使いやすく安全なLEDランタンのほか、扱いやすさと雰囲気のよさを兼ね備えたガスランタン、コールマンの大定番ガソリンランタンまで、人気ランタンを種類別に紹介します。選び方を参考に、光量・燃料・デザインまで、納得のランタンを探しましょう。
本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンクから商品を購入された場合、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
- Text
CONTENTS
コールマンのランタンの魅力
コールマンを代表するギアといえばランタン。その歴史をおさらいしておこう。
(BE-PAL 2026年4月号より)
アウトドア・レジャーの普及とともに大発展
一般家庭で使われていた照明が、まだ灯油ランプだった19世紀末。ウイリアム・コフィン・コールマンは、ドラッグストアの窓の中で、明るく光るランプを目にしました。“エフィシェント・ランプ”と名付けられたそのランプは、ガソリンを燃料にしていて、芯の代わりにマントルが使われていました。
すっかり魅了された彼は、1899年にオクラホマ州で貸しランプ業をはじめ、1900年にThe Coleman Co.の前身となるHydro Carbon Light Co.を創業。’01年にカンザス州ウィチタに移転し、本拠地とします。
「電気のない時代、コールマンのガソリンランプも、最初は屋内用の照明として使われていました。コールマンランタンの原点となる“アークランタン”が誕生したのは1914年です」
とは、コールマン・マーケティング・ディレクターの根本昌幸さん。その後、’20年代には調理ストーブ、’30年代にはフロア・ヒーターなど、生活に根差した製品も販売。同時に’32年にコールマン初のシングルマントル・ランタン242Cが誕生し、200を経て、’51年、歴史に残る名作、200A“赤ランタン”が誕生しました。
近年ではさらに進化し、LEDライトも登場。色も蛍光灯とは違った温かみのあるものに調整することができ、メリットもたくさん。充電式や電池式で燃料が節約でき、安全安心です。
▼参考記事
コールマンのランタンを選ぶ基準は?
ランタンを選ぶ際には、使用シーンに合った光量と使用燃料に注目します。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ランタン選びのポイント
使用シーンに合わせて適切な光量のものを
光量はlm(ルーメン)やCP(キャンドルパワー)で表されます。それぞれのシーンで必要な光量の目安は以下の通りです。
- メインランタン:約1,000~2,000lm、約300~360CP、約100W~
- テーブルランタン:約150~300lm
- テントランタン:約100lm
メインランタンには、サイト全体を明るく照らせるだけの光量が必要です。食事のときに手元を照らすランタンには、メインほどの光量はいりません。目が疲れない程度の明るさが確保できるものを選びましょう。
夜道やテント内では、100lmもあれば十分に周囲の様子が分かります。常夜灯として使用するのであれば、20lm程度でも問題ないでしょう。
ランタンに利用する燃料で選ぶ
コールマンランタンの燃料は、電気・ガス・ガソリンの3種類です。
LEDランタンには、乾電池式や充電式があります。火を使わないため安全で、細かい光量調整ができるなど使い勝手のよさが特徴です。
ガスランタンは光量が大きく、本物の火ならではの味わいがあります。ガスカートリッジをセットするだけなので、初心者でも取り替えが簡単です。
ガソリンランタンもメインとして十分な光量があり、安定した火力を維持できます。ただし、ポンピングという作業が必要で、慣れないうちは手間取るかもしれません。
「コールマン」おすすめLEDランタン
外でもテント内でも使えるLEDランタンは、キャンパーなら誰もが備えておきたいアイテムです。ボタンで手軽に操作できる、コールマンのLEDランタンを4個紹介します。
「ラギッドパッカウェイランタン」
電池式・充電式のどちらでも使用できるLEDランタンです。白色で約115~405lm、暖色で約45~190lmの明るさなので、手元を照らすテーブルランプにちょうどよいでしょう。
使用時のサイズは約10×24cmですが、折りたたみも可能なため、収納すれば約10×13cmになります。コンパクトにまとまるので、バッグやクローゼットの中で場所を取りません。
本体下部にあるUSBポートから、スマホの充電も可能です。アルカリ乾電池・USBケーブルと一緒に保管しておけば、停電や災害による避難時にも活躍するでしょう。
Coleman (コールマン) ラギッドパッカウェイランタン
本体が上下にスライドするコンパクトなLEDランタン。
▼関連記事
「リチャージャブルハンギングランタン」
約2時間の充電で約5時間の連続点灯(Highモードの場合)が可能な、置き型・吊り下げ型どちらでも使用できるLEDランタンです。
一般的な置き型ランタンは、吊り下げて使うと真下に影ができてしまいます。一方、こちらのランタンの場合はホヤが下にあるため、真下にもまんべんなく光が届きます。
テント内の照明として使ったときはもちろん、テーブルランプとして使ったときも、全体を確認しやすくなるでしょう。明るさは約50~400lmまで3段階調節が可能で、サブランタンとして幅広く活躍しそうです。
Coleman(コールマン) リチャージャブル ハンギングランタン
筒状の光源が目に優しいランタン。オープンハンドルで簡単に引っ掛けられるのもありそうでなかったデザイン。USBケーブル付きでスマホなどの充電もできる。
▼関連記事
「リチャージャブルマルチランタン」
充電式のLEDランタンでありながら、形状はコールマンの伝統的なガソリンランタンをモチーフとし、使い勝手の良さとデザイン性を両立したランタンです。明るさは100~800lmの3段階に調整が可能で、フラッシュモードも搭載しています。
ハンドルはカラビナ機能付きで、吊るしての使用も可能です。IPX4の防水機能付きでテントの外でも中でもマルチに活躍するでしょう。
Coleman (コールマン) リチャージャブルマルチランタン
大定番のガソリンランタンのデザインを踏襲したLEDモデル。力強い最大光にすればサイト照明に、目にやさしい最小光はテント内照明として使える。内蔵充電池でスマホ充電も可能。
▼関連記事
「キャンピングミニランプ」
片手に載るほどコンパクトなLEDランタンです。LED色は昼光色と電球色、そして昼光色と電球色の中間となるMIXの3モードあり、それぞれ光量を2段階で変えられます。
色と光量の調節、そしてオン/オフ操作はすべて正面上部、充電ランプのすぐ上にあるスイッチで行います。スイッチを押すたびにモードと明るさが変わる仕組み。
グローブを保護するワイヤーはスタンドを兼ねており、卓上ライトとしても雰囲気◎。吊り下げ用カラビナ付きです。
Coleman(コールマン) キャンピングミニランプ
LED色は3モード、明るさは2段階から選べるミニランプ。付属USB Type-Cケーブルでモバイルバッテリーから充電できるイマドキ仕様。IPX4対応で不意に水しぶきがかかっても大丈夫。
▼関連記事
▼あわせて読みたい
「コールマン」おすすめガスランタン
取り扱いの簡単さと、メインに使える光量のどちらもかなえたいのなら、ガスランタンを選ぶとよいでしょう。コールマンからおすすめのガスランタンを2個ピックアップしました。
「ルミエールランタン」
LPガスを燃料とした、キャンドルのようなランタンです。器具栓ツマミを操作してガスを出しながら、ライターなどで点火します。
マントルがないため空焼き作業がいらず、ガスランタン初心者でも扱いやすいでしょう。炎の大きさは調節レバーで変えられます。
光量はそれほど大きくありませんが、穏やかな雰囲気を演出するには持ってこいです。メインの明かりを落とした後、自然の心地よい静けさの中で炎のゆらぎを楽しんではいかがでしょうか。
Coleman (コールマン) ルミエールランタン
キャンドルの明かりのような揺らめきで雰囲気満点。光量はそれほど大きくないが、穏やかな雰囲気を演出するには持ってこい。キャンプの食卓をちょっと贅沢なものに変えてくれる。
▼関連記事
「2500ノーススターLPガスランタン」
メインの照明にも使える、力強さのあるガスランタンです。約320CP(約1,543lm相当)の光量があり、日が落ちた後も十分にサイト全体を照らしてくれます。
ワイヤークリップ付きで、ワンタッチでマントルを取り付けられます。難しい作業ではないため、マントル式ランタンが初めてでも、それほど戸惑うことはありません。
マントルの中でガスが燃焼されて灯る明かりは、LEDとはまた違った柔らかな印象です。しっかりと明るさを確保しながら、非日常感も盛り上げてくれるでしょう。
Coleman (コールマン) 2500ノーススターLPガスランタン(バターナッツ)
大光量で圧倒的に使いやすいコールマンの名作ランタン。約320キャンドルパワー(約1,543lm相当)の光量があり、日が落ちた後も十分にサイト全体を照らしてくれる。
▼関連記事
「コールマン」おすすめガソリンランタン
ガソリンランタンは、非常に明るいため、キャンプのメインランタンとして長年定番人気を得ています。バッテリーやガスは低温下で出力が下がり、暗くなってしまうという欠点がありますが、ガソリンランタンは寒冷地でも火力を維持する力強さがあります。
シーズン問わず一年中キャンプを楽しみたい人向けに、コールマンのガソリンランタンのおすすめ3個の特徴をまとめました。
「ワンマントルランタン」
コールマンの人気商品『286Aワンマントルランタン』のリニューアルモデルです。クラシックなたたずまいで、シュゴーという静かな燃焼音がキャンプの夜に安心感をもたらしてくれます。
LEDやガスを燃料とするランタンに比べると手間がかかるといわざるを得ませんが、実はそれこそが本格派キャンパーの挑戦心をくすぐるポイントです。マントルの空焼き・燃料となるガソリンの注入・ポンピングと、手間をかけて明かりをつけると、不思議と満たされた気持ちになるでしょう。
ガソリンランタンは低温下に強く、秋や冬場の冷え込むキャンプでも出力が下がることなく、しっかり明るく照らしてくれます。
明るさは白熱球で約130W相当です(100W相当=1,520lm)。小規模なキャンプサイトであれば、落ち着いたメインの明かりとして使えます。
Coleman (コールマン) ワンマントルランタン(レッド)
大定番のガソリンランタン「286A」に待望のコールマンレッドカラーが復刻。ポンピング→マントルの空焼き→点火! の一連の儀式が楽しめる逸品。クラシックなたたずまいと静かな燃焼音がキャンプの夜に安心感をもたらしてくれる。
▼関連記事
「パワーハウス ツーマントルランタン」
2つの光源が、周囲へまんべんなく明かりを届けます。白熱球で約190W相当(100W相当=1,520lm)の大光量なので、明るさが足りないと感じることはほとんどないでしょう。燃焼音もワンマントルランタンに比べて静かです。
約7~14時間連続で使えるため、日没の早い冬場でも途中で明かりが消えてしまう心配もいりません。付属の収納ケースに入れておけば、安全にランタンを持ち運べます。メインランタンとして使いやすく、コールマンの中でも定番の人気商品となっています。
Coleman(コールマン) パワーハウス ツーマントルランタン
マントルを2個使うタイプのランタン。ワンマントルが130W相当なのに対し、こちらは190W相当。ノーススターの明るさにはかなわないが、真っ暗なフィールドのサイトを照らし出すには十分だ。
▼関連記事
「ノーススター チューブマントルランタン」
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、広いスペースを照らせるこちらのランタンがおすすめです。マントルがチューブ型をしていて、約360CP(白熱球で約230W相当)の明るさが確保できます。
光量は大きいのですが、暖色系の光なのでまぶしすぎるということもありません。自然になじむ温かみのある明かりが、キャンプの夜を盛り上げてくれるでしょう。
コールマンのガソリンランタンは、メンテナンスを定期的に行っていれば長く使えます。大人数でのキャンプ予定があれば、1つ持っておいて損はないでしょう。
Coleman(コールマン) ノーススター チューブマントルランタン
ガソリンランタン初の自動点火装置付き! チューブ型マントルならではの大光量を放つ。気温が低い時期でも安心して使える。燃焼時間は約7~14時間、使用燃料はホワイトガソリン。
▼関連記事
▼あわせて読みたい
ランタンに関するQ&A
初めて購入するアイテムは、実際に使用して初めて「こんなときはどうすればよいのだろう?」と思うことがあります。商品説明だけでは分かりにくい、使用前後の取り扱いについてまとめました。
ランタン使用上の疑問
ランタンのガソリンは入れっぱなしでいい?
使い切れなかったガソリンは、基本的に毎回本体から抜くようにしましょう。タンク内にガソリンを入れっぱなしにすると、さびや劣化などトラブルの原因になります。
移動中に漏れるおそれもあり、車中であったり火気のそばであったり、場合によっては大変危険です。少なくとも次の予定が立っていないときは、タンクを空にしておくことをおすすめします。
毎回メンテナンスしておきたいのは、ホヤの清掃とポンプカップへの潤滑油の注入です。後は必要に応じて、ジェネレーターやフィラーキャップの交換を行いましょう。
なお、コールマンの「残ガソリン抜き取りポンプ」を使うと、ポンピングの力を利用して簡単にタンク内に残ったガソリンを携行缶に戻せます。
Coleman(コールマン) 残ガソリン抜き取りポンプ
サイズ:長さ約60cm
重量:約40g
ランタンケースって必要?
ランタンケースは必須ではありませんが、あると便利なアイテムです。むき身のままコンテナに詰めた場合、ガラス製のホヤなどが移動時の衝撃により破損することもあります。
また燃料を燃やして火をつけるタイプのランタンは、使い込んでくると煤が付きます。ほかのギアへの汚れ移りが心配な場合も、ケースがあったほうが安心です。
ただし、LEDランタンは割れにくい素材が多く、煤汚れもありません。ランタンの種類によってケースの要不要を判断するとよいでしょう。
Coleman(コールマン) ランタンケース(レッド)/M
使用時サイズ:約16.5×16.5×28(h)cm
収納時サイズ:約15×3×41(h)cm
重量:約310g
まとめ
ランタンを選ぶ際は、まず置く場所や照らす範囲に合う光量が基準となります。そのため、まずどのようなシーンで使いたいかを明確にしておかなければいけません。
また、燃料によっても使い勝手が異なります。手軽に使うならLEDやガスを、明るさとクラシカルなデザインをを楽しみたいならガソリンランタンがおすすめです。
街灯のないキャンプ場の夜は、驚くほど真っ暗になります。明るさ・連続点灯時間・燃料の特徴をよく比較し、頼りになるランタンを選びましょう。























































