ダイエットにもおすすめのキャンプ飯！焼き鳥缶詰で作るオートミール雑炊

ダイエットにもおすすめ、焼き鳥缶詰のオートミール鶏雑炊。

簡単でダイエットにもおすすめ！オートミール鶏雑炊

うま味たっぷりでそのまま食べてもおいしい焼き鳥缶詰は、キャンプや登山にも便利な食材。

今回はそんな焼き鳥缶詰をタレごと利用し、オートミールと合わせてダイエットにもぴったりの鶏雑炊を作ります。

材料（2人分）

こちらが今回使用した材料です。

• 焼き鳥缶詰（タレ）　1個
• オートミール（クイックオーツ）　80g
• しめじ　50g
• にんじん　1/3本（約30g）
• 水　400ml
• 卵　1個
• 刻みネギ　適量
• 梅干し　2個

★調味料

• 和風顆粒だし　小さじ1
• おろししょうが　小さじ½

焼き鳥缶詰のタレも利用するので、そのほかの調味料は少なめです。梅干しをトッピングして、疲労回復にも嬉しい一品に仕上げます。

では、作り方をご紹介します！

作り方

手で引っこ抜けばOK。

しめじは買ってきた状態のまま、中央から引っこ抜くようにしましょう。こうすれば包丁で切り落とすよりも、キレイに石づきのみを残してほぐすことができます。

今回はしめじを使用していますが、しいたけやえのきでもおいしく作れますよ。きのこのうま味が少しあるだけで、雑炊の風味がアップします。

にんじんはいちょう切りにします。

にんじんは縦十字に切り、5mm幅に切りましょう。いちょう切りと呼ばれる切り方で、汁物などに用いられる切り方です。

にんじんがあると甘みが増すのはもちろん、鮮やかなオレンジで彩りがよくなるのも嬉しいポイント。

水、にんじんを入れて加熱します。

野菜の下ごしらえが済んだら、クッカーに水とにんじんを入れて煮立たせましょう。今回は少なめなのでそれほど気にする必要はありませんが、にんじんや大根、じゃがいもなどは水から茹でるのがおすすめ。

これらの野菜は水から茹でると芯まで火が通り、ムラなく仕上がります。

今回のメイン食材です。

煮立ったらいよいよメイン食材の登場。焼き鳥缶詰をタレごと加えましょう。今回の味付けは、ほぼこのタレと和風顆粒だしのみです。

焼き鳥のうま味を丸ごとドボン。

先ほどのクッカーに焼き鳥缶詰をタレごと、さらにしめじ、和風顆粒だし、おろししょうがを加えて混ぜ、弱火で5分ほど煮ましょう。

今回はクイックオーツというタイプを使用します。

グツグツ煮えたところで、お米代わりのオートミールの登場です。オートミールにもいくつかタイプがあるのですが、今回は粒が細かめのクイックオーツを使用。

ご覧のとおりフレーク状になっているので、雑炊やリゾットにピッタリ。携帯しやすいので、キャンプや登山にも向いていますよ。

混ぜながら煮ましょう。

クイックオーツは火が通りやすいので、クッカーに加えたら混ぜながら煮ましょう。クイックオーツが柔らかくなったら……

溶き卵を加えて完成！

卵を溶いて加え、半熟になるまで加熱すればオーケー。缶詰を利用しているので、ここまで10分ちょっとと調理時間も短く済みました。

刻みネギはたっぷり。

刻みネギをたっぷりちらして、梅干しを乗せたら完成！オートミールが焼き鳥としめじのうま味、さらににんじんの甘みを吸って、もちもち食べごたえも十分あります。

また、梅干しの酸味がアクセントになってスプーンが止まりません。後味にほんのりおろししょうがの香りがする、ほっこり温まれる一品に仕上がりました。

おいしく作るためのポイント

今回の味付けのカギ。

おいしく作るためのポイントは、今回のレシピで唯一の味付けのための調味料、「和風顆粒だし」。

和風顆粒だしは加えるだけで味に奥行きをもたらしてくれる、料理初心者にも嬉しい調味料。いろいろなタイプがありますが、今回はかつおだしの商品を使用しました。

携帯に便利な個包装の物も販売されているので、レシピによって昆布だしやいりこだしなどを使い分けるのも楽しいですよ。

焼き鳥の風味を吸ったオートミールは絶品。

焼き鳥の缶詰も塩や柚子こしょう、ガーリックペッパーや七味唐辛子など、さまざまなバリエーションがあります。ほかの味で作れば雑炊の風味がガラッと変わります。

おろしにんにくをプラスしたり、薬味にのりをプラスしたりと、缶詰を利用すれば調理が簡単な分、アレンジもしやすいのが嬉しいですね。

簡単に作れてキャンプ・登山はもちろん、ダイエットにもおすすめのオートミール鶏雑炊、ぜひお試しください！

私が書きました!

筋肉料理研究家

Ryota

学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。