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CONTENTS
登山の服装を選ぶポイント
初心者から中級者まで知っておきたい山歩きの服装の基本を、アウトドアライター・のまどうさんに解説してもらった。コーディネートを整えて安全な登山を楽しもう。
トレッキングの際に求められる服装の条件
登山の服装選びに迷ったら、以下の点をおさえてアイテムを揃えてみよう。
- 膝や肘などの体の動きを妨げないゆったりとしたデザイン、あるいは伸縮性がある
- 防水透湿性に優れている
- 吸湿速乾性に優れている
- 軽量
- 着脱しやすい
- 防寒性に優れている
最近は、アウトドアブランドだけではなくユニクロやワークマンといったブランドからも、これらのポイントをおさえた製品がリリースされている。
近場の低山を日帰りで歩く気軽なハイキングの場合は、ユニクロやワークマンなどのブランドでも十分な機能性がある。
しかし、標高が高い山に登る場合や長時間の行程をともなう山歩きの場合は、アウトドアブランドからリリースされている登山用のウェアを用意したほうが安心だ。

トレッキングの際に必要な最低限のアイテム
トレッキングの服装で必ず必要なのは、下着、中間着、上着の3種類。これらのウェアを揃える際には、「レイヤリング」がカギとなる。レイヤリングとは、つまり重ね着のこと。
山は、天候や標高によって気温の変化が起こる。レイヤリングがカギとなるのは、そんな変わりやすい山の状況に合わせて衣服を調整し、適切な温度調節を行ない、風雨を防ぐ必要があるからだ。

▼参考記事
インナーの選び方
登山の際のインナー選びのポイントをチェックしておこう。季節や天候に合わせて、汗冷えしない素材を選ぶのがポイントだ。
(BE-PAL 2025年10月号より)
インナーは天候に合わせて用意する
暑い日なら速乾性のあるメッシュ生地、雲が多くて気温がやや低ければ保温性のある生地と、気候によってインナーウェアを選ぼう。気温の変化が激しい秋は、汗冷えしないように保温素材を選ぶのが安全だ。

長袖インナーは秋後半から冬場にかけて活躍する。
撮影/逢坂 聡
▼参考記事
全国のアウトドアショップで売れた!アウトドア向きのインナーTOP3
アウトドアショップへのアンケートを集計し、2024年リアルに売れたアンダーウェアを紹介。生地そのものの機能性はもちろん、縫い目の処理や生地のしなやかさに定評があるアイテムが揃っている。
(BE-PAL 2025年1月号をもとに加筆)
finetrack(ファイントラック) ドライレイヤーベーシックT
薄くしなやかなメッシュ生地に耐久撥水加工を施すことで汗をすばやく肌面から離し、濡れ戻りを防止。吸汗速乾ウェアの下、肌に直接に着て汗冷えを防ぐ定番シリーズだ。におい、べたつきを抑える効果も見逃せない。カラー展開は全2色。長袖やVネックなどいろいろなスタイルがあるので好みのものを選ぼう。
mont-bell(モンベル) ジオライン L.W.ラウンドネックシャツ
軽く、速乾性にすぐれたジオライン製のアンダーウェア。L.W.は一年を通して使える汎用性の高さが魅力だ。薄くしなやかな生地は縫い目の肌あたりが気になるものだが、フラットに抑えることで肌への刺激を低減。また、袖口の縫い目を直線ではなく斜めに伸ばすことでゴロつきと締め付け感を抑えている。重量120g、全3色展開。
MILLET(ミレー) ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
保水せず熱伝導率の低いポリプロピレンをベースに、かさ高に編み上げたドライナミック メッシュを用いたアンダーウェア。吸汗速乾性の高さはもちろん、かさがあるので汗を吸ったウェアが肌に触れず汗冷えとは無縁だ。縫製に消臭糸を使用していてイヤなにおいを抑える効果もある。重量110g。全3色展開。
▼参考記事
【春夏】の登山をさらっと快適に過ごせるインナー
速乾性や冷涼感、通気性などに優れた、春夏の登山におすすめのインナーを紹介。UVカット機能の備わったモデルも魅力だ。春夏に適切なコーディネートもあわせて確認しよう。
(BE-PAL 2023年9月号、2025年1月号より)
| ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | サイズ | |||
Goldwin(ゴールドウイン) クーリングロングスリーブ | ![]() | ¥8,250 | 【メンズ】1~4 | |
MILLET(ミレー) ヘザーメッシュクルー ショートスリーブ | ![]() | ¥5,940 | 【メンズ】 XS~XL | |
finetrack(ファイントラック) ラミースピンエアT | ![]() | ¥6,930 | 【メンズ】 S~XL【レディース】S~L | |
finetrack(ファイントラック) ドラウトクアッドT | ![]() | ¥6,160 | 【メンズ】S~XXL【レディース】S~XL | |
finetrack(ファイントラック) ドラウトクアッド ロングスリーブ | ![]() | ¥6,710 | 【メンズ】S~XXL【レディース】S~XL | |
KARRIMOR(カリマー) fast-dry | ![]() | ¥6,930 | XS~XL | |
春のトレッキングにおすすめの服装
春は暖かくはなってくるものの、まだまだ朝や夕方は冷え込む時期。そのため日中にTシャツ1枚で行動していても、日陰や山頂で足をとめると、急に寒さを感じて体調を壊してしまうこともある季節だ。
ベースレイヤーは吸湿速乾性の高いTシャツやロンT。ミドルレイヤーは軽いフリースや行動着。アウターレイヤーとしては、レインジャケットの用意がおすすめ。
また、厚めのレインジャケットや、コンパクトになり寒いときにサッとはおれるダウンジャケットなどがあると体温調節がしやすい。
夏のトレッキングにおすすめの服装
暑く紫外線の強い夏には、涼しさを確保しつつ、紫外線対策をすることが必要だ。
ベースレイヤーは、吸湿速乾性のあるTシャツやノースリーブのTシャツ。 ミドルレイヤーは、速乾性があり通気性の高いトレッキング用のボタンシャツや薄手の行動着。アウターレイヤーとしては防水透湿性のある薄手のジャケットなどがおすすめ。
森林の中を歩くトレッキングでは紫外線対策にさほど気を使う必要はないが、森林限界を超えるトレッキングの場合は肌に直射日光が当たってしまう。そのような場合には通気性が高く、着脱がしやすい極薄手のボタンシャツなどが便利。さっと羽織れば日光をカットできる。
また、標高の高い場所では夏でも気温がグンと下がることがある。持ち運べる荷物に余裕があるのであれば、ザックの中にコンパクトになる薄手のダウンジャケットなどを忍ばせておけば安心だ。
▼参考記事
GOLDWIN(ゴールドウイン) クーリングロングスリーブ
特殊素材で肌の冷涼感が長く続き、暑い日も涼しく過ごせる。体にフィットするデザインだが、薄くて肌触りが良好なため、違和感はない。ストレッチ性に優れていて、抗菌防臭加工も施しているので安心して快適に着ることができる。
熱いシーズンに最適なクーリングシリーズ。環境に配慮した素材を使い、より柔らかい生地に。部分的に通気性のあるメッシュ仕様にして、接触冷感と通気性をアップしている。
撮影/中村文隆
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MILLET(ミレー) ヘザーメッシュクルー ショートスリーブ
濃い色と薄い色が混ざり合った杢柄のメッシュ地。通気性、速乾性に優れ、襟裏と脇の下には抗菌防臭効果のあるデオドラントテープが施されている。また、バックパックを背負ったときの擦れ感を軽減する、肩の頂点に縫製がないデザインを採用。

肌側に凹凸があるランダムメッシュニット構造のポリエステル100%素材。肌へほとんど張り付かず、着心地バツグン!
finetrack(ファイントラック) ラミースピンエアT(Men’s)
半永久吸汗加工を施したポリエステルにラミー(苧麻)を交撚した「ラミースピンエア」は、ズバ抜けた吸湿速乾性の良さが特徴。接触冷感、抗菌防臭効果もあり、夏のアウトドアにお薦めのTシャツだ。
撮影/永易量行
▼参考記事
finetrack(ファイントラック) ドラウトクアッドT
「ドラウトクアッド」は、「吸汗性」「速乾性」「強度」「通気性」といった、春夏のアウトドアのベースレイヤーに求められる機能を備えている。凹凸のある肌面で吸い上げた汗が、中間層を抜けて外側の層へ一気に広がる独自開発の生地を採用し素早く汗を乾かす。また、親水性の性質に変化した特殊なポリエステル繊維によって、吸水機能が半永久的に持続。やや薄手な生地の厚さに加えて独自の編み構造から優れた通気性があり、素早い汗処理との相乗効果で、夏の暑い時期でも蒸れにくく、快適な衣服内環境を保つことができる。
▼参考記事
finetrack(ファイントラック) ドラウトクアッド ロングスリーブ
こちらも春夏のアウトドアのベースレイヤーにぴったりな「ドラウトクアッド」のロングスリーブモデル。繊維を密に編み上げてあるため、薄手な軽量生地ながら、引っ掛かりが起こりにくい。
▼参考記事
KARRIMOR(カリマー) fast-dry
「fast‐dry シリーズ」は生地が吸い込んだ汗の戻りを抑えることで、さらりとした肌感覚が続く軽量ドライTシャツ。撥水性のあるポリエステル素材「CARAT」を採用しており、肌に優しい着心地を実現している。さらにUVカットや吸汗速乾性にも優れているほか抗菌・防臭加工を施しているので、アクティブシーンに最適な1枚となっている。
▼参考記事
【秋冬】の登山は保温効果の高い素材を選ぼう
防寒対策が必要な秋冬の登山用インナーは、保温性や吸水速乾性がポイント。雪山でも活躍する保温力バツグンのモデルや、汗冷えをしっかり防いでくれる人気アイテムもセレクトした。
(BE-PAL 2022年2月号、2025年2月号等より)
| ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | サイズ | |||
mont-bell(モンベル スーパーメリノウール M.W.タートルネックシャツ Women’s | ![]() | ¥8,600 | S~XL | |
mont-bell(モンベル ジオラインM.W.ラウンドネックシャツ | ![]() | ¥4,730 | S~XL | |
finetrack(ファイントラック) ドラウトサーモロングスリーブ | ![]() | ¥8,910 | 【メンズ】S~XL【レディース】S~L | |
finetrack(ファイントラック) ドライレイヤーウォームロングスリーブ | ![]() | ¥6,820 | 【メンズ】S~XL【レディース】S~L | |
finetrack(ファイントラック) ドライレイヤーウォームブラトップ ロングスリーブ | ![]() | ¥9,900 | S~L | |
MILLET(ミレー) ワッフル ウール クルー | ![]() | ¥17,600 | 【メンズ】XS-S、M-L【レディース】XS-S、M-L | |
L.L.Bean(エル・エル・ビーン) ハイブリッド・メリノウール・ドライ・クルーネック・ロングスリーブ・ティ | ![]() | ¥9,900 | 【メンズ】M~XL【レディース】M~XL | |
ひだまり本舗 エベレスト紳士ハイネックシャツ | ![]() | ¥12,650 | S~LL | |
Burton(バートン)×Odlo(オドロ) メンズakスローカー メリノ ベースレイヤー クルーネック | ![]() | ¥19,800 | S~XXL | |
秋のトレッキングにおすすめの服装
夏の暑さが和らぎ、徐々に寒さを感じるようになる秋。紅葉などの見どころが多い時期ではあるが、温帯低気圧の影響などで強い雨風や、雪が降ることも。
ベースレイヤーは、吸湿速乾性の高いTシャツやロンT。ミドルレイヤーは、薄手のフリースや行動着となる中間着。アウターレイヤーは、レインジャケットの用意がおすすめだ。
山頂付近では雪が降ることもあるので、高山に行く人はいざという時の防寒対策をしっかりと準備しておくことが大切。薄手のフリースなどにダウンジャケットを重ね着するなどして、体温調節もしっかりやろう。
冬のトレッキングにおすすめの服装
冬のトレッキングではしっかりとした防寒対策が重要だ。 標高が100メートル上がると、気温は0.6度C程度下がると言われている。
ベースレイヤーは、保温性と速乾性を兼ね備えたメリノウールのロンTや、化繊とウールの混合素材のロンTがおすすめ。
ミドルレイヤーは、厚手のフリースやダウンジャケット。アウターレイヤーとしては防水透湿性があり、保温性も高い厚手レインジャケットの用意がおすすめ。
▼参考記事
mont-bell(モンベル スーパーメリノウール M.W.タートルネックシャツ Women’s
スーパーメリノウールを使用した、中厚手のアンダーウェア。首元まで暖かいタートルネックタイプで優れた保温性とストレッチ性を備え、肌あたりの悪さや不快な締め付け感のない快適な着心地を実現している。日常からスノースポーツまで幅広いシーンで活躍。
スーパーメリノウールは羊毛のなかでも繊維が細く、伸縮性に富んだ「メリノ種」という羊の毛「メリノウール」を使用している。汗などの水蒸気を吸着すると熱を発生させる性質(吸湿発熱)があり、ウールは保持できる水分量が多いために発熱量が他の繊維に比べて高い。
さらにウール繊維表面にあるスケール(うろこ状組織)が水を弾き、内部は湿気を吸収する性質を備えている。そのため汗をかいても冷えを感じにくく、吸収した湿気をゆっくりと外に逃して気化させるため、急激な汗冷えを防ぐことが可能。またスケールはにおい成分の一種であるアンモニアガスや酢酸ガスなどを吸着することで、高い消臭効果も発揮する。
▼参考記事
mont-bell(モンベル) ジオラインM.W.ラウンドネックシャツ
吸水拡散に優れる化繊アンダーシャツの大定番。中厚手モデルは山から水モノまで一年を通じて使える一着。
▼参考記事
finetrack(ファイントラック) ドラウトサーモロングスリーブ
寒い季節のアウトドアで強い味方となってくれる、最高の保温力と最速の速乾性を備えた冬期用ベースレイヤー。一般的な冬季ベースレイヤーに多い「ウール」ではなく、「キュプラ」という調質性に優れた素材を採用。
冬期用ベースレイヤーは肌に直接触れるため、蒸れや濡れを防いで肌をドライな状態に保つことなど、求められる機能が多い。冬期用ベースレイヤー「ドラウトサーモ」は、「キュプラ」という調質性に優れた素材や、半永久的に吸汗性を発揮する特殊なポリエステルを表裏の異なる生地組織で交編することで、軽量でありながら保温性と吸汗性が高いベースレイヤーに仕上げた。

素材のキュプラは湿気を吸いやすく、放出しやすい特徴があり、ウエア内の湿気をコントロールしてムレやベタつきを抑えドライな状態をつくる。柔らかで上質な肌触りで心地よく、ウールのチクチク感が苦手な人でも快適。
▼参考記事
finetrack(ファイントラック) ドライレイヤーウォームロングスリーブ
大定番インナーの冬物は、シリーズ中もっとも温かい構造を採用。保温しながら汗冷えも防ぐので、低温下でも体温を維持する。
▼参考記事
finetrack(ファイントラック) ドライレイヤーウォームブラトップ ロングスリーブ
汗冷え防止の同社アンダーのブラトップに待望のロングスリーブ。これは雪山で使いたい。
▼参考記事
MILLET(ミレー) ワッフル ウール クルー
細い糸を使用することで、素材の縮みが少なく、ウールによくある着用時のチクチク感を大幅に軽減。高品質のメリノウール(70%)と化繊(ナイロン26%、ポリウレタン4%)の混紡素材で、耐久性や伸縮性、速乾性が向上。さらに、先進のコンピューター編みによって、脇下の継ぎ目をなくし、脇下や背中など部位によって編み方を粗くするなどの調整を加え、通気性やフィット感が絶妙にコントロールされている。天然素材のウールが持つ調湿性と、素材自体の高い機能性を持つ保温性や抗菌効果などがさらに向上した。
▼参考記事
L.L.Bean(エル・エル・ビーン) ハイブリッド・メリノウール・ドライ・クルーネック・ロングスリーブ・ティ
メリノウールの保温性と、優れた吸水速乾性を持つ高機能繊維「COOLMAX」通気性・吸水速乾性を融合した高機能ベースレイヤー。抗菌防臭効果で汗をかいてもニオイを抑え、極細繊維でチクチク感も軽減する。3Dパターン設計によって動きやすく、快適なフィット感で着心地も抜群だ。
▼参考記事
ひだまり本舗 エベレスト紳士ハイネックシャツ
直接肌に当たるインナーは、保温効果を一番感じられるアイテム。首まわりから冷気を防ぐハイネック仕様も◎。3重構造の生地で最高の保温性を実現している。
写真/森口鉄郎
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Burton(バートン)×Odlo(オドロ) メンズakスローカー メリノ ベースレイヤー クルーネック
雪山での快適なパフォーマンスを常に探究し続けているBurtonとOdlo。Odloが誇るシームレステクノロジーと、Burtonらしいデザイン及びクリエイティビティという、両者それぞれの特性を組み合わせることで誕生したのが、今回のコラボアイテムだ。メリノウールの吸湿速乾性とシームレスデザインによる抜群のフィット感により、オールシーズン、どのような環境でも快適にアクティビティを楽しむことができる。着心地は温かくドライで、シルクのような柔らかさが特徴だ。
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