
CONTENTS
爽やかな風味がアクセントのメインレシピ
レモンを使ったメインレシピ
鶏団子のレモン鍋
爽やかな酸味のなかに昆布だしが香る、大人味の鍋。鶏団子にもレモンを混ぜることで、最高のハーモニーを奏でます!
材料(4人分)
レモン 2~3個
白菜 1/8個
ブナシメジ 1パック
〈だし材料〉
昆布だし 6カップ
酒 1/4カップ
薄口しょう油 大さじ2
〈鶏だんご材料〉
鶏ひき肉 200g
万能ネギ 8本
レモンの皮のすりおろし 1個分
オリーブオイル 少々
(A)
塩 小さじ2/3
酒 小さじ2
しょう油 小さじ2
片栗粉 小さじ2
作り方
【1】レモンは薄くスライスします。
白菜を葉はざく切りに芯は繊維に沿って細切りにします。ブナシメジは小房に分けます。
【2】鶏だんごを作ります。鶏だんご材料と(A)をボウルに入れて粘りが出るまでよく混ぜ合わせます。
【3】鍋にだし材料を入れて沸騰させ、白菜とブナシメジを入れ、鶏だんごをスプーンで丸めながら加えて煮込みます。
【4】野菜と鶏だんごに火が通ったら、レモンを鍋全体に浮かべて完成です。
レモンの薄切りは、ある程度香りがついたら取り出すと、えぐみが出ません。
だんごは2本のスプーンを使い、丸めながら入れていくと、手も汚れず楽です。

▼参考記事
骨つき鶏手羽元肉で塩レモン鍋
レモンと塩で味付けするさっぱり味の洋風鍋です。骨付きの鶏肉の出汁がしっかり出たスープに、レモンの酸味が効いたお子さまから大人まで楽しめる鍋料理です。
材料(2〜3人前)

今回使用する食材です
手羽元肉 7本
長ネギ 1本
白菜 5枚
しめじ 1パック
にんにく 1片
レモン 1個
ケイパー 大さじ1
薄力粉 大さじ2
白ワイン 1/2カップ
バジル 2枝
塩胡椒 適宜
オリーブオイル 小さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1
野菜はお好みで、種類や量を増やしても大丈夫です。白ワインは辛口タイプのものがおすすめです。レモンは皮から若干苦味が出るので、皮をよく洗ってから調理しましょう。
下準備

手羽元肉は袋に入れて下処理をすると洗い物が少なく済みます
【1】手羽元肉を袋に入れて塩胡椒を揉み込み、薄力粉を入れて振るようにして下味をつけます。

野菜をカットします
【2】しめじは石づきを取り除き、手で房に分けます。白菜はざく切りにし、長ネギは3cm程の長さに切ります。レモンは輪切りにします。にんにくは皮を剥いて半割りにします。

カットした野菜も、ジップロックなどの保存袋に入れます
ここまでの作業を自宅仕込みとして準備することで、キャンプ場へ行ってからの作業が格段に少なく、とても便利です。

生バジルが手に入らない場合は、乾燥バジルでも大丈夫です
バジルを持ち運ぶ際は、パックや袋に入ったままだと黒くなりやすいので注意しましょう。濡らしたペーパーを根元に巻いて、ラップで包むことで変色を防ぐことができます。乾燥バジルでも作れますが、生バジルを最後に飾ることで、彩りがあって綺麗な仕上がりになるのでおすすめです。
作り方

お肉は重ならないように鍋に並べましょう
【1】鍋を温め、オリーブオイルをしき、にんにくと手羽元肉を並べます。

肉はしっかり焼けると、鍋底から綺麗に剥がれるので途中で触らないように気をつけましょう
【2】手羽元肉の表面がきつね色になるまで焼きます。この段階では、鶏肉の表面だけ焼けていれば大丈夫です。

レモンは煮崩れやすいので一番上に置きましょう
【3】下準備したカット野菜(しめじ、白菜、長ネギ)を入れ、白ワイン、鶏がらスープの素、水300mlを入れ蓋をします。弱火でゆっくり加熱します。

途中、水分が足らなくなったら適宜、足しながら煮ます

ケイパーは、お好みで入れなくても美味しく召し上がれます
肉が骨からホロッと取れるくらいの柔らかさになったら、ケイパーを入れます。水分量を水で調節し、塩胡椒で味を整えます。仕上げに上にバジルを散らして完成です。
▼参考記事
魚の塩釜焼きにんにく香草レモン風味
塩釜+焚き火で新鮮な魚のうま味を凝縮したレシピをご紹介します。
材料(4人分)
魚(20~40cmくらい) 1尾
塩 1~3kg(魚のサイズで調整)
卵白 1~3個
にんにく 3片
レモン 1個
月桃の葉 数枚(笹の葉でも可)
飾り用のミニトマト&パセリ 適量
ローズマリー、フェンネル、タイム、スイートバジルなどの香草 適量
作り方
【1】食べたい魚を準備します。
【2】魚の腹に香草を詰めます。
【3】身に切り込みを入れ、切れ目にもにんにくと香草を詰めます。魚の表面にたっぷりの香草、刻んだレモンの皮をちらしたら、月桃の葉で包みます。
【4】卵白で練った塩で全体を包み、鉄板などに載せ、熾火でじっくり蒸し焼きにします。この時、下火を強くしすぎないようにしましょう。上火8下火2くらいでOK。熾火をうまく作り、遠赤外線でじんわりと焼くのが成功のポイントです。
【5】塩釜の表面全体がキツネ色に焦げてくれば完成です(約1時間)。
【6】塩釜をハンマー等で割り、魚の上にミニトマト、パセリを飾ります。
▼参考記事
塩レモンタレの炭火焼豚肉
塩レモンの風味が、豚肉の脂の甘みと、とても相性のよい仕上がりになっています。厚切りの豚肉も、塩レモンタレにつけることで、ジューシーで旨味たっぷりの焼き上がりになります。
材料(2〜3人前)

塩レモンタレには、焼肉用豚肉を使用します。
焼肉用豚肉 300g
おろしにんにく 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
レモン 1/2個
料理酒 大さじ1
胡椒 少量
ローズマリー お好み
下準備

ローズマリーは、豚肉の臭みを取り除いてくれます。
【1】保存袋にすべての食材を入れます。レモンは、果肉を絞ってタレの中に入れます。
【2】肉にタレがまんべんなく行き渡るように、手で全体をよく混ぜましょう。強く揉みすぎると、中のタレが出てきてしまったり、袋が破けたりするので気をつけましょう。
【3】15分ほど漬け込むと食べられますが、理想は一晩漬け込んだ状態です。時間を置くことで、肉の中までしっかり味が入り、旨味がアップするので、美味しく焼き上がります。
ここまでの工程を自宅で行なうことで、現地での作業が少なくなるので事前準備としておすすめです。
作り方

【1】漬け込みダレのついたお肉は焦げやすいので、遠火でゆっくり焼くように気を付けましょう。

【2】中まで火が入ったら食べごろです。
漬け込み肉は、肉自体にしっかり味がついているので、焼肉のタレなどにつけなくともそのまま食べられます。中までしっかり味が染み込んでいるので、噛めば噛むほど肉の旨味が口の中に広がります。
このレシピは、BBQの際のタレ専用皿などを用意しなくてもよいので、とても食べやすいというところもポイントです。
▼参考記事
春野菜のスパイシータジン鍋
春は、なにかとカラダに不調が出やすい時季です。春は解毒の季節といわれています。食事は、旬の食材に酸味をプラスすることで、冬に溜め込んでしまった不要なものを排出することができます。酸味は疲れやストレス緩和にも効果的です。そんな悩みを解消してくれるレシピを紹介します。
材料

今回使用した材料です。
春キャベツ 1/8個程度
春にんじん 中1/2本
新玉ねぎ 中1個
新ジャガイモ 大1個
エリンギ 大1本
にんにく 1~2片(スライス)
パクチー 適量
塩レモン 適宜
オリーブオイル 大さじ1~
塩レモンの作り方はこちらからご覧いただけます。
※事前に塩レモンが準備できない場合には、「即席塩レモン」レシピをこの後ご紹介します。

ホールではなくパウダーでも可。好みのスパイスミックスでもOKです。
<スパイス>
好みのスパイスミックスなどを使っても可。
クミン 小さじ1/2
コリアンダー 小さじ1/2
クローヴ 少々
カルダモン 少々
ブラックペッパー 小さじ1~
水 50ml
塩レモンの即席レシピ
塩レモンの材料
レモン(国産) 1個分
天然塩 小さじ1
きび砂糖 少々
塩レモンの作り方
【1】レモンをきれいに洗い、皮ごとみじん切りにしボウルに入れます。
【2】【1】のボウルに塩ときび砂糖を入れ、よく混ぜ合わせ味を馴染ませます。砂糖を入れることで短時間でもマイルドな風味に仕上がります。
それではタジン鍋を作っていきましょう。
作り方
【1】エリンギ以外の野菜をきれいに洗い水気をきります。
【2】それぞれ食べやすい大きさにカットします。

にんじんはピーラーでリボン状にすると食べやすくなります。
【3】野菜とオリーブオイル、スパイスをまんべんなく混ぜ合わせます。
【4】タジン鍋にバランスよく野菜を入れていきます。最後に塩レモンスライスをのせます。
【5】蓋をして弱火でじっくりと火を通していきます。

一度蓋をしたらできるだけ蓋は開けないようにしましょう。弱火でじっくり蓋を開けずに蒸し煮にするのが美味しさのポイントです。
【6】しばらくすると、鍋と蓋の間に水分が出てきます。15~20分くらいが蒸しあがりの目安です。10分くらい経過したら蓋を開けてもいい頃合いです。一度蓋を開けてジャガイモの固さを確認しましょう。ジャガイモが柔らかくなっていれば完成です。
【7】塩レモンは取り出します。取り出した塩レモンは食べる際に少量混ぜ合わせながら食べるなどお好みで。
【8】パクチーをたっぷり添えれば完成です。
▼参考記事
レモンでさっぱりいただくごはん・麺などの主食レシピ
レモンを使った主食レシピ
レモンライス
「レモンライス」は、南インドでよく食べられているレモン風味のスパイスご飯です。レモン果汁をたっぷり混ぜ合わせたご飯はさっぱりと食べられて、夏疲れした時季のカラダにもぴったりのメニューです。本場南インドでは、レモンライス単品で食べるのはもちろん、今回紹介するアチャールやライタ(ヨーグルト)を添えたり、カレーやチキンなどと一緒に食べられています。
ターメリックやレモンを使って作るレモンライスは、時間が経っても美味しく食べられることから地元ではお弁当としてレモンライスを作ることも多いそう。
通常は、インディカ米を使って作られていますが、ここでは日本の米を使って美味しく作るコツも一緒に紹介していきます。
材料(2人分)

今回使用した材料です。
米 1.5~2合
油 大さじ2
マスタードシード 大さじ1
ターメリック 小さじ1/2
塩 小さじ1/2~
レモン 1個分(輪切りとレモン汁用)
青唐辛子(ししとうでも可)
アーモンドやピーナッツ(あれば)
香菜(お好みで)
下準備
【1】レモンの輪切りを人数分作り、残りは絞っておきます。
【2】青唐辛子は細かめのさいの目切りにします。
【3】ナッツは乾煎りしておきます。
作り方
【1】米を洗い水けを切っておきます。
米の分量よりきもち少なめの水を注ぎ、5分ほど浸水します。この浸水時間がポイントです。浸水時間を短くすることで粘り気の少ないパラリとした食感のご飯に仕上がります。
【2】【1】にターメリック、塩、青唐辛子を入れ炊きます。

火加減は中火。沸騰したら弱火にして10分、火を止めて10分蒸らします。蒸し終わったら、器やボウルに移します。
【3】小さめのフライパン(ここではミニスキレットを使用)に油とマスタードシードを入れ弱火で炒めます。マスタードシードがプチプチと弾けてきたら青唐辛子を入れて軽く揚げ焼きにします。青唐辛子を取り出し、火を止めて、油ごとターメリックライスに混ぜ入れます。

油も一緒にターメリックライスに入れます。
【4】さらに塩をし、味をみながら、レモン汁を加えまんべんなく混ぜ合わせていきます。

レモン汁は少しずつ入れ、味をみながら調整します。
【5】軽く混ぜ合わせて、味をととのえたら完成です。ナッツはあらかじめ乾煎りしておくと、香ばしく歯ざわりがよくなります。

レモンの輪切りとアーモンドクラッシュ、唐辛子を添えました。
▼参考記事
レモン茶漬け

だしでほんのり火の通ったホタテが食欲をそそる。
パパッと手早く作れてかき込みたくなる、お茶漬けのレシピです。ホタテのうま味とレモンの酸味がだしに溶け込んで、さっぱりながらもほっこり食べられる一品です。
材料(2人分)
温かいごはん 2人分
レモン 1個
ホタテ(刺し身) 約100g
☆だし調味料
お湯 400ml
白だし 大さじ1
塩 小さじ1/4
★トッピング
刻みネギ 適量
刻み海苔 適量
白いりごま 適量
作り方

4枚は飾り用。
【1】レモンは半分を輪切りにしましょう。

白だしと塩で味を調節。
【2】シェラカップなどに☆のお湯、白だし、塩を加えてだしを作ります。
白だしは商品によって希釈が違うので、お使いのものによって味見をしながら量を調節してみてください。

レモンの酸味がだしの風味を引き立てます。
【3】完成しただしに、レモンの半分を絞って加えて混ぜましょう。

あとは盛り付けるだけ。
【4】器にごはんを盛り、ホタテと輪切りレモンを乗せます。
【5】ホタテの上からだしをかけ、★の刻みネギ、刻み海苔、白いりごまをトッピングして完成です。

時短で作ったとは思えない味わい深さ。
一口頬張ってみると、白だしの上品なコクとレモンのさわやかな香りのバランスが絶妙。
だしのかかったホタテは風味豊かで、噛めばジュワッとうま味が溢れ出ます。
調理時間も10分とかからず作れて、キャンプでお酒を飲んだときのシメにもおすすめの一品に仕上がりました。
ちなみに、今回ホタテはお刺身用の貝柱を使用していますが、ベビーホタテや缶詰に置き換えるのもおすすめ。
また、鯛やヒラメなど、白身魚のお刺身で作っても美味しいですよ。
レモンそうめん

大葉の緑とレモンの黄色がさわやかな彩り。
チュルッとした喉越しに絡むサッパリとした酸味がクセになる一品です。
材料(2人分)
そうめん 4束(200g)
レモン 1個
大葉 5枚
サラダチキン(フレークタイプ) 100g
ごま油 適量
★スープ調味料
お湯 500ml
鶏がらスープの素 小さじ2
塩 小さじ1/4
黒こしょう 少々
作り方

味見をして薄い場合は塩で調節しましょう。
【1】ボウルなどに上記★印のお湯、鶏がらスープの素、塩、黒こしょうを入れて混ぜてスープを作りましょう。
出来上がったスープはラップをし、クーラーボックスで冷やしておきます。

吹きこぼれには要注意。
【2】クッカーにたっぷりのお湯を沸かし、そうめんを表記時間通りに茹でましょう。
そうめん1人分の目安は2束100gほどで、今回は4束200gを使用しています。ただし、1束の量は商品によっても異なるので、茹でる前に袋の表記をチェックしてみてください。

揉み洗いすればスープも絡みやすくなります。
【3】茹で上がったそうめんは流水でもみ洗いし、しっかり水気を切っておきます。

刻みネギやみょうがでも美味しいです。
【4】大葉は軸を切り落とし千切りにしましょう。

4枚を飾りに使います。
【5】レモンは半分を輪切りにします。

ギュギュッと絞ります。
【6】残りの半分は冷やしておいたスープに果汁を絞ります。

サラダチキンが上品に。
【7】お皿にそうめん、輪切りレモン、サラダチキンを盛り付け、スープをかけます。
【8】千切りにした大葉を乗せて完成です!

鶏がらとレモンは相性バツグン。
一口すすってみると、鶏がらのコクにレモンの酸味が絡んでさっぱりながらも、黒こしょうのおかげで味が引き締まってやみつきの味わい。
さらに、サラダチキンのおかげで食べごたえもバッチリ。
夏のキャンプはもちろん、食欲が無いときのおうちごはんにもピッタリの一品に仕上がりました。
▼参考記事
レモンでさっぱりエスニック冷麺

さっぱりとしたレモンの風味にパクチーときゅうりのさわやかさが加わった、優しい味の冷やしラーメンです。
材料(1人分)

しょうゆ味の乾麺 1袋
小ねぎ
卵 1個
豚肉 100g
鶏がらスープの素 小さじ1杯
鰹節 1パック
ブラックペッパー お好みで
ラー油 お好みで
水 200ml
作り方

材料をカットしましょう。
【1】きゅうりは千切りに、パクチーはみじん切りに、レモンは半分に切り、飾り用に薄く1枚スライスしておきます。

調味料を混ぜてスープを作ります。
【2】良く冷やした水200mlに、乾麺のしょうゆダレ、砂糖、ナンプラー、鶏がらスープの素、しぼったレモンの果汁を加え、混ぜ合わせます。

鶏肉と麺は一緒に茹でても大丈夫です。
【3】鶏肉を包丁で1〜2cm角に細かく刻みます。刻んだ鶏肉を麺と一緒に沸騰したお湯に入れ、袋に記載されている時間(ラ王の場合は5分間)茹でましょう。
【4】麺と鶏肉が茹で上がったら、氷水に30〜40秒潜らせて締めます。締まったらざるに上げ、麺と鶏肉をざるに軽く押し付けて水気をよく切りましょう。
【5】皿に麺を入れてタレと絡め、鶏肉、パクチー、きゅうり、フライドオニオン、輪切りにしたレモンを上に盛り付けて完成です。
▼参考記事
レモンを余すことなく味わう爽やかパスタ
レモンをたっぷり使った後味も爽やかなパスタレシピを紹介します。
材料(1.5人分)

今回使用した材料です。
国産レモン(できれば無農薬のもの) 1個
ペンネ 100g
アーモンドミルク(好みのミルクでも可) 125ml
粉チーズ (ノンデイリーチーズ、パルミジャーノレッジャーノなど好みのもの) 適量
塩 少々
オリーブオイル 適量
パセリ 少々
アーモンド(あれば) 適宜
下準備
【1】レモンはきれいに洗い、グレーターなどを使って皮を削ります。

レモンは、半分はグレーターなどで削り、もう半分は包丁を使ってみじん切りにします。包丁を使ってみじん切りにしたものは、最後に全体に散らすことで爽やかな香りが引き立ちます。
【2】レモンを絞って果汁にしておきます。

茶漉しを使って種を受けると便利です。
【3】チーズは、塊を使う場合は適量を削っておきます。
【4】パセリはみじん切りにします。
【5】アーモンド(あれば)は包丁で粗みじん切りにします。
作り方
【1】スキレットに300mlの水を張り、塩を溶かしてペンネを入れます。少量のオリーブオイルと皮を削り、果汁を絞り終えたレモンを入れて火をつけます。このとき、蓋があれば蓋をします。水が足りない場合には、途中で水を足します。茹で上がりの時間は、表示されているより少し長くなることが多いです。

水から茹でることでモチモチ食感のパスタ、レモンの風味が美味しいペンネになります。
【2】パスタを茹でている間に、ソースを作ります。ボウルにアーモンドミルク、レモン果汁、チーズ、塩を入れてよく混ぜ合わせます。レモン果汁は用意したレモンによって酸味が違うので味をみながら少量ずつ入れましょう。

ソースを入れたら手早く混ぜ合わせます。
【3】パスタがアルデンテになったら【2】のソースを入れ全体を混ぜ合わせます。
【4】器に盛り、粉チーズとパセリ、刻んだアーモンドにオリーブオイルを回しかければ完成です。
1人で食べる場合は、スキレットのままどうぞ。
▼参考記事
お酒がとまらなくなるおつまみレシピ
レモンを使ったおつまみレシピ
たこレモン
ガーリックが香ばしく、ちょっぴりスパイシー!ビールのほか、ハイボールとの相性も抜群です。
材料(2人分)
ボイルタコ 150g
レモン 1/2個
にんにく 1〜2片
輪切りの唐辛子 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
塩 2つまみ
ブラックペッパー お好みの量
ドライパセリ 適量
作り方
【1】レモンは飾り用にくし切りをひとつ取っておき、残りはシェラカップに汁を絞っておきます。お好みで、ふりかける用のレモンの皮を、細かく削んでおきます。
【2】にんにくはみじん切りにします。
【3】タコをスライスして皿に並べます。【1】の絞り汁をふりかけ、レモンの皮をトッピングします。
【4】耐熱のシェラカップなどにオリーブオイルを入れ、【2】のにんにくと塩を入れて弱火にかけます。香りがしてきたら唐辛子を入れます。にんにくが色付いてきたら火から下ろします。
【5】【3】に【4】を回しかけ、ブラックペッパーをたっぷりふりかけます。ドライパセリと【1】のくし切りのレモンを飾って完成です。
▼参考記事
ヤムウンセン
ヤムウンセンとはタイの春雨サラダです。「ヤム」は和える、「ウンセン」は春雨を意味します。タイでは一般的な料理で、どこのお店でもサイドメニューとして提供されている人気メニューです。
ナンプラーとレモン果汁が基本の調味料。エビやイカなどの魚介類や、豚肉や鶏肉などの肉類、野菜など、どんなものでも具材として使用できます。春雨と具材、調味料を和えるだけで簡単にできるので、自宅はもちろん、キャンプでも作りやすいレシピです。
材料(約4~5人分)

材料
春雨 80g
牛豚ミンチ 260g
むきエビ 1袋
レタス 適量
にんじん 1本
赤玉ねぎ 半分
ミニトマト 適量
ピーナッツ 1掴み
レモン 1個(約大さじ4の果汁がとれます)
ナンプラー 大さじ4
パームシュガー 大さじ4
唐辛子 3本
にんにく 1片

パームシュガー。
パームシュガー(やし砂糖)を使用することで、さっぱりとして、後を引かない甘さに仕上がります。白糖や黒糖でも調理可能ですが、個人的にはパームシュガーをおすすめします。
作り方

みじん切りにしたにんにくと唐辛子。
【1】タレを作ります。にんにくと唐辛子をみじん切りにします。唐辛子の種は辛みが強いので、辛いものが苦手な方は、種を除いてください。
にんにくと唐辛子のみじん切りに、絞ったレモンの果汁、ナンプラー、パームシュガーを加えます。
パームシュガーはペースト状ですが、保管状況によって、固く、溶けにくい場合があります。固ければ、耐熱皿に移し、電子レンジで加熱して、柔らかくしてから使用してくださいね。

細かくした野菜。
【2】野菜を切ります。レタスを一口大に手でちぎります。ミニトマトは半分にカットします。赤玉ねぎはできるだけ薄くスライスし、人参は千切りにしましょう。

牛豚ミンチを茹でたお湯は捨てないようにしましょう。
【3】鍋にたっぷりのお湯を沸かし、牛豚ミンチを入れ、バラバラになるようによくかき混ぜます。牛豚ミンチの色が変わったら取り出します。
牛豚ミンチを茹でたお湯は、引き続き使用するので、捨てないようにしてください。また、牛豚ミンチを取り出しやすいよう、鍋の中に湯切りを入れて、その中で茹でることをおすすめします。
【4】牛豚ミンチを取り出したら、お湯の中にむきえびを入れて茹でます。むきえびは茹ですぎると硬くなるので、色が変わって、しばらくしたら取り出すようにしてください。

春雨を茹でる。
【5】牛豚ミンチとむきえびを茹でたお湯に、春雨を入れ、3分間(パッケージに記載されている時間)茹でます。肉や魚介類を茹でたお湯で、春雨を茹でることにより、春雨に味が染み込みます。

水気をよく切ってから具材と一緒にしましょう。
【6】春雨が茹で上がったら、よく水気を切って、具材と一緒にします。

タレをかける。
【7】にんじんと赤玉ねぎも一緒にして、タレをかけてから、よく混ぜ合わせます。

レタスとピーナッツを入れる。
【8】春雨と具材とタレがよく混ぜ合わさったら、食べる直前にレタスとピーナッツを入れるようにしましょう。食べる直前に入れることで、レタスのシャキシャキ感とピーナッツの食感を生かすことができます。
▼参考記事
ズッキーニのカルパッチョ
魚介類の副菜におすすめの、カルパッチョレシピをご紹介します。好みのチーズをかけても美味しくいただけます。
材料(2人分)

『ズッキーニのカルパッチョ』に使用した材料です。
ズッキーニ 1本
ラディッシュ(あれば) 1~2個
レモン汁 1/2個分
塩
こしょう
オリーブオイル
作り方
【1】ズッキーニをきれいに洗い水けをきっておきます。
【2】スライサーでズッキーニを輪切りにします。
【3】皿にスライスしたズッキーニを並べていきます。このときにラディッシュもズッキーニの間にバランスよく並べます。
【4】【3】に塩、こしょうをして少しおきます。
【5】食べる直前にレモン汁を全体に絞り、たっぷりのオリーブオイルをかければ完成です。
▼参考記事
前菜や口直しにぴったり。おしゃれサラダレシピ
レモンを使ったサラダレシピ
ミントとリキュールのフルーツサラダ

レモン汁効果で、朝作って午後に出しても彩りがきれいなまま!
私が在住するイギリスでは、朝食や軽いデザートとして食べられているフルーツサラダ。その中でもアウトドアパーティーにピッタリな、ちょっと大人の「ミントとリキュールのフルーツサラダ」を紹介します。
「ミントとリキュールのフルーツサラダ」を知ったのは、“持ち寄りパーティー”でイギリス人の友人から提供されたことがきっかけ。「サラダにリキュール?」とビックリしたのですが、これが意外といけるのです!
材料(直径23cmの深皿ひと盛り分)
いちご 4粒
キウイ 1個
ブラックベリー 20粒
マンゴー 1個
りんご 半分
ミント 3枝
レモン 半分
リキュール(コアントローなど) 小さじ2
※フルーツは上記の種類にこだわらず、お好みで!
作り方
【1】果物は洗って、キッチンペーパーなどで水気をとります。

果物やリキュールの量は好みで調整を。
【2】ヘタを取ったり、皮を剥いたり、果物の下処理をします。

マンゴーの3枚おろし。真ん中の種つきをあとでコッソリかぶりつけるのは、料理した者の特権!
【3】下処理が済んだものから果物を角切りにし、すべて深皿に移しておきます。

りんごは変色を防ぐため、この時点でレモン汁を少し垂らしておきましょう。
【4】爽やかな風味を出すため、ミントの葉をちぎってから刻み入れます。

一部は茎ごと冷蔵庫で保存しておくと、仕上げ時に萎びることなくきれいに飾りつけられます。
【5】シロップ用にレモンの皮を擦りおろし、小さめの器に移します。

皮を使うときは、ワックスなしの「unwaxed lemons」を購入。イギリスでは手頃な値段で手に入ります。
【6】ここで登場するのがリキュール。一気に大人の味に変身します!今回は、コアントロー小さじ2を5の器に加えてシロップにします。リキュールの量はお好みで調整してもOKです。

コアントローはオレンジの香りが特徴的なホワイトキュラソー。フルーツブランデーなどでも代用できます。
【7】6のシロップを、深皿に移したカットフルーツに回しかけます。

器の底に残るレモンの擦りおろしも、残さず入れます。
【8】果物を潰さないよう、軽く全体を混ぜます。

盛り付け皿で直接混ぜられるので、洗い物も少なくてアウトドア向き!
【9】シロップをなじませたら完成。家で作る場合は、ラップをかけて冷蔵庫で適宜冷やすとより美味しく食べられます。
▼参考記事
レモンとオレンジのサラダ

冷やしておく環境があれば食べる直前まで冷やしておくとさらにおいしく食べることができます。
アウトドアにぴったりの“切るだけ”“ちぎるだけ”で簡単に作れるサラダレシピを紹介します。白ワインやスパークリングワインなどにもよく合います。
材料(2人分)

オレンジのサラダに使用した材料です。
オレンジ 2個(クーラーボックスで冷やしておきましょう)
アーリーレッド(赤たまねぎ) 少々
レモン 1/2個
塩
こしょう
オリーブオイル(なくてもOKです)
作り方
【1】オレンジは包丁で皮をむいて輪切りにします。
【2】輪切りにしたオレンジを器に並べます。
【3】アーリーレッドを薄くスライスし【2】にバランスよく並べます。

アーリーレッドだけオイルと塩こしょうでマリネしておいてもOKです。
【4】軽く塩とこしょうをし、全体にレモンをたっぷり絞り、オリーブオイルをかければ完成です。オリーブオイルはかけずにノンオイルサラダにしてもOKです。
▼参考記事
野菜と豆がたくさん食べられるサルサ・サラダ

味をととのえて、なじませればできあがりです。ダイエット中の人はトルティーヤチップスはほどほどに。
ダイエット中のキャンプでも安心!たっぷりの野菜とミックスビーンズで満足感のある“メキシカンサラダ”を作ってみましょう。
材料(3~4人分)

今回使用した材料です。食材は事前に洗って現地に持っていくと便利です。
ミックスビーンズ 1缶(240g)
アーリーレッド(赤たまねぎ)小1個
にんにく 1片
コリアンダー(パクチー) 1株
完熟トマト 2個
きゅうり 1/2本
アボカド 1個
塩 少々
胡椒 少々
ハラペーニョ(あれば) 1本
チリパウダー(あれば)少々
タバスコ 適宜
ライム、または、レモン 1個
サニーレタス 3~4枚
トルティーヤチップス 適量
作り方
【1】野菜はきれいに洗い水気をきっておきます。

食材は豆よりも大きめに。食感も楽しめる大きさにカットします。
【2】アーリーレッド、トマトは粗みじんに切り、にんにくはみじん切り、またはすりおろしにします。
【3】アボカド、きゅうりはさいの目切り、ライムはくし形、パクチーはざく切りにします。

ボウルにミックスビーンズ、カットしたすべての具材を加えて味をします。にんにくはすりおろしにすると味に深みがでます。
【4】ボウルにミックスビーンズ、【2】【3】を入れ、ライム1/2個分を絞り、塩、胡椒をし10分ほど味をなじませます。
【5】器にサニーレタスを敷き、【4】を入れトルティーヤチップスを添えれば完成です。
好みでライムを絞って、タバスコをかけていただきます。
▼参考記事
美味しくて飲みすぎ注意!ドリンク・シロップレシピ
レモンを使ったドリンク・シロップレシピ
生レモンとはちみつのホットレモネード
アウトドアでも手軽に作れるホットレモネードの作り方をご紹介します。コーヒーもいいですが、甘さと酸味があって飲みやすいホットレモネードは寝る前にもおすすめです。
生レモンを使用したレシピで、とても簡単に作ることができます。自宅でも手軽に作ることができるので、ぜひ試してみてください。
※はちみつが含まれるレシピなので、1歳未満の乳児には与えないようにご注意ください。
材料(1人前 200ml)

はちみつや砂糖はスティックタイプだと持ち運びがしやすいです。
レモン 1個
水 200ml
はちみつ 大さじ4杯
砂糖 大さじ2杯
材料はあくまでも目安です。好みに応じて分量を調整してください。
砂糖だけでも甘さを出すことはできますが、はちみつを使うことで深い味になるので、ぜひ入れてみてください。
キャンプなどでは重たいビンを持ち運ぶのが大変なので、スティックタイプのはちみつなどを利用するのがおすすめです。
使用する道具
片手鍋
茶こし
搾り機(必要に応じて)
もしお持ちであれば、搾り機を使用するとレモンをしっかりと絞ることができます。
作り方
【1】レモンの端をカットして、盛り付け用に2〜3枚スライスしておきます。

残りのレモンは果汁として使います。
完成時にスライスしたレモンを添えることで、よりレモンの酸味や風味がアップします。端の方は皮だけになるので、果肉が出るところまで切り落としてください。
【2】水200mlを鍋に入れて、強火で沸騰させます。

砂糖大さじ2杯を入れます。

はちみつは固まっていても大丈夫です。
【3】沸騰したら、砂糖大さじ2杯、ハチミツ大さじ4杯を加えて混ぜ合わせます。
寒い時期になるとハチミツが固まってしまうことがありますが、問題なく使用することができるのでご安心ください。
「結晶化」という現象で、気温の低下などで起こるものです。
お湯には溶けやすいので、もし自宅で固まってしまったものがあれば積極的に使用してもOKです。

手で搾る際はすべらないように気をつけましょう。
【4】先ほどカットしたレモンの残りを搾って、果汁を加えていきます。
筆者はいつも手で搾ってしまいますが、搾り機があると便利です。その際にタネが入ってしまうことがありますが、最後に茶こしでこすのでそのままでも大丈夫です。気になるようであれば、スプーンなどで取り除いてください。

全体をよく馴染ませましょう。
【5】全ての材料を入れたら、まんべんなく混ぜ合わせます。

茶こしでタネを取り除きます。
【6】カップに茶こしをセットして、タネが入らないように注いでいきます。

スライスしたレモンをのせると風味がより際立ちます。
【7】最後に、スライスしたレモンを添えたらホットレモネードの完成です。
約10分ほどで作ることができます。サッと作れるので、朝起きた時の目覚めの一杯にもいいですし、寝る前に温まってから寝床につくのもいいですね。
▼参考記事
クラフトコーラ
マイコーラを自宅で仕込めばキャンプのコーラタイムもまた一段階アップするのは間違いありません。思ったよりも超簡単につくれるクラフトコーラの元のレシピを紹介しちゃいます!
今回紹介するのは、完全に僕好みのレシピになります。試しにつくってみて「自分ならこの香りを増やしたい」「甘さ控えめにしたい」など、オリジナルレシピを開発してみてください。
材料(クラフトコーラ(原液)およそ15杯分)

全ての材料を並べると、すでにコーラ感があるおいしい香りがしてきます。
三温糖 250g(200gと50g分けておく)
カルダモン(ホール) 5g
クローブ(ホール) 6g
シナモンスティック 2.5本
レモン 2/3個 ※できればノンワックスのもの
水 350ml
バニラエッセンス
※目安の杯数は飲むときにつかうカップや好みの濃さなどで変わります。
※甘さ控えめにしたい方は、砂糖を150g(100gと50gに分けておく)もおすすめです。
作り方
【1】シナモンの香りや風味がしっかりと出るように、半分に折ります。丁寧に刃物で半分にするよりも、「バキッ」と雑に折った方が美味しくなります。
【2】カルダモンの上に包丁を寝かせて乗せ、上から力を加えるイメージで押しつぶします。
これもあまり丁寧さは気にせず潰していく方が美味しくなります。キャンプ場でつくる場合はペグハンマーで叩くのもストレス発散になって楽しいです。
次の写真の様にカルダモンの中身が出ていればOK。
【3】レモンを水で洗い、5mm幅程度にスライスします。
皮から出る苦みがまたコーラに最適なのでそのままにしておくのがおすすめですが、渋みが苦手な方は果肉だけ使用するのもありです。種は気にならない人はそのままでOK。
【4】鍋に水350mlを入れ、三温糖50gを残した200g、カルダモン、クローブ、シナモンスティック、レモンを全て入れて、ひと煮立ちさせます。
沸騰後吹きこぼれに注意しながら、弱火で3分ほど煮込んだら火を止めます。
この工程に入ってくると、コーラの香りがより引き立ってきて喉がゴロゴロ鳴りコーラを飲みたくなってきます。煮込みすぎるといろいろな雑味が出るので注意。
【5】煮込んで火を止めた【4】に、バニラエッセンスを加えます。おすすめは4〜5滴ですが、好みで増減してください。
ただ、あまり入れすぎてしまうとバニラエッセンスの香りと味に他の素材が負けてしまうので少量にしておきましょう。これでコーラの素はほぼ完成です。
【6】この作業があのコーラ色の秘密になります。
水大さじ1.5杯を鍋に入れて温め、事前に取り分けておいた50gの三温糖を入れて弱火でカラメルになるまでよく混ぜながら軽く煮詰めます。
カラメル色になったら火を止めて次のステップに入ります。
カレメルは煮詰めすぎてしまうと焦げて味も色も鍋もとっても悲しい気持ちになってしまうので注意が必要です。うまく煮詰められたカラメルは次の写真のような色になります。
【7】【4】でできたコーラの元が冷めてしまうとカラメルがうまく溶け込んでくれないので、一度温めてからカラメルを流し込みます。また、カラメルも冷めてしまうとコーラの元に溶け混まなくなってしまうので素早く作業をしましょう。
カラメルを流し込む際は、コーラの素をよくかき混ぜながら少しずつ溶かしていくように入れていくのがコツです。
【8】【7】の作業が終わったら、コーラの素の鍋を外気でしっかりと冷まして保存容器に入れます。冷蔵庫で冷やしたら完成です!
飲み方
コーラを飲むのに最高のシチュエーション。つまりキャンプ中やアウトドアアクティビティー後にクラフトコーラをガブガブ飲みましょう!
飲む際は、カップに氷をたっぷりと入れ、しかりと冷やしたコーラの素を適量、そして炭酸水を入れます。最後にスライスレモンを添えたら完成です!
クラフトコーラはコーラとしてはもちろん、ウイスキーやラムを入れても美味しいです。このレシピを参考に、マイクラフトコーラの元をつくって夏のキャンプを楽しく過ごしてみてください。
▼参考記事
ホットワイン
ホットアルコールの代表とも言えるホットワインのレシピをご紹介します。
材料(2人分)
赤ワイン 300ml
はちみつ 大さじ2
クローブ 2粒
スターアニス(八角) 1個
シナモンスティック 2本
レモン(輪切り) 2枚
作り方
【1】鍋に赤ワイン・はちみつ・クローブ・スターアニス・シナモンスティックを入れ、沸騰直前まで温めましょう。
鍋の底から小さな気泡がふつふつと沸きあがってきたら、火からおろす合図です。
【2】火からおろしたらそのままカップへ注ぎ入れ、仕上げに輪切りのレモンを浮かべたら完成です。
はちみつとレモンが織りなす甘酸っぱさを感じつつ、クローブ・スターアニス・シナモンスティックのスパイシーな風味のアクセントも堪能できる一杯です。
チョコレートやケーキなどの甘いお菓子にぴったりですよ。
▼参考記事
「塩レモン」でつくるスポーツドリンク
塩レモンは、別名「発酵レモン」と呼ばれ、レモンを塩漬けにして発酵させた、北アフリカを中心に親しまれている発酵調味料です。日本では、10年ほど前、モロッコのタジン料理の調味料として有名になりました。塩レモンの本場モロッコでは、主に魚や肉の臭み消しや香りづけとして、レモンの皮のみが使われることが多いようですが、日本では、レモンの皮や果肉はもちろん、塩漬けに使った塩や上澄みの液体(エッセンス)すべてを調味料として使います。
「塩レモン」は初夏から夏におすすめ!
「塩レモン」は初夏から夏にかけてとくにすすめたい調味料です。その理由には、以下の3つがあります。
【1】レモンに含まれているビタミンCを摂取することで身体の中から紫外線対策ができる。
【2】雨や湿度、夏バテなど、この時期の疲れをレモンによるクエン酸の働きによって緩和することができる。
【3】食欲がない、胃が痛い、そんな不調が出やすい時期、レモンの酸味と塩分の刺激によって食欲不振や消化力を上げる効果が期待できる。
「塩レモン」は発酵食品~ダイエット効果も!
塩レモンは発酵食品です。乳酸菌の働きによって乱れがちな腸内環境の改善、便秘解消など、「塩レモン」を摂ることで、この時期特有のさまざまな不調の改善が期待できます。さらにクエン酸には、脂肪を分解する働きがあるので、ダイエットにも繋がるという、うれしいおまけもついてきます。
では、ベースとなる「塩レモン」の作り方を紹介します。
材料

材料と保存しておくガラス瓶。
国産レモン(無農薬のもの) 5個くらい
天然塩(柑橘の10~15パーセント)
※粗塩がおすすめです。
道具
耐熱の広口のガラス瓶(750ml以上のもの)
準備しておくこと
鍋にたっぷりの湯を沸かして、保存するガラス瓶を5分ほど煮沸消毒し、自然乾燥しておきます。
作り方
【1】レモンを洗います。レモンは、粗塩(分量外)を少量の水でのばしたものでこすり洗いし、流水できれいに洗います。
【2】レモンをカットします。レモン5個に対して2個分を7mmほどの輪切り、1個半くらいを乱切りとくし形に切り分けます。

5個のレモンを切り分けます。
【3】煮沸消毒し、自然乾燥しておいたガラス瓶を用意します。瓶の底に底が隠れるくらいの塩を入れます。

煮沸消毒したガラス瓶は必ず冷めてから使います。
【4】底に入れた塩を覆うようにレモンを入れます。

底に塩を入れ、レモン→塩→レモン→塩の順番で。
【5】この作業をレモンがなくなるまで交互に入れていきます。

レモンも輪切り、乱切り、くし切りの割合もバランスよく入れます。
【6】塩、レモンと交互に入れていき、最後は必ず塩で終わるようにします。

最後は塩でふたをするように。
【7】瓶にふたをして冷暗所で1週間ほど保存します。

直射日光が当たらない冷暗所で保存してください。
塩レモンの3つの成分は、それぞれ便利に使えます
この時期の塩レモンはスポーツドリンク以外にもおすすめの使い方があります。

左から、【塩】、【エッセンス】、【果肉】です。
3つの成分、それぞれの使い方
【塩】塩おにぎりの塩として使うとさわやかな風味のおにぎりになります。抗菌作用があるので、食中毒予防にもなっておすすめです。
※そのまま使ってもいいですが、天日に干したり、フライパンで乾煎りすると使い勝手がよくなります。
【エッセンス】そのまま使います。ドレッシングはもちろん、スープに少量加えればアジアンテイストの風味になります。パクチーとの相性はバツグンです。
【果肉】皮ごと刻んできゅうりなど夏野菜を浅漬けにするのがおすすめです。
※果肉は塩気を強く感じる時には、水でさっと洗って使います。

塩レモンは、時間が経つほどに、まろやかな風味と芳醇な香りを楽しめるようになります。
「塩レモンで作る自家製スポーツドリンク」レシピ~「経口補水液」にも
【材料と分量の目安】
●水500mlに対して
塩レモン:「エッセンス」なら大さじ2~3程度まで。
「塩」なら1.5gまで。
「果肉」なら細かく刻んで大さじ1~2程度。
甘味料:(はちみつなど)40gまで
作り方
【1】500mlの水を保存容器に入れます。
【2】100mlほどの水を別容器に入れ、塩レモン(この時はエッセンスを使用)と甘味料(はちみつ)を少量ずつ加え、【1】に入れその時の最適な味に仕上げます。

少しずつ入れるのがポイントです。
【3】味が整ったら容器に入れ蓋をして冷やせば、完成です。外出時、氷を入れる場合には濃度が薄くなるので、作る際に少し濃いめの濃度に調整します。

作り方のポイントは、まず水に少なめの塩レモンを入れます。味をみて、「甘味を感じるくらいの塩分量」にします。その後、適量の甘味料を加えれば完成です。この作り方なら、塩分過多、甘味料過多になる心配なく作れます。
体調や天候などの要因で、人それぞれが欲する塩と甘味料の割合は日によって変わります。塩レモンの自家製ドリンクは、その時、その日の自分のベストな塩味や甘味で作れることができます。ただし、塩と甘味料の割合は下記のスポーツドリンクの塩と砂糖の割合を参考に、この範囲内で作るようにしましょう。
【スポーツドリンクの塩と砂糖の割合】
●水1000mlに対して
塩:1~3g
甘味料(はちみつなど):40~80g
※経口補水液として作る場合は、塩3g、甘味料は40gです。
▼参考記事