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缶詰はキャンプ飯アレンジに持ってこい!のワケ
がっつりキャンプ飯を食べたい人だけでなく、アクティビティに時間をかけたいから料理はササッと済ませたい人、料理の味付けに自信がない人にも缶詰がおすすめの理由をご紹介します。
缶詰がおすすめの理由
何より持ち運び簡単。残しても持って帰れる
キャンプではスーパーやコンビニが近くにない場合も多く、どうしても多めに食材を持って行きがちです。でも結局全部食べきれずに困った…という経験をした人も多いのではないでしょうか。フードロスにもつながるので、食材はなるべく残したくないですよね。
その点、缶詰はたくさん持って行って余ってもそのまま持ち帰ればいいので気楽ですし、長持ちするのも嬉しいポイントです。
調味料いらずだから、そのままでも料理アレンジにも
カレーや焼き鳥、サバの味噌煮など、すでに料理がおいしくできあがっている缶詰もたくさん発売されています。時間がないときはそのまま食べられますし、料理のアレンジに使うことで、簡単に料理の味を決めることができます。
おつまみにもご飯にも自在
缶詰をアレンジしたキャンプ飯は、食材の組み合わせ次第でお酒のおつまみにも、がっつりご飯にもアレンジできます。この記事では、おつまみ、ガッツリご飯やパスタなど、缶詰を使った様々な簡単アレンジレシピをご紹介します。
子どもも喜ぶ!1品で大満足ご飯9選【お魚編】
アウトドアでイチから料理するのはハードルが高い魚も、缶詰を利用すればあっという間に1品が完成します。子どもも喜ぶ美味しいアレンジレシピをご紹介します!
CHECK!
メスティンで作る「さんまの炊き込みごはん」

秋の味覚の食感や風味をふんだんに味わうことのできる炊き込みごはんをご紹介します。米と具材をメスティンに詰め込むだけの簡単レシピです。
材料(2人分)

こちらがさんまの炊き込みごはんの材料です。
- 無洗米 1合
- 水 220ml
- さんまの蒲焼缶詰 1個(100g)
- えのき 約50g
- にんじん 1/3本(約40g)
- 和風顆粒だし 小さじ1
- すだち 1個
- 刻みネギ 適量
2品目は秋の味覚の代表「さんま」の炊き込みごはんです。と言っても生のものは下ごしらえが大変なので、キャンプでは蒲焼の缶詰を利用しましょう。
こちらも調味料はシンプルに、すだちを添えて彩りも鮮やかに仕上げます。
作り方

こちらもまずは吸水から。
まずは米の吸水から行います。30分以上待ちましょう。

えのきの下ごしらえです。
こちらのレシピでも、吸水の間に他の食材の下ごしらえをします。まずはえのきの根元を切り落とし、3等分に切ってほぐしましょう。

にんじんは千切りにします。
続けて、にんじんは縦に薄切りにして、さらに千切りにします。

さんまに絡むような切り方にします。
一品目とは違い、こちらのレシピでは米とさんまの身、さらに具材がしっかり絡むような食材の切り方にしてみました。

メスティンに和風顆粒だしを加えて混ぜます。
吸水が終わったところで、メスティンに和風の顆粒だしを加えて混ぜます。

具材を詰め込んでいきましょう。
さらに、えのき、にんじん、さんまの蒲焼缶詰をタレごと詰め込んでいきましょう。

詰め方はざっくりでOKです。
>なお、こちらも仕上げに混ぜるので、詰め方はざっくりで大丈夫です。

コトコト炊いていきましょう。
メスティンにフタをしたら、弱火で10~15分ほど加熱します。

蒸らすことで具材の風味も米に浸透します。
音が聞こえてきたところで火を止め、タオルに包んで15~20分蒸らしましょう。

大きく混ぜ合わせます。
フタを開けたら大きく混ぜて、具材と米をなじませます。

実りの秋を感じる見た目になります。
食卓に出したら刻みネギをちらし、半分に切ったすだちを添えて完成です!さんまとにんじん、さらに刻みネギとすだちのおかげで、より実りの秋を感じられる見た目になりました。

食べごたえも実りの秋です!
一口頬張ると、さんまの蒲焼のタレのコク、えのきとにんじんの風味が絡んだ米はふっくらと優しい甘みです。
さんまの身にすだちを絞って食べると、まるで缶詰とは思えない本格的な味わいで、見た目も食べごたえも秋気分が楽しめる炊き込みごはんに仕上がりました。
▼参考記事
缶詰ふたつで作る、簡単濃厚サバミートソース

トマト缶&サバの味噌煮缶の組み合わせで完成です!
そのまま温めて食べるイメージの強い、サバの味噌煮缶ですが、その濃厚な味噌の味を活かしてパスタソースを作ります。濃厚な味のミートソースが缶詰ふたつで完成するので、極力荷物を少なくしたいキャンプの際にはとても重宝するメニューです。
材料(2人前)
- サバの味噌煮缶 1〜2缶
- トマト缶 1缶
- にんにくチューブ 少々
- パスタ 200gほど
作り方
【1】鍋に、サバの味噌煮缶、トマト缶、にんにくチューブを入れて加熱します 野菜を入れる場合は、このタイミングで入れましょう。
使用する鍋は、パスタに水分が行き渡りやすいように少し深めのものを使用します。フライパンなどの浅いタイプの鍋を使用する際には、水分の蒸発が早いので焦げ付きに気をつけてごく弱火で作業をしましょう。
【2】サバを崩すようにしながら、木べらで全体を混ぜます

このタイミングでサバを崩しておくと、パスタを入れた際に混ぜやすくなります。
【3】パスタを半分に折り、鍋に入れます

パスタは、鍋に入りやすいサイズに折りましょう。
底にパスタが焦げ付いたり、パスタ同士がくっつきやすいので、箸で混ぜながら作業をします。
【4】パスタがヒタヒタになるくらいの量の水を入れて弱火で加熱します

パスタは折れやすいので、優しく混ぜましょう。
【5】パスタが柔らかくなるまで、ゆっくりと弱火で火を入れます

加熱時間は、規定の茹で時間より少し多めにかかります。
途中、水分が少なくなってきたら、適量を追加しながら加熱をします。パスタが柔らかくなったら、パスタソースの水分を調整します。水分が多いようなら、少し蒸発させましょう。
【6】器に盛り付けて完成です

パセリをふりかけると、彩りも綺麗な仕上がりに!
お好みで、塩を追加して濃いめの味にしたり、ブラックペッパーやタバスコでピリッとした辛さを追加したりしても美味しいです。
味噌の甘みとコクが、まるでじっくり煮込んだ牛肉で作った、ミートソースのような仕上がりに感じさせるパスタです。青魚独特の魚の臭みも、トマトの酸味やニンニクの香りで感じにくくなるので、大人から子どもまで楽しめる定番の味になりそうです。
▼参考記事
メスティン&イナバの缶詰で!ビリヤニ風ごはん

メスティンで簡単に作れます。
ビリヤニは、炊き込みご飯のようにお肉とスパイスをお米と一緒に炊き込んだご飯です。ここでは山でも気軽に作れるようなレシピにアレンジしました!しっかりとスパイスの効いたレトルトカレーを使うことで、気軽に作れます。仕上げにガラムマサラを使うとより美味しいので、ぜひスーパーで探してみてください。
材料(1人前)
- タイカレー缶詰 1缶(イナバ)
- 米1合
- 粉末かつおだし 小さじ2(または柚子胡椒 小さじ1)
- ガラムマサラ 適量(あれば)
下準備
・お米は浸水してから、水を切っておきます
(無洗米の場合は水100ccで30分くらい浸水しておきます)
作り方
【1】水切りしたお米をメスティンに入れます
【2】水100cc(分量外)、粉末かつお出汁を入れて、ざっと混ぜます

メスティンだけで作れます!
【3】カレー缶を全体に広がるように入れます

ちょっと固めに仕上げたいので、通常より少なめの水分になっています。
味の濃淡がついてる方が食べているときに楽しいので、きれいに混ぜなくてよいです。
【4】蓋をして中火にかけ、沸騰したら火を弱めて様子を見ながら10分ちょっと炊きます

火加減は様子を見てくださいね。
【5】火を消してから10分ほど蒸らしたら完成です

メスティンは熱くなっているので、必ず厚手の手袋や布巾を使ってください。
蒸らすとき、または食べる前にガラムマサラを振れば更にスパイスの香りがアップします!コンビニやスーパーで買える調理済みの塩焼き鳥をプラスするのも、おすすめですよ。
▼参考記事
トマトとオイルサーディンのお手軽ワンポットパスタ

ワンポットで手軽に!
缶詰とパスタを入れてしまえば完成するお手軽レシピです。深鍋やフライパン、ダッチオーブンなど鍋ひとつで作れることも魅力です。
材料(4人前)
- ショートパスタ(フジッリ) 250g
- トマト缶 1缶
- オイルサーディン 1缶
- ケイパーの酢漬け 大さじ2
- ブラックオリーブ 10個
- にんにく 1片
- 塩 適宜
作り方
【1】ブラックオリーブは水分を切って輪切りに、にんにくはみじん切りにします

オリーブはそのまま食べても美味しいおつまみになりますよ
【2】オイルサーディン缶の油を鍋に入れ、にんにくを入れて加熱します

オイルサーディンの油はコクがあって美味しいです
【3】にんにくの香りが出てきたら、オイルサーディンを全て入れて炒めます

にんにくを先に炒めるのが美味しさのポイントです
【4】トマト缶を入れてひと混ぜし、缶詰容器2杯分の水(分量外)を入れます

トマト缶はカットされたものを使用します
【5】パスタを入れて混ぜ、蓋をしながら弱火でゆっくり煮ます

パスタの表記時間と同じくらいの時間煮ると、柔らかくなります。途中、水分がなくなってしまう場合は、その都度足しながら加熱してください。
【6】仕上げにオリーブと、ケイパーを入れて塩で味を整えます

オリーブとケイパーは味が抜けやすいので仕上げに入れます
【7】器に盛り付けて完成です

お好みでパセリをふりかけてください
ロングパスタで作っても同じように美味しいですが、食べやすさでは断然ショートパスタがおすすめです。フォークに巻きつけて食べるのが苦手なお子様達でも、ショートパスタならパクパク食べる事ができますよ。
▼参考記事
ガツガツいける!ツナ缶の親子丼風レシピ

ガツガツいけるツナ缶レシピをご紹介です!
ツナ缶をメインにした親子丼風のレシピをご紹介します。簡単に作れてガツガツかきこめるので、キャンプ飯にぴったりの一品です。
材料(1~2人分)
- ごはん 人数分
- ツナ缶(はごろも「シーチキンLチャンク」) 1個(140g)
- 卵 2個
- カットレタス 1袋(約70g)
☆調味料
- 水 100ml
- 焼肉のタレ 大さじ2
★トッピング
- 刻みネギ 適量
- 七味唐辛子 適量
- ごま油 小さじ1/2
少食の方は卵やレタスの量を減らして作ってもOKです。
作り方
【1】シェラカップなどに卵を割り入れて溶きます

フォークなら黄身と白身をキレイに混ぜることができます。
【2】フライパンやクッカーに水と焼肉のタレを加え、混ぜながら煮立たせます

ちなみに焼肉のタレはエバラ「黄金の味・中辛」を使用しました。
【3】ツナ缶とカットレタスを投入し、弱火で加熱します

手早くいきましょう。レタスの表面がほんのりしんなりするまで弱火で加熱します。
【4】一旦火を止め、卵を回し入れたら、やや強めの中火で加熱します

そろーり回し入れます。
大きくかき混ぜて卵に火を通していきます。
【5】卵が半熟になったら火をとめます

卵が半熟になったら火から下ろします。
【6】ごはんに具材をたっぷりかけ、刻みネギ、七味唐辛子を散らし、仕上げにごま油をたらします

仕上げのごま油が効きます!
ツナ缶はクセがないため、どんな料理にも合うのはもちろん、マヨネーズやスパイスをかければそれだけで立派な一品になるので、キャンプなどのアウトドアにもピッタリです。「最近お腹周りが気になる……」という方は、水煮タイプやノンオイルのものを使用するのもおすすめです。
▼参考記事
包丁不要の「サバとトマトのスパイシーカレー」

外で食べるカレーは格別です!
10分でできる一風変わったカレーをご紹介します。缶詰を使うので包丁なしで完成です!
材料(2~3人前)
- サバ缶 1缶(200〜300g)
- トマト缶 1缶(400g)
- カレー粉 大さじ2
- おろしにんにく 小さじ1
- ケチャップ 大さじ2
- 中濃ソース 大さじ1
- 塩 少々
- ごはん 適量
- パセリ 少々(お好みで)
作り方
【1】にんにくとサバ缶を汁ごと鍋に入れ、中火で約1分炒めます

軽く身をほぐすように炒めましょう。やや身の形が残る程度でOKです。
【2】トマト缶を加えます

トマト缶はカットされたものがおすすめです。
先に加えたサバとトマトがよく混ざるように、全体を底からすくって混ぜ合わせましょう。
【3】中火で3分ほど煮詰めて水分を飛ばします

シャバシャバとしていた状態から、少しどろっとしてくるくらいが目安です。
【4】調味料とカレー粉を加えます

トマトの酸味が気になる方は、ここでケチャップを多めに入れると、味がマイルドになります。

カレー粉は、入れる量が多いほどスパイシーな味わいになります。スパイシーカレーがお好きな方はカレー粉を増やし、逆に苦手な方は減らすなどして調整してください。
【5】中火で3分ほど煮込み、塩で味を調えます

全体にとろみがついたら、ルーは完成です。
【6】ごはんを盛りつけ、ルーをかけ、パセリを振ります
アレンジを楽しんでもOKです!
サバ缶の代わりに、ツナ缶やあさり缶を使っても美味しくできますよ。ツナ缶でしたら油漬けのものを、あさり缶は水煮を、いずれも汁ごと入れて使ってくださいね。
▼参考記事
濃厚っ!うまっ!オイルサーディンとそら豆の「絶品カルボナーラ」

オイルサーディンと季節の野菜で作るカルボナーラです
たっぷりのオイルに下処理されたいわしが漬け込んである「オイルサーディン」と、季節の野菜を使って作る、絶品カルボナーラレシピをご紹介します。春~初夏に美味しいそら豆は、ここでは茹でて使用しますが焼いて調理してもOKです。
材料(1人前)
- パスタ麺 80g
- 水 1L
- 塩 小さじ2
- オイルサーディン 60g
- 卵 2個
- そら豆(さやつき) 2本(正味量30g)
- 有塩バター 10g
- ピザ用チーズ 20g
★トッピング
- 粉チーズ 適量
- 粗挽き黒こしょう 適量
そら豆の「正味量」は、さやから出した時の豆の量を指しています。
作り方
【1】クッカーに水、塩を入れて湯を沸かし、パスタを加えて表示より1分短く茹でます

表記の時間より1分短く茹でるのがポイントです。
【2】そら豆をさやから取り出します

調理の直前に取り出しましょう。薄皮をむいて食べることも多いですが、じつは薄皮には食物繊維が豊富なんです。食品ロスを減らすことにもつながるので、ここではそのまま調理します。
【3】卵を黄身と白身に分けます

黄身は、1つはパスタ麺に混ぜ、もう1つはトッピングとして使用します。白身は別に利用するのでとっておきます。
【4】パスタの茹で上がり時間2分ほど前に、そら豆を加えて一緒に茹でます

パスタと一緒に茹でます。茹でたら水気は切らず、茹で汁ごと置いておきましょう。
【5】フライパンに有塩バターを熱します

有塩バターを溶かします。
【6】パスタ、そら豆とオイルサーディンを加え、なじむまで軽く混ぜ炒めます

炒めてなじませます。
茹で汁を切らずに炒めることで、バターとオイルサーディンの油がパスタ麺に絡みやすくなります。そして、茹で汁はこのあと使うので、捨ててしまわないようにしましょう!
【7】全体がなじんだら、一度火を止めてピザ用チーズを加えます

ここでチーズを投入します。
このままだとコテコテになって混ざりにくいですが……。
【8】弱火で加熱し、茹で汁を加え、チーズが溶けるまで炒めます

茹で汁のおかげで滑らかになります。
【9】チーズが溶けたら火を止め、卵黄を加えます

卵黄はカルボナーラの肝です。
卵黄は加熱し過ぎるとボロボロと固まってしまうので、必ず火を止めてから加えて、余熱で調理するようにしましょう。
【10】卵黄がなじんだら完成です!

卵黄がなじんだらOKです。
【11】お皿に盛り付けてもう1個の卵黄を添え、粉チーズ、粗挽き黒こしょうを散らします
ちなみに、余った白身は茹で汁に加えて、顆粒コンソメ、粗挽き黒こしょうと合わせてスープにしましょう。
▼参考記事
サバ缶と梅干しのあったかうどん

コクはありつつもさっぱりしたうどんです。
サバ缶のレパートリーレシピとして、朝晩寒い季節におすすめなのが、サバ缶を使ったうどんレシピです。うどんは乾麺で作るので、非常時にも備蓄食材のみで作ることができます。
材料(3人前)
- うどん(乾麺) 1袋(260g)
- サバの水煮缶 2缶
- 醤油 大さじ1〜2
<トッピング食材>
- 長ネギ 少々
- 白いりごま 小さじ1
- 梅干し 3個
作り方
【1】長ネギは斜めに薄切りにします

彩りが良くなるので、長ネギは青い部分の使用がおすすめです。
【2】鍋に湯を沸かし、うどんを規定の時間茹でます

冷凍うどんや、茹でうどんを使用しても良いです。
【3】うどんが茹であがったら、水気をきります

多少水分が残っていても、問題ありません。
【4】サバ缶を缶の汁ごと鍋に入れます

サバ缶の汁気は旨味たっぷりなので、捨てずに使用しましょう。
【5】うどんがひたひたになるくらいの水(500ccほど)、醤油を加えます

鍋の大きさによって水分量が変わってくるので、様子を見て調整しましょう。
【6】1〜2分茹で、サバの味をうどんに染み込ませます

弱火〜中火でコトコト煮込みましょう。
【7】器に盛り付け、トッピング食材を飾って完成です

各自、鍋からつついて食べても良いですね。
▼参考記事
イワシ缶でにんにく香るペペロンチーノ!

香ばしさも感じるペペロンチーノ!
脂肪燃焼をサポートするDHA・EPA、さらにカルシウムたっぷりのイワシ缶を使って、香ばしい風味が楽しめる本格的ペペロンチーノを作ります。調味料少なめで作れますので、ぜひ挑戦してみてください。
材料(2人前)
- パスタ 160g
- イワシ水煮缶 1個
- ブロッコリー 100g
- にんにく 2かけ
- 鷹の爪 2本
- オリーブオイル 大さじ2
- 醤油 小さじ1
作り方
【1】フライパンに水と塩(いずれも分量外)を入れて煮立たせ、パスタを割り入れて表記時間より1分短く茹でます

まずはパスタを茹でましょう。パスタ100gに対してお湯は1L、塩は小さじ1が目安です。
【2】茹でたパスタは水気を切っておきます

水気はしっかり切っておきましょう。
【3】パスタの茹で汁は大さじ2杯分取っておきます

パスタの茹で汁をとっておくのを忘れずに!
じつは、この茹で汁がペペロンチーノをおいしく仕上げるためのカギを握っています。ちなみに、パスタを茹でている間に他の下ごしらえを済ませておくと、段取りがスムーズです。
【4】ブロッコリーは小房に分け、鷹の爪はヘタを切り落とし種とワタを取り出します

やや小さめに分けましょう。

辛味を強くしたい場合は輪切りにしましょう。。
【5】にんにくはみじん切りにします

細かく刻むと香りがアップします。
【6】フライパンにオリーブオイル、鷹の爪、刻んだにんにくを加えて弱火で熱します

焦がさないよう火加減に注意です。
にんにくは細かく刻んでいるので、焦がさないよう火加減に注意しましょう。
【7】香りが立ってきたらブロッコリーを加えて中火にし、1~2分炒めます

ここでも焦がさないよう注意です。
ブロッコリーに油がなじんだら、一旦火を止めます。パスタの茹で汁を加えて混ぜ、乳化させましょう。
【8】パスタを加えて中火にし、軽く混ぜ合わせます

乳化させるとパスタが絡みやすくなります。
【9】仕上げに醤油を回し入れ、さらにイワシ缶を缶汁ごと加えます。水気を飛ばしながら混ぜ炒め、なじんだら完成です!
▼参考記事
ボリュームたっぷりなキャンプ飯6選【お肉編】
続いて、缶詰を利用したお肉が主役の料理をご紹介します。パエリアやカレーリゾットも簡単に作れますよ!
CHECK!
焼き鳥缶詰のフォー

梅雨をはじめ日本の夏はジメジメと湿度が高く、キャンプ飯もさっぱりとした料理が食べたくなるという方も多いはずです。そこでここでは、ツルリと軽い口当たりが特徴的な「ライスヌードル」をピックアップします。軽くて持ち運びにも便利な食材を使って、キャンプで簡単に作れるアレンジレシピをご紹介します。
材料(1人分)
- フォー 80g
- 焼き鳥缶詰(塩味) 1個
- もやし 50g
- パクチー 適量
- カットレモン お好み
★スープ
- 水 400ml
- ナンプラー 大さじ1
1品目にご紹介するのは、メスティンで作るベトナム料理「フォー」です。
具材は焼き鳥缶詰ともやしで包丁いらず。メスティンに麺と具材を入れて煮るだけなので、調理もとても簡単です。

日本のきしめんのように平たい形状が特徴的な麺です。
ちなみに、一口にライスヌードルといってもいろいろな種類があり、こちらのレシピに使用するのは平たい形状が特徴的な「フォー」です。
じつは、ベトナム語で「フォー」というのは麺そのものを指す言葉です。
鶏肉で作るフォーは、鶏肉を意味する「ガー」を合わせて「フォー・ガー」と呼ばれるそうです。
作り方

焼き鳥缶詰のタレがあるのでスープはシンプルです。
まずは、メスティンに水、ナンプラーを入れて火にかけましょう。

ギュギュッと押し込みました。
スープが沸騰したらフォーを加えて……

こってり仕上げたいなら「たれ味」もおすすめです。
さらに、焼き鳥缶詰を塩ダレごと加えて、フォーが柔らかくなるまで弱火で3~4分煮ましょう。
ちなみに、今回はナンプラーの風味を飛ばしてマイルドな香りのスープに仕上げるため、フタはせずに煮ています。

仕上げに加えてシャキシャキ食感をキープします。
仕上げにもやしを入れ、ひと煮立ちさせたら火から下ろしましょう。

パクチーのおかげで彩りも鮮やかです。
パクチーをトッピングし、お好みでカットレモンを添えて完成です!
アッという間に本格的なフォーができあがりました。

雑味が飛んでマイルドな風味になります。
一口すすってみると、ツルリと軽やかな麺の食感に、ナンプラーと焼き鳥缶詰のコクがしっかり絡みます。
さらに、仕上げに加えたもやしのシャキシャキ食感のおかげで食べごたえもバツグンです。
缶詰でパパッと作ったとは思えないような、本格的な味わいが楽しめる一品に仕上がりました。
▼参考記事
朝食におすすめ!チキンカレーパン

味がすでに決まっている缶詰を具材にします!
超簡単にできるので、忙しいキャンプの朝ご飯にももってこいのレシピです。
材料(4個分)
- 缶詰(チキンカレー) 2缶
- パン 4個
- レタス 適量
作り方
【1】パンに切り込みを入れます

切り込みは、上でも横でもOKです。水分が多い具を挟むときは、上に切り込みを入れるのがおすすめですよ。
【2】缶詰を調理器具などに移して温めます

缶詰を直火で加熱するのはNGです!
【3】パンにレタスや温めた缶詰の具をはさんだら完成です!
▼参考記事
スキレットひとつで!? お手軽「焼き鳥缶詰パエリア」レシピ

スキレットひとつで完成です!
定番のタレ味や塩味をはじめ、味にいろいろなバリエーションのある焼き鳥缶詰シリーズは、キャンプ飯としても人気の食材です。そんな焼き鳥缶詰を使った、スペイン料理「パエリア」のアレンジレシピを紹介します。
材料(2人前)
- 無洗米 1合
- 焼き鳥缶詰(塩レモン味) 2個
- ヤングコーン 1袋
- ミニトマト 6個
- オリーブオイル 大さじ1
- おろししょうが 小さじ1
- 刻みネギ 適量
<調味料>
- 水 400ml
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
味付けはめんつゆで和風仕立てにします。さっぱり感をプラスするために焼き鳥缶詰は塩レモン味をチョイスしてみました。
作り方
【1】スキレットにオリーブオイル、おろししょうがを入れて弱火で熱します

スキレットは8インチサイズのものを使用します。まずはおろししょうがを熱します。
【2】しょうがの香りが立ってきたら、無洗米を加え、表面がほんのり透明になるまで中火で炒めます

油で米をコーティングします。
【3】一度火を止め、水、めんつゆを加えます

調味料を加えます。
【4】ヤングコーンは汁ごと加えます

ヤングコーンは汁ごと入れてボリューミーにします。
【5】ヘタを取ったミニトマトを加えます

ミニトマトを並べます。
【6】焼き鳥缶詰を加えます

使用したのは塩レモン味です。吉と出るでしょうか凶と出るでしょうか。
【7】フタをして弱火で20分ほど炊きます

あとは炊くだけです。
汁が吹きこぼれることもあるので、スキレットの様子や火加減に注意しながら調理してくださいね。
【8】フタを取りお米の状態を確認します。炊けていたら強火にして水分を飛ばします

最後に強火で水分を飛ばしましょう。
【9】刻みネギをたっぷりちらして完成です!

ほんのりレモンの香りがさわやかです。
焼き鳥缶詰に塩レモン味を使用しましたが、これが予想以上のヒットになりました。キャンプ飯らしいパンチの効いた味わいの中に、さわやかな風味をプラスすることができました。
▼参考記事
スパムでガッツリ本格中華!キャンプ飯におすすめ「酢豚」レシピ

スパムが大活躍します!
「スパム」のおかげで、調理時間わずか15分ほどで酢豚を作ることができます。ガッツリ風味ながらも胃にもたれずにお箸が進む味わいになります。最後の一口までさっぱり食べられる酢豚に仕上がりました。
材料(2人前)
- スパム 1個
- ピーマン 2個
- 玉ねぎ 1/4個(約80g)
- にんじん 1/2本(約70g)
- サラダ油 大さじ1
★調味料
- 水 大さじ2
- ケチャップ 大さじ3
- ポン酢 大さじ3
- 片栗粉 小さじ2
作り方
【1】ピーマンはヘタを取り、食べやすい大きさに切ります

酢豚に欠かせないのがピーマンです。
【2】玉ねぎは4等分のくし切りにしてほぐします

酢豚にコクをプラスしてくれる玉ねぎです。
【3】にんじんは食べやすい大きさに乱切りにします

にんじんは一回り小さめに切っておきます。
【4】「スパム」は食べやすい大きさに、角切りにします

ここでのメイン食材です。塩分が気になる人は減塩タイプのものを使用してくださいね。
【5】シェラカップなどで水、ケチャップ、ポン酢、片栗粉を加えてよく混ぜます

合わせ調味料を作りましょう。
【6】フライパンにサラダ油を熱し、中火で「スパム」とにんじんを炒めます

「スパム」の脂も利用します。
【7】にんじんがしんなりしてきたらピーマンと玉ねぎを投入し、少し火を強めて混ぜ炒めます

ピーマン、玉ねぎはサッと炒めます。
【8】玉ねぎとピーマンに油がなじんだら調味料を加え、サッと混ぜ炒めて煮絡めます

合わせ調味料を加えましょう。
【9】とろみが付いたら火から下ろして完成です

ピーマンの照りが食欲をそそります。
▼参考記事
焼き鳥缶詰で作るオートミール雑炊

ダイエットにもおすすめ、焼き鳥缶詰のオートミール鶏雑炊です。
オートミールが焼き鳥としめじのうま味、さらににんじんの甘みを吸って、もちもち食べごたえも十分あります。また、梅干しの酸味がアクセントになってスプーンが止まりません。後味にほんのりおろししょうがの香りがする、ほっこり温まれる一品に仕上がりました。
材料(2人前)
- 焼き鳥缶詰(タレ) 1個
- オートミール(クイックオーツ) 80g
- しめじ 50g
- にんじん 1/3本(約30g)
- 水 400ml
- 卵 1個
- 刻みネギ 適量
- 梅干し 2個
★調味料
- 和風顆粒だし 小さじ1
- おろししょうが 小さじ½
作り方
【1】しめじは買ってきた状態のまま、中央から引っこ抜くようにしてほぐします

手で引っこ抜けばOKです。しいたけやえのきでもおいしく作れます
【2】にんじんは縦十字に切ってから、5mm幅に切ります

にんじんはいちょう切りにします。
【3】クッカーに水とにんじんを入れて煮立たせます

水、にんじんを入れて加熱します。
【4】焼き鳥缶詰をタレごと加えます

ここでのメイン食材です。
【5】さらにしめじ、和風顆粒だし、おろししょうがを加えて混ぜ、弱火で5分ほど煮ます

焼き鳥のうま味を丸ごと入れます。
【6】オートミールを加えて、混ぜながら煮ます

ここでは火の通りやすいクイックオーツを使用します。混ぜながら煮ましょう。
【7】オートミールが柔らかくなったら、卵を溶いて加え、半熟になるまで加熱します

溶き卵を加えて完成です!
【8】刻みネギをたっぷりちらし、梅干しを乗せたら完成です

刻みネギはたっぷり入れるのがおすすめです。
▼参考記事
非常食にも便利!タイカレー缶を使ったタイカレーリゾット

エスニックの缶詰があれば、あっという間に世界の味になります。
少ない材料と、お手頃価格で、本格的なタイ料理が楽しめるので、エスニック料理好きの方にはぜひ作っていただきたいレシピです。ご飯以外にも、うどんや、フォーなどを入れるとまた違った味わいが楽しめるので、ぜひキャンプ飯にもご活用ください。
材料(2人前くらい)
- いなばのチキンとタイカレー缶(グリーン) 1缶
- 米 1カップ
- サラダ油 小さじ1
- 水 300cc〜500cc
具沢山に仕上げたい場合は、缶詰を2缶使用しても良いと思います。野菜を追加したり、お肉や魚介類をプラスしても美味しいです。
作り方
【1】鍋にサラダ油、米を入れて加熱し、全体に油が絡まるまで炒めます

米は洗わずにそのまま入れます。焦げやすいので弱火で炒めましょう。
【2】水(300cc)を入れ、沸騰するまで強火で加熱し、その後弱火でゆっくり火を入れます

水を入れたら、全体を一度混ぜます
リゾットは蓋をせずに加熱し、水を数回に分けて入れながら、米を柔らかくするのが特徴の料理です。
【3】水分がなくなってきたら米の固さを確認します。7割程度柔らかくなったらタイカレー缶を投入します

焦げ付きやすいので、木べらで混ぜながら加熱します。
【4】時折混ぜながら、米が柔らかくなるまでさらに煮ます

缶詰の中には大きめの鶏肉と、唐辛子、ハーブが入っていました。
【5】米の固さがちょうどよくなるまで煮ます。塩などで味を調整したら完成です

エスニック風のスパイスの香りが漂ってきます。
途中、水分がなくなってしまうときは、その都度水を足しながら煮ましょう。
▼参考記事
お酒が進む!簡単おつまみレシピ7選
CHECK!
サバ缶を使った簡単「サバーニャカウダ」

サバ缶で作れてしまう簡単バーニャカウダ「サバーニャカウダ」のレシピをご紹介します。お好きなパンや野菜と一緒に食べてみてください。
材料(2人分)
- サバ味噌煮缶 1個
- 玉ねぎ 1/2個
- にんにく 2片
- 粉チーズ 大さじ2
- オリーブオイル 60cc
- 牛乳or豆乳 大さじ1
- お好みの野菜、パン、チーズなど 適量
作り方
前日
【1】サバ味噌煮缶の汁気を軽く切り、中身をボウルに入れてほぐします。玉ねぎ、にんにくはみじん切りにします。粉チーズ、牛乳、オリーブオイルを加えて全部を混ぜ合わせます。
【2】チャック付きビニール袋に入れて冷蔵庫に入れておきます。付け合わせる野菜は茹でて準備します
当日
【1】サバーニャカウダのもと、パンやその他の食材を持参します
【2】チャック付きビニール袋から素材を鍋に入れて加熱します。好みでオリーブオイルやチーズをプラスしてもOKです
【3】全体的に温まれば完成です!お好みの野菜やパンにつけて食べましょう
【ポイント】
- サバ味噌煮缶に味がしっかりついているので、味付けが不要なので簡単です
- 季節や気分によって、トッピングの野菜などにも変化をつけられます
- 1つのメニューで野菜も炭水化物もバランス良く摂れます
▼参考記事
サバの水煮缶で「ガーリックバターポット」レシピ
キャンプで、今日はワインでも飲みたいな!という時にピッタリの「サバ水煮缶のガーリックバターポット」の作り方を紹介します。
材料(1人前)
- 鯖の水煮缶 1缶
- ニンニク 1/3片
- バター 10g
- 乾燥パセリ 適量
- 塩 適量
- コショウ 適量
作り方
【1】ニンニクはなるべく薄くスライスします

すぐに火が通る様になるべく薄く。面倒なときは、チューブニンニクでもOKです!
【2】サバの水煮缶を器に移します

中の汁も全て移します。
【3】スライスしたニンニクをサバの上と汁の中に入れます

なるべく火が通りやすいよう、ニンニクは重ならないようにしましょう。
【4】クッカーの中心にバターを乗せます

サバの上に乗せると、火をかけたときにサバに染み込みやすいです。
【5】塩をバターの上に振りかけます
【6】コショウは多めにふりかけます

個人的にはクッカーの表面全体が真っ黒になるくらいが好きです。
【7】バーナーや焚火の上にクッカーを乗せ、弱火で煮込みます

底が焦げ付かないように時々全体を回すようにゆっくりとかき混ぜます。
【8】乾燥パセリをふりかけたら完成です!

生の刻みパセリや、イタリアンパセリをたくさん乗せても美味しいです。
▼参考記事
缶つま×スキレットで作る「鮭のちゃんちゃん焼き」

缶つまSmoke「鮭ハラス」で作るちゃんちゃん焼きです。
鮭などの魚を野菜と一緒に焼き、味噌で味付けする北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」です。キャンプ飯にも便利な「缶つま」とスキレットを使って、手早く作れてボリューミー、こってりパンチのある、アウトドア仕様のちゃんちゃん焼きを作ります。
材料(2人前)
- 缶つまSmoke「鮭ハラス」 1個
- じゃがいも 1個(約120g)
- キャベツ 100g
- もやし 50g
- 有塩バター 10g
- マヨネーズ 大さじ1
- 粗挽き黒こしょう 少々
★調味料
- 味噌 大さじ1
- おろしにんにく 小さじ1
- 水 小さじ1
スキレットは8インチのものを使用しています。
作り方
【1】じゃがいもは皮をむいて薄切りにします

他の具材と混ぜ合わせて食べるので、加熱するとホクッと潰れやすい「男爵」をチョイスします。
【2】切ったじゃがいもは、水にさらして水気を切ります

長時間さらすとホクホク感が失われるので、他の食材の下ごしらえが済んだら水気を切りましょう。
【3】キャベツはざく切りにします

やや大きめに切ると、蒸し焼きにしてもシャキッとした食感をキープできます。
【4】缶の中の鮭ハラスを取り出して別に置き、油だけにします

主役の登場です。
【5】缶の油に味噌、おろしにんにく、水を加えてよく混ぜたら、合わせ調味料の完成です

鮭のうま味と燻製風味がたっぷりの合わせ調味料です。
【6】スキレットに有塩バターを熱し、水気を切ったじゃがいもを中火で炒めます

両面に油がなじんで、表面がほんのり透明になればOKです。
【7】キャベツ、もやし、鮭ハラスの身を乗せ、合わせ調味料を回しかけたら、フタをして弱火で5分ほど蒸し焼きにします

合わせ調味料を回しかけて蒸し焼きにします。
【8】食卓に出し、マヨネーズ、粗挽き黒こしょうをたっぷりかけて完成です!

マヨと粗挽き黒こしょうでよりパンチの効いた味わいになります。
▼参考記事
サバの水煮缶あったかポン酢煮レシピ

熱々の内に口に頬張り、そのまま熱燗で流し込みたいです!
ポン酢の酸味と醤油味とシソ、葉ネギのさわやかさがたまらない一品です。
材料(1人前)
- 鯖の水煮缶 1缶
- 葉ネギ 2~3本程度
- 大葉 2~3枚
- チューブしょうが 適宜
- ポン酢醤油 適宜
作り方
【1】葉ネギは一度洗い、5mm程度の長さで刻みます

刻んだ葉ネギは一旦別の所に入れておきます。
【2】大葉も一度洗い、全て重ねて刻みます

一度巻いてから切ると切りやすいですよ。
【3】鯖缶を汁ごとクッカーに全て移します

缶は丸ごと使います。
【4】ふたつに割る程度の感覚で少しほぐします

ほぐしすぎると食べ応えが無くなるので注意が必要です。
【5】チューブしょうがを1〜2cm程度入れます

しょうがはサバ缶特有の臭みを消してくれると同時に味にアクセントになります。
【6】クッカーを火器または焚火の上に置き、始めは強火で、グツグツしたら弱火で温めます

時々汁部分をかき混ぜてしょうがを全体になじませます。
【7】弱火にかけたままポン酢醤油を好みの量だけ入れます

個人的には少し多めにするのがおすすめです。ポン酢醤油を入れて少しグツグツいい始めたらすぐに火を止めましょう。
【8】大葉→葉ネギの順で盛り付けたら完成です!
▼参考記事
「缶つま」で作るぶり大根レシピ

缶つまの「九州産ぶりあら炊き」を使います。
大人気の缶詰「缶つま」シリーズの中から「九州産ぶりあら炊き」を使用し、お酒はもちろん、ごはんにもぴったりなアウトドア仕様のぶり大根を作ります。
材料(2人前)
- 缶つま「九州産ぶりあら炊き」 1個
- ちくわ 4本
- 大根 300g
- キムチ 50g
- しょうが 約50g
- 水 300ml
作り方
【1】大根は縦十字に切り、切り口を下にして端から1cm幅に切ります(いちょう切り)

火が通りやすいよう、皮を厚めに切りましょう。
大根は縦十字に切り、切り口を下にして端から1cm幅に切りましょう(いちょう切り)。大根の皮は食物繊維が豊富です。漬物やきんぴらにして食べても美味しいので、捨てずに他の料理に利用しましょう。
【2】しょうがは薄切りにします

皮付きのままいただきます。
【3】ちくわは斜めに、2cm幅に切ります

練り物なので高タンパク低脂質です。
【4】クッカーに水、大根、しょうが、ちくわを加え、煮立たせたらぶりあら炊きの缶汁を投入します

うま味たっぷりの缶汁です。
【5】クッカーの形に合わせたアルミホイルにお箸で穴を開け、落し蓋としてのせます。弱火で15分ほど煮込みます

お手製の落し蓋です。
【6】煮えたら一度火を止め、キムチ、ぶりあら炊きの身を加え、再度落し蓋をして弱火で5分煮ます

ぶりあら炊きは時間差で煮込みます。
【7】しっかり煮込んで完成です!

少し冷ますとよりおいしくなります!
【番外編】実は同時におまけでもう一品……
ぶり大根を冷ましている間に、大根の皮できんぴらを作っていました!こちらは細切りにしてごま油で炒め、めんつゆを煮絡めて白いりごまをちらしただけです。ぶり大根ときんぴらで、ポカポカ温まりお腹もいっぱいになりました。
▼参考記事
サバ水煮缶詰の「ウマネギ塩タレのせ」レシピ

お酒がすすみすぎる味です!
サバ水煮缶とごま油、長ネギの組み合わせは絶対的安心感がある美味しさです。外気で冷やした程度のクラフトビールと相性ばっちりです!
材料(1人前)
- 鯖の水煮缶 1缶
- 長ネギ 15cm程度(お好みで量を増やしても美味しい!)
- レモン 1/3程度
- ごま油 適量
- 塩 適量
- コショウ 適量
作り方
【1】長ネギを洗い、みじん切りにします

断面から見て十字に切り込みを入れてから刻むと効率的に作業ができます。
【2】レモンを洗い、絞りやすいようにカットします

レモンを置き横半分に切ってから”くし切り”にすると搾りやすいです。
【3】シェラカップにネギを入れ、ごま油を加えます

ごま油は、入れたネギ全体がごま油で湿るくらいまで入れる。
【4】塩をふります

塩はお好みでOK。少し強めにしておくと味にパンチが出て美味しいです。
【5】レモンもお好みの量を搾ります

1/2程度絞るとちょうどいいと思います。
【6】コショウはシェラカップの表面が黒くなるくらいの量を目安に加えます

おすすめは粗挽きコショウです。
【7】よく混ぜたら少し寝かせます

完成したタレは30分程度寝かせると味がなじんで美味しくなりますよ。
【8】サバの水煮缶をクッカーに移します

中の汁も全て移しましょう。
【9】サバの水煮を温めます

サバの中心までしっかり温まるように弱火で温めます。
【10】ネギ塩タレを添えたら完成です!
▼参考記事
缶詰を使った串揚げ

「小麦粉・卵いらずラク揚げパン粉」が便利です!
缶詰を揚げてしまう、串揚げレシピもご紹介します。
材料(1〜2人前)
- 缶詰(ポークランチョンミート、とり、さば、アスパラガスなど) 1缶ずつ
- 小麦粉・卵いらずのラク揚げパン粉 適量
- 揚げ油(写真にはありません) 適量
- マヨネーズ(写真にはありません) 適量
一般的なパン粉で作る場合は、卵と小麦粉も必要です。時短したい方は小麦粉と卵がいらないタイプがおすすめです。串を用意するのも忘れずにしましょう!
作り方
【1】缶詰の中身を串にさします

ランチョンミートなどは食べやすい大きさにカットしてください。
【2】串にさした材料にパン粉をつけます

水分が少ない材料はマヨネーズなどを塗ると、パン粉がつきやすくなります。

パン粉はまんべんなくつけてくださいね。
【3】油を熱して食材を揚げます

小麦粉を1個入れてみて、底に沈みすぐ上がってくる状態です。メスティンを使うと、フタがバットがわりになるので便利です!
▼参考記事
ちなみに…缶詰の直火は厳禁!
焚き火の上に蓋を開けた缶詰を直に置いて炙る…というのは、最高の時間が約束されるシーンですが、缶詰メーカー各社に問い合わせたところ、缶詰の直火はNGとされています。缶詰をそのまま使う場合は、蓋を開けた状態で「湯煎」または「ローソクで “温める” 」程度までしか推奨されていません。
缶詰料理専用とも言うべきシンデレラフィットするクッカーを探すのもまた楽しいので、缶詰の中身を完全に火を通したい場合は、別の容器に移して料理するようにしましょう。
▼参考記事