3】ソースを合わせる
ソースを作ります。作り方は、おろしにんにく 、ケチャップ、オリーブオイルを混ぜるだけです。
オリーブオイルとケチャップが分離しないように、よく混ぜましょう。色が均一になったら、ソースは完成です。
【4】生地を焼く
スキレットやフライパンに、オリーブオイルをひきます。豚肉を1枚ずつほぐしながら、円盤状に敷き詰めましょう。生地の表面をフライ返しで押し付けると平らになり、パリッとした食感に焼きあがります。
もし手元にあれば、先にクッキングシートを敷くと、生地を裏返すときに便利ですよ。
【5】生地を裏返し、トッピングをして焼く
生地の裏側が焼けて固まってきたら、ひっくり返します。表側に合わせたソースをまんべんなく塗りましょう。
ソースを塗ったら、ピーマン、コーン、モッツアレラチーズの順でトッピングをのせます。こんもりと具をのせると、美味しそうに仕上がりますよ!
全てのトッピングをのせたら、チーズを溶かすために、蓋かアルミホイルをかぶせて加熱しましょう。チーズがちょうどよくとろけて、生地の豚肉に火が通ったら、完成です!
▼参考記事
【8】アツアツ豚串カツ
一口サイズの串カツをキャンプ場で作るなら、スキレットを使いましょう。
今回ご紹介する豚串カツは、細切れ肉で手軽に作れるのがポイントです。揚げたてアツアツの串カツを、ぜひ野外で楽しんでみてください。
材料(3人分)
- 豚切り落とし肉 250g
- 塩胡椒 適量
- 揚げ油 適量
- とんかつソース お好み
☆衣
- 卵 1個
- 薄力粉 大さじ3〜4
- パン粉 2分の1カップほど
作り方
ボウルなどの容器に、衣の食材の卵と薄力粉を入れて混ぜます。糊状に仕上げますが、水分が足りない場合は、水で調節しましょう。
豚肉は塩胡椒を全体にまぶしたら、竹串の先に刺してギュッと手で握るようにし、形を整えます。
串に刺した豚肉に、卵液を絡めます。
余分な卵液が落ちるのを待ってから、パン粉を全体につけます。
準備した豚肉串全てに衣をつけます。
スキレットにサラダ油などの揚げ油を入れて加熱します。
油が温まったら、衣をつけた豚肉串を入れて弱火〜中火で揚げていきます。
全体がきつね色になるまで揚げたら串カツの完成です。
揚がった串カツは、クッキングシートの上など引き上げて油切りをします。
とんかつソース、からし、野菜などと一緒に器に盛りつけます。
たっぷりのソースを絡めて食べる、アツアツでジューシーな一口サイズのカツが最高です!おつまみや、ご飯のお供としても楽しめる、絶品キャンプ飯です。
▼参考記事
キャンプで豪快に食べる肉は絶品!
キャンプ場で食べる肉料理は、なぜこんなに美味しいのでしょうか。開放的な空間で、細かいことを気にせずワイルドにかじりつくお肉は、特別感たっぷりですよね。
そんな至福の瞬間がやみつきで、キャンプにハマっている人も少なくないかもしれません。
一口に肉料理といっても、牛肉、鶏肉、豚肉とレシピはさまざま。お気に入りを見つけて、今度のキャンプで試してみてくださいね。