
【三重県】のおすすめグランピング施設
Nordisk Hygge Circles UGAKEI

デンマーク発のノルディスクと三重県いなべ市がタッグを組み、既存のキャンプ場を大改修し、名称も新たに登場! テーマは、デンマーク語で豊かな時間の過ごし方や暮らし方、心の持ち方を意味する「Hygge」。建築資材はもちろん、太陽光をふんだんに採り入れる建築設計、提供する食事にも地元産を使うなど、SDGsを意識した取り組みも注目を集めている。また、コンセプトも建物のデザインも期待を裏切らない内容だ。
「ワイルド・サークルズ」と呼ばれるテントサイトは宇賀渓沿いに設けられていて、直火もOK。電線も見えず、自然のまんま。車が入れず不便だが、これぞキャンプの原点だ。そうかと思えば、グランピングができる「プライベート・サークルズ」には、ノルディスクのテントや円形のロッジが立ち並び、おとぎ話の世界にいるよう。数々のホテルで支配人を務めていた地元出身の手塚秋啓さんが指揮を執っているので、ホスピタリティの高いサービスも魅力的だ。キャンプとグランピング。設備は対極だが、どちらも大自然の中で過ごす贅沢と幸せを感じられる。




ホテル並みのサービスが魅力! グランピング施設




北欧スタイルのロッジ







センターハウス



撮影/小倉雄一郎
営業:通年
予約:3か月前の1日より
テントサイト:30
その他の宿泊施設:10棟
モデル料金:6,800円~
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【滋賀県】のおすすめグランピング施設
Minoriキャンプ場
ファミリーがくつろいで過ごせるキャンプ場をコンセプトに、2023年4月にほぼ手作りで開業。ぐっすり眠れるようにと、就寝時間を徹底するなどのルールも設けられている。設備やサービスはファミキャンビギナーに優しい内容で、レンタル品も充実し、手ぶらキャンプもOK。ワーゲンバスのキャンピングカーでのグランピングも楽しめる。
設備は上下水道が備わったトイレ、温水の出る炊事場、おいしい湧き水など、必要十分。ベテランキャンパーのオーナーが24時間常駐しているという点も心強い。

テントサイトは100㎡以上。ドッグフリーサイトも1サイトある。薪ストーブはG-Stove。薪付きで3,000円。

ワーゲンバスは素泊まりで30,000円~。

炊事場は給湯OK。

テントサウナは1時間貸し切りで2,000円。
営業:通年(土曜、祝前日、春休み、GW、夏休み、SW、冬休み期間の営業)
予約:2か月前より
テントサイト:11
その他の宿泊施設:1棟
モデル料金:6,000円〜(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
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エバーグレイズ琵琶湖

日本最大の湖・琵琶湖国定公園内に2021年4月開業の滋賀県「エバーグレイズ琵琶湖」。2004年にオープンしたアメリカンアウトドアリゾート「伊勢志摩エバーグレイズ」を手がける株式会社エバーグレイズと京阪電鉄不動産株式会社が共同開発したグランピング施設で、半世紀も手つかずだった自然の中アウトドアを満喫できる。
宿泊施設はカヌー付きレイクサイドテントヴィラ、ファミリー向けプレイガーデン付きヴィラ、ドッグラン付きヴィラなど全35棟。カナディアンカヌーで冒険に繰り出したり、アメリカンカルチャーを取り入れたキッズイベントに参加したり!近江舞子駅近くでアクセスも抜群だ。
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【京都府】のおすすめグランピング施設
ASOBIYUKU
大阪・京都からアクセス便利な「るり渓温泉」が、2025年春、遊びをテーマにしたリゾート「ASOBIYUKU」としてリニューアル! 屋外も屋内も思いきり遊べるフィールドが大幅に拡大し、子どもも大人も時間を忘れて楽しめる空間に生まれ変わった。

自然に包まれる温泉リゾートが進化!

京都・るり渓温泉は、京阪神から車で約1時間。るり渓のハイキングコースである標高791mの深山(みやま)からは、360度パノラマで広がる眺望や、渓流沿いの散策も楽しめ、豊かな環境にある。

チェックインは14時から。フロントで名前を伝えると、温泉やプールで使えるICチップ付きのカードを受け取ることができ、チェックイン前でも館内を自由に利用できるのが嬉しいポイント。


室内には冷暖房や冷蔵庫、ポット、アメニティ類までしっかり揃っていて、「手ぶらで来ても大丈夫」と感じる快適さ。外には各棟専用のBBQセットとテーブルが設置されており、自然の風が心地よく吹き抜ける。
遊び尽くせる!多彩なアクティビティ

今回のリニューアルの目玉ともいえるのが、遊びのエリアゾーンここには、ボルダリング、アーチェリー、ゴールキック、グローブとボール、的当てゲームなど、約50種類ものアクティビティがずらり。どれも無料で自由に楽しめるという太っ腹ぶりだ。

最初は様子を見ていた大人たちも、いつの間にか子どもと一緒になってボールを投げたり、的に挑戦したり。特にアーチェリーやゴールキックのコーナーでは、子どもよりも本気になって楽しむお父さんの姿もちらほら。世代を問わず遊び心を呼び覚ます仕掛けが、至るところにある。



大人も夢中になる秘密基地「ウッドマンラウンジ」

子どもたちが外で思いきり遊ぶ一方で、大人にも“自分時間”を楽しめる場所がある。それが、リニューアルで誕生した「ウッドマンラウンジ」だ。
チェックイン時に宿泊者には専用の番号が渡され、入り口にある端末に入力すると、まるで秘密基地のように静かにドアが開く。中に一歩足を踏み入れると、落ち着いた照明に包まれた大人の空間が広がり、ワクワク感とリラックスが共存する不思議な雰囲気に包まれる。営業時間は11:00~23:00まで。宿泊者は無料で利用でき、日帰りの方も料金を支払えば入場可能。誰でも気軽に楽しめる“大人の遊び場”だ。



さらに嬉しいのが、充実したドリンクバー。ビールやハイボール、コーヒーなどのソフトドリンクに加えて、ちょっとしたおつまみも用意されている。
好きな飲み物を手に、ゆったりとしたソファに座れば、それだけで落ち着いた時間に。

夕暮れのBBQタイム

チェックイン時と同じ建物で、15時からお肉や器具などのBBQセットを受け取る。火起こしもあるので、余裕をもってこの時間に設定されているようだ。外にある「野菜マルシェ」コーナーでは、好きな野菜を自分で選べる仕組みで、野菜が丸ごと並んでいる。


BBQセットの内容も充実。定番のお肉やソーセージ以外に、カレー風味のチーズフォンデュ、鉄板でサムギョプサルとそこにからめるバターライス。子どもにはハンバーグもついている。家族で“焼いて楽しい、食べておいしい”工夫が満載だ。


ボリュームはやや多めでしたが、ひとつひとつをゆっくり味わいながら、家族で会話を楽しみつつのんびり食べられるのが、グランピングの醍醐味。
夜の幻想空間「シナスタジアヒルズ」へ

夕食後、暗くなってから訪れたのが、夜のイルミネーションエリア「シナスタジアヒルズ」。「共感覚」という意味で、例えば、音に色や形を感じたりすることだそう。
リニューアルでより快適に!進化した温泉&パウダールーム



ドライヤーは20台以上もあって、混雑していても待たずに使えるのがありがたいポイント。さらに別室にあるパウダールームには、スチーム美顔器やストレート・カールなどのヘアアイロンがずらり! 美容好きにはたまらない、“体験型のコスメカウンター”のような空間だ。
アウトドア朝食と、チェックアウト後の自然散策

朝食も、バンガローの横で準備。昨日と同じ場所に材料を取りに行き、卵やベーコンは調理。サラダ、スープ、ジュース、コーヒーなども揃い、パンは1人2個のチョイス。シンプルながら満足感のあるメニューだ。

10時にチェックアウトを済ませたあとは、敷地を出て、るり渓の自然を満喫することに。「るり渓」は、通天湖から流れ出る清流が瑠璃色に見えたことから、明治38年に名付けられた渓谷。川沿いには小さな滝がいくつも点在していて、遊歩道をのんびりと歩きながら、清流と若葉を交互に眺め、散歩を楽しむことができる。
雰囲気のいいプール

朝の渓谷散策を終えて、次はリニューアルしたばかりのプールへ。宿泊2日目も無料で利用できるのがありがたい。

冷えた体をすぐに温められるのが、水着のまま入れる温泉エリアの魅力。男女一緒に入れるため、家族で一緒に温泉を楽しめるのもポイント。

食も癒しも充実!フードパーク&ランタンテラス
リニューアルで大きく変わった「フードパーク」へ。

食後に向かったのは「ランタンテラス」。2万冊を超える漫画や雑誌に加え、植物や動物の図鑑、絵本なども揃った癒し空間だ。

さらに、ランタンテラス内には50度の岩盤浴や、少し熱めの60度の部屋も設置されており、温泉前にひと汗かきたい人にもおすすめ。
▼参考記事
GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓
京都府南丹市にある、るり渓自然公園。標高500mに位置するこの場所には空を遮るものはなく、夜には星が綺麗に見られる。
毎年「星をもとめて」という星空観察イベントも催されており、天体グッズの販売や星空観察会、このほか望遠鏡工作といったファミリー向けイベントも用意されている。
るり渓自然公園内にある「GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓」は、ドームテントやキャビンなどで贅沢にグランピングが楽しめる。星空を堪能した後は、自然に囲まれてゆったりとした時間を過ごせる。
▼参考記事
【大阪府】のおすすめグランピング施設
campsite麓
大阪市中心部から車で1時間! 野菜の収穫、クラフトなど、里山の自然を満喫。

大阪市中心部から車で約1時間。郊外型の店舗が並ぶ幹線道路から現地に向かう脇道に入ると景色が一変。里山の風景が広がる。「自然遊びができるキャンプ場を作りたくて、5年前から場所を探していました。必須条件が川遊びだったので、いい感じの川を遡って見つけたのがここです」と管理人の大西新二郎さん。当初は藪に覆われ地形も不明瞭だったが、整備しているうちに棚田だったことが判明したそう。
テントサイトは区画オートサイト、区画サイト、フリーサイト、グランピングサイト、森のソロフリーサイトの5タイプに分かれている。料金は入場料不要でサイト料のみ。「子供をたくさん連れてきてほしい」と、区画オート、区画、フリーサイトは定員無制限だ。設備は温水洗浄便座付きトイレ、温水の出る炊事場など必要十分。
元小学校教師 presents!

敷地内を清流が流れている。浅瀬なので小さい子も安心。短いながら滝滑りも楽しめる。

農園で育てたホップは地元産クラフトビールに使用。

「遊びの森」には手作り遊具を設置。

大西新二郎さんは元小学校教師。あの手この手で子供たちの野遊び力を育てる企画を提供。
元棚田のテントサイト

フリーサイトは車の乗り入れNGだが、荷物の搬入出時は近くに停めてもOK。

区画オートサイトは4サイト。約100㎡。

手ぶらOKのサイト。
撮影/作田祥一
営業:通年
予約:利用日の60日前より
テントサイト:18
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,500円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
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安穏農園キャンプ&グランピング

大阪市中心部から車で40分ほどの豊能町で、20年以上前から自然農で野菜を作る安穏農園の敷地内の施設。都会に住む子供たちに土に触れる機会を設けたいと、2019年に開業した。適度に木陰を確保できるテントサイトは5サイトのみ。平日はグループOKだが、週末はファミリー限定となっている。
サイトは車の乗り入れ不可だが、駐車場までは10mほど。運搬用カートを無料で貸し出している。こちらに宿泊するならぜひ体験したいのが、農薬、化学肥料、動物性堆肥、ビニールマルチを使わずに育てた野菜の収穫だ。9月はナス、ピーマン、トマトなど。10月はカブなどの根菜類、11月はサツマイモが中心だ。設備はトイレ、炊事棟など。趣の異なるグランピングテントも3棟あるので、緩やかな時間が流れる里山で優雅に過ごしたい人にオススメだ。




おいしい野菜育ってます!



営業:通年
予約:利用日の3か月前より
テントサイト:5
その他の宿泊施設:3棟
モデル料金:6,600円~
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PARMGARDEN MAISHIMA
まるで異国に迷い込んだような雰囲気を味わえるグランピング施設。
ベイエリアに位置する敷地内には、米国から輸入したキャンピングカーやトレーラーハウスが点在。米国製の高級キャンピングカー「エアストリーム」では、タリムスリップしたような気分を味わえる。
サンセットや海が見渡せる贅沢なロケーションで、手ぶらバーベキューやデイキャンプを満喫しよう!
敷地面積24,000㎡の広大なサイトで、都会と自然の魅力をいいとこ取りできる。2024年9月1日より「ドッグラン」もopen。ペットサイトをご利用であれば無料で使用可能だ。
食材や道具・用品の持ち込みもOK。キャンプビギナーの方などにもご利用しやすい。
▼参考記事
【兵庫県】のおすすめグランピング施設
グランドロックキャッスル
「人間と犬の健康寿命をのばす」ことを目指し、大阪市内から車で約75分の自然豊かな森の中に誕生。「コロナ禍のとき、愛犬とキャンピングカーで犬連れOKのキャンプ場を回ったんですが、そのときに足りないと感じたものすべてを詰め込みました。うちは完全にドッグファースト、人間セカンドです(笑)」と、オーナーの岩城紀子さん。
テントサイトは専用庭付きのデッキサイト、斜面を利用したドッグラン付きのオートキャンプサイトのほか、今春には森林エリアに直火可能なオートサイトも誕生した。極力、自然に手を入れずにすむように、ウッドデッキを設置して水平面を作り出し、斜面もそのままドッグランにしたそう。
これが大正解で、ワンコたちも普段は秘めていた能力をいかんなく発揮し、斜面を走り回っていた。
犬用設備は大充実。場内の随所にリードフックやうんちBOXを設置。ドッグランは4か所、呼び戻しが可能なワンコならノーリードOKのトレイルドッグウォークも3本整備されている(1組1,320円~)。
人間セカンドとはいえ、温水の出る炊事場、シャワー、温水洗浄便座付きトイレなど、共有設備も充実しているのでご安心を!
斜面ドッグラン付き

ドッグラン付きオートキャンプサイトは、ノーリードOK。シンクと電源が付属。

専用ドッグランは500㎡以上。
林間サイトは直火OK!

森林オートキャンプサイト。ノーリードOKのサイトもある。6,600円~。

直火も楽しめる。

各サイトに手作りのツール掛けなどを設置。
西日本初のトレイルウォークも!

ノーリードOKのトレイルコースを3本整備。

予約制で15分ごとのスタートなので、ほかのワンコを気にせずにすむ。

敷地内4か所のドッグランは宿泊者も利用可能。こちらはカフェの前にあるドッグラン。

セルフシャンプーができる専用シャワールームも開設。
ヒト用設備もサイコー!

サイズの異なる4基のプライベートバレルサウナを設置。5,500円~。

サウナの入り口には愛犬専用ベッドも完備。

森林エリア内のリラックス場。森林浴をしながらベッドでお昼寝。

休憩スペースもある。

設備は十分。女性用トイレにはベビーベッドも設置。

炊事場では温水も使える。
宿泊棟あり

定員2名のかわいらしいタイニーハウス。8,800円~。1棟貸しのヴィラ(31,900円~)などもある。
BBQ食材は予約OK!

兵庫県産しらさき牛やガーリックシュリンプなど、極上の内容。2人前17,600円。
撮影/小倉雄一郎
営業:通年
予約:3か月前より
テントサイト:19
その他の宿泊施設:4棟
モデル料金:6,600円~ ※別途犬1頭につき1,100円
▼参考記事
峰山高原ホテルリラクシア

兵庫県のほぼ中央にある峰山高原ホテルリラクシアは播但道神崎南ICより約30分の場所にある。峰山高原は標高900mにある高原で、到着して車から降りると爽やかな風が吹き抜ける。冬はスキー場、夏はキャンプ場になり、一年を通してホテルも営業している。
こちらでは5タイプのステイ方法が楽しめる。
- テント持参の「フリーサイトキャンプ」
- テント一式貸し出しの「楽×楽キャンプ」
- テントでBBQを楽しみながら宿泊はホテルの「遊×泊プラン」
- グランピング
- ホテル宿泊
世代が違う家族・お友達と一緒に来ても、それぞれのステイ方法を選び、食事や遊びは一緒に楽しむということが可能だ。

こちらの施設は、テニスコート、2,500mのコースを走ることができるバギー、サイクリングなど多くのアクティビティが選択できる。

光が降り注ぐ木々の間を歩いていると、キツツキが「コココココ…」と木をつつく音や、かわいい鳥の鳴き声も聞こえてくる。


少し進むと「ノルウェイの森」という看板が見えてくる。2008年に映画のロケ地になった。

食材は「持参」と「注文」を選択できるが、持参した食材が足りない場合は、現地で追加注文できるので安心。アルコールを含むドリンク類もある。
食後はお風呂へ。ホテル棟にある大浴場や露天風呂を利用できる。キャンパーながら、大きなお風呂に入れるのはうれしいポイント。
ホテルの受付横に「星空観察セット」が用意されていて、宿泊者は利用できる。星の早見表、懐中電灯、ヨガマット、ベンチコートがあり、外で寝転びながら観察できるセットだ。


▼参考記事
ネイチャーライブ六甲
「ネイチャーライブ六甲」は、六甲山の山中にあるグランピング施設。自分たちで作る本格アウトドア料理を、神戸の夜景を眺めながら堪能できるのが魅力だ。
夜には望遠鏡での天体観測もアクティビティとして用意されており、スタッフのサポートのもと星空の観察を楽しめる。
静けさに包まれた森の中で、ゆっくりと星を見上げるひとときもまた、グランピングの醍醐味のひとつではないだろうか。
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