【アラスカ・デナリ国立公園の旅2】いよいよキャンプ!……と思ったら、いきなり雪?! | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2016.11.16

    【アラスカ・デナリ国立公園の旅2】いよいよキャンプ!……と思ったら、いきなり雪?!

    Text

    翌朝、キャンプ目的の人たちと荷物を運んでくれるキャンパー・バスに乗って、ワンダー・レイクへと出発。公園内にある一本だけの道路は、途中から一般車両は通行できず、観光用のシャトルバスとキャンパー・バスのみが通行を許されています。

    道中、車窓からは何度も動物たちの姿を目にしました。ツンドラの中から立派な角をにょきっと見せていた、雄のカリブー。

    バスがスピードを緩めた時、道端で雷鳥の姿を目にしました。冬になると、彼らの羽は真っ白に変わるのだそうです。

    キャンパー・バスでの移動中、途中の峠では結構な雪に降られていたのですが、丸一日がかりでようやく到着したワンダー・レイクのキャンプ場でも、翌朝から雨が雪に変わり、10センチ近く積もってしまいました。9月初旬とは思えないほどの凍える寒さ。アラスカとデナリの自然の厳しさを、いきなり思い知らされました。

    ワンダー・レイクの近くにあるウィルダネス・ロッジ、キャンプ・デナリのガイドの女性が、彼女のお客さんたちと一緒にキャンプ場を車で通りがかった時、僕たちにホットココアやチョコレートケーキをふるまってくれました。困っている時はお互いさま、というこの地の人々の優しさが、ココアの温かさとともにしみた一日でした。

    【アラスカ・デナリ国立公園の旅1】
    【アラスカ・デナリ国立公園の旅3】
    【アラスカ・デナリ国立公園の旅4】
    【アラスカ・デナリ国立公園の旅5】

    ◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
    http://ymtk.jp/ladakh/

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    オーストリアの氷が作る芸術的な「氷河洞窟」!【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.11.03

    ロサンゼルス屈指の高級住宅地パロス・ベルデスで太平洋の眺望と楽しむ「絶景サイクリング」

    2025.11.03

    冬のアイスランド旅行ではぜひここへ! 青く光る氷の洞窟&氷河トレッキング

    2025.11.02

    アルプスでパラグライダー体験!こんな美しい景色がまっていた!【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.11.02

    石窟に残る祈りの場所。インド、ラダックの知られざる聖地ポカル・ゾンで感じたこと

    2025.10.31

    オーストリアのリゾートでスキーとトボガンのそり体験!【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.10.30

    台湾・台北でハイキングにも最高。のどかな大草原「擎天崗(けいてんこう)」って、ご存じですか?

    2025.10.29

    巨大な断崖の狭間を抜け、ラダックの聖地ポカル・ゾンへと歩く

    2025.10.28

    ヨーロッパ・チェコ最高峰「スニェシュカ山」の大パノラマ体験!足での登山ならではの景色

    2025.10.28