テントやタープを張ったり、ランタンや食器を吊り下げたり、自分の体の安全を確保したり、ロープワークはアウトドアのあらゆるシーンで僕らを助けてくれる。ロープワーク7つの基本をマスターしよう!
【もやい結び】その名のとおり船をもやうときに使われる(Bow とは船首のこと)。すばやく結べて、強度が高く、そのわりにほどくのが簡単なことから「キング・オブ・ノット」と呼ばれる。
1.輪を作り、末端をそこに通す2. 末端を矢印のほうにまわす
3. 末端を矢印のように輪に通す4.この形になっていれば正解
5.結び目を締めれば完成「引き解け」にすればほどきやすくなる
手順3 〜4 のときに末端をU字状にして輪に通すと、いわゆる「引き解け」になる。末端を引っ張れば、するりとロープがほどける。
◎輪を作るだけでなく、モノに結ぶときにも使える輪を作って杭状のものに引っ掛けるのが基本の使い方だが、対象物に結びつけてもよい。犬をつないだり、バケツで水をくんだりするような、加重がかかったり抜けやすかったりする場合、巻き結びやふた結びより丈夫。
動画はこちら
イラスト/田中斉、長谷川弘
構成/DOCO(大塚真)、大澤竜二
-
PICK UP高評価な「ロープワークの本」
RELATED ARTICLES
関連記事