
【関東・甲信越】の予約不要なキャンプ場4選
栃木県|菖蒲ヶ浜キャンプ場

奥日光・中禅寺湖畔のキャンプ場。標高1,280mと涼しく、夏には湖水浴やカヌーを楽しむキャンパーで賑わう。オートキャンプはできないが、面積は野球場2つ分以上。水辺、林間など、さまざまな環境がある。戦場ヶ原ハイクや登山の拠点としてもオススメだ。予約不可でフリーサイトのみなので、早めの入場を。
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長野県|木曽駒冷水公園キャンプ場

営業:通年
予約:不要
木曽駒ヶ岳の登山道入り口に広がる木曽駒冷水公園は、寄付とボランティアによる運営・整備で賄われているおかげで、キャンプ場も無料で利用可能。オートサイトなのに100サイト以上展開できる広さ、清潔でおしゃれな施設など驚きの充実度。売店は24時間利用可能なので、初めての無料キャンプ場でも安心。

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長野県|霧ヶ峰キャンプ場

営業:7月~9月
予約:なし
テントサイト:約100
モデル料金(ソロ):730円~
電話:0266-52-2833(現地・営業期間中の問い合わせ)、0266-52-4141(諏訪市観光課施設管理係・営業期間外の問い合わせ)
昭和44年開業の昔ながらのキャンプ場。標高が1,600mと高く、夏でも快適。サイトは広々とした草地や土のフリーサイトからプライベート感のあるサイトまで、バリエーションが豊富。直火で焚き火ができるのもいい。クルマは乗り入れできないが、そのぶん静か。自然に包まれていることを実感できる。予約不要。
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新潟県|南大平ダム湖公園キャンプ場

住所:新潟県村上市南大平1102-18
営業:4月20日〜10月27日
テントサイト:60
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:1,000円
山々に囲まれた素朴なキャンプ場で静かな湖畔にある。予約はなく直接現地で受け付けを済ます。村上市民は無料で利用可。隣接する天体観測施設の公開日には星見の楽しみが増す。

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【関西】の予約不要なキャンプ場3選
和歌山県|おとなしの郷 渡瀬緑の広場キャンプ場

営業:通年
予約:随時(フリーサイトは予約不可)
テントサイト:約40
その他の宿泊施設:10棟
ユネスコ世界遺産に登録されている熊野古道にほど近い、四村川のほとりにある小さなキャンプ場。利用料には、併設する公衆浴場『渡瀬温泉センター おとなしの郷』の入浴料が含まれていて、営業時間内なら入り放題だ。テントサイトは区画のオートサイトが3サイトあるほか、車の乗り入れ不可の区画サイトが7サイト、予約不要のフリーサイトが約30サイトある。
規模はさほど大きくないものの、レンタル品の品ぞろえには驚かされる。全国的に有名な地元和歌山県のアウトドア・セレクトショップ『オレンジ』の協力の下、キャンプ好きの仕入れ担当者が使い心地を確認してそろえたといい、ソロストーブ、ユニフレームのファイアグリルなど、通好みのラインアップになっている。

併設の温泉施設に入り放題。泉質は重曹泉。皮膚の表面を柔らかくして肌をなめらかにすることから、「美人の湯」といわれる。
兵庫県|けび大池公園バンガロー村

営業:4月中旬~11月末
予約:なし
モデル料金(ソロ):3,000円~(バイク2,500円~)
標高約500mに位置する「けび大池キャンプ&バンガロー村」は、国定公園内にある豊かな森に囲まれた「柤(けび)大池」のほとりにあるキャンプ場。大池の水面に映し出される木々や星のきらめきは幻想的で、まさに絶景。
施設はログハウス5棟、コテージ5棟、キャンプエリアは14サイト、フリーキャンプサイトは約20サイトと充実している。敷地内には、バンガロー・テニス・グラウンド・サイクリングコース、展望台など、さまざまなアクティビティーが楽しめる設備が用意されていて、レジャー派も満足度大。 人里離れた自然豊かなキャンプ場で、ゆったりと優雅な余暇が過ごせる。
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京都府|笠置キャンプ場

関西キャンパーの聖地。木津川にかかる笠置大橋のすぐ横に広がる3万㎡の河川敷がフリーサイトになっている。事前予約不可で、受付開始は午前8時~午後5時。思い思いにサイト作りができる自由度の高さとソロは1,000円という料金も魅力だ。 例年3月下旬~4月初旬はお花見も楽しめる。以前は直火OKだったが、現在は禁止されているので要注意。

設備は炊事棟と簡易トイレ、ゴミステーション、とシンプル。
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【北海道・東北】の予約不要なキャンプ場11選
北海道|東大沼キャンプ場

住所:北海道亀田郡七飯町東大沼
営業:4月上旬~11月上旬
テントサイト:約100
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:不要
ここは、大小の沼が点在する大沼国定公園を代表する大沼の東端に位置する予約不要の無料キャンプ場。古き良き野営場の雰囲気が残っている。ゴミは持ち帰り制だが、立派な木造の炊事棟が2棟。トイレは水洗で、バリアフリートイレも完備している。
テントサイトはフリーサイトで、林間と開放的な芝生の2種類。クルマの乗り入れはNGだが、地面は平坦でテントの設営も楽ちん。大沼は遊泳禁止だが、SUPやカヌーはOK。アクセスはJR函館本線・大沼公園駅から車で約10分。徒歩キャンパーも利用しやすい。

湖畔にテントを張れる場所もある。

大沼は野鳥の生息湿地としてラムサール条約に登録。双眼鏡持参でバードウォッチングを楽しみたい。
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北海道|国設白金野営場

営業:5月25日~10月6日
予約:予約不要(ケビンは要予約)
テントサイト:約70
その他の宿泊施設:15棟
モデル料金:1,200円~
白金温泉街から少し山側に入ったところにある国有林内のキャンプ場。美瑛観光の拠点としてはもちろん、十勝岳や美瑛岳、美瑛富士等の登山口にも近いため、登山のベースにも最適だ。テントサイトは予約不要だが、駐車場が満車になり次第受付終了となるので、早めに現地に向かうことをおすすめする。

大人気の青い池までは4kmほど。
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北海道|羊蹄山自然公園真狩キャンプ場

住所:北海道虻田郡真狩村字社(羊蹄山自然公園内)
営業:5月上旬~10月中旬
予約:4/1より随時(フリーサイトは予約不可)
テントサイト:86
モデル料金 3,800円~
蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山(標高1,898m)の麓にある自然公園内に整備。ピンク色が特徴のエゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)が随所に植えられている。 テントサイトは3つあり、フリーサイト、オートサイト、バリアフリーサイトのエリアに分かれている。フリーサイトは車の横付けはできないが、予約なしで利用OKだ。
設備は炊事棟、水洗トイレ、温水シャワーなど。近くには湧水スポットもあるので、羊蹄山の名水で飲み物を楽しむのもGOOD。 桜の見ごろは例年、GW後半から5月中旬で、残雪の羊蹄山とサクラを同時に眺められる。

公園内には遊具もある。
北海道|かもめ島キャンプ場

かもめ島の東に位置する、予約不要で利用できるキャンプ場。日本海を一望できる大パノラマが魅力。旧幕府軍軍艦を模した開陽丸記念館を眺めることができ、西にはグランピング施設などを備えた「かもめ島マリンピング」がある(要予約)。

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青森県|青森県立自然ふれあいセンターキャンプ場

営業:通年(月曜日、年末年始は休み)
予約:不要
テントサイト:約50
その他の宿泊施設:0棟
県民の森として親しまれている梵珠山(標高468m)の麓にある、自然豊かなキャンプ場。地元の子供たちも遠足登山をする梵珠山は4本の登山道が整備されているので、体力に合わせて選びたい。テントサイトは予約不要。区画はなく、車は乗り入れできない。今まで満サイトになったことがないという穴場だ。
12月ごろから雪が積もりはじめるというが、こちらは青森県では珍しく冬季も営業している。ただし、冬季はサイト内の炊事棟やトイレは使用できなくなる。 受付のあるセンターハウスの営業時間(9:00~16:00)には館内のトイレなどを利用できるが、夜間は徒歩10分ほどのトイレを使用する。

炊事棟は冬季、使えなくなる。
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青森県|大間崎テントサイト

本州の西北端に広がっている芝生のフリーサイト。整備された心地よい炊事棟や公衆トイレが完備されている。大間と函館を結ぶフェリーのターミナルに近く、津軽海峡を渡る前泊・後泊地としては最高の立地だ。日本一周をする人たちにも有名。

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岩手県|種山高原星座の森

種山高原は、岩手県奥州市、遠野市、住田町にまたがる物見山(種山)を頂点とした標高600~870mの高原。宮沢賢治の童話『風の又三郎』の題材にもなっている。テントサイトは車の乗り入れ可能で、区画サイトと予約不要のフリーサイトの2タイプ。
施設名のとおり、星空の美しさはピカイチで、天然のプラネタリウムのよう。設備は温水洗浄便座付きトイレ、炊事棟、薬草風呂など。物見山山頂までは散策路も整備されている。山頂から岩手山や早池峰山、北上平野など、360度に広がる絶景を存分に楽しめる。

食器や調理器具、電子レンジ、寝具なども揃うコテージ。
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宮城県|吹上高原キャンプ場

広大な芝生のフリーサイトでオートキャンプが楽しめるキャンプ場。テントが約300張れる敷地は、開放感抜群。芝生への車の乗り入れもOK。見通しのいいサイトからは、山々がドーンと見られる。標高も高いので、夏でも涼しい。
フリーサイトで予約不要なこともあり、いい場所を取りたい方は早めに到着しよう。キャンプ場内には、日帰り温泉の「すぱ鬼首の湯」も隣接しているので連泊するのもいい。
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山形県|蔵王坊平国設野営場

山形県と宮城県の県境にあり、標高約1,000mに位置した全面芝生のフリーサイト。車の乗り入れも自由だ。予約不要で、なんと料金は1泊1人350円。デイキャンプなら60円という安さ。思わず連泊したくなる価格だ。林間サイトなので木陰が気持ちよく、夏でも夜は長袖を着るほどの涼しさ。
キャンプ場内にクロスカントリーコースがあり、御釜までのトレッキングコースもある。子供でも歩きやすい遊歩道もあり、蔵王高原坊平特有の珍しい高山植物も見ることができる。
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山形県|西浜コテージ村・キャンプ場

背後に雄大な日本海が広がるキャンプ場内にコテージ村とテントサイトがある。コテージは北欧風で全6棟。4タイプあり(うち1タイプはバリアフリー対応)、家電から寝具、食器まで揃っている。車で3分の「道の駅 鳥海ふらっと」では鮮魚や農産物を扱っているので、食材も入手しやすい。
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福島県|舟津公園キャンプ場

猪苗代湖の南岸・会津磐梯山を望めるロケーションに位置する舟津公園のキャンプ場。春は桜の名所として賑わう公園内の浜沿いにフリーサイトが設けられていて、景色は抜群。釣りやボートが趣味の人にもぴったり。
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【四国】の予約不要なキャンプ場3選
愛媛県|ムーンビーチ井野浦キャンプ場

営業:通年(水道、炊事場、シャワーは7・8月のみ使用可)
予約:不要(区画サイトは7月・8月のみ要予約)
三日月型をしている白砂の海岸・ムーンビーチ井野浦。約300mにわたる海岸のすぐ隣が芝生の区画キャンプ場になっており、海水浴とキャンプが同時に楽しむことができる。クルマが乗り入れできる無料キャンプ場は比較的少ないが、こちらはオートサイト区画もあって設営・撤収時に便利。

愛媛県|田の浦野営場

敷地面積約1.3ha。広々とした芝生が魅力の野営場。瀬戸内海を望む田の浦海岸もすぐそばで、海水浴客向けに水の出るシャワーも完備。すぐそばに標高82mの小山があり、山頂から播磨灘や引田の町なみが一望できる。とにかく広く、開放感が魅力。灰捨て場があるため、焚き火の後処理も楽々。

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高知県|沖の島 白岩岬公園キャンプ場

足摺・宇和海国立公園内にある沖の島のなかでも、絶景地として知られる白岩岬公園内に整備されている。島の港は「母島」と「弘瀬」の2か所あるが、キャンプ場は中間に位置し、徒歩30分ほど。
設備はトイレと水(山水)のみ。 公園内の展望台からは太平洋が眼下に広がり、視界270度の大パノラマが楽しめる。夜になれば星空の眺めも圧巻だ。集落に商店はあるが、キャンプ場周辺には店がないので、食料や燃料は来島前に調達しておこう。
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