2024年にヒット確実なファミリーテントはこの5つ! BE-PALベテランライターが厳選 | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.01.02

    2024年にヒット確実なファミリーテントはこの5つ! BE-PALベテランライターが厳選

    キャンプに絶対欠かせないのがファミリーテント。設営が楽にできるドーム型の人気が急上昇するなか、昔ながらのロッジ型も新たな魅力をプラスして新登場!2024年のファミテン選びのキーワードは、「カンタンに美しく立てられる」になりそうだ。

    2024年にヒットしそうな“大注目株”ファミリーテントをBE-PALライターがピックアップ!

    私が選びました! ライター 坂本りえ

    テントを張っては撤収を繰り返して40年の大ベテラン。構造体としての仕上がりの良さを見極めるのが好き。

    2024年のキーワードは「ドーム」と「ロッジ」

    長らく続いた2ルームタイプに代わって、2024年の新勢力として注目されるのが、ドーム型ファミリーサイズテントだ。
     
    実際には設営がそれほど面倒ではなくても、太くて頑丈で重いフレームを使う2ルームタイプは、新たにキャンプを始めようとするビギナーには腰の引ける〝物体〟に見えるのだろう。また、保管時や移動時の収納性においても、エントリーユーザーにとっては大きな不安を伴う要素となっていた。
     
    その点、ドーム型なら手軽かも!? という印象が強く、’23年シーズンから徐々にドーム型人気が高まってきている。
     
    いっぽう、世の中の人気傾向とは別に、個人的に注目しているのがロッジ型テント。ポールを湾曲させるドーム型とは違い、側面のウォールが垂直に近く立ち上がるから閉塞感がなく、天井も平均して高いのが特徴だ。反面、ドーム型より重い、かさばる、設営が面倒……といったイメージも強い。
     
    ところが、第2位のワイルドシングスは、従来のロッジ型とは一線を画す仕上がり。トラス構造を用いた特許フレームは剛性に優れ、ワンタッチポール接続で立ち上げも簡単にできる。
     
    というわけで、’24年のファミリーテントは、ドーム型とロッジ型が人気を分け合うことになると思われる。

    第1位・伸縮式ポールが美しい張りの秘密

    TENTER×Oregonian Camper/ORTUS-S 
    ¥253,000

    TENTER×Oregonian Camper/ORTUS-S 

    奥行き方向の中央にセットする長いアーチポールはテントを250㎝の高さに引き上げ、内部のヘッドクリアランスは抜群! しかも各ポールは長さ調節式なので、立ち上げたあとでも適切な張りを出せるのがポイントだ。

    問い合わせ先:テンタージャパン info@tenter.jp

     

    1本あたり10㎝の長さ調節が可能

    左右、上下方向の張力は3本のアーチポールで調整。1本あたり10㎝の長さ調節が可能で、美しい張りが出せる。

    前後方向の張力を出すポールは4本付属

    前後方向の張力を出すポールは4本付属。1本あたり8.5㎝の長さ調節ができ、状況に応じたテンション調整が可能。

    天頂部にあるベンチレーション

    急に雨が降ってきても外に出ることなく瞬時に閉められる

    天頂部にあるベンチレーションは、テント内部から開閉調節する仕組み。急に雨が降ってきても外に出ることなく瞬時に閉められる。

    TPUウィンドウ

    全面TPUウィンドウにもなるので、テント内にいながら別格の開放感に浸れる。

    第2位・剛性に優れたフレーム構造を採用

    ワイルドシングス/
    BASE CAMP T-2(外幕) ¥121,550
    FM-3045(フレーム) ¥31,900
    T-0(インナー) ¥44,550

    ワイルドシングスのテント

    ユニット状フレーム9個と8本の連結用ワンタッチフレーム──と聞くと設営が大変そうだが、さにあらず。慣れればスムーズに設営でき、なによりその仕上がりの良さに満足すること間違いナシだ。

    問い合わせ先:ニューテックジャパン TEL:045(315)4551

    トラス構造

    脚ポールと交差する14か所が三角形になっている。このトラス構造が、フレーム全体の剛性を高める役割をする。

    各フレームに負荷が分散される

    6ユニットある立ち上げフレームの左右、奥行き方向はワンタッチ接続式だから、各フレームに負荷が分散される。

    高さは240㎝

    インナーなしだと、幅300×奥行き450㎝というだだっ広いスペースに。高さは240㎝。

    T-O

    別売りインナー(T-O)をつければ、ロッジ型2ルームテントとして使える。

    第3位・トラス構造多用で強度バツグン!

    サバティカル/サバルパインドーム 
    ¥198,000

    サバティカル/サバルパインドーム 

    張りのある三角形の面(トラス構造)が12か所もある、強度に優れたドーム型シェルター。各面のメッシュ窓はフルクローズ可能だから、天候やシーズンを問わず活用できる。天頂部には換気窓付き。

    問い合わせ先:エイ アンド エフ TEL:03(3209)7575 

    メッシュ

    全方面にメッシュパネルがあり、全開にすればテント内から360度見渡すことができる。その数なんと18個。

    ドアを開けると裾もいっしょに引き上げられる仕組み

    正面ドアの裾先端部が、ジッパースライダーと連動。ドアを開けると裾もいっしょに引き上げられる仕組みだ。

    リビングシートが標準装備

    リビングシートが標準装備されているから、くつろぎスペース用シェルター、就寝用テントと使い分けが容易。

     

    第4位・かわいさ全開のレトロデザイン

    テンマクデザイン/プリン
    ¥97,900

    テンマクデザイン/プリン

    懐かしさが漂う佇まいと、新鮮な色使いにヒット性を予感させるモデルだ。屋根はPU撥水加工ポリエステルで、インナーは撥水加工された通気性のあるTC素材。背面には格子窓付き。

    問い合わせ先:カンセキWILD-1 TEL:028(688)7597

    グラウンドシート

    標準装備のグラウンドシートは、トグルで手軽に着脱できる。

    第5位・デッカイけど設営は超楽ちん!

    MSR/ハビスケープ4 
    ¥88,000

    MSR/ハビスケープ4 

    前後左右4面のウォールすべてが、外側に向けて押し広げられる独特のフレームワーク。しかも直感的にセットアップできるシンプルな構造だから、とくにキャンプ初心者にはお薦めだ。

    問い合わせ先:モチヅキ TEL:0256(32)0860

    ここからは……全国14のショップスタッフに聞いた2023年に売れたテントTOP5

    第1位・スノーピーク/ランドネストドーム M 
    ¥51,700

    スノーピーク/ランドネストドーム M 

    「ハイエンドモデルを思わせる、ワントーンのフィールドアッシュカラーが女性にも受けた!」(WEST三条店)。前後左右対称なフライシートとシンプルなフレーム構造で、初心者でもスムーズに設営ができる。テントタープセット(¥80,300)も人気。

    問い合わせ先:スノーピーク TEL:0120-010-660

    第2位・コールマン/タフスクリーン2ルーム エアー/MDX+ 
    ¥98,780

    第3位・スノーピーク/ランドロック Pro.air シールドルーフセット 
    ¥249,700

    第4位・テンティピ/サファイア 9Light 
    ¥301,400

    第5位・THE NORTH FACE/ランダー4  
    ¥53,900

    ※構成/坂本りえ 撮影/中村文隆 協力/影山盛太

    (BE-PAL 2024年1月号より)

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