
CONTENTS
涼しいキャンプ場の選び方

沢沿いなら風も通るので涼しく、標高が高い場所は夏の夜なら10℃ほどの気温になることもある。また、標高が低くても海辺で風が流れる少し高台の場所などであれば、異常な高温にはなりにくい。
日陰を作るためにはポリコットンなどの遮光性の高いタープを張るのも必須。高めに張って風通しも良くすると、より涼しく過ごせる。
▼参考記事
【関東】の涼しいキャンプ場
茨城県|けやき平キャンプ場

営業:4月~11月
予約:随時(9:00〜16:00)
テントサイト:17
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:2,000円
気軽に登山ができると地元の人々に人気の土岳(標高599.7m)への登山ベースにぴったり。キャンプ場までは車でアクセス可能だ。ゲート前には登山者用の駐車場があるが、キャンプ場利用者はゲート内まで車で入れる。開放的なテントサイトは芝生で覆われ、フラットな地形。車の乗り入れはできないが、山の中にありながら太平洋を眺められるのが魅力。夏も比較的涼しい。サイトは全17区画で、うち14区画にはカマドが付属している。
設備はトイレ、炊事場とシンプルだが、きれいに清掃されている。日中は管理人が常駐しているので、安心。薪や炭も販売している。ゴミは持ち帰り制だが、公営なのでリーズナブルな料金で利用できるのがありがたい。土岳頂上までは場内から登山道が整備されていて、徒歩15分ほど。山頂からは筑波山を一望でき、360度の大パノラマが広がっている!時間があれば花貫渓谷へ足を延ばしてみよう。ここでは遊歩道が整備されていて、新緑を存分に楽しめる。

土岳の中腹に立地。サイトからは太平洋を眺められる。

山中にあるため、星空も美しい。
▼参考記事
群馬県|ASAMA Park Field

営業:4月中旬~11月下旬(予定)
予約:利用日の50日前~前日まで受付
テントサイト:40
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:15,400円〜
浅間山にもっとも近いキャンプ場で、長年、浅間園オートキャンプ場として親しまれていたが、2016年に現名称に変更してリニューアル。標高約1,350mで、夏の昼間は30度C、夜は20度C前後で、避暑にもおすすめ。 サイトは開放感抜群の草地のフリーサイト、木陰が確保できる林間フリーサイト、直火サイトなど。
料金は高めだが、広大なサイトに最大40組のキャパなので、満サイトでも隣を気にせずに浅間山の雄大な景色を楽しめる。設備は温水の使える炊事棟、温水シャワー、温水洗浄便座付きトイレ、ゴミ捨て場などと、料金も納得の大充実。ビギナーも安心だ。

ドーム型コテージは2棟。28,400円~。
▼参考記事
群馬県|菅沼キャンプ村

営業:4月下旬~10月20日
予約:随時
テントサイト:20
その他の宿泊施設:44棟
モデル料金:8,540円~
日光白根山の登山口に立地。真夏でも25度Cを超えることが少なく、避暑にぴったり。全国屈指の透明度を誇る菅沼が目の前に広がり、自然環境も極上だ。 SUPの持ち込みは禁止だが、菅沼でのSUP体験ツアーを開催。深青の湖水を存分に楽しめるクリアカヤックのレンタルも行なっている。
広場を利用したテントサイトはフリーサイトで車の乗り入れはNG。バンガローは6人用、8~10人用、10人用の3タイプ。炊事場、水洗トイレ、温水シャワーと設備も必要十分。ドッグランもあるので愛犬家にもオススメだ。

SUPツアーは朝凪セッション、デイツアー、夕焼けクルージングの3種類。
▼参考記事
【東海】の涼しいキャンプ場
岐阜県|Alpen Outdoors しろとりフィールド

営業:4月上旬~12月中旬
予約:3か月前の1日より
テントサイト:38
モデル料金:6,500円〜
スポーツ用品店として、売り上げ国内1位のアルペンが、自社所有のスキー場を中心とした複合リゾート施設「ウイングヒルズ白鳥リゾート」(岐阜県郡上市)内にオープンした初の直営キャンプ場。施設は標高1100mの高原にあり、晴れた夜には満天の星に照らされる。ほかにもゴンドラを使ったトレッキング、夏場のシャワークライミング、昆虫採集など、アクティビティの豊富さも魅力だ。
最大の特徴は、同社のアウトドア専門店で販売している人気ギアを、低価格で借りられるところ。例えば、10万円を超えるテントは1000円代で利用でき、テントだけでラインナップは18種類。また、設営・撤収をしてくれるサービスもあり、使って気に入れば、新品をネットで購入できる。

夏でも木陰で涼しい林間サイト。車を横付けできるタイプとできないタイプ、ソロ用などがある。
▼参考記事
岐阜県|モンベル 大山キャンプサイト

営業:無休(12月中旬~3月中旬は積雪状況により休業。1月~2月は完全休業)
テントサイト:63
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,200円
メールアドレス:booking@montbell.com
「モンベル」が手掛けるキャンプ場。自然を身近に感じられる、全63区画のキャンプサイト。電源付きの常設テントサイトとデッキサイト、オートサイト、グランドサイトが常設されており、炊事棟やトイレも整っている。 キャンプサイトが位置するのは大山登山口のすぐ近く。登山の拠点として活用できるのはもちろん、標高780mで夏場でも涼しく過ごせる。

デッキと電源付きの「デッキサイト」。各サイトの近くに専用駐車場(1台分)がある。
▼参考記事
岐阜県|パスカル清見オートキャンプ場

営業:4月下旬~11月下旬
予約:随時
テントサイト:22
その他の宿泊施設:1棟
モデル料金:5,600円~
飛騨美濃せせらぎ街道沿い、標高810mに位置しているため、空気がさわやかで、避暑キャンプにぴったり。敷地は清流で知られる馬瀬川に囲まれていて、自然遊びの場としても環境抜群。魚つかみ体験、砂金採り体験など、子供が楽しめるプログラムを提供している。
林間のテントサイトは8×8mほどで、全サイトにAC電源が付属。トイレ、シャワー、洗濯機もあり設備も十分だ。道の駅パスカル清見と隣接し、「明宝温泉湯星館」へは車で10分ほどと、何かと便利。連泊して、飛騨の自然を楽しみたい。

7~8月は、馬瀬川でイワナやアマゴを手づかみ体験できる。5匹3,000円。
▼参考記事
【甲信越・北陸】の涼しいキャンプ場
長野県|CAMP ONTAKE

営業:4月下旬~9月下旬まで
予約:随時
テントサイト:51
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:8,200円(雲の上エリア)
気持ち良い風を浴びながら、絶景を望む高原で遊び尽くせる、標高2034mと日本一標高の高いキャンプ場。昼間は高原サイクリング、夜は無数の星空を眺めるなど、アクティビティも豊富だ。

「雲の上エリア」という特別なサイトは、1日6組限定。サイトへのクルマの乗り入れができず、傾斜地にあり、キャンプ場指定のタープ使用が必須。そんな制約を差し引いても余りある、夏でも涼しく快適で、特別な感動を味わえる場所だ。
▼参考記事
長野県|戸隠キャンプ場


春は巨木のオオヤマザクラやニリンソウ群落、そして朝、シャワーのように浴びる野鳥のバードコーラス。夏はヤナギランと標高1200mの涼風、秋には色とりどりの紅葉。そして多彩なハイキングコースにもアクセスが良く、とにかく自然環境に恵まれている。
▼参考記事
長野県|鹿嶺高原キャンプ場

問い合わせ先:kareikogen@gmail.com
営業:GW頃~11月下旬予定
予約:2か月前の1日より
テントサイト:約50
その他の宿泊施設:5棟+6室
モデル料金:4,000円~
南アルプスの西側、鹿嶺高原に立地。場内の展望台からは、南アルプスの仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳、振り返れば中央アルプス・北アルプスを一望! 1,800mの高原ならではの大パノラマが広がり、気温は平地よりも10度Cほど低い。
テントサイトは区画のオートサイト、車両乗り入れ不可のフリーサイト、歩いてしか行けないソロサイトの3タイプ。ほかにキノコ型のキャビンもある。設備は炊事場、トイレ、シャワーと必要十分。すべてのトイレが和式から洋式へと改修され、使い勝手も向上した。

木立に囲まれたオートサイトでは美しい星空が楽しめる。
長野県|しらびそ高原山岳オートキャンプ場

営業:4月22日~11月5日
予約:3か月前の1日より
テントサイト:13
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,000円~
南アルプスの3,000m級の山々、中央アルプスや穂高連峰など、大パノラマを楽しめる。朝焼けや恵那山方面に沈む夕日も美しい。設備はトイレと炊事場のみだが、隣接するホテルの大浴場を利用可。真夏でも25度Cを超えず、朝晩は寒いくらいだ。

大パノラマが広がるサイト。広さは8×8m。眼前に南アルプスが見える。
▼参考記事
長野県|阿寺渓谷キャンプ場

営業:4月中旬〜11月上旬
テントサイト:30
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:12,400円(川がもっとも近いサイト27の場合)

江戸と京都を結んだ中山道の一部、木曽路の宿場町が点在する木曽川へと流れ込む阿寺渓谷。サファイヤロードと呼ばれる林道のドンツキにあり、標高は765m。上流に民家がないため水の透明度は高く、誰もが「おー」と驚くほど深淵は青い。渓谷沿いのサイトは、玉砂利が敷かれたヒノキ林の中にあった。水際までは徒歩10秒の好立地。上流からの川風が汗を一気に気化させ、体温を下げていく。

阿寺渓谷探勝路にある六段の滝。水量が多く、落差も大きいので吹き下ろす風がすごい。飛沫が舞い上がり、盛夏でも長時間滞在できないほどの避暑ポイントだ。
▼参考記事
長野県|弓の又キャンプ場

営業:4月~11月
予約:随時
テントサイト:32
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:3,500円~
星空の美しさで知られる長野県阿智村にあるため、星空を楽しみに訪れるキャンパーが多い。テントサイトは車の乗り入れ可能で、そばを流れる弓の又川に沿って細長くレイアウトされている。広さは通常と大きめサイズの2タイプがあるので、予約時に相談しよう。
標高は850mで、真夏はタープがないと厳しいが、すぐそばを清流が流れているので、日陰にいると涼しい。設備は炊事場とトイレのみだが、車で15分以内に温泉施設がある。

▼参考記事
長野県|松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場

営業:4月~11月末ごろ
予約:毎月25日より、3か月後まで
テントサイト:60
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:4,820円~
地域の林業を手がけ、自然との共生を目指す柳沢林業が運営を開始し、2021年春にリニューアル。標高1,000mなので夏でも夜は過ごしやすい。 テントサイトは電源付き区画オートサイト、電源付きの広場オートサイト、バイクサイトの3タイプ。
一部の区画オートサイトからは松本市の夜景を眺めることができる。お湯の出る炊事場、コインランドリー、水洗トイレなどの設備やレンタルも充実しているうえに、売店では日本酒や木工品などの特産品も販売している。

すぐそばにある美鈴湖でSUPが体験できる。常駐スタッフの安全講習と遊び方のレクチャーを受けた後に体験スタート。穏やかな湖なのでビギナーも安心だ。
▼参考記事
長野県|姫木平ホワイトバーチ キャンプフィールド

営業:4月末~11月初旬予定
予約:3か月前より
テントサイト:約80
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:3,500円〜
高原リゾートとして知られる長野県蓼科エリアに位置し、テントサイトにはシラカバやカラマツが生えていて、いかにも高原のサイトといった雰囲気だ。真夏でも30度Cを超えることがないので、避暑キャンプにもうってつけの環境だ。ただし、朝晩は20度C以下になることもあるので、防寒対策もお忘れなく。
テントサイトは100平米以上ある区画オートサイト、車の乗り入れ不可のフリーサイト、バイクサイトの3タイプ。ここを造るにあたり、余計な整備はせず、ありのままの自然を生かすことを意識したそうで、どのサイトも森の中に抱かれているような気分が味わえる。

場内を流れる小川。
▼参考記事
長野県|霧ケ峰キャンプ場

営業:7月~9月
予約:なし
テントサイト:約100
モデル料金(ソロ):730円~
電話:0266-52-2833(現地・営業期間中の問い合わせ)、0266-52-4141(諏訪市観光課施設管理係・営業期間外の問い合わせ)
昭和44年開業の昔ながらのキャンプ場。標高が1,600mと高く、夏でも快適。サイトは広々とした草地や土のフリーサイトからプライベート感のあるサイトまで、バリエーションが豊富。直火で焚き火ができるのも良い。クルマは乗り入れできないが、そのぶん静か。自然に包まれていることを実感できる。予約不要。
長野県|宮田高原キャンプ場

中央アルプスや伊那谷を望む標高1,650mの高原に立地。周辺には人家はなく、下界とは隔絶された別天地。避暑には最高だが、山の気候は変わりやすいので、防寒具は忘れずに。炊事場、簡易水洗トイレなど、設備は必要最小限だが、掃除は行き届いている。周辺には6本の遊歩道が整備されている。
長野県|五光牧場オートキャンプ場

長野県と山梨県の県境、野辺山に位置し、広大な牧場がフリーサイトになっている。サイトは自然そのもの。木陰あり、広々とした草地ありと、好きな場所を選べる。傾斜地が多く、トイレまでが遠いのは少々辛いが、八ヶ岳を望む開放感あふれる眺めはほかでは味わえない。標高1,400mなので避暑にもオススメ。
長野県|おんたけ森きちオートキャンプ場

王滝村の最奥部に位置し、樹齢300年を超える天然林のサイトは静寂そのもの。脇を流れる白川には生活排水が流れ込んでおらず、その美しさは感涙もの。夏には子供たちの絶好の水遊びスポットとなる。標高1,050mと高く、避暑にも良い。
▼参考記事
長野県|高ソメキャンプ場

営業:4月6日~11月16日(水曜休)
予約:毎年3月1日より随時
テントサイト:102
その他の宿泊施設:13棟
モデル料金:5,200円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
松本市内から約1時間とアクセスに少々時間がかかるが、その分、自然は濃密!白樺やカラマツに囲まれたテントサイトは5つのエリアに分かれていて、釣り池沿い、白樺林内、森の中の棚田状エリアなど、変化に富む。いちばん人気は池を見渡せるエリアAだが、各エリアに魅力がある。
上高地行きのバスターミナルがある沢渡まで車で約40分、乗鞍高原へも車で約40分と、アウトドア好きには絶好の立地。リピーターも多い。そんな自然を愛する人たちがベースにしているだけに、マナーは良好。自然環境の良さも相まって、とても居心地が良い。夏でも朝晩は15度C前後なので、避暑キャンプにもオススメ。

木漏れ日が気持ち良い。エリアBはトイレや水場も近く、ファミリーに人気。

標高が高く空気が澄んでいるので、晴れれば天の川を肉眼で見ることができる。
▼参考記事
山梨県|八ヶ岳Air-ground

営業:通年
予約:5か月前より
テントサイト:15
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,000円~
2022年4月に誕生したアットホームなキャンプ場。15区画あるオートサイトは100㎡以上と広々。八ヶ岳を一望できる眺望の良いサイト、夏も涼しい木陰サイトなど、環境はさまざまで、予約時に好みのサイトを指定できる。温水が使える炊事場や温水洗浄便座付きトイレなど、設備も十分。木立の中には子供向けのアスレチック広場もある。近隣に日帰り温泉施設が多いのも嬉しい。

直射日光を遮る木陰のサイト。

空気が澄み、美しい星空が楽しめる。
新潟県|休暇村妙高・笹ヶ峰キャンプ場

営業:7月1日~10月中旬(9月の営業は土・日のみ)
予約:フリーサイトは不可(オートサイトは電話またはホームページから)
テントサイト:233
モデル料金(ソロ):2,100円〜
自然以外何もなく、静かで穏やかな空気が心地よい。テントサイトは区画オートサイトと、予約不要のフリーサイトの2種類。真夏でも最高気温24度Cほど。ドーム型の常設テントサイトも3区画ある。火打山や妙高山の登山口のそばなので、登山目的で利用する人も多い。
▼参考記事
【北海道・東北】の涼しいキャンプ場
北海道|朱鞠内湖畔キャンプ場

ここはニュージーランド!? と錯覚してしまいそうな絶景が広がるキャンプ場。朱鞠内湖畔に位置していて、立地の気持ち良さはもちろんのこと、湖でカヤック遊びをするのもたまらない。釣りを楽しむ僕としては、イトウが釣れることも推したいポイント(時期によるが……)。真夏でも涼しく、快適に過ごせる。
▼参考記事
青森県|種差キャンプ場

営業:4月~11月中旬
予約:随時(電話受付時間9:00~17:00)
モデル料金(ソロ):500円~
三陸復興国立公園内にある、海辺まで迫る広大な種差天然芝生地の一角にあるフリーサイトのキャンプ場。「やませ」と呼ばれる海風の影響で、「夏でもクーラーいらず」といわれる場所。夜は寒いくらいだった。荷物は、駐車場からリヤカーで運ぶため、駐車場から遠い海辺のエリアは人も少なく、リラックスできる。

▼参考記事
山形県|蔵王坊平国設野営場

山形県と宮城県の県境にあり、猛暑でも涼しい標高約1,000mに位置した全面芝生のフリーサイト。車の乗り入れも自由。林間サイトなので木陰が気持ちよく、夜は長袖を着るほどの涼しさ。キャンプ場内にクロスカントリーコースがあり、御釜までのトレッキングコースもある。
▼参考記事
福島県|羽鳥湖畔オートキャンプ場

営業:4月上旬~12月上旬
予約:随時
テントサイト:55
その他の宿泊施設:3棟
モデル料金:3,300円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
周囲16kmもある人造湖、羽鳥湖湖畔に立地。日本オートキャンプ協会4つ星認定の人気キャンプ場。標高約700mで、真夏でも最高気温は27度Cほどと、過ごしやすいのも魅力だ。
テントサイトは区画オートサイトとフリーサイトの2種類。遠い近いはあるが、どのサイトからも湖の眺めを楽しめる。区画オートサイトは50㎡ほどだが、ツールームテントなら問題なく設営できる。大型テント+タープの人やグルキャンの場合はフリーサイトがオススメだ。
設備も充実していて、給湯完備のキッチンと温水洗浄便座付き水洗トイレが備わったサニタリー棟が場内に3棟ある。コインシャワーや無料の洗濯機等も備わっている。手ぶらキャンプもOKだ。湖畔にはサイクリングロードも整備されているので、自転車を借りて湖畔を散策するのも楽しい。

満天の星や湖畔に映る満月など、夜空観察もGOOD。

自転車を借りて湖畔散策もできる。
▼参考記事
【中国・四国・九州・沖縄】の涼しいキャンプ場
鳥取県|わかさ氷ノ山キャンパーズビレッジ

営業:4月下旬~11月上旬予定(火曜休)
予約:利用日の1年前より
テントサイト:61
その他の宿泊施設:10棟
モデル料金:3,850円~
鳥取県と兵庫県の県境にそびえる氷ノ山の山麓に立地。標高900mで朝晩は涼しい。オートサイトやキャビンのほか、本格的ドッグランもある。テントサイトは区画オートサイト、フリーサイト、手ぶらエリアの3種類。設備は炊事場、トイレ、シャワーなど必要十分。場内には氷ノ山登山口がある。山頂へは往復約5時間。体力に余裕があれば挑戦してみよう。

▼参考記事
島根県|カヌーの里おおち オートキャンプ場

営業:通年
予約:3か月前から
テントサイト:12
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:4,700円~
木々に囲まれ、木陰も多く、夏でも涼しい。広いスペースを5、6組でシェアする低料金のグループサイト、木で区切られたプライベートサイトがある。充実した設備のトレーラーハウスも人気。歩いて行ける江の川で、インストラクター同行のカヤック体験もできる。

▼参考記事
徳島県|四国山岳植物園 岳人の森キャンプ場

営業:4月1日~11月30日(不定休)
予約:1か月前より
テントサイト:約30
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:5,100円~
山岳植物を保護する目的で開設された個人経営の山岳植物園内に整備。貴重な高山植物の楽園で避暑キャンプができる。テントサイトは園内の見晴らしの良い場所に位置し、車の乗り入れOK。フリーサイトだが、大型連休時は区画サイトになる。設備は炊事場、トイレ、シャワーと必要十分。

近くには川遊びスポットも。
▼参考記事
大分県|9.BASE

営業:通年
予約:3か月前の1日より
テントサイト:16
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:3,000円~
キャンプを愛するオーナー夫妻が1年以上かけて完成させた手作りキャンプ場。1区画100㎡以上あるオートサイトや林間サイトのほか、フリーサイト、ドッグランサイトなど、サイト環境は多彩。木陰で涼しいソロ・デュオ専用のフリーサイトもある。オーナーが常駐しているので、防犯面でも安心だ。
▼参考記事
熊本県|矢谷渓谷キャンプ場

営業:5月連休、7月1日~9月30日まで
予約:2か月前から
テントサイト:30
その他の宿泊施設:1棟
モデル料金:3,000円~
菊池川の支流、上内田川が流れ、八方が岳と国見山に囲まれた渓谷に位置。天然の滝滑りが人気で、涼を求める家族連れで賑わう。自然の地形を活かしたテント村とフリーサイトを完備。近くには、ヤマメ料理を味わえる食事処も。

小さい子供のひざ下程度の水量の場所もある。
▼参考記事
沖縄県|南風見田キャンプ場


イリオモテヤマネコをはじめ、希少な動植物が生息する西表島。この島の西側半分には道路がなく、道路の先からは手つかずのジャングルが広がっている。その南側の道路の終端に位置するのが本キャンプ場。敷地をフリーサイトとして開放しており、日差しをさえぎる植栽と芝生のおかげで涼しく過ごせる。
設備は囲炉裏とトイレと五右衛門風呂だけで、水は山水で電気も来ていない。簡素なキャンプ場だがそのかわりロケーションは抜群。キャンプ場の近くにはスノーケリングにうってつけの浅い礁湖が広がり、空を舞うのは特別天然記念物のカンムリワシ。ときにはテントサイトをヤシガニが歩いていることも……。西表島の自然にどっぷり浸かれるキャンプ場だ。

かつて日本中のキャンパーやチャリダーが目指した南風見田の浜まで徒歩3分。美しい浅瀬と浜が広がる。
▼参考記事