おかずにぴったりなおすすめレシピ6選
プロがおすすめするキャンプ飯のおかずにぴったりなレシピを厳選してご紹介します。話題の「ほりにしブラック」や「やみつき旨ニラ」で簡単で本格的なアウトドアご飯を楽しめるレシピもピックアップしました。
CHECK!
【1】スキレットで作る本格ヤンニョムチキン
暑い夏におすすめのキャンプ飯おつまみ。ピリ辛タレがたまらず、ビールがおいしく飲めそうです。ご飯との相性もバッチリですよ!
材料(2~3人前)
鶏もも肉 2枚
片栗粉 大さじ3
薄力粉 大さじ1
サラダ油 適量
<下味調味料>
塩胡椒 適量
料理酒 大さじ2
醤油 小さじ1
にんにくチューブ 少量
<ヤンニョムタレ>
コチュジャン 15g
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 10g
ケチャップ 15g
はちみつ 小さじ1
ごま油 小さじ1
水 100cc
<ヤンニョムタレ>は、コチュジャンの味によって辛さ加減が変わります。辛くしたい場合には、仕上げに韓国唐辛子のパウダーなどを入れると調整しやすいです。あらかじめ、タレの調味料は自宅で計量し、混ぜてから持っていくと便利です。
作り方
【1】鶏肉は一口大に切って、<下味調味料>の食材を入れてよく揉み込み、15分ほど漬け込みます。この状態でキャンプ場に持っていくと、現地での調理作業が少なく済みます。その場合、鶏肉の漬け込み時間が長くなりますが、下味調味料は薄く味がつく程度なので問題ありません。下味をつけることで、肉が柔らかくなり、臭みが取れる効果があります。
【2】ボウルに片栗粉と、薄力粉を入れてよく混ぜ、漬け込んだ鶏肉を入れます。鶏肉の全面に粉をまぶします。
【3】温めたスキレットにサラダ油をしき、粉をまぶした鶏肉を入れます。中火でじっくり揚げ焼きにします。焦げつきそうになったら、途中で何度か油を足しながら加熱しましょう。
【4】全面にきつね色の焼き色がついたら、焼き上がりです。
【5】焼きあがった鶏肉から順に、バットなどに一旦取り出します。
【6】<ヤンニョムタレ>の調味料をよく混ぜて、スキレットに入れます。
【7】タレが沸騰したら、取り出しておいた鶏肉をスキレットに戻し入れます。タレは煮詰めすぎると、肉と絡みにくくなるので気をつけましょう。
【8】タレを全体に優しく絡めるように、鶏肉をスプーンなどで混ぜます。
【9】タレが絡まったら、器に葉物野菜などと一緒に盛りつけて完成です。
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【2】旨味たっぷり牡蠣と白子の昆布締めホイル焼き
磯のかおりと、いい塩梅にのった塩味が最高の牡蠣は、白子と一緒に昆布締めにして楽しみましょう。昆布締めは少し時間をおいた方が味が馴染むので、仕込んでから持っていくと、ちょうど食べごろになります。キャンプ場へ行く道中で材料を買う場合には、到着後すぐに仕込んで、夜に食べればOKです!その間はクーラーボックスなどで保冷するのを忘れないようにしましょう。昆布締めにする時間は、大体6時間くらいを目安にしてください。
材料
牡蠣、白子 食べたい量
昆布 牡蠣、白子が挟める量
日本酒 大さじ1くらい
お好みで、薬味やポン酢など
下準備
牡蠣、白子は3%くらいの塩水(水500ccに対し、塩大さじ1強)でふり洗いして、水気を拭いておきます。
昆布はかたく絞った布巾などで表面をやさしく拭いておきます(表面の白い粉は旨みなのでとらないように優しく拭きます)。
作り方
アルミホイルを広げた上に昆布をのせ、その上に牡蠣、白子をのせます。(2段までなら重ねて作ることもできます。昆布の節約にはなるが、加熱時間は長めになります)
一番上にも昆布をのせて、アルミホイルでしっかりくるみ、クーラーボックスで冷やしつつ6時間くらい寝かせます。
火にかける前に、上から全体に日本酒を振りかけます。写真のように糸をひいても、昆布から出た粘りなのでご安心ください。再度アルミホイルでしっかり包み、中火にかけます。
網の上でもメスティンでも調理可能です。メスティンの場合は、アルミホイルの中に入らないように水を少し入れてから蓋をして、蒸し焼きにします。
全体的にしっかり火が通れば完成です!火が通ると身がふっくらとなり、表面も半透明から白色に変わります。重ねた場合は、蒸し時間を長めにとってくださいね。ポン酢やお好みの薬味で召し上がれ!牡蠣はきゅっと柑橘を絞るのみで、白子はさらに塩をぱらりとかけると美味しいですよ。残った昆布はお味噌汁の出汁とりや、ご飯を炊くときにも使えます。
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【3】3種の皮ごとフライドポテト
定番のじゃがいものほかに、里芋とさつまいもをプラスして、おもてなしにも喜ばれるフライドポテトの作り方をご紹介します。フライといっても、衣はつけず、大さじ3杯のオリーブオイルで揚げ焼きにするので、あと片づけも簡単です。食材も皮ごとだから、皮を剥く手間もなくゴミも減らせて楽になります。
里芋も皮ごと!?と思うかもしれませんが、里芋を皮ごとフライにすると、皮は香ばしく、実はねっとりホクホクになります。3種のフライドポテトのなかで、一番早くなくなるのがフライド里芋です。ジャガイモは安定のおいしさ、少し甘めのさつまいものフライは、箸休めにちょうどよい一品です。
材料
里芋 2~3個
じゃがいも 大1個分
さつまいも 100g
にんにく 1片
ローズマリー 1枝分
オリーブオイル 大さじ3~5
塩(あれば岩塩) 少々
こしょう 少々
下準備
里芋、じゃがいも、さつまいもは、タワシなどできれいに洗い、水けをきっておきます。とくに里芋は念入りに泥や汚れを取り除きましょう。キャンプの場合、事前に自宅などで洗って表面が乾いたものを持っていくとすぐに作れて便利です。
里芋、じゃがいも、さつまいもは、それぞれ同じくらいの大きさになるようにカットします。
さつまいもは、ピーラーで縞状にすると見た目がきれいです。ピーラーで取り除いた皮もサッと揚げればカリカリ香ばしく食べられます。にんにくは半分にカットします。
※じゃがいもは、芽と緑色に変色した箇所には天然毒素が含まれています。芽がついているもの、緑色に変色した箇所は、必ず取り除いて調理しましょう。
作り方
1.スキレットに、オリーブオイル、半分にカットしたにんにく、ローズマリーを入れ弱火にかけます。
2.にんにくのよい香りがして色づいてきたら、一旦にんにくとローズマリーは取り出します。
3.2にカットしておいた里芋、じゃがいも、さつまいもを入れ、火加減は中火で焼き色がつくまで焼きます。
4.焼き色がついたら裏返し、にんにくとローズマリーを戻し入れ、火を少し弱め蓋をして5分ほど蒸し焼きにします。
5.蓋を取り、軽く塩こしょうします。
6.楊枝などで、かたさを確認し、いも類に火が通ったら火を強めて両面カリッとさせたらできあがりです。
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【4】「やみつき旨ニラ」で作る「キャンプ中華の野菜炒め」のレシピ
古きよき昭和の味わいが楽しめ、地域に愛されているのが「町中華」です。読者の皆さんの町にも、そんな中華料理屋さんが1つや2つあるのではないでしょうか。シンプルながらも奥深く、こってりボリューミーになります。そんな町中華の味わいは、じつはキャンプめしにもピッタリなんです。
しかし、たくさん調味料が必要だったり、調理手順が複雑だったり……と、その味わいをアウトドアシーンで再現するのは難しいものです。そこでここでは、エスビー食品から発売されているシーズニングミックスを使用して作る、町中華ならぬ「キャンプ中華」のレシピをご紹介します。
町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」
ここで使用するのは、町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」。こちらは東京谷中にある中華料理店「一寸亭」監修の調味料です。じつはメイン料理ではなく、通のみぞ知る「裏おつまみメニュー」を再現できるという一品で、豚のうま味に、しょうゆ、赤唐辛子などが配合されています。商品自体がポケットに入るくらいにコンパクトで携帯しやすく、またおつまみ用ということもあり、これだけでしっかり味付けができます。
材料(2人分)
ウインナー 150g
キャベツ 150g
にんじん 1/2本(約70g)
ピーマン 2個
エスビー町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」 1袋
ごま油 大さじ1
塩コショウ 少々
ウインナーの塩気を利用して、調味料はほぼ「やみつき旨ニラ」のみです。キャンプにも利用しやすい野菜を使って、ボリュームたっぷりに仕上げます。
作り方
キャベツはざく切りにしましょう。少し大きめに切っておくと、炒めてもみずみずしい食感をキープできます。
ピーマンはヘタを取り乱切りにしましょう。こちらは火を通しても形が残りやすいので、キャベツより小さめに切っておきましょう。
ちなみに、種とワタには血液サラサラ成分が含まれているので、ぜひ調理に利用してください。
にんじんは短冊切りにしましょう。こちらは他に比べ、やや火が通りにくいので薄めに切っておきます。
ウインナーは斜め半分に切りましょう。塩気と油を、そのまま野菜炒めの風味に利用します。
ここではやや小さめのものを使用しているので、お使いの商品によって切るサイズは調節してくださいね。
材料を切り終えたらフライパンにごま油を熱し、キャベツ、ピーマン、にんじんを加えて、強めの中火で混ぜ炒めましょう。
やや強めの火力で手早く炒めることで、野菜の食感を残したまま仕上げることができます。
2~3分混ぜ炒めて全体に油がなじんだら、ウインナーを加えて混ぜ炒めましょう。1~2分ほど炒めるとウインナーから油が出てくるので……
ここでシーズニングミックス「やみつき旨ニラ」を加えましょう。粉末になっているので、野菜の水分とウインナーの油になじませるイメージで炒め合わせます。
最後に塩コショウで味を調えて完成。アッという間にボリュームたっぷりに仕上がりました!
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【5】ほりにしブラックの燻製風味を楽しむコブサラダ
2021年に開催された調味料選手権では、惜しくも2位に終わった「ほりにし」。そのときに1位に輝いたのが「燻製フレーバーのドレッシング」だったということを受けて開発されたのが、「燻製」をテーマにした「ほりにしブラック」です。ここでは、この「ほりにしブラック」の燻製風味を最大限に楽しめる、コブサラダのレシピをご紹介します。
ほりにしブラック
香り高い燻製岩塩を配合しています。そして「燻製の風味を邪魔しないようにガーリックを控えめにし、ワイルドで上質な味を実現した」とのこと。また、マッシュルームやしいたけなどの「上質」なうま味も追加されました。これまでのほりにしとは違う、「ちょっぴり大人のうま味」を楽しむことができます。
材料(2人分)
サラダチキン(プレーン) 1枚
きゅうり 1本
ミニトマト 6個
卵 2個
ミックスビーンズ 1袋
ほりにしブラック 適量
レシピと言っても、じつはコブサラダは食材を角切りにして、「それらしく」盛り付ければいいだけです。
ほりにしブラックの燻製風味が楽しめるのはもちろん、切ってお皿に並べるだけと調理が簡単なので、お子様と一緒に作るのもおすすめですよ!
作り方
まずはクッカーにお湯を沸かし、卵を茹でましょう。燻製と言えば、やっぱり卵は欠かせませんね。
卵を茹でたら、4等分に切りましょう。ちなみに、茹でている間に他の食材の下ごしらえをしておくと、段取りがスムーズです。
きゅうりは1.5cm角に切りましょう。ここではきゅうりを使用していますが、アボカドでもOKです。きゅうりならさっぱり食べられるサラダに、アボカドならより濃厚なサラダに仕上がります。
ミニトマトはヘタを取り、4等分に切りましょう。じつは大玉のトマトよりも、栄養がギュッと詰まっているのがミニトマトです。ほりにしブラックの燻製風味が、酸味と甘みを引き立てます。
サラダチキンも1.5cm角に切りましょう。淡白な味わいのサラダチキンも、ほりにしブラックにかかれば上質のスモークチキンに早変わりします。
全ての材料を切り終えたら、あとはミックスビーンズと一緒に「それらしく」並べて、ほりにしブラックをたっぷりかければ……
コブサラダの完成です!ここでは卵を茹でていますが、キャンプではあらかじめ茹でたものを利用すれば、調理時間は5分ほどで完成します。
実際に食べてみると、ただ切って並べただけとは思えないほどの奥深い味わいになっています。
卵はまるで「くんたま」、サラダチキンはまるでスモークチキンと、本当に燻製したかのような風味です。野菜や豆もスパイスの風味のおかげでうま味が増して、まるでオシャレなバル気分が楽しめる一品に仕上がりました。
という訳で、ほりにしブラックのリッチな燻製風味が楽しめて、作るのも簡単なコブサラダ、ぜひお試しください!
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【6】缶つまで作るぶり大根
缶つまはおつまみとしてだけじゃなく、料理にも使える優れもの!
お酒に合う肴を缶詰にした「缶つま」。パカッと開けてすぐに美味しいおつまみが楽しめるので、お酒好きキャンパーの方にも愛されているシリーズですよね。
ここでは、そんな缶つまシリーズの中から「九州産ぶりあら炊き」を使って、お酒はもちろん、ごはんにもぴったりなアウトドア仕様のぶり大根を作ります。
材料(2人分)
缶つま「九州産ぶりあら炊き」 1個
ちくわ 4本
大根 300g
キムチ 50g
しょうが 約50g
水 300ml
ここでは、ぶりあら炊きの缶汁を利用し、さらに素材のうま味や風味を生かすことで、味付けの調味料は使わずにしっかり味のぶり大根に仕上げます。
作り方
大根は縦十字に切り、切り口を下にして端から1cm幅に切りましょう(いちょう切り)。
ここでは下茹でなどをせずに煮込むので、火が通りやすいように皮を厚めに取ります。さらに、皮を取った大根をやや薄めに切ります。お家でここまで行っておく場合はレンジで加熱しておくと、煮込み時間が短縮できて味も染み込みやすくなります。
ちなみに、大根の皮は食物繊維が豊富。漬物やきんぴらにして食べても美味しいので、捨てずに他の料理に利用しましょう。
しょうがは薄切りにしましょう。実はしょうがは皮の近くが最も香りが強く、辛み成分も豊富です。皮付きのまま利用すればごみも減らせ、食べると体もよりポカポカ温まるので一石二鳥です。
ちくわは斜めで、2cm幅に切りましょう。練り物であるちくわは高タンパク低脂質。そのまま食べても美味しいので、アウトドアシーンでも活躍する食材ですね。
ちくわは煮物に使えばだしが出て、具材兼調味料のような役割を果たしてくれます。食物繊維が含まれていないので、大根のようなお野菜と一緒に料理すると栄養のバランスがよくなります。
下ごしらえが済んだら煮込んでいくのですが、缶つまのぶりあら炊きは既にしっかり煮込まれているので、まずは缶汁を調味料として利用します。身の方は後ほど使用するので、取っておきましょう。
クッカーに水、大根、しょうが、ちくわを加え、煮立たせたらぶりあら炊きの缶汁を投入します。元々がおつまみ用なので汁も濃いめの味付けで、素材のだしと合わせると予想以上にしっかり味に仕上がります。
アルミホイルをクッカーの形に合わせて整え、お箸で穴を開けた落し蓋をぽとり。弱火で15分ほど煮込みます。
煮えたら一度火を止め、キムチ、ぶりあら炊きの身を加え、再度落し蓋をして弱火で5分ほど煮込みます。身は崩れやすいので、ゴロッと形を残したい方は取り扱いに注意です。
しっかり煮込んで完成です!熱々のうちに盛り付けて……といきたいところですが、じつは煮物は一度冷ますとより味が染み込みます。少し置いておいて、食べる直前に温め直しましょう。
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キャンプ飯の〆はこれで決まり!ご飯系のおすすめレシピ6選
カレー、パエリア、ガーリックライス、ハンバーガー、炊き込みご飯とキャンプ飯の王道主食メニューをずらっと紹介します。プロがおすすめする絶品キャンプご飯レシピを厳選してご紹介します。
CHECK!
【1】簡単そぼろ丼
火を使うのが少し嫌になる暑い時期は、短時間で料理を済ませたくなりませんか?そんな時は、チャポンとお湯につけておくだけで簡単に作れる、そぼろ丼がおすすめです。
アイラップに食材を入れれば、焦げ付く心配もなく簡単にご飯が作れ、ファミリーキャンパーにもソロキャンパーにもおすすめのキャンプ飯です。ここではアイラップを活用した、簡単そぼろ丼の作り方をご紹介します。
アイラップとは?
アイラップは耐熱温度が120度Cもある、愛され続けて40年の袋状のラップ商品です。
三角の形が特徴的で、箱から一枚ずつ簡単に取り出せるポリ袋です。食材を入れてそのまま湯煎にかけられるので、焦げ付く心配がなく簡単に調理ができます。
このアイテムを活用すれば、キャンプ場で手軽にお料理、お片付けができてしまいます。
そんなアイラップの特徴を列挙します。
・耐熱性:耐熱温度が120度Cと高く、湯煎調理が可能。
・耐冷性:マイナス30度Cなので、冷凍庫での保存も可能。
・密封性:食材の鮮度を保ってくれる、優れた密封性。
・安全性:食品用に設計されているため、調理の使用も安心。
この特徴を見れば、使わない手はありませんね!
材料(1人分)
鶏ひき肉 50g
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
卵 1個
インゲン 5本程度
お米 1合
水 1L程度(お米浸水用200ml と湯煎用)
上記材料を基本として、人数分に合わせて調整してください。
調理道具
調理に使う道具は、以下です。
アイラップ
クッキングシート
飯盒または鍋などのクッカー(湯煎用)
カトラリー
1.米・具材を準備します
まず、材料をそれぞれ単体でアイラップへ入れていきます。
インゲンは1cm幅にカットしてアイラップへ入れます。米は洗ってから、アイラップへ入れます。1合に対して、200mlのお水を入れ、袋の口をしっかり縛りましょう。ゆるいと溢れてきてしまうので、ギュッと縛るのがポイントです。不安な場合は2回縛ってもいいでしょう。
お米をふっくら炊き上げるために、浸水時間は30分以上とってください。
2. 調味料を加えます
具材をアイラップに入れ終えたら、調味料を入れていきます。
鶏ひき肉には、しょうゆ小さじ1、砂糖小さじ1/2を加えます。卵には、残りの砂糖小さじ1/2を入れます。食材と調味料が均一になるように、しっかりと揉み込みましょう。
なお、爪で袋を破かないように気をつけてください。インゲンにはお好みで少量の塩を入れてもOKです。
3.湯煎にかけます
クッカーにそのままアイラップを入れると、アイラップが溶けて失敗する原因となります。そのため、底にクッキングシートを敷きます。
そして、お米を入れたアイラップと水を入れて火にかけます。
米は中火で15分〜20分ほど湯煎にかければOKです。
他の食材は10分程度で火が通るので、お米を入れてから5分後に入れましょう。具材を入れる際は、アイラップが浮かないように注意しましょう。浮いてしまうと火の通りが悪くなります。
袋の中に空気がたくさん入ると浮いてきてしまうので、アイラップを縛る時は袋の空気をできるだけ抜いておきましょう。
4.お米を蒸らします
ご飯が炊き上がったら、10分蒸らします。
炊き上がっているかどうかの確認は、袋を取り出して確認しますが、火傷に気をつけて行うようにしましょう。
具材に火が通っているかも忘れずに確認してください。火が通ってなかったら、時間を少し伸ばして調整します。
5.そぼろ丼の盛り付けをします
ご飯の上にそぼろ、卵、インゲンをのせます。さらに、お好みで青ねぎや刻み海苔をトッピングしてもいいですね。
味は、それぞれの優しい旨みがギュッと詰まっていて、美味しい!の一言です。
飯盒一つでそれぞれの味が混ざることなく料理でき、汚れもしないので、片付けもありません。
良いこと尽くしで感動です。
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【2】そら豆のスパイスカレー
アウトドアでそら豆といえば、焼きそら豆でしょうか?シンプルで間違いのない食べ方ですね。でも、そら豆はスパイスとの相性がとてもよい野菜です。そら豆とスパイスをたっぷり使って作るカレーは、焼きそら豆とは、またひと味違うおいしさが楽しめるメニューです。
材料(2人分)
そら豆 適量(10粒ほど)
にんにく 1~2片
しょうが 1片
玉ねぎ 小1個
トマト 大1個分(トマト水煮缶でも可)
オリーブオイル 大さじ3
クミンシード 小さじ2
クミンパウダー 小さじ1/2
コリアンダーパウダー 小さじ1/2
ターメリックパウダー 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1
タカノツメ 1本
塩 小さじ1〜2
こしょう 少々
水 70~100ml
ピーナッツなど(あれば)
※スパイスがない場合は、カレーパウダーで代用してください。
下準備
そら豆はさやから取り出し、上部に包丁で切り込みを入れます。
にんにく、しょうが、玉ねぎはみじん切りにします。トマトは粗くカットしましょう。パウダースパイスはすべて合わせておきます。
作り方
1.スキレットにオリーブオイル、クミンシード、タカノツメを入れ、香りが立つまで弱火で炒めます。
2.そら豆を入れ、揚げ焼きにします。あまり触らず両面焼きます。
3.そら豆が焼けたら、一旦取り出して油を切っておきます。
4.空いたスキレットに、にんにく、しょうがを入れて弱火で炒めます。
5.香りが立ってきたら、玉ねぎを入れ、中火で甘味が出るまでじっくりと炒めます。
6.玉ねぎが半量くらいになり、甘い香りがしてきたら、粗くカットしたトマトを加えます。
7.6にパウダースパイスを入れ、粉っぽさがなくなるまで炒め、水を加え蓋をして5分ほど煮込みます。
8.5分ほど経ったら蓋をあけ、塩こしょうで味をととのえます。
9.取り出しておいたそら豆を戻し入れたらできあがりです。
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【3】「焼き鳥缶詰パエリア」レシピ
定番のタレ味や塩味をはじめ、味にいろいろなバリエーションのある焼き鳥缶詰シリーズは、キャンプ飯としても人気の食材です。シリーズの中に、お気に入りの味がある人もいるかもしれません。ここでは、そんな焼き鳥缶詰を使った、スペイン料理「パエリア」のアレンジレシピを紹介します。スキレットひとつで簡単に作れるので、ぜひお試しください。
材料(2人分)
無洗米 1合
焼き鳥缶詰(塩レモン味) 2個
ヤングコーン 1袋
ミニトマト 6個
オリーブオイル 大さじ1
おろししょうが 小さじ1
刻みネギ 適量
<調味料>
水 400ml
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
味付けはめんつゆで和風仕立てにします。さっぱり感をプラスするために焼き鳥缶詰は塩レモン味をチョイスしてみました。
ちなみに、スキレットは8インチのものを使用しています。では、さっそく作り方をご紹介します!
作り方
ここでは便利な食材ばかりで、下ごしらえ不要です。まずはスキレットにオリーブオイル、おろししょうがを入れて弱火で熱しましょう。
おろししょうがの香りが立ってきたら、無洗米を加え、表面がほんのり透明になるまで中火で炒めましょう。
米を炒めるのは、米の表面を油でコーディングして粘り気を抑えるためですが、好みに応じて炒めずに作ってもOKです。
一度火を止めて水、めんつゆを加えましょう。
ヤングコーンはそのまま汁ごと加えて、ボリューミーに仕上げます。
さらに、ヘタを取ったミニトマトを加えましょう。実は、トマトは昆布にも含まれるうま味成分、グルタミン酸が豊富。和風の味付けとの相性がいい食材なのです。
ここではこのまま炊き上げるので、見栄えがよくなるように並べます。
続いて、焼き鳥缶詰を加えます。ここでは和風の中にちょっぴりスペインっぽさを出したくて塩レモン味をチョイスしてみましたが、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか…。仕上がりが楽しみです。
あとはフタをして弱火で20分ほど炊くだけ。汁が吹きこぼれることもあるので、スキレットの様子や火加減に注意しながら調理してくださいね。
お米の炊き具合は火加減やお使いのスキレット、調味料の量によっても左右されるので、フタを取ったら味見をしてお米の状態を確認しましょう。ちゃんと炊けていたら、強火にして水分を飛ばします。
スキレットをそのまま食卓に出して、刻みネギをたっぷりちらして完成です!
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【4】ガーリックチキンライス
スキレットひとつで作る簡単ボリューム満点ガーリックチキンライス。野菜もお肉も食べられる、主役級のボリューム満点メニューをお試しください。
材料(2人前)
鶏もも肉 1/2枚
エリンギ 2本
長ネギ 1/2本
キャベツ 100g
ニンニク 1個
卵 1個
オリーブオイル 小さじ1/2
塩胡椒 少々
醤油 小さじ1
ご飯 2人前
<下味調味料> 塩胡椒 少々
ニンニク 1個
チリパウダー 小さじ1/2
醤油 小さじ1
料理酒 小さじ1
作り方
鶏もも肉の両面に、フォークで穴を開けます。
保存袋に鶏肉と、下味調味料の食材を入れて揉み込みます。漬け込み用のニンニクは、すりおろしてから入れます。
炒め用のニンニクは、皮をむいて薄切りにし、芽の部分を爪楊枝などで取り除きます。
ニンニクは厚さ2〜3mmの薄切りにします。
スキレットにオリーブオイル、ニンニクスライスを入れて弱火で加熱します。
スキレットが温まってきたら、漬け込んでおいた鶏もも肉を焼きます。
ニンニクスライスはきつね色になったものから、取り出します。
鶏肉の皮面に焼き色がついたら、裏返してもう半面を焼きます。
弱火から中火でゆっくり焼くことで、中までしっかり火が入ります。串を刺してみて、中から透明な焼き汁が出てきたら、鶏肉をバットなどに取り出します。
ざく切りにしたキャベツ、エリンギ、長ネギをスキレットに入れて炒めます。
野菜がしんなりしてきたら、ご飯を入れて混ぜ合わせます。
塩胡椒、醤油を入れて味を整えます。
食べやすい大きさにカットした鶏肉を、スキレットに戻し入れます。
取り出しておいたニンニクスライスを飾ります。
お好みでチリパウダーや、野菜を飾って完成です。香ばしくジューシーな鶏肉と、ご飯、野菜が一度に楽しめるボリューム満点の仕上がりです。
▼参考記事
【5】ステーキ肉でつくる牛肉100%ハンバーガー
噛み応えばっちりの牛肉100%ハンバーガーを作るなら、材料は挽き肉ではなくステーキ肉!といっても、ここで使用したのはスーパーで100グラム198円のお手頃価格のもの。赤身が多い肉がおすすめです。
ちなみに用意したパンもハンバーガー用のバンズではなく、スーパーで一番形がバンズに近かった丸パン。パティ自体もしっかりした食感なので、柔らかすぎないパンの方が個人的には好みです。
材料(2人分)
赤身ステーキ肉 1枚(200~300gのもの)
塩 牛肉の1%の重量
サラダ油 適量
バンズ 2個
トマト 1cmくらいの輪切りを2枚
レタス 適量
タマネギ 1cmくらいの輪切りを2枚
タマネギ用の塩 適量
好みでケチャップ、マスタードなど
下準備
ステーキ肉は使う直前まで冷やしておきます。ハンバーガー用のパン、野菜もカットしておきましょう(生肉には菌がついているので、さきにパンや生野菜をカットしておくとよいです)。焚き火は、熾火にしておきます。
作り方
ステーキ肉の表面の水分をキッチンペーパーで拭いてから、1cm角くらいにカットします。
ボウルに肉、塩を入れて、全体がまとまるまでこねます。ふたつに分けて、丸く成形します。
油をしいたフライパンで焼いていきます。おいしそうな焼き色がついたらひっくり返します。中までしっかり火が通るように、フライパンの蓋、またはフライパンよりひとまわり小さめに切ったアルミホイルをのせます。
タマネギに強めの塩をふり、同じフライパンで焼きます。パティが焼きあがる前に、パンも炭火で焼きます。焦げやすいので気を付けましょう。
すべて焼けたら、どんどん重ねれば出来上がりです!
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【6】豚キムチと梅干の炊き込みご飯
チャーハンより簡単!焼き肉のたれを使った、お肉をたっぷり入れた炊き込みご飯のレシピをご紹介します。お肉が残ってしまったときにもおすすめです。バーベキューって、ついついお肉を買いすぎてしまいますよね。残ったお肉で2日目に作りたい場合には、あらかじめタレにつけておきましょう。焼いてしまったお肉でも大丈夫です。お鍋で炊くご飯は、お米の炊き具合が不安かもしれません。慣れるまでは蓋を開けて確認しながら炊いても問題ありませんので、気楽にいきましょう。
材料
豚肉 200g
焼き肉のたれ 大さじ2
ごま油 大さじ1
お米 2合(浸水して水を切ったもの)
水 360cc
キムチ 100g
梅干し 2個
ネギ 適量
作り方
ごま油をしいたフライパンで豚肉を焼き、焼き肉のタレを絡め粗熱をとっておきます。
※焼いてからタレに漬けておいたお肉を使う場合には、下記の炊飯時にごま油を入れます。
ダッチオーブンにお米、水、フライパンのタレを先に入れたら軽くまぜます。さらに梅干し、キムチ、お肉をのせて中火にかけます。
※ダッチオーブンは蓄熱量が高く、ここでは量も少ないので強火でなくて大丈夫です。あまり早く沸騰しすぎると炊きあがる前に水分がとんでしまうこともあります。
沸騰したら弱火にし、10分ほど炊いたら蓋をあけて表面の水分が飛んでいるか確認しましょう。それから火をとめて10分ほど蒸らしたら完成です!
蓋をあける際に蒸気が逃げてしまうので、しめたらもう一度火をつけてから蒸らしましょう。5秒くらいで十分です。おこげが欲しいときには、この時に30秒くらい強火にかけます。
※蓋をあけたときに表面がブクブクとしていたら、まだ炊きあがってないので1分ずつくらい弱火で炊き続けて、様子を見ましょう。
豚肉の脂に、梅干しの酸味が意外に合います。刻んだネギをちらしてどうぞ。鋳物のダッチオーブンは錆びやすく、食材の保管には向かないので、残ったときには必ず別の容器にうつしてあげてくださいね。
▼参考記事
パスタや焼きそばなど!おすすめ麺レシピ5選
ナポリタンやカルボナーラといったパスタや焼きそばといった王道から、夏に食べたい冷やし中華まで、人気の麺系キャンプ飯をまとめました。プロに教えてもらったおすすめのレシピをご紹介します。
CHECK!
【1】ゆできしめんを使った「ビャンビャン麺」
キャンプでも手軽に作れる「ゆできしめん」を使ったビャンビャン麵のレシピを紹介します。ビャンビャン麺は、中国の陝西省(せんせいしょう)発祥の2~3cmほどの幅広の平麺に、ネギなどの野菜や唐辛子などをトッピングして、タレを絡めて食べる料理です。
また、ゆできしめんを温めた湯を使って簡単スープを作ります。そのままスープとしていただくのはもちろん、麺にかけてもまた違った味わいが楽しめます。
【材料】2人分
きしめん(ゆで) 2玉
しょうゆ 大さじ2
黒酢(なければ酢) 大さじ2
砂糖 少々
油(こめ油やごま油など) 大さじ2~3
チンゲン菜 1株
長ネギ 1/2本
にんにく 1片
赤唐辛子(一味唐辛子) 適量
赤唐辛子は韓国の粗びきを使用しました。好みのものでOKです。
※おすすめの酢は香酢。中国産の黒酢を入れることで本格的な味に仕上がります。
下準備
長ネギは薄くスライスします。
にんにくは、すりおろします
チンゲン菜は縦半分にカット、または食べやすい大きさにカットします。
しょうゆ、黒酢、砂糖を混ぜ合わせます。
作り方
(1)鍋に湯を沸かし、スープの素を入れ、チンゲン菜を好みのかたさに茹でます。
(2)さらに、きしめんを入れ温めます。温めたきしめんとチンゲン菜をざるにあげ、器に半量ずつ盛ります。
(3)器に盛ったきしめんに長ネギ、にんにくのすりおろし、赤唐辛子をトッピングします。
(4)きしめんにしょうゆと黒酢を合わせたタレを各大さじ2まわしかけます。
(5)小鍋に油を熱します。煙が出るまで熱したら、長ネギ、にんにくのすりおろし、赤唐辛子めがけて油をかけます。
(6)チンゲン菜を添えます。
ゆできしめんを温めた湯はスープにして
ゆできしめんを温めたスープは、塩、こしょうで味をととのえます。好みで香りづけに、白ごまとごま油を数滴かけます。トッピングする具はお好みで。
ビャンビャン麺で必須のトッピングは、赤唐辛子、にんにく、長ネギです。それ以外はお好みでOKです。ここで紹介したチンゲン菜のほか、小松菜、キャベツ、もやし、ニラ、きゅうり(生)、万能ねぎ(生)、パクチー(生)やBBQで焼いたお肉などもいいですね。
湿度も高く食欲も落ちやすい梅雨の時期には、薬味などで風味を変えて楽しむのもいいですね。自分好みにトッピングしたビャンビャン麺、ぜひ試してみてください。
▼参考記事
【2】サバ缶ナポリタン
サバの栄養が丸ごと摂取できるサバ缶は、ダイエットはもちろん、キャンプや登山にも利用しやすい食材です。ここではそんなサバ缶を使用して、スキレットだけでがっつりボリューミーなナポリタンを作ります。
材料(1人分)
パスタ 100g
サバ水煮缶(食塩不使用タイプ) 1/2個(約100g)
ピーマン 1個(約60g)
玉ねぎ 1/2個(約50g)
しめじ 50g
オリーブオイル 大さじ1/2
水 200ml
刻みパセリ 適量
粉チーズ 適量
★調味料
ケチャップ 大さじ3
コンソメキューブ 1/2個
スキレットは8インチを使用しました。
作り方
まずはしめじの石づきを取りほぐしましょう。買ってきた状態のままで中央から引っこ抜くようにすると、キレイに石づきのみを残して取ることができます。
また、ここではしめじを使用していますが、マッシュルームやえのきで作ると違った風味・食感を楽しめます。
ピーマンはヘタを取り、細切りにしましょう。ちなみに、種とワタにはピラジンという血液サラサラ成分が含まれているので、筆者はそのまま調理しています。気になる方は取り除いてくださいね。
玉ねぎは薄切りにしましょう。玉ねぎはじっくり加熱すると甘みとコクがアップします。ピーマンと並んでナポリタンには必須の食材ですね。
野菜の下ごしらえが済んだらスキレットの登場です。オリーブオイルを熱し、野菜を弱火で炒めましょう。
玉ねぎ、しめじがしんなりしてきたら……
ケチャップと砕いたコンソメキューブを加えてサッと混ぜ炒めましょう。ケチャップは少し炒めると甘みと香りが引き立ちます。
また、ここではコンソメはキューブタイプを使用していますが、最初から顆粒になった物でもOKです。
調味料が野菜になじんだら、水を加えてパスタを割り入れ、ほぐしたサバ缶を投入します。サバ缶は少し身を残しておくと、ゴロッとボリューミーに仕上がります。
また、サバ缶の汁には脂肪燃焼をサポートしてくれるDHA・EPAが溶け込んでいるので、ぜひそのまま調理に利用しましょう。
後はフタをして、弱火でパスタの表記時間通りに煮ます。ちなみに、パスタは茹で時間8分のものを使用しました。パスタ同士が引っ付いたりしないよう、時々様子を見て混ぜてくださいね。
ほぐしながら煮て、パスタが茹で上がったら完成です!ほのかにケチャップの香ばしい香りが漂っています。
仕上げに粉チーズと刻みパセリをトッピング。がっつりボリューミーで栄養たっぷり、サバ缶ナポリタンの完成です。
▼参考記事
【3】オイルサーディンとそら豆のカルボナーラのレシピ
たっぷりのオイルに下処理されたいわしが漬け込んである「オイルサーディン」。缶詰で販売されていることが多く、キャンプでの持ち運びにもぴったりです。ここではそんなオイルサーディンと季節の野菜を使って作る、絶品カルボナーラレシピをご紹介します。
材料(1人分)
パスタ麺 80g
水 1L
塩 小さじ2
オイルサーディン 60g
卵 2個
そら豆(さやつき) 2本(正味量30g)
有塩バター 10g
ピザ用チーズ 20g
★トッピング
・粉チーズ 適量
・粗挽き黒こしょう 適量
調味料は有塩バターとピザ用チーズのみ。生クリームや牛乳を使わずに、濃厚な口当たりに仕上げます。なお、そら豆の「正味量」は、さやから出した時の豆の量を指しています。
作り方
まずはクッカーに水、塩を入れて湯を沸かし、パスタ麺を加えてパッケージ表記の時間よりも1分短く茹でましょう。
パスタ麺を茹でている間に、そら豆をさやから取り出します。さやから出したそら豆は鮮度が落ちていくので、できるだけ調理の直前に取り出すのがおすすめです。
また、薄皮をむいて食べることも多いですが、じつは薄皮には食物繊維が豊富。食品ロスを減らすことにもつながるので、ここではそのまま調理します。
続けて、2つの卵をそれぞれ黄身と白身に分けましょう。黄身の場合、1つはパスタ麺に混ぜ、もう1つはトッピングとして使用します。白身は別に利用するのでとっておきましょう。
パスタ麺の茹で上がり時間の2分ほど前になったら、クッカーにそら豆を加え、一緒に茹でます。
パスタ麺もそら豆も、茹でたら水気は切らず、茹で汁ごと置いておきましょう。
フライパンに有塩バターを熱したら……。
パスタ麺、そら豆、さらにオイルサーディンを加えて、なじむまで軽く混ぜ炒めましょう。
茹で汁を切らずに炒めることで、バターとオイルサーディンの油がパスタ麺に絡みやすくなります。
そして、茹で汁はこのあと使うので、捨ててしまわないように!
全体がなじんだら、一度火を止めてピザ用チーズを加えます。このままだとコテコテになって混ざりにくいですが……。
とっておいた茹で汁を加えます。茹で汁を加えることでピザ用チーズが混ぜやすく、滑らかな口当たりに仕上がります。弱火で加熱し、様子を見ながら茹で汁を加え、チーズが溶けるまで混ぜ炒めましょう。
チーズが溶けたら火を止め、卵黄を加えます。卵黄は加熱し過ぎるとボロボロと固まってしまうので、必ず火を止めてから加えて、余熱で調理するようにしましょう。
卵黄がなじんだら、カルボナーラの調理は完了です。
お皿にカルボナーラを盛り付けて卵黄を添え、粉チーズ、粗挽き黒こしょうを散らしたら完成です!
▼参考記事
【4】豚しゃぶ冷やし中華
気温や湿度が上がってくると、さっぱり食べられる料理が恋しくなりますよね。そこでここでは、キャンプ飯にもおすすめの冷やし中華のレシピをご紹介します。
麺はおなじみ「マルタイ棒ラーメン」。ここでは付属のスープや調味油も利用して、チュルっと食べられる一品に仕上げます。これを食べながら、蒸し暑い梅雨や夏を乗り切りましょう!
材料(1人分)
豚ロース肉 80g
マルタイ棒ラーメン 1束
しそ 2枚
カットキャベツ 30g
梅肉チューブ 適量
★つゆ調味料
水 90ml
マルタイ棒ラーメン付属のスープ 1袋
マルタイ棒ラーメン付属の調味油 1袋
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
お酢 大さじ2
具材は疲労回復にも嬉しい豚ロース肉にカットキャベツを合わせて、豚しゃぶサラダ風に。しそや梅肉をトッピングして、さっぱり食べられる一品に仕上げます。
作り方
まずは、しその軸を切り落として千切りにしましょう。食欲増進効果や抗菌効果があると言われるしそは、夏場のキャンプ飯にピッタリの食材。
そのままだと傷みやすいですが、湿らせたキッチンペーパーに包んで保存袋に密閉し、クーラーボックスなどに入れて保冷しておけば、新鮮な状態をキープすることができます。
続いて、クッカーで湯を沸かしてマルタイ棒ラーメンを4分茹でましょう。
茹でた麺は冷水で冷やします。氷水なら一層キリッと麺が締まりますよ。
冷やした麺はしっかり水気を切っておきます。水切りには、写真のようなシェラカップ用のザルがあると便利です。
続いて、先ほど麺を茹でたお湯で豚ロース肉をしゃぶしゃぶしましょう。疲労回復に嬉しい栄養がたっぷりの豚肉も、夏場のキャンプ飯に最適の食材です。
すべての肉に火を通したら、こちらも水気を切っておきます。
最後に、シェラカップなどで水、付属のスープ・調味油、砂糖、しょうゆ、お酢を混ぜてつゆを作りましょう。
じつは、マルタイ棒ラーメンはパッケージ裏や公式サイトなどで冷やし中華を作るためのレシピを公開しています。麺の茹で時間とスープはそれに則って調理しています。ここでは、それをベースに具材のアレンジを加えたレシピを紹介しました。
なお、夏場には冷やし中華用のスープが付属した「マルタイ棒冷やし中華」という季節商品も販売されるので、そちらを利用するのもおすすめですよ。
それでは、仕上げの盛り付けに移ります。器に麺とカットキャベツを盛り付けたら……。
豚ロース肉をドンッとたっぷり乗せましょう。
仕上げに千切りにしたしそと梅肉チューブをトッピングし、つゆを回しかけたら完成です!
▼参考記事
【5】海鮮辛焼きそば
韓国発祥のインスタント麺、辛ラーメン。そのやみつきになる辛さともっちりした麺が美味しいと、今や日本でも大人気の商品となりました。そんな辛ラーメンを使った、キャンプで簡単に調理できるアレンジレシピをご紹介します。
辛ラーメンは、本来、麺をスープで煮込んで調理するラーメンです。しかし、このアレンジレシピでは、辛ラーメンを魚介入りの焼きそばに変身させます。その名も、「海鮮辛焼きそば」。水分量を調整することで、あとひく辛さがクセになる、ピリ辛焼きそばができますよ。もちろん、あの辛ラーメンの麺のもっちり感はそのままです。スキレットで鉄板炒め風に仕上げるのもポイントです。
材料(1人分)
辛ラーメン 1袋
シーフードミックス(解凍したもの) 50g
中濃ソース 大さじ1.5
水 150cc
プロセスチーズ 20g
シーフードミックスは、いか・えび・あさりなどが入っているものがおすすめです。
必須ではありませんが、手元にあれば青のりをトッピングすると、より焼きそばらしくなります。
作り方
1.スキレットにお湯を沸かします
水150ccをスキレットに入れ、お湯を沸かします。火加減の強い焚き火で調理する場合は、早めにお湯が蒸発してしまいます。心配な場合、やや多めに200ml程度の水を入れると良いでしょう。
スキレットの焦げ付きが気になる方は、事前に油(分量外)をスキレットに塗っておきましょう。
2.辛ラーメンの麺を加えます
辛ラーメンの麺のみ、お湯の中に加えます。
麺を加えたときに、お湯が麺の高さの1/3程度になるぐらいが理想です。もし、お湯が足りない場合は、上から水を足してください。麺を入れたら、一度麺をひっくり返して、両面に水分を軽く浸しましょう。
3.麺を蒸し焼きにし、ほぐします
アルミホイルを上からかぶせて、麺を中火で蒸し焼きにします。水分がなくなったタイミングで、アルミホイルを外しましょう。
アルミホイルを外して、水分がなくなっていたら、麺を箸でよくほぐします。
4.シーフードミックスを加えて中火で炒めます
解凍したシーフードミックス50gを加えたら、中火で1分ほど炒めます。シーフードの水分を飛ばし、全体がカラッと乾いてくるまで炒め続けましょう。
5.かやくと粉末スープ、ソースで味つけをします
シーフードミックスに火が通ったら、味つけをします。粉末スープとかやくを、それぞれ1/3〜1/4袋ほど加え、よく混ぜましょう。中濃ソースを大さじ1.5加え、麺に絡ませながら炒めます。水分がないため、粉末スープを入れすぎると非常に辛くなります。一気に全部入れてしまわないよう、注意してください。
6.チーズを溶かしたら、完成です
麺を炒め終わったら、プロセスチーズ20gをトッピングします。チーズを加えることで、辛さが和らぎ、まろやかな味わいになります。チーズがとろけたら、海鮮辛焼きそばの完成です!もし持っていれば、お好みで、青のりをふってください。
▼参考記事