
がっつり食べられるサバ缶ナポリタン。
サバの栄養が丸ごと摂取できるサバ缶は、ダイエットはもちろん、キャンプや登山にも利用しやすい食材です。
今回はそんなサバ缶を使用して、スキレットだけでがっつりボリューミーなナポリタンを作ります。
材料(1人分)

こちらが今回使用した材料です。
- パスタ 100g
- サバ水煮缶(食塩不使用タイプ) 1/2個(約100g)
- ピーマン 1個(約60g)
- 玉ねぎ 1/2個(約50g)
- しめじ 50g
- オリーブオイル 大さじ1/2
- 水 200ml
- 刻みパセリ 適量
- 粉チーズ 適量
★調味料
- ケチャップ 大さじ3
- コンソメキューブ 1/2個
スキレットは8インチを使用しました。
作り方

手で引っこ抜くとムダがありません。
まずはしめじの石づきを取りほぐしましょう。買ってきた状態のままで中央から引っこ抜くようにすると、キレイに石づきのみを残して取ることができます。
また、今回はしめじを使用していますが、マッシュルームやえのきで作ると違った風味・食感を楽しめます。

ナポリタンに必須のピーマン。
ピーマンはヘタを取り、細切りにしましょう。
ちなみに、種とワタにはピラジンという血液サラサラ成分が含まれているので、筆者はそのまま調理しています。気になる方は取り除いてくださいね。

こちらもナポリタンには必須の食材。
玉ねぎは薄切りにしましょう。玉ねぎはじっくり加熱すると甘みとコクがアップ。ピーマンと並んでナポリタンには必須の食材ですね。

スキレットの登場。
野菜の下ごしらえが済んだらスキレットの登場。オリーブオイルを熱し、野菜を弱火で炒めましょう。
玉ねぎ、しめじがしんなりしてきたら……

サッと混ぜ炒めます。
ケチャップと砕いたコンソメキューブを加えてサッと混ぜ炒めましょう。ケチャップは少し炒めると甘みと香りが引き立ちます。
また、今回コンソメはキューブタイプを使用していますが、最初から顆粒になった物でもオーケーです。

水・パスタ・サバ缶を加えて煮ます。
調味料が野菜になじんだら、水を加えてパスタを割り入れ、ほぐしたサバ缶を投入します。サバ缶は少し身を残しておくと、ゴロッとボリューミーに仕上がります。
また、サバ缶の汁には脂肪燃焼をサポートしてくれるDHA・EPAが溶け込んでいるので、ぜひそのまま調理に利用しましょう。

時々様子を見て混ぜましょう。
後はフタをして、弱火でパスタの表記時間通りに煮ます。ちなみに、今回パスタは茹で時間8分のものを使用しました。
パスタ同士が引っ付いたりしないよう、時々様子を見て混ぜてくださいね。

ほのかなケチャップの香り。
ほぐしながら煮て、パスタが茹で上がったら完成!ほのかにケチャップの香ばしい香りが漂っています。

トッピングの粉チーズと刻みパセリが重要。
仕上げに粉チーズと刻みパセリをトッピング。がっつりボリューミーで栄養たっぷり、サバ缶ナポリタンの完成です!
おいしく作るためのポイント

パスタがケチャップ、サバ・野菜の旨みを吸ってます。
サバ缶ナポリタンをおいしく作るためのポイントは、パスタを茹でる前に野菜とケチャップ・コンソメを炒めておくこと。予め炒めておくことで、野菜もケチャップも甘みとコクがアップ。
パスタと一緒に茹でても水っぽくならず、むしろ旨みを吸い込んで風味豊かに仕上がります。茹で上がったパスタは食べごたえ十分。食べると野菜、ケチャップ・コンソメの甘みと風味が口の中にブワッと広がります。

食塩不使用だと調理の幅が広がります。
もうひとつのポイントは、食塩不使用のサバ缶を使用すること。キャンプや登山では適度な塩分補給も重要なので、そのまま食べる分には食塩使用タイプや味付きの物でも構いません。
しかし、それらを料理に利用すると、どんな味付けをしても塩っぽく仕上がってしまいます。ナポリタンの味の決め手はやはりケチャップの甘みとコクなので、それを生かすためにも食塩不使用タイプをオススメします。
という訳で、スキレットだけで作れる栄養たっぷりのサバ缶ナポリタン、ぜひお試しください!
