オピネルのナイフのサイズ比較。キャンプでおすすめは何番? | 刃物・マルチツール 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    刃物・マルチツール

    2024.03.14

    オピネルのナイフのサイズ比較。キャンプでおすすめは何番?

    オピネルのナイフのサイズ比較。キャンプでおすすめは何番?
    オピネルのナイフは、幅広いサイズ展開が特徴です。豊富であるがゆえに、どのサイズを購入してよいか迷う人もいるようです。そこで、各サイズごとにスペックを比較して特徴をまとめました。キャンプでの用途を基準に、最適なナイフを選ぶ参考にしましょう。

    OPINEL(オピネル)ナイフはアウトドアで大活躍!

    オピネルナイフは、品質のよさと幅広いラインアップから、アウトドア愛好者の人気を集めています。まずは、世界的に有名なオピネルナイフの歴史と、主な種類について見ていきましょう。

    フランス生まれの名門ナイフ

    オピネルナイフは、品質のよさで世界的に知られるフランスのナイフブランドです。1890年にフランスのジョセフ・オピネルによって、オピネル初のフォールディングナイフが発明されました。

    オピネルナイフは鋭い切れ味だけではなく、高い安全性が魅力です。『ビロブロック』と呼ばれるロックシステムにより、予期しないときに刃が飛び出ないように設計されています。

    高品質なナイフであるにもかかわらず、リーズナブルな点も見逃せません。「とりあえず使ってみたい」というフォールディングナイフ初心者にも、手に取りやすいブランドといえるでしょう。

    種類は主に5つ

    オピネルナイフは使用目的に応じて、主に次の5種類にカテゴリー分けされます。

    • TRADITION(トラディション)
    • KITCHEN/OUTDOOR(キッチン/アウトドア)
    • KITCHEN/HOME(キッチン/ホーム)
    • MULTIFUNCTION(マルチファンクション)
    • KIDS(キッズ)

    『トラディション』はオピネルの代表的なフォールディングナイフで、『キッチン/アウトドア』はアウトドア調理に適しています。

    『キッチン/ホーム』と『マルチファンクション』はアウトドアに適した多機能モデルとなっており、『キッズ』は子ども向けのシリーズです。

    それぞれブレードのサイズ・機能が異なり、キャンプやハイキング、釣りなどさまざまなアウトドアシーンでのニーズに対応しています。

    オピネルの高カスタマイズ性

    オピネルナイフは、多彩なラインナップから自分好みの1本をチョイスすることができます。自分の好みや用途に合わせて選ぶことが可能なのは、『ブレードの素材』『ハンドルの素材』『ブレードのサイズ』です。

    ステンレス刃とカーボン刃を選べる

    オピネルナイフの刃の素材には、ステンレススチールとカーボンスチールの2種類があります。

    ステンレススチールは、さびにくく手入れが容易であることが特徴です。湿気の多い環境でもメンテナンスが簡単なので、初心者でも扱いやすいでしょう。

    カーボンスチールは、研ぎやすく切れ味が長持ちすることが特徴です。自分に合う使い心地に切れ味を改良できる半面、さびやすいためメンテナンスには気を使います。

    木製ハンドルの材質も複数あり

    オピネルナイフのハンドルはブナ材で作られていますが、トラディションクラシックウッドシリーズでは、次の3種類から選択することも可能です。

    • オークウッド
    • ウォールナット
    • オリーブウッド

    オークウッドは家具などによく使用されている木材で、耐久性に優れています。ウォールナットはツヤがあり、経年変化を楽しめることが魅力です。オリーブウッドは木目が個性的な柄を描くため、一つとして全く同じハンドルはありません。

    木材によって色合い・触感が異なるため、見た目や感触から自分に合ったナイフを選ぶとよいでしょう。

    ブレードのサイズ展開も豊富

    オピネルナイフは、日常使いからアウトドアまで幅広い用途に対応するため、ブレードのサイズ展開も豊富です。国内で販売されているものはNo.6~10・12の全部で6サイズあり、刃渡り約73~120mmの幅があります。

    数字が小さいほど小型で、No.6やNo.7は携帯性がよく軽作業に適しています。フォールディングナイフとしては大型なNo.10やNo.12は、主に調理で活躍するでしょう。

    刃渡りによってハンドルの大きさも変わるため、握りやすさと用途を考えて選ぶことが大切です。

    【国内】オピネルナイフNo.6~10・12サイズ一覧

    国内向け公式サイトで扱いのあるNo.6~10・12のサイズを紹介します。それぞれ適した用途や使用時の特徴も記載したので、ナイフ選びの参考にしましょう。

    OPINEL No.6

    • 全長:約165mm
    • ブレード長さ:約73mm
    • ハンドル長さ:約75mm
    • 重さ:ステンレススチール約30g、カーボンスチール約30g
    • 特徴:携帯性がよく小枝の工作にも便利なサイズ

    国内で取り扱いのある中で、最も小さいサイズです。とても小ぶりなので、常に身に付けていても邪魔になりません。

    OPINEL(オピネル)
    No.6 ステンレススチール刃

    サ イ ズ:刃渡り約73mm
    重  量:約30g
    材  質:〔刃〕ステンレススチール(サンドビック12C27M 〔ハンドル〕ブナ材
    原産国:フランス


    OPINEL No.7

    • 全長:約177mm
    • ブレード長さ:約80mm
    • ハンドル長さ:約80mm
    • 重さ:ステンレススチール約36g、カーボンスチール約36g
    • 特徴:ちょっとした調理に活躍するサイズ

    肉を切り分けたり、皮を剥いだりする分には申し分ないサイズです。食事をメインとしないソロキャンプであれば、調理はこれ1本でまかなえるでしょう。

    OPINEL(オピネル)
    No.7 ステンレススチール刃

    • サイズ:刃渡り約80mm
    • 重 量:約36g
    • 材 質:〔刃〕ステンレススチール(サンドビック12C27M) 〔ハンドル〕ブナ材
    • 原産国:フランス


    OPINEL No.8

    • 全長:約192mm
    • ブレード長さ:約85mm
    • ハンドル長さ:約90mm
    • 重さ:ステンレススチール約46g、カーボンスチール約46g
    • 特徴:オピネルナイフの中でも人気の高い定番サイズ

    野菜をカットしたり小魚をさばいたりもできる、汎用性の高いサイズです。ハンドルは女性の手にちょうど収まるくらいで、大柄な男性でもそこそこ使えるでしょう。

    OPINEL(オピネル)
    No.08 ウォールナット(ステンレススチール刃)

    • サイズ:刃渡り約85mm
    • 重 量:約43g
    • 材 質:〔刃〕ステンレススチール(サンドビック12C27M) 〔ハンドル〕ウォールナット材
    • 原産国:フランス


    OPINEL No.9

    • 全長:約210mm
    • ブレード長さ:約90mm
    • ハンドル長さ:約100mm
    • 重さ:ステンレススチール約57g、カーボンスチール約57g
    • 特徴:ハンドルは男性でも握りやすいサイズ

    通常の調理の範囲内であれば、No.9があれば対応できます。ハンドルが男性の手でも固定しやすい大きさになるため、男女兼用で使いたい人にもおすすめです。

    OPINEL(オピネル)
    No.9 カーボンスチール刃

    • サイズ:刃渡り約90mm
    • 重 量:約57g
    • 材 質:〔刃〕ハイカーボンスチール(XC90) 〔ハンドル〕ブナ材
    • 原産国:フランス


    OPINEL No.10

    • 全長:約230mm
    • ブレード長さ:約100mm
    • ハンドル長さ:約110mm
    • 重さ:ステンレススチール約75g、カーボンスチール約75g
    • 特徴:ストレスなく調理できるサイズ

    ハンドルをしっかり握り込めるので、丸ごとキャベツのカットなどもお手の物です。ポケットに入れて持ち運ぶにはやや大きく、No.10以降は調理専用になってくるでしょう。

    OPINEL(オピネル)
    No.10 ステンレススチール刃

    • サイズ:刃渡り約100mm
    • 重 量:約75g
    • 材 質:〔刃〕ステンレススチール(サンドビック12C27M) 〔ハンドル〕ブナ材
    • 原産国:フランス


    OPINEL No.12

    • 全長:約283mm
    • ブレード長さ:約120mm
    • ハンドル長さ:約140mm
    • 重さ:ステンレススチール約115g、カーボンスチール約110g
    • 特徴:ペティナイフと変わらないサイズ

    フォールディングナイフにしては大型で存在感があり、キッチンの包丁差しに並んでいても違和感のないサイズです。丸鶏を調理するような、本格キャンプ飯で活躍するでしょう。

    OPINEL(オピネル)
    No.12 ステンレススチール刃

    素材 ブレード:ステンレススチール/ハンドル:ブナ
    サイズ:ブレード長さ約12cm


    【目的別】オピネルでいちばんおすすめのナイフは?

    オピネルナイフは汎用性の高さから、さまざまなシーンで活躍するアイテムです。ナイフ選びの参考までに、特定の用途に合わせたおすすめのナイフを紹介します。

    家族キャンプやグループキャンプで使うなら「OPINEL/ステンレススチール No.12」

    大人数になる家族や友人たちとのグループキャンプでは、大きな食材を扱うことが多々あります。その際には、『ステンレススチール No.12』が特におすすめです。

    ほとんど包丁と変わらない刃渡りなので、普段の調理と同じ感覚で野菜や肉をカットできます。ハンドルも大きく、カットする食材が多くても疲れにくいでしょう。

    丸鶏や大きな魚も難なく調理できるため、大人数ならではの見栄えのする調理に挑戦するときも、下ごしらえがぐっと楽になります。薪割りには向きませんが、火おこし用の小枝の準備にも役立つサイズ感です。

      • 商品名:OPINEL「ステンレススチール No.12」
      • 公式サイト:商品はこちら

    オピネル
    ステンレススチール No.12

    ブレードの長さ:12cm


    週末ステーキや家キャンプなら「OPINEL/シェフナイフ」

    家キャンプやキッチンでの使用であれば、フォールディングナイフにこだわる必要はありません。自宅でのバーベキューには、『シェフナイフ』が最適です。

    食材の切りやすさを重視したデザインで、特に肉や魚といった厚みのある食材の調理に適しています。三徳包丁とは異なり刃先が薄くとがった牛刀なので、筋切りなど切っ先を使った細かい作業もこなせます。

    どことなく無骨さを感じるフォールディングナイフとは異なり、エレガントさを感じるデザインはキッチンインテリアにもなじみやすいでしょう。

    オピネル
    シェフナイフ

    サイズ:(約)幅4.2×厚み1.6×長さ33cm 刃渡り:約20cm 重さ:約140g


    釣りに使うなら「OPINEL/ステンレススチール No.10」

    水場で使用するため、素材はさびにくく丈夫なステンレススチールが向いています。その中でもおすすめなのは、『ステンレススチール No.10』です。

    No.10の刃渡りは約100mmの長さがあります。15~30cmくらいの魚の調理にちょうどよく、ハンドルに力を込めやすいため、頭を落とす作業も苦になりません。

    活け締めやうろこ取りはもちろん、魚の餌を切り分けたり袋の口を開けたりするなど、釣りにおけるさまざまなシーンで活躍するでしょう。

      • 商品名:OPINEL「ステンレススチール No.10」
      • 公式サイト:商品はこちら

    オピネル
    ステンレススチール No.10

    サイズ:幅3×厚み2×長さ23cm  収納サイズ: 長さ13cm 重さ:約71g


    そのほかの用途(きのこ狩り、登山など)「OPINEL/マッシュルームナイフ」

    登山だけならトラディションシリーズのNo.6も適していますが、ついでにきのこ狩りも考えているなら、『マッシュルームナイフ』がおすすめです。

    きのこを狩るときには翌年のことを考えて、石づきを残して根元付近で切り取るのが一般的なマナーとされています。マッシュルームナイフのブレードは、内側に向かって緩く婉曲した波刃となっていて、石づきを鎌のように刈り取る動作に適しているのがメリットです。

    また、ハンドル部分に付いたブラシは、きのこの傘に入りこんだ泥・ほこりを取る際に重宝するでしょう。

    • 商品名:OPINEL「マッシュルームナイフ」
    • 公式サイト:商品はこちら

    オピネル
    マッシュルームナイフ

    ブレードの長さ:3.25cm


    初心者におすすめなのはこの1本!「OPINEL/ステンレススチール No.8」

    特に用途が決まっているわけではなく、便利に使えるフォールディングナイフを備えておきたいという人もいるでしょう。そんなときに選ばれているのが、『ステンレススチール No.8』です。

    持ち運びに邪魔にならないサイズで、料理やロープのカットなど幅広く使えます。ステンレススチールは、カーボンスチールよりメンテナンスが簡単なので、ナイフ初心者でも扱いやすいのが魅力です。

    なお、No.6~8には、ハンドル部分のカラーが選べる『Colorama(コロラマ)』シリーズもあります。No.8は5色展開されていて、好きなカラーのナイフを選べるのもメリットです。

      • 商品名:OPINEL「ステンレススチール No.8」
      • 公式サイト:商品はこちら

    オピネル
    ステンレススチール No.8

    重量:約54g 刃体長さ:85mm


    子どものファーストナイフにおすすめなのは「OPINEL/マイファーストオピネル&ベルトホルスター」

    子どものファーストナイフで最も重要視したいのは、安全性と使いやすさです。オピネルにはそれらの点をクリアした、『マイファーストオピネル&ベルトホルスター』があります。

    子どもが使いやすい刃渡りは、ちょうど子どもの握りこぶし二つ分だとされています。マイファーストオピネルの刃渡りは約75mmとなっており、5~6歳の幼児の手にフィットするでしょう。

    収納時に刃が飛び出さないビロブロックに加えて、刃先を丸めてあるため、興味本位で触れてもけがをしにくい仕様です。使い勝手がよいので、自宅での料理を手伝う際にも活用できるでしょう。

    • 商品名:OPINEL「マイファーストオピネル&ベルトホルスター」
    • 公式サイト:商品はこちら

    オピネル
    マイファーストオピネル&ベルトホルスター

    刃渡り:約75mm


    オピネルのナイフって薪割りにも使える?

    オピネルのフォールディングナイフは、薪割りには向いていません。折りたたみ式という特性ゆえに小型で軽量であることから、薪割りに必要な強度が十分に確保されていないのが理由です。

    ブレードは細かい作業を想定して切れ味を重視しているため、力任せに薪割りを行うと、刃が欠けてしまう可能性も否めません。

    薪割りに適しているナイフとしておすすめなのは、モーラナイフの『ブッシュクラフト エキスパート ブラックブレード』です。

    ブッシュクラフト向けに設計されたナイフで、ブレードは約3.2mmの厚みがあります。ハンドルはラバー製でグリップ感が強く、堅い木を割る際にも安定して作業できるでしょう。

      • 商品名:モーラナイフ「ブッシュクラフト エキスパート ブラックブレード」
      • 公式サイト:商品はこちら

    モーラナイフ
    ブッシュクラフト エキスパート ブラックブレード

    刃体の長さ:約10.9cm 全長:約23.2cm 刃厚:約3.2mm 重量:約123g(ナイフのみの重量)


    まとめ

    オピネルのナイフは、フランス発のナイフブランドとして評価され、長年アウトドア愛好者に親しまれてきました。

    オピネルの魅力の一つは、サイズ展開の豊富さと高いカスタマイズ性にあります。刃渡りもハンドルも約10mm刻みで選択できるため、手の大きさにシンデレラフィットするナイフを見つけられるはずです。

    また、独自の安全ロックシステムのおかげで、適切に使用すれば思わぬけがをする心配はいりません。使い勝手のよさに加えてリーズナブルであることから、フォールディングナイフ初心者にもおすすめです。

    国内ではNo.6~10・12の6サイズが展開されているので、用途に合わせて理想的なナイフを選びましょう。

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