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簡単でおいしくできる!アヒージョってどんな料理?

画像提供:BE-PAL編集部
アヒージョとはオリーブオイルとにんにく、具材を煮込んだスペイン料理のことです。具材は、野菜、キノコ類、魚介、砂肝など多種多様。具材をそのまま食べるのはもちろん、熱々のオイルにバゲットを染み込ませて食べると、さらに美味しいですよね!
スキレットに具材とオイルを入れて煮込めば、あっという間に作れるので、とりあえずのおつまみとしても人気のようです。
▼参考記事
肉がメインのアヒージョレシピ
存在感抜群の肉がメインのアヒージョ!熱々、美味しいアヒージョのレシピを紹介します。ビールやワインと一緒に楽しむのもおすすめです。
ボリューム満点!肉を使ったアヒージョレシピ
熱々ステーキのアヒージョ

食べ応え抜群!肉のアヒージョ。
アヒージョの魅力は冷めにくい上に、手頃な肉でも固くなりにくいこと。ステーキに比べて使うオイルの量は増えますが、小さめのスキレット(ニトスキや100円ショップのサイズがぴったり)を使えば、意外に経済的です。
材料
ステーキ肉 150~200g(一口大にカット)
塩 約2g(焼き塩がおすすめ)
にんにく 1片
マッシュルーム 1パック
オリーブオイル 適量
あればパセリ
作り方
【1】一口大にカットしたステーキ肉に塩をまんべんなく振ります。塩はサラサラしていて振りやすい焼き塩がおすすめですが、ない場合は塩と肉をポリ袋に入れて全体にいきわたるように揉み込みましょう。
【2】スキレットに、粗みじん切りにしたにんにく、マッシュルームを入れてからオリーブオイルを注いで中火にかけます。あとからステーキ肉を入れるので、オリーブオイルはスキレットの高さ1/3くらいまでにしておきます。
【3】マッシュルームに火が通ったら、ステーキ肉を入れます。
【4】ステーキ肉の下側の色が変わったら、ひっくり返します。両面色が変わったら火からおろして、余熱で火を通します。
【5】しっかり火が通ったら完成です。熱々のうちに召し上がれ!オイルはパンで浸してどうぞ。
▼参考記事
砂肝のアヒージョ

お酒も進みそうな砂肝のアヒージョ!
アヒージョは、スペインのバル(酒場)では代表的な小皿料理。オリーブオイルとにんにくで食材を煮込むだけと簡単で本格的な味を楽しめるとあって、アウトドアでの新定番料理になりつつあります。歯ごたえが絶妙な砂肝を使ったアヒージョのレシピを紹介します。
材料
砂肝 10〜15個
マッシュルーム 4〜8個
にんにく 4片程度
オリーブオイル 適宜
塩コショウ 少々
作り方
【1】砂肝は銀皮を剥いて、2~3か所切れ目を入れておきます。
【2】スキレットにオリーブオイルを入れて(材料が浸るくらい)、大きくカットしたにんにくと【1】の砂肝、カットしたマッシュルームを入れて強めに塩コショウをして火にかけます。
【3】まんべんなく火が通るようにかき混ぜて、砂肝にきちんと火が通れば完成です。
▼参考記事
キノコとステーキのバターアヒージョ

秋におすすめ!キノコが入ったアヒージョ。
秋は美味しいものが盛りだくさん。キノコも秋の味覚を代表するひとつ。1年中手に入りやすい食材ですが、秋は普段よりたくさんの種類を見かけますね。旬の香り高いキノコをつかって、アヒージョを作りましょう!
材料
オリーブオイル 大さじ約6~8
にんにく 2片
キノコ 適量
赤身ステーキ肉(肩ロースなど) 150g
塩 1.5g
バター 20g
お好みでトマトやクレソンなど適宜
下準備
・キノコの汚れが気になるときは、ブラシや硬く絞ったキッチンペーパーなどでやさしく拭いておきましょう。(市販のキノコは洗わなくてOK!)
・にんにくは2、3ミリの薄切りにして芯を取ります。
・ステーキ肉は一口大にカットして、調理の直前に塩をもみこんでおきましょう。
作り方
【1】時間に余裕のあるときは、キノコは重ならないようにザルなどに並べて、風通しのよいところに干してから使いましょう。まだ水分が残っている半干しでOK。
【2】メスティンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけます。途中から一気に焦げやすくなるので、目を離さないように気を付けてください。余熱でも色づくので、上の写真くらいを目安に一度火からおろすとよいです。
【3】バターとキノコを先に入れて、全体にオイルがまわったら肉を入れます。あまりいじらず、上下を返すくらいにして火を通します。
【4】あれば仕上げにクレソンや、パセリを添えて。熱々のうちに召し上がれ!
【5】残ったオイルをつかって、レモンのパスタを作ってみました。茹でたパスタをオイルで和えて、粉チーズとレモンをぎゅっとしぼってどうぞ。国産レモンがあるときは、皮をすりおろすか細かく刻んでかけると風味がさらにアップするのでお試しください。
▼参考記事
魚介がメインのアヒージョレシピ
肉よりも魚が好きな人のためのアヒージョを紹介。おいしくてヘルシーなアヒージョが、簡単に作ることができるんです!
魚介の旨味たっぷりのアヒージョレシピ
さんまのアヒージョ

ホロリと崩れるさんまが絶品です。
キャンプ飯の定番アヒージョ。具材にはホワイトマッシュルームをあわせて、シンプルながらも香り高い一品に仕上げます。ちなみに、調理には8インチ(直径約20.2cm)のスキレットを使用しているので、作るときの参考にしてください。
材料(2人分)

さんまのアヒージョの材料。
さんま 2尾(約200g)
ホワイトマッシュルーム 10個(約100g)
にんにく 1片
鷹の爪 2本
塩 適量
オリーブオイル 150ml
粗挽き黒こしょう 適量
乾燥パセリ 適量
作り方

下ごしらえは自宅で済ませておくと楽です。
【1】さんまの頭と内臓を取り除き、3cm幅に切りましょう。さらに、水洗いして水気を切ったらキッチンペーパーで水分を拭き取り、塩を振って10分ほど置きます。出てきた水分をしっかり拭き取ったら、さんまの下ごしらえは完了です。

今回はクセのないホワイトを選びました。
【2】マッシュルームは半分に切りましょう。

にんにくの芯は焦げやすいので取り除いておきましょう。
【3】にんにくは芯を取り除いてみじん切りにし、鷹の爪はヘタを切り落として種を取り除きます。

焦がさないよう火加減に注意!
【4】スキレットにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で加熱しましょう。

具材は縮むので、最初はギュウギュウでも大丈夫です。
【5】香りが立ってきたらさんま、ホワイトマッシュルーム、鷹の爪を加え、5分ほど煮ます。

さんまはボロボロにならないよう丁寧にひっくり返します。
【6】ときどき、さんまとマッシュルームをひっくり返し、全体に油がなじんだら火から下ろしましょう。

鷹の爪の差し色が効いています。
【7】仕上げに粗挽き黒こしょう、乾燥パセリをちらして完成です!
具材とオイルを絡めて頬張ってみると、さんまの身にマッシュルームのうま味、にんにくと唐辛子の相性バツグンでやみつきに。さらに、仕上げの粗挽き黒こしょうのおかげで味が引き締まり、最後のひと口まで重たくなりません。アヒージョらしい香ばしさはありながらも優しい味わいで、バゲットはもちろん、炊きたてのごはんとも合いそうなアヒージョに仕上がりました。
▼参考記事
海鮮中華風アヒージョ

アヒージョといえばオリーブオイルとにんにくで食材を煮込むスペイン料理のこと。でも今回は、ちょっと変わった中華風なので、オイルにはごま油を選びました。ただし、ごま油だけだと濃くなりすぎるので、半分はクセのないサラダ油にするのがポイントです。味のアクセントは、干しエビや貝柱の旨味がたっぷり効いたXO醤。少量使うだけで、料理をグッと奥深く、美味しくするので、いつもの調味料にプラスしてみてくださいね。こうばしい香りが食欲をそそります!
材料

ひとり分なので、食材は全部で約150g。淡白な玉コンニャクに濃いめの味付けが意外にマッチ!
サラダ油 大さじ1と1/2
ごま油 大さじ1と1/2
にんにく 1片(みじん切り)
エビ、ホタテ、枝豆、玉コンニャクなど 手のひら1杯分(約150g)
XO醤 小さじ1/2~1 ※XO醤がない場合は豆板醤とコチュジャンを合わせてもOK
塩 適量
作り方
【1】ミニスキレットにサラダ油、ゴマ油、にんにくを入れて弱火にかけます。
【2】にんにくの香りが出てきたら、エビ、ホタテ、枝豆、コンニャク、XO醤を入れて、ときどき混ぜながら火を通します。
【3】味見をして、必要であればお好みで塩、またはXO醤を足して完成です。
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牡蠣のアヒージョ

牡蠣好きにはたまらない一品!
牡蠣のアヒージョと、そのソースを利用したパスタを紹介します。パスタは、キャンプで便利な茹でずに作れる、水漬けにしたパスタ麺を使用します。茹でずに水で戻すことで、生パスタのようなモチモチの食感になるこの方法は、必見ですよ!
牡蠣のアヒージョの材料(2人前)

牡蠣のアヒージョの食材です。
牡蠣(加熱用) 200g
しめじ 1袋
にんにく 2片
輪切り唐辛子 少々
パセリ 適量
塩 適量
オリーブオイル 適量(約100cc)
パセリは、バジルやローズマリー、オレガノなどお好みのハーブに変更してもよいです。さわやかな香りをプラスすると、牡蠣をよりいっそう美味しく食べることができます。
牡蠣のアヒージョの作り方

しっかり水で洗います。
【1】ざるに牡蠣、塩(ふたつまみほど)を入れてグルグルと円を描くようにザルを回しながらぬめりを取ります。この作業を行なうことで、牡蠣の臭みや余分な汚れが落ちるので、ぜひひと手間加えてください。

にんにくはオリーブオイルが冷たい状態から入れましょう。
【2】にんにくは皮をむいて薄切りにします。オリーブオイル(約100cc)、にんにく、輪切り唐辛子、パセリを入れて弱火で加熱します。

にんにくが色付いてきました。
【3】にんにくの香りが出てきたら、次の食材を入れます。

しめじは牡蠣の下に敷くことで、均等に火が入ります。
【4】しめじの株の部分を切り落として、手で裂いたら鍋の中に入れます。洗った牡蠣を、しめじの上にのせます。

牡蠣の旨みがたっぷり出てきました。
【5】オリーブオイルの分量が足りないようなら、適宜足しながら火を入れます。オイルは、少なめでも十分美味しいので、お好みで調整してください。

牡蠣の旨味がたっぷり出たオイルも絶品です。
【6】アヒージョの味の決め手は塩です。食材に火が入ったら、塩でしっかり味付けをして完成です。旨味たっぷりのオイルはとても美味しいので、少し残しておき、次に紹介するパスタにも使ってみましょう。
牡蠣のペペロンチーノの材料(2人前)

乾麺を使用します
スパゲッティ(1.2mm) 150g
塩 適量
少量残しておいた牡蠣のアヒージョ
キャンプへ持っていきやすい、乾麺の使用がおすすめです。1.2mmのスパゲッティは太さもちょうどよく、オイル系のパスタとの相性も良いです。
牡蠣のペペロンチーノの作り方

バットがない場合は、保存袋などを利用しても良いです。
【1】パスタは茹でずに水漬けにしたパスタを使います。お湯を沸かす火口が必要ないので、ワンバーナーでもパスタを作ることができ、キャンプ料理には重宝しますよ。
容器に半分に折ったパスタを入れて、ひたひたの量の水を注ぎ入れます。

麺が柔らかくなってきました。
【2】2〜4時間ほど水に浸して、パスタを柔らかくします。寒い季節は、水が浸透しにくいので長めに時間を取ると良いです。パスタを持ち上げてみて、少し曲がるくらいが目安です。

牡蠣のアヒージョをリサイクルしてシメのパスタを作ります。
【3】牡蠣のアヒージョをパスタのソース用に少量残しておきましょう。この中に水切りをした水漬けのパスタを入れます。

パスタは半分に折っているので、スキレットでも調理しやすいサイズに。
【4】パスタとソースを混ぜながら加熱します。水分が少なくなってきたら、水を足しながらパスタが好みの固さになるまで加熱しましょう。

牡蠣の旨味たっぷりのパスタです。
【5】パスタが柔らかくなったら、仕上げに塩で味を整えて完成です。牡蠣の旨味がたっぷり味わえる、牡蠣のペペロンチーノです!
▼参考記事
オイルサーディンのレモンバターアヒージョ

缶詰でお手軽アヒージョ!オイルサーディンのレモンバターは写真右上
キャンプが初めての方にも簡単に作れる、缶詰を使ったアヒージョのレシピを紹介します。簡単ですが、気を付けないといけない点もいくつかあるので必ず目を通してくださいね。
注意点
・缶詰と火が直接触れないようにしてください。温度が上がりすぎないように、炭の場合は火が落ち着いてから缶詰をのせるようにしましょう。ワンバーナーを使う場合は、バーナーパットを挟むといいですよ。
・火にかけた缶詰に、素手で触らないようにしましょう。見た目以上に、缶詰は熱くなっています。焚き火用の手袋を使うか、トングを使ってください。
・長時間熱しすぎないようにしてください。これも温度が上がりすぎる原因に。危ないですし、煮詰まると塩辛くなります。
・未開封で火にかけないようにしましょう。中身が膨張して爆発することも!危険なので絶対にしないようにしてください。温めるときは、必ず蓋を開けてから。これ鉄則です。まわりについてるラベルも必ずはがしてくださいね。
材料
オイルサーディン 1缶
レモン 1/2個
バター 約10g
あればハーブ(今回はタイムを少々)
作り方
【1】缶詰を開けて水分が多すぎる際には少し減らしてから、調味料をすべて入れ火にかけます。
【2】ぐつぐつしてきたら召し上がれ!熱いので火傷に気をつけてくださいね。
一緒にパンを焼いて、つけながら食べると手が止まりません!余ったら、パスタやうどん等を茹でて和えるとぺろっと食べられちゃいます。
▼参考記事
カニ味噌缶とにんにくのアヒージョ

カニ味噌缶とにんにくは写真手前
こちらも缶詰を使ったアヒージョのレシピです。今度はカニ味噌缶とにんにくです。カニ缶より手頃なカニ味噌缶。にんにくとオイルを加えるだけでご馳走に!ご飯と混ぜてリゾットにしても美味しいです。
注意点
「オイルサーディンのレモンバターアヒージョ」と同様です。注意して調理しましょう。
材料
カニ味噌 1缶
オリーブオイル 大さじ約1
チューブにんにく 適量
作り方
【1】缶詰を開けます。水分が多すぎる際には少し減らしてから、調味料をすべて入れ火にかけましょう。
【2】ぐつぐつしてきたら完成です。
▼参考記事
サバ煮缶のアヒージョ

サバ煮缶のアヒージョは写真左下
コンビニで簡単に入手できる材料で作るアヒージョレシピを紹介します。「あと一品ほしい!」というとき、近くにコンビニがないかチェックして作ってみましょう。
材料

どこのコンビニにも売っている食材。
さばの水煮缶 1缶
チーズ 3個
チューブのにんにく 約2〜3cm
オーリーブオイル 適量
一味唐辛子 適量
作り方

調理器具は保温性のあるスキレットがおすすめ。
【1】スキレットを熱してオリーブオイルを入れます。スキレットの半分くらいを目安にします。

スキレットを温めすぎると、にんにくがはねますので注意してください。
【2】チューブのにんにくを入れます。

汁は入れずに中身だけ入れます。
【3】さば缶を入れます。

6Pチーズやベビーチーズ、さけるチーズもおすすめですよ。
【4】チーズを入れます。

コンビニによってはスパイスも売ってますので、お好みで。
【5】一味唐辛子を適量ふって完成です!
チーズによって、さばの臭みが抑えられて、とても食べやすくなります。
▼参考記事
その手があったか!ユニークなアヒージョレシピ
「定番のアヒージョを作るのはもう飽きた…!レパートリーを増やしたい」という人におすすめのユニークなアヒージョレシピをピックアップ。
「その手があったか!」とみんなに喜んでもらえるはずです。
いつもと一味違う!?ユニークなアヒージョレシピ
キムチのアヒージョ

高温になりすぎると油がはねやすくなるので注意してください。
キムチはオイルで煮ると、まろやかな旨みのある美味しいアヒージョになります。キムチアヒージョはキムチ、にんにく、タカノツメをベースに作ります。ここでは、シンプルに、キムチのアヒージョが味わえる木綿豆腐で作るレシピを紹介します。豆腐のほか、肉や魚介類(牡蠣やエビ、タコ)など、好みのものを入れていろいろなアレンジを楽しむことができる一品です。
材料(2人分)

今回使用した材料です。
白菜キムチ 100g~
木綿豆腐 1丁(300g)
プチトマト 4~6個
きのこ(しめじなど) 適量
万能ねぎ(ニラ) 適量
オリーブオイル 適量
にんにく 3片分
タカノツメ 1本
塩 少々
下準備
・豆腐は水切りし、食べやすい大きさにカットします。 ・キムチが大きい場合はカットし、汁気は軽く絞ります。このとき、調理用ハサミを使うと便利です。小さめのボウルにキムチを入れ、調理用ハサミでキムチをカットし汁気を絞りながら鍋に移せば、まな板も手も汚さずにすみます。残った汁も捨てずに〆のチャプェに入れて使い切りましょう。 ・プチトマトは楊枝などを使って穴を開けます。 ・にんにくは2片分は半分にカットし、1片分はみじん切りにします。 ・しめじは小房に分けます。
作り方
【1】スキレットに豆腐とキムチを入れます。

豆腐、キムチを均等に並べます。キムチの量は、多めが美味しいです。
【2】しめじやプチトマト、万能ねぎ、にんにく、タカノツメを入れ、塩を振ります。

残りの材料もバランスよく入れましょう。
【3】最後にオリーブオイルを底から1cmくらいまで注ぎ、中火にかけます。

動物性の食材を入れる場合は、塩などで下味し、ペーパーなどで水分を取り除き、オイルがふつふつとしてきたタイミングで投入します。
【4】全体がふつふつとしてきたら、弱めの中火にし、豆腐は上下返しながら火を通します。

豆腐は上下返すときに崩れにくい木綿豆腐がおすすめです。
【5】食べ頃になったら弱火にしていただきます。
▼参考記事
「キャンパーノアヒージョ」のアヒージョライス

うま味たっぷりアヒージョライス
話題の缶詰「キャンパーノアヒージョ」を使って作る、アヒージョの簡単アレンジレシピを紹介します。このレシピではスキレットで調理しましたが、もちろんフライパンでも同様に作ることができます。がっつり食べ応えのある一品に仕上がるので、ぜひ参考にしてみてください。
材料(2人分)

こちらが今回使用した材料です。
ごはん 2人分
キャンパーノアヒージョ 1缶
ボイルタコ 100g
ホワイトマッシュルーム 4個
塩コショウ 少々
刻みネギ 適量
フライドガーリック 適量
メイン具材には、にんにくと相性のいいタコをチョイス。ホワイトマッシュルームも加えて、ボリュームをプラスします。
作り方

コロンと可愛らしいマッシュルーム。
【1】まずはマッシュルームをカットします。軸を切り落としてから、縦十字に切りましょう。もちろん軸も使用しますが、切り落としておくと、ごはんとなじみやすくなります。
今回はタコのうま味を引き立てるため、風味があっさりしているホワイトマッシュルームをチョイスしましたが、ブラウンマッシュルームでも大丈夫。お好みに合わせて作ってください。

タコの足先はやや大きめにカット。
【2】タコは食べやすい大きさに切りましょう。加熱すると縮むので、特に足先の方はやや大きめに切っておきましょう。

スキレットに缶詰のオイルをたらり。
【3】下ごしらえが済んだら、スキレットにキャンパーノアヒージョのオイルを半分ほど入れて熱します。

オイルを吸わせましょう。
【4】ホワイトマッシュルームを加え、中火でしんなりするまで炒めましょう。ここでマッシュルームにオイルのうま味をしっかり吸わせておきます。

具材にサッと油をまとわせましょう。
【5】タコを加えて炒めます。タコにはすでに火が通っているため、全体に油がなじめばOKです。

ごはんをほぐします。
【6】ごはんを加えてほぐします。

いつものアヒージョをワンランクアップ!
【7】一度火を止めてから、キャンパーノアヒージョの残りのオイルときのこを加えて再度加熱し、中火で混ぜ炒めていきましょう。
オイルに引火すると非常に危険なので、こぼさないよう、取り扱いには注意しましょう。そして、必ず一度火を止めてから加えるようにしてくださいね。

塩コショウで味を調えたら火から下ろします。
【8】2~3分混ぜ炒めてごはんと具材をなじませたら、塩コショウで味を調え、火から下ろします。

トッピングのネギとガーリックはたっぷり。
【9】刻みネギとフライドガーリックをちらして完成です。
▼参考記事
カマンベールチーズのアヒージョ

いつものアヒージョをワンランクアップ!
アヒージョのアレンジレシピとして、チーズフォンデュのアヒージョを紹介します。カマンベールチーズを丸ごと1個使い、チーズフォンデュも楽しめる2度美味しいレシピです。作り方はとても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料

今回使う材料。
カマンベールチーズ(ホールタイプ) 1個
にんにく(チューブでも可) 3片
鷹の爪 1本
お好みの具材(今回はむきエビ100gとピーマン1個)
オリーブオイル 適量(詳細は下記)
塩コショウ 適量
粉末パセリ 少々
食パンかバゲット 好きなだけ
作り方
【1】まずは下準備として、アヒージョに入れる具材をカットします。にんにくはみじん切り、鷹の爪は輪切りか手で細かくちぎっておきましょう。鷹の爪の種は基本的には使いませんが、辛いのが好きな方はとっておいて後でオリーブオイルに入れてもいいでしょう。
アヒージョの具材は今回、むきエビとピーマンを使いますが、こちらはどのような食材を使っても問題ありません。
むきエビはホタテやイカ、タコといったシーフードで代用できますし、市販のシーフードミックスをそのまま使うのもOK。野菜はブロッコリー、ニンジン、プチトマトもおすすめです。
本レシピの主役はあくまでカマンベールチーズですので、「チーズフォンデュにしたい」と考えるお好みの材料を、自由にお選びください。
【2】次はカマンベールチーズの処理をおこないます。今回使用するカマンベールチーズは、カットされていないホールタイプです。カットされているタイプですと、この料理は作れないので要注意です。

上面の皮を削いだカマンベールチーズ。皮は綺麗に取る必要はありません。
カマンベールチーズの包装を外したら、上面部の白い皮を剥がします。薄皮を削ぐように包丁を入れていくと、比較的スムーズに取れますよ。
白い皮が取れて、中身のチーズが見えれば作業は完了です。余った白い皮は、後でオリーブオイルに入れると無駄になりません。
【3】材料の準備を終えたら、アヒージョを作っていきます。小さいフライパンかスキレットに、オリーブオイルを注ぎます。分量は、カマンベールチーズの1/4~1/3が浸る程度が目安です。

加熱中のアヒージョ。油で煮るイメージでチーズを溶かします。
【4】みじん切りのにんにくと鷹の爪を入れ、弱火にかけます。オイルが泡立ち、にんにくの香りがしてきたら中火にし、具材を入れましょう。カマンベールチーズを中央に置き、その他の材料はカマンベールチーズを囲うイメージです。
カマンベールチーズは、先ほど皮を剥がした面が上にくるようにしましょう。下にしてしまうと、オイルにチーズが溶けだしてしまい料理そのものが台無しになってしまいます。
【5】食パンやバゲットを一緒に食べるのであれば、このタイミングで焚き火で焙ったりしてトーストするといいでしょう。また、テーブルに熱い容器を置くための敷板を用意するのもお忘れなく。
【6】カマンベールチーズを串や箸でつついて、トロリとしていれば出来上がり。容器ごと敷板の上に乗せて、彩りにパセリを散らせば完成です。

完成。パンにチーズと具材を乗せてめしあがれ。
カマンベールチーズはトロトロでありながら、側面に残した皮のおかげでオイルに溶けだすことなく、フォンデュできる状態です。
アヒージョにした具材、チーズ、オイルをすべてパンに乗せて食べると、この上なく贅沢なおつまみになりますよ。
▼参考記事
アルマドのアヒージョ

冷めても美味しいアヒージョ!
長崎県平戸の郷土料理「アルマド」。アルマドは、ゆで卵を練り物で包んで油で揚げたもの。ゆで卵を食紅で色付けしているので切った時の断面がピンク色をしているのが特徴で、祝いの席などで出される一品なのだそう。そんなアルマドをfにんにくと食べるのがおすすめアヒージョにしてみました!
材料
アルマド 1個
にんにく 2片
タカノツメ 1本
しめじ 1/3袋
ししとう(あれば) 2〜3本
プチトマト 4〜5個
オリーブオイル 100ml
下準備
・アルマドは4等分にカットします。
・にんにくは皮を剥いて半分にカットします。
・しめじは小房に分け、ししとうは軸を取り除き、半分にカットします。
・プチトマトは楊枝などで1か所穴をあけます。
作り方
【1】スキレットに、オリーブオイル、にんにく、タカノツメを入れ火をつけ、香りが立つまで炒めます。

火加減は弱火です。
【2】【1】にアルマド、しめじ、ししとう、プチトマトを均等に並べます。

オイルはアルマドの底が浸る程度でOKです。火加減は、中火。
【3】蓋をして5分ほどオイル煮にします。
【4】アルマドが温まり、しめじなどにも火が通り食べごろになったらできあがりです。

アルマド以外にトッピングする材料は好みのものでOKです。
アルマドのアヒージョは、冷めてもおいしくいただけます。アルマドの練り物の部分にガーリックオイルの風味が沁みて、いいおつまみになりますよ。オイルを少しかけてにんにくと食べるのがおすすめです。
▼参考記事
カマンベールとベーコン舞茸のアヒージョ

カマンベールの濃厚な味がワインにぴったりです。
スキレットを用いたちょっとおしゃれなアヒージョの作り方を紹介します。おつまみにもピッタリです。
材料(1人前)
カマンベールチーズ 3切れ
ベーコン 3枚
舞茸 30g
にんにく 1片
オリーブオイル 適量
作り方
【1】カマンベールチーズを食べやすい大きさに切りましょう。あらかじめ切られているものだと、手間が省けて便利です。
【2】舞茸にベーコンを巻きます。にんにくはスライスしましょう。
【3】スキレットにオリーブオイルをひき、にんにくの香りがでるまで炒めます。
【4】カマンベールチーズ、ベーコンを巻いた舞茸をスキレットに入れ、具材が浸る程度までオリーブオイルを入れましょう。
【5】弱火で加熱します。カマンベールチーズがほどよく溶けてきたら完成の合図です。
オリーブオイルが染み込んだ舞茸とベーコンの塩味、そしてカマンベールチーズの濃厚な味わいがワインにぴったり。ぜひ試してみてくださいね。
▼参考記事
豆腐とキノコのスパイシーアヒージョ

アウトドアスパイスを使って作る、簡単アヒージョ
話題のスパイス「ほりにし」を使った、パンチの効いたガーリック味がやみつきになるアヒージョを紹介します。
材料(3〜4人前)

アヒージョの使用食材です。
木綿豆腐 1丁
しいたけ 7個
しらす 大さじ約3
オリーブオイル 大さじ5〜7
片栗粉 大さじ3
アウトドアスパイス「ほりにし」 お好みの量
作り方

しいたけの石づきは、食感もよいのでアヒージョにおすすめの食材です。
【1】豆腐は一口大に角切りにします。
しいたけは根元の硬い部分を切り落とし、半割りにします。

衣は豆腐全体にまぶしましょう。
【2】豆腐に片栗粉をまぶします。

あまり動かさずに、焼き色がつくのを待ちましょう。
【3】オリーブオイル、衣をつけた豆腐を入れて加熱します。
時々豆腐を返しながら、全面に焼き色がつくように加熱します。衣がカリッとなり、焼き色がついたら一旦取り出します。

しらすは焦げやすいので、気を付けましょう。
【4】しいたけを入れて加熱し、焼き色がついたらしらすを入れます。

しいたけは中心に集めると、盛り付けが綺麗に完成します。
【5】取り出した豆腐を戻し入れて、ほりにしのスパイスを振りかけます。

アヒージョのオイルは、少量でもしっかり美味しく仕上がります。
【6】お好みで、ネギを飾って完成です。アヒージョの具材は、お好みのものに変えていただいても美味しく出来上がります。
▼参考記事
キャンプで、家で、絶品アヒージョは簡単に作れる!
絶品アヒージョのレシピを紹介してきました。キャンプ料理初心者さんからベテランさんまで、「作ってみたい!」レシピが見つかったのではないでしょうか。
食材や調味料を自分なりにアレンジして作るのもよし!お気に入りのレシピを探してみてくださいね。