
※モデル料金や条件などは取材当時のものとなっています。最新情報はキャンプ場のHPなどでご確認ください。
CONTENTS
ファミリーキャンプの楽しみ方
ファミリーキャンプは、家族の絆が深まる、子供の成長を目の当たりにできる、など魅力がたくさん詰まっている。
しかし、キャンプと家族を愛するあまり、パートナーや子どもに自身のアウトドア価値観を押しつけてしまい、苦い思い出になってしまったという方もいるのではないだろうか?
そこで、ファミリーキャンプを成功させる工夫と心構えを伝授したいと思う。
失敗しないファミリーキャンプの楽しみ方
焦らずのんびりが基本
ソロキャンプやキャンプ経験者と行くキャンプとは異なり、ファミリーキャンプは経験の浅い、または未経験のパートナーや子供と行動を共にすることになる。
荷物の準備から始まり、現地でのテント設営や子供の見守り、子供が飽きないように食事の用意をする等々、苦労と工夫は絶えない。
自分が焦ってしまうと家族に伝染し、ギクシャクした空気になってしまうなどというもの。
事前の準備や行動の想定をするのも必要だが、何があっても焦らず、笑顔でいられる気持ちを持つことが非常に大切。
私もキャンプを始めたばかりの頃は、落ち着かない気持ちで焦ってしまうことがあったが、現在は何があっても「まぁいっか」という大らかな気持ちでキャンプを楽しむようにしている。
料理は簡単なものを
キャンプといえば焚き火や炭火を使った、豪快な料理が魅力。
ファミリーキャンプでももちろん料理は楽しみのひとつだが、子供達はすぐお腹が空いたり、急にトイレに行きたくなったり、川に飛び込んでずぶ濡れになったりするなど、ゆっくりと料理を作っていられないことも珍しくない。
そのため、作り慣れた料理にしたり、レトルトや冷凍食品を持ち込んでサッと済ませられるようにしておいたりするのがおすすめだ。
私も冷凍の焼き鳥やおでん、お餅やカレーなど、とにかく手間のかからない料理にするようにしている。
そんな簡単な料理でも炭の香りが移ったり、渓谷や広々とした海辺など雄大な景色の中で食べる料理は格別!
時間は普段の2倍を想定する
先程の「焦らずのんびりと」に近いことだが、そのためには時間に余裕をもとう。
焦らずのんびり行動するには、予測できる行動は事前に計画しておくこと。これで大まかな時間を割り出すことができる。
移動時間・設営の時間・調理の時間・子供を見守る時間などを計算し、その時間を2倍にして計画しておくことをおすすめしたい。
実際に2倍の時間を要したことはほとんどないが「おっ、早く終わったな」と思うことができ、気持ちに大きな余裕が生まれる。
楽しめる小道具を用意しておく
フィールドではたくさんの楽しみ方がある。川に行けば魚がいたり、石で水切りをしたり、周辺散策で探検気分を味わったり……。大人が何もしなくても子供は自然の中で伸び伸びと過ごしてくれる。
とはいえ、静かにテント付近で過ごしたい子もいれば、疲れて休みたくなってしまう子もいる。そのような場合に楽しめるよう、小道具を用意しておくのがおすすめ。
トランプ、ブロック、パズルなど、普段の生活でも使っているものを持ち込んでおいても良いだろう。
私は、キャンプのボランティアに行って子供たちと過ごした経験があるが、その際にはメタルマッチが好評だった。自分の力で火をつけられるのが楽しいようで夢中になっていた。
道具にこだわりすぎない
キャンプ好きであれば道具にこだわりたいところだが、家族でのキャンプでは道具の消耗は激しくなりがち。子供が使って壊れてしまうこともあるだろう。ファミリーキャンプに行くのであれば、リーゾナブルなギアを揃えるのがおすすめだ。
▼参考記事
関東でおすすめのファミリーキャンプ場15選
関東のファミリーキャンプ場
群馬県|-be- 北軽井沢キャンプフィールド
メール:info@be-kitakaru.jp
営業:4~11月
予約:2か月前より
テントサイト:約50
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,500円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
著述業やギアの開発などで活躍する佐久間亮介さんが理想的なフィールドで運営をスタート!
アウトドア・ライターやモデルとして活躍する佐久間亮介さんがオープンした注目のキャンプ場。佐久間さんは2014年から約2年かけて47都道府県のキャンプ場を回り、20か所以上でスタッフとして働いた経験もある。このフィールドと出会い、キャンプ場をはじめることを決めたという。「2019年に閉鎖されたクリオフィールドというキャンプ場の跡地です。個人的に林間で区画のないテントサイトが好きで、シラカバ、ナラ、クルミなど、樹種が多いのも魅力です」。テントサイトは車の乗り入れOK。基本的に林間だが、樹木少なめの芝生エリア、樹木多めの林間エリア、電源サイト、グループエリアの4タイプ。
設備は温水の出る炊事棟、暖房便座付きトイレ、シャワー、コインランドリーなどと十分。「名称のbeには、自分らしくあれ、という思いをこめました。いまはギアが注目されがちですが、野鳥を見たり、昆虫採集をしたり、道具にたよらず、キャンプの在り方や自然と触れあう楽しさを深掘りできる、実験場のような場所にしたいですね」。
木陰が気持ちいい
林間エリア。針葉樹と広葉樹の混交林だ。
空が広く見える芝生エリア。
グルキャンもOK!
グループエリアは3サイト。こちらは開放的なAサイト。
ヒミツ基地のようなCサイト。
設備は充実
コインシャワーが備わっている。
洗い場とトイレは場内に2か所。温水も使える。
トイレは清潔。
芝生エリアには遊具を設置。周辺は車の進入禁止なので、子供も安心。
バンガローも有り
ログキャビンが6棟あり。
生き物観察もおすすめ
サイトに居ながらにして生き物観察ができるのも魅力。
▼参考記事
群馬県|グリーンパークふきわれ
営業:通年
テントサイト:約70
その他の宿泊施設:9棟
モデル料金:5,800円~(大人2名+子供2名+クルマ1台で1泊利用した場合)
細やかなサービスで人気。例年、3月上旬ごろまでは積雪がある。初心者向けの冬季対応手ぶらキャンププランのほか、トレーラーハウスやキャビンに泊まるプランもあり、小さな子連れのファミリーも安心だ。数は多くないが、ソリやおもちゃの雪玉製造機の貸し出しもある。冬季限定で薪使い放題プランを提供(1,500円)。
▼参考記事
群馬県|DOAI VILLAGE

白いマシュマロのような外観のインスタントハウスは厳しい自然に適応した快適な造り。
営業:通年(天候で変更あり)
予約:2か月前より
テントサイト:8(5〜10月)、6(11〜4月)
モデル料金:84,000円〜(インスタントハウスの場合)
土合駅から徒歩0分のグランピング施設
谷川岳の麓、JR上越線土合駅の下りホームは地下深くのトンネルにあり、地上まで486段の階段を登る。日本一のモグラ駅の愛称で鉄道ファンや登山愛好家に有名だ。その無人駅の敷地を活用してグランピング施設をオープン。今は使われていない切符売り場や駅務室は、カフェ「駅茶mogura」として活用されている。本場フィンランド式のサウナもある。

薪の炎で90度まで熱したサウナ。
▼参考記事
栃木県|昭和ふるさと村
営業:通年
予約:詳細はHPを確認
テントサイト:27
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:7,120円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
国指定登録有形文化財「旧木幡小学校」を活用
昭和9年(1934年)に建てられた木造校舎がシンボルの旧木幡小学校。2006年に廃校になったが、「愛着のあるこの場所を活用して地元を盛り上げたい」と、那珂川町にあるサンタヒルズオートキャンプ場の初代オーナー、中村利美さんがリニューアル。2009年に営業をスタートした。
敷地内にはキャンプサイトをはじめ校舎を利用した宿泊施設や昭和の暮らしがわかる展示室、ライブラリー、体験工房、カフェなど盛りだくさん。まるで里山アミューズメントパークのよう。廃校利活用例の先駆けとして知られ、全国から視察が絶えないそうだ。
校庭を利用したテントサイトは天然芝が広がり、車の乗り入れもOK。校庭とは別に、里山の風景を楽しめるサイトも用意されている。いずれも1区画130平米ほどと広めで、一部では電源も利用可能。校庭のテントサイト中央部やプールの裏手は広場になっていて、子供たちが自由に遊ぶことができる。
設備はお湯の出る炊事場、温水洗浄便座付きトイレ、ドッグラン、ハンモックに寝転んで星空観察を楽しめる星空デッキなど、大充実。カフェでは懐かしの給食メニューも提供しているので、チェックアウト後にランチを楽しんで帰るのもいい。

体育館の裏手にある、里山の風景が楽しめるサイト。段差があるので隣が気にならない。

炊事場は2か所。洗剤やスポンジ、水切りカゴも常備。

貸切露天風呂は大人880円、子供550円。
体育館も活用!

体育館内のキャンパーズサロンは、消灯後も楽しみたい人向けに24時まで開放。
グランピングも人気

ウッドデッキタイプからプールを活用した水上コテージまで、さまざま。1泊2食付きで、2名で17,600円~と、リーズナブル。

冷暖房完備で快適。

焚き火も楽しめる。
コテージもある!

戸建てのコテージが2棟ある。こちらは古民家タイプ。

風呂、トイレ、キッチンも完備。ペットもOKだ。

専用庭付き。
▼参考記事
栃木県|バリアフリー鉄道農園「風だより」 カフェ&キャンプ
子供も大喜び。場内をミニ列車が運行!
元々カフェレストランを営業していたが、敷地を整備して2022年末にミニキャンプ場を開設。場内には一周約130mのミニ列車が運行。特製の車いす専用車も連結されている。ログハウスのカフェは予約制で、タイ風の牛丼やパスタなどを提供。
▼参考記事
栃木県|那須ユートピア 美野沢アートヴィレッジ

かつての教室は客室に! ホテルのような個室も

校舎内には個室を2部屋完備。黒板や荷物棚はそのまま。ここは1、2年生の教室だったそう。
2016年に閉校し、当初はホテルとしてリノベーションされるはずだった美野沢小学校。だがコロナ禍に突入し、アートやキャンプ、サウナを主軸とした訪れやすい施設として生まれ変わることになった。校舎内のトイレなどは改修されているが、建物は小学校時代の面影を残している。校庭での特別活動(キャンプやサウナ)はもちろんのこと、美術、体育といった学校授業さながらの遊びが楽しめる設備も。屋内外に遊び場があるので、雨天時にも強い。ファミリーやグループで過ごすには絶好の遊び場といえるだろう。
那須ユートピアがある那須町は、栃木県内の北側に位置しており、車で10分も走れば福島県という立地。周辺には民家が点在する田園風景でとても静か。周囲に街灯はほとんどないので夜は星が綺麗に見える。新たな息吹がもたらされた学び舎は、人びとが集う地域の支柱としての存在感がある。
サウナや五右衛門風呂など癒やしのヴィラも充実!

校庭には手作りのコンテナサウナがある。水風呂やリクライニングチェアも完備され、心地よくととのえる設備が充実している。「青空でひとっ風呂 気持ちいいなぁ♪」(編集・大下)

フィンランドサウナではロウリュもお好きなように。ヴィラには酒樽を再利用した五右衛門風呂や水風呂もありリフレッシュできる。
国内外のアーティストの作品が各教室で競演

1、2階の教室には国内外のアーティストの作品がズラリ。利用者は無料で鑑賞可。階段の壁などにも作品が描かれ、見どころ満載だ。
広~い体育館で童心に帰れる!

体育館は一組ずつの時間貸し(大人1,100円、子供550円)で受け付けている。久々にバスケでも! おじさんトリオもおおはしゃぎ!

図書室は小学校の蔵書を一部引き継ぎ選書。のんびり読書もいい。
▼参考記事
栃木県|アビルキャンプリゾート那須

開放的なオートフリーサイト。区画オートサイト、ブッシュクラフトエリアなどもある。
ファミリーからソロまで楽しめる!
2022年4月に本格的にオープンしたキャンプ場で、ソロからファミリーキャンプ、ブッシュクラフトまで、多彩なニーズに対応したサイトを整備。シャワー、パウダールーム、コインランドリーなど、設備も充実。アスレチックエリアやドッグランなど、敷地内で楽しめる場所も多く、家族連れにもおすすめだ。那須高原SAスマートICから5分と、アクセスも抜群!

流し台は場内に3か所ある。お湯も使える。
▼参考記事
千葉県|オートキャンプ・フルーツ村
営業:通年
予約:1月1日より1年分の予約可能
テントサイト:53
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:5,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
林と小川に囲まれたファミリーとソロ専用のキャンプ場。22時完全消灯なので、静かな夜を過ごせる。その分、日中は自然を楽しんでもらいたいと、カヌーやカヤック、バウムクーヘン作り、簡単燻製体験教室など、さまざまなアクティビティーを提供。テントサイトは植栽で区切られたサイト、林間サイト、開放的な草地のサイトの3つのエリアがあり、5区画にAC電源が付いている。設備は清潔で、炊事場、トイレ、コインシャワーと、必要十分。週末の夜には、子供向けの映画鑑賞会を開催している。
場内を流れる川ではカヌーやカヤックも体験できる(催行日は要事前確認)。1時間1,500円~。
夏はブルーベリー狩りを楽しめる。
管理が行き届いた設備。
▼参考記事
千葉県|中野屋 haconiwa Camp
営業:通年(不定期休業日あり)
予約:随時
テントサイト:1
モデル料金:16,500円〜
”囲まれ感”に癒やされる庭キャンプ
中野屋は、古民家を再生した貸別荘。茅ぶきの純和風建築は明治時代のもので、国の有形文化財に登録されている。ハコニワキャンプは、その美しい庭にある貸し切り空間だ。
400年以上続く家系で、もはや何代目かもわからないという管理人の潮田夫婦はキャンプが趣味。カップルが珍しかったころは家族連ればかりのキャンプ場でどこか引け目を感じていた。離島も好きだったが気軽には行けないため、「試しに」庭にテントを張ってみたところ、これが意外といい感じだったとか。ハコニワキャンプは、こうして生まれた。
箱庭とは言い得て妙。ここには適度な“囲まれ感”があって、いつものキャンプとは少し違う、落ち着いた時間が流れている。たとえば、気の置けない友人や家族と人目を気にせずキャンプしたい人とか、静かな時間を求める人には、とてもおすすめ。「自然」ではなく、自分自身と向き合うかのような時間が過ごせる。
囲炉裏も使える団らん体験

敷地に入ると堂々たる母屋が正面に現われる。キャンプ場とは別で要予約、こちらも宿泊可能。

中野屋に生まれた潮田武雄は造園を学び、1907年に渡米。アメリカで多くの日本庭園を手がけ、「News week日本版」の「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた。
丁寧に作られたプライベートサイト

サイトの一角にあるハットも利用可。靴のまま入れる土間と、大人3人が寝られる小上がりがある。テント泊が不安な人も安心。

手入れが行き届いた高麗芝で、5月の連休ころには緑色になる。素足になりたい、寝転びたい!

水道は2口。シンクは常にピカピカに磨かれ、オーナーの愛情が伝わる。

6人でゆったり使えるガゼボ(あずまや)。雨が降っても大丈夫。

庭からの景色。周囲の民家とは距離があり、プライベート感がある。

マスコットは白猫と三毛猫の2匹。「ぜひ来てニャ」
▼参考記事
千葉県|CAMPかぐや

なんとも日本らしいキャンプ風景。竹林キャンプは絵になる。
竹林を整備して誕生!
全国で放置竹林が問題となっているが、こちらはそんな竹林の景観を残しつつ整備したキャンプ場で、2023年4月にオープン。竹に囲まれたサイトはプライベート感があり、自分のペースで過ごせる。現在も整備が続く敷地内には竹製滑り台、竹製の明かりボールも設置され、竹の魅力を再認識できる。親子で参加してみては?

切り出した竹を活用した竹細工などにチャレンジ!
▼参考記事
千葉県|ogawa GRAND lodge FIELD
営業:通年
予約:随時
テントサイト:35+フリーサイト
モデル料金:7,000円〜(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
私たちが体験してきました!
ライター 佐藤旅宇ファミリー

自転車など、タイヤの付いた乗り物と旅を愛するライター。30年モノの日産ラルゴに家族を乗せ、猫が多いことで有名な香川県の佐柳島までロードトリップしたことも。
アウトドアブランド・ogawa初の直営フィールド!
千葉県柏市といえば、大手アウトドアチェーンやアウトドアブランドが多く入る商業施設があり、関東有数のアウトドアの集積地。そんな場所に、2022年7月アウトドアブランドのogawaが運営するキャンプ場「ogawa GRAND lodge FIELD」がオープン。1万7000坪にも及ぶ広大なゴルフ場の跡地を整備した。
車だと都心から1時間少々。こんな近場に緑豊かなフィールドが広がっているという。うむむ、これは一度試してみなければ。妻と遊び盛りの子供3人を連れて、早速キャンプをしてきた!
常磐自動車道を柏ICで降り、国道16号線を千葉方面へ。この道は大型商業施設が立ち並ぶ賑やかな幹線道路だが、10分ほど走ってキャンプ場へ続く県道に入ると周囲の風景は一変。畑が広がるのどかな景色に。
満を持してオープンした快適性MAXな施設作り
その1
ゴルフ場の芝生を存分に生かした気持ちいいサイト

キャンプサイトは裸足でも過ごせそうなふかふかの天然芝。バンカーや池、敷地を囲う防球ネットなどもそのまま残されている。

開放的なサイトは元ゴルフ場ならでは。グリーンだった場所にテントを張り、フェアウェイを駆け回って遊べる。「全力で走って楽しめちゃう!」

バンクに向かってジャーンプ!
「SDGs的な観点から、なるべく大きな工事を行なわずキャンプ場へとリノベーションしました。ゴルフ場のシンボル的な存在である防球ネットも、あえて残してあります」
そう語ってくれたのは支配人を務める小室さん。早速、受付を済ませてテントサイトへ移動すると……おお〜、まさにゴルフ場そのものだ。ティーグラウンドやグリーンははっきりと面影を残しているし、砂こそ撤去されているものの、バンカーの窪みもそのまま。結構な落差で、子供たちの格好の遊び場となりそうだ。全体的に芝の状態がとても良く、マットを敷かなくても快眠できそうなほど柔らかい。空を広く見渡せる開放的な空間で、よく晴れた夜なら満天の星が見られそうだ。
その2
ogawaのほぼ全ラインナップをじかに見られる

受付を行なうセンターハウスはogawaのコンセプトストアも兼ねている。製品を手に取りながら購入できる。
支配人 小室徳之さん

ogawa製品の企画やデザインも手がける、キャンプギアのエキスパート。「新商品も体験してください」

テントの中はどうなってるの?

レンタルテントは充実の品ぞろえ。今回は「オーナーロッジ タイプ52R T/C」を借りた。展示も実施中。
創業100年を超える老舗アウトドアブランドが手掛けているだけあって、テントやタープなどの充実したレンタル品が光る。そして、各スタッフさんがキャンプを熟知したプロフェッショナルという点も高ポイントだ。もし気になっているogawaのテントがあれば、事前に連絡を入れることをおすすめする。なんと、来場までにサンプルを設営・展示してくれるサービスを行なっているのだ。
さらに特筆したいのが、冬のアクティビティーとしてイチゴ農園が併設されており、ファミリーで収穫体験ができること。ゴールデンウィーク頃まで楽しめるので、ぜひお試しあれ!
その3
季節限定「イチゴ農園」で子供と一緒に果実狩り

冬から春にかけてイチゴ狩りも楽しめる。紅ほっぺをはじめ、3品種を栽培しており、どれも大きく甘い!

めっちゃ美味しい!
サウナとデッキサイトは鋭意整備中

タレントの清水国明さんが整備を手掛けている林間サイト。ウッドデッキにテントが常設される予定とか。

シャワー室を備えたサウナもオープン予定。デッキで外気浴も楽しめる。
▼参考記事
千葉県|キャンプマナビス

棚田型の森サイトは芝生と砂利、ウッドデッキの3パターン。電源サイトもある。
子供の健やかな成長をテーマにオープン
太平洋と小高い山へ続く森という2つの自然を満喫できるユニークな立地が魅力。運営は「河合塾マナビス」の子会社。企業理念である「すべてはお子様たちの健やかな成長のために」をテーマに子供が五感をフルに使う体験を用意。体験型イベントも展開予定だ。家族で利用することを考え設備を充実させているので、初めての人も安心。

施設内に源泉かけ流し露天風呂がある。
▼参考記事
千葉県|しげキャン
営業:通年
予約:随時
テントサイト:15
モデル料金:8,000円〜
メールアドレス:robamaru@jinriki.net
間伐材サウナにBARまで!ファミリーやソロもゆったり
千葉のローカル路線として人気の小湊鐵道。キハ40形のディーゼルカーにゴトゴト揺られて降り立ったのは、終着の上総中野駅だ(この先も線路は続いているが、いすみ鉄道となる)。乗客全員が車体前方に集まり、青空に映える朱色の車体を写真に収めた。この「乗り」だけを目的にしても十分。しかし、真なる行き先は駅から徒歩5分の場所にあるキャンプ場だ。
ノンフィクション作家の中山茂大さんがオーナーのしげキャンが、2022年5月にオープン。なんでも農地として使われていた場所をキャンプ場にしたという。
作ったのはこの人!
ノンフィクション作家
中山茂大さん

北海道出身。キャンプ場のある千葉県夷隅郡と東京都奥多摩との二拠点生活中。DIYや紀行の執筆多数、ヒグマについての近著『神々の復讐』(講談社)が話題だ。
「母がここで農業をしていたのですが、認知症を患って使わなくなっていました。時々草刈りなど手入れをしに来ていましたが、ふとキャンプ場にしようと思い立ったんです。そこからひとりでコツコツ整地を始めました。いまも一部造成中なんです」
と中山さん。法律上、農地として登録している土地を他の目的で使う場合は手続きが必要だ。転用の手続きは煩雑とも聞くが。
「そうでもなかったですよ。この辺りも過疎化が進んでいますし、遊休地が増えてしまう事情もあるのだと思います。活用されて地域に貢献できるほうがいいですしね。いつだったか鉄道会社の方も視察に来られました。この周辺には、キャンプ場がいくつかオープンしているんです」
自然の中のプライベート空間

キャンプ場の周りは木に囲まれて外は見えない。お堀のように川も流れており、キャンプ施設は城のようだ。
自らの手で理想の地を作る!

キャンプ場にしようと思い立ってからひとり地道に整地に励んだ中山さん。ときには重機で大きな木を撤去。
場所は駅チカながら、周りを木と川に隔てられているのでプライベート感が高い。販売している薪は、買い足した土地から伐採、あと10年はいけるかな?とのこと。キャンプ場の施設はどれも中山さんのお手製。ただ、敷地内にあるサウナだけは地域おこし協力隊が作ったもの。
「若き林業家のふたりでサウナエン(sauna_en)というコンビがいるのですが、彼らがサウナ小屋を作れる場所を探していました。そこで川のすぐ近くに作ってもらうことにしたんです」
キャンプ場利用者であれば、事前予約で90分貸し切り、ワンドリンク付きで1人2800円で利用可能。クールダウンは川で。
当初は知り合いだけの内輪キャンプ場を考えていた中山さん。「知らない人を迎え入れるのは緊張しましたが、みなさんいい方ばかりで助かっています」
夜になるとあちこちで灯るテントの明かり。それを眺めながらお酒を飲むのが、至福のひと時だと嬉しそうに笑った。
車窓を楽しみながら電車で来られる

最寄りは小湊鐵道上総中野駅。駅前の通りを歩く。食事処や郵便局がぽつぽつと、穏やかな街並み。徒歩圏内で食材を買える店はないので事前に準備して行こう。

薪はキャンプ場で販売しており、薪割り器もある。焚き火台は必要なので持参しよう。

山盛りで1,000円!「わ〜い♪」(ライター須藤)

看板猫のマルちゃん

放し飼い(小屋もある)のニワトリたち。目覚まし時計は不要ですゾ。
お手製のキャンプ場はいまも増設中

水場を兼ねたくつろぎスペース。すぐ脇には共有のかまども。写真右奥の小屋はアイリッシュバーで夕方になるとオープンする。ここで飲む生ビールは最高!

共有かまどではピザも焼ける。炭火で焼くと、なんと美味しいことか。熱々ピザで乾杯だ。

建材にならなかった県内の木材を使用したサウナ。地域おこし協力隊の若き林業家が制作!

トイレも中山さんの手作り。野っ原に建っているとは思えない内装だ。ここは客室ですか!?
▼参考記事
埼玉県|リバーサイド長瀞オートキャンプ場
営業:3月~12月末
テントサイト:80
その他の宿泊施設:32棟
モデル料金:6,200円
自然豊かな荒川を眺めて過ごす贅沢時間
東京湾に注ぐ荒川上流部、長瀞渓谷の岸辺にあり、清流を眺めながら贅沢な時間を過ごせる。広場、ドッグラン、授乳室など、家族連れや犬連れに優しい設備が充実。関越道・花園ICから車で20分とアクセスの良さも人気の理由だ。
▼参考記事
神奈川県|PICAさがみ湖
住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634
営業:通年
予約:3か月前より
テントサイト:124
その他の宿泊施設:128棟
モデル料金:10,000円~(大人2人+子供2人で利用する際の目安)
遊園地とキャンプやBBQなどのアウトドア施設とを組み合わせた、広さ45万坪の広大な『さがみ湖リゾート』内に立地。サイトはテント持ち込みのオートサイトから手ぶらOKのセットアップテントサイトまで、多岐にわたる。宿泊棟のバリエーションも豊富で、トレーラーからドッグラン付きコテージなどさまざま。遊園地には刺激度少なめの子供向けから絶叫系まで、さまざまなアトラクションが勢揃い。遊園地を楽しみたい人向けには、フリーパスの付いたお得なプランも用意されている。

ウッドデッキにテントを常設したセットアップテントサイト。

木陰が確保できるワイルドキャンプサイトTAKIBI。

コテージ・キッチン。テラスにBBQグリルと流しが付属。
▼参考記事
関西でおすすめのファミリーキャンプ場10選
関西のファミリーキャンプ場
大阪府|campsite麓

大きなジャガイモを掘り当ててみんな笑顔!場内の農園で季節の野菜の収穫体験ができる。
営業:通年
予約:利用日の60日前より
テントサイト:18
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,500円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
大阪市中心部から車で約1時間。郊外型の店舗が並ぶ幹線道路から現地に向かう脇道に入ると景色が一変。里山の風景が広がる。「自然遊びができるキャンプ場を作りたくて場所を探していました。必須条件が川遊びだったので、いい感じの川を遡って見つけたのがここです。」と管理人の大西新二郎さん。当初は藪に覆われ地形も不明瞭だったが、整備しているうちに棚田だったことが判明したそう。
テントサイトは区画オートサイト、区画サイト、フリーサイト、グランピングサイト、森のソロフリーサイトの5タイプに分かれている。料金は入場料不要でサイト料のみ。「子供をたくさん連れてきてほしい」と、区画オート、区画、フリーサイトは定員無制限だ。設備は温水洗浄便座付きトイレ、温水の出る炊事場など必要十分。
場内には清流が流れ、農園では野菜の収穫体験もOK。大西さんは「自然の中で子供たちが暮らし、遊び、学べる場所をつくる」という思いを形にするためのプロジェクト「サン」も立ち上げた。ナイトハイクや川クエストなど、子供たちの好奇心を刺激する楽しい企画が目白押しだ。
敷地内を清流が流れている。浅瀬なので小さい子も安心。短いながら滝滑りも楽しめる。
農園で育てたホップは地元産クラフトビールに使用。
「遊びの森」には手作り遊具を設置。

遊びに来てネ!
大西新二郎さんは元小学校教師。あの手この手で子供たちの野遊び力を育てる企画を提供。
フリーサイトは車の乗り入れNGだが、荷物の搬入出時は近くに停めてもOK。
区画オートサイトは4サイト。約100平米。
手ぶらOKのサイト。
森のソロフリーサイト。同伴の中学生以下の子供は無料。2,200円~。
▼参考記事
大阪府|安穏農園キャンプ&グランピング
営業:通年
予約:利用日の3か月前より
テントサイト:5
その他の宿泊施設:3棟
モデル料金:6,600円~
大阪市中心部から車で40分ほどの豊能町で、20年以上前から自然農で野菜を作る安穏農園の敷地内の施設。都会に住む子供たちに土に触れる機会を設けたいと、2019年に開業した。適度に木陰を確保できるテントサイトは5サイトのみ。平日はグループOKだが、週末はファミリー限定となっている。サイトは車の乗り入れ不可だが、駐車場までは10mほど。運搬用カートを無料で貸し出している。こちらに宿泊するならぜひ体験したいのが、農薬、化学肥料、動物性堆肥、ビニールマルチを使わずに育てた野菜の収穫だ。9月はナス、ピーマン、トマトなど。10月はカブなどの根菜類、11月はサツマイモが中心だ。設備はトイレ、炊事棟など。趣の異なるグランピングテントも3棟あるので、緩やかな時間が流れる里山で優雅に過ごしたい人におすすめだ。

グランピングテントは食材を持ち込みのこと。4名までのワイドデッキサイト。

6名まのでサファリテントサイト。

オシャレな炊事棟。

炊事棟にある食器や調理器具は無料で借りられる(数に限りあり)。

収穫体験は受け付け時に申し込みのこと。
▼参考記事
大阪府|自然の森ファミリーオートキャンプ場
営業:通年(臨時休業あり)
予約:随時
モデル料金:5,990円~(大人2名+子供2名+クルマ1台で1泊利用した場合)
モデル料金(ソロ):3,680円
サイトは自然の地形を活かしたクヌギ、サクラ、クリなどの林間サイトで、広さは平均10×10mとゆったり。直火OKのカマドも設置されている。場内は大阪市内からクルマで1時間とは思えないほど、豊かな自然が残されている。昆虫採集、バードウォッチング、クリ拾いなどもでき、自然の豊かさをダイレクトに感じられる。
▼参考記事
兵庫県|若杉高原おおやキャンプ場
家族で一日中遊べる星空ハイキングも
スキー場を利用した山の上にぽつんとあるキャンプ場。星空ハイキングの実施もあり、夜間のリフト運行もされる。子連れファミリーに最適なアクティビティーが充実していて遊びに事欠かないスポット。
▼参考記事
兵庫県|くるみの里キャンプ場

ふかふかの芝生が気持ちいいフリーサイト。車の乗り入れはNG。
営業:通年
予約:5か月前より
テントサイト:50
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:8,000円~
約9,000坪の敷地にテントサイト、コテージ、BBQ施設、雨の日でも安心して遊べる体育館が整備されている。すぐそばを揖保川の源流が流れていて、豊かな自然を満喫できる。そんな環境を活用したアクティビティーも盛んで、アマゴのつかみ取りや塩焼き、Eバイク、テント式サウナ、屋外での朝ヨガなど、豊富な体験プログラムを提供する。テントサイトは開放的なオートキャンプサイト、車の乗り入れNGの天然芝のフリーサイト、林間キャンプサイト、3区画限定のオートキャンパーズエリアの4タイプ。今期から設備が新しくなり、温水洗浄便座付きトイレや給湯器付き炊事場も登場した。寝具や調理器具、BBQ設備などがそろった宿泊棟もあるので、ビギナーも安心して利用できる。ソロのみだが、平日限定サブスクプランも実施している。
川へは徒歩30秒。水深が浅く水遊びに最適。
アマゴのつかみ取りは1匹350円。
塩焼き体験もOK。
▼参考記事
兵庫県|竹野子供体験村キャンプ場
営業:4月下旬~11月25日
予約:3か月前の1日より
テントサイト:12
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:7,500円~
子供向け体験メニューが豊富!水質AAランクの白砂の浜が目の前に
竹野海岸は「快水浴場百選」、「日本の渚100選」などに選ばれた、約1kmの白砂の浜が続く美しいビーチ。エメラルドグリーンに輝く遠浅の海が目の前に広がり、海遊びには絶好!元来、海に関する体験プログラムを提供する施設だけに、カヌー、筏づくり、シュノーケリング、体験ダイビングなど、遊びのメニューも豊富だ。芝生のテントサイトは12区画のうち、8サイトで車の横付けが可能。駐車スペースをのぞき、6m×10mの広さが確保されている。設備はトイレ、炊事場、シャワーと必要十分。ただし、木陰がなく、直射日光がきついので、タープを用意しよう。
竹野浜の海水で「塩づくり」を体験。
釣りもできる。竹竿+ライフジャケットのレンタルも可能。
テントサイトは12区画。こぢんまりしているので、トイレや炊事場も近く、使い勝手が良い。
▼参考記事
兵庫県|尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」

「あったかい~」 「落ち着くね」
営業:通年
テントサイト:約20
その他の宿泊施設:31室
モデル料金:3,640円〜(大人2名+子供2名+クルマ1台で1泊利用した場合)
中国山地東部に位置する美方高原は、西日本有数の豪雪地帯。雪中キャンプをはじめ、スノーシューやかまくら作りなど、スノーアクティビティーが盛んなエリアとしても知られる。レンタル品が豊富で、手ぶらキャンプもOK。XCスキーやスノーシューも無料で借りられる。スタッフは雪遊びの達人ばかりなので、ビギナーでも安心!
▼参考記事
奈良県|TocoTocoの森

各区画は約70~100平米。1サイト以外は車の乗り付け可能。
営業:通年(冬季休業あり、不定休)
テントサイト:8
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,600円~
渓流の水音と、山に囲まれた豊富な緑が魅力。サイトにはすべて白い砂利が敷き詰められているので、水はけが良い。渓流釣り堀では、つかみ取りを実施(別料金)。併設のカフェで食事も可能。
渓流釣り堀では、アマゴやニジマスが釣れる。
▼参考記事
奈良県|小太郎岩キャンプ場
営業:通年(原則として水・木曜日休)
テントサイト:35
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
ハイキングの人気スポット、曽爾高原にほど近い景勝地、奥香落渓の小太郎岩の麓に2021年7月に誕生。約3,000坪の広い敷地は清流・青蓮寺川沿いに位置していて、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然が楽しめる。テントサイトは約70平米~120平米で、A、B、C、Dの4つのゾーンに分かれている。
ほかに、ウッドデッキサイトも設けられている。子育てファミリーに豊かな自然の中で遊んでもらいたいと、過剰な施設は設けず、野趣を残した雰囲気づくりを心がけているとのこと。とはいえ、炊事場、トイレ、売店など、設備は必要十分。無料で利用できるドッグランもある。また、運営元が木材問屋のため、焚き火に利用できる廃材が使い放題なのも嬉しい。シャワーはないが管理棟で曽爾高原温泉「お亀の湯」の割引チケットを販売している。
Aゾーン。1区画約120平米で、大型テントとタープも余裕で張れる。
Dゾーンは約80平米。
木陰が確保できるBゾーン。1区画は約100平米。
廃材を使い放題!
廃材を薪として活用。
子供たちも焚き火に夢中。非日常体験がキャンプの醍醐味だ。
紅葉で知られる小太郎岩の麓に立地。
トイレ棟。温水洗浄便座付き。ゴミも引き取ってもらえる。
全サイト犬連れOK。ドッグランもある。
青蓮寺川では水遊びもできる。
▼参考記事
滋賀県|KAMOSHIKA EX
営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:39
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:5,000円~
自然豊かな里山の手作りキャンプ場
大人気の「かもしかオートキャンプ場」が運営する2か所目のキャンプ場。
「1か所目は野洲川沿いで、区画が不定形なこともあり、ファミリーには少しハードルが高い部分があるんです。そこで、ファミリーに特化し、子供が安全に楽しく遊べる場所を提供したいと、こちらを開業しました」と、責任者の林佑磨さん。テントサイトは、通常サイト、キャビン付きサイト、屋根付きのプレミアム・カモシカサイトがあり、通常サイトにはペットがノーリードで過ごせる区画も設けられている。設備は温水の出る炊事棟、洗面台、温水洗浄便座付きトイレなど、大充実。子供が遊べるしかけもいっぱいで、自然の森を活用した森の遊びエリアには、田舎式遊園地やヒツジと触れ合える動物広場がある。
また、土曜日にはクラフト教室などのイベントを開催。「田舎に帰省するような感覚で滞在してもらいたいので、イベント参加費はいただいていません」と林さん。子供たちが声を上げて遊び、大人たちが優しい目で見守る。そんなアットホームな雰囲気がリピーターを増やしている。
ワクワク体験がいっぱい!
毎週土曜日の16時から、動物広場ではヒツジやカモへの餌やり体験を開催(無料)。
けん玉を無料で貸し出している。
管理棟内の売店では子供の遊び道具も販売。
土曜日午後はクラフト体験などのイベントを開催。
テントサイトは4タイプ
全サイトにAC電源が付属。
通常サイトでも100平方メートル以上。開放的で、夜は満天の星を眺めることができる。
シープサイトは200平方メートル以上の超大型サイトでデッキ&キャビンが付属している。
冷蔵庫やテーブル&チェアが備わった、屋根付きのプレミアム・カモシカサイト。
近畿圏では貴重なドッグフリーサイト。ドッグランもある。
充実の設備!
炊事場では温水が使え、洗剤やスポンジも常備。
洗面台にはドライヤーも備わっている。
清潔なトイレ。
シャワーは5分100円。
ゴミの引き取りもOK。設備は管理棟横の建物に集約されている。
サウナも無料で開放。
▼参考記事