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2025.10.18

秋の香りを愉しむ!「朴葉味噌と焼きおにぎり」のレシピ

秋の香りを愉しむ!「朴葉味噌と焼きおにぎり」のレシピ
こうばしい味噌の香りと、朴葉の深い風味が広がる「朴葉味噌」。焚き火でもフライパンでも楽しめる、秋のごちそうです。焼きおにぎりや旬の野菜をのせれば、食卓が一気に行楽気分に。岐阜・飛騨の郷土料理を、キャンプやおうちで、手軽に作れるレシピを紹介します。
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秋は岐阜・飛騨の郷土料理「朴葉味噌」で決まり!

朴葉味噌に長ネギやしめじをのせる

岐阜・飛騨地方に伝わる郷土料理「朴葉味噌」。暑さが和らぎ秋を感じる季節になると、こうばしい味噌の香りが気分をほっと和ませてくれます。そんな朴葉味噌を、旬の野菜と焼きおにぎりで気軽に楽しめるアレンジレシピを紹介します。おうちでもキャンプでも、深まる秋の夜長に、郷土の味をじっくりと味わってみませんか。

朴葉(ほおば)について

乾燥朴葉
昨年、岐阜を訪れた際に、生葉で購入した朴葉を自宅で乾燥させたものです。

今回の主役、朴葉(ほおば)はホオノキの葉。モクレン科の落葉高木で、その葉は日本の広葉樹のなかでもとりわけ大きく、なかには長さ30~50cmに達するものもあるそう。

岐阜県飛騨地方には、このホオノキが多く自生しています。香り豊かで抗菌作用もある朴葉は、昔からこの地方の人々の知恵として、お皿代わりに料理を盛りつけたり、食材を包んで保存したりと、暮らしのなかで大切に使われてきました。

今回は、乾燥させた朴葉を使い、朴葉味噌にすることで、こうばしさを引き立てます。

朴葉の使い方~枯れ朴葉を湿らせる

乾燥朴葉と湿らせた朴葉
右が水に浸した朴葉です。やわらかくなり扱いやすくなります。

乾燥した朴葉は、そのままだと割れやすく焦げやすいため、塩水または水に10分以上浸して、しっかり水分を含ませます。屋外で調理する場合は、あらかじめ湿らせてから保存袋などに入れて持参すると、朴葉がボロボロになったり、焦げすぎを防げます。

【朴葉味噌と焼きおにぎりのレシピ】

【材料】(約2人分・焼きおにぎり4個分)

  • ごはん(焼きおにぎり用) 1合半 
  • 長ネギ 1/2本分
  • きのこ(しめじなど好みで) 適量
  • 季節の野菜(好みで) 適量
  • 味噌 50g
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • きび砂糖 大さじ1/2
  • 白ごま(好みで)
  • オイル 少々

<下準備>

  • ご飯をやや固めに炊きます。
  • 長ネギは斜め薄切りにします。
  • しめじなど、きのこは石づきを落とし、小房に分けます。
  • 好みの野菜は食べやすい大きさにカットします。
今回使用した材料
今回使用した材料。このほか、お肉などを入れても。

ここでは畑で採れたオクラとししとうを一緒に焼きました。入れる具材はお好みでどうぞ。

【朴葉味噌の作り方】

(1)ボウルに味噌、みりん、砂糖、酒を入れ、よく混ぜ合わせます。

朴葉味噌の合わせ味噌作り
味噌の塩味に合わせて、味は加減してください。

(2)朴葉の上に味噌を塗り、お好みの具材をのせます。

朴葉味噌に具材をのせる
焼く前に朴葉の表面に薄くオイルを塗っておくと、味噌が焦げつきにくくなります。

(3)中火〜弱火で、具材に火が通るまでじっくり焼きます。

じっくり焼いて仕上げた朴葉味噌
朴葉が焦げたり、破けた場合は、朴葉の下にアルミホイルを敷くと安心です。

火加減が強いと朴葉が焦げやすいので、香りを楽しみながらゆっくり焼くのがポイントです。炭火なら少し離してじっくりと。

【焼きおにぎりの作り方】

(1)ご飯は少し固めに炊き、手に水(または酢水)をつけて三角形や俵型に握ります。

(2)表面に軽く焼き目をつけ、こんがりとした焼き色がつくまでじっくり焼きます。

焼きおにぎり
おにぎりはしっかり握ることで崩れにくくなります。

(3)焼き目がついたら、朴葉味噌を適量のせ、弱火にして蓋をして、1〜2分ほど焼きます。

朴葉味噌をのせた焼きおにぎり
味噌がとろりと柔らかくなり、ご飯にこうばしさと旨味がしみ込みます。

 【仕上げ】

焼きおにぎりは、朴葉味噌を直接のせて焼く、焼いた朴葉味噌をつけながらいただく、どちらの食べ方もおすすめです。仕上げに白ごまをふり、七味や柚子皮、山椒などを添えると、風味がいっそう引き立ちます。

秋を感じる朴葉の香り

朴葉の香りと味噌の香りが、秋の食欲を誘う朴葉味噌。キャンプでは焚き火や炭火でじっくりと。おうちではフライパンで手軽に。おにぎりをのせても、一緒にお肉を焼いても、また、焼き味噌をつまみに日本酒で一杯も最高ですね。外でもおうちでも、秋の夜長に、ぜひ楽しんでみてください。

小牧由美さん

料理研究家

料理研究家。アウトドアで楽しめるプラントベースのレシピの提案をはじめ、自然と調和した季節の食の紹介やレシピ開発を行っています。四季折々の恵みを生かした料理や、自然の中で味わう豊かさと心地よさを発信しています。

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