クーラーボックス不要な食材で作る簡単キャンプ飯
いよいよキャンプシーズンの到来。まとまった休暇を利用して連泊キャンプを楽しみたい!とはりきっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、何日もキャンプ場で連泊する際に困るのが、連泊後半のご飯。
後半にもなればクーラーボックスの保冷力が落ちてきているし、食材を買い足しに行くとなると、せっかくのキャンプを慌ただしく過ごすことになってしまいます。
そんなときに活躍するのが、常温保存できる食材。
今回は常温保存OKな食材で作る「鯖缶のドライカレー」と「ポテトとコーンのスパイス炒め」をご紹介します。どちらも簡単に作れてボリューム満点のレシピなので、ぜひ連泊キャンプにご活用ください。
鯖缶のドライカレー
常温保存可能な玉ねぎと人参を利用した缶詰レシピです。ご飯が進むスパイシーな味付けがポイントです。
材料(4人前)
![鯖缶のドライカレーの食材](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017146.jpg)
鯖缶のドライカレーに使用した食材です。
- 鯖の水煮缶 1缶
- ご飯 人数分
- 玉ねぎ 1個
- 人参 小1本
- にんにく 1~2片
- トマトペースト 大さじ1
- カレー粉 小さじ1
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩 少々
- ガラムマサラ 小さじ1
ガラムマサラは、カレーの香りを引き立ててくれるミックススパイスです。メーカーによって香りや辛さが変わってくるので、お好みの商品を見つけてみてくださいね。
作り方
![野菜を切る](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017147.jpg)
クーラーボックスに残っている野菜を追加してもいいですね。
玉ねぎと人参は粗くみじん切りにします。にんにくは皮をむいて半割りにします。
![にんにくを炒める](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017150.jpg)
弱火でゆっくり加熱すると、にんにくの香ばしさがアップします。
鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火で加熱します。
![野菜を炒める](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017152.jpg)
弱火でゆっくり炒めると甘みが増しますよ。
にんにくがきつね色になってきたら、玉ねぎと人参を加えて弱火で炒めます。
![鯖缶を入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017153.jpg)
鯖缶の煮汁には栄養が詰まっているので、捨てずに利用しましょう。
野菜がしんなりしてきたら、鯖缶を汁ごと入れて炒めます。
![鯖缶と野菜を炒める](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017154.jpg)
今回は水煮缶を利用しましたが、味噌煮缶を利用するとコクのある和風味に仕上がりますよ。
鯖の身を崩すように炒めましょう。
![トマトペーストを入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017156.jpg)
小分けのトマトペーストは、常温保存可能で、簡単に料理へコクをプラスすることができます。
ここに、トマトペーストを加えます。
![カレー粉で味付けをする](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017157.jpg)
お好みでハーブやスパイスを追加すると、より本格的な味に仕上がりますよ。
さらにカレー粉を加えて、全体を混ぜます。
![ガラムマサラを入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017159.jpg)
ガラムマサラは仕上げに入れることで、より香りが引き立ちます。
最後にガラムマサラ、塩を入れて味を整えます。
![サバカレーの完成](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017158.jpg)
鯖の臭みもなく、スパイシーでご飯が進む味です。
全体を混ぜて、味がなじんだら鯖缶のドライカレーの完成です。
![鯖缶のドライカレー](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P10171790.jpg)
ターメリックを入れるだけで、簡単にご飯に色をつけることができますよ。
ご飯と一緒に器に盛り付けましょう。
なお、ご飯を炊く際にターメリックスパイスを加えれば、黄色に色付いた本格ターメリックライスを楽しむことができます。
ポテトとコーンのスパイス炒め
スパイシーなフライドポテトとコーンが楽しめる簡単缶詰レシピです。
材料(2人前)
![ポテトコーン炒めの材料](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017164.jpg)
ポテトとコーンのスパイス炒めに使用した食材です。
- じゃがいも 5個
- コーン缶 1缶
- オリーブオイル 大さじ1
- 薄力粉 大さじ1
- チリパウダー 適量
- 塩 適量
じゃがいもの代わりに、さつまいもやかぼちゃを使用しても美味しく作れます。
作り方
![ポテトを切る](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017167.jpg)
水にさらすことで、仕上がりの色味が綺麗になります。
じゃがいもは皮をむいて棒状に切り、水にさらしてアク抜きをします。
![ポテトの水分を拭く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017168.jpg)
よく水気を拭き取ると、焼くときに油ハネしません。
アク抜きを終えたら、クッキングペーパーなどで水分を拭き取ります。
![ポテトに粉をつける](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017169.jpg)
じゃがいもの量より少し大きめの袋を用意しましょう。
ビニール袋に、上記のじゃがいも、薄力粉、チリパウダーを入れます。
![ポテトを袋に入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017170.jpg)
袋の中で粉をつけることで、均等に薄く衣付けをすることができます。
袋に空気を加えて膨らませ、中のじゃがいもに薄力粉とチリパウダーが均等に付くよう、袋ごと振りましょう。
![じゃがいもを焼く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017172.jpg)
余分な粉を落としてから入れると、カリッと香ばしく焼きあがりますよ。
続いて、じゃがいもを焼いていきます。スキレットなどにオリーブオイルを入れ、先ほど粉をつけたじゃがいもを入れます。
![焼き目のついたじゃがいも](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017174.jpg)
焦げやすいので弱火でゆっくり火を入れましょう。
焼き色がついたらじゃがいもを裏返します。全面に焼き色が付くようにしましょう。
![チリパウダーをかける](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017175.jpg)
スパイシーな香りが付くチリパウダーは、あると便利なお手軽スパイスです。
じゃがいもの全面に焼き色が付いたら、じゃがいもはいったんスキレットのふちに寄せておきます。
そして、スキレットの中心部分に、水気をきったコーンを入れます。
コーンを入れたら、チリパウダー、塩を振りかけて味付けをしましょう。
![ポテトとコーンのスパイシー炒め](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017177.jpg)
コーンの甘みと、スパイシーなポテトが楽しめるスキレット料理です。
コーンが温まるまで加熱したら、完成です。
![缶詰で作るキャンプ飯](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017179.jpg)
缶詰や常温食材だけでも、しっかり美味しいキャンプ飯が完成しますよ!
スキレットのままテーブルに並べるのも、雰囲気が出ておすすめです。
クーラーボックス不要のレシピを連泊キャンプで活用しよう!
![缶詰で作るキャンプ飯](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/04/P1017185.jpg)
スパイシーなキーマカレーと、カリカリのポテトが美味しいキャンプレシピです。
ご紹介したレシピは、どちらも缶詰と常温食材だけで作れる料理なので、クーラーボックスの保冷力が落ちる連泊キャンプ後半に大活躍します。
これからの季節はキャンプのベストシーズン。今回のレシピをぜひご活用ください。