世界遺産観光から焼きたてパンの朝食まで、おすすめRVパーク3選! | クルマの旅・ドライブ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.05.21 SAYA

    RVパーク京都南

    公認車中泊スポット「RVパーク」とは?

    自動車ユーザーなら誰でも利用できる公認車中泊スポット「RVパーク」。多くは1泊2000円ほどの低料金で、トイレはもちろん電源利用やゴミ処理まで可能な施設もあります。

    なにより「ここは車中泊可?」「注意されるかも?」と心配することなく、堂々と車中泊ができるのが魅力。

    そんなRVパークから、私が「もう一度利用したい」あるいは「すでに何度も利用している」おすすめの施設をご紹介します。「わざわざ有料のところに泊まるなんて……」と思っている方も、どんな過ごし方ができるか、メリットはあるのかなど、ぜひご覧ください。

    すべてが高規格「RVパーク京都南 鴨川RVサイト」

    京都イメージ

    世界遺産都市・京都。古都らしい歴史的な街並みは風情がありますが、街路の狭さや慢性的な渋滞で、車での観光が難しい地域でもあります。移動するたびに、安くはない駐車料金がかかるのも悩みのたねです。

    RVパーク京都南の入口

    ところが「RVパーク京都南 鴨川RVサイト」を使えば、車を拠点とした京都観光が可能に。キャンピングカービルダー大手のバンテックが運営する正統派RVパークです。

    RVパーク京都南の周辺環境

    RVパークから徒歩1分のコンビニエンスストア

    位置するのは京都市伏見区の鴨川沿い。マンションを背にした立地で、周辺にはコンビニのほか「CoCo壱番屋」「マクドナルド」「スシロー」などのロードサイド店が多数。Uber Eatsも届く、ごく普通の市民の暮らしがあるエリアといった印象です。

    新撰組ファンの私には「鳥羽伏見の戦い」跡地がホットですが、いわゆる歴史的建造物が立ち並ぶような観光地区ではありません。

    けれど、RVパークからは複数路線のバス停が至近。バスで近鉄竹田駅にさえたどり着ければ、ほとんどの世界遺産に簡単にアクセスできます。

    RVパーク京都南の入口

    入口はパーキングゲート式で、24時間いつでも入出場可能。わずらわしいチェックイン・チェックアウトの手続きもありません。

    RVパーク京都南のトイレ

    給水、トイレ、ゴミ処理、ダンプステーション無料という充実サービスで、「高規格キャンプ場」ならぬ「高規格RVパーク」と呼べる施設です。

    敷地内にコインシャワーがある珍しいRVパークでもあるのですが、残念ながら徒歩圏内に温泉施設はありません。

    観光に近鉄竹田駅を経由するなら、駅近くにある「伏見力の湯」で入浴してからバスでRVパークに戻ってくるのがおすすめ。慣れれば簡単なルートです。

    RVパーク京都南

    時期によって駐車可能台数が異なりますが、場内は芝生の予約サイト(電源あり)と、アスファルトの一般サイト(電源なし)に分けられます。

    予約受付はインターネットのみ。予約料金が追加されるほか、電源使用料は別途必要なため、やや割高になりますが、繁忙期には安心感が得られます。

    予約なしの場合は、連休開始前夜など利用者があまりいない時間帯に入場してしまうのがおすすめ。24時間いつでも入出場可能なコインパーキング方式が活きてきます。

    全国にRVパークは多々ありますが、おそらく「もっとも多くの文化遺産を訪ねられるRVパーク」ではないでしょうか。利用しやすく、手入れも行き届いており「全部のRVパークがこうだったらな」と思ってしまうほどの優良施設です。

    施設詳細

    • 名称:RVパーク京都南 鴨川RVサイト
    • 住所:京都府京都市伏見区中島河原田町62
    • 料金:入庫後30分無料、以後30分毎に100円(24時間最大3000円)
    • 台数:予約サイト4台、一般サイトは変動あり
    • 備考:予約料、電源使用料別途

    焼きたてパンの「RVパークこころ屋」

    RVパークこころ屋

    RVパークとして登録するためには、24時間利用可能なトイレや、入出場の制限を緩やかにすることなど、いくつかの要件があります。

    そのため、本体が宿泊施設だったり「道の駅」だったりと、もともと公共性の高い施設の登録が多い印象です。ところが、長野県にはベーカリー併設のRVパークがあるんです。その名も自家製酵母パンの店「こころ屋」。

    場所は諏訪市。諏訪湖や諏訪大社といった市内観光はもちろん、松本城で知られる松本市、善光寺のある長野市からも遠くありません。

    RVパークこころ屋のトイレ

    営業中にはベーカリー内のトイレが使用可能なほか、駐車場に簡易トイレあり。入浴設備はありませんが、近隣の施設を丁寧に案内していただけます。映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地となった「片倉館」が有名だそう。

    電源使用料は、あらかじめRVパークの利用料に含まれています。「電源は別途料金」という施設も多いため、とても良心的。

    RVパークこころ屋

    駐車場にはやや傾斜があり、レベラー代わりの木片を貸していただけます。愛用のレベラーがあるなら持参するのがおすすめ。

    チェックインだけはベーカリー営業時間内に済ませる必要があるものの、以降の入出場は自由です。市内での夕食や入浴に出かけられます。

    RVパークこころ屋のパン

    べーカリーは朝8:00にオープン。もちろん利用は任意ですが、ぜひとも買い物をおすすめします。私はイートインしましたが、きれいに盛りつけ、温められたパンは絶品でした。コーヒーなどのドリンクもありますよ。テイクアウトして車内で食べてもOKです。

    予約対応やトイレの管理など、個人がRVパークを運営するのは大変だろうと想像しますが、オーナーご夫妻のキャンピングカー愛が伝わってくる温かい施設です。

    施設詳細

    • 名称:RVパークこころ屋
    • 住所:長野県諏訪市湖南3948-1
    • 料金:1泊2200円(普通車・トレーラー)、1泊2750円(大型車)
    • 台数:6台
    • 備考:電源使用料込み

    お寺でキャンプ「Temple Hotel 大泰寺 RVパーク」

    大泰寺

    ユニークな立地を競うなら上に出るものはないのでは、というRVパーク「Temple Hotel 大泰寺 RVパーク」。

    場所は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町。開創1200年という由緒正しい寺院の境内にあります。

    オートキャンプ場も併設されており、その様子は『BE-PAL』本誌や当サイトの過去記事でも紹介されています。

    大泰寺リバーサイドサウナ

    RVパーク、宿坊、キャンプ場に加え、私が訪問したときにはリバーサイドサウナも実施。身体が温まったら、目の前の太田川に飛び込むというダイナミックな遊び方ができます。

    大泰寺

    かつてお寺は地域社会の中心で、一年を通じて人が集まる場所でした。大泰寺の敷地内にも保育園があり、子どもたちの声が響いていたそう。

    けれどいつしか、お寺は「法事くらいでしか行かない」遠い場所に……。地域に開かれたお寺を目指して、いろいろなアクティビティを展開しているのだそうです。

    保育園の園庭だったスペースは、いまは広々としたRVパーク&キャンプ場として活用されています。

    大泰寺

    RVパーク利用者は電源のあるブロック塀側に駐車しますが、なんと自サイト内で野外調理や焚き火(焚き火台使用)が可能。複数サイトを予約することで、タープの展開もできます。

    「あくまで駐車場」という位置づけで火気厳禁のRVパークも多いですが、ここでは限りなくキャンプ場に近い滞在ができます。

    大泰寺

    また、宿坊・キャンプ利用者と同条件でさまざまな「お寺体験」(別途料金・要予約)ができます。写経、坐禅、鐘つき、朝粥など、どれも日本人の宗教観や精神世界の豊かさと奥深さを体験できるので、ぜひ挑戦してみてください。ただの旅の通過点ではない、濃密な時間を過ごせます。

    トイレと炊事場はキャンプ場のものを、入浴施設は宿坊のものを利用可。いずれも素朴ですが、手入れの行き届いた必要十分な設備です。

    竹林に囲まれたサイトは静寂そのもの。夕暮れ時には鐘の音が響き、ゆったりとした時間が流れていきます。

    普段は「次の観光地に近い場所」といった視点で車中泊地を選ぶことの多い私ですが、RVパークそのものを目的地にする旅が実現します。

    施設詳細

    • 名称:Temple Hotel 大泰寺 RVパーク
    • 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町下和田775
    • 料金:1泊3000円
    • 台数:5台
    • 備考:電源使用料込み

    まだまだ多くのRVパークが

    2022年現在、全国には260箇所を超えるRVパークが存在します。私もこれまでに利用したのはごく一部。まだまだ素敵なRVパークがあるはずです。自分の中の「リピート確定リスト」をどんどんアップデートしていきたいと意気込んでいます。

    なお、いずれの施設もキャンピングカーであるかどうかは問いません。特別な会員登録等も必要なく、中には今回ご紹介したパークのように無人営業の施設もあります。普通車でも問題なく利用できるので、どうぞ旅の選択肢に加えてみてください。

    私が書きました!
    フリーライター
    SAYA
    グルメ、トラベル、車中泊、クルーズなどの記事を執筆しているフリーライターです。バンコンタイプのキャンピングカーで全国を巡っています。太陽も昆虫も苦手なインドア派ですが、車中泊×観光の組み合わせに無限の可能性を体感中。車を拠点にした遊びの話題をお届けします。

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