
ホットサンドメーカーで作る焼きナスの作り方&アレンジレシピ
ナスのジューシーさと濃厚なタレの味わいが絶妙な焼きナスのかば焼き。ホットサンドメーカーを使えば簡単に作れて、外は香ばしく、中はとろけるようなナスに仕上がります。
材料

使用した材料です。
- ナス 1本
- みりん 50ml
- 醤油 50ml
- 砂糖 大さじ1
- 塩 適量
- 油(こめ油、ごま油など) 大さじ2
- 大葉 3枚程度
- 粉山椒(好みで)
下準備
- ナスはきれいに洗って水けをきります。
- ナスを半分にカットし、皮目に格子状に切れ目を入れます。

かためのナスの場合は少し深めに切れ目を入れると良いでしょう。
- 大葉は千切りにします。
- ボウルにみりん、醤油、砂糖を合わせます。
作り方
【1】ホットサンドメーカーに油大さじ1を敷き、ナスを並べます。

ホットサンドメーカーに敷いた油をナス全体に絡めます。
【2】ナスは皮目から焼きます。

火加減は中火で3分焼きます。3分経ったら、皮目に焼き色がついているか確認します。
【3】次に実の部分も焼きます。油大さじ1を加え、蓋を閉じて同じく3分焼きます。

皮目と比べて、実の部分は焦げやすいので火加減に注意してください。
※ホットサンドメーカーを裏返す際に、ナスから出た水分が流れ出る可能性があります。美味しいエキスなのでなるべく流れ出ないように注意して裏返しましょう。
【4】良い焼き色になったら火を止め、塩少々を振り、蓋を閉じて3分ほど蒸らします。この時点で、焼きナスとして生姜醤油などで食べてもOK!
【5】焼きナスがしっかりと蒸されたら、再び火をつけて、合わせておいた甘辛だれを入れます。

通常、焼きナスは皮を取り除きますが、ホットサンドメーカーで焼いたナスは、皮目にも風味がありとても美味しくいただけます。
【6】焼きナスをある程度タレを煮絡めたら、焼きナスは取り出し、タレが半量程度になるまで弱火で煮詰めます。

火が強すぎると焦げやすくなるので注意しましょう。
【7】お好みの薬味を添えてどうぞ。
【アレンジ編】ごはんにのせれば「焼きナスのかば焼き丼」に!
器にごはんを盛り、甘辛だれを適量かけ、上から焼きナスをのせ、さらにナスにも甘辛だれをかけます。仕上げに千切りの大葉を添えます。

焼きナスのかば焼き丼の完成です。
好みでかつお節や目玉焼きをトッピングすると食べ応えのある一品になります。大葉の代わりに、しょうがのすりおろしや大根おろしなどを添えると、また違った風味が楽しめます。
▼参考記事
炭火でじっくり作る焼きナスの薬膳サラダ

さまざまな食感の違いを楽しめるアウトドアサラダです。
ナスを始め、トマトやトウモロコシを使ったサラダをご紹介します。これらの野菜には、身体の熱を冷ます効果があります。疲労回復の効果がある豚肉を一緒に調理することで、夏バテ防止にもなりますよ。
材料(4人分)
- ナス 2本
- トウモロコシ 1本
- トマト 1個
- 焼肉用豚肉 5枚
- 大葉 3枚
- 塩胡椒 適量
- オリーブオイル 小さじ1
- ポン酢 小さじ1
- 醤油 大さじ1ほど
味付けはお好みでかまいません。ごまダレを利用したり、冷やし中華のタレで和えたりしても美味しくできます。アウトドア用のミックススパイスも、パンチのある仕上がりになるのでおすすめです。
作り方
【1】火起こしをして、ナスと皮をむいたトウモロコシを炭焼きにします。

トウモロコシは皮つきのまま蒸し焼きにしても、甘みが凝縮されて美味しいですよ。今回は醤油を塗るので皮をむいたトウモロコシを使用します。
【2】ナスはときどき裏表を返しながら、全面に焼き色をつけていきます。トングで持った時に潰れるくらいの柔らかさになったら、中まで火が入った証拠です。

皮を焦がし過ぎないように注意しましょう。
【3】ナスの皮は、ヘタの部分から手で持ち上げるようにしながらむいていきます。

むきにくかったり、皮が残ってしまった場合はキッチンハサミや包丁を利用して取り除きましょう。
【4】ナスの皮は、ヘタの部分を残して全てむきます。

皮をむく際は、火傷に注意しながら作業をしましょう。
【5】トウモロコシは、表面にハケで醤油を何度か塗りながら焼きます。コロコロと転がしながら、全面しっかり焼きましょう。

醤油を塗った部分は焦げやすいので、気をつけましょう!
【6】全体にこんがりと焦げ目がついたら焼き上がりです。

このままガブッと豪快に食べても美味しいですよ!
【7】実と軸の間に包丁を入れて、実をそぎ落とします。

トウモロコシが熱い場合は、トングでつまみながら作業しましょう。
【8】豚肉は、塩胡椒をして炭で両面を焼きます。

脂の少ないモモ肉やロース肉を使うと美味しく仕上がりますよ。
【9】トマトは角切り、大葉は千切りにします。

さわやかな香りが特徴の大葉は、気分をスッキリさせる効果があります。
【10】ボウルに棒状に切った豚肉、トマト、大葉を入れます。

豚肉は繊維に逆らうように切ると、食感が柔らかくなりますよ。
【11】包丁でそぎ取ったトウモロコシの実とナスを入れ、塩胡椒、オリーブオイル、ポン酢で味を整えます。器に盛り付けて完成です。

味付けには、アウトドア用スパイスを使っても美味しくできます。
焼きトウモロコシの香ばしい味と、とろりとしたナスの食感が味わえるサラダです。炭火で加熱するだけで作れるので、BBQの残り火で作ってもいいですね。なお、冷やすとさっぱりと食べられて、さらに美味しさがアップします!
▼参考記事
おつまみにぴったり!焼きナスの生ハム巻き
丸ごと真っ黒焦げに焼いて皮をむいた焼きナスは和食の定番ですが、趣向を凝らし、生ハムでくるりと巻いてひと味違う美味しさにします。
材料(2人分)
- ナス 2本
- 生ハム 2枚
- 黒胡椒 少々
- オリーブオイル 適量
作り方
【1】焼き網にナスを丸ごとのせて、弱火で表面全体が黒くなるまで焼きます。

全身真っ黒に焦げ、しわしわになるまで焦らずじっくり焼くのがコツです。皮がするんとむけます。
【2】 粗熱がとれたら皮をむき、ヘタを切り取ります。
【3】 生ハムを広げてバットに置き、ナスを斜めにのせて、くるくる巻きます。ひと口大に切り、黒胡椒、オリーブオイルをかけます。

生ハムは塩気、旨みともに強いので、1枚巻くだけで十分です。ナスを斜めにして均等に巻き上げます。
撮影/森本真哉
▼参考記事
「なんちゃってキャビア」焼きナスのディップ
このメニューはフランスのデリのなかで見つけたひとつです。ナスの種のツブツブ、コクのある味わいから、「ナスのなんちゃってキャビア」と呼ばれているナスのディップです。秋は、夏とはまた違ったナスの味わいが楽しめる季節。キャビアの味がするか(!?)ぜひ試してみてください。
材料
- ナス 2本
- アンチョビ 2枚
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 適量
- トマトやオリーブなど 適量
作り方
【1】ナスは皮を剥きやすいように、縦に6本くらい包丁で浅く切り目をいれておきます。
【2】焼きナスを作ります。皮全体が真っ黒になるまで、焼き網などでまんべんなく焼きます。
【3】水にさらさずに、手で触れるくらいになったら皮をむき、包丁で粗く刻みます。ナスから出てくる水分も旨味のもとなので捨てずにとっておきます。
【4】フライパンにみじん切りにしたニンニク、オリーブオイルを入れ火にかけます。ニンニクのいい香りがしてきたら刻んだアンチョビとナスも入れ、水分を飛ばすように炒めます(ナスから出た水分がある場合もここで加えます)。ねっとりしてきたら塩で味をととのえ完成です。
焼いたバケットとトマトやオリーブなど、お好きなものと一緒にどうぞ。お酒がすきな方は、そのままちびちび食べるのもおすすめです。前日に作っておいてキャンプ場に持っていくのもいいですね。
撮影/西山輝彦
▼参考記事