
CONTENTS
砂糖なしでも甘くて美味しいおやつ
砂糖なしで作るおやつレシピ
フライパンケーキ
おやつにも朝食にも、思い立ったらフライパンひとつでサッと作れて、そのままサーブしてもOKです。フルーツやジャムを添えてもいいですね。
材料(直径15cmフライパン1枚分)
卵 2個
はちみつ 40g
薄力粉 60g
豆乳 15g
米油 10g
作り方
【1】ボウルに卵、はちみつを入れます。ハンドミキサーのホイッパーで白っぽくもったりするまで約4分泡立てたあと、薄力粉をふるい入れ、下からすくうようにゴムベラで混ぜます。
【2】【1】に豆乳、米油を加え、さらに下からすくうようにゴムベラで混ぜます。
【3】フライパンを中火にかけ、植物油(分量外)をひき、【2】の生地を流し入れます。弱火にして蓋をし、表面に穴がポツポツあいてきたら返して裏も焼きます。お好みでバターやはちみつ(分量外)をかけましょう。
ポイント
よく混ぜることでふんわり感をだす
ケーキ類の甘みには、はちみつが好相性。生地を膨らましつつ、しっとり感もでます。さらにふんわりさせるために、卵をよく泡立てることも大切です。
ナッツバー
行動食でもおなじみのナッツ類をふんだんに使用しました。片手でつまめるので、アウトドアの相棒に最適。いろいろな食感も楽しめます。
材料(2人分)
<ナッツ>
くるみ 大さじ1
アーモンド 2~3粒
カシューナッツ 2~3粒
ドライいちじく 1個
黒米 大さじ1
もちきび 小さじ1
黒ごま 大さじ1
塩 少々
みりん 35g
作り方
【1】ナッツ類とドライいちじくを粗く刻みます。
【2】黒米、もちきびをフライパンに入れて、黒米がはじけるまでしっかりから煎りします。黒ごまと刻んだナッツ類を加えてさらに煎ります。
【3】【2】に塩とみりん、刻んだドライいちじくを加えてよく混ぜ合わせ、ふつふつと泡立ってとろりと粘度が増すまで加熱したら、火を止めてオーブンシートを敷いたバットに流し込みます。オーブンシートで包みながら形を整え、冷蔵庫で冷やし、固まったら好みの大きさに切り分けます。
オーブンシートで整形すれば、手のベタつきも解消。洗って繰り返し使えるグラスファイバー&シリコン製がおすすめです。
ポイント
甘みに使うのはみりんだけ!
米や米麹、焼酎を原料にしたみりんは、やさしい甘みや風味が特徴。膨らませる必要のないおやつや、和菓子に使用します。糖類が添加されていない物がおすすめです。
撮影/福井裕子
▼参考記事
もっと知りたい方は…キャンプでも試したい、簡単でヘルシーなレシピ満載の料理本をチェック!
いつもの砂糖をはちみつ、みりん、甘酒の3つの甘みに代えるだけ! 混ぜて焼くだけ、固めるだけの簡単砂糖なしおやつの40レシピを収録。ナチュラルで体に負担が少ないので、甘い物が大好きだけど血糖値が気になる、子供に安心なおやつを食べさせたい、そんな人にぴったり。15分でできるおやつや、人気のアジアンスイーツも必見です!
『かんたんでおいしい 砂糖なしおやつ』著者:山田奈美 小学館刊 ¥1,760
詳細はこちらキャロットケーキ
米粉のパウンドケーキは、クリームをのせると1日経ってもしっとり感が保てます。にんじんの甘さとスパイスが奥深い味わいです。
材料(17×8cmのパウンド型1台)
にんじん 100g
豆乳 70g
はちみつ 30g
米油 30g
くるみ 15g
レーズン 15g
レモン汁 10g
A
米粉 100g
アーモンドプードル 20g
塩 ひとつまみ
シナモンパウダー 少々
ナツメグパウダー 少々
ベーキングパウダー 小さじ1
重曹 小さじ1/2
<フロスティングクリーム>
豆乳ヨーグルト(水切り後) 100g
豆乳 100g
粉寒天 1g
はちみつ 20g
レモン汁 5g
作り方
【1】ボウルに豆乳、はちみつ、米油を加えて泡立て器でよく混ぜます。すりおろしたにんじんを加えてさらに混ぜます。
【2】【1】にAを順番に入れ、ヘラでしっかり混ぜ合わせます。
【3】【2】に刻んだくるみ、レーズン、レモン汁を加えて手早く混ぜ合わせ、オーブンシートを敷いた型に流し入れます。
【4】180度Cに予熱したオーブンで25~30分ほど焼きます。型からはずして冷ましておきます。
【5】小鍋に水切りした豆乳ヨーグルト、豆乳、粉寒天を入れて泡立て器でしっかり混ぜ合わせてから中弱火にかけます。ふつふつしてきたら弱火にし、なめらかになるまで1~2分加熱します。はちみつ、レモン汁を加えて混ぜ合わせます。
【6】【4】のケーキが冷めたら、【5】のクリームをトップに塗り広げます。好みで刻んだくるみ(分量外)をのせます。
ポイント
砂糖なしでも膨らむ秘訣とは!?
アルカリ性の重曹やベーキングパウダーに、酸性のレモンを加えることで、生地を膨らませます。入れたらシュワシュワしている間に混ぜること。酢でもOK。
アップルクランブルケーキ
蓋付きスキレットがあれば焚き火でも作れる、超簡単おやつレシピです。米油はほんのり甘みがあってさっぱり軽いので、いくらでも食べられます!
材料(直径15cmの丸型1台)
りんご 2個
はちみつ 20g
シナモンパウダー 小さじ1/2
<クランブル>
米粉 50g
はちみつ 20g
米油 30g
シナモンパウダー 少々
水 5ml
作り方
【1】クランブルの材料をボウルに入れ、ぱらぱらになるように手ですり混ぜておきます。
【2】りんごは種をとったら、6等分にし、約1cm厚さのスライスにします。
【3】耐熱皿にりんごをのせ、はちみつをかけて、シナモンパウダーを全体にふりかけます。
【4】【1】のクランブルを3の表面にまんべんなくのせ、190度Cに予熱したオーブンで25~30分ほど焼きます。
ポイント
はちみつを使うならアカシア蜜を
はちみつは種類によって成分が異なり、クセの強い物は味にも出ます。アカシア蜜はクセがなく香りも穏やかで使いやすいです。血糖値も上がりにくいそうです。
撮影/福井裕子
▼参考記事
ドライフルーツガナッシュ
チョコレート風味のガナッシュは子供も大好き。ココアパウダーを抹茶やきな粉、ベリーパウダーに代えればカラフルおやつに変身!
材料(直径3cmで6個分程度)
ドライフルーツ(いちじくやデーツ、レーズンなど) 合わせて100g
ナッツ(カシューナッツやアーモンドなどお好みで) 20g
塩 少々
バナナ 1/3本
ココアパウダー 適量
作り方
【1】ドライフルーツをすり鉢に入れてペースト状になるまでつぶします。ナッツは粗めに刻んでおきます。バナナはざく切りにします。
【2】つぶしたドライフルーツと刻んだナッツ、塩を加えてよく混ぜます。
【3】【2】にバナナを加えてさっと混ぜ、6等分にして丸め、ココアパウダーをまぶします。
デーツにいちじく、レーズン、干し柿などのドライフルーツは、甘みも旨みも凝縮されて濃厚で、砂糖の代用に活躍します。
ポイント
チョコレートの代わりはバナナ
甘みのあるバナナがドライフルーツをまとめる役割をはたすので、チョコレートクリームがなくても問題なし。おやつの味もグッと引き上がります。
撮影/福井裕子
▼参考記事

NHKをはじめテレビや雑誌で活躍の人気料理家・山田奈美さんによる、砂糖不使用でもおいしくて満足できるおやつのレシピ本ができました。
クリームたっぷりのいちごのショートケーキ、型なしで簡単にできる米粉のクッキーやタルト、15分でできるチョコレートアイス、ふわふわ発酵ドーナツetc...どれも砂糖なしとは思えないおいしさ!
いつもの砂糖を3つの甘味にかえるだけ。混ぜて焼くだけ、かためるだけ。
初心者でも簡単におうちで作れるレシピです。
『砂糖なしおやつ』のポイント
◆血糖値を急激にアップさせない甘みを使用
◆グルテンフリーの米粉を使ったレシピが満載
◆砂糖なしクリームやあんこの作り方も
◆混ぜて固めるだけ、短時間でできる簡単レシピがたくさん
◆子どものおやつにも最適
1.焼き菓子
米粉のオートミールクッキー、マフィン4種、型なしりんごのタルトほか
2.ケーキ
パウンドケーキ3種、ダブルチョコケーキほか
3.15分おやつ
フライパンケーキ、いちごのムースほか
4.アジアンスイーツ
ベトナムチェー、豆花(トウファ)、香港風プリンほか
5.和のおやつ
いちご大福、かぼちゃきんつばほか
6.番外編
発酵ドーナツ
金柑とりんごのキャラメリゼ

「りんごと金柑のキャラメリゼ」をクラッカーにのせて。
「キャラメリゼ」というとバターとグラニュー糖を使って作るレシピが一般的ですが、ここではココナッツオイルとメープルシロップを使ったヘルシーなキャラメリゼの作り方を紹介します。
材料(スキレット8インチで作りやすい分量)
りんご 小1個
金柑 りんごの1~2割程度
レモン 1/2個分
メープルシロップ 大さじ1~
塩 少々
ココナッツオイル 大さじ1
ナッツ類(ここでは、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ココナッツファインを使用)適量
シナモン(好みで)
レーズン(好みで)
ブラックペッパー(好みで)
下準備

ナッツを乾煎りすると食感、香りが格段によくなります。
・トッピングするナッツは事前に乾煎りします。
・金柑はきれいに洗い、半分または1/4にカットし種を取り除きます。
・レモンを絞り果汁にします。
・りんごをきれいに洗い、皮は剥かずにくし形に16等分にカットし、レモン果汁をまんべんなくかけ混ぜ合わせます。
作り方
【1】スキレットにココナッツオイル大さじ1を入れ火をつけます。
【2】ココナッツオイルがとけてスキレットが温まったら、くし形にカットしてレモン果汁でマリネしておいたりんごを並べて両面焼きます。
【3】ある程度りんごに火が通ったら、種を取り除いた金柑を入れ焼きます。金柑が温まってきたら残りのりんごも入れ、ざっと混ぜ合わせさらに焼きます。

金柑を入れるタイミングは、りんごを裏返したあとくらいでいいです。
【4】りんご、金柑にまんべんなく火が通ったら、塩とメープルシロップを入れ、りんごが崩れないようにやさしく混ぜ合わせ、りんごと金柑に焼き色がつくまで焼きます。

メープルシロップを全体に回し入れます。
【5】好みの焼き色になったら火を止めて、乾煎りしておいたナッツ類、好みでレーズンやシナモンをトッピングすればできあがりです。

レーズンやシナモン、ナッツ類、ココナッツフィリングなどをたっぷりと散らします。
▼参考記事
暑い時季に作りたいひんやりおやつ
ひんやりおやつレシピ
フルーツビネガーアイスバー
フルーツビネガーにつけ込んだフルーツを材料に、炭酸などを足して凍らせるだけの簡単アイスレシピをご紹介します。
市販のフルーツビネガーを使う場合は、好みのフルーツを常温で3~5日ほど漬けておきます。甘味もすでに添加されているので、あとはそれぞれ炭酸を加え、型に入れて冷凍庫で固めればできあがりです。
材料
フルーツビネガーに漬けていたフルーツ 適量
炭酸 作りたい容器分の容量
アガベシロップ(適量、好みで)
ミント(好みで)
作り方
【1】フルーツビネガーに漬け込んでいたフルーツを食べやすい大きさにカットします。
【2】ボウルに炭酸、必要であればアガベシロップを入れ混ぜ合わせます。
【3】【1】でカットしたフルーツを【2】のボウルに入れ、やさしく混ぜ合わせます。ここで味をととのえます。
【4】型にフルーツをバランスよく入れ、炭酸も流し入れます。好みでミントなどを入れても。あとは冷凍庫で冷やして固めればできあがりです。
▼参考記事
ヨーグルトアイス
アイスは冷凍後で時間をかけて作るイメージがありますが、氷と塩があればたったの15分で完成します。手軽に作れる、生クリーム不使用のヨーグルトアイスのレシピを紹介します。
用意するもの

氷と塩の量は大体でOKです。冷えが足りない時は、様子を見ながら追加してください。
クラッシュ氷 500g
塩 150g
ボウル(大)
ボウル(小)
泡立て器
材料(2~3人分)
プレーンヨーグルト 200g
砂糖 30g
バナナ 1本
作り方
【1】ボウル(小)にバナナを入れ、ホイッパーで潰します。

ちょっと荒めに潰すと食感が残って美味しいですよ。
【2】ヨーグルトと砂糖を加えて、よく混ぜます。

氷は小さい方が、ボウルにフィットします。ロック氷を使う時は砕きましょう。
【3】ボウル(大)に氷と塩を入れ、スプーンなどで混ぜます。その後ボウル(大)にボウル(小)を重ねます。

10分くらい経つと、どんどん塊ができてきます。
【4】泡立て器で、しっかり混ぜます。5分くらいしたら徐々に重くなるので、スプーンに持ち変えると混ぜやすいです。また側面に塗りつけると早く固まります。好みの硬さになったら完成です。

側面に塗りつける、15秒ほどして全体を混ぜる、というのを繰り返します。
失敗しないための注意点や、美味しくするためのコツがいくつかあります。
2~3人分を作る、低脂肪ヨーグルトは避ける、しっかり空気を含ませる、アルミ製のボウルを使うの4つ。
ぜひアイス作りを楽しんでみてくださいね。
▼参考記事
焼きパインのココナッツ寒天
半切りしたパイナップルが、メスティンにシンデレラフィット!仄かな香ばしさが、斬新な味のアクセントになります。
材料
丸型カットパイン 1/2個
ココナッツミルクパウダー 30g
粉寒天 2g
グラニュー糖 大さじ1
ミント(飾り用) 少々
作り方
【1】パイナップルを熾火で少し焦げ目が付くくらいじっくり焼き、冷ましておきます。
【2】メスティンに、粉寒天、ココナッツミルク、グラニュー糖を入れ、沸騰した湯250ml(分量外)を加えよくかき混ぜます。
【3】1を加え、バットに置き5分ほど冷ましたら、バットに氷を入れ、1cmくらい水を入れ冷やし固めます。
【4】固まったらメスティンから取り出し、切り分けてミントを添えます。

フルーツは焼くことで糖度が増すので、全体をじっくり焼きます。その分砂糖は控えめに。

メスティンは熱伝導率が高いため、周りを氷で冷やせば寒天もあっという間に固まります。
撮影/三浦孝明
▼参考記事
水ゼリー
少しでも涼しさを感じられるように、アウトドアで楽しめるひんやりスイーツを紹介します。
必要な材料は“水”と“アガー”だけ
アガーは、カラギーナンという海藻の抽出物と、ローカストビーンガムというマメ科の種子の抽出物が主成分の植物性の凝固剤です。食感は、ゼラチンと寒天のちょうど中間くらいでぷるんとしています。透明度が高く、光沢があり弾力性に優れているという特徴があります。
キャンプで涼める手作りスイーツ
アガーは、常温で固まる特性を持っています。冷蔵庫に入れなくても固まるので、アウトドアやキャンプなど、冷蔵設備がない場所でもアガーを使えば、ゼリー作りなどを楽しむことができます。一度固まると、高い温度でも溶けにくいという特徴もあるので、夏場の持ち運びにも便利です。とはいえ、水ゼリーは冷やして食べるのがおすすめです。クーラーボックスに入れて冷やしたり、保冷剤などで冷やしていただきましょう。ここでは、丸型の製氷器を使用していますが、メスティンで作るのもいいですね。
材料
アガー 10g
水 500ml
きな粉 適量
黒蜜 適量
作り方
【1】鍋に水を入れ、アガーを少量ずつ加えスパチュラや泡立て器で混ぜます。
アガーはダマになりやすいので、必ず少量ずつ入れ、混ぜながら溶かしましょう。
【2】アガーが溶けたら中火にかけます。
【3】沸騰させます。沸騰したら1分程度そのまま沸かします。
【4】粗熱がとれたら型に流し入れます。
丸い製氷器を使う場合は、製氷器の下にトレーなどを敷いておくと作業がスムーズです。
【5】固まるまで待ちます。
固まった水ゼリーは、氷水に浮かべて冷やすのも涼しげでいいですね。
アガーは冷やさなくても固まりますが、クーラーボックスや保冷剤などで冷やした方が美味しくいただけます。
▼参考記事
甘いものが苦手な方におすすめ。しょっぱい系おやつ
しょっぱい系おやつレシピ
メスティンで作るポップコーン

塩以外にもカレー、チーズ、ガーリックなど好みの味で。
味つけ自在のポップコーン。メスティンで気軽に作ってみましょう。
材料
ポップコーン用とうもろこし 適量
油 適量
塩 適量
作り方
【1】メスティンにまんべんなく油を敷き、ポップコーン用とうもろこしを入れてフタを閉めます。

ポップコーンになるとかなり膨らむので、写真よりもやや少なめの量くらいでOK。
【2】弱火にかけます。しばらくすると弾ける音がしだすので、軽く揺すりながら火を通します。
【3】音がしなくなったら火からおろし、フタを開けて塩を振れば完成です。
▼参考記事
フライドチックピー

たった大さじ2杯のオリーブオイルで仕上げるフライドチックビー。
「フライドチックピー」に使う「ひよこ豆」は、英語で「Chickpea(チックピー)」といいます。日本では、ひよこの頭の形に似ていることから「ひよこ豆」と呼ばれているそうです。
ています。「フライドチックピー」は、たった大さじ2杯のオリーブオイルでカラッとホクホクに仕上がるスナック。ちょっとつまみたい時にぴったりです。
材料
ひよこ豆 200g
片栗粉 大さじ2~3
オリーブオイル 大さじ2
岩塩(塩) 適宜
ブラックペッパー 適宜
青のり 適宜
下準備
茹でひよこ豆は、ざるにあげ、水けを切っておきます。
作り方
【1】ボウルに水けを切っておいたひよこ豆を入れ、片栗粉をまんべんなくまぶします。
【2】スキレットに大さじ2のオリーブオイルを熱し、【1】のひよこ豆を入れます。
【3】ひよこ豆を入れたら、触らずそのまま揚げ焼きにします。菜箸でひよこ豆を触って、底からはがれるようになったら全体を混ぜ合わせ、カリッとなるまでこんがり揚げ焼きにします。使用する鍋(今回はスキレットを使用)は使い勝手の良いものでもOKです。
【4】こんがりと揚げ焼きできたら火を止め、キッチンペーパーなどで油を切り、熱いうちに塩をします。
【5】【4】の半量に青のり、半量にブラックペッパーを適量かければできあがりです。
▼参考記事
オーガニック・パスタスナック~ワカモレ添え
有機のショートパスタとほぼ地元で揃えたオーガニック野菜を使った、カラダにも環境にもいいメニューを創作してみました。調理も環境に配慮して、“少量の水”と“少量のオイル”で作ります。
材料(作りやすい分量)

今回使用した材料です。パスタはフリッジを使いましたが、マカロニでもおいしく作れます。
<パスタスナック>
有機ショートパスタ 120g
オリーブオイル(こめ油など好みのオイルで可) 大さじ1と1/2程度
塩(天然塩)ひとつまみ
水 100~120ml
<ワカモレディップ>
アボカド 1個
アーリーレッド(玉ねぎ)1/6個
プチトマト 4個くらい
パクチー 2本分
レモンまたはライム 1個
塩 少々
胡椒 少々
チリパウダー(あれば)
キッチンペーパー 油切り用に使います
作り方
<ワカモレ>
【1】アーリーレッド(玉ねぎ)をみじん切りします。
【2】プチトマトは細かめに切り、パクチーは刻んでおきます。

野菜を細かくカットします。
【3】アボカドを半分に切り、種を取り除いたらスプーンなどを使ってすくい取ります。
【4】ボウルにアボカドを入れ、塩、レモンのしぼり汁をかけます。

アボカドの果実は空気に触れると変色してしまうので、この作業はアボカドを剥いたら手早く行ないましょう。
【5】フォークなどでアボカドを粗くつぶし、【1】のアーリーレッドと【2】のプチトマト、パクチーの茎の部分を加え、塩、好みでチリパウダーで味をととのえます。
【6】刻んだパクチーの葉を散らせばワカモレディップのできあがりです。

好みでチリバウダーなど辛さをプラスしてください。
<パスタスナック>
【1】熱したスキレットに、水とパスタ、塩ひとつまみを入れます。
【2】パスタにまんべんなく湯がいきわたるように菜箸で混ぜ、水分がなくなるまで炒めます。

均一に火が通るようにまんべんなく混ぜます。水分がなくなって膜が張ってきてもそのまま炒め続けてください。
【3】水分がなくなったらパスタの水分も飛ばすようにさらに炒めます。
【4】パスタの水分をある程度飛ばしたら、オリーブオイルを入れ、カリカリになるまで炒めます。
【5】火加減は弱火でパスタがきつね色になるまで炒めます。

パスタがこんがりきつね色になるまで炒めます。
【6】パスタがきつね色になったら、パスタを食べて硬さを確認します。好みの硬さになったら、火を止め、オイルをキッチンペーパーなどでていねいに取り除きます。
今回はワカモレをディップして食べるレシピを紹介しましたが、シンプルに塩&ブラックペッパーなど好みの味付けや、シナモンシュガーなど甘い系もおすすめです。
味付けは、パスタが温かいうちにします。

ワカモレがスナックにディップしづらい場合は、スプーンなどですくってスナックと一緒に食べてください。
▼参考記事
オートミールクラッカー
クラッカーは、材料を混ぜて焼くだけで手軽に作れるお菓子です。生地にオートミールを使って作るレシピをご紹介します。プレーン味のほかに、ハーブやごま、ココナッツファインなどをトッピングしたり、クラッカーを自分好みの厚さに変えて作れるのも手作りならでは。クラッカーの厚さを変えるだけで簡単に違う食感を味わうことができるんです。2mm厚のクラッカーは、サクサク食感。それより少し厚くするとしっとりとした食感の仕上がりになります。
クラッカーは通常、オーブンを使って焼きますが、これはキャンプ、アウトドアでも気軽に楽しめるスキレットを使ったレシピです。
材料(作りやすい分量)

今回使用した材料です。
オーツフラワー(インスタントオーツ) 80g
ベーキングパウダー 小さじ1弱
オリーブオイル 15ml
塩 ひとつまみ
ぬるま湯 60ml
<トッピング用>
ローズマリーなど好みのハーブ
ごま
ココナッツファイン
岩塩
このほか、青のりやクミンシード(カレー粉)、好みのチーズなどをトッピングして作ってみてください。
作り方
【1】保存用袋に、オーツフラワー(インスタントオーツ)、ベーキングパウダー、塩を入れ、袋を軽く振って混ぜ合わせます。
【2】【1】にぬるま湯を入れ全体がまとまるように袋の外側から手でまんべんなく混ぜ合わせます。
【3】【2】がまとまったら、分量のオリーブオイル入れて全体をまとめます。
【4】まとまった生地を麺棒などを使って均等に伸ばします。

薄いクラッカーはプレーン、ごま。少し厚めにしたクラッカーはハーブやココナッツファインをトッピングしました。
【5】生地を均等に伸ばしたら、袋の両サイドをはさみでカットします。
【6】生地を包丁や型を使って。好みの大きさにします。

カットせず大きいままスキレットで焼いて、焼き上がったものを手で割ってもOKです。
【7】フォークや竹串を使って穴をあけます。
【8】スキレットを熱し、蓋をして生地を焼いていきます。

色々な形で作るのも楽しいです。スキレットはとても熱くなっています。やけどに気をつけましょう。
【9】片面だいたい2分、軽く焦げ目がつく程度でOKです。スキレットが熱くなりすぎたときには、クッキングシートを敷いて焼くと均等に焼くことができます。
▼参考記事
主食にもなるボリューム満点おやつ
ボリューム満点おやつレシピ
エナジーボール

左から「くるみキャラメル」「ココナッツカシュー」「カカオアーモンド」。
別名「ブリスボール」とも呼ばれるエナジーボールは、ナッツやドライフルーツなどの自然素材を原料に、材料を混ぜて丸めるだけで簡単に作れます。材料さえ準備しておけば、いつでも作れるという手軽さ。
そして、砂糖不使用、添加物不使用、グルテンフリーというヘルシーな食べ物です。コーヒーとの相性もいいエナジーボール。山の頂上でのブレイクタイムはもちろん、普段使いのお菓子としてもおすすめのスイーツです。

今回使用した材料です。中央のデーツと塩は共通の材料。左から縦にカシューナッツとココナッツファイン、くるみとバニラエクストラクト、アーモンドとカカオパウダーとカカオニブがそれぞれの材料です。
カカオアーモンド
材料(約8個分)
アーモンド 50g
デーツ 30g
塩(できれば岩塩) ひとつまみ
カカオパウダー(ココアパウダー)大さじ1程度
カカオニブ(あれば)大さじ1程度
作り方
【1】デーツの種を取り除きます。デーツが固い場合には、デーツをぬるま湯に浸して柔らかくすると作りやすくなります。
【2】アーモンドの半量をフードプロセッサーに入れ、粒が少し残る程度にかくはんします。
【3】【2】にデーツを入れ軽くかくはんし、カカオパウダーと塩を加えさらにかくはんします。
【4】細かくなったら残りのアーモンドと好みでカカオニブを加えて好みの加減までかくはんします。
【5】容器に取り出して、食べやすい大きさ、一口サイズに丸めます。
※常温保存でも丈夫ですが、冷蔵庫や冷凍庫で保存するほうがしっかり固まり、味も安定するのでおすすめです。

カカオニブ(あれば)を加えてフードプロセッサーで好みの粒感にします。
ココナッツカシュー
材料(約8個分)
カシューナッツ 50g
デーツ 30g
ココナッツファイン 30g
塩(できれば岩塩) ひとつまみ
作り方
【1】デーツの種を取り除きます。デーツが固い場合には、デーツをぬるま湯に浸して柔らかくすると作りやすくなります。
【2】ココナッツファインロングの場合は、フードプロセッサーで細かくミルします。
【3】カシューナッツの半量をフードプロセッサーに入れて粒が少し残る程度にかくはんします。
【4】【3】にデーツを入れ軽くかくはんし、ココナッツファインと塩を加えさらにかくはんします。
【5】細かくなったら残りのカシューナッツを入れ、好みの加減までかくはんします。
【6】容器に取り出して、食べやすい大きさ、一口サイズに丸め、ココナッツファインをまぶします。
※常温保存でも丈夫ですが、冷蔵庫や冷凍庫で保存するほうがしっかり固まり、味も安定するのでおすすめです。

丸めたココナッツカシューにココナッツファインをまんべんなくまぶします。
くるみキャラメル
材料(約8個分)
くるみ 50g
デーツ 30g
バニラエクストラクト(バニラエッセンス)少々
塩(できれば岩塩) ひとつまみ
作り方
【1】デーツの種を取り除きます。デーツが固い場合には、デーツをぬるま湯に浸して柔らかくすると作りやすくなります。
【2】くるみの半量をフードプロセッサーに入れ粒が残る程度にかくはんします。
【3】【2】にデーツを入れ軽くかくはんし、バニラエクストラクトと塩を入れ細かくかくはんします。
【4】残りのくるみを入れて好みの加減までかくはんします。
【5】容器に取り出して、食べやすい大きさ、一口サイズに丸めます。
※常温保存でも丈夫ですが、冷蔵庫や冷凍庫で保存するほうがしっかり固まり、味も安定するのでおすすめです。

ひと粒8~10gくらいが食べやすい大きさです。ひと粒ずつキャンディー包みにしていますが、包むのが面倒な場合は、個包装せずに容器などに詰めて持ち歩いてもOKです。
▼参考記事
基本のグラノーラ
キャンプの朝食に、おやつに『手作りグラノーラ』はいかがですか?
いつの間にか日本でも定番の朝食メニューやおやつとして人気の『グラノーラ』。グラノーラは穀物、ナッツ、甘味料、植物油などを混ぜて加熱調理し、そこにドライフルーツなどを入れて味付けしたものです。
材料

これが今回使った材料です。
ロールドオーツ(オートミール) 1と1/2カップ
※レシピではロールドオーツではなくオートミールと記載します。
オイル(なたね油、太白ごま油、米油など)大さじ2 ここでは太白ごま油を使用
甘味料(きび砂糖、メープルシロップなど)大さじ2~ ここではメープルシロップを使用
天然塩 少々
粉(全粒粉や玄米粉、ライ麦粉、なければ小麦粉で可)20g
好みのナッツ類2~3種類(アーモンド、ピーカンナッツ、くるみ、ココナッツなど)を各大さじ1
シード類2種類(カボチャの種、ひまわりの種、ごまなど)を各大さじ1
ドライフルーツ(レーズン、デーツ、いちじく、クコの実など)適宜
シナモンやブラックペッパーなど(好みで)
必要な道具
スキレット(今回は、8インチタイプ=直径約20cmを使用)
クッキングシート
スパチュラ
木べら(ここでは耐熱用のスパチュラを使用)
計量スプーン
計量カップ
バット
作り方
【1】十分に熱したスキレットにオートミールを入れます。焦げないようにヘラで混ぜながら5分ほど炒ります。

火加減は中火で焦げないように混ぜながら乾炒りします。
※炒り時間によって味が変化します。炒る時間が長くなるほど香ばしい味わいに、逆に炒る時間が短ければ甘味が強い仕上がりになります。
【2】炒ったオートミールはバットなどに一旦移します。空いたスキレットは軽く汚れを拭きます。スキレットにクッキングシートを敷いてオイル、メープルシロップを入れて弱火で温めます。
【3】ふつふつと沸いてきたら火を止めてオートミールを戻し入れ、まんべんなく混ぜ合わせます。

火を止めてからオートミールを戻し入れます。
【4】粉を入れてさらにまんべんなく混ぜ合わせます。

粉をしっかり混ぜ合わせます。
【5】粉が全体に混ざり、さらさらした状態になったら、クッキングシートを取り外し、再び火をつけてナッツ、シード類、塩を少々加えてさらに10分を目安に弱火で炒ります。香ばしくなるようにしっかりと炒りましょう。

好みのナッツを粗く刻み加えます。一旦クッキングシートを外して弱火で炒ります。ここでしっかりと炒ることが美味しく仕上げるポイントです。
【6】【5】をクッキングシートに戻し粗熱をとります。粗熱が取れたらドライフルーツを混ぜ合わせればできあがりです。

手作りならではの楽しみ、できたての美味しさを、是非、味わってくださいね!
【7】完全に冷めたら保存容器に入れて常温で保存します。
おいしく作るポイント
せっかくグラノーラを手作りするならこだわりたいのが材料選びです。原材料のチェックは忘れずに行ないましょう。
例えば…。
・ナッツ&シード類は、塩などが添加されていないもの。
・ドライフルーツは、植物油や砂糖が添加されていないもの。もし、添加されている場合は、湯通しして使うことをおすすめします。
食べ方はお好みで!
フレッシュなフルーツや好みの飲み物をかけて。アーモンドミルク、豆乳、ヨーグルトなど。グラノーラは水分と一緒に摂るのがオススメです。アサイードリンクを持参すればアサイーボウルも作れちゃいます。
自分好み、家族好みのオリジナルグラノーラに仕上げよう
今回は、基本的なレシピ・材料を紹介しました。トッピングする素材や甘さ加減によっても、ずいぶんと印象の違うグラノーラを作ることができます。
基本のレシピの甘みは控えめにしています。ドライフルーツの種類によっても甘味のバランスは変わります。食べるときに好みで甘味料を加えることもできるので、甘さはほんのり程度の分量にしています。
まずは基本の作り方をマスターして『スキレットで作るオリジナルのグラノーラ作り』を楽しんでみてください。
▼参考記事
フィグログ

フィグログとシナモンコーヒーでエネルギー補給。
冬の保存食としておすすめのフィグログ。ここでは“カラダを温めるスパイス”をブレンドして冬山やキャンプなどの寒い季節のアウトドアにぴったりの行動食にアレンジして紹介します。

フィグログはその形状から別名「いちじくのサラミ」と呼ばれています。
『フィグログ』ってナニ?
フィグログとは、いちじくをベースにドライフルーツやナッツを混ぜ合わせて棒状に固めたお菓子のことをいいます。フィグ(fig)はいちじく、ログ(log)は丸太、「いちじくの丸太」という意味でイタリア中部マルケ州の伝統的なお菓子です。
いちじくのぷちぷちした歯ざわりにナッツの食感、ドライフルーツのねっとりとした濃厚な味わいが寒い季節によく合います。

セレクトしたスパイス。左上から、クローブ、シナモン、ブラックペッパー。
「カラダをあたためるスパイス」をブレンドして
冬仕様のフィグログにセレクトしたスパイスは、クローブ、シナモンにブラックペッパー。この3種類をブレンドして冬のアウトドア仕様のフィグログを作ります。セレクトした3種類のスパイスは、それぞれ寒い時期に欠かせないカラダを温める効果があるといわれているものです。
・クローブ~胃腸を温める作用(お腹を温める)
・シナモン~血行改善
・ブラックペッパー~血行改善、発汗作用
では、早速作り方を紹介していきます。
材料

これが、今回使用する材料です。
ドライいちじく 125g
ドライプルーン 25g
レーズン 25g
クコの実 5g
くるみ 30g
メープルシロップ 大さじ1/2(固まりは少し緩めです)
塩 ふたつまみ
シナモン 小さじ1/2~
クローブ 少々(入れすぎに注意しましょう)
ブラックペッパー 少々(粗く刻むとよりスパイシーになります)
オリーブオイル 少々

メープルシロップを使用していますが、米飴を使用するとより固まります。ヴィーガンでなければ、はちみつでも可。
必要な道具
フードプロセッサー
クッキングシート(ラップでも可)
ラップ
作り方
【1】ドライいちじく、レーズン、プルーン、クコの実を半量、2つに分けます。

粗く刻んだドライフルーツ。粗く刻んだドライフルーツはさらに半分に分けておきます。
【2】【1】の半量分のドライフルーツを包丁で粗く刻みます。

残りの半分はフードプロセッサーでペースト状にします。
【3】残りの【1】のドライフルーツはフードプロセッサーに入れて軽くまわします。ある程度混ざったら、メープルシロップと塩を入れペースト状になるまでまわします。
【4】【2】で粗く刻んだドライフルーツの半量と【3】でペースト状にしたドライフルーツをよく混ぜ合わせます。
【5】クッキングシート(ラップ)を大きめにカットします。クッキングシートの中央部分に薄くオリーブオイルを塗ります。
【6】その上に【4】をのせ、上からラップをかけ、手(麺棒)を使って均等になるように長方形に伸ばしていきます。

長方形に伸ばした生地に粗く刻んだドライフルーツをのせ、中央にくるみをのせます。クッキングシートにオリーブオイルを薄く塗るのを忘れずに。
【7】均等になったらラップを取り除き、【2】の粗く刻んだドライフルーツの残りを中央部分にのせていきます。
【8】くるみを粗く刻むか手で割り【7】の中心部分に敷き詰めます。
【9】【8】を海苔巻きを巻く要領で巻いていきます。
【10】好みの太さに調整します。

材料の半量で作ったのが上から2段目のもの。残りは材料に記載した分量で作りました。すぐに食べられる小さめのサイズを作っておくと、おすそ分けやちょっと食べたい時などに便利です。一番上のものが直径約3cmです。
【11】太さが決まったら、空気を抜いて両端を縛ります。
【12】1週間ほど冷蔵庫で寝かせればできあがりです。数時間で食べることはできますが、カットするときなどに形が崩れやすく、味もまだ馴染んでいない状態です。しっかりと形も味も馴染ませるためには1週間以上冷蔵庫で寝かせましょう。
※携帯する際には、温かいものの近くなどは避けましょう。
※1週間を目安に、ゆっくり寝かせると味が馴染みリッチな仕上がりになります。
▼参考記事