キャンプ鍋料理の新定番に!骨つき鶏手羽元肉で塩レモン鍋 | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 料理・レシピ

    2020.10.10

    キャンプ鍋料理の新定番に!骨つき鶏手羽元肉で塩レモン鍋

    私が書きました!
    料理家
    さとう あい
    宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は料理教室の運営や飲食店へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライター としても活動中。2児の母でもあり、子供と海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課

    寒い季節のキャンプ飯には、やっぱり鍋料理がオススメ

    肌寒い夜に食べたいのは、やはり身体を温めてくれる温かい料理ではないでしょうか。鍋やダッチオーブンなどの調理用具と、ガスコンロを用意すれば作ることができる鍋料理は、キャンプ初心者の方にもオススメのお手軽キャンプ料理です。野菜や肉、スープまで楽しめるので、1品作るだけでご飯のおかずにぴったりです。

    寒い季節になると鍋セットとして、カットされた野菜や魚、肉などがワントレーにのって販売されているお店もあるので、食材の準備も簡単です。様々な鍋スープが販売されていますが、今回ご紹介するのは、レモンと塩で味付けするさっぱり味の洋風鍋です。骨付きの鶏肉の出汁がしっかり出たスープに、レモンの酸味が効いたお子さまから大人まで楽しめる鍋料理です。

    材料(2〜3人前)

    今回使用する食材です

    ・手羽元肉 7本
    ・長ネギ 1本
    ・白菜 5枚
    ・しめじ 1パック
    ・にんにく 1片
    ・レモン 1個
    ・ケイパー 大さじ1
    ・薄力粉 大さじ2
    ・白ワイン 1/2カップ
    ・バジル 2枝
    ・塩胡椒 適宜
    ・オリーブオイル 小さじ1
    ・鶏がらスープの素 小さじ1

    野菜はお好みで、種類や量を増やしても大丈夫です。白ワインは辛口タイプのものがオススメです。レモンは皮から若干苦味が出るので、皮をよく洗ってから調理しましょう。

    下準備

    手羽元肉は袋に入れて下処理をすると洗い物が少なく済みます

    手羽元肉を袋に入れて塩胡椒を揉み込み、薄力粉を入れて振るようにして下味をつけます。

    野菜をカットします

    しめじは石づきを取り除き、手で房に分けます。白菜はざく切りにし、長ネギは3㎝程の長さに切ります。レモンは輪切りにします。にんにくは皮を剥いて半割りにします。

    カットした野菜も、ジップロックなどの保存袋に入れます

    ここまでの作業を自宅仕込みとして準備することで、キャンプ場へ行ってからの作業が格段に少なく、とても便利です。

    生バジルが手に入らない場合は、乾燥バジルでも大丈夫です

    バジルを持ち運ぶ際は、パックや袋に入ったままだと黒くなりやすいので注意しましょう。濡らしたペーパーを根元に巻いて、ラップで包むことで変色を防ぐことができます。乾燥バジルでも作れますが、生バジルを最後に飾ることで、彩りがあって綺麗な仕上がりになるのでオススメです。

    調理開始

    お肉は重ならないように鍋に並べましょう

    鍋を温め、オリーブオイルをしき、にんにくと手羽元肉を並べます。

    肉はしっかり焼けると、鍋底から綺麗に剥がれるので途中で触らないように気をつけましょう

    手羽元肉の表面がきつね色になるまで焼きます。この段階では、鶏肉の表面だけ焼けていれば大丈夫です。

    レモンは煮崩れやすいので一番上に置きましょう

    下準備したカット野菜(しめじ、白菜、長ネギ)を入れ、白ワイン、鶏がらスープの素、水300ccを入れ蓋をします。弱火でゆっくり加熱します。

    途中、水分が足らなくなったら適宜、足しながら煮ます

    ケイパーは、お好みで入れなくても美味しく召し上がれます

    肉が骨からホロッと取れるくらいの柔らかさになったら、ケイパーを入れます。水分量を水で調節し、塩胡椒で味を整えます。仕上げに上にバジルを散らして完成です。

    スープまで美味しい!鶏肉の旨味たっぷりの塩レモン鍋

    最近では、様々な鍋スープの販売がありますがワインやパスタ、パンなど洋風のお料理の時にオススメしたいのが、今回の塩レモン味の鍋です。レモンの酸味と鶏肉の旨味がスープにたっぷり浸み出ているので、具材を食べ終わった後のスープも楽しめるレシピです。クリーム系がお好きな方は、生クリームや豆乳、牛乳などをプラスして煮込んでも美味しいです。寒い日には、スープを多めに作って、ゆっくり食事をしながら身体を温めても良いですね。

    骨つきのお肉は、普段自宅でお料理をする際は火が入るのに時間がかかるなど、少し手間に感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、今回のレシピは、食材を入れてゆっくり出来上がるのを待つだけで良いので、アウトドア料理の際は、煮込み時間も楽しめます。寒い季節に、キャンプでコトコトゆっくり煮込んだ鍋料理は格別です。ぜひ塩レモン鍋を、キャンプ料理のレパートリーに加えてみてください。

    NEW ARTICLES

    『 料理・レシピ 』新着編集部記事

    野菜好きも肉好きも喜ぶ簡単アメリカンタコスレシピ!

    2024.04.19

    業務スーパーのおすすめチーズは?今買えるチーズを徹底的に解説!

    2024.04.15

    ホットサンドだけじゃない! 食パンで作る「キッシュトースト」のレシピを紹介

    2024.04.15

    焚き火での「べっこう飴」の作り方! 奥が深くて楽しいぞ~

    2024.04.14

    ブラウン初のグリル調理家電「マルチグリル7」は火起こしが苦手なBBQ初心者におすすめ!

    2024.04.14

    魚好き必見!魚料理専用「フィッシャーマンズスパイス」で作る簡単キャンプ飯レシピ2選

    2024.04.13

    汁なしカレー南蛮を100年前のレシピで作ってみた!【自衛隊出身芸人トッカグン小野寺の極上サバイバル飯 VOL.10】

    2024.04.12

    ピザやベーコンほかアウトドアで食べたいものばかり!スノーピーク「キャンパーの食卓」の中身

    2024.04.12