
「スパム」をキャンプ飯に簡単アレンジ。
ランチョンミートの缶詰として知られる「スパム」。その塩気とガッツリとした豚肉のうま味はキャンプ飯とも相性がよく、熱狂的なファンも多い食材です。
今回はそんな「スパム」を使って、キャンプ飯にもおすすめの簡単アレンジレシピをご紹介していきます。
そもそも「スパム」ってどんな食材?

“SPAM”の文字に惹きつけられます。
その独特の風味からいろいろなものが配合されていそうですが、じつはオリジナルの「スパムクラシック」に使用されている原材料は、豚肉、食塩、加工デンプン、砂糖、発色剤と、たったの5種類。

じつはシンプルです。
なお、「SPAM(スパム)」というのは商品名で、表示にもあるとおり食材としての正式名称は「ランチョンミート」です。
ここからはそんな「スパム」を使って、キャンプ飯にもおすすめの酢豚を作っていきます。
「スパム」をアレンジして作る酢豚のレシピ

今回使用した材料はこちらです。
材料(2人分)
- スパム 1個
- ピーマン 2個
- 玉ねぎ 1/4個(約80g)
- にんじん 1/2本(約70g)
- サラダ油 大さじ1
★調味料
- 水 大さじ2
- ケチャップ 大さじ3
- ポン酢 大さじ3
- 片栗粉 小さじ2
調味料は少なめでも、「スパム」のおかげで本格的な味わいに。キャンプでも作りやすいよう、簡単な調理工程で仕上げます。
「スパム」で作る酢豚の作り方

酢豚に欠かせないピーマン。
ピーマンはヘタを取り、食べやすい大きさに切りましょう。ピーマンは種とワタも栄養豊富で、そのまま調理すれば食品ロスも防げて一石二鳥です。

酢豚にコクをプラスしてくれる玉ねぎ。
玉ねぎは4等分のくし切りにしてほぐしましょう。加熱するとコクがアップするので酢豚に欠かせないのはもちろん、「スパム」とも相性バッチリの食材です。

にんじんは一回り小さめに。
にんじんは食べやすい大きさに乱切りにしましょう。ただし、今回の食材の中では最も火が通りにくいため、他よりも一回り小さめに切っておきます。

今回のメイン食材です。
「スパム」は食べやすい大きさに、角切りにしましょう。
なお、今回は通常の「スパム」を使用していますが、塩分が気になる方は減塩タイプのものを使用して作ってくださいね。

合わせ調味料を作りましょう。
シェラカップなどで水、ケチャップ、ポン酢、片栗粉を加えてよく混ぜましょう。これで下ごしらえは完了です。

「スパム」の脂も利用します。
フライパンにサラダ油を熱し、中火で「スパム」とにんじんを炒めていきましょう。炒めていると「スパム」の脂が溶け出してくるので、しっかりにんじんに絡めていきます。

ピーマン、玉ねぎはサッと炒める。
にんじんがしんなりしてきたらピーマンと玉ねぎを投入し、少し火を強めて混ぜ炒めていきます。強めの火力で手早く炒めることで、玉ねぎはシャキシャキ食感が残り、ピーマンも色がキレイに仕上がりますよ。

合わせ調味料を加えましょう。
玉ねぎとピーマンに油がなじんだら調味料を加えて、サッと混ぜ炒めて煮絡めましょう。

ピーマンの照りが食欲をそそります。
とろみが付いたら火から下ろして完成。ピーマンの照り具合が食欲をそそりますね。

「スパム」てんこ盛りです。
お皿にたっぷり盛り付けて完成!「スパム」のおかげで、調理時間わずか15分ほどで酢豚を作ることができました。
果たして、味の方はどうでしょうか。さっそく食べてみます!
ガッツリな「スパム」の塩気とシャキシャキ食感のバランスが絶妙!

塩気と食感のバランスが絶妙。
食べてみると、「スパム」の塩気とケチャップの甘み、ポン酢の酸味が口の中にブワッと広がります。
しかし、玉ねぎとピーマンのシャキシャキ食感のおかげで、ガッツリ風味ながらも胃にもたれずにお箸が進む味わいに。最後の一口までさっぱり食べられる酢豚に仕上がりました。
酢豚は本格的に作ろうと思うと食材の下ごしらえも調理工程も意外と面倒ですが、「スパム」を利用すればキャンプ飯でも簡単に作ることが可能です。
独特の風味でやみつきになる「スパム」の酢豚、ぜひお試しください!
