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アスレチックやクラフト体験も『霊山こどもの村キャンプ場』

豊かな自然が魅力の福島県立自然公園「霊山」の南麓に立地。公園内にはキャンプ場や参加体験型の「遊びと学びのミュージアム」、木工館などがある。
テントサイトは区画オートサイトで全サイト電源(1,500W)付き。サイトの場所を指定して予約することができる。設備は水洗トイレ、炊事棟など。隣接する紅彩館で入浴も可能だ(大人440円、小学生220円)。
コテージはキッチン、バス、トイレ、寝具とすべて揃っていて、別荘のように利用できる。ミュージアムでは地球の不思議な営みを体感できるほか、親子で楽しめるワークショップも開催。
木工館でも不定期だがワークショップを開催している。また、屋外には空中浮遊感覚が楽しいスカイサイクルや足漕ぎ式のサイクル列車など、体を使って楽しめるアトラクションも設置されている。





▼参考記事
お花見から雪見まで通年キャンプができる『Chillax Garden CAMP.024』

2022年10月に開業したキャンプ場で、お花見から雪見まで、四季を通じてキャンプが楽しめる。
テントサイトは車の乗り入れOK。サイトはバリエーション豊富で、大まかに区画、フリー、林間、ドッグラン付きの4つに分かれている。
場内にはさまざまなサクラが植えられていて、例年4月中旬から下旬が見ごろ。オーナーのイチオシは、区画サイト(中)の1番と4番。予約時にサイト指定が可能だ。

営業:通年
予約:3週間前より
テントサイト:約65
その他の宿泊施設:
モデル料金:4,000円~
▼参考記事
2024年にOPENしたばかり!『安達アウトドアパーク』
「道の駅安達」上り線の裏山に位置し、場内から安達太良山を一望できる。土地の所有者から「地域の活性化に役立ててほしい」と相談があり、木々を伐採するなどしてキャンプ場に。テントサイトはオートサイトが15区画、ガレージ付きサイトが2区画、ドッグフリーサイトが1区画、車の乗り入れ不可のフリーサイトが約10サイト。
共有の焚き火スペースや管理棟にはカフェも設けられている。炊事場では温水は使えないが、シャワーやトイレなど、設備は新しく快適。道の駅へも徒歩3分と、何かと便利だ。

サイト内にガレージを備えたSAKURAサイト。ガレージ内にはテーブルと冷蔵庫を設置。14,300円~。

BAMBOOサイトは4区画ある。

ピカピカの炊事場。温水は使えない。

管理棟内にはカフェも開設。
▼参考記事
手ぶらでOK『羽鳥湖畔オートキャンプ場』
周囲16kmもある人造湖、羽鳥湖湖畔に立地。日本オートキャンプ協会4つ星認定の人気キャンプ場。標高約700mで、真夏でも最高気温は27度Cほどと、過ごしやすいのも魅力だ。テントサイトは区画オートサイトとフリーサイトの2種類。遠い近いはあるが、どのサイトからも湖の眺めを楽しめる。区画オートサイトは50㎡ほどだが、ツールームテントなら問題なく設営できる。大型テント+タープの人やグルキャンの場合はフリーサイトがオススメだ。

設備も充実していて、給湯完備のキッチンと温水洗浄便座付き水洗トイレが備わったサニタリー棟が場内に3棟ある。コインシャワーや無料の洗濯機等も備わっている。手ぶらキャンプもOKだ。湖畔にはサイクリングロードも整備されているので、自転車を借りて湖畔を散策するのも楽しい。








営業:4月上旬~12月上旬
予約:随時
テントサイト:55
その他の宿泊施設:3棟
モデル料金:3,300円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
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予約不要で行ける『舟津公園キャンプ場』

猪苗代湖の南岸・会津磐梯山を望めるロケーションに位置する舟津公園のキャンプ場。春は桜の名所として賑わう公園内の浜沿いにフリーサイトが設けられていて、景色は抜群。釣りやボートが趣味の人にぴったり。
▼参考記事
水遊びもできる『裏磐梯キャンプ場』

裏磐梯高原は磐梯山、桧原湖、五色沼など絶景ポイントが満載な高原リゾート。標高800mに位置し、約50haという広大なキャンプ場は、雄大な磐梯山を望み、場内に流れる小川で水遊びもできる。

▼参考記事
自然体験プログラムが充実『小野川湖レイクショア野外活動センター』
磐梯朝日国立公園内に位置しており、日本三大野鳥地としても知られる小野川湖畔に立地。自然の豊かさは折り紙付きで、野鳥はもちろんヤマネなどの小動物も観察できる。元々、団体向けの野外教育施設なので、カヌー、シャワークライミング、ネイチャートレッキングなど、さまざまな自然体験プログラムを提供している。テントサイトは芝生と林間の2タイプ。設備は新しくはないが充実していて、3棟あるキッチン棟には調理器具がそろい、温水も利用可能。シャワーや露天風呂も無料で利用できる。

林間や湖岸など、好きな場所にテントを張れる。天幕構造のキャビンもあり、寝具も常備。テントサイトはクルマの乗り入れNG。

小野川湖でカヌーやカヤック体験も。

シャワークライミングも人気。

メール:office@yagaikeikaku.com
営業:5月末~10月中旬
予約:随時
テントサイト:約20
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:13,200円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
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ブッシュクラフトを楽しめる『Sakura Bushcraft Field』

福島県二本松市の里山にある『Sakura Bushcraft Field(サクラ・ブッシュクラフト・フィールド)』は、自転車で旅をする人やブッシュクラフト、ノマドキャンプを実践したい人を対象にしたキャンプ場だ。
多くのキャンプ場が「直火禁止」をルールとして掲げるなか、ここでは「焚き火台使用禁止」つまり直火を推奨している。


直火の良さは大量の熾火(おきび)を確保できること。常に傍に調理用の熱源があり、思うままに火力の調節ができるため、手を替え品を替え次々と酒のつまみができあがる。このキャンプ場を利用したことで直火の贅沢さを改めて感じることができた。

Sakura Bushcraft Fieldはある意味“不便”なキャンプ場である。オートキャンプやファミリーキャンプには気安くおすすめできない。その理由としては
- 駐車場から一番近いテントサイトであるファインビューエリアまでの標高差が約20m(一般的なビルの7階部分に相当)、距離にして200mほど。ブッシュクラフト&ハンモックエリアまでは約300m。しかもアプローチは未舗装路。
- トイレ、水場がメインテント付近のみ。
しかしテントサイトまでの未舗装路が苦にならない自転車やオートバイのキャンパーにとっては、アプローチさえもトレイルとして楽しめるし、自分の“寝床”と“竈門(かまど)”を好きな場所に自由に設営できるメリットは大きい(しかも薪の調達も容易である)。

整備に当たっては、あまり手を入れすぎないよう気をつけたという。なかでも「ディープ・ブッシュクラフト・エリア」は篠笹を刈っただけ。倒木はもちろん、枯れた桑の木も伐採せずに残したままだ。そして敷地内では枯れ木であれば自分で伐って薪として使用できる。

メインテントではAC電源が使用可能。将来的にはメインテント付近にWi-Fiを設置してインターネット接続を確保し、ワーケーション(キャンプ場に滞在しながらリモート・ワークを行なうこと)の基地としての機能を持たせる予定だ。

敷地内にはタケノコや山菜、キノコが自生し、カブトムシなどの昆虫も生息している。これらの「地元の資源」を活用したワークショップの開催も検討中だ。また周辺の農家が栽培した新鮮な野菜を販売するなど、自転車で旅する人がフラリと立ち寄っても食料を確保できるようにしたいという。限られた積載量のなかで何を積むかに悩むことが多い自転車キャンプでは、キャンプ場で確実に食料と薪を手に入れることができれば、装備の軽減に大いに役に立つ。


遊休耕作地の有効活用法としてキャンプ場を整備するという発想はさまざまな可能性を持っている。地元の農産品や特産品のアピールの場としても、地域の交流人口や関係人口を増やすという意味でも、Sakura Bushcraft Fieldの取り組みは今後の地域振興のひとつの形としてモデルケースとなるのではないだろうか。
営業:通年
予約:随時
モデル料金(ソロ):3,000円
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作りたてのクラフトビールが飲める『ホップガーデン オートキャンプ場』
震災後、休眠状態となっていた公共施設「グリーンパーク都路」内のキャンプ場をクラフトビール醸造所「ホップガーデンブルワリー」が中心となり、リニューアルオープンした。すべて電源付きオートサイトなうえに、お湯が出る炊事場、洗浄機能付きトイレがあるなど設備も十分。併設の醸造所では、作りたての美味しいクラフトビールが楽しめる(土日祝日のみ販売)。


営業:4〜12月下旬(祝日以外木曜休)
予約:2か月前より
テントサイト:10
モデル料金:4,500円〜
▼参考記事
ソロキャンプにもおすすめ『RVリゾート猪苗代湖モビレージ』

磐梯山が一望できる猪苗代湖畔にある老舗のキャンプ場。オートサイトは湖畔、林間などバリエーションが多い。湖ではカヌー、釣り、湖水浴などができるほか、11月下旬~4月上旬にはハクチョウも飛来する。早くから欧米型のキャンプ・スタイルを導入していて、キャンピングカーサイト、トレーラー専用サイトも充実!
営業:4月上旬~1月上旬
予約:随時(電話)
モデル料金(ソロ):3,800円~(バイク2,200円)
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