夏登山の際の服装とは？レディースアイテムを紹介

夏登山は気温や天候の変化が激しいため、レイヤリングと防水・紫外線対策が欠かせません。
レディース向けの登山ウェアは、機能性だけでなく快適さやデザイン性も重視されています。
本記事では夏登山の服装を選ぶポイントや、夏山に必要なアイテムも紹介。参考にして快適な山登りを楽しみましょう。

のまどう

夏登山の服装！レディースならどうする？

ジャケットを着た女性の後ろ姿。 — 参考記事：「夏場の登山こそ上着を羽織ろう！「ウィンドシェル」を一度着たら手放せなくなる5つの理由」

ウェアは重ね着が基本

参考記事：「アウトドアでは特に重要な知識！レイヤリングとは？基本を知っておこう」

夏でも登山では「重ね着」が基本。気温や天候の移り変わりが激しいため、Tシャツ一枚ではなく、ベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターレイヤーの3層構成が有効です。

ベースレイヤーには汗をはじき、素早く乾く化繊素材のインナー、ミドルレイヤーには保温性のある薄手のフリースやインナーダウン、アウターには防風・防水機能のあるジャケットがおすすめです。脱ぎ着しやすい構成にすることで、急な気温変化にも柔軟に対応できます。

登山では標高が上がるごとに気温が下がり、風が強い稜線や森林限界を超えるエリアでは体感温度がさらに低下します。一般的に標高が100m上がると気温は約0.6度C下がるとされており、夏でも油断は禁物。朝晩の冷え込みも加味して、しっかりと準備を整えましょう。

防水性のあるアイテムを持っていこう

登山中の急な雨はつきもの。雨をシャットアウトするレインジャケットは必携アイテムです。軽量でコンパクトに収納できるウェアなら、ザックの中でもかさばらず携帯にも便利。防水性に加え、内側の蒸れを逃す透湿性にも注目すると快適さがぐっと上がります。

また、雨天時に備えて小物類を使った防水対策も忘れずに。防水加工が施された帽子は視界を確保しながら頭部を雨から守り、防水グローブは手の冷えを防いで快適性を保ちます。

さらに、足元の濡れを防ぐために、防水透湿素材のトレッキングシューズや、靴の上から履くゲイター（スパッツ）も活用しましょう。靴の内側への雨水や泥の侵入を防ぎ、長時間の歩行でも快適さを保てます。

こうしたアイテムを活用し、全身の雨対策を心がけましょう。

紫外線対策も忘れない

標高が上がるほど紫外線量も増加します。女性にとって日焼け対策は必須。長袖シャツやアームカバー、ハットやネックゲイターなどでしっかりガードしましょう。UVカット素材のウェアを選ぶと、機能的でおしゃれも楽しめます。

最近では、紫外線対策や小雨時の雨よけとして「軽量な折り畳み傘」も人気です。手軽に取り出して日陰を作り、通気も確保できるため、行動中や休憩時の快適性を高めるアイテムとして注目されています。

夏登山の服装で揃えたいレディースアイテム

山の景色を眺める女性の姿。 — 参考記事：「山ガール直伝！SNSで映える「山の写真」の撮り方5選」

トレッキングシューズ

キーンの靴を履いた様子。 — 参考記事：「キーンの新作トレイルシューズ！クラシカルなデザインと高いクッション性のソールユニットを融合」

登山道は岩場やぬかるみなど地形が多様。足首までしっかりホールドしてくれるミドルカットのトレッキングシューズがおすすめです。滑りにくいソールと通気性を備えたモデルを選びましょう。

おすすめはKEENの「ウィメンズハイトレイルミッドウォータープルーフ」。足首までしっかりサポートする安定感と、優れたクッション性が魅力の一足です。KEEN独自の防水透湿素材を使用しており、急な雨やぬかるんだ登山道でも足元を快適にキープ。通気性にも配慮されており、長時間の歩行でも蒸れにくく、夏登山に最適です。