「コールマン」の歴史は120年前、カンザス州の貸しランプ業から始まった | アウトドアブランド 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

「コールマン」の歴史は120年前、カンザス州の貸しランプ業から始まった

2021.12.23

W.C. コールマン(1870〜1957)

「機能しなければ支払い不要」という貸しランプ業で、コールマンブランドの礎を築いた、W.C. コールマン(1870〜1957)。

コールマンが誕生したのは20世紀幕開けの年!

一般家庭で使われていた照明がまだオイルランプだった19世紀末、1899年のこと。弱視に悩んでいたコールマン青年は、偶然ある店の窓際に、家のランプとは比べものにならないほどの明るさで光り輝くランプを発見する。

「エフィシェント(有能な)」と名付けられたそのランプとの出逢いは、夜の闇だけでなく、若きコールマンの進むべき道をも明るく照らし出した。

さらには、アウトドアブランド「コールマン」の120年に及ぶ歴史の種火となったのだ。

コールマンのアークランタン

1914年、コールマンが初めて作ったアウトドア用ランタン「アークランタン」。吊り下げて使えるハンドルが付いている。

このランプに魅了された彼は、翌年から貸しランプ業をスタートさせ、1901年、自らが育ったカンザス州ウイチタを本拠として会社を立ち上げた。

白熱電球をはじめ、蓄音機や活動写真など数々の発明をしたエジソンが19世紀の風雲児なら、20世紀の幕開けを明るいガソリンランプで演出したコールマンは、アウトドア界の〝灯りの伝道師〟といえよう。

世界屈指のアウトドアメーカーへ

会社設立以降、’14年に初のアウトドア仕様ランタン、’20年代には調理用ストーブ、’50年代にはクーラーボックス──という具合に革新的アイテムを次々と開発。そして、ふたつの大戦後は余暇を屋外で過ごす人が急増し、総合アウトドアブランドとしての存在は不動のものとなり、現在に至っている。

コールマンの1954年型スチールベルトクーラー(クーラーボックス)

1954年に製造がはじまった『スチールベルトクーラー』。その後、’57年にはプラスチック製クーラーボックスの製造がスタートする。

アウトドア界のエジソンとも称される、ウィリアム・コフィン・コールマン。

そんな彼がアメリカの小さな町で灯した明かりは、世紀を超えてさらに大きな光となり、世界中のアウトドア、キャンプシーンを照らし続けているのだ。

コールマンの1923年型ツーバーナー

1923年に開発された当初の、折りたたみ式風防兼蓋が付いたツーバーナー。

創業120周年を記念して発売されたコールマンのキャンプ道具

120th アニバーサリー テント&タープ セット 

¥120,000

コールマンの赤い家型テントとタープ

スピーディーに設営できる独自のフレーム構造の4〜5人用家型テントと、大きなスクエアタープのセット。ともに、「Texfiber」という速乾性に優れた素材を使用している。

120th アニバーサリー シーズンズ ランタン 

¥36,300

 

コールマンの赤いランタン

毎年恒例のシーズンズランタンもコールマンレッドが基調。グローブには120周年ロゴと、かつて"真夜中の太陽"と称された歴史を秘めたロゴがフロスト加工されている。

120th アニバーサリー 413Jパワーハウス ツーバーナー ストーブ

¥39,800

コールマン 413Jパワーハウス ツーバーナー ストーブ

1923年に開発されて以来の超ロングセラーで、唯一無二といっても過言ではないガソリンツーバーナー。オールドファンには堪らない逸品だ。

問い合わせ先

コールマン ジャパン カスタマーサービス 
0120-111-957
https://www.coleman.co.jp/

構成・文/坂本りえ(BE-PAL 2021年8月号より)

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