セットするだけで自家用車が車中泊仕様車に変身! 超便利なオールインワン・キャビネットが出たー | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2025.12.07

セットするだけで自家用車が車中泊仕様車に変身! 超便利なオールインワン・キャビネットが出たー

セットするだけで自家用車が車中泊仕様車に変身! 超便利なオールインワン・キャビネットが出たー
キャンピングカーの達人、伴 隆之がソト遊びに便利な注目モデルをレビュー。今回はクルマそのものではなく、車中泊に必要な機能をセットにしたアイテムをご紹介!
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キャンピングカーの達人、伴 隆之のニューモデルレビュー!

ありそうでなかった! オールインワンモデル

SUVやワンボックスカーなど、車内に置くだけでキッチン&テーブル&収納機能が利用可能。

本格的なキャンピングカーは高くてとても手が出せないから、まずは車中泊からなんて人は多いのではないでしょうか。車中泊を始めるにはまずベッドキットや車中泊用のマットを購入するのが第一歩ですよね。純正シートを展開したり、荷室を上手に使ってベッドとして利用すれば車内で就寝が行えるようになります。

そして車中泊をしているのが外の人から見えないよう、カーテンやシェードなどを購入してプライバシーを確保するのが二歩目。これらは断熱効果や日差しをカットするなど、車内温度の調整にもひと役買ってくれ、快適性もプラスされる優れもの。

このふたつのアイテムがあれば、最低限ですが車中泊はなんとかなります。今回ご紹介するのは、それぞれのアイテム選びに悩むことなく、オールインワンで車中泊の楽しさをグンッと高めてくれるVan★Keyの「ハーミット・クラブ・システム78」です。ではさっそく細部を見ていきましょう。

テーブル&収納&水まわり機能を集約

Van★Key「HERMIT CRAB SYSYTEM 78」。サイズ:長さ760×奥行き346×高さ476mm/重量:約15kg

上の写真を見てもわかるように、パッと見ただけだとコンパクトなキャビネットです。でも、内部には開閉式テーブルをはじめ、電動ポンプ付き蛇口やシンク、給排水タンク、IHコンロに加え、2段トレーが備わるなど、機能が満載。このキャビネットを愛車にポンッと置くだけで、たちまち本格キャンピングカーのような車内へとはや変わり。車内でIHコンロを使って調理したり、テーブルで食事や仕事なんてこともできるし、カトラリーやLEDライトといった小物もキャビネット内のトレーで整とんできます。

また、本体下部にはスライドレッグが搭載されているので、設置もポンと置くだけで移動中の転倒なども防止できるよう工夫されています。さらに両サイドには持ち運びがしやすいように持ち手穴が備わり、本体重量も約15kgに抑えています。

エブリイへの搭載例。奥にはポータブル冷蔵庫を置いてキャンピングカーのような使い勝手。

ただ、実際に車内にセットするといっても車種によって広さは違うし、設置したい場所も異なるので、導入するのもちょっと心配ですよね。それを払拭するため、あらかじめシンクなどの位置を入れ替えることができる設計になっており、左壁寄り、右壁寄りなど好きな位置にセットできる点が大きな特徴となっています。

エブリイやアトレー、N-VANといった軽バンをはじめ、ジムニーやRAV4、カングーにフリードなど、数多くの車両での実績があり、さまざまな車両への導入例はホームページに紹介されているので、愛車に導入できるかの参考になると思います。

フタのように上へ開くとキッチンテーブルに変身。車内はもちろん、フィールドや家など、さまざまな場所で使えて便利。
電動ポンプ付きシンクシステムには蛇口と水栓も標準装備。電動ポンプの駆動はDC12Vなのでポータブル電源などが必要。
キッチン上部にあるパネルは表と裏でブラックとコルク柄のリバーシブル仕様。110mm OD缶ガスバーナー用とIHコンロ用の2枚が装備され、使い分けが可能。IHコンロの利用はポータブル電源などAC100Ⅴ電源が必要。
トレーのみが標準装備で写真の小物入れなどは自分の好みで用意。バスケットなどを置いて「見える収納」にしても楽しい。
給・排水タンクはオリーブ、グレー、ブラック、コヨーテの4色をラインナップ。容量は各5L。
サイドの有孔ボードとテーブルは無塗装仕様が標準なのでニスやオイルステイン、ペイントなどで仕上げていくのも楽しい。上部には持ち手穴、下部にACコードなどを通すスペースがあり、ポータブル電源などへの配線もしやすい。また、スライドレッグ搭載により設置性も高い。

クルマ以外のシーンでも使えて便利!

キャンプ場でもポンと外へ出して使うことができ、ソロ・カップルキャンプなどにも最適。

ハーミットの活用方法は車内での利用だけに留まらず、キャンプ場やガレージなど、屋内・屋外問わず使える点も魅力。いざというときのための防災アイテムとしても便利だと思います。ほかにも、複数車両を持っている人や車両の買い替え時などでも、ハーミット本体を運ぶだけで済んでしまうのもうれしいポイント。キャンピングカーを購入するぞ! となると予算的に厳しいですが、このハーミットなら導入しやすく、いろいろな車両にセットできるので長く使って楽しむことができます。それでいて使い勝手はもちろん、見た目もギア感のあるデザインでお洒落だし、自分好みにカスタムしてくのも楽しそう。

ちなみに品名である「ハーミット・クラブ・システム78」の数字にある「78」は100%のうちの78%を意味し、残りの22%はユーザー自身が使いやすくするための工夫や個性を出すカスタムという余白部分をあえて残し、合計して100%になりますという願いから命名されたもの。製品の質が78%という意味では決してなく、実際に取材してみてクオリティは驚くほど高いものでした。

車内やガレージなどで、ちょっとしたパソコン作業にも使える。
日ごろだけでなく、万が一の防災アイテムとしても便利。
本体のフレームを利用して100均やホームセンターなどのアイテムで写真のようなカスタムをして自分らしく作っていくのが面白い。

それと本体はフレーム部分がシルバーとブラックの2色から選べ、給排水タンクのカラーと組み合わせられるので、クルマやキャンプ道具などとのコーディネートもしやすいです。車中泊やキャンプなど、マルチで活躍するオールインワンなキャビネット。気になる価格は20万7900円(BLACK:22万1100円)。

問)Van★Key

伴 隆之さん

編集者・ライター

大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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