
CONTENTS
愛知県のキャンプ場4選
TSUNAGU camp

愛知県内のどこからでもアクセスしやすく、自然の豊かな作手高原に誕生。「開放的な空間で、いろんな人がコミュニケーションを取りやすい遊び場を創りたかった」と、オーナー、山崎大勝さん。
場内は「ドッグキャンプエリア」と通常の「つなぐエリア」に分かれている。ドッグキャンプエリアには高さ約170cmの柵に囲まれた約400㎡のサイトが4区画ある。設備は水場、洋式の仮設トイレ、シャワーと必要十分。
人と人をつなげたいとの思いから、ホタルを見る会などのイベントも予定している。

つなぐエリアは、区画高台サイトやフリーサイトなど。3,000円~

炊事場には洗剤を常備。

シャワーはシャンプー&リンス付き。500円。
▼参考記事
夜空と星のキャンプ場

営業:3月~11月(水・木曜定休)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:10
モデル料金:2,500円〜
天文ファンからも注目されている奥三河エリアの豊根村に誕生。オーナーはミュージシャンで、場内では音楽イベントやマルシェなども開催している。
テントサイトは貸し切り専用の第1キャンプ場とオートフリーサイトの第2キャンプ場の2種類。4名の利用でも、平日2,500円という破格の料金設定も魅力だ。第2キャンプ場には直火OKのファイヤーピットが1か所あるのもうれしい(先着順)。設備は水洗トイレ、洗い場とシンプルだが、管理人が24時間常駐しているため、何かと心強い。



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DAY FOREST Nukata

営業:通年(不定休)
予約:随時
テントサイト:1
モデル料金:20,000円〜(15名まで貸し切り)
「コロナ禍で休業を余儀なくされたとき、自然の中でヨガができる場所を作りたいと思いました」とは代表の松﨑礼子さん。また、オンライン会議など、デジタルまみれの生活が進んだことからデジタルデトックスの必要性を感じ、DIYや火おこしなど感性が豊かになれる体験も用意。森の中で行なう朝ヨガは心身ともにリフレッシュできる。

▼参考記事
茶臼山高原キャンプ場

「茶臼山」は愛知県在住読者の支持が多かった。
▼参考記事
岐阜県のキャンプ場10選
揖斐高原キャンピングフィールド AFUREPPA
営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:31
その他の宿泊施設:14棟
モデル料金:6,600円〜
廃業したスキー場のゲレンデをキャンプ場として営業していたが、テントサイトや管理棟を中心に大幅に手を加え、名称も新たにリニューアル・オープン。オートキャンプ広々サイトは21区画、ソロ・デュオサイト4区画、フリーサイト6区画を整備。
炊事棟は温水の利用もOKだ。管理棟には大浴場(17:00~21:00)と24時間利用可能なシャワールームがあり、宿泊者は無料で利用できるのがうれしい。魚のつかみ取りや釣りのアクティビティー、Eバイク、モルック等のレンタルも用意されている。

1区画140㎡の広々サイト。電源付き(1日550円)。6,600円~。

ソロ・デュオサイトは全4サイト。2,200円~。

コテージは屋根付きBBQ設備付きなので、雨の日でも安心。13,200円~。

温水が使える炊事棟。
▼参考記事
無印良品南乗鞍キャンプ場

営業:5月1日~~9月28日 ※2025年9月28日(日)で営業終了
テントサイト:221
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:4,000円~(大人2名+子供1名+車1台で1泊利用した場合のレギュラーシーズンの金額)
標高1,600mの高原地。草原、湖畔、林など自然のままを活かしたサイトが魅力だ。乗鞍岳と御嶽山の名峰に見守られながら、輝く星の数々を。場内には絶景の露天風呂もあり!

▼参考記事
Alpen Outdoors しろとりフィールド

営業:4月上旬~12月中旬
予約:3か月前の1日より
テントサイト:38
モデル料金:6,500円〜
スポーツ用品店、売り上げ国内1位のアルペンが、2022年7月に、自社所有のスキー場を中心とした複合リゾート施設「ウイングヒルズ白鳥リゾート」(岐阜県郡上市)内に初の直営キャンプ場をオープンした。
広大な敷地内に、第1期として、ソロやオートキャンプ、ペットと泊まれる3タイプの林間サイトと、眺望オートサイト、テントサイトを稼働。
最大の特徴は、同社のアウトドア専門店で販売している人気ギアを、低価格で借りられるところ。例えば、10万円を超えるテントは2,000円代で利用でき、テントだけでラインナップは29種類。また、設営・撤収をしてくれるサービスもあり、使って気に入れば、新品をネットで購入できる。
施設は標高1100mの高原にあり、晴れた夜には満天の星に照らされる。ほかにもゴンドラを使ったトレッキング、夏場のシャワークライミング、昆虫採集など、アクティビティーの豊富さも魅力だ。
こんな会社が運営!
アルペン

眺望サイト

レンタルで試してからネットで購入ができる
食事付きの手ぶらセットなどレンタルも充実。多くのレンタル品は、ECサイトや実店舗で購入できる。
天然温泉もある

充実のアクティビティー


このキャンプ場のこだわり3か条
1 レンタルでギアを試して買える
2 進化し続けるキャンプフィールド
3 眺望の良さにもこだわる!
▼参考記事
羽根谷だんだん公園キャンプ場

営業:通年(月曜、年末年始休)
予約:3か月前の1日より
テントサイト:40
その他の宿泊施設:
モデル料金:2,980円〜
※予約は「なっぷ」で受付
キャンプ場のある羽根谷だんだん公園は、養老山地の扇状地である羽根谷の砂防用堰堤を中心として造られた公園。岐阜県選定の「飛騨・美濃さくら三十三選」に選ばれたサクラの名所だ。
各サイトはヤエザクラの並木沿いに整備されていて、区画オートサイト、車が乗り入れできない芝生区画サイト、林間区画サイトがあるが、いずれからでもお花見が楽しめる。サクラが注目されがちだが、正面に見える山の新緑も美しい。さらには、場内からは濃尾平野が一望でき、夜には名古屋方面の夜景が楽しめるというオマケ付き。お花見の時季以外でもぜひ、利用したい。
設備は2023年にオープンしただけに、新しくて快適。炊事場やトイレは場内3か所にあり、数も十分。トイレは温水洗浄便座付きのうえ冷暖房も完備されている。Wi-Fiも全サイトで利用OK。ドッグランとデイサイトも登場している。シャワーはないが、週末には南濃温泉「水晶の湯」へマイクロバスの無料送迎がある。





▼参考記事
美濃白川アウトドアリゾート クオーレふれあいの里

営業:通年
予約:原則として3か月前の1日より
テントサイト:50
その他の宿泊施設:45棟
モデル料金:4,000円〜
冬季は割引料金でお得に利用できる! 宿泊棟のバリエーションも多く、ビギナーも安心
「道の駅 清流白川クオーレの里」に隣接する規模の大きなキャンプ場で、テントサイト、バンガロー、コテージ(貸別荘)などが整備されている。テントサイトは1区画約100㎡のオートサイト、車の横付け不可の林間フリーサイトなど。冬もほぼ積雪はなく、利用しやすい。
共有設備はお湯の出る炊事棟、温水洗浄便座付きトイレ、温水シャワーと十分。宿泊棟も種類が多く、さまざまなシーンに対応。バンガローは4人用~18人用がある。小型タイプは炊事棟、トイレ、シャワーは共用となるが、建物周辺にタープを設営して調理をするのはOKだ。
コテージはバス、トイレ、キッチン、調理家電などもそろっている。受付のある管理棟にはキャンプ用品を取り扱う売店のほか、コインランドリーやファストフードのお店などもあり、長期滞在も問題ない。
宿泊棟が充実!

6名タイプバンガロー。

室内に電源がある。寝袋等はレンタル可。11,000円~。

コテージはフル装備。

家電や調理器具、寝具、Wi-Fiなども完備。22,000円~。
設備は十分!

女性トイレの洗面スペース。トイレ棟は4棟ある。

炊事棟は6棟。一部で温水も利用可能。
売店も人気!

受付のある管理棟のクオーレセンター。

キャンプ用品やお土産、各種日用雑貨などを取りそろえた売店コーナーもある。
▼参考記事
塔の岩オートキャンプ場

営業:4月下旬~11月下旬
予約:3月1日~随時
テントサイト:180
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,800円~
付知川上流に位置し、テントサイト目の前に清流が見える。透明度が高く、水温も低くて気持ちいい。サイトはすべて区画されており、数は地域最大級。ファミリー専用サイトもある。

1区画5名まで利用可能。電源が必要な場合は事前予約を。
▼参考記事
アウトドアビレッジ373

営業:通年
予約:3か月前の1日より
テントサイト:なし
その他の宿泊施設:9棟
モデル料金:30,800円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
長良川の支流の畔に立地。自然体験の入り口になる施設を目指し、アウトドア好きの元教師が再建し、2023年にリニューアル。室内にテントや寝袋などがそろい、気軽にアウトドア体験できるコテージが大人気! BBQ設備も完備され、食材の手配もOK。キャンプサイトもある。敷地内には芝生のパークエリア、SUPなどが体験できるレイクエリア、生き物観察に適したリバーエリアなどがあり、体験プログラムも用意されている。アウトドアデビューをしたいファミリーにオススメだ。

SUPやカヌー体験もできる。

コテージは定員6名。リビング、2室の寝室、キッチン、トイレ、風呂を完備。

寝室に設営されたテントで宿泊体験。
▼参考記事
forenta-GIFU 東白川キャンプエリア

間伐して手入れの行き届いたヒノキの森の樹間を、アウトドアスペースとして区画貸し。1区画200〜300坪あり、林床には間伐の際に出た丸太がそのまま置かれ、自由に利用できる。また、胸高直径15cm以下の木は伐採でき、区画内にある山菜やキノコ、果実、水も採取や利用が可能(販売は禁止)。年額66,000円。


「はじめるまでは中上級者のソロキャンパーが多いかな、と思ったら、意外に初心者の方が多いんですよ」
実際に利用していた人に聞いてみたところ、「キャンプブームでどこのキャンプ場も混んでるから、会員制のほうが安心」「ちょっとした隙間時間に気兼ねなくデイキャンプに来られるのが魅力」「アットホームなイベントに参加しやすい」など、メリットも多いよう。
ほかにもキャンプギアやバイクなどのモノ系サブスク、農業やDIYなどの体験型サービスと、あらゆる方面でサブスク型が増えているが、まだまだ発展途上。新サービスの情報をキャッチして賢く遊び尽くそう!
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パスカル清見オートキャンプ場

営業:4月下旬~11月下旬
予約:随時
テントサイト:22
その他の宿泊施設:1棟
モデル料金:5,600円~
飛騨美濃せせらぎ街道沿い、標高810mに位置しているため、空気がさわやかで、避暑キャンプにぴったりだ。敷地は清流で知られる馬瀬川に囲まれていて、自然遊びの場としても環境抜群。魚つかみ体験、砂金採り体験など、子供が楽しめるプログラムを提供している。林間のテントサイトは8×8mほどで、全サイトにAC電源が付属。トイレ、シャワー、洗濯機もあり設備も十分だ。道の駅パスカル清見と隣接し、「明宝温泉湯星館」へは車で10分ほどと、何かと便利。連泊して、飛騨の自然を楽しみたい。
全テントサイトにAC電源が付属。

7~8月は、馬瀬川でイワナやアマゴを手づかみ体験できる。5匹3,500円。

砂金採り体験も開催。大人4,000円、小学生以下3,000円。

バンガローは2DKで定員8名。
▼参考記事
山のハコ-camp studio-

営業:通年(定休日あり)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:31
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:6,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
キャンプをはじめサイクリングやスキーなど、さまざまなアウトドア・アクティビティーが楽しめる岐阜県ひるがの高原に2024年に誕生。運営するのはコロナ禍でキャンプにはまったという山本ファミリー。「家族で秘密基地のように使えるキャンプ場を作る予定でしたが、紹介してもらった土地が広大すぎて、誰もが楽しめる場所にしようということになったんです」。
テントサイトはバリエーションが豊富で、ソロからファミリーまで利用OK。サイト間に段差を設けたり、立木で自然に仕切ったりして、レイアウトも工夫がされている。設備は温水の出る炊事棟、暖房便座付きトイレ、無料のシャワーなど。共用の焚き火テラスやハンモックなどもある。
自然環境は極上で、野鳥のさえずりや星空など、満足のいくオフタイムを過ごせる。「山のハコ」という屋号には大自然の中で各々がプライベート空間を作り上げていくという思いが込められている。その思いを実現するために利用者の声を聞き、オートサイトを増やすなど、オープン後も進化を続けている。今後コテージも完成する予定だ。

標高約1,000m。広葉樹と針葉樹の森に囲まれている。夜は真っ暗で、星空が美しい!
サイトバリエーションが豊富

フリーの星空サイト。車の乗り入れは不可。

ソロ限定サイト。2,000円~。

こもれびサイト。瓦チップが敷かれ、水はけ抜群!
施設充実!

サニタリー棟に炊事場、トイレ、シャワーを集約。

炊事場は温水が使える。

清潔な暖房便座付きトイレ。

売店では韓国のアウトドアギアも販売。

入り口左手にあるオシャレな管理棟。

オリジナルのシェラカップやコーヒー豆。

肉の自販機も設置。
場内でまったり♡

共用の焚き火テラス。

焚き火テラスのそばにはバーカウンターもある。仲間でバーを開くのも楽しそう。

場内を流れる小川。小さい子の水遊びに最適。

ウッドデッキ型ハンモック。

下には小川が流れていて、せせらぎをBGMに昼寝ができる。
撮影/中村文隆
▼参考記事
静岡県のキャンプ場12選
火剣山キャンプ場

営業:通年
予約:3か月前の1日より
テントサイト:18
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:1,420円〜
メール:info@hitsurugi-camp.com
静岡県菊川市と島田市との境にある火剣山(標高282.6m)の中腹、茶畑に囲まれた高台に立地。30年以上も前から続く知る人ぞ知る人気のキャンプ場だが、2024年に大幅にリニューアルされた。区画サイトが電源付きになり、ソロキャンパーも利用しやすいフリーサイトを新設。バンガローにもエアコンが設置され、暑い時季も快適に過ごせるようになった。
公営なので料金はリーズナブルだが、温水洗浄便座付きトイレ、炊事棟、シャワーなど、設備は必要十分。子供に人気のジャンボスライダーがあるのもうれしい。こちらを利用する際にはぜひ、往復約1時間の火剣山まで登ってみよう! 登山道からは富士山が見えるうえに、山頂からは、眼下に大茶園、南に遠州灘、西は浜松市街……と、大パノラマを楽しめる。
ソロにオススメ!

リニューアル時に新設された開放的なフリーサイト。車の乗り入れもOK!

区画オートサイトは電源付き。1,430円~。

火剣山への登山道を歩くと富士山が拝める。

トレーラーハウスが1棟ある。8,000円~。

バンガローは5棟。うち2棟でペット連れOK。3,130円~。

売店では肉などの食品のほか、消耗品やアウトドア用品も販売。
▼参考記事
不動の滝自然広場オートキャンプ場

休眠していたキャンプ場をスタッフ2人が大工さんの手を借りつつ2014年にリニューアルオープン。手作り感いっぱいの場内は、自然の森と庭の間のような雰囲気が心地いい。初めての人にも気軽に来てもらえるように、ノルディスクなどの大型テントを常設してレンタルしている。

また地元産の肉、野菜、川魚を盛り合わせたBBQセットも予約できるので、手ぶらでもキャンプごはんを楽しめる。場内には、コーヒースタンドやバーもあり、ちょっとリッチにキャンプをしてみたい人はとくにおすすめだ!
▼参考記事
朝霧ジャンボリー オートキャンプ場

標高800mの高原に、370㎢の広さを誇る広大なキャンプ場は、すべて区画なしのフリーサイトが魅力。開放感抜群のロケーションで、主役を張る富士山の眺めは一級品。一日中眺めていても飽きない。

▼参考記事
FUJIYAMA 泉の森キャンピングフィールド

営業:3月20日~1月3日
予約:随時
モデル料金(ソロ):3,000円(バイク2,500円)~
静岡県富士宮市の森の中、渓流釣りで人気の清流、芝川に架かる田貫橋のたもとに2020年にオープンした。芝川沿いのテントサイトは新緑に彩られ、雰囲気抜群。せせらぎや野鳥のさえずりが、日ごろの疲れを癒やしてくれる。広さはまちまちだが、ほぼすべてのサイトで電源が利用可能。炊事棟の蛇口からは富士山の雪解け水が流れ、温水も利用できる。リーズナブルな料金で利用できるソロ向けサイトも登場した。「ソロキャンプをしたいというお客さんが、自発的に開発してくれたんです(笑)。うちは手作りなので、炊事場の建設も、常連さんが手伝ってくれたんですよ」と、管理人の赤池智美さん。
テントを張れる場所はさほど広くないが、敷地面積は約4haと広大。そのほとんどは富士山の縁に位置する神秘的な森で、せせらぎあり、湧水ありと、変化に富み、散策するだけでもリフレッシュできる。毎週日曜日の朝は、無料のガイドツアー『湧き水たんけんタイムスリップトレッキング』も開催している。見て美しく、遊んで楽しく、飲んでおいしい。水の恵みを五感で感じられるキャンプ場だ。
木漏れ日がいいかんじ

芝川により近い野営感たっぷりの「島キャンプ」エリア。区画と林間サイトの2タイプがある。

区画のオートサイト。自然の地形を生かしているので、広さはまちまちだ。

管理棟と道をはさんだ場所にも区画オートサイトがある。
湧水の森を探検!


古富士山噴火の際に飛んできた10万年前の「源太郎岩」。

ヤマメの棲む清流、芝川沿いを歩く。

ゴールは富士山の雪解け水が湧き出る「セラビの泉」。日量3万5千tと水量豊か。
設備も充実!

炊事場の蛇口から出る水もセラビの泉と同じ、富士山の雪解け水だ。お湯も使える。

ほとんどのサイトで電源を利用できる。

トイレやシャワーも清潔。コインランドリーも設置される。

管理棟内の売店では薪も販売。
お待ちしています

撮影/富貴塚悠太
▼参考記事
小川の里オートキャンプ場

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:45
その他の宿泊施設:
モデル料金:6,000円
天竜川の支流のひとつで、清流として知られる気田川沿いに立地。全長約230m、幅約40mの、細長い敷地にテントサイトが整備されている。2023年6月の水害により敷地内に土砂が流入。管理棟やトイレなどが損壊してしまい、復旧工事をしながら営業を続けていたが、2024年に工事が完了。2025年4月末より完全復旧した。
テントサイトは手前サイト(旧区画サイト)、奥サイト(旧フリーサイト)、河原サイトの3種類で、いずれもフリーサイトで、車の乗り入れが可能。気田川に沿うようにソメイヨシノの並木が続いていて、どちらのサイトからもサクラを眺めることができる。
設備は炊事棟、仮設のトイレ、シャワーとシンプルだが、その分、豊かな自然を五感で堪能できる。



▼参考記事
AFPオートキャンプ場

営業:通年(テントサイトは1月6日〜2月末は閉鎖)
予約:3か月前より
テントサイト:15
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:5,200円〜
道の駅に隣接する食のテーマパーク内に誕生!
新鮮な牛乳、チーズ、ハムなどの畜産品が人気の「道の駅 朝霧高原」に隣接する「あさぎりフードパーク」内のオートキャンプ場。広々としたテントサイトは車の乗り入れOK。ほとんどの場所から富士山を眺められる。15サイト中3サイトは電源の利用が可能だ。
また、敷地内にはトレーラーハウス+ウッドデッキが付属するスタイルキャビンが2棟あるので、より手軽にキャンプ体験ができる。フードパーク内には酒蔵、お茶工房、菓子工房などが集まっていて、工場見学や予約制の体験メニューも提供!

スタイルキャビンは最大4名で、客室13㎡+デッキ18㎡。11,000円~。室内設備はエアコンと電源のみとシンプル。

パーク入り口。

芋けんぴ作りやバター作りなども体験できる。
▼参考記事
雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場

住所:静岡県賀茂郡松崎町雲見塩谷83-1
営業:通年
テントサイト:28
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:5,000円(サイトはソロ専用)
西伊豆にある眺望抜群のソロ専用キャンプ場。駿河湾はもちろん、はるか遠くに富士山の雄姿を拝める。駿河湾に沈む夕日はもちろん、夜は海に浮かぶ漁り火が美しい。無料の展望風呂からの眺望もおすすめ。

▼参考記事
南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場

伊豆半島の南端の高台に位置し、目の前は太平洋を見渡せる大パノラマが広がる。プライベート感が高いサイトも魅力。家族以外は1グループ2名までの制限があるので、静かな環境でひとときを過ごせる。海に沈む夕日を、のんびりと眺めていられる。


▼参考記事
negura campground

営業:通年(日・月曜休)
予約:2か月前より*予約はオンラインのみ
テントサイト:約30
モデル料金(ソロ):3,000円
クラファン支援の達成でスタートアップ!
坂道を登りきった先に広がる絶景に思わず感嘆の声が漏れる。富士山に沼津アルプス、駿河湾まで一望できる、絶好のロケーション。ここは、伊豆の入口に位置する函南町に、2021年12月にオープンした「negura campground」だ。
「1年かけてこの場所を探し当てました。毎日同じ場所に立ってみると、夕日の落ちる場所が日々変わることに気づく。都会で暮らしていたらこんな感動には出会えないんじゃないかな」
オーナーの渡部さんは、東京からここ函南町に移住したが、新幹線で都内に通いIT関係の仕事をしていた。
「もともと釣りやキャンプが好きで移住したんですけど、こっちで出会った友達は、デザインの仕事をやっていたり、木工で作品を作っていたりと自由業の人が多くて。自分も好きなことを仕事にしたい、と思いキャンプ場を作ることを決めました」
開拓中も含めたら、総面積は2.1ヘクタールと広大!




場所を探し当てたはいいが、当初の貯金は10万円。そこで、SNSを通してクラウドファンディングで資金を募ったところ、約1か月半で、1200万円の資金調達に成功(’21年9月)。しかも、集まったのはお金だけじゃなく、渡部さんの思いに共感した地域の人や技術者などの開拓仲間。すべての作業は極力DIYで、と公言していた渡部さんにとって、心強い味方だった。
「大学生から50代後半の人まで。職業も地元の園芸屋さんや大工さん、重機会社の人もいたりして。わからないことがあってX(旧Twitter)で呟くと、みんなが答えてくれる。クラファンとX(旧Twitter)がなければ、こんなに早く夢を実現できませんでしたね」
管理棟!? がキャンパーとの団欒場所

直火ピットを囲んで豪快な焚き火も


「僕はキャンプ場はロケーションが8割だと思っています。なので、ほぼすべてのサイトから富士山が見えるようにしたい。それでいて林間サイトには野趣を残し、トイレなどのインフラも高規格で快適に。今後は管理棟も建てたいですね」
キャンプでテントを立てることはいわば巣作り。その巣作りから連想される「寝ぐら」からこのキャンプ場の名は“negura campground”と名付けられた。
「neguraって、アウトドアの本質を表わす言葉のような気がして。これからも仲間と居心地の良いneguraを作っていきます」
どこでも直火OKの林間サイトもあり



施設&設備はみんなで手作り




このキャンプ場のこだわり3か条
1 自分だけでできると思わず迷わず周りに協力を仰ぐ
2 拡散力とシェア能力が強いX(旧Twitter)がメインツール
3 景色、野趣、高規格のいいとこ取りがモットー
※この特集のモデル料金とは大人2名+子供2名で1泊する際の目安です。ただし、このページのように(ソロ)と表記があるものは大人1名1泊の料金です(ともに税込み)。
撮影/小倉雄一郎
▼参考記事
キャンプベアード

営業:通年(フリーサイト/火・水曜休、オートサイト/水・木曜休)
予約:2か月前より *予約はオンラインのみ
テントサイト:37
モデル料金:5,500円〜
自然と一体のブルワリーがあった
キャンプベアードは、クラフトビールのブルワリー、ベアードブルーイングが〝いかにクラフトビールを美味しく飲んでもらえるか〟をコンセプトに掲げ、2018年にオープン。
「’14年にキャンプ場の跡地に醸造所を建て、できたてを飲んでほしいと思い開業しました」
と、スタッフの神田航平さん。鮎釣りで有名な修善寺・狩野川のほとりに位置し、とにかく水がいいのが特徴。水道水は一滴も使わず、ビールの仕込みもすべて軟水の湧き水を使っている。原料となるホップの一部も敷地内で無農薬栽培され、夏には収穫体験もできる。まさに自然と一体のブルワリーだ。
チェックイン時にウエルカムビール!?




「アウトドア好きやビール好きが宿泊でき、時間を気にせず施設内の自然を楽しめる、そんなビールと自然の楽園を目指したキャンプ場です」
このキャンプ場の最大の魅力は、なんといってもできたての生クラフトビールをキャンプしながら楽しめること。今回は無類のお酒好き、編集・町田と、ラム酒専門バーに勤める高橋彩子さんが我こそは、と志願。
まずはブルワリーのタップルームで受け付けを済ませる。ひとり1杯無料のフリードリンクチケットが手渡される。「早速、飲んじゃおっかな?」
目を輝かせるふたり。常時約20種類のビールが並び、どれひとつとして同じ味のものはない。
「うちはビールを飲んでもらうことが前提なので、デイキャンプは受け付けてないんです。まずは味わってみてください!」
できたてのクラフトビールがサイトに直行




サイトは工場前に位置するフリーテントサイトとキャンピングカーサイト、少し離れた川沿いのオートサイト&キャビンサイトのエリアに分かれる。
「グラウラーのリース(500円)をしているので、サイトへ生ビールを持ち帰ることもできますよ。もちろん、マイボトルをご持参いただいてもOKです」
生ビールを1ℓ、瓶ビールも買い込み、川沿いのサイトに移動。テントの設営もそこそこに
「まずは、カンパーイ!」
「あ、売店で買った鹿のソーセージでも焼きましょうか」
「あぁ、この香りはヤバイ。ビールが進んでしまう〜〜!!」
川のせせらぎに身を委ね、否、ビールの川にドップリ漬かり、ご機嫌な一日が過ぎていく。
3か所のサイトから好みの場所をチョイス



このキャンプ場のこだわり3か条
1 ビールをとことん楽しむためデイキャンプは禁止
2 ビールの奥深さを知るブルワリーツアーを開催
3 20歳未満のキャンパーのみの利用はNGを徹底
撮影/小倉雄一郎
▼参考記事
magichour.camp

地図には載らない秘密のキャンプ場。1区画8人までの5区画限定にしている。区画内ならテントは何張りでもOK。水は雨水を利用し、コンポストトイレ、明かりはソーラーライトと完全オフグリッドだ。希望者には10リットルの湧き水を用意。オーナーの打越文彦さんは就農し、自然から学びながら、その偉大さが伝わるキャンプ場を目指す。
敷地内には電線がなく、マジックアワーの美しさ、天然プラネタリウムが楽しめる。

富士山、駿河湾、伊豆半島が眺められる。
▼参考記事
びく石山静かな夜のキャンプ場

山頂付近に巨大な岩がある「びく石山」の麓に2024年オープン。ユニークなつくりのサイトが人気の「炭焼の杜 明ケ島キャンプ場」を手がけた松山拓也さんがプロデュースしている。
隣と十分な間隔を取った広々とした区画サイト、サイト内に設置されたコンテナの屋上で星空が眺められるコンテナサイト、1,000㎡の広い区画を貸し切れる池に隔たれた特別サイトなど、他にはないテントサイトが並ぶ。
コテージも独特で、山小屋風、古きよき旅館の和室風、ビジネスホテル風の3タイプ。インテリアや備品もそれぞれ異なっている。水場とトイレは管理棟とサイト内の2か所に設けられている。使い勝手が良く、数も十分だ。コテージ以外にシャワーはないが、車で10分弱の場所に日帰り温泉施設もある。

水辺を独り占めできる特別サイト。8,800円~。

コテージは3タイプ。ウッドデッキに露天風呂が設置されたタイプもある。9,900円~。

管理棟横にある水場。温水が利用できる。
▼参考記事
長野県のキャンプ場17選
ウィスラースカイベース小諸

蓼科連峰や八ヶ岳の眺望を楽しむことができる。標高約900mの高台から見下ろす佐久平の夜景も素晴らしく、夜には満天の星空が広がるなど、まさに天空キャンプが楽しめる。都心から車で約1時間30分というアクセスも◎。

▼参考記事
REWILD ZEKKEI GLAMPING RESORT

営業:4月27日〜10月20日
予約:3か月前の1日10時~
テントサイト:50
その他の宿泊施設:7棟
モデル料金:6,000円
標高1,600mの高原にあり、全面芝生の開放感が魅力のキャンプ場。高確率で出現し目の前に広がる雲海や、北アルプスに沈んでいく夕日、さらに晴れた夜は肉眼で天の川も見られるなど、まさに絶景のオンパレードを楽しめる。

▼参考記事
戸隠キャンプ場

妙高戸隠連山国立公園内にあり、標高1,200mに位置するキャンプ場からは、雄大な戸隠連峰が望める。併設の戸隠牧場では牛や馬が放牧され、のどかな景色の中で過ごせるのも魅力。乗馬体験やふれあい動物広場など、動物と遊べる施設も充実する。


▼参考記事
小梨平キャンプ場

読者の中にも山岳テントをかついでアルプスの山を渡り歩いた人も多いのではないだろうか?筆者もその一人。しかし、いつもガツガツのテント泊+縦走ばかり攻めているのもなんなので、たまにはの~んびりとただテントを張って、滞在する「だけ」のテント泊を満喫するならダントツでオススメ、の上高地に行ってきた。

アクセスは、東京からは朝イチでバスタ新宿発→松本→上高地直行バス(直行は本数が少ないので要確認)が便利!
もちろん、ローカル線をついでに満喫したいという方は松本→新島々を走っている松本電鉄に乗り、新島々→上高地のバスに乗り換えて向かうという手もある。
バスターミナルから歩いてほぼ3分(短っ!)、小梨平キャンプ場に到着する。
受付したあと広大な敷地の中から自分の好きな区画を選び、空いているスペースにさっそくテントを張る(大型テントを借りることもできる)。テントを張ってしまえばあとは、のんびり楽しむだけ♪なんと気楽なリゾート滞在!
小梨平キャンプ場には、とても山とは思えない品揃え豊富な売店があり、泊まりに必要なものはほぼ揃っている。希望に応じて、なべ、包丁、コンロ、まな板等もあり、炊事場も完備なので快適この上なし。肉や野菜などの材料も購入できる。さらに驚くのは酒類の豊富さ!地元産のワインはもちろん、小梨平で作ったという日本酒まで!生ビールも450円と安いし美味しい。さしずめ「ローカル色の強めなコンビニ」といったところ。さらに、小梨平にはお風呂もある。テント場に近いお風呂がいい方は小梨平で入浴、もしくは、少し歩いても良いなら、ホテルの日帰り入浴で温泉もアリ。

もうここからは、贅沢なのんびりタイムの始まり。
テント場には、各自思い思いにのんびり過ごす人の姿。
ただ座ってボーっとするのもよし、昼寝してもよし、ワインなんか買って昼飲みするのもよし、、、
標高1500mの別天地で、すぐそこには穂高連峰、足元には清流・梓川が水量豊かにとうとうと流れ続ける場所。
明神池までの往復、まったく先を急がないゆったり歩き2時間さんぽに行ってみた。川の流れる音を聞きながらゆっくり歩いても片道1時間で、幻想的な景色が広がる明神池に到着。
池のほとりには穂高神社奥宮があり、パワースポットとして来訪する方も多いようだ。御朱印も受けることができる。
アルプスの伏流水・湧水をたたえた透明度の高い池でカモが優雅に泳ぎ、川では魚がちらほら姿を見せる。
水も空気も澄み切っていて本当にすがすがしい気分。

夕食は、お土産屋さんなどで購入もできるし、小梨平の食堂でも種類豊富な食事から選べる(メニューによって早く終了するので注意)。朝ごはんは「朝定食」もあるので、本当~に困ることナシ。楽チンキャンプだ。
翌日も、夕方15時~16時台に上高地を出発して東京(新宿・渋谷)に直行するバスを確保しておけば、ギリギリまで別天地を満喫することができる。おしゃれなカフェでソフトクリームを食べたり、気ままに過ごそう。地ビールもおすすめ。グルメもスイーツも種類豊富でどれも美味しい!

爽やかな風を吸うだけ吸って、後ろ髪を引かれながら帰途に着いた。次回は1週間くらい滞在して、昼寝しながらゴロゴロ読書してみたい。小梨平キャンプ場は、上高地の閉山まで営業中だ。

イラスト・写真・文/コタロー
▼参考記事
和知野川キャンプ場

営業:通年(定休日あり)
予約:2か月前から
テントサイト:30
その他の宿泊施設:4棟
モデル料金:2,000円~
サイトのそばを流れる和知野川は、長野県河川水質検査で1位に選ばれたことがある清流。周辺は車通りが少ないのでとても静かに過ごせる。毎週日曜にはカフェで朝ごはんの提供あり。

日曜朝のカフェでは焼きあまごのお茶漬けなどが食べられる。
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おおぐて湖キャンプ場

営業:通年
テントサイト:50
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:7,500円(大人2名+子供1名+車1台で1泊利用した場合のレギュラーシーズンの金額)
標高730mの高原にある湖畔キャンプ場。全周500mほどの湖を囲うようにサイトが点在しており、湖の景色を独り占めしているようなプライベート感が魅力。景観を活かした結婚式プランがあるのも珍しい。

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Larch Forest Village

営業:通年
予約:1か月前の1日より
テントサイト:8
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:4,000円〜
カラマツ林を自分たちの手で切り拓き、トイレや炊事場などの建物もほぼ手作りで完成させ、2024年にオープンした。テントサイトはオートサイトが5区画、ソロサイトが1区画のみなので静かに過ごせる。
施設は温水洗浄便座付きトイレ、温水の出る炊事場と必要十分。五右衛門風呂も設置予定だ。標高が高いので、運がよければ12月からスノーキャンプが楽しめる。ただし、冬季は氷点下は当たり前なので、防寒対策は万全に。電源は利用できるが、500Wまでなので電気ストーブ等はNGだ。
カラマツ(Larch)に囲まれたテントサイト。雪中キャンプもOK。

手作りの炊事場。温水が使えて快適。

トイレは温水洗浄便座付き。

秋冬は場内でシイタケ狩りが楽しめる。販売もしている。
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Windera CAMPGROUNDS

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:5
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:2,980円~
八ヶ岳や南アルプスを望む標高830mの高原に立地。開放的なフリーサイトや、トレーラーハウスを改装したタイニーハウスに宿泊できる。テントサイトは車の乗り入れがNGだが、広さ約1,000㎡に対して13組程だ。今後オートサイトも整備予定だ。ペットもウェルカムで、手ぶらキャンプもOK。ステーキやアヒージョなど、簡単に調理できるメニューも充実。旅の拠点はもちろん、夏は避暑、冬はスノーキャンプと、1年を通して八ヶ岳山麓の自然を楽しめるのもいい。



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荒船パノラマキャンプフィールド

住所:長野県佐久市内山352-1
営業:4月から12月まで(※積雪等により変更の場合あり)
予約:随時
テントサイト:フリーサイト
その他の宿泊施設:6
モデル料金(ソロ):700円〜

内山牧場キャンプ場(旧名)でのキャンプ経験が、いま運営している「キャンプ民泊NONIWA」をはじめるきっかけになった。
一緒に行ったメンバーのなかにキャンプ未経験の人がいたので、普段自分たちが当たり前のようにやっているテントの設営や焚き火の火おこしをやってみせたところ、すごく喜んでくれ、そこからキャンプにハマってくれた。自分たちでも人に喜んでもらえることができる、キャンプ民泊という発想が思い浮かんだ瞬間だ。

すべてフリーサイトで大型テントも楽々。いまでも当時の友人たちとキャンプに出かける。星空と雲海は一見の価値あり。
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五光牧場オートキャンプ場

長野県と山梨県の県境、野辺山に位置し、広大な牧場がフリーサイトになっている。サイトは自然そのもの。木陰あり、広々とした草地ありと、好きな場所を選べる。傾斜地が多く、トイレまでが遠いのは少々辛いが、八ヶ岳を望む開放感あふれる眺めはほかでは味わえない。標高1,400mなので避暑にもおすすめ。
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カヤの平高原キャンプ場

営業: 6月~11月
予約:随時:
モデル料金(ソロ):3,000円(バイク・自転車1,500円)
問い合わせ:ホームページ内の専用フォームより
標高約1,400m。志賀高原の北部、上信越国立公園内に立地。周辺ではブナの原生林や高山植物が見られ、自然を満喫するには絶好。設備はシンプルだが、サイトはふかふかの草地。朝方には霧に包まれ、幻想的な雰囲気が味わえる。木陰が少ないので昼間は少々暑いが、夕方から朝方は快適。
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宮田高原キャンプ場

中央アルプスや伊那谷を望む標高1,650mの高原に立地。周辺には人家はなく、下界とは隔絶された別天地。避暑には最高だが、山の気候は変わりやすいので、防寒具は忘れずに。炊事場、簡易水洗トイレなど、設備は必要最小限だが、掃除は行き届いている。周辺には6本の遊歩道が整備されている。
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霧ケ峰キャンプ場

営業:7月~9月
予約:なし
テントサイト:約100
モデル料金(ソロ):730円~
電話:0266-52-2833(現地・営業期間中の問い合わせ)、0266-52-4141(諏訪市観光課施設管理係・営業期間外の問い合わせ)
昭和44年開業の昔ながらのキャンプ場。標高が1,600mと高く、夏でも快適。サイトは広々とした草地や土のフリーサイトからプライベート感のあるサイトまで、バリエーションが豊富。直火で焚き火ができるのもいい。クルマは乗り入れできないが、そのぶん静か。自然に包まれていることを実感できる。予約不要。
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おんたけ森きちオートキャンプ場

王滝村の最奥部に位置し、樹齢300年を超える天然林のサイトは静寂そのもの。脇を流れる白川には生活排水が流れ込んでおらず、その美しさは感涙もの。夏には子供たちの絶好の水遊びスポットとなる。標高1,050mと高く、避暑にもいい。
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駒出池キャンプ場

駒出池を囲むように作られた、クルマ乗り入れ不可のフリーサイトと、林間の区画のオートサイトがある。なかでもオススメなのは、シラカバやカラマツに囲まれた池の周りのフリーサイト。駐車場に近いため、荷物の運搬はさほど苦にならない。八ヶ岳登山の拠点となる白駒池まではクルマで約30分。
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ミヤシタヒルズ

標高1,000m、美ヶ原の東南麓に位地し、美ヶ原や浅間山の眺望が楽しめる。木もれ日が優しいシラカバなどの林間サイト、見晴らしのいい開放的な草原サイトがあり、ほとんどのサイトで直火が可能だ。コテージやバンガローもある。周辺は多数のトレッキングコースが整備されていて、山歩きや観光の拠点としてもぴったり。
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ライジングフィールド軽井沢
『軽井沢レクの森キャンプ場』が大幅にリニューアルされ、管理棟、炊事棟、トイレ、ランドリー、シャワー室、多目的ホールを新設。場内がアメリカンな雰囲気に統一された。キャンプサイトは7つのバリエーションから選べる。
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山梨県のキャンプ場10選
ほったらかしキャンプ場

標高約700mに位置し、眼下に甲府盆地を一望でき、正面には富士山がそびえ立つ絶好のロケーション。満天の星空や夜景も満喫でき、すぐそばにある「ほったらかし温泉」で日の出を見ながらの入浴も最高だ!

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みずがき山自然公園

住所:山梨県北杜市須玉町小尾8862-1
営業:4月下旬~11月(毎水曜休)
予約:予約不可
テントサイト:約100箇所
モデル料金(ソロ):1,500円
平成13年に開催された『第52回全国植樹祭』の主会場跡地、約1.1ヘクタールのエリアを利用して作られたキャンプ場。サイトはフラットな芝生で開放的。車の乗り入れは禁止だが、設営&撤収時のみは乗り入れ可。瑞牆山や南アルプスを望める。管理棟を兼ねた売店には地元食材が並び、軽食も食べられる。
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浩庵キャンプ場

住所:山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
営業:通年
テントサイト:130
その他の宿泊施設:8棟
モデル料金:5,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
正面には日本一の富士山がドンとそびえ、透明度の高い本栖湖の湖面には幻想的な逆さ富士が映り込む。この千円札の裏側にも描かれる風景を楽しめるキャンプ場は、誰もがぜひ一度は訪れてみたいと思える場所だ。

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ウエストリバーオートキャンプ場

南アルプス山麓の設備充実型キャンプ場。場内を流れる清流では水遊びのほか、エサ釣りやフライ&ルアーフィッシングが楽しめる。サイトはバリエーションが多くAC電源付きサイト、プライベートドッグランが付いたサイトなど。ルアーストラップ作りやオリジナルスパイス作りなどのイベントも開催。
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椿荘オートキャンプ場

椿沢のスギ林をキャンプ場として整備。オーナーいわく「うちはほったらかしだから」とのことで、場内にゆる~い空気がいい具合に漂っている。とはいえ、炊事棟、トイレ(温水洗浄便座付き)はきちんと管理されている。リピーターが多いのもうなずける。
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ウッドペッカー

営業:4月18日~11月18日
予約:電話または予約フォームにて
モデル料金(ソロ):4,300円(バイク2,800円)
オープンは1985年。手作りかつ予約制度導入の草分け的存在。テントサイトはカラマツの林間。標高1,000mで木陰が多いので、夏でも快適。このキャンプ場で特筆すべきは、とにかく設備が清潔だということ。時間制でお湯が使える炊事棟、温水洗浄便座付きのトイレ、シャワーなど、新しくはないがピカピカだ。
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一の瀬高原キャンプ場

営業:通年
予約:随時(電話またはメール)
テントサイト:約100張
モデル料金(ソロ): 1,500円(バイク1,300円)
笠取山の麓、標高1,250mに位置する高原のキャンプ場。周辺は東京都の水源の森として守られている。場内は2本の渓流が流れていて、釣りもOK。1万坪の広大な敷地は、高低差があるので、荷物運びはたいへん。だが、直火の焚き火が好きで、自然の中で静かにすごしたいワイルド派には絶対におすすめ。
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四尾連湖水明荘キャンプ場

標高850m、周囲1.2kmの四尾連湖を取り囲むようにテントサイトが並ぶキャンプ場。サイトは自然のままで、場所により直火もOK。車両進入禁止なので荷物は一輪車で運搬。設備はトイレと水場のみ。冬は水道が使えないので、水タンクを持参のこと。
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花の森オートキャンピア

道志川にほど近い山の中腹のキャンプ場で、場内には本格的なフィンランド製のログハウスやキャビンのほか、寝具から食器類まですべてが揃う、丸太杉を使ったログコテージがある。ともにベランダにハンモックが常備されており、読書や昼寝など、のんびりすごせる。6~9月にはジェットプールやジェットバスが登場。
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富士ヶ嶺おいしいキャンプ場

富士山を望む牧場を整備し、食べ物、空気、景色、すべてに「おいしい」がテーマのキャンプ場として、2013年7月にオープン。ユニークなのは通常のオートサイトに加え、雨の日でもキャンプができる屋根付きの全天候型サイトがあること。大人数で焚き火を楽しめるBarや食堂などのスペースも併設。
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福井県のキャンプ場2選
CAMPING SPACE 星空

東尋坊や雄島などの景勝地にほど近い海を望む場所に2022年オープン。サイトは4〜7区画、それぞれプライベートが満喫できる造りで静かな星空キャンプを楽しめる。

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九頭竜レイクサイドモビレージ

営業:4月〜11月下旬
テントサイト:52
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:4,350円~(大人2名+子供1名+車1台で1泊利用した場合のレギュラーシーズンの金額)
九頭竜湖畔の静かな環境のロケーション。大自然に恵まれたアウトドアスポットでもあり、湖ではSUPやカヌー、カヤックなどのアクティビティーが楽しめ、近くの川では渓流釣りもできる。桜、青葉、紅葉と、湖面に映し出される四季折々の表情を楽しもう。

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石川県のキャンプ場3選
能登リゾートエリア増穂浦

営業:通年(11月~4月中旬は水曜休)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:78
その他の宿泊施設:13棟
モデル料金:2,700円~
さまざまな貝殻が打ち寄せられ、日本三大小貝の名所として知られる増穂浦に隣接。遠浅なので安心して海水浴を楽しめる。テントサイトは、水道とAC電源が付いた区画オートサイト、キャンピングカー専用サイト、高床式サイト、フリーサイトの4タイプ。ケビンは、4人用、5人用、20人用がある。設備は炊事場、トイレ、シャワーと十分。土日祝日にはバギーやセグウェイ体験もOK。

松林内のフリーテントサイト。車の横付けはできない。

遠浅で安心して泳げる。
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イトノモリ

営業:4月~11月
予約:4か月前から
テントサイト:13
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:6,000円~
静かな山の中に清流が流れるだけ。電気も水道もなく、携帯電話の電波も届かない。喧騒を忘れ、デジタル社会から離れたい人にとってはうってつけの場所だ。川沿いにはドラム缶風呂とテントサウナ(別料金)が設置されている。

体を冷ますときは川に入るのもいい。
▼参考記事
うみっこらんど七塚キャンプ場

遠浅の海岸に隣接する自然体感施設で、キャンプ場と昭和初期から30年代の能登の漁村を再現した「海と渚の博物館」を併設。テントサイトは全面芝生で、区画オートサイトと車の乗り入れ不可のフリーサイトがある。
薪の使用は禁止されているが、脚の高い炭火用グリルは利用OK。博物館ではゲーム感覚で櫓漕ぎのシミュレーションが楽しめる。場内の芝生広場には遊具も設置されている。

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新潟県のキャンプ場5選
ヒーリングガーデンたかなみ

住所:新潟県糸魚川市小滝19336
メールアドレス:takanami.19336@gmail.com
営業:4月下旬〜11月上旬
テントサイト:50
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:2,300円
豊かな自然が残る「高浪の池」に隣接する。背後にある明星山の大岩壁や、四季折々の草木の表情が水面に映り込む様は幻想的。池では巨大魚の目撃情報が相次ぎ、地元では「浪太郎」と呼ばれて親しまれている。

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スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールド

人気アウトドア・メーカー、スノーピークの直営キャンプ場。粟ケ岳と守門岳が眺められる丘陵地に位置し、本社や工場のある約5万坪の敷地内に併設。自然の傾斜を活かした草地のテントサイトはいっさい区画がなく、かなりワイルド。とはいえ設備は近代的で、暖房便座、給湯設備なども揃う。スノーピークの全アイテムをレンタル可能。
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笹ヶ峰キャンプ場

営業:7月1日~10月中旬(9月の営業は土・日のみ)
予約:フリーサイトは不可(オートサイトは電話またはホームページから)
テントサイト:233
モデル料金(ソロ):2,100円〜
区画のオートサイトとクルマ乗り入れ不可のフリーサイトがある。フリーサイトは広い草地、日陰が心地よいシラカバ林など、バリエーションが豊富。携帯電話は一切つながらないので、日常を忘れて自然の中に入り込める。日帰り可能な妙高山(標高2,454m)、火打山(標高2, 462m)の登山口はすぐそば。
▼参考記事
RIVERSIDE VILLAGE(旧:湯沢リバーサイドキャンプサイト&カフェ)

越後湯沢の山あいにあるキャンプ場。オートキャンプはできないが、テントサイトはフリーサイトで木漏れ日が心地よい。場内には小川が流れ、子供も安心して遊べる。
▼参考記事
Sunset Side Base

海水浴も楽しめる瀬波海岸を見下ろす高台に、2022年8月にオープン。キャンプ好きのオーナーが絶景の地を選んで開業したそうで、開放的な場内からは日本海を一望できる。特に、水平線に沈む夕日の美しさは格別。徐々に海面が茜色に染まる光景をサイトから眺められるなんて、贅沢すぎる。周辺には人工的な明かりもなく、星空も極上。

▼参考記事
富山県のキャンプ場
内山分校キャンプ場

石川との県境に近い小さな集落に立地。そこだけ時が止まっているかのような廃校跡を、タケダ校長こと竹田尚弘さんが開拓し、2022年にキャンプ場としてオープンした。
設備は炊事場と簡易トイレ、薪や飲料を売っている購買部とシンプルだが、最大の魅力は直火で焚き火ができること。利用者もソロやデュオがほとんどで、ワイルドなスタイルでキャンプを楽しんでいる。
テントサイトは2サイトのみで、車の乗り入れもOK。通年営業だが、雪の状況によって利用できない日もあるので、事前に確認のこと。

直火もOK!


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