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    2019.02.04 早坂英之

    100均包丁はもう卒業! アウトドアナイフを手に入れよう

     BBQやキャンプに欠かせないのが包丁。ほとんどの人が100円ショップで買った包丁や、普段家で使っている包丁を使っていると思います。もちろん、食材を切る上では申し分なし。使いやすいのが一番でしょう。でも、それら家庭用の包丁はケースがないので、新聞紙などにくるんで持ち運んでいませんか。これって結構不便ですよね。そこで、フィールドナイフをお勧めします。 

    フィールドナイフは持ち運びが考えられている

    アウトドア用のフィールドナイフは、刃(ブレード)が収納式か、専用の鞘(シース)が付いているものがほとんど。そのため、まず持ち運びしやすいです。これだけでもBBQやキャンプで使っていた家の包丁を卒業する理由になります。一本持っておくと非常に便利です。

    フィールドナイフ自体は各社・各ブランドでさまざまな製品がありますが、値段が手ごろで買いやすく、扱いやすいのが「オピネル(OPINEL)」のナイフ。 

    刃(ブレード)が収納式なのがオピネルの特徴。

    入手しやすく信頼性も高いオピネル

    オピネルはフランスの刃物メーカーで、その歴史は1890年代にさかのぼるほどの老舗。ヨーロッパはもとより、世界中に愛好者がいます。

    日本での輸入発売元はハイマウント。同社のホームページからはオピネル製品のラインアップや、歴史などを見ることができます。

    OPINEL | オピネル | ハイマウント:http://highmount.jp/list/opinel/

    『オピネル』ナイフがキャンプに便利な理由

    理由その1:種類が豊富!

    今回紹介するのはオピネルの中でもキャンプの定番品「ステンレススチール #7」です。オピネルは刃の長さ(刃渡り)ごとに番号が付けられています。番号と刃の長さは、No.6/約73mmNo.7/約80mmNo.8/約85mmNo.9/約90mmNo.10/約100mmNo.12/約120mmです。日本で取扱いがあるのがこれらなので、各番号と刃の長さを知っておけばOK。購入時の参考にしましょう。

    ステンレススチール #7 皮紐付。写真の製品のように、カラバリがあるものも。

     ◎ステンレススチール #7 皮紐付:http://highmount.jp/list/product/stainless-steel7/

     また、オピネルにはステンレススチール製とカーボンスチール製があり、ステンレススチール製の方が錆びにくく、メンテナンスも簡単です。先が丸く安全性を考えられたモデルも。カーボンスチール製はステンレススチール製よりも切れ味が増します。この種類の豊富さがオピネルの人気でもあります。

    理由その2:折りたたみ式でセーフティーロック機能も

    折りたたむことで刃をしまうことができるオピネル。収納後は、柄のセーフティーロックをセットすることで(ひねることで)、刃が飛び出すこともありません。逆に、使用時にセーフティーロックをセットしておけば、不意に収納されることもありません。

    理由その3:シンプルで使いやすい

    はじめてのオピネルでお勧めしたいのがステンレススチール #7。ブレードの長さが8cmと、取り回ししやすく、収納時もポケットに収まる大きさ。それでいて2500円+税(カラーは2900円+税)と、手頃な値段なのもうれしい。

    ステンレススチール #7 皮紐付とマッチを比較。コンパクトさがよく分かります。

    よく切れる刃(ブレード)は、食材のカットもお手のもの。

    ナイフはアウトドアズマンにとって必要不可欠なもの。食材を切る、木や縄を切るなど、登場シーンはさまざまなです。そこで、オピネルのようなフィールドナイフを一本持っていれば、あらゆる用途で使えるのでとても重宝します。ステンレススチール #7のようなサイズであれば、自宅で果物ナイフとしても便利ですよ。もちろん、鉛筆削りや、ペーパーナイフとしても使えます。

    ※構成・写真・買った人/早坂英之

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