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RVパークとは?
RVパークとは、一般社団法人日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設のこと。
海外では身近な存在である「車中泊」だが、日本ではマナー違反といった扱いを受けたり、長時間駐車が可能な場所は人気が少なく危険と隣り合わせだったりと、いまだに環境が整っているとは言えない。そのためJRVAでは、アメリカを中心に設置されている車中泊施設を、日本独自の「RVパーク」として広げ、2012年から認定活動を行っている。
現在、全国各地に400カ所以上が設置され、温泉、旅館、道の駅、遊園地などの施設に隣接する形になっている。前提として次の条件を満たしているとされる。
- 余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)
- 24時間利用可能なトイレ
- 100V電源が使用可能(20A以上推奨)
- 入浴施設が近隣にあること(車で15分圏内)
- ごみ処理が可能
- 入退場制限が緩やか
- 看板の設置(指定ロゴを日本RV協会より支給)
- 複数日の滞在が可能
▼参考記事
【関東】のおすすめRVパーク
栃木県|RVパークみはらしの湯

キャンピングカーをおもな対象として、2014年9月にオープンしたキャンプ場内のRVパーク。周辺は静かな田園地帯で、満天の星が美しい。地下53mから汲み上げた井戸水を沸かした『みはらしの湯』のほか、手作りスイーツが楽しめるカフェもある。電源使用料は500円。
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埼玉県|メッツァRVパーク

埼玉県・飯能市の宮沢湖のほとりにあり、北欧雑貨やフィンランドブランドのセレクトショップなどが楽しめる商業施設「メッツァビレッジ」内のRVパーク。近くには温泉施設もあるので、そこで一日の疲れを癒やすこともできる。キャンピングカーでの埼玉の旅の拠点になりそうだ。
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千葉県|RVパーク OCEAN FRONT TATEYAMA

千葉県南房総の館山北条海岸沿いに位置し、目の前には館山湾が広がる絶景ロケーションが楽しめる。館山北条海岸は別名「夕日海岸」とも呼ばれており、真っ赤に染まる夕日も見どころだ。

施設内はバーベキューも可能。美しい景色を眺めながら、南房総の新鮮な海の幸を堪能するのも格別だ。
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神奈川県|RVパークライト スターフォレストキャンプ葉山

鎌倉や湘南、三浦半島など人気観光地巡りにぴったりのRVパーク。高速逗葉新道の料金所から車で10分、海まで10分と、便利なロケーションであることも魅力だ。 ウッドデッキ付きのサイトと広めの砂利サイトの2種類から選ぶことができるほか、RVサイトで焚き火をすることも可能だ。

また、RVサイトやテントサイト利用者は、ドッグランが1時間無料で利用できるなど、ペット連れにもやさしい施設となっている。
近隣ではシーカヤックやSUP、自転車ツーリングを楽しめるなど、アクティビティも充実。ファミリーキャンプからソロキャンプまで、誰でも有意義な時間を過ごせるだろう。
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【東海】のおすすめRVパーク
三重県|RVパーク VISON

三重県多気町の商業リゾート施設「VISON」にある、日本最大級のRVパーク。60サイト以上を有し、その内19サイトは仕切りのあるプライベートサイトのため、プライベート空間を確保して過ごすことが可能だ。
また、伊勢志摩や熊野など周辺の観光施設へのアクセスが良く、施設内には車中泊エリアに併設する温浴施設「本草湯」のほか、物販店や飲食店など70店舗が軒を連ねている。もちろん快適な車中泊に欠かせない24時間利用可能なトイレ、ダンプステーション、電源設備、フリーWi-Fiも完備している。
加えて、奥ヴィソンとも呼ばれる本草エリアは、VISONで最も標高の高いエリアにある。視界を遮る物のない広大な景色をみながら、ゆっくりと旅の疲れを癒すことができるだろう。
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【関西】のおすすめRVパーク
京都府|RVパーク京都南 鴨川RVサイト

料金:入庫後30分無料、以後30分毎に100円(24時間最大3000円)
宿泊可能台数:予約サイト4台、一般サイトは変動あり
位置するのは京都市伏見区の鴨川沿い。マンションを背にした立地で、周辺にはコンビニのほか「CoCo壱番屋」「マクドナルド」「スシロー」などのロードサイド店が多数。入口はパーキングゲート式で、24時間いつでも入出場可能。わずらわしいチェックイン・チェックアウトの手続きもない。
給水、トイレ、ゴミ処理、ダンプステーション無料という充実サービスで、敷地内にコインシャワーもある。時期によって駐車可能台数が異なるが、場内は芝生の予約サイト(電源あり)と、アスファルトの一般サイト(電源なし)に分けられる。
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和歌山県|Temple Hotel 大泰寺 RVパーク

開創1200年という由緒正しい寺院の境内にあるRVパーク。オートキャンプ場も併設されている。自サイト内で野外調理や焚き火(焚き火台使用)が可能。複数サイトを予約することで、タープの展開もできる。 トイレと炊事場はキャンプ場のものを、入浴施設は宿坊のものを利用可。いずれも素朴だが、手入れの行き届いた必要十分な設備。

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【北海道・東北】のおすすめRVパーク
北海道|星おどるRVパークおだいとう

本最大級の砂嘴(さし)・トドワラで知られる野付半島と、世界自然遺産の知床連山が一望できるという大自然を堪能できるRVパーク。天気が良ければ満点の星空も鑑賞可能。
敷地内には「ミートハウスながの」があり、おいしい肉料理を楽しめるだけでなく、肉の小売も対応しており、BBQや車内での調理も楽しめる。また、アウトドアアクティビティーとして、カヌーや潮干狩り、水平原ウォーク、釣りなどができるので、アクティブに遊びたい派にもおすすめ。
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北海道|RVパーク花ロードえにわ

花と緑の観光施設「はなふる」にあるRVパーク。夜間には無人となるが、カードキーで施設内のトイレに24時間入れるほか、Wi-Fiのある談話室やキッチンが自由に利用可能。電子レンジや調理器具も用意されており、簡単なものなら自炊できる。男女別の無料シャワーもある。

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北海道|RVパークはこだて緑園通

函館市内にある希少な車中泊スポット。長期滞在者向けのホテル「ホテル緑園通」を本体としており、チェックインはホテルのフロントで行なう。ホテルの共有スペースにある清潔なトイレは24時間利用可能だ。
サイトは道路に面した、ごく普通のマンション駐車場といった雰囲気。人通りも多く、車外でくつろぐ目的にはあまり向かないが、コンビニエンスストアやコインランドリーは至近。
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北海道|RVパーク室蘭 ZEKKEI BASE CAMP

料金:3300円(電源&水道)/2750円(水道のみ)
宿泊可能台数:6台
「道の駅みたら室蘭」と「むろらん温泉ゆらら」に挟まれた、海沿いの砂利スペースがRVパークになっている。インターネット予約による無人チェックインシステムで、自分で水道や電源、ゴミ捨て場を解錠して利用する。入浴はすぐ隣の「むろらん温泉ゆらら」にて。

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北海道|RVパーク えんがる町ホテルサンシャイン

ホテル駐車場がRVパークで、ゴミ処理、電源使用料が込みになっている。地域の入浴施設はやや遠いため、途中で入浴するか、別料金でホテル客室のユニットバスの利用も可能。ホテルのそばには複数のコンビニがあり便利。
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青森県|RVパーク 青森お~の~パーク

温泉の一段下の敷地にある広大な駐車場がRVパークになっている。運営するのはYouTuberの「青森の小野」さん。
利用料金は普通車サイズ1泊1台2000円(ドライバー1名含む)で、同乗者が1名増えるごとに500円追加される。この金額に入浴料が含まれており、滞在中3回まで入浴できる。別料金で電源利用も可。 本館となる「ハッピィー百沢温泉」は、RVパーク利用者は朝8時から入浴可能。
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岩手県|RVパーク岩手山

岩手高原ペンション村内にあるRVパーク。到着時にチェックイン手続きを済ませれば、チェックアウトは翌日10時までのあいだでフリー。屋外に水道設備があるほか、トイレは建物内のものを24時間利用可能だ。

敷地内には電源ありサイト、電源なしサイト、ミニドッグランなどがあり、車外にテーブル&チェアを展開することも可能。
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宮城県|RVパークまほろば

蔵王山の麓、遠刈田温泉郷内の日帰り温泉施設『まほろばの湯』に隣接。蔵王観光の拠点にもなり、徒歩圏内には飲食店もあるので、使い勝手がよい。温泉は源泉掛け流しで、露天風呂やナノミストサウナなどもある。電源使用料は1日500円。ゴミは有料で処理可。
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福島県|ネコマ マウンテン RV&キャンプサイト

「星野リゾート ネコマ マウンテン」のゲレンデ内に位置するRVパークで、荘厳な独立峰“磐梯山”の眺望が魅力。
RVパークの利用者は、併設の「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」の温泉を滞在期間中何度でも利用できるほか、ホテル内の一部アクティビティにも参加可能。キャンピングカーのレンタルとRVパークの利用がセットになったプランも新設され、より気軽に車中泊を楽しめる。
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【甲信越・北陸】のおすすめRVパーク
山梨県|enico.Mt.Fuji Resort&Glamping RVパーク

山梨県鳴沢村に位置する、雄大な富士山が望めるRVパーク。全ての区画に屋根付きの東屋とテーブル・イスのセットがあり、ゆったりとしたスペースで天候を気にせず焚火やバーベキューが楽しめる。ドッグランも併設されているので、ペット連れのキャンパーに重宝されそうだ。
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山梨県|RVパーク Campingcar Trip L

全区画に屋根があるため、天候を気にせず利用できるRVパーク。全体がログクラフトで建築してあり、木材の温かみを感じることができる。施設内にはリモートキーボックスが設置され、チェックインからチェックアウトまで“非対面”で利用可能。 その他、施設内にカーシェアリングがあり、近隣への買い物や入浴施設への移動等に利用できる。
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山梨県|RVパークやまなみの湯

日帰り温泉施設『やまなみの湯』の広い駐車場の一角に開設。温泉は露天風呂やサウナなど種類が多く、プールも併設。公園には遊具や遊歩道、テニスコートなどもあるので、ファミリーでの利用にもオススメ。近くに大型モールもあり、買い物も便利。電源使用料は500円。
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長野県|RVパークこころ屋

営業中にはベーカリー内のトイレが使用可能なほか、駐車場に簡易トイレあり。近隣施設で入浴可能。電源使用料は、あらかじめRVパークの利用料に含まれている。

チェックインだけはベーカリー営業時間内に済ませる必要があるが、以降の入出場は自由。市内での夕食や入浴に出かけられる。
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【四国・中国・九州・沖縄】のおすすめRVパーク
岡山県|RVパークライト COSTA HINASE RESORT

岡山県備前市に位置し、瀬戸内海に面するRVパーク。目の前には海が広がり、こちらも13の島々からなる日生諸島を望める絶景エリアだ。周辺には史跡や文化財などの歴史を感じられる観光スポットも充実している。牡蠣をはじめ新鮮な魚介類が豊富なので、バーベキューを楽しむのもおすすめだ。
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徳島県|お遍路RVパーク 安楽寺

お遍路で最初の宿坊である「温泉山 安楽寺」の駐車場に併設されたRVパーク。こちらを利用すると、霊験あらたかな夜のお勤め(宗教・宗派不問)に参加することも可能。また弘法大師が発見したと伝えられている温泉も利用できる。お遍路巡りはもちろん、観光や先祖供養などさまざまなニーズに対応できそうだ。
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高知県|RVパーク ALOHA Village・BaseCamp

まるでハワイにいるかのようなワクワク感のある、高知の海岸線に位置するRVパーク。目の前には太平洋のオーシャンフロントが出迎えてくれる。焚き火や囲炉裏、BBQ設備も充実。非日常な空間でありながら利便性も兼ね備えている。
その他、施設内にあるカフェコーナーよりできたてのハワイアンメニューを届けてくれるなど、グルメも楽しめるのがポイントだ。
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熊本県|RVパーク御立岬公園RV

ゴーカートやパターゴルフなどが楽しめる御立岬公園内にある。海水浴場へはクルマで約5分、不知火海が見渡せる御立岬温泉センターへは徒歩1分。電源使用料は無料。
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熊本県|RVパーク 阿蘇マロンの樹

自然の豊かな阿蘇南外輪山の中腹に立地。ドッグランを併設したレストランの広大な敷地内にオープン。四季を通じて山野草が楽しめ、夏にはクワガタやカブトムシも姿を見せる。電源使用料は500円。
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宮崎県|RVパーク かどかわ

野菜や鮮魚などを扱う『旬鮮かどがわ直売センター』に隣接。テラス席では海を眺めながらBBQが楽しめる(要予約)。周辺は海釣りや磯遊びのスポット。『かどがわ温泉心の杜』へは約4km。電源使用料は無料。
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宮崎県|RVパークsmart 高鍋温泉めいりんの湯

ハッチョウトンボやサギソウなど、希少な動植物が棲む高鍋湿原にほど近い『めいりん公園』の駐車場内に開設。『高鍋温泉めいりんの湯』の湯へは約200m。電源使用料は500円。
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鹿児島県|RVパーク いさ曽木の滝

日本一の滝幅210mを誇る大滝のある『曽木の滝公園』に誕生。春はサクラ、夏は天体観測、秋は紅葉など、四季折々の自然を体感できる。『曽木の滝温泉』へは約1.5km。15時間分までの電源使用料は無料。
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