【不思議の国ブータン4】白い祈祷旗がはためく、ブータンの村と水田を歩く - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2016.07.20

    【不思議の国ブータン4】白い祈祷旗がはためく、ブータンの村と水田を歩く

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    集落から集落へとぶらぶら歩いていると、水田の中で一人の女性が田植えをしている場面に出会いました。前に田植えをした水田でムラがある部分に苗を植え足しています。水面にひっそりと広がる波紋、畦道に置かれた背負いカゴ、背後の古い家並。心に沁み入るような風景でした。

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    古くてがっしりした造りのブータンの農家。ブータンではかつて、家々の屋根は板葺きで造られていましたが、しばらく前から国の指導によってトタン屋根に置き換えられているのだそうです。

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    木につながれている牛の親子を見かけて、カシャッとシャッターを切ると、子牛がきりっ、とこっちを見つめ返しました。牛はブータンの人々にとって大切な家畜で、乳から作るチーズやバターは日々の食卓に欠かせないものだそうです。

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    村で出会ったおばあさん。ブータンでは、年配の女性でこうしたおかっぱ風の短髪の方を多く見かけます。長髪を編み込んでいる女性が多い他のチベット文化圏とは対照的です。

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    ちょっと図々しいかもと思ったのですが、村の民家にお邪魔して、おひるごはんをごちそうになりました。赤米と、エマダツィ(とうがらしとチーズを煮込んだもの)、シカム(豚の脂身を干したもの)と青菜の炒め煮。辛い、うまい、でも辛い。ブータン料理については、また別の記事で詳しくご紹介します。

    【不思議の国ブータン1】
    【不思議の国ブータン2】
    【不思議の国ブータン3】
    【不思議の国ブータン5】
    【不思議の国ブータン6】
    【不思議の国ブータン7】

    山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。2016年3月下旬に著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』を雷鳥社より刊行。
    http://ymtk.jp/ladakh/

    取材協力:GNHトラベル&サービス
    http://gnhtravel.com

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