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ロッジ型テントとは?
ロッジ型は、山小屋のようなフォルムをしたテント。1970年代に流行したデザインだが、SNSで取り上げられることが増え、再度人気が高まってきている。デザイン性が高く、まるで絵本の世界から飛び出してきたようなフォルムは、写真映えすることだろう。
切り妻屋根のような形状で、正面から見ると縦に長い五角形になっているテントが多い。普段生活している住宅のように、壁と天井が分かれているため、他のテントよりも居住スペースが広く感じるのも特徴。
ソファやテーブルなどの大きな家具も置きやすく、リビングルームをまるごと外に持ってきたような配置も可能。家族やグループでのキャンプに向いている。
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おしゃれなテントで気分を上げよう。種類別の特徴と選び方を紹介
2024年ヒット確実!おすすめロッジ型テント
テントを張っては撤収を繰り返して40年の大ベテラン・坂本りえが注目する、2024年にヒットしそうな“大注目株”のファミリーテントから、ロッジ型テントをピックアップ。
WILD THINGS(ワイルドシングス)
FM-3045(フレーム)
ユニット状フレーム9個と8本の連結用ワンタッチフレームと聞くと設営が大変そうだが、さにあらず。慣れればスムーズに設営でき、なによりその仕上がりの良さに満足すること間違いナシだ。外幕は「BASE CAMP T-2」、インナーは「T-0」を使用する(いずれも別売り)。
剛性に優れたフレーム構造を採用
脚ポールと交差する14か所が三角形になっている。このトラス構造が、フレーム全体の剛性を高める役割をする。
6ユニットある立ち上げフレームの左右、奥行き方向はワンタッチ接続式だから、各フレームに負荷が分散される。
インナーなしだと、幅300×奥行き450cmというだだっ広いスペースに。高さは240cm。
別売りインナー(T-O)をつければ、ロッジ型2ルームテントとして使える。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
プリン
懐かしさが漂う佇まいと、レトロデザインが目を引く、新鮮な色使いのロッジテント。屋根はPU撥水加工ポリエステルで、インナーは撥水加工された通気性のあるTC素材。背面には格子窓付き。
●収納サイズ:約700×310×340mm(※収納ケース2つ組み合わせ時)
●重量:約5.89kg(フライシート、インナーテントのみ)
●付属品:張り綱(3m×6本)、ペグ×16本、収納ケース×4
名前もカラーもかわいさ全開
壁と天井の圧迫感が少なく、ゆったりと過ごせる。フライシートは左右どちらも張り上げが可能。空間を広々と使え、巻き上げて収納もできるので、シーンに合わせてさまざまなレイアウトができる。
背面には格子窓付きで雨の日も外を眺められる。カーテンレールを取り付けるためのループとタッセル付きなので、自作カーテンでドレスアップを楽しむのも◎
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tent-Mark DESIGNS (テンマクデザイン) / プリン
▼参考記事
2024年にヒット確実なファミリーテントはこの5つ! BE-PALベテランライターが厳選
「BE-PALアウトドアアワード」ノミネートのロッジ型テント
1981年創刊、アウトドアとナチュラルライフをテーマに40年にわたってアウトドア、キャンプ、自然派生活に関するさまざまな情報を発信してきた雑誌『BE-PAL』が、読者の皆様からの投票をもとに始めた、日本初のアウトドアアワード。
記念すべき「第1回 BE-PALアウトドアアワード」のファミリーテント部門にノミネートされたロッジ型テントを紹介しよう。
Snow Peak(スノーピーク)
グランベルクM
日本のオートキャンプ業界を牽引してきたスノーピークは、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。シェルターは、様々な張り方ができる大型ロッジ型。ワイルドな雰囲気は、ファンならずとも手に入れたい逸品だ。
ogawa(オガワ)
オーナーロッジ ヒュッテレーベン
1961年に日本初のロッジ型テント『オーナーロッジ1号』を発表したogawaによる、新時代のオーナーロッジ。フロアレスで多彩な使い方ができ、デザインも美しい。
▼参考記事
「第1回BE-PALアウトドアアワード」大賞発表! ファミリーテント部門に輝いた5つのテントとは…?
アウトドアのエキスパートが注目!「買い」のロッジ型テント
ogawa(オガワ)
オーナーロッジ タイプ78R
格子窓のデザインが好評なオーナーロッジに、W300×D160cmの広いリビングスペースが加わったモデル。オプションポールを活用すれば、サイドと後面のパネルを張り出すこともできる。5人用のインナーテントが付属しているため、ファミリーや仲良しグループでの連泊キャンプに最適。
●対応人数:5人
●サイズ:外幕/310×360×H205cm、内幕/300×200×H195cm
●収納サイズ:90×32×48cm
●重量:約25.05kg(付属品除く)
●素材:フライ/ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、インナーテント/ポリエステル68d、T/C、グランドシート/ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、ポール:スチール(直径22mm)
インナーテントの前後左右、上部にメッシュパネルがあるので、夏場の通気調節も思いのままだ。
インナーをはずせばシェルターとしてもOK。
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ogawa (オガワ) / オーナーロッジ タイプ78R
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アウトドア達人が先取りチェック!今年「買い」のテントを大予想
BE-PALスタッフがおすすめ!TC仕様のロッジ型テント
BE-PALスタッフが厳選したおすすめのファミリーテントから、ロッジ型テントを紹介。ペグダウンの数や大きさ、就寝時の最大人数、主だった特徴をチェックしよう。
ogawa(オガワ)
オーナーロッジタイプ78R T/C
4面に大きなメッシュ窓がある5人用インナーテントを備えた、ロッジ型2ルーム。幕体にはT/C素材が使われているので、通気性が良く夏場も快適に過ごせる。
●収容人数:MAX 5人
●ペグダウン:18(6)本
●最大長:360cm
●重さ:約13.46kg(幕体)、約14.0kg(ポール)、約3.35kg(付属品)
内部に取り付けるライナーシートは結露が滴るのを防ぎ、強い日差しを和らげる効果も。
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大型2ルームなロッジ型テントをアウトドアの達人がチェック!
CHUMS(チャムス)
ブービーキャビンテント4
デッドスペースが少ないロッジ型の大型2ルームテント。4人がゆったり寝られる寝室に加え、広いリビングルームが備わり、張り出しをセットすればとても開放的。リビングには印象的な赤い格子のTPU(サーモプラスチックポリエチレン)製窓が付き、インナーのドアには小物ポケットを装備するなど、細かいところにこだわりが詰まっている。
●収容人数:4人
●サイズ:約H200cm ×W300cm×D500cm
●重量:約24.7kg(本体13kg、ポール11.75kg)
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CHUMS(チャムス)/ブービーキャビンテント4
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ベテランライターが教える!要チェックのロッジ型テント
ogawa(オガワ)
カーサイドロッジ
前面に「オーナーロッジ」と同様の格子窓が付き、まさに"ogawaらしさ"全開のカーサイドテント。単独でシェルターとしても使える汎用性の高さを持つ。オプションのポールを利用すれば、サイドパネルも張り出せる。
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BE-PALベテランライターが教える 「絶対チェックすべき最新テント」 9選
こちらのロッジ型テントも必見!新作もピックアップ
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
ビバレー スクリーンツールームロッジ540UV
1990年代に人気を博した名作「ビバレー」の進化版。クラシックなロッジ型テントの美学を踏襲しつつ、往年のデメリットを解消した。キャプテンスタッグの伝統的なスタイルを受け継ぎながら、最新の構造と快適装備を備えている。2ルーム構造で、インナーテントを取り外せば大型スクリーンシェルターに。
●フライ:320×540×H205cm
●インナーテント:300×260×H195cm
●収納サイズ(約):幕体/78×29×29cm、ポール/72×18×18cm
●重量(約):幕体/11kg、ポール/14kg
1990年代、日本のキャンプ文化の基礎を築いたともいえるキャプテンスタッグの「ロッジ型テント」。その中でも特に人気を博した「ビバレー」が、30年の時を経て「ビバレー スクリーンツールームロッジ540UV」として生まれ変わった。
広々とした空間で、家族がゆったりと過ごせる大型テント、ロッジ型や2ルームテントを探している人は要チェックだ。
基本機能
リビングスペース(約5畳)・寝室(約4.8畳)を分けて使える「2ルーム構造」。インナーテントを取り外すことで、大型スクリーンシェルター(約10畳)としても使用可能。
フルオープンで広大なスペースを確保できる。
キャンプサイトを効率よく使用可能。
ロッジテント「ビバレー」の新構造
▼参考記事
ファミキャンにおすすめのロッジ型2ルームテント!キャプテンスタッグの名作「ビバレー」進化版登場
DOD(ディーオーディー)
おうちテント
ロッジテントの魅力であるヴィンテージ感ある可愛らしさや居住性の高さはそのままで、ワンタッチ構造やサイズ感の調整、こだわりの生地により扱いやすいテントに仕上がっている。ソロ・デュオからファミリーまで使えるのもうれしいポイント。デザイン性と使い勝手のバランスが上手くとれているテントだ。
初心者でも簡単に設営できるワンタッチ構造
鉄骨組み立て式が多いヴィンテージテントは、設営に時間がかかるところが難点。とくに初心者には扱いにくいテントだ。
そんな設営の難しさを改善するために「おうちテント」ではワンタッチ構造を採用。これにより、初心者でも慣れれば設営・撤収を短時間で行なうことができるようになっている。
扱いやすいサイズ感
「おうちテント」は、 一般的なヴィンテージテントよりも小さめにできていまる。そしてコンプレッション機能があるため、簡単に、しかもコンパクトに収納可能。
さらには収納しやすいよう付属しているキャリーバッグもやや大きめにできていて、初心者でも取り扱いやすいように工夫されている。
軽くて手入れしやすい。だけどヴィンテージ感を損なわない生地
一般的なヴィンテージテントに使われている生地は、コットンやポリコットンが多く、これらは重くて、手入れが大変。この問題点を解決するために、生地選びにはとくに時間をかけ、こだわったという。
その結果、軽量で手入れも簡単なポリエステル生地でありながら、コットンのような柔らかい風合いをもつ特別な生地を採用。ポリエステル特有のテロテロっとした光沢感がないため、ヴィンテージのオシャレな雰囲気を損なっていない。
そのほかにも見どころがたくさん。
クローズ時はウサギが覗いているように見える仕掛けが施されている透明格子窓、開閉可能なカーテン、換気しやすい2つの窓、風や虫の侵入を軽減してくれるインナースカート、庇付きサイドウィンドウ、内側から開閉可能なベンチレータ、フルメッシュに切り替え可能なドア、日除けスペースを作ることができるキャノピードア、UPF50+のUVカット加工など…。
開発者の愛がたくさん詰まったテントとなっている。
ソロでもペアでもファミリーでも
「おうちテント」は、ソロで使用すれば秘密基地のような小部屋が、カップルで使用しても、キャンプ用ベッド2つを置いてもまだ余裕ある快適空間が。家族4人では、わいわい楽しみ、就寝することもできる。
▼参考記事
SNSで1万いいねを獲得した、注目のロッジ風テント
DOD(ディーオーディー)
エイテント
昔ながらのクラシックなロッジテントに、初心者でも簡単に設営できるディテールを盛り込んだテント。デザインもさることながら、日本の気候に合う細かい機能に注目だ。
●サイズ(約):W310×D340×H202cm
●収納サイズ(約):W60×D28×H28cm
●総重量(約):11.2kg
●収容可能人数:大人5名
設営方法はいたって簡単
家型テントは、ドームテントやワンポールテントと比べてポールの本数が多いため、設営が大変なイメージが強い。しかし、DODのエイテントはそんなイメージを払拭してくれるほど簡単。
最初にテントを広げて四隅をペグダウン。次に長いポール(メインポール)を生地中央に引っかけて、先端のガイロープをペグダウンして固定する。最後は四隅に短いポール(サブポール)を入れて固定すれば完成。レクタタープと同じ流れで設営できるため、問題なく張れる。
エイテント独自の魅力
エイテントのサイズは約W310×D340×H202cm。大人が5人ちょうど入るサイズなので、ファミリーでも快適に過ごせる。本体の耐水圧は2000mmである程度の雨でも水を防いでくれる(屋根部分の耐水圧は350mm)。
同テントの魅力は、屋根部分と壁部分が一体になっていること。これによって設営行程を短くすることに成功し、今まで高い頂点を通ってフライをかけていた大変な行程を省くことができる。
生地は屋根部分にポリコットン、壁部分にポリエステルと別々の素材を採用。ポリコットンの長所である結露防止を取り入れながら、ポルエステルのメリットである軽量性を取り入れた視点はキャンパーに嬉しいポイント。
また、出入り口を全面開閉することができ、通気性はバツグン。メッシュパネルに変えることもできるので、虫が心配な人でも安心して使える。年中快適な空間を提供してくれるのだ。
さらに、別売りの「ヒレタープ」と組み合わせれば、テント前に広いリビングを展開でき、ファミリーキャンプからグループキャンプまで対応できるのもポイント。
カラーは、本体はタンの1色のみで、屋根部分はカーキとタンの2色展開。総重量は11.2kgと軽くはないが、トレンドにマッチしてなおかつ大型テントをお探しの人にはピッタリだろう。
▼参考記事
DODがトレンドの「家型テント」を魅力的に仕上げた新作を発売
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)
LGテント 4.0
2本のポールを使ったトラディショナルなスタイルが新鮮なロッジ型テント。居室中央にポールがないためスペース効率がよく、底面はほぼ正方形となっているので室内のレイアウトを考えるのも楽しい。
●対応人数:6人用
●設営サイズ(約):300×300×H185cm
●収納サイズ:85×35×30cm
●重量:13kg
●素材:フレーム/アルミニウム、フライ/68Dポリエステルリップストップ、フロア/ポリエチレン
前後にメッシュ付きドアを装備し、開放すれば暑い夏でも通気性は抜群。エントランス全面にメッシュパネルが施されており、メッシュパネルは外側に装備されているため、メインジッパーを開けることなく、テント内部からメッシュの開口を行うことができる。夏場に虫の侵入などが気になるときも安心だ。
ボトムは全周ファスナーなので取りはずしたり、半分土間にしたりと自由にアレンジできる。コットンに見えるがポリエステル生地を採用することで重量を大幅に抑え、設営・撤収が楽になっている。
別売りで専用インナーテントがあるので寒い時期はプラス可。寝床と居住スペースを分けるなど使い方は自由自在。