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高品質で初心者にも扱いやすい。フランス生まれの名門ナイフ「OPINEL(オピネル)」
ピカソも使っていた機能美ナイフ
刃物職人の父を持つジョセフ・オピネルは、家業を助けるために回転式ブレードの折りたたみ式ナイフを開発してブランドを創設。1897年には、さまざまな作業や手のサイズに対応するため12種類ものサイズを展開。ブランドロゴに付された「Crowned Hand」は、かつて公国として栄えた地元のサン・ジャン・ド・モーリエンヌの紋章に由来し、すべてのオピネル製品に刻印されている。
▼参考記事
オピネルナイフがキャンプに便利な理由
便利な理由は?
種類が豊富!
オピネルは刃の長さ(刃渡り)ごとに番号が付けられている。番号と刃の長さは、No.6/約70mm、No.7/約80mm、No.8/約85mm、No.9/約90mm、No.10/約100mm、No.12/約120mm。日本で取扱いがあるのがこれらなので、各番号と刃の長さを知っておけばOK。購入時の参考にしよう。

ステンレススチール No.7 皮紐付。写真の製品のように、カラバリがあるものも。
オピネルにはステンレススチール製とカーボンスチール製があり、ステンレススチール製の方が錆びにくく、メンテナンスも簡単。先が丸く安全性を考えられたモデルも。カーボンスチール製はステンレススチール製よりも切れ味が増す。この種類の豊富さがオピネルの人気でもある。
折りたたみ式でセーフティーロック機能も
折りたたむことで刃をしまうことができるオピネル。収納後は、柄のセーフティーロックをセットすることで(ひねることで)、刃が飛び出すことがなくなる。逆に、使用時にセーフティーロックをセットしておけば、不意に収納されることもなくなる。
シンプルで使いやすい
はじめてのオピネルでお勧めしたいのがステンレススチール No.7。ブレードの長さが8cmと、取り回ししやすく、収納時もポケットに収まる大きさ。それでいて2,420円と、手頃な値段なのもうれしい。

ステンレススチール No.7 皮紐付とマッチを比較。コンパクトさがよく分かる。

よく切れる刃(ブレード)は、食材のカットもお手のもの。
ナイフはアウトドアズマンにとって必要不可欠なもの。食材を切る、木や縄を切るなど、登場シーンはさまざまなです。そこで、オピネルのようなフィールドナイフを一本持っていれば、あらゆる用途で使えるのでとても重宝します。ステンレススチール No.7のようなサイズであれば、自宅で果物ナイフとしても便利だ。もちろん、鉛筆削りや、ペーパーナイフとしても使える。
OPINEL(オピネル) ステンレススチール No.07
重量:約36g
刃渡り:約80mm
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はじめての1本におすすめのオピネルナイフ3選
OPINEL(オピネル) ステンレススチール No.08
複数のサイズを展開するオピネルの中でも、最も定番で人気のNo.08。手に馴染みやすい絶妙なサイズで、入門ナイフとしておすすめ。
重量:約47g
刃長:約85mm
刃厚:約1.6mm
全長:約195mm
▼参考記事
OPINEL(オピネル) カーボンスチール No.08
鋭い切れ味で研ぎやすいカーボンスチール。
重量:約47g
刃長:約85mm
▼参考記事
OPINEL(オピネル) マイファーストオピネルセット
子供の入門用に作られたモデル。刃先が丸く安全に使えるので、子供にナイフの使い方を教えるファーストモデルとして最適だ。
重量:刃/約34g、ベルトホルスター/約21g
刃渡り:約75mm
▼参考記事
調理がしやすいオピネルナイフ4選
OPINEL(オピネル) ノマド クッキングキット
パンが切れるステンレススチールの波刃、コルク抜きがついたコークスクリュー、ポケットピーラー、カッティングボードとマイクロファイバーキッチンクロスがセットに。コンパクトにまとめられるので持ち運びに便利。
ノマド クッキングキットを使ってみた
アウトドアナイフで人気の「オピネル」。特に、調理ナイフとして、不動の人気を誇っている。
タイミングが合わなかったこともあり、オピネルのナイフを持っていなかったが、この度やっと購入することができ、使ってみると素晴らしく、人気の理由がわかった。
私が一目惚れして即購入した、オピネルの「ノマドクッキングキット」をご紹介していきたいと思う。

一目惚れしたノマドクッキングキット。
パッケージからして、オシャレ!

箱から取り出すと・・・。
ナイフ3本、カッティングボード、キッチンタオルの5点セット。

広げてみるとこんな感じ。
<セット内容>
ブレッドナイフNo.12:パンや硬い食材も切れるナイフ
コークスクリューNo.10:食材や小枝も切れるマルチナイフ
ピーラーNo.6:果物や野菜の皮むき
カッティングボード:ブナ材
キッチンタオル:マイクロファイバー
ナイフは3本とも、ハンドルがブナ材、刃の部分はステンレススチール。

No.は刃の長さを表す。
つまり、12cm、10cm、6cmのナイフということです。
食材を切ってみた
食材を色々切ってみましたので、ナイフ別にご紹介しよう。
ブレッドナイフNo.12

バゲット。
切り口がつぶれたり、ボサボサになりがちなバゲットも、さくっと切れて切り口がきれい。

キャベツ。
大きい野菜もラクラク切ることができた。

カッティングボードからあふれても平気。
カッティングボードからあふれたキャベツは、キッチンタオルに包んでお皿に移すとラク。
コークスクリューNo.10

切りづらいミニトマトもサクッと切れる。
つぶれて中身が飛び出すこともなく、切り口がきれい。

カマンベールチーズも切りやすい!
カマンベールチーズは、つぶれてぐちゃぐちゃになりがちですが、きれいに切ることができた。

ワインオープナー付き。
キャンプでワインを飲むことが多い方には、嬉しいポイント。

問題なくコルクが外れます。
さすが、ワイン王国フランスのナイフ。
ピーラーNo.6

人参の皮むきもラクラク。
子供でもラクにむけそうなぐらい優秀なピーラー。

じゃがいもの芽は、ナイフの先を使って取る。
とても便利で、キャンプや普段の調理でも活躍しそうだ。
▼関連記事
▼参考記事
OPINEL(オピネル) サントクナイフ
自宅からキャンプまで幅広く使えるオピネルのキッチンシリーズ。中でも三徳タイプは調理のメインナイフとして汎用的に使える。
重量:約155g
刃長:約170mm
刃厚:約2.85mm
全長:約300mm
OPINEL(オピネル) スリムナイフ No.15 ビーチ
魚を3枚におろすためのフィレナイフは、薄くて柔軟な刃が特徴。No.15は刃長が150mmと長く、大きめの魚を捌くのにも便利だ。
重量:約69g
刃長:約150mm
刃厚:約1.55mm
全長:約320mm
OPINEL(オピネル) カーボンスチール No.12
研ぎやすいカーボン刃は、メンテナンス次第で切れ味を簡単にキープ&コントロールできる。No.12は包丁としても使いやすいサイズ。
重量:約112g
刃長:約120mm
刃厚:約2.35mm
全長:約280mm
▼参考記事
DIYに活躍する折りたたみ式オピネルナイフ2選
OPINEL (オピネル) フォールディングノコギリ #18
アウトドアにも持ち出しやすい折りたたみ式のノコギリ。柄がゆるやかに湾曲していて、手にフィットするデザインとなっている。ロック機能によりブレードを固定して安全に作業できる。
▼関連記事
OPINEL(オピネル) DIY No.09
長い歴史の中でも初となるツールモデル。
重量:約80g
刃長:8cm
全長:約19.5cm
機能数:5
素材:ステンレススチール、ガラス強化繊維ポリアミド
オピネル ツールナイフDIY No.09のここがスゴい!
創業130年の歴史を誇るフランスの老舗ブランド、オピネル。
オピネルの魅力は扱いやすく研ぎやすいブレードと、シンプル極まりないデザイン。そして独特のロック機構にある。
時代に取り残されたようなクラシックなフォルムに新鮮さはないが、その分、完成の域に達した趣と美しさがある。それだけにオピネルはもう変化(進化)しようがないと僕は個人的には思っていた。
ところがこの ツールナイフDIY No.09は、伝統的なフォルムと雰囲気を損なうことなく、ハンドル部に2種類のドライバービットを収納。このビットをハンドルエンドに差し込めばドライバーとして使用できるようになったのである。
丸いハンドルはねじ込む動きにも違和感がなく、予想以上に使いやすい。「そうか、その手があったか!」と思わず膝を叩いてしまった。
ブレードにはワイヤーカッターとワイヤーストリッパーも備え、ちょっとした配線作業も可能。ワークパンツのサイドポケットに放り込んでおきたくなる一本なのだ。
口金を回すだけで確実にロックできる
1955年に開発されて以来、オピネルを象徴する機能となっているビロブロック。シンプルながら信頼性の高いロック機構だ。
ワイヤーカッターとストリッパーを装備
ちょっとした配線作業に役立つコードカッター(φ5mmまで対応)と、絶縁皮膜を剥くストリッパー(φ8mmまで対応)を備えている。
操作性も良好なドライバービット
プラスとマイナスのドライバーピットを備える。ヘキサゴン型の一般的なタイプだ。ハンドルエンドに装着するので操作しやすい。
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