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【東京都】おすすめのオートキャンプ場
大都会のイメージが強い東京都だが、実は自然を満喫できるアウトドアスポットがある。2024年8月号のBE-PAL本誌でも紹介されたおすすめのオートキャンプ場を紹介! ファミリーキャンプから玄人向けまで過ごすスタイルに合うエリアが用意されている。
かなかな

カフェ併設のキャンプ場。タイニーハウス、エアストリーム、オートキャンプエリア、リバーサイドエリアに分かれている。それぞれの利用は1日1組のみなので静かに泊まれる。
ソロキャンや玄人向けとして注目されているのは、リバーサイドエリア。施設が管理する20mほどの川沿いを自由に使える。静かにキャンプをしたい人におすすめのエリアだ。

エアストリームはベッド付きで、BBQ、焚き火が可。タイニーハウスには露天風呂が付く。
※構成/中山夏美
BE-PAL 2024年8月号より
▼参考記事
【神奈川県】おすすめのオートキャンプ場
都会的な街もありながら、豊かな自然もある神奈川県。そんな神奈川県のおすすめオートキャンプ場をアウトドアライターの北村一樹さんに教えていただいた。川遊びやバーベキューなどアクティブな一日を楽しめるだろう。
ボスコオートキャンプベース

神奈川県のドライブスポットであり、多くの登山者が訪れるヤビツ峠沿いに位置するボスコオートキャンプベース。
神奈川県内の広大な山岳エリアである丹沢内にあり、場内を流れる川音や動植物の息遣いを感じられ、優雅な1日を過ごすことができる。
また釣り堀やピザ窯、湧き水などが利用でき、ファミリーやグループのキャンプでの思い出づくりにもおすすめ。
アクセスはマイカーとなり、東名高速秦野中井ICから40分ほど。デイキャンプの利用は事前予約が必要だ。
▼参考記事
西丹沢中川ロッヂ

神奈川県でも豊かな自然を有する山北町に位置するキャンプ場。
場内には河内川が流れ、夏は川遊びを楽しみながら広々とした場所でバーベキューができる。晴れている日に利用すると陽光を全身に浴びるが、暑くても目の前にある川で涼むことができるのであまり苦にならない。
抜けるような青空のもと、清々しいデイキャンプを楽しむならこちらがおすすめ。アクセスはマイカーが基本で、東名高速大井松田ICから50分ほどだ。
▼参考記事
ウェルキャンプ西丹沢

ウェルキャンプ西丹沢は、神奈川県西部の山深いエリアに位置するキャンプ場。
年間を通して県内外のアウトドアユーザーが訪れる西丹沢エリアは、山の原風景を現在に残すような豊かな自然があり、ウェルキャンプ西丹沢の場内を流れる川遊びから、多彩な動植物との出会いが待っている。
デイキャンプでバーベキューを楽しみながら、家族や友人等と濃厚な1日の思い出を作るのに最適だ。
アクセスはマイカーで東名高速大井松田ICから1時間ほど。公共交通機関では小田急線新松田駅から西丹沢ビジターセンター行、終点下車。
年間を通して県内外のアウトドアユーザーが訪れる西丹沢エリアは、山の原風景を現在に残すような豊かな自然があり、ウェルキャンプ西丹沢の場内を流れる川遊びから、多彩な動植物との出会いが待っている。
デイキャンプでバーベキューを楽しみながら、家族や友人等と濃厚な1日の思い出を作るのに最適だ。
アクセスはマイカーで東名高速大井松田ICから1時間ほど。公共交通機関では小田急線新松田駅から西丹沢ビジターセンター行、終点下車。
▼参考記事
青根キャンプ場

神奈川県と山梨県の県境にある道志みち。相模原市に位置する青根キャンプ場は清流・道志川が流れ、渓谷沿いでのんびりしたデイキャンプが楽しめる。
アクセスはマイカーの場合、圏央道・相模原ICより20分、公共交通機関ではJR中央線藤野駅、またはJR横浜線・京王相模原線の橋本よりバスでアクセス可能だ。
▼参考記事
滝沢園キャンプ場

秦野丹沢エリアの塔ノ岳麓にあるのが「滝沢園キャンプ場」。ベースキャンプ登山に挑戦したい初心者の方にもおすすめのスポットだ。
滝沢園キャンプ場は、オートサイトやバンガロー、フリーサイトでの宿泊ができるキャンプ場で、デイキャンプでの利用も可能。
アクセスが良好なためファミリー層やキャンプ初心者から人気があるほか、秦野丹沢エリアの山々の登山口に近いことから登山愛好家にも親しまれている。

天気が良ければ川沿いに、暑い日は樹林帯にテントを設営することができる。
登山前日は軽量チェアでのんびりくつろぎ、登山後は川から流れるBGMに癒やされる。とても贅沢な時間を過ごせる。

フリーサイトエリア内は、直火での焚き火が可能。アクセスに公共交通機関を利用する場合、道具はなるべく最小限で抑えたいもの。登山なので荷物は軽量にしたいけれど、キャンプ場では焚き火も存分に楽しみたい。そんなわがままな願いも、直火OKのフリーサイトならかなえられる。薪は受付で販売されているため、現地入手が可能なのも嬉しい。
「滝沢園キャンプ場」は、大倉バス停から10分ほどの場所に位置している。都心から電車に乗って2時間後にはキャンプ場に着けるので、初日の移動疲れが少ないのは「滝沢園キャンプ場」のおすすめポイント。
朝早くに自宅を出なくても、昼前に出れば午後にはキャンプ場で過ごせるので、「前日が仕事だから朝早く出るのは……」という人にもいいだろう。
▼参考記事
【埼玉県】おすすめのオートキャンプ場
都心からもアクセスしやすい埼玉県からは、ドッグフレンドリーな愛犬と楽しめるオートキャンプ場や近所の温泉が楽しめるキャンプ場をご紹介。BE-PAL本誌(2023年1月号~ 2025年3月号)にも掲載されたおすすめのオートキャンプ場をピックアップ。
KALオートガーデン-DOG friendly-

犬連れキャンパー向けの設備やサービスが充実。住宅は近いが、森に囲まれ静かな雰囲気。

2022年10月に車遊びを楽しめるキャンプ場として開業したが、利用者に犬連れキャンパーが多かったことから方向転換。
「ドッグフリーサイトを新設し、人気だった電源サイトも拡張し、サイトも広くして……。隣接する敷地に広いドッグランも作りました。9月に再オープンしましたが、場内の雰囲気もアメリカ西部開拓時代をイメージしたウエスタン調に変えました」とオーナーの長總優輝さん。
ハード面だけでなく、サービス内容もアップグレードした。なかでもユニークなのは受付の横にある「ウェルカムブース」。中ではウェルカムドリンクを楽しめるほか、アメニティーとして歯ブラシ、スポンジ、ドリップコーヒーを無料提供。テントで遊べるボードゲームなども並ぶ。
料金体系もユニークで、月曜日&木曜日なら大人2名、2,999円で泊まれる。「炊事場でお湯が使えなかったり、トイレの数が少なかったり、ご不便をおかけすることもあるので、ホテルを意識したホスピタリティーでカバーしています」と長總さん。関越自動車道・東松山ICから約15分。ホームセンターやスーパーも近く、思い立ったら気軽に利用できる立地も魅力だ。

広いドッグランも新設。地面にはワンコの足に優しい瓦パウダーが敷き詰められている。

フォトスポットも設置。かわいい~。

ワンコのオフ会で利用する人も多い。

受付に近い場所にある電源付きの星空サイト。目隠し用の柵で区画。

奥まった場所にある端っこサイト。全5区画。

ノーリードOKのドッグフリーサイトは全4区画。

タープいらずの屋根付きサイト。全2区画。

売店などがあるウェルカムブース。

歯ブラシなどのアメニティを無料提供。

ウェルカムドリンクもサービス。

ペット用シャワー。

炊事場など、各所にリードフックがある。

炊事場には環境に配慮した洗剤が自由に使える洗剤バーを設置。

炊事場のシンクは6つあり、十分。トイレは女性専用、男女兼用の2つ。掃除が行き届き清潔だ。
※構成/松村由美子 撮影/中村文隆(KALオートガーデン-DOG friendly-)
BE-PAL 2025年3月号より
営業:通年*火曜・水曜休み(祝日または祝前日の場合は営業)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:22
その他の宿泊施設:0棟
▼参考記事
ELL’S PARK 長瀞
埼玉県の長瀞町にある、豊かな自然の中で愛犬とアウトドア体験を楽しむことができるアウトドア複合施設「ELL’S PARK(エルズパーク)」。
飼い主として悔いのないように「愛犬のためにできること」はしてあげたい――。そんな思いから誕生したというこの施設は、犬と飼い主が濃密な時間を過ごせる場所を目指しているのだという。

「ELL’S PARK 長瀞」は、4つのエリアで構成された犬連れ専用アウトドア複合施設だ。
飼い主にとって愛犬は、家族であり、友人であり、相棒であり、人生の大切なパートナーだ。この施設が誕生した背景には、「愛犬が長瀞の豊かな自然環境の中で思い切り遊び、楽しく過ごすことができるような場所を提供したい」「アウトドア体験を通して、愛犬との絆を育んでほしい」という思いがあったという。


すべてのエリアで愛犬と楽しく快適に過ごせ、愛犬にも飼い主にも安心して過ごすことができるドッグフレンドリーな環境となっている。

秩父鉄道・長瀞駅より徒歩約15分、車の場合は関越自動車道・花園ICより国道140号を秩父方面へ約30分という立地にあるエルズパーク長瀞。その特徴を5つ、整理して紹介しよう。
1、犬好きスタッフたちのこだわりが詰まった施設・サービス
事業構想から施設創り、提供サービスの内容まで、犬好きのスタッフたちがすべてに携わっていて、かけがえのない愛犬との時間をより幸せに過ごすための空間やサービスが準備されている。
また、地元の動物病院と提携。愛犬の体調不良などのトラブルにも対応できるような体制も整えてあり、安心・安全を特に意識した施設・環境づくりにこだわっている。
※提携クリニック:ながとろペットクリニック




2、海外でもトレンド、プライベートドッグラン付きトレーラーハウス

全部で7棟になるトレーラーハウスは利用方法に合わせて4タイプが準備されている。
- 1棟限定、プライベートエリアでのサウナ・水風呂付きトレーラーハウス(推奨人数:~4名)
- サウナ・水風呂付きトレーラーハウス(推奨人数:~4名)1棟
- 屋上テラス付きトレーラーハウス(推奨人数:~2名)2棟
- ベーシックタイプのトレーラーハウス(推奨人数:~4名)3棟
トレーラーハウスはアメリカを中心に海外でもトレンドとなっていて、住居としても購入されているのだそう。
いつもと同じように整った環境の中で、愛犬と非日常な体験をしたい、愛犬とのアウトドア・旅行に慣れていないなど、初めてでも安心して使えるように、設備・アメニティも完備してある。






3、関東最大級、ノーリードで過ごすことができる広大なキャンプサイト


最大で600平方メートルとなるオートキャンプサイトは関東最大級の広さ。柵に囲まれていることからドッグランとしての機能も兼ねながら、安心して愛犬とキャンプを楽しむことができる。
- 大型タイプ:600平方メートル/テント3張りまで設営可能 計3サイト
- 通常タイプ:470平方メートル/テント2張りまで設営可能 計4サイト
※車は各サイト1台までが乗り入れ可能(2台以上の場合は、別途駐車場が利用できる)
※キャンプ初心者、荷物が多くなりがちなファミリー利用者など、希望に応じて手ぶらでキャンププランも用意。オプションでスタッフによる事前の設営も可能。
4、愛犬への想いが詰まった犬連れOKのカフェ&バル「Poteto&Cheese」


地元の人でも利用できるカフェ&バルでは、地元の食材をふんだんに使った料理を堪能できる。また、アルコール提供もあり、バーとしての利用も可。
愛犬と一緒にのんびりとした時間を共有できるようなドッグフレンドリーな飲食空間となっている。
5、長瀞町との提携で、長瀞町周辺でのさまざまな体験
長瀞町は知る人ぞ知る、ドッグフレンドリーな町。
また、ELL’S PARK 長瀞は犬連れ専用施設を提供するからこそ、地域でのマナーの徹底、定期的な清掃活動、地元の飲食店や施設との連携を行い、地域にも根付いた活動を通してペットツーリズムを通じた町興しを目指している。
施設単体での非日常体験だけではなく、長瀞町と共に「愛犬と一緒にまたきたくなる場所」として取り組んでいる。
※構成/風間 拓
BE-PAL 2024年5月号より
▼参考記事
リバーサイド長瀞オートキャンプ場

東京湾に注ぐ荒川上流部、長瀞渓谷の岸辺にあり、清流を眺めながら贅沢な時間を過ごせる。広場、ドッグラン、授乳室など、家族連れや犬連れに優しい設備が充実。関越道・花園ICから車で20分とアクセスの良さも人気要因。

※構成/風間 拓
BE-PAL 2024年5月号より
営業:3月~12月末
テントサイト:80
その他の宿泊施設:32棟
モデル料金:6,200円
▼参考記事
武甲キャンプ場

ハイカーで賑わう武甲山(標高1,304m)の麓に立地。林間サイトと武甲山を一望する河原サイトがあり、どちらも車の乗り入れが可能。目の前を流れる横瀬川では川遊びもできる。昔ながらのキャンプ場なので設備は古いが、温水洗浄便座付きトイレが導入されている。また、隣には秩父湯元武甲温泉があるので、撤収でかいた汗を流してから家路につこう!

秩父湯元武甲温泉の入浴料は、大人700円~、小学生以下400円~。
※構成/松村由美子
BE-PAL 2024年4月号より
営業:通年
テントサイト:88
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:4,400円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
▼参考記事
さいたま桃月園キャンプ場

「焚き火をしながらゆったりできる場所が近場にあったらいいのに……」。そんな都会の住人の夢をかなえるべく誕生。大宮中心部から車で20分、JR埼京線指扇駅から徒歩17分とアクセスが良いうえに、周辺には民家がない理想的な立地だ。
2,000円で薪が使い放題なので、存分に焚き火を楽しめる。テントサイトは車の乗り入れ不可だが、駐車場はサイトのそばなので問題はない。設備は炊事場、温水洗浄便座付きトイレ、無料のシャワーなど。併設のカフェでは週末限定でモーニングも提供(要予約)。




※構成/松村由美子
BE-PAL 2023年1月号より
営業:通年
予約:利用日の2か月前より
テントサイト:13
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
▼参考記事
【千葉県】おすすめのオートキャンプ場
千葉県にはまるで海外リゾートのような開放感のあるオートキャンプ場やカヌーやカヤックなどアクティビティが楽しめるオートキャンプ場など、まったりもアクティブも楽しめるアウトドアスポットがある。BE-PAL本誌(2023年3月号~2025年3月号)に掲載されたイチオシオートキャンプ場をご紹介しよう。
一番星ヴィレッジ

広大な牧草地には、夜になるとライトアップされる大きなケヤキのシンボルツリー。また、海外の絵本に出てきそうなツリーハウスなど、東京から車で約70分とは思えない、別世界の景色を楽しめる。

※構成/風間 拓
BE-PAL 2024年5月号より
▼参考記事
RECAMP館山

ヤシの木が立ち並び、まるで南国リゾートのような開放感が魅力。徒歩5分で平砂浦海岸に出ることができ、場内の高台からは海を眺めることも可能だ。キッズスペースもあり、ファミキャンにも最適!

※構成/風間拓
BE-PAL 2024年5月号より
営業:通年(水木定休)
テントサイト:147
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:6,600円〜
メールアドレス:yoyaku-tateyama@recamp.co.jp
▼参考記事
千里の風 THE CAMP
温泉宿「たてやま温泉 千里の風」の広大なガーデンスペースを活用して2020年に誕生。昨年11月からは全区画に車両乗り入れが可能になった。サイトはオートワイド区画(14m×10m)とオートレギュラー区画(12m×10m)の2種類。
8組限定で1区画が広いので、ゆったりとした時間が過ごせる。ホテルの敷地内にあるだけに、ビュッフェスタイルの夕食や朝食、露天風呂なども利用OK(要予約)。徒歩5分ほどの平砂浦海岸では釣りやサーフィンなども楽しめ、マリンスポーツの基地としてもオススメだ。

宿泊はテント、食事はホテルなど、ハイブリッド・キャンプが楽しめる。

1区画は120㎡~140㎡。電源付き。

炊事場では温水が利用できる。トイレはホテル内にある。

温泉入浴料金は大人1,000円~、子供500円~。
※構成/松村由美子
BE-PAL 2025年3月号より
営業:通年
予約:3か月前の1日より
テントサイト:8
その他の宿泊施設:
モデル料金:10,000円〜
▼参考記事
千葉ウシノヒロバ
「衰退する日本の酪農をデザインの力で支えたい」と、千葉市が運営していた牧場を、デザイン会社Chicabiがリノベーション。育成牧場としての機能は残しつつ、10万㎡の敷地にキャンプ場をオープン。さらに、工作などが楽しめるキッズスペース、地元野菜が並ぶマルシェも整備した。テントサイトは開放感抜群で、車の乗り入れもOK。トイレなどの共有施設に近いファミリー向け、ペットと過ごせるエリア、ソロでゆったり楽しめるエリア、牛舎を眺められるエリアの4つに分かれている。蓄電池を備えたオフグリッドのロッジもオススメだ。
クラフトなどのワークショップや動物とのふれあい体験なども季節ごとに開催している。都心から車で約60分とアクセスも良好! 気軽に里山の自然を楽しむにはもってこいのキャンプ場だ。

開放的なテントサイト。ソロ向けの月額定額プランも実施している。

元気に育つ牛の姿を見学することができる。

エコバッグを作る「植物ハントとたたき染め」は1,980円。

廃材を活用した「LEDランタン」作りは2,970円。開催日は事前に要確認。

共有施設はセンターハウス付近に集約。清潔な炊事棟。

トイレは温水洗浄便座付き。

シャワーは事前予約制だ。

ロッジは4人用と8人用の2種類。

扉が大きく開くのが特徴で、外との一体感が楽しめる。20,240円~。
※構成/松村由美子
BE-PAL 2024年9月号より
営業:通年(2月休業)
予約:6か月前より
テントサイト:155
その他の宿泊施設:4棟
モデル料金:9,020円〜
▼参考記事
きさらづCAMP ORGANIC FIELD in みたて

広大な金田みたて海岸潮干狩り場に位置する。都心から約1時間というアクセスの良さながら、抜群のロケーションで、東京湾アクアラインや海ほたる、富士山を望むことができる。とくに海越しの夕焼けがおすすめ。

※構成/風間 拓
BE-PAL 2024年5月号より
営業:通年
テントサイト:30
その他の宿泊施設:3棟
モデル料金:6,600円
▼参考記事
オートキャンプ・フルーツ村
林と小川に囲まれたファミリーとソロ専用のキャンプ場。22時完全消灯なので、静かな夜を過ごせる。その分、日中は自然を楽しんでもらいたいと、カヌーやカヤック、バウムクーヘン作り、簡単燻製体験教室など、さまざまなアクティビティーを提供。テントサイトは植栽で区切られたサイト、林間サイト、開放的な草地のサイトの3つのエリアがあり、5区画にAC電源が付いている。設備は清潔で、炊事場、トイレ、コインシャワーと、必要十分。週末の夜には、子供向けの映画鑑賞会を開催している。

林間、草地など、サイトの環境はさまざま。遊具も設置。

場内を流れる川ではカヌーやカヤックも体験できる(催行日は要事前確認)。1時間1,500円~。

夏はブルーベリー狩りを楽しめる。

管理が行き届いた設備。
※構成/松村由美子
BE-PAL 2023年8月号より
営業:通年
予約:1月1日より1年分の予約可能
テントサイト:53
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:5,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
▼参考記事
ゴールドマウンテンオートキャンプ場
設備充実型キャンプ場。なかでも人気なのは、レンガチップを敷き詰めた大小10サイトある、電源付きのドッグフリーサイト。トイレ棟近くにはペット専用の足洗い場があり、温水シャワーまで備わっている。設備はお湯の出る炊事棟、温水洗浄便座付きトイレ、女優ライト付き洗面台(女性のみ)など。犬連れキャンプ初心者も安心して利用できる。


※構成/松村由美子
BE-PAL 2023年3月号より
▼参考記事
ogawa GRAND lodge FIELD

千葉県柏市といえば、大手アウトドアチェーンやアウトドアブランドが多く入る商業施設があり、関東有数のアウトドアの集積地。そんな場所に、昨年7月アウトドアブランドのogawaが運営するキャンプ場「ogawa GRAND lodge FIELD」がオープン。1万7000坪にも及ぶ広大なゴルフ場の跡地を整備した。
車だと都心から1時間少々。こんな近場に緑豊かなフィールドが広がっているという。
常磐自動車道を柏ICで降り、国道16号線を千葉方面へ。この道は大型商業施設が立ち並ぶ賑やかな幹線道路だが、10分ほど走ってキャンプ場へ続く県道に入ると周囲の風景は一変。畑が広がるのどかな景色に。
ゴルフ場の芝生を存分に生かした気持ちいいサイト



「SDGs的な観点から、なるべく大きな工事を行なわずキャンプ場へとリノベーションしました。ゴルフ場のシンボル的な存在である防球ネットも、あえて残してあります」
そう語ってくれたのは支配人を務める小室さん。早速、受付を済ませてテントサイトへ移動すると……まさにゴルフ場そのものだ。ティーグラウンドやグリーンははっきりと面影を残しているし、砂こそ撤去されているものの、バンカーの窪みもそのまま。結構な落差で、子供たちの格好の遊び場となりそうだ。全体的に芝の状態がとても良く、マットを敷かなくても快眠できそうなほど柔らかい。空を広く見渡せる開放的な空間で、よく晴れた夜なら満天の星が見られそうだ。
ogawaのほぼ全ラインナップをじかに見られる


創業100年を超える老舗アウトドアブランドが手掛けているだけあって、テントやタープなどの充実したレンタル品が光る。そして、各スタッフさんがキャンプを熟知したプロフェッショナルという点も高ポイントだ。もし気になっているogawaのテントがあれば、事前に連絡を入れることをおすすめする。なんと、来場までにサンプルを設営・展示してくれるサービスを行なっているのだ。
さらに特筆したいのが、冬のアクティビティーとしてイチゴ農園が併設されており、ファミリーで収穫体験ができること。ゴールデンウィーク頃まで楽しめるので、ぜひお試しあれ!

構成/佐藤旅宇 撮影/高柳 健
BE-PAL 2023年3月号より
営業:通年
予約:随時
テントサイト:35+フリーサイト
モデル料金:7,000円〜(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
▼参考記事
【茨城県】おすすめのオートキャンプ場
茨城県にはMTBレンタルができるキャンプ場や、天文台があるキャンプ場など多彩なスポットがある。BE-PAL本誌(2025年2月号~8月号)に掲載された、ソロやデュオの少人数で過ごすのにおすすめなオートキャンプ場からファミリーでアクティブに楽しめるオートキャンプ場をご紹介する。
&GREEN龍ヶ崎

1986年に開園した龍ケ崎市森林公園が、樹上アスレチックやMTBの練習コース、テントサイトなどを整備し、今年3月にリニューアルしたばかり。自然を体感しながら泊まって遊べる施設として注目を集めている。
テントサイトは車の乗り入れ可能で、区画サイトとフリーサイトの2種類。フリーサイトは針葉樹林内にあり、樹木で自然に遮られていて、隣がさほど気にならない。ただし、雨の日は足元がぬかるむこともあるので注意が必要だ(現在、土壌改良中)。
設備は温水洗浄便座付きトイレ、温水の出る炊事棟、無料のシャワーと十分。新しく、清潔で快適。
ここに泊まるなら体験したいのが、隣接する樹上アスレチック「フォレストアドベンチャー」だ。空きがあれば当日予約もOKで1時間3,000円~。もうひとつの目玉、MTBコースは初心者向けコースも設定されているので。その他、散策路や遊びながら自転車の基本のワザを身につけられるバイクフィールドなどもある。
森の中で新鮮な空気を吸い、体を思い切り動かしてリフレッシュしよう!
テントサイトは2タイプ



ログキャビンもある!

フォレストアドベンチャーにチャレンジ!



トレイルアドベンチャーも楽しい!



設備は最新!






※構成/松村由美子 撮影/中村文隆(&GREEN龍ケ崎)
BE-PAL 2025年8月号より
営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:約50
その他の宿泊施設:5棟
ネット予約可能
温水洗浄便座あり
バリアフリー
温水が出る
器具による焚き火OK
ペットOK
コテージなどの宿泊棟あり
利用可能なキャリア:DOCOMO au SoftBank
▼参考記事
にこにこキャンプ

山の斜面を切り拓いて誕生した自然豊かなキャンプ場。テントサイトはバリエーション豊富で、管理棟上方にある上段オートサイト、山の中のペットサイト、下方の下段オートサイト、ペットサイト、渓流サイトなど。渓流サイト以外は車の乗り入れ可能だ。
いずれも地形や樹木を活かしたレイアウトで、隣がさほど気にならない。同じエリアでも奥まっていたり開けていたりと、環境はさまざま。チェックイン順にサイトを選べるので、お気に入りの場所を探そう。場内には八重桜を中心に、何種類ものサクラが植えられている。
設備は温水の出る炊事場(水は飲用不可)、温水洗浄便座付きトイレ、無料シャワーなど、十分。宿泊棟はツリーハウスやシンプルなミニハウスに加え、今春、薪ストーブ付きの半地下ハウスも登場した。



※構成/松村由美子
BE-PAL 2025年4月号より
▼参考記事
しもはじ埴輪キャンプ場

適度な人の営みが介入して生物多様性を維持していた里山の環境を取り戻すべく、2017年に耕作放棄地の再生をスタート。2年後、里山の暮らしを伝える場としてキャンプ場をオープンした。
「森の整備の際に出た木々は建物の修繕やクラフトの材料に。丸太は割って薪にしています」と、代表の大和幸生さん。テントサイトは林間サイト、栗の丘サイト、直火も可能な山桜サイトなど。車は乗り入れNGだが、その分、子供たちが安心して遊ぶことができる。場内には収穫体験が可能な菜園もあるが、落ち葉や刈り草、焚き火の灰などは土にすき込んでいるそうだ。
薪ストーブのレンタルも里山暮らし体験の一環で、「うちではペレットストーブも用意しています。木質ペレットは環境負荷が少なく、燃料費も1時間80円と安く、オススメです」。里山保全をコンセプトに掲げているので、趣旨に賛同する人に利用してもらいたいと、初回のみ会員登録料が必要となるが、会員になってはまる人が続出。スタッフといっしょに森を整備し、テントサイトの拡張に励む人も少なくないとか(笑)。


里山保全活動として薪を生産。

広葉樹の薪は1束1,650円(通常の2.5束分)。

ストーブのレンタルが豊富。

場内を走り回る子供たち。創造力を引き出すためのキッズキャンプも開催。

野菜の収穫。冬はシイタケも採れる。
テントサイトは多彩!

手前は栗拾いができる栗の丘サイト。奥の山桜サイトでは直火もOK(要事前申告)。
オートサイトも新登場

林間エリアに待望のオートサイトが2区画誕生。ソロやデュオにオススメ。

針葉樹に囲まれた林間サイト。ボッチキャンプ感満載だ。

栗の丘サイト。トイレや炊事場に近く便利。

ドッグランサイトも1区画ある。6,600円~。

手作りの管理棟。味のあるランタンなどが並ぶ。レンタルもOK。
設備はシンプル

管理棟横の炊事場。
カフェも併設!

敷地内の「納屋カフェ」。

室内に薪ストーブを設置。

地産地消のお膳ランチを提供。1,430円~。大人気なので予約がベター。
※構成/松村由美子 撮影/中村文隆(しもはじ埴輪キャンプ場)
BE-PAL 2025年2月号より
メール:simohajiyoyaku@gmail.com
営業:通年(毎週木~土曜。日曜はチェックアウトのみ。祝日は営業。)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:23
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:5,500円(大人2人で利用する際の目安)
▼参考記事
城里町総合野外活動センターふれあいの里
テントサイトは区画オートサイトと車の乗り入れNGのフリーサイトの2タイプ。ほかに別荘風のキャビン、山小屋風バンガローなど、さまざまな宿泊スタイルに対応。防寒グッズのレンタル品も豊富で、薪ストーブをはじめ、石油ストーブやホットカーペットなどもそろう。
敷地は広いが各エリアにトイレや炊事場が設けられ、使い勝手も良い。シャワーもあるが、日帰り温泉施設へは車で3分ほどだ。週末や祝日に開催されるピザ作り体験や敷地内にある天文台での観望会など、親子で楽しめるイベントも充実。

オートサイトは3か所に分かれている。うち10区画でAC電源が利用できる。

バンガロー。寝袋や調理器具等は持参のこと。6,000円。

天文台は毎週土曜日開館。

薪ストーブは1泊1,000円。電話で事前予約のこと。
※構成/松村由美子
BE-PAL 2025年2月号より
営業:通年
予約:毎年2/1より1年分の予約を受付
テントサイト:112
その他の宿泊施設:37棟
モデル料金:3,500円〜
▼参考記事
【栃木県】おすすめのオートキャンプ場
雄大な自然に触れたいなら栃木県のオートキャンプ場もおすすめだ。鎌倉山からの景色が望めるキャンプ場や関東一とも言われる水質の大蛇尾渓谷の近くにあるキャンプ場などBE-PAL本誌(2023年3月号~ 2024年9月号)に掲載されたおすすめスポットを紹介する。廃校を活かしたアートな空間で過ごせるひと味違うキャンプ場も要チェック!
鷲の巣キャンプ場

那珂川を見下ろす山の高台にあるキャンプ場。清流・那珂川の流域でとくに渓谷美が随一とされる、鎌倉山からの眺望が場内から楽しめる。秋から冬にかけて雲海が出現することもあり、それもまた絶景だ。

※構成/風間 拓
BE-PAL 2024年5月号より
▼参考記事
メープル那須高原キャンプグランド
ビギナーはもちろん、小さな子供連れのファミリーが快適に過ごせる設備やサービスが充実している。木立の中に整備されたオートサイトは通常サイトと水道付きの2タイプ。犬連れもOKで2匹までは無料だ。キッチン棟では温水が使え、電子レンジも設置。コインシャワーやランドリーも備わっている。場内に水遊びができる池や遊具も備わっているうえ、ピザ作りやビンゴ大会などの定期イベントや季節ごとのイベントも開催。個々で遊べるウォークラリーなどもあるので、たっぷり自然遊びが楽しめる。

オートサイトは木陰で全サイト電源付き。ファミリーおよびソロ・デュオ限定だ。

宿泊棟は全26棟。14,000円~。

水深50cmほどのメープル池では水遊びができる。

キャンプ用品などが当たるビンゴ大会は大人気!
構成/松村由美子
BE-PAL 2024年9月号より
営業:通年(火・水曜休)
予約:3か月前の1日より
テントサイト:111
その他の宿泊施設:26棟
モデル料金:7,000円〜
▼参考記事
大蛇尾渓谷『龍の国』オートキャンプ場

渓流釣りで有名な大蛇尾渓谷沿いに位置。その水質は、関東一ともいわれる。サイトは電源付きのオートサイト、キャンピングカーもOKな区画フリーサイト、手ぶらサイトの3種類。渓流での水遊びも充実していて、カヤック体験は無料。毎日18時半~22時まで渓谷がライトアップし、幻想的な景色が見られる。本格天然サウナも。

テラスから眺める渓流も◎。

オートサイトは電源付き。
構成/中山夏美
BE-PAL 2024年8月号より
住所:栃木県那須塩原市湯宮71-2
営業:3~11月(定休日あり)
テントサイト:72
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:7,700円~
▼参考記事
川治温泉薬師の湯キャンプ場
フリーサイトが約8区画、電源付きオートサイトが6区画、電源なしオートサイトが2区画。

2019年にオープンしたキャンプ場。男鹿川や山並みを眺めながら温泉を楽しめる、源泉かけ流しの共同浴場『薬師の湯』に隣接している。もともとは野球のグラウンドだったそうで、開放的な空間になっている。サイトは中央部が車の入れないフリーサイトに、鬼怒川に沿ったエリアが区画のオートサイトになっている。リーズナブルに利用できるソロキャンプ料金も設定されているのもうれしい(1,950円)。
全サイト、犬連れOKなので愛犬といっしょに過ごすのもいい。ただし、ほとんど木陰がないので、暑い時季にはタープは必須だ。設備はトイレと洗い場とシンプルだが、温泉もあるし、管理も行き届いている。最寄りの野岩鉄道会津鬼怒川線・川治湯元駅から徒歩約10分。敷地内には鉄橋が通っていて、ゆっくりと走る列車を見物できる。

炊事場には洗剤も常備。12月~3月は水道が止まる。

BBQ炉を利用する場合は1炉1時間500円。6人まで利用できる。

ピザ窯もある。

鬼怒川と男鹿川の合流地点に立地。下流のダム湖では、カヌーやSUPの体験ツアーも開催。

隣接する『川治温泉薬師の湯』。泉質は単純温泉。大人700円、子供350円。10:00~21:00。水曜休。
営業:通年
テントサイト:約16
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:4,500円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
▼参考記事
那須ユートピア 美野沢アートヴィレッジ
児童数の減少から統廃合を余儀なくされる学校。青春時代を過ごした学び舎が消えるのはなんとも物悲しい。しかし、なかには新たに生まれ変わるケースもある。それが那須ユートピア美野沢アートヴィレッジだ。

「子供たちの声が聞こえなくなってとても寂しい感じがしていました。でも、またこうして人が集まるようになり嬉しいです」
と、話すのはスタッフの後藤香織さん。以前は保護者としてこの小学校にたびたび足を運んでいた。廃校直前の生徒数は全校生徒合わせて十数名。運動会ともなると、親兄弟、地域住民、ご近所が総出で競い合って、校庭を走り回ったのだとか。地域ぐるみで子供たちを見守っていた、そんな雰囲気がうかがえる。
「今も近所の方はグラウンドに遊びに来たりしています。先日は大先輩の卒業生(70代くらい?)がお見えになって校歌を歌ったり、帰省がてら宿泊利用されていました。地域との関わりは形を変えて続いています」
校庭はヘリポートとしても活用でき、小学校のとき同様に地域で重要な役割を果たしている。
かつての教室は客室に! ホテルのような個室も

2016年に閉校し、当初はホテルとしてリノベーションされるはずだった美野沢小学校。だがコロナ禍に突入し、アートやキャンプ、サウナを主軸とした訪れやすい施設として生まれ変わることになった。校舎内のトイレなどは改修されているが、建物は小学校時代の面影を残している。校庭での特別活動(キャンプやサウナ)はもちろんのこと、美術、体育といった学校授業さながらの遊びが楽しめる設備も。屋内外に遊び場があるので、雨天時にも強い。ファミリーやグループで過ごすには絶好の遊び場といえるだろう。
我らがビーパル編集部員たちもアートに心打たれ、バスケですっかり童心に帰り、サウナで日頃の澱を洗い流す。きっと思い出したことだろう、純粋無垢な少年だったあの日のことを。
那須ユートピアがある那須町は、栃木県内の北側に位置しており、車で10分も走れば福島県という立地。周辺には民家が点在する田園風景でとても静か。周囲に街灯はほとんどないので夜は星が綺麗に見える。新たな息吹がもたらされた学び舎は、人びとが集う地域の支柱としての存在感がある。忘れていた遠い記憶がふっと蘇ってくる。そんなユートピアだった。
サウナや五右衛門風呂など癒やしのヴィラも充実!




国内外のアーティストの作品が各教室で競演





広~い体育館で童心に帰れる!



構成/須藤ナオミ 撮影/田渕睦深
BE-PAL 2023年3月号より
▼参考記事
BUSH CRAFT BASE

オーナーである君嶋陽一さんは林業を営みながら、先祖代々守られてきた自家所有の山林をキャンプ場として開業。匠の技で野営を楽しみたい人に向け、自分だけの空間で遊び倒せるアクティブなフィールドにした。山に響き渡るシカの雄叫び、空を優雅に舞うトンビなども感じられる。オートサイトもあるので、ワイルドな自然を楽しみたい初心者にもおすすめ。

構成/中山夏美
BE-PAL 2023年3月号より
営業:通年
予約:2か月前より
テントサイト:36
モデル料金(ソロ):1,500円〜
▼参考記事
アビルキャンプリゾート那須
ソロからファミリーキャンプ、ブッシュクラフトまで、多彩なニーズに対応したサイトを整備。シャワー、パウダールーム、コインランドリーなど、設備も充実。アスレチックエリアやドッグランなど、敷地内で楽しめる場所も多く、家族連れにもオススメだ。那須高原SAスマートICから5分と、アクセスも抜群!


構成/松村由美子
BE-PAL 2023年3月号より
▼参考記事
【群馬県】おすすめのオートキャンプ場
愛犬と過ごせるオートキャンプ場や、ノスタルジックな廃校で過ごせるオートキャンプ場など群馬県には様々なアウトドアスポットがある。BE-PAL本誌(2023年2月号~2024年8月号)掲載のおすすめスポットのほか、アウトドアライターののまどうさんに教えていただいたオートキャンプ場も紹介する。
丸沼高原キャンピングバレイ
群馬県・片品村にある、標高約1,400~1,500mの高原キャンプ場。 広大なゲレンデを活用した区画なしのフリーサイト形式で、車の乗り入れも可能。芝生と土の混ざるサイトは見晴らしが良く、自然の開放感に包まれる。夏でも夜は20度Cを下回ることもあり、星空観察やロープウェイを使った高地散策など、高原リゾートならではの楽しみ方が満載だ。
営業:6月1日〜11月3日
予約:ネット予約60日前から(電話予約3日前)
テントサイト:200
その他の宿泊施設:シャレー丸沼 20室
モデル料金:6,400円
▼参考記事
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
軽井沢や草津などの観光地からアクセスが良い、標高約1,300mの高原にある広大なキャンプ場。開放感あふれるサイト設計で、車の横付けも可能。広大な敷地に林間・草原サイトが配置されている。無印良品ならではのシンプルな施設設計と自然との調和が魅力だ。静かな車中泊を求める方にぴったり。
▼参考記事
谷川岳山麓オートキャンプ場

百名山・谷川岳の麓に位置し、近くには湯檜曽川が流れる(水遊び可能)。そばに人家はないエリアで星空を見るには最適。山深いが温泉やスーパー、水上ICは車で5~20分圏内だ。

※構成/須藤ナオミ
BE-PAL 2024年5月号より
営業:4月下旬~11月中旬
テントサイト:32
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,000円
メールアドレス:info@tanigawadake-camp.com
▼参考記事
尾瀬いわくらキャンプ場

手入れが行き届いた開放的な芝生のフリーサイトがメインだが、電源付きオートサイトも5区画ある。フリーサイトは広大で、満サイトでも窮屈感がなく快適。温水洗浄便座付きトイレ、給湯器付き炊事場など、設備は充実。隣接するホテル内の温泉を割引料金で利用できるのもいい。

ホテルの温泉。宿泊者は大人600円、子供400円。
※構成/松村由美子
BE-PAL 2024年8月号より
営業:4月~11月
予約:3か月前の1日より
テントサイト:約70
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:9,800円~
▼参考記事
THE FIVE RIVERS FINE GLAMPING 群馬白沢
2022年にオープンしたキャンプとグランピングを体験できる複合施設。オートサイトは28サイトあるが、全サイトが小川や自然の清流の近くにレイアウトされていて、2ルームテントを張っても余裕の広さが確保されている。
うちドッグフリーサイトは10区画で、面積は220~320㎡と広々。サイト内に車を2台まで停められ、電源が付属しているサイトも4区画ある。近くには共用のドッグランがあり、清流で水遊びもできるので、ワンコも大喜びだ。
リードは必須だが、電源のないオートサイトでもペットを受け入れている。グランピングドームは全6棟で、うち2棟は専用ドッグランが付属する。また、新しいだけに設備は十分。炊事棟ではお湯が使え、トイレやシャワーも清潔だ。尾瀬へも車で40分ほどなので、観光のベースとしてもGOOD。

広いドッグフリーサイトにワンコも大満足。水遊びOKの清流があるのもうれしい。

ドッグフリーサイトは定員6名。犬は3頭まで無料。

サイト近くには小川が流れ、せせらぎが耳に心地よい。
設備はピカピカ

キャンパー専用のバレルサウナ。温まったら清流白沢川で冷水浴。2~4名で利用できる。1人3,000円~。

設備は新しくて清潔。

レセプションはホテルのよう。
専用ドッグラン付きグランピングも!

キャンプサイトの奥にグランピングエリアが設けられている。6棟のうち2棟に専用ドッグランが付属。

1泊2食付きで、1人24,200円~。
構成/松村由美子
BE-PAL 2024年6月号より
営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:28
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:3,000円〜
▼参考記事
わんキャンドッグラン&キャンプ
ゲートを閉じればリード不要になるプライベートサイト(11m×10m)が6サイト、プライベートビッグサイト(11m×20m)が1サイトある(9,350円~)。
各サイトに水場と電源が付属し、車も乗り入れ可能。定員は決まっているが、臨機応変に対応しているので、予約時に相談しよう。リードは必要だが、一般フリーサイトも犬連れOKだ。
設備は温水の出る炊事場、ワンコ専用温水足洗い場など。場内には600坪のドッグランが3か所あるが、宿泊者は無料で利用できる。専属トレーナーが常駐しているので心強い。

プライベートサイトは眺望抜群。電源と水場も付属。

大・中・小型犬別にドッグランを整備。アジリティー(障害物)も設置されている。

一般フリーサイトは3サイト。3,850円。

共有の炊事棟では温水を利用できる。
※構成/松村由美子
BE-PAL 2024年6月号より
営業:通年
予約:随時
テントサイト:10
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:3,850円〜
▼参考記事
OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT

標高1,500mの山頂から見渡せる山々の景色は、日常では味わえない天空の世界。尾瀬国立公園の玄関口、群馬県片品村にあるので、ブナや白樺、天然記念物に指定されているレンゲツツジの群落など、豊かな自然環境も魅力だ。


※構成/風間 拓
BE-PAL 2024年5月号より
営業:5月中旬~10月中旬
テントサイト:71
その他の宿泊施設:40棟
モデル料金:7,300円~
▼参考記事
HOTAKANE BASE
2016年3月、統廃合によって閉校となった武尊根小学校を利活用するために、NPOが運営を開始し、同年10月にキャンプ場をオープンした。テントサイトのバリエーションも多く、初心者向きのウッドデッキサイト、地面がふかふかの天然芝生エリア、平日限定のソロキャンプエリアなど、さまざまな層に対応。
温水の使える炊事場、温水洗浄便座付きトイレなど、設備も十分だ。アウトドア会社が運営しているので、夏はカヌーや川下り、冬はスノートレッキングなどのアウトドア・ツアーも提供している。




構成/松村由美子
BE-PAL 2023年2月号より
営業:通年
予約:1か月前より
テントサイト:14
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
▼参考記事