
CONTENTS
※料金等の情報は取材時のものです。最新の料金・情報などは各キャンプ場のHPをご確認、またはお問い合わせください。
さいたま市|さいたま桃月園キャンプ場

区画サイトは4タイプ。ソロ向けからファミリー向けまである。
営業:通年
予約:利用日の2か月前より
テントサイト:13
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
「焚き火をしながらゆったりできる場所が近場にあったらいいのに……」。そんな都会の住人の夢をかなえるべく誕生。大宮中心部から車で20分、JR埼京線指扇駅から徒歩17分とアクセスが良いうえに、周辺には民家がない理想的な立地だ。
2,000円で薪が使い放題なので、存分に焚き火を楽しめる。テントサイトは車の乗り入れ不可だが、駐車場はサイトのそばなので問題はない。設備は炊事場、温水洗浄便座付きトイレ、無料のシャワーなど。併設のカフェでは週末限定でモーニングも提供(要予約)。

女性用シャワールーム。アメニティも備わり、とてもキレイ。

薪は焚き火台1台につき2,000円で使い放題(2台目からは1,500円)。

カフェも併設。
▼参考記事
飯能市|喜多川キャンピングベース
営業:通年
予約:利用日の3か月前より
テントサイト:約30
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:10,560円~(大人2人+子供2人で利用する際の目安)
山の急斜面の杉林を切り拓いて誕生したキャンプ場。芝のフリーサイトもあるが、ほとんどは地元産の木材(西川材)を使ったウッドデッキサイトだ。桟敷席のように斜面から張り出すように設置されていて、ところどころに杉がニョキニョキと生えている。
キャンプ場を作るにあたり、樹木のプロでもある社長の森田美明さんが「残せる木は残し、地形に逆らわずにレイアウトを考えた」とのこと。実際にウッドデッキサイトに立ってみると、思った以上に目線が高く、空中でキャンプしているようで爽快。それぞれのサイトから見える景色が異なるのも楽しい。
また、フラットなので寝心地も抜群だ。杉を間伐してるので、意外と空が広く、晴れれば星空も美しい。「レジャーとしてのキャンプもありますが、生きる力を学ぶ機会になるといいという思いもあり、直火可能な場所を設け、ブッシュクラフトも体験できるようにしています」と、支配人の合田忠功さん。
西武秩父線・西吾野駅から徒歩20分で、手ぶらキャンプも可能とあって足を運びやすい。ウッドデッキサイトは最終的に30サイトほどになる予定で、その他、音楽演奏も可能な広いウッドデッキなどを作る構想もあるとか。今後の展開も楽しみだ。

杉林だった斜面を造成し、デッキサイトを中心に整備。

ファミリーサイト。

ソロやカップル向けのスモールサイト。全サイトにAC電源が付属。

車の乗り入れはできないがフリーサイトもある。サイト横にブッシュクラフトが楽しめる直火スペースを整備。
サウナ&ホットタブ体験もOK!

サウナテントやホットタブも設置。

ロウリュウも楽しめる!
▼参考記事
熊谷市|KALオートガーデン-DOG friendly-
営業:通年*火曜・水曜休み(祝日または祝前日の場合は営業)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:22
その他の宿泊施設:0棟
2022年10月に車遊びを楽しめるキャンプ場として開業したが、利用者に犬連れキャンパーが多かったことから方向転換。
「ドッグフリーサイトを新設し、人気だった電源サイトも拡張し、サイトも広くして……。隣接する敷地に広いドッグランも作りました。2024年9月に再オープンしましたが、場内の雰囲気もアメリカ西部開拓時代をイメージしたウエスタン調に変えました」とオーナーの長總優輝さん。

広いドッグランも新設。地面にはワンコの足に優しい瓦パウダーが敷き詰められている。

受付に近い場所にある電源付きの星空サイト。目隠し用の柵で区画。

ノーリードOKのドッグフリーサイトは全4区画。
ハード面だけでなく、サービス内容もアップグレードした。なかでもユニークなのは受付の横にある「ウェルカムブース」。中ではウェルカムドリンクを楽しめるほか、アメニティーとして歯ブラシ、スポンジ、ドリップコーヒーを無料提供。テントで遊べるボードゲームなども並ぶ。
料金体系もユニークで、月曜日&木曜日なら大人2名、2,999円で泊まれる。「炊事場でお湯が使えなかったり、トイレの数が少なかったり、ご不便をおかけすることもあるので、ホテルを意識したホスピタリティーでカバーしています」と長總さん。関越自動車道・東松山ICから約15分。ホームセンターやスーパーも近く、思い立ったら気軽に利用できる立地も魅力だ。

売店などがあるウェルカムブース。
▼参考記事
秩父市|山逢の里キャンプ場
自然林の中にレイアウトされた広めのサイトは木立で区切られていて、プライベート感がある。各サイトには野外炉が設置され、直火もOK。
場内には無料で利用できるお風呂があるほか、バンガローなどの宿泊施設も充実。スタッフも親切で、居心地がよい。下を流れる川では水遊びや釣りもできる。
▼参考記事
秩父市|吉田元気村
レクリエーション施設内のキャンプ場で、地元・秩父産の材木を使ったしっかりした造りのコテージは全11棟。6人用と9人用があり、9人用にはピキャン社の薪ストーブが設置されている。
炊飯器や電子レンジなどの家電や寝具は備わっているが、調理器具や食器はないので持参のこと。管理棟には『元気風呂』があり、宿泊者は無料で利用できる。
▼参考記事
長瀞町|リバーサイド長瀞オートキャンプ場
営業:3月~12月末
テントサイト:80
その他の宿泊施設:32棟
モデル料金:6,200円
東京湾に注ぐ荒川上流部、長瀞渓谷の岸辺にあり、清流を眺めながら贅沢な時間を過ごせる。広場、ドッグラン、授乳室など、家族連れや犬連れに優しい設備が充実。関越道・花園ICから車で20分とアクセスの良さも人気の要因。
▼参考記事
長瀞町|ELL’S PARK 長瀞
4つのエリアで構成された犬連れ専用アウトドア複合施設。すべてのエリアで愛犬と楽しく快適に過ごせ、愛犬にも飼い主にも安心して過ごすことができるドッグフレンドリーな環境だ。この施設が誕生した背景には、「愛犬が長瀞の豊かな自然環境の中で思い切り遊び、楽しく過ごすことができるような場所を提供したい」「アウトドア体験を通して、愛犬との絆を育んでほしい」という思いがあったという。
最大で600平方メートルとなるオートキャンプサイトは関東最大級の広さ。柵に囲まれていることからドッグランとしての機能も兼ねながら、安心して愛犬とキャンプを楽しむことができる。
全部で7棟になるトレーラーハウスは、利用方法に合わせて4タイプが準備されている。いつもと同じように整った環境の中で、愛犬と非日常な体験をしたい、愛犬とのアウトドア・旅行に慣れていないなど、初めてでも安心して使えるように、設備・アメニティも完備。
▼参考記事
横瀬町|武甲キャンプ場
営業:通年
テントサイト:88
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:4,400円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
西武鉄道・横瀬駅より徒歩10分。ハイカーで賑わう武甲山(標高1,304m)の麓に立地している。林間サイトと武甲山を一望する河原サイトがあり、どちらも車の乗り入れが可能。
目の前を流れる横瀬川では川遊びもできる。昔ながらのキャンプ場なので設備は古いが、温水洗浄便座付きトイレが導入されている。また、隣には秩父湯元武甲温泉があるので、撤収でかいた汗を流してから家路につこう。

秩父湯元武甲温泉の入浴料は、大人700円~、小学生以下400円~。
▼参考記事
小川町|Plum Garden for campers
営業:通年(年末年始、夏不定期休)
予約:2か月前
テントサイト:約9
モデル料金(ソロ):3,000円〜
場内は自然環境に配慮したエコな機能を大切に、電気は太陽光で自給するオフグリッドにし、わずか4枚のソーラーパネルで、管理棟の明かりとトイレの照明をまかなっている。
トイレはコンポスト仕様、水は近くの湧水をタンクに汲んで運び、場内で剪定したプラムの枝を焚き付け代わりに火をおこす。夜はテントから漏れるわずかな明かりと、焚き火の篝火だけ。シンとしたこの何もなさにハマり、リピーターとなる人が多いという。
「Plum Garden for campers」のこだわり3か条
1 自然との共生を考えた「何もなさ」がウリ
2 自分たちのライフスタイルを崩さず、無理せず運営
3 地域とタッグを組み、地元の人参加型を目指す

至るところに手作り看板が。

川の対岸にある管理棟。外装など塗装して整えた。
お互い大学を1年間休学して世界一周のバックパッカー旅をしていたとき、エジプトで出会った青沢タカユキさんとkobaさん。すっかり意気投合し、いつか一緒に何かやりたいね、と話していた。その後kobaさんは大学を卒業し、一般企業に就職。青沢さんは冒険家として旅を続けた。
「年イチでしか会わないときもあったけど、なんか関係が続いてて(笑)。で、気軽に人が集まれる場を作りたいね、って話しになったとき、キャンプ場が浮かんだんです」(kobaさん)
最初は土地を買ってゼロからキャンプ場を作ろうと思ったが融資が下りず、挫折しかけた。そんなとき、小川町のはずれの飯田地域に土地を持つ地主さんに出会い、しばらく使われていなかったプラム果樹園を借りてキャンプ場を作ることになった。
「借りてる土地だから大きい開発はせず、土地にやさしいキャンプ場にしたい、と思って今の形にしました」(青沢さん)

電気はソーラーパネルでまかなう。

地元の建築専攻の大学院生がデザインし、みんなで建てたバイオトイレ。

炊事場は湧水を利用。

場内の道にはすべて木屑が敷かれ、足音を軽減。
▼参考記事