
BE-PALクルー(メルマガ会員)限定でモニター募集をした、タイガー魔法瓶「魔法のかまどごはん」。今回手を挙げてくださったクルーの中から3組のファミリーが実際に商品を使用。リアルな感想を写真とともに届けてくれました。
子ども達と一緒に使える?新聞紙で炊くのは簡単?難しい?キャンプ場では使いやすい?ごはんはおいしく炊けるの…?失敗しない?そんな疑問が、モニター報告でまるっと分かります。
「魔法のかまどごはん」が気になっている方、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
CONTENTS
「魔法のかまどごはん」とは?

タイガー魔法瓶から2023年秋に発売されたのが、こちらの『魔法のかまどごはん』。電気を一切使わず、新聞紙1部で炊きたてのごはんが誰でも作れる、という商品です。
防災時はもちろん、キャンプ場や自宅の庭など、アウトドアでおいしいごはんが炊けることもあり、『第4回 BE-PALアウトドアアワード 2024』では、ライフスタイル部門賞を受賞しました。
新聞紙を1枚ずつねじって丸め、一定の時間間隔を置いて、商品の下の穴に入れて、火を付けます。これを繰り返して炊き、あとは蒸らすだけ。そのため、子どもさんでも簡単に炊くことができます。

BE-PALクルーモニターには、この『魔法のかまどごはん』のほか、オプション品の『魔法のかまどごはん専用ロースタンド』『魔法のかまどごはん専用ポーチ』も併せて使ってもらいました。


それでは3名のモニターの感動の炊飯体験をお伝えします!
ふたを開け、ふっくらつやつやに炊きあがったごはんが目に入り、家族全員で「お~!!」と歓声(峯崎さんファミリー)

赤城山オートキャンプ場でファミリーキャンプをする際、「魔法のかまどごはん専用ロースタンド」を設置し、使用しました。
娘が新聞紙を用意するところから準備開始。姉が説明書を読みながら妹と新聞紙を割いたり丸めたり。普段から折り紙などで遊んでいるので新聞紙を丸めるのも遊びの延長で楽しそうな様子でした。いざ炊飯開始!

「魔法のかまどごはん」は一定のペースで左右の投入口に新聞紙を入れて着火するので、そこは姉妹仲良く交互に担当。右は姉、左は妹。子供きょうだいがいる家庭では役割分担ができるということも、楽しくキャンプをする条件だと思うので、左右の投入口を担当制で使うというのはピッタリでした。
最後の蒸らし用新聞紙だけは私(父)が投入・着火権を何とか獲得しました。それ以外の着火は親が見守りながら子供たちだけで安全にできました。
炊きたてのごはんに「お~!」
最後の5分間の蒸らし時間が終わり、ふたを開けるときは全員で注目。子供だけではなく、親もかまどでごはんを炊いたことがなかったので、全員が興味津々。ふたを開け湯気が一気に解放され、子供たちからは「お~!」と歓声。
湯気が消えるとふっくらつやつやに炊きあがったごはんが目に入り、これには全員が「お~!!」と2度目の歓声。すぐにごはんをほぐすときつね色のおこげが見えました。おこげが大好きな子供は大喜びで、「そこのおこげ食べたい!」とテンションが上がっていました。
決められた新聞の量、ペースを守っただけなので、火加減を気にすることなく綺麗な炊き上がりになり、本当に驚きました。

炊きたてのごはんを食べてみると、みずみずしく甘いお米の味を感じました。子供たちはより強く感じられたようで、「甘くておいしい!」と笑みがこぼれていました。
妻が作ったキーマカレーを横に盛り付け。普段は主役のカレーも、この時ばかりはかまど炊きのごはんとダブル主役で、いつもの倍、おいしく感じました。
5歳の妹はいつも食べるのがゆっくりで、食べ終わるのが最後になってしまうのですが、自分で炊いたかまどごはんとキーマカレーがよほどおいしかったのか、一番最初に食べ終わっていました。
塩おむすび好きな10歳の姉からは、「明日はこのごはんで塩おむずびが食べたい!」とリクエストがあったのですが、夕飯用のお米しか用意していなかったので、それはまた次の時にね、と渋々納得してもらいました。おいしいごはんを自分たちで炊くことができて、家族みんながとても大満足で終始笑顔でした。
片付けもラクラク~

新聞紙の灰は説明書通り、新聞紙を広げて灰を出し、水にぬらすだけなので本当に手間なく簡単でした。タイガーのなべの作りはやはりしっかりとしていて、なべの内側を洗う際簡単に洗い流せました。
何よりも取り扱いやすく安全性が高いということが、子供を連れてキャンプをする親としては一番大きな魅力であると思います。そして、大人でも子供でも可能なシンプルな作業で非常に美味しいごはんが食べられるということも魅力的でした。
災害時にも役立てられるよう息子たちが炊き方を練習。楽しくごはんを食べていた(北村さんファミリー)

うちには食べ盛りの息子が3人いるので、普段は7~8合が必要です。この商品は5合なので、キャンプ場で中2の息子+親2人ではちょうどいい量でした。
さまざまなキャンプ場や自宅の庭で何度もチャレンジ
大洗キャンプ場、キャンプラビット、スノーピーク鹿沼 キャンプフィールド&スパなど、さまざまキャンプ場や自宅の庭などで何度か使用しました。水の分量や蒸らす時間などで毎回味や食感に変化があって、そのたびとてもおいしかったです。また、お米の味をより一層感じ、おかずがなくてもごはんが食べすすみました。

災害時にも役立てられるように、息子3人がそれぞれおいしく炊けるようになるまで練習し、毎回楽しくごはんを食べていました。炊くだけの作業でも、新聞紙の入れ方や丸め方など少しアレンジをして、兄弟のコミュニケーションも生まれ、にぎやかに楽しんでいたのが印象的です。
子供が大きくなるにつれて、家族全員そろっての食事が減ってきたのですが、そろって食べるときは3男が『魔法のかまどごはん』で炊いて、息子同士で楽しみながら作ってくれていたのがうれしかったです。また、炊飯器で炊いたごはんの味と比べてみたりと、食事の時間が楽しくなったと喜んでいました。

グループキャンプでも使ってみました。炊きたてのごはんがみんなで味わえるのが最高に良かったです。子供たちに(親の監視ありですが)炊飯作業を任せることで、それ自体もアクティビティになって楽しめ、親は料理に集中することができました。自分で炊いたごはんだと、食が細い小さな子供でも残さずに食べてくれていて、親御さんが喜んでいました。
炊き込みごはんにもチャレンジ

コーンの炊き込みごはんに挑戦してみたところ、かなりおいしくできました。コーンの甘みがごはんに移り、これは最高の出来栄えとなりました。子供も大絶賛でした!
筍の炊き込みごはんにも挑戦してみたのですが、筍が厚切り過ぎたのか、芯までしっかり熱が通らず、少々硬く仕上がってしまいました。ごはんは美味しく炊けたのですが、具材までは…となってしまいました。
専用ポーチも使用しました。ジャストサイズで強度もあり、屋外で使っていても破れるなどの心配はありませんでした。クッション性も程よく、運んでも割れる心配がないので安心して使用できます。強いて要望を上げるとするならば、新聞紙の余剰を入れる余裕があるといいな、と思いました。
これからも月に2~3回はこの『魔法のかまどごはん』を使用していきたいと思います。
祖母や子ども、甥っ子・姪っ子も一緒に、笑い声や驚きの声が飛び交う中でごはんを炊くひととき(井上さんファミリー)

実家に帰省した際、家族でのバーベキューに『魔法のかまどごはん』を持ち込みました。祖母や私の子ども、甥っ子・姪っ子も一緒に、笑い声や驚きの声が飛び交う中でごはんを炊くひとときは、本当に楽しい時間となりました。
4世代で一緒にごはんのおいしさを楽しんで
子供たちは新聞紙を丸めて火の管理を手伝いながら、「昔はこうやってごはんを炊いていたんだよ」と教わるワクワク感を体験。火加減の難しさに苦戦しつつも、自分で炊き上げたごはんを口に入れた瞬間の「わあ!おいしい!」という笑顔は、見ているこちらまで幸せな気持ちになりました。
炊き上がったごはんは、ふっくらとした食感で、つやつやと輝いていました。おこげもできていて、香ばしい香りとともにお米本来のうまみをしっかり感じることができました。
いつも家で食べているごはんよりも、一粒一粒が立っていて、噛むごとにお米の甘みや旨みが広がるのが印象的でした。炊きたてはもちろんのこと、冷めてもおいしさが残るので、おにぎりやお弁当にもぴったりだと感じました。
また、子供にもごはんを炊く経験をさせることができ、火加減を見守る難しさや、炊き上がった時の喜びを実感させてあげられました。自分で炊いたごはんを食べる誇らしさは、何よりの学びになったと思います。

祖母も懐かしそうに味わいながら「昔を思い出すね」と微笑み、家族みんなで作る楽しさや会話が弾む時間を、存分に味わうことができました。作る過程も食べる瞬間も、まるで小さな冒険のようにみんなで共有できるのが『魔法のかまどごはん』の一番の魅力だと感じました。

『魔法のかまどごはん』は、ただの調理器具ではなく、家族の思い出をつくり、世代を超えて食の喜びを分かち合える存在だと感じました。キャンプなどの楽しい時間に活躍するのはもちろん、火と水があれば使えるため、災害時にも私たちを支えてくれる心強い道具になると期待しています。
キャンプ場でも使用してみました

『魔法のかまどごはん』を安心して使う上で、スタンドとポーチは必須だと感じました。スタンドは想像以上にしっかりとしたつくりで、炊き上がった熱いかまどを安心して置けるのがとても助かります。安定感があるので屋外でも安心して使用できました。
ちなみに…キャンプの朝に『魔法のかまどごはん』を使って蒸しパンづくりに挑戦してみました。結果は…火力の調整が難しく、思うようには仕上がりませんでした(笑)。ですが、その試行錯誤もまた楽しく、これからいろいろな料理に挑戦してみたいという気持ちが高まりました。
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商品提供:タイガー魔法瓶株式会社
構成/町田玲子(BE-PAL編集部)