あの時間が嫌いな人なんてそうそういないだろう。
でも、ある時から「大きなBBQグリル」を引っ張り出すのが、ちょっと億劫になっていた。
炭は1〜2箱。火熾しに30分。終わったら煤だらけのグリルをゴシゴシ洗って、車に積み込む。
気づけば、肉を焼いて楽しんでいる時間より、準備と片付けの時間のほうが長い。
本当に楽しみたいのは肉と会話の時間のはずなのに、いつのまにか「労働」が主役になっしまっている…。
これに共感してくれる方は少なくないはず。
そんな僕の思考を根本からひっくり返してくれたのが、CHUMSのテーブルトップバーベキューグリルだ。これは製品紹介というよりも、「新しいBBQ文化のすすめ」だと思って読んでください!
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「大きなBBQ」が、いつのまにか面倒になっていた

大きなBBQグリルの良さはたくさんある。大人数で囲める迫力、火力、絵になる存在感。そして塊肉をドカンと置いて焼く贅沢感!でも、その代償は少なくない。
炭は大量に必要で、1回のBBQで3〜5kgなんてザラ。火熾しから火力を安定させるまでに30分以上かかる。焼き面1杯に並べた食材は管理しきれず焦げてしまうこともしばしば。使い終わった後の洗浄・乾燥はとにかく面倒…。キャンプ場やBBQエリア道具を運ぶとなれば、車のラゲッジを大きく占領してしまう。
僕はあるとき気づいた。「大きいBBQ=最高!」という思いの他に、もうひとつ違う角度から楽しむ方法を考えてもいいのでは?と。
これからは、スモールBBQの時代だ

そもそも日本の食卓には、卓上焼き肉や鍋という文化が古くから根付いている。
家族や仲間がひとつの火を囲み、ちょっとずつ焼いて、ちょっとずつ食べる。この距離感こそが、僕らにとってちょうど良いBBQの姿にいちばん近いのではないか?
考えてみれば、BBQの「大人数・大型グリル・大量の炭」で挑むイベントはアメリカからやって来た憧れの文化ですよね。これをそのまま楽しむのには日本はちょっと事情が違う場合もあるかもしれない。
炭は少しでいい。人数もそこまで多くなくてもいい。準備も片付けも少ない労力で、肩の力を抜いて。
その代わり、仲間や家族との会話の時間と食材の味をたっぷり、そしてゆっくり味わう。それが、僕が思うこれからの「スモールBBQ」だ。
省エネ構造がお財布にも優しい

いままでのBBQは、とにかく大量の炭や食材が必要だった。それはそれでパーティー感があって楽しいのだけど、お財布には少々厳しいときも…。
でも、このグリルであれば炭は少量で済むし、焼き網のサイズに乗せられる食材の量もちょうど良く、気付けば焦がして無駄になってしまう…ということもかなりの確率で防ぐことができる。この効果は、BBQを楽しむ回数が増えれば増えるほどジワジワと響いてくる。
逆に言えば、省エネ構造のおかげでもっと気軽に、好きな時にBBQを楽しめるということだ!

テーブルの上で8時間。それでも、傷ひとつ無かった話

「テーブルトップ」の名の通り、テーブルの上でBBQができると聞いて、最初に思ったのは、「テーブルは焦げないかな?」だった。
だから、自分の身体(とテーブル)を張って試してみた。
お気に入りのアウトドアテーブルの上に置いて、炭を熾し、肉を焼き、語り、ビールを飲み、また炭を足し…気づけば連続8時間以上の使用。
終わってグリルを退かしてみたら、テーブルには傷ひとつ、変色ひとつ無し。
本体下部の脚と、適所に配された空気穴のおかげで、テーブルに熱が直接伝わらない構造になっている。脚先のゴムも、テーブルをしっかり守ってくれていた。
これは率直に、よく考えられた設計だと感動した。
もちろん使用には十分な注意が必要になるが、ベランダ、ウッドデッキ、お気に入りのキャンプテーブル。火を諦めていた場所が、一気に「BBQ会場」に変わってくれるのだ。
ほどよいコンパクトさで、折りたためないという最高の仕様

現地に着いたら、炭を入れて火を熾すだけ。組み立て作業ゼロ。終わったら灰を捨てて、サッと拭く。それだけ。トランクハンドル付きのボックス構造だから、運ぶのも収納も箱ひとつ感覚で済む。細かい部品が無いから、無くす心配もなければ、組み立てに迷うこともない。
「折りたためる」が正義のような時代に、あえて折りたたまない。
これは設計の妥協ではなく、思想のようなものだ。
ステーキでも、焼き肉でも。4人でゆっくりがちょうどいい

焼面は縦22.5×横34.5cm。
メーカー表記は2〜3人用だが、僕の体感では簡単な副菜も食べることを考えると「4人でゆっくり囲むのが、いちばん楽しい」サイズだ。
分厚いステーキを一枚ドンと焼いて、ナイフで切り分けて皆で頬張る。これが最高にいい。
あるいは日本的に、薄切り肉と野菜を交互に並べてジャパニーズBBQ=焼き肉スタイルでやるのも、めちゃくちゃ合う。タレを用意して、ご飯やビールがあればもうそれは最高の家族や仲間の場。
背面がしっかりと開いているから、炭の追加や火力調節もしやすい。
4人で囲んで、焼きながら、しゃべりながら、飲みながら…テーブルの上で、ゆっくり時間を流していく。
これこそが、僕が思う本来のBBQの姿だ。

BBQは、「集まる理由」だったはず。メンテナンスは簡単に!
道具が大きくなるほど、僕らはそのメンテナンスや運搬に時間と気力を奪われていく。
気がつけば、人と集まることそのものが、ちょっとした覚悟が必要なイベントに感じてしまうことも…。
でもこれなら、楽しんだ後の洗い物も食器洗いの流れですぐに終わる。


本来BBQは、「集まる理由」「美味しい肉を焼いて食べる場」だったはずだ。
誰かと火を囲み、肉を焼き、笑う。たったそれだけのために存在していた、シンプルで尊い時間。
CHUMSのテーブルトップバーベキューグリルは、その原点に静かに戻してくれる道具だ。
家族と。仲間と。ベランダで、庭で、キャンプ場で。
テーブルの上で、ちょっとずつ、ゆっくりと。
新しいBBQ文化は、こういう小さな道具からきっと始まっていく。
〈商品仕様〉
・丈夫で扱いやすいステンレス製
・焼面サイズ:縦22.5×横34.5cm
・重さ:約2.3Kg
・適用人数: 2~3人用
・持ち運びに便利なトランクハンドル付き
・炭受けと網が分離するのでお手入れ簡単
・背面を開口させて炭の調節がしやすい構造
・テーブルを傷つけないよう脚にはゴムを配備
・市販の網(27×27cm)も使用可能
・側面にブービーフェイスロゴを配した遊び心のあるデザイン参考価格:14,080円(税込)
購入先:CHUMS公式オンラインストア





