常温で固まる「水ゼリー」はいかが?キャンプでも楽しめる涼感スイーツの作り方
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    2024.08.17

    常温で固まる「水ゼリー」はいかが?キャンプでも楽しめる涼感スイーツの作り方

    常温で固まる「水ゼリー」はいかが?キャンプでも楽しめる涼感スイーツの作り方
    暦の上ではもう秋ですが、まだまだ残暑が続くなか、少しでも涼しさを感じられるように、アウトドアや自宅で楽しめるひんやりスイーツを紹介します。涼を愉しむ工夫で夏の終わりを快適に過ごしましょう。

    まだまだ残暑が厳しい季節のキャンプに涼しい演出「水ゼリー」を

    水ゼリーにきなこと黒蜜をかけて

    水ゼリーの定番の食べ方のほか、いろいろな食べ方を紹介します。

    必要な材料は”水”と”アガー”だけ

    アガー

    「アガー」は、種類やメーカーによって固まり方や食感などに違いがあります。商品説明などを参考にしてください。

    アガーは、カラギーナンという海藻の抽出物と、ローカストビーンガムというマメ科の種子の抽出物が主成分の植物性の凝固剤です。食感は、ゼラチンと寒天のちょうど中間くらいでぷるんとしています。透明度が高く、光沢があり弾力性に優れているという特徴があります。

    キャンプで涼める手作りスイーツ

    アガーは、常温で固まる特性を持っています。冷蔵庫に入れなくても固まるので、アウトドアやキャンプなど、冷蔵設備がない場所でもアガーを使えば、ゼリー作りなどを楽しむことができます。一度固まると、高い温度でも溶けにくいという特徴もあるので、夏場の持ち運びにも便利です。とはいえ、水ゼリーは冷やして食べるのがおすすめです。クーラーボックスに入れて冷やしたり、保冷剤などで冷やしていただきましょう。ここでは、丸型の製氷器を使用していますが、メスティンで作るのもいいですね。

    【水ゼリーのレシピ】

    今回使用した材料

    今回使用した材料です。

    【材料】

    • アガー 10g
    • 水 500ml
    • きな粉 適量
    • 黒蜜 適量
      ※後半部分で、黒蜜の作り方も紹介しています。

    <作り方>

    (1)鍋に水を入れ、アガーを少量ずつ加えスパチュラや泡立て器で混ぜます。

    水にアガーを入れる

    アガーはダマになりやすいので、必ず少量ずつ入れ、混ぜながら溶かします。

    (2)アガーが溶けたら中火にかけます。
    (3)沸騰させます。

    沸騰させる

    沸騰したら1分程度そのまま沸かします。

    粗熱が取れたら型に流す

    粗熱がとれたら型に流し入れます。

    型の蓋を閉じる

    丸い製氷器を使う場合は、製氷器の下にトレーなどを敷いておくと作業がスムーズです。

    固まるまで待ちます。

    固まったら型を外す

    固まった水ゼリーは、氷水に浮かべて冷やすのも涼しげでいいですね。

    アガーは冷やさなくても固まりますが、クーラーボックスや保冷剤などで冷やした方がおいしくいただけます。

    涼を愉しむ食べ方

    黒蜜やきなこ、ポン酢など

    定番の黒蜜ときなこの食べ方のほか、黒糖しょうゆやポン酢に柚子胡椒なども。

    サムネイルのように、かいしきを敷いて演出するほか、メスティンなどの容器で固めたものを、フォークなどで崩してクラッシュ状にして器に盛りつけても涼しげです。水ゼリーの定番の食べ方は、黒蜜ときなこ。そのほかおすすめの食べ方は、メープルシロップや黒糖しょうゆ、さっぱりといただくなら、梅シロップ、漬けた梅も添えるのもいいですね。甘いものが苦手な人は、ポン酢に柚子胡椒などもおすすめです。

    黒蜜の作り方

    市販の黒蜜を使うのもいいですが、黒蜜は簡単に作れますので作り方を紹介します。

    【黒蜜の材料】

    今回使用した材料

    黒蜜にしょうゆを加えると黒糖しょうゆになります。黒糖としょうゆの割合はお好みで。塊で作ってますが、粉末でももちろんOKです。

    • 黒糖 100g
    • 水 100ml

    <黒蜜の作り方>

    小鍋に黒砂糖と水を入れ中火にかけます。黒糖が完全に溶けてふつふつとしてきたら火加減を弱火にし、そのままとろみがつくまで15分程度煮詰めます。”少しゆるいかな”くらいのとろみでOKです。粗熱が取れたら、清潔な容器に保存します。黒糖にきび糖などを1割ほどブレンドするとまろやかな甘みになります。

    事前に作った水ゼリーをキャンプの手土産にしても

    水ゼリーは、子供や仲間と一緒に、わいわい作るのも楽しいですが、事前に家で作って冷やしたものを手土産にしても喜ばれます。シーンに合わせた食べ方で水ゼリーをお楽しみください。

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    名古屋市在住の料理研究家。東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、銀座のヴィーガンカフェでは立ち上げから店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、プラントベースの料理や旬の素材を使ったレシピの提供、商品開発などをおこなっている。http://yamabon.jp/

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