正しい油処理を知って、スキレットで豚串カツを楽しもう!
キャンプで揚げ物料理を作ることを、面倒に感じている方も多いのではないでしょうか?しかし、揚げ終わった油の処理を知っておくことで、意外にも気軽に揚げ物を楽しむことができますよ。
今回ご紹介する豚串カツは、細切れ肉で手軽に作れるので、揚げたてアツアツの串カツを野外で楽しむことができるおすすめレシピです。
材料(3人前)
![串カツの食材](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013212.jpg)
今回使用した食材です。
- 豚切り落とし肉 250g
- 塩胡椒 適量
- 揚げ油 適量
- とんかつソース お好み
<衣>
- 卵 1個
- 薄力粉 大さじ3〜4
- パン粉 2分の1カップほど
豚肉の部位は、切り落とし肉で作るとジューシーに、ロース肉で作るとあっさりとした仕上がりになります。お好みの豚肉の部位を用意しましょう。
作り方
![卵と米粉を混ぜる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013214.jpg)
ダマのないようにしっかりと混ぜましょう。
ボウルなどの容器に、衣の食材の卵と薄力粉を入れて混ぜます。糊状に仕上げますが、水分が足りない場合は、水で調節しましょう。
![串に豚肉を刺す](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013215.jpg)
肉が取れやすいので、しっかり握って竹串にくっつけるように気をつけましょう。
豚肉は塩胡椒を全体にまぶしたら、竹串の先に刺してギュッと手で握るようにし、形を整えます。
![豚肉に衣をつける](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013217.jpg)
豚肉が落ちないように気をつけながら作業しましょう。
串に刺した豚肉に、卵液を絡めます。
![豚肉にパン粉をまぶす](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013219.jpg)
使用するパン粉は、目の細かいものがおすすめです。
余分な卵液が落ちるのを待ってから、パン粉を全体につけます。
![豚肉串にパン粉をつける](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013220.jpg)
琺瑯やステンレス製のバットは、キャンプ料理の下処理時に役立つおすすめアイテムです。
準備した豚肉串全てに衣をつけます。
![油を温める](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P10132212.jpg)
スキレット以外にも、メスティンや、クッカーを使用しても大丈夫です。
スキレットにサラダ油などの揚げ油を入れて加熱します。
![豚肉串を揚げる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P10132223.jpg)
豚肉串の半分ほどが浸かる程度の油があれば大丈夫です。
油が温まったら、衣をつけた豚肉串を入れて弱火〜中火で揚げていきます。
![きつね色になるまで揚げる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P10132245.jpg)
香ばしくて美味しそうな揚げ上がりです!
全体がきつね色になるまで揚げたら串カツの完成です。
![揚げあがったらバットに出す](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013227.jpg)
小ぶりなカツなので、油切りをせずにそのまま召し上がっても美味しいです。
揚がった串カツは、クッキングシートの上など引き上げて油切りをします。
![豚串カツ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013236.jpg)
出来立てアツアツを食べられるのが串カツの美味しさですね。
とんかつソース、からし、野菜などと一緒に器に盛りつけます。
![豚串にソースをつける](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013239.jpg)
とんかつソース以外にも、あっさりとしたウスターソースやポン酢、味噌カツのたれなど、様々なバリエーションで楽しんでもいいですね。
たっぷりのソースを絡めて食べる、アツアツでジューシーな一口サイズのカツが最高です!おつまみや、ご飯のお供としても楽しめる、絶品キャンプ飯です。
知ってると便利なキャンプ場での油の処理方法
![凝固剤で固める](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013230.jpg)
油を固める凝固剤は、100円ショップでも入手できます。
揚げ物を楽しんだ後に気になるのが、野外での油の処理方法。基本的には、冷めた油でもそのままゴミ袋に入れてしまうのはNGです。ゴミ袋が破れるという不測の事態も想定し、しっかり廃油処理をしましょう。
油が少なめの場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどに染み込ませて捨てることも可能です。しかし、今回のように揚げ物をした大量の油の場合には不向きな方法です。
野外で安全かつ、手早く処理ができるおすすめの方法として、油を凝固剤で固める方法をご紹介します。
![薬剤を油に入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013244.jpg)
油が冷めてしまうと、凝固剤が溶け残ってしまうので注意しましょう。
先ずは、油が温かいうちに用意した凝固剤を入れます。
![油を薬剤と混ぜる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013248.jpg)
油はまだ熱いので、火傷に注意して作業しましょう。
次に、全体に凝固剤が行き渡るように軽く混ぜます。
![油が固まった後](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/P1013251.jpg)
凝固剤によって固まる色は違ってきます。
最後に、凝固剤が冷えて固まったら、燃えるゴミとして廃棄します。揚げ物などで利用して余った大量の油も、今回ご紹介した方法を利用することで、簡単に廃油処理ができますよ。
キャンプで美味しく楽しく揚げ物をしよう!
野外で食べる、揚げたてアツアツを楽しめる揚げ物料理と、ビールやご飯の組み合わせは最高ですね!室内や自宅では気になってしまう揚げ物の匂いや、キッチンの汚れも、野外でなら気にすることなく思う存分楽しむことができそうです。
正しい廃油処理を覚えておくことで、キャンプでも手軽に揚げ物料理を作ることができるので、ぜひご活用ください。
![さとう あい](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/sato_ai-1.png)