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キャンピングカー・車中泊

2025.03.13

「RVパーク★NC21+ピーキャン★」で国井律子が実践! キャンピングカーで寒冷地の車中泊を楽しむには?

「RVパーク★NC21+ピーキャン★」で国井律子が実践! キャンピングカーで寒冷地の車中泊を楽しむには?
旅エッセイストの国井律子です。私のキャンピングカー歴は2008年から。当時どっぷりハマっていたサーフィンで使用するために中古車を購入したところからスタートしました。山道では非力な1,800ccエンジンの2WD車を、海辺で車中泊するためだけに使っていました。

その後結婚し、子どももできて「山にも行きたい!」と、2015年には3000ccディーゼルターボの4WDに乗り換えました。現在、そのクルマで家族みんなで雪遊びを頻繁にするように。

今回は、紆余曲折を経てたどり着いた「寒冷地車中泊」。快適に楽しむコツについて書きました。山間地では、GWくらいまでまだまだ雪と遊べますよ~。
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寒冷地の車中泊は、電源が使える「RVパーク」で 

外部電源を確保

外部電源につなげればバッテリー残量などを気にせず過ごせます。新潟県南魚沼市にある「RVパーク★NC21+ピーキャン★」にて。

寒冷地でのキャンピングカー車中泊では、電源さえ確保すれば、寒さを我慢したり、車内でぶくぶくに着ぶくれしたりせず快適に過ごせます。わが家はスノーボードに行く際、まずは近くにRVパークがあるかをチェック。ゲレンデから30分くらいなら喜んで走ります。それぐらい電源というのは寒冷地で不可欠なもの。今回利用した「RVパーク★NC21+ピーキャン★ 」のご紹介はのちほど。

電源をつなげたらまずはエアコンをピッ。家庭用のAC100Vが使えるサブバッテリーを装備していますが、エンジンを切った状態だと2時間もたずにバッテリーがスッカラカンになります。ちなみにキャンピングカーで電気を食う家電は、「エアコン」「電子レンジ」「ドライヤー」です。家と一緒か(笑)。でも外部電源があれば自宅と同じように安心して使い続けられます。

外部電源なしでもクルマが温められる「FFヒーター」もマスト

FFヒーター

走行中の燃料で稼働する「FFヒーター」は、必要に迫られて数年前に装着しました。

電源が確保できない場合や、そこまで寒くない場所での車中泊は、自宅を出発する前に約1日かけてサブバッテリーをゆっくり充電しておきます。走行中もある程度は充電できるのですが、出発前に100%の状態にしていればより安心です。

そんな場合に使う暖房器具はエアコンではなくFFヒーター。エンジンを切った状態でも使用できる、寒冷地車中泊での心強い味方です。燃焼後の混合気はマフラーから排気するため、恐ろしい一酸化炭素中毒の心配をせず安心して使えるのが魅力です。

消費燃料は一晩で3~5Lくらいでしょうか。レビューなどではよく1~2Lと書かれていますが、実際はもう少し燃料を消費している実感があります。とはいえ経済的なことには変わりなく、FFヒーターは、スキー場の駐車場などで小休憩しているときなどにも大活躍します。

車内では、足元から温かく

モコモコのスリッパ

だいぶ前に、百均で購入したモコモコのスリッパがいまだ大活躍。

足元にラグを敷くというのも底冷えが防げると思います。うちは6歳の次男が食べこぼすので、ウエットティッシュで床がサッとふけるようなにも敷いていません。その代わりにスリッパを履いて暖を取っています。

RVパークで外部電源を確保し、さらにFFヒーターがあれば、本州の冬場ならそこまで大げさな防寒対策はいらないかと思います。電気毛布やポータブルヒーターも不要かな。むしろ子どもたちは布団を蹴飛ばして寝ているくらい車内はポカポカです(笑)。

寝具はスノーピークのおふとん

寝具はスノーピークのオフトンを愛用。使っていないときは専用袋にコンパクト収納できます。

大人は運転席上にあるバンクベッドで就寝。

二段ベッド

子どもたちは後部の2段ベッドで寝ています。

もし寒いようなら、寝る際に「窓際のカーテンやシェードを閉める」「運転席と後部座席にカーテンをする」ことで冷気をかなりシャットアウトできます。わが家でもフロントガラスと運転席、助手席の窓を覆う断熱シェードを利用していますが、こちらは毎朝結露してしまい、夫がいつも文句をいっています。しかし、私はRVパークを利用するならシェードはいらないと思っています。外部電源が確保できれば、室内は十分快適だからです。

「RVパーク★NC21+ピーキャン★」とは?

今回利用したRVパーク

このRVパークは、国道17号線沿いにあります。

コシヒカリで有名な南魚沼の街道沿いにある「NC21ビル」。こちらはコインランドリー、マッサージ店、フィットネスジムなどが入る複合施設。その駐車場の一部を利用した電源付きのRVパークに滞在しました。景色こそ望めませんが、徒歩圏内にスーパー、飲食店、温泉銭湯などもあり、とにかく便利です。

鍵と取説

チェックインの際、深夜にトイレを利用するときに必要なカードキーと、施設説明書を預かります。

チェックアウトは、預かったセットをポストに投函するだけ。

こちらのRVパークには、トレーラータイプのキャンピングカーでやってきて長期間連泊する常連さんがいたり、北海道や四国など遠い場所からくる人もちらほら。また夏場は長岡の花火大会、雪上のランタン飛ばしが幻想的な津南ランタンなどのイベント参加のために利用する方もいるそうです。

給湯室

給湯室には電子レンジもあります。また、ゴミを捨てられたり、水タンクに補充するホースも貸していただけるなど、いたれりつくせりです。

施設利用代はごみ処理代込みで、1台1泊2,500円。現金かPayPayで支払い可能です。

施設内にあるトイレとシャワールーム

施設内には清潔なトイレやシャワールームもあります。

今回は近くの銭湯に行ったので利用しませんでしたが、シャワールームがあるのはうれしいですね。

こちらの施設担当者が言うに、「冬なんてお客さんが来ないかと思ったけど、ここ数年よく利用してもらえています」と。それはコロナ禍以降キャンピングカーに乗る人が増えたからだそうです。やっぱり冬のキャンピングカーの車中泊では、電源があると最高にありがたい。どんな豪雪地帯だろうと車内はポカポカ、幸せです。

★NC21+ピーキャン★

  • 所在地:新潟県南魚沼市竹俣235-1
  • 利用料金:1台・1泊2,500円
  • チェックイン:15時~18時
  • チェックアウト:10時まで
  • 電話番号:080-6048-7310
  • ホームページ:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/979.html

豪雪地帯の車中泊で、あると安心なグッズ

2月終わりの新潟の雪道

2月終わりの新潟県湯沢町中里周辺です。雪遊びは長いことやっていますが、こんな大雪は久しぶりに見ました。

見慣れない本気の大雪に子どもたちと一緒に大はしゃぎしてしまった私ですが(北陸出身の夫はクールでした…)、RVパークの方いわく約2週間で一気に降ったそう。住んでいる方は雪かきなど本当に大変だと思います。うちの亡き母も山形の内陸は豪雪地帯出身で、雪を見るたび目を三角にしていたことを急に思い出しました(笑)。

今回役に立った、雪深い場所に行くときに揃えていきたい便利グッズをご紹介します。

1.スノーブラシ

スノーブラシで雪かき

バスの雪下ろしをしていた地元のおじさんが使っていたスノーブラシ。お手製だそう。許可をいただいて撮影しました。

私が乗っているキャブコンタイプのキャンピングカーはバンクベッドがあるので、そこまでフロントガラスに雪が積もったりはしません。ハイエースなどワンボックスタイプのバンコンタイプは、フロントガラスの雪かき用にスノーブラシはあると便利ですね。

2.スコップ

子どもたちの雪遊び用スコップ

子どもたちの雪遊び用に買った折り畳み式の「CAPTAIN STAG」のスコップ。

夜間にあまりに降ってしまったとき、車両周辺の雪をどけるのにスコップは必須です。寒冷地に行く際再には、積んでいった方が安心かも。過去には4月の長野県白樺湖でもドサッと降られたことがあり、出番がありました。

3.十分な食料

多めの食料

いつも出発前に、自宅近くで食料をたんまり買い込んで出かけます。

きっと楽しめるだろうし、大丈夫だとは思うけれど、急変するのが山の天気。自宅がある東京を出る際、家族3食分の食料や水は必ず確保しています。

常温の食料

常温の食料も積んでいきます。

わが家のパントリーにある災害時に備えた備蓄食品。賞味期限が近いものからキャンピングカーに積んで旅で消費するローリングストックをしています。

ボックスに入ったたくさんの食料

リビングスペースある、次男が足を載せるボックスには常温保存の食料を入れています。

スープ類もストック

スープ類は朝食時やスノーボードのあとなど、身体を温めたいときに便利でおいしい。

雪国からの帰宅後は、洗車を忘れずに

湿った雪質で車体がドロドロに

湿った雪質の道を走ると車体がドロドロになります。

雪国では道路の凍結防止のため、塩化ナトリウムや塩化カルシウムといった溶雪剤が撒かれます。これがクルマのサビの大きな原因に。帰宅したら、なるべく早く下回りを中心に洗車しましょう。

帰宅後即洗車しています

帰宅後、即洗車。

スティック掃除機で車内清掃

スティック掃除機で車内清掃。シート掃除はハンディクリーナーで。

旅の最中の室内清掃は気づいたときホウキでサッとはいていますが、帰宅するや自宅からスティック掃除機を持ってきて大掃除。髪の毛や次男の食べこぼしがいろいろ。コードレスが便利ですね。

3階までの荷物も家族全員で運搬

アパート3階暮らしのわが家。荷物は部屋まで家族全員で運搬します。

次男もこの春から小1。子どもたちが大きくなると掃除、片付けに参加してくれるので、旅がすごくラクになりました。今シーズンの雪、もう少し楽しみたいと思います。

私が書きました!
旅のエッセイスト
国井律子
1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ(キャンピングカー所有)、自転車、サーフィン(ショートもロングも)、スノーボード、ファミリートレッキングなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納(整理収納アドバイザー1級資格取得)。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。直近は苦手な掃除をがんばっている。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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