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【チョコレート】カカオの甘みとコクが引き立つキーマカレー
チョコレートは甘いだけでなく、料理に深みやコクを与えてくれる食材です。特にカカオのキレのある風味はカレー粉や「ほりにし」などのスパイスにも馴染みやすく、意外とキャンプ飯との相性もバッチリ。

ミックスベジタブルのおかげで彩りも鮮やか。
そんなチョコレートを隠し味に、カカオの甘みとコクが引き立つキーマカレーを作ってみました。具材にはミックスベジタブルを利用するので、下ごしらえは玉ねぎを切るだけのお手軽レシピです。
材料(2人分)

チョコレートキーマカレーの材料。
温かいごはん 2人分
合いびき肉 約150g
玉ねぎ 1/2個(約150g)
ミックスベジタブル 50g
サラダ油 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
おろししょうが 小さじ1
塩コショウ 少々
乾燥パセリ 適量
★調味料
水 100ml
カレー粉 大さじ1
ケチャップ 大さじ2
ブラックチョコレート 10g
作り方

少し粒が残るくらいで大丈夫。
【1】玉ねぎは芯と乾燥した部分を切り落とし、みじん切りにしましょう。

あっさり食べたい方は、鶏ひき肉で作るのもおすすめ。
【2】フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、合いびき肉を加えて色が変わるまで炒めます。

肉の脂を絡めていきます。
【3】玉ねぎ、ミックスベジタブル、おろしにんにく、おろししょうがを加えてしんなりするまで炒めましょう。

焦がさないよう混ぜながら。
【4】★を加えて煮立たせたら、混ぜながら水分が無くなるまで煮詰め、塩コショウで味を調えて火から下ろします。キャンプでも簡単に作れるように塩味はケチャップのみにしていますが、お好みでウスターソースや中濃ソース、コンソメをプラスすればより奥深い味わいが楽しめます。
【5】お皿にごはんを盛ってルーをかけ、乾燥パセリをちらして完成です!

上品な香ばしさが楽しめる。
一口食べてみると、ひき肉のうま味とスパイシーな香りの中にほんのりチョコレートのビターな風味が感じられてコクのある味わい。さらに、野菜の甘みもしっかりと感じられて、2重3重の奥深い風味が楽しめます。スパイスは効いていますが食べやすく、辛いものが苦手な方や小さいお子様にもおすすめのキーマカレーに仕上がりました。
▼参考記事
【ヨーグルト】トマトの酸味と相性抜群オクラカレー
ベースは水を使わず隠し味程度にヨーグルトを加え、オクラの味を引き立てました。仕上げにホールスパイスを加えて味を締めます。
材料
ターメリックパウダー 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
チリペッパー お好みで小さじ1/2
(テンパリング用)にんにく 1片
しょうが 1片
クミンシード 小さじ1
フェンネル 小さじ1
オクラ 1袋
タマネギ 1個
トマト 1個
にんにく 1片(チューブでも)
しょうが 1片(チューブでも)
ヨーグルト 10ml
サラダ油 大さじ1
塩 適量
作り方
【1】細かく刻んだにんにくとしょうが、カルダモンをサラダ油で温めます。カルダモンがふっくらしたら、細かく刻んだタマネギを入れます。
【2】強火で炒め、タマネギが焦げ茶色になったら中火にしてざく切りしたトマトを加え、数分炒めます。
【3】パウダースパイス3種を入れて弱火で1分ほど炒めます。
【4】サバ缶を入れ、ヨーグルトと水を加えて10分ほど煮込みます。最後に塩とチリペッパーで味を調えてミツバを添えます。
ボヤっとした味にならないよう、ホールスパイスをテンパリングして加えて完成です。
▼参考記事
【昆布だし】エビと白身魚の淡白カレー
白身魚に合わせて、昆布ダシを隠し味に加えます。ベースの味がしっかりするため、よりコクが出て奥深い味になります。
材料
A
クミンシード 小さじ1
コリアンダーシード 小さじ1
唐辛子 1本
ベイリーフ 1枚
シナモン 1本
B
ターメリックパウダー 小さじ1/2
クミンパウダー 小さじ1
エビ 4尾
メカジキ 1切
にんにく 10g
しょうが 10g
タマネギ 1/2個(約100g)
ニンジン 20g
セロリ 20g
トマトケチャップ 1袋(12g)
白胡麻油 適宜
ココナッツミルクパウダー 大さじ1
白ワイン 30ml
ナンプラー 大さじ1
昆布ダシ 大さじ1
小麦粉 適宜
ターメリックパウダー 小さじ1
バター 適宜
ホワイトペッパー 小さじ1
塩 適量
作り方
【1】タマネギを半分すり下ろし、残りは細かく刻み大鍋に入れ、白胡麻油を加え、中火で少し焦げ目がつくくらい炒めます。
【2】にんにく、しょうが、セロリ、ニンジンをすり下ろして加えます。Aのスパイスも加え、弱火でスパイスがパチパチというまで炒めます。
【3】Bを加えさらに2分くらい炒め、トマトケチャップ、ナンプラー、昆布ダシ、お湯200ml(分量外)で戻したココナッツミルクを加え煮込みます。
【4】エビの皮を剥き、背ワタを取り除き洗います。メカジキを食べやすい大きさに切り分け、塩をまんべんなくふり、ターメリック、小麦粉をまぶしておきます。
【5】フライパンにバターを入れ、中火で熱し、エビとメカジキを両面、ほどよく焦げ目が付くように焼き、塩をふり、取り出しておきます。
【6】フライパンに白ワインを入れ、ひと煮立ちさせます。
【7】【6】のソース、エビ、メカジキを大鍋に加え、ホワイトペッパーを入れてかき混ぜ、塩で味を調えて完成です。
キャンプにはお湯で戻せるパウダータイプのココナッツミルクが携行に便利です。
▼参考記事
【スパイス】お店の味になる無水カレー
市販のカレールーに、スパイスを足しました。スパイスをちょい足しすることで、市販のカレールーがお店の味になりますよ。

今回使用したスパイス達。(写真にはないですが、ハバネロペッパーも)
このレシピで使ったスパイスの効能や効果を説明します。
- クミンシード 食欲増進、消化促進、抗がん作用、コレステロールや体脂肪の減少。
- バジル 抗酸化作用、抗がん作用、抗菌作用、女性の整理不順改善。
- カルダモン 消化器官・呼吸器官の不調改善、口臭防止効果、発汗作用、精神安定効果、集中力向上効果。
- ガラムマサラ 発汗効果、食欲増進、虫歯予防の効果、代謝向上、消化促進。
- ローリエ 消化促進、皮膚トラブルの解消、抗炎症、抗酸化作用。
- ハバネロペッパー 食欲増進、発汗作用、代謝向上、疲労回復。
香りだけではなく、身体に嬉しい効果がたくさんありますね。
材料

好きな肉や野菜でOK !
鶏もも肉 100gぐらい
玉ねぎ 1/2個
人参 1/3本
じゃがいも 1/2個
しめじ 1/2株
トマト缶(カットトマト) 1/3缶
カレールー 20gぐらい
アウトドアスパイスほりにし 適量
ローリエ 1枚
スパイス・ハーブ(クミンシード、バジル、ガラムマサラ、カルダモン、ハバネロペッパー) 適量
オリーブオイル 適量
バター 適量
作り方

塩コショウでも大丈夫。
【1】鶏もも肉を一口サイズに切り、スパイスをふっておきます。今回は、アウトドアスパイスほりにしを使いましたが、塩コショウやクレイジーソルトなどでも大丈夫です。

玉ねぎは多めがおすすめ。
【2】玉ねぎを薄切り、人参・じゃがいもは乱切り、しめじは石付きを切ってほぐします。

この一手間が美味しいカレーの秘訣!
【3】ミニダッチオーブンを温めて、オリーブオイル、クミンシード、バジルを入れて弱火で炒めます。クミンシードとバジルを最初に炒めることで香りが増します。

玉ねぎから水分が出るので多めに入れて大丈夫です。
【4】玉ねぎを炒めます。

食材は満杯に入れてOKです!
【5】玉ねぎの上に、人参、じゃがいも、しめじ、鶏肉をのせます。

生のトマトでもOKです。
【6】カットトマトを入れます。

ローリエは、パキっと折ってから入れると、香りが増します。
【7】ローリエを入れたらフタをして煮込みます。

10分ほどの煮込みで、こんなに水分が出ます!
【8】10分ほど煮込んだら火を止めてフタをオープン!

お好きなカレールーでOK!
【9】カレールーを入れて溶かします。

さらにスパイス投入!
【10】ガラムマサラ、カルダモン、ハバネロペッパーを適量ふります。(これらのスパイスは、入れなくても大丈夫ですが、入れるとより一層スパイシーさが増します。ハバネロパウダーは、結構辛いので、苦手な方は入れない方がいいかもしれません)

出来上がり!
【11】弱火で10分ほど煮込んだら、仕上げにバターを少し入れて完成です。
野菜や肉も柔らかくなり、野菜の甘味とスパイスが絶妙で、とても美味しかったです!短時間で美味しいカレーができるのは、ダッチオーブンの熱伝導の良さと保温性のおかげですね。
▼参考記事
隠し味にはこちらもおすすめ!
コーヒー
キャンプの定番レシピであるカレーの隠し味としてコーヒーを入れてみるのもおすすめです。
非日常のキャンプだからいつもとちょっと違うカレーを、と思ったら粉末コーヒーを入れてみましょう。コクが増して、カレーの美味しさが際立ちます。
▼参考記事
カレーペースト
いつものカレールーを使ってみて、「なんだかもう一味欲しいな」と思ったことはありませんか?
そんな時には、カレーペーストを隠し味に使いましょう。いつものカレーに深みとコクを加えることができますよ。
レトルトのカレーに一味加えたいときにも、便利に活用できます。
大人と子どもで食べるカレーを作る時に
スパイスや辛みが苦手な子どもに対しカレーを作る時には、子供用のマイルドな味付けのカレールーを使ってカレーを作るのが普通だと思います。
しかし子ども用のカレールーは甘みが強いため、大人にとっては物足りなく感じてしまうものです。
かといって、カレーを2種類作るのも手間がかかってしまい面倒です。
このような場合には、子供用のカレールーを使って人数分のカレーを作った後、大人のカレーにはカレーペーストを適量加えるのがおすすめ。
大人はスパイシーなカレーを、子供はマイルドなカレーを楽しむことができます。
エスニックなカレーに
カレールーと比べ、スリランカカレーやグリーンカレーなどのスパイスが効いたエスニックな味のカレーペーストは多くあります。
エスニックなカレーをスパイスから作るのは手間がかかりますが、カレーペーストを使うことで簡単にエスニックなカレーを楽しむことができます。
ちなみに、著者のおすすめは業務スーパーで販売されているグリーンカレーのカレーペースト。
ココナッツミルクとお好みの具材を一緒に煮込むだけで、簡単に本場タイの味が楽しめます。
▼参考記事